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GREGORY TARGHEE 45

targhee45_2.jpg

いよいよBCA FLOATではない、
つまりは雪崩エアバッグの搭載されていないバックパックを
使ってみることにした。

雪崩エアバッグはここに来てすでにかなりの認知を得ており、
様々なメディアでその是非に関しても目にできるようになってきた。
そういった意見の中でも語られるとおり、まだまだ日本国内での使用事例が乏しく、
この国の雪質や地形においての効果がまだはっきりと確認されていないこともあり
残念ながら未だ雪崩エアバッグの有効性は仮説の域を脱していない。
ただ、私個人の意見としては、たとえ有効性が数%程度のものであったとしても
命を救う可能性が残る限り、使用に関して疑いの余地はないと思っている。

それでもあえて、一旦雪崩エアバッグと距離を置こうと思ったのは、
確実に1,500g増える重量と、何より
バックパックとしての使い勝手の悪さによるものだ。

まあこれに関しては二兎を追う者は一兎をも得ずで、
まずはエアバッグの展開を優先したパッケージングが施された設計に異論はない。
しかして、狭い荷室や、フロントパネルにボードを装着できないことなど
それによる弊害は決して少なくはないのもまた事実。

やはり徹底的にザックとしての機能に特化したものを使ってみたいと思った次第だ。

targhee_45.jpg

中でもこの『GREGORY TARGHEE 45』にしようと思ったきっかけは、
昨シーズンにリズムワークスの旭さんが使っているのを後ろから見ていて
なかなか佇まいの良いバックパックだと思ったこと。
つまりはデザイン優先の選択であるわけだが、ガイドが使っているのだから
機能性に関しては担保されているわけで、これ以上の説得力はない。

さておき、私はモノを選ぶときにこの『佇まい』を重視するようにしている。
とはいえ、何か客観性のある指標があってのことではないので
あくまでも主観でしかない。

あえてその主観の説明を試みれば、それは格好いいとか、カワイイとか、
そういった直感性に、そのモノ自体に求められる機能性を、いかにデザインで解決し、
その中に違和感なく抱合させているのかという「説得力」のこと。それらが
何かがありそうな雰囲気となって現れているモノを、私は『佇まい』と呼んでいる。

targhee45_1.jpg

サイズに関しては、私は基本山行はOne dayなので、30L前後の容量で充分。
実は昨年の早い段階で昨季モデルの『TARGHEE 32』を買っていました。
なのですが、届いたTARGHEE32を見ていて、どうもしっくりこない・・・
改めて旭さんの後ろ姿を思い浮かべてみれば、その佇まいを感じたのは、
45に装着されるリッド(雨蓋)の存在感であったことにあとから気づきました。
targhee45_3.jpg
例によってお手軽にネット通販で購入したのだが、
ネットショップの画像だとこの佇まいに関する部分の違いが分かりづらい。
特にこの画像だけを見ていたら、実は素材感の強いテキスタイルをもつ
グレーの色味だとは絶対にわからないだろう。
やはり実物を見較べないとわからないものだ。

といったわけで、無駄な出費と遠回りをして45を買い直すことにしました。

実際45と32を並べてみて感じたのは、
その容量表示ほど見た目の大きさに差は感じられないこと。
これは主に荷室の縦方向の広さによって、45と32の容量を違えているので、
リッドを下に閉じれば天地方向の容量を可変できてしまうことに起因している。
見た目の大きさに大差はないのに、いざとなったら山小屋泊のようなツアーにも
対応できる容量を飲み込んでくれる、まさに大は小を兼ねるの典型だ。
いまのところそういった予定や、そういうツアーに参加する意志はないけどね・・・

2015_0119-57.jpg

実際使ってみての感想ですが、特に荷室が下に向かってすり鉢状に
細くなっていることで、背負ったときに重心が
きちんと腰に集中するようにできている部分がお気に入りだ。
それと相まってとても背負い心地が軽いのがいい。

装備面に関しては、アイスアックスなどそもそも持ってもいない私なので
私レベルの使い手の場合、装備面は明らかにオーバースペック。
スノーボードやスノーシューを括り付けるベルトの長さを含めた使い勝手も良好。
何より背面からアクセスできる荷室はとても便利で使いやすい。
アバランチギア ポケットもかなり余裕のある作りで、
スキー用の長いクライミングスキンもラクラク納まってしまう収容力を持っている。
そして、先述したリッドの下に上着を括り付けやすかったり、
微に入り細に入りよく考えられているバックパックだと感銘レベルだ。

何より私の場合は、そういった個別性よりも、雪崩エアバッグを装備することで、
どうしても重くなってしまうBCA FLOATとの重量差の方に注目してしまう。
まあ、そもそもそれが目的で買い直しているのだから、それも仕方がありませんが、
1.5kgの差というのは数字以上に違いを体感してしまう部分だ。

特に持ち上げて背負うまでに感じる地球からの重力感がスゴい・・・
背負ってしまえば気にならなくなる程度のものなのだが、
長い山行になれば尚のこと、ハイク開始前の気分が重ったるいときに
この1.5kgの差はとても大きく、ついつい精神的な解放感を重視したくなってしまう。

そんなわけで、雪崩エアバッグがあと1kgは軽くなるまで、
世のエアバッグ事情を見守っていきたいと思います・・・
  

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テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2015.01.28 | コメント(3) | トラックバック(0) | スノーアクセサリー

コメント

こんにちは、ターギー確かにかっこいいですね~日帰りではちょっと大きい感じですが。。ちなみに埼玉のへそ曲がり様でMサイズですか?

2016-04-26 火 11:31:49 | URL | さいとう #SFo5/nok [ 編集 ]

さいとうさん
178cm、72kgの私でサイズMです。
今年はPLUS ONE WORKSばかり使っていたので
久しぶりにTARGHEEを使いましたが
やっぱり背負い心地がいいですね。

2016-04-26 火 14:48:57 | URL | 埼玉のへそ曲がり #- [ 編集 ]

ありがとうございます!雨蓋は確かにかっこいいです。サイズ参考にします

2016-04-26 火 22:14:38 | URL | さいとう #- [ 編集 ]

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