るろうに剣心 / トランスフォーマー ロストエイジ

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さて、13日の金曜日に相応しいお話しを・・・
といってもホラー映画の紹介ではない。
少々言い過ぎだが、たとえレンタルビデオでも悲しい思いにさせられる
ハズレの映画を観ると、ついこういう思いに囚われてしまうという意味だ。

今回ご紹介する二作品は、コミックを原作に持ちながら、
徹底的なこだわりで、大人も楽しめる実写映像化を試みているシリーズもの
という点でとても良く似ている。
だからこそ、片方は大ヒットした原作コミックに、
もう片方は大ヒットしたシリーズ前作との比較が、
観る者から厳しく問われる運命にあるので、尚のこと可哀想ではある・・・


まずは『るろうに剣心/京都大火篇・伝説の最後篇』。
特にビジュアル面で頑ななまでに原作の世界観を守り抜く、
原作コミックファンへの気遣いがある点は高く評価したいところ。

だいだいこういった部分に監督の独特の視点やら演出やらが入ってしまい
得てして似て非なる者がキャスティングされてしまいそうなものだが、
端役に至るまで原作の世界観がきっちり貫かれているのは大したものだ。

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中でも舌を巻いたのは駒形由美役の高橋メアリージュン。
かなりの人数のオーディションやカメラテストを繰り返したことと思うが
良く見抜いたなあ〜と感心するコトしきり。これはすごい!

しかして、そんなキャスティングの上手さに反比例してというか
だからこそというか、またもや商業主義の悪い面が
作品の出来に暗い影を落としている部分がもったいない。

はっきり言って、この「志々雄真」の章を、二部作に分ける必要はないと思う。

無駄に思えるようなディテールばかりが引き延ばされていて、
要点がぼやけてしまい、そこが残念極まりない。
これならいっそバッサリ切り落として一作の中で
スピーディにまとめた方が良かったのにと思う。

原作を読み終わり結末を知る者が観る前提の映画は、
このようにどこを切って、どこを膨らませるのかが、
監督の腕の見せ所なだけに難しいところだと思うが
そこに「二部作」という異物が挟まっているように思えた。

徹底的に原作の世界観を守る必要があるくらい
魅力的なキャラクターが多いのだから、それらのキャラクターが背負う世界観を
あのペースで全て魅せようと思ったら最低でも三部作にはしないと
この物語はまとまらないと思う。

そういった意味で、その取捨選択を過っているように思えた。

今までの邦画のアクション映画のレベルを一気に凌駕する良作であっただけに
余計にそこが惜しまれる。
というわけで、私は初回作の方が好きだ。




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つづきましては『トランスフォーマー ロストエイジ』。
こちらも無理矢理続編作ってる感が高くて、ちょっと食傷気味。

中でも主役であるオプティマス・プライムって、
ここに来て性格変わってきていませんか???
もうちょっと自己犠牲の強い紳士であったように思うのですが、
今作ではどこかイジケてるように見えたのは私だけ?

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そもそも今回、新たにマーク・ウォールバーグを主人公に据えた辺りに
わたし的に超期待感が高まったので余計に残念でならない。

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何より前三部作の主人公であったシャイア・ラブーフには
大なり小なりの使命がいつも託されていたので、
巨大ロボット同士が勝手にやりあっている側で、ほとんど無力と思える人間に、
大切な役目が託されていたと思う。

しかして、マーク・ウォールバーグはオプティマス・プライムを復活させたら、
あとは機関銃持ってぶっ放す以外に
特段重要な仕事がなかったのには心底ガッカリさせられた。
つまり、人間はほとんど関係なしでオートボット達が勝手に暴れ回るという寸法だ。

せっかくひと癖もふた癖もある俳優を使ったのだから、
もう少し心の葛藤やら、迷いやらを感じさせるような
濃い目のシナリオを考えて欲しかったなあ・・・

というわけで、二作とも暇つぶしを通り越してしまう残念賞だ。
「地上波初放送」まで待っても問題なし。
  
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2015.02.13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

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オートバイと
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