TTSS Flyfisk 新たな発見

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八幡平からの羊蹄山という、
二週続けての濃い目のトリップをこなしながら、実はその間の平日に、
松山出張もこなしていた私の身体はすっかり免疫力が落ちてしまい、
そこに花粉と風邪のダブルパンチを見舞われ完全KO。
この週末は山には行かずにOFF日にして、とにかく充電することに務めた。

やはり長距離移動を含むトリップを繰り返すのは、体力的にもキツい。
とはいえ、今この瞬間も、気持ちは山に行きたくて仕方がないのもまた事実で、
つまりは身体が気持ちについて行けていないということだ。
これも寄る年波ってやつだ。

そんなわけで、
もうかれこれひと月前になる石打丸山ナイターと、
その翌日の苗場を楽しんだ、Flyfiskにまた新たな発見があったので、
今日はその話をしようと思う。

Flyfiskを持ち出すときというのは、だいたいいつも同じ理由というか
同じような気分になっていることが多い。それは、
フカフカの深雪をダイヤモンドテールで踏みつけたい
という強い衝動が主な理由だ。

・・・なんて言うとまた抽象的で、なんとも煙に巻いた話になってしまうが、
この「ダイヤモンドテールで踏みつけたい」という気分が、
まさにBIGFISHとの双子二台持ちの中から、
敢えてFlyfiskを選ぶ私の気分を、かなり的確に表していると思う。

まず広大なトップが生み出す強い浮力と前足への反応の良さは、
安心感という意味においてこれ以上のものはない。と、私は思う。
もちろんそれは安全装置というよりも、前足を遠慮なく踏み込めるという
ポジション以前に、気持ちから前のめりにしてくれるプラシーボ効果というか、
サプリメント効果が得られる種類の装置だ。
そんな前のめりな乗り味を活かしながら、ターン出口のテールからの反応を、
ダブルピンか、ダイヤモンドかで、分けて楽しめるのが
BIGFISHとFlyfiskを使い分ける重要なポイントだと思っている。

何より見た目に同じアピアランスを与えられていながら、
その性格はかなり異なっている、SUPERFISHを手に入れてからは尚のこと
そのテールの形状によって変わってくる味わい方の違いを顕著に感じるようになった。

SUPERFISHの特大の安定感を確保するためにトレードオフで手放した軽快感を、
BIGFISHとFlyfiskは良い塩梅で保っていて、
この双子ボードに乗る度に、そのラインの自由度の高さに魅入られてしまう。
その気分が増大するほどに、よくもまあこの狭い範疇にこういう遊びの違いを
見つけられるものだと感心させられる。

そんなFlyfiskであるが、特にその前の週、ミルキー道で、
しなやかに撓んでいくTTミズメにかなりガッツリと乗り込んだこともあって、
石打の硬い斜面では、なかなかボードを撓ませられず、
Flyfiskがえらく硬く感じてしまい、軽いショックを受けてしまった。

勘違いして欲しくないのだが、確かにFlyfiskは硬めではあるが、
TTミズメが特段柔らかいというわけではない。
それと、レイトモデルとして登場した私のFlyfiskは、
ラインナップモデルよりも硬いとの噂もあるので、
そういったぶんは勘案して聞いておいてもらった方がいいかもしれません。

そして、翌日の苗場では、そんな石打で受けたショックへの反動もあって、
重い湿雪で出来上がる、無数に刻まれる深いトラックの斜面を滑るときには
これ以上頼りになるボードはないんじゃないか?と思えるほど、
その走破性は魅力的に映ったり、この二日間で評価がパックリ割れるほどに
またまた新しい側面を見つけることとなった。

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以前、私はこちらでBIGFISHを「ブルドーザーのようだ」
申し上げたことがあるが、その兄弟モデルであるFlyfiskもまた、
その広大なトップの幅を利して、そんな手強い深くて硬いトラックを、
時に切り裂くように、時に乗り越えるように難なく突き進んで行くことができる。

そして、石打では「硬い」と感じさせられたFlyfiskのフレックスによって、
逆に深く刻まれたトラックが、まるで存在しないかの如く、
唯我独尊のマイウェイを突っ走る「力強さ」となり、
BIGFISHよりも更に高い安心感を伝えてきてくれた。

そこにダイヤモンドテールの生み出す自由な動きが相まって、
状況が悪くなればなるほど、BIGFISHとはまた違った輝きを増す
ボードであることが分かったのは、貴重な発見でありました。

そういった、ある程度フレックスを硬くすることで、
エッジ操作を際立たせたり、ハードな斜面での応答性を高めたりする方向性は、
以前使っていたJONES SNOWBOARDから感じたものにも一本通じるものがある。

もちろんそういったことのためにこの設定が施されているとは思わないが、
意外や意外、Flyfiskは、ゲレンデやサイドカントリーよりも
標高や方角を少し変えるだけで、状況がすぐに移り変わってしまうような
厳しい山岳地帯に向いているのかもしれない。
そして、ゲレンデであっても、湿度が増すことで重く硬くなる
この時期の手強い雪でに対しても、その “強さ" は武器になってくれるだろう。

繊細な反応を楽しむGentemstickであるが故に、それらはある意味において
華奢とも捉えられる部分もなきにしもあらずであるが、このFlyfiskに関しては、
そんなラインナップにあって、中でも屈強なファイターに分類されるのかもしれない。

やはり、付き合えば付き合うほど、
自分のシチュエーションの中でしか見つけられない新しい発見があることも
道具選びの、もっと言えばボード選びの楽しさであると、改めて思う今日この頃だ。



ただし、ノーズにプレスを架け過ぎて、あのドデカイFlyfiskのトップが
パッキリと折れたと仰る方もいらっしゃいます・・・
もちろんどんなボードでも度を超すと折れてしまうものではありますが、
“ファイター" とはいえ、それはあくまでもGentemstickの中での
レベルの話なので、その扱いに関しては充分に心しておいて欲しい。
  
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2015.03.09 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

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オートバイと
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