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かぐらスキー場 【3月某日】その2 ここに来てやっと今シーズン初BC!

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気まぐれにじゃらんを検索してみたら、これも新型コロナウィルスの影響なのか、
なんとNASPAニューオータニが素泊まり6千円で出ていた!

こういった高級なホテルに弱い私は、
いつも居酒屋で飲んでしまう5〜6千円を我慢してNASPAに泊まることにした。
缶ビールにつまみで部屋呑みになったが、大浴場は24時間入れるし、
テレビは観られるし、何よりぐっすり眠ることができる。
これも臨機応変というやつだ。

窓の外にゲレンデが見えるが、
NASPAスキー場の営業は少雪のため(?)すでに終了している。
それでも、朝起きて窓外にゲレンデが見えるのはやっぱりアガるもんだ。

言ったようにこの日は登る気マンマン。
しかも、この日はスキーにした。
もちろん深雪が確約されているわけなので、スノーボードと悩みに悩んだ。
でも深雪ラッセルを考えるとスノーシューはキツそうだし。
この日はスプリットボードは持って来てはいなかったので・・・
・・・と言うのは建前で、せっかく『LINE SAKANA』用に買った
クライミング・スキンを使ってみたかっただけだ。

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あれだけ降雪があったあとで、しかも晴天予報となれば、
朝のロープウエイ乗り場は好き者達で溢れる。

2便目のロープウエイに乗り込むと、
こちらをお読みになっている方に声をかけていただいた。
ここのところ意識的に距離を置いていたかぐらですが、
やはりこのブログ的にはホーム感が高いのだなと感じる。

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この日は何の迷いもなくかぐらエリアに猫まっしぐら。
しかして。
この日も風の影響で第1高速リフトは止められていた・・・
マジかよ〜〜〜〜〜

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仕方がないので3本ほど第1ロマンスリフトを回したのだが、
いつもはほとんど乗らない1ロマには
昨日からすでに一生分乗ってしまっているため、すでに食傷気味。

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なんて言っていたらリフト乗り場には長蛇の列ができていた。
もう我慢ならんと、ほとんど自暴自棄になって
1ロマの降り場からハイクを開始することにした。

ハイクを開始する段になって気づいたのが、
G3 ION』をバックカントリーで使うのはこれがはじめてだった・・・
すでに購入から5年が経過し、何よりそのためのテックバインディングで
あるにも係わらずの体たらくに思わず目眩がした・・・
まさに宝の持ち腐れ・・・

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さておき、リフト券代を節約するとか言うならまだしも、
リフト券を買った上でゲレンデを自分の足で登ることになろうとは
思いもよらなかった。
第1高速降り場まで30分足らず。意外と近かかった。

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そもそも第1高速が動くまでの暇つぶし気分で登りはじめたので、
ここからノートラックのジャイアントを滑ってやろうか。とも思ったが、
なかなか気分も爽快で体調もすこぶる良かったので、
そのまま登り続けて自身の体力を確認することにした。

第5ロマンスリフトが春にならないと動かされなかった頃は
必然的に第一高速の降り場から登っていたのですが、
近ごろは正月から5ロマが動くので、
ここを歩くのも何年ぶりなのか分からないくらい久しぶり。

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上の画像にあるように、周りは天気が良く見えるが、風もまだあり、
進行方向の標高の高い箇所にはまだ雲がかかっている。
でも、予報は回復傾向だったので、このあと5ロマが動きだし、
あとから難なくやって来た人にアッサリ追いつかれてしまうかもしれない。
最悪のシナリオが頭に浮かび、とにかく急いで登っていたのは確かだが、
休憩なしでサクサク登ることができてしまった。
(あくまでも私のペースではありますが)
自分の登り筋の調子を見ることが第一義だったので、
ここまで来たらどこから滑り出しても良かったのですが、
好調さに気をよくして5ロマ降り場も過ぎても登り続けることにした。

やはりスキーの方がスプリットボードに較べて、ハイクはかなりラクだ。
それはつまりハードブーツとバインディングによる固定力の高さにある。
横でも縦でも斜めでも、どの方向に対しても確実に雪面を捉える力が発生する。
ガッチリ感がすごいので、スプリットだとズリッと来てしまうような、
迂闊な足の差し出し方でも何とかなってしまう。
精神的にもかなり余裕が生まれる。

滑走の楽しさではスノーボードの方が一枚上手ではありますが、
そもそもスキーの方が山の中での機動性に富んでいるので、
それも併せて考えると、バックカントリーは絶対的にスキーの方が安全だと思う。
心の余裕が周りを見渡す気持ちを生み出してくれる。
スキーの方が自然と触れあう楽しさが大きいように思う。

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途中までは先行していた2人組のパーティーのトラックを
トレースさせていただいたのだが、あからさまに怪訝な空気を醸し出された。
まあ私としても心苦しかったので途中から一人ライン。

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先行していた2人組は神楽ヶ峰の方を目指しているようだったので、
中尾根に向かうことにした。
こういった出たとこ勝負な山行は、決して褒められたものではないが、
臨機応変にできるのもソロのいいところだ。
滑り出す頃にはガスは晴れるだろうとは思っていたが、
とはいえ、一人きりでガスの中を歩いているとやはり心細い。

それでも足早に流れる雲の切れ間から目的地がはっきりと視認できたので、
迷いなく歩き続けることができた。やはり山の中では
視界が確保できるのが何よりの安心材料だ。

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2ロマ降り場から2時間かからずに中尾根に上がれた。
意外と登れる体力あったんだな。と自分に感心した。
雲が自分のすぐ横をすり抜けていく。やっぱり山は良いな〜〜〜
山の上で食べるあんパンが美味い!

この場所でスキーを外すとモモくらいまで埋まる積雪。
ウレシイ反面、ちょっと怖くもある。
何度も滑っている斜面を頭の中で反復させてセイフティなラインを想像する。

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と、あんパンを頬ばっていると、
ほどなくして第一高速に乗ってきたというパーティの方が上がってきた。
結局追いつかれてしまった。

今回はさすがに動画を撮ろうとInsta360を用意してきたのですが、
ナント、痛恨の電池切れ。
一週間前くらいに充電したので大丈夫だろううと髙を括っていたのだが、
すっかり放電していて起動すらしない。あまりに虚しい。

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滑走準備が整う頃には雲は抜けて真っ青な空が頭上に広がる。
11時40分。気を取り直してドロップ・イン!

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1ロマから先行させていただいた苦労が実り
完全なファーストラックをいただいた。
思わずヒャッホーッ!が口を突いて出てしまう。

念のためエスケープラインを見据えて森に近いライト気味に走り出し、
行けそうだったので“一本ダケカンバ”に向かってレフトに大きく旋回させた。
すんげ〜〜〜〜気持ちいい〜〜〜〜〜

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『LINE SAKANA』は、やっぱりショートターンで繋ぐような滑りよりも、
一筆書きで猛烈な踏み応えを感じながらグライドさせる
スノーボードのようなライン取りの方が合っている。
南向きの斜面なので、日射影響もあり、かなり重いクリーミーな深雪だったが、
分厚いバターを熱したナイフで切り裂くようにターンさせていく。
雪質で言えば、コイツに初めて乗ったオグナほたかの方が乾雪で
SAKANAには合っていたが、こういった雪質でも
ドリフト気味の持ち味を活かせるのはある意味ウレシイ誤算。

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しかして、雪が重すぎてほぼ4ターンで太ももが破裂しそうになった。
やはり、スキー筋はまったくと言っていいほど活性化されてはいないようだ。

たったの一本でしたが、そもそも登りたくて登ったのだから、
当初の目的は果たすことができた・・・

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・・・とか、うそぶいていたのですが、
ゴンドラ降り場にザックをデポして、身軽にその後動き出した5ロマに乗ると、

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あっさりと滑り降りた南斜面の下まで来られてしまう。
文明の利器を使うとこんなに簡単。
歩くために歩いたとはいえ、なんとも複雑な心境でありますが、
それはそれ。

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まだまだこれだけの面ツルが待っているわけで、
トーゼンこれ一本では済まされず、気軽に文明の利器で登り返し。
おかわりも有り難く頂戴した。

いつもの週末であれば、面ツルはそれこそ一瞬で食べ尽くされてしまうのだが、
この時間になってもこの低い競争率で楽しめてしまうのは、
この日は存外に空いていたためだと思う。
これは私の想像ですが、かぐらに慣れた方ほど、
私と同じようにかぐらの見切りの早さを感じていて、
風が強そうな天気図の場合はかぐらを避けるのではなかろうか。
そして、そういったヨミはおおよそ当たっていて、
ごく稀にこの日のように午後から風も止んで晴天になってしまう
なんてこともあるのだろう。

まさか二日も続けて強風にリフトを止められるとは思わなかったが、
結果的にはそれが良い方に転んで美味しい思いをさせていただいた。
近ごろかぐらを見直すことが多いな。
ゴチソーサマでござんした。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
というわけで、この日使ったSAKANA用に用意したクライミングスキン、
『G3 Alpinist+ Universal』のお話です。
  

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2020.03.31 | コメント(2) | トラックバック(0) | スキー

かぐらスキー場 【3月某日】

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シーズンも終盤になってから寒波が粘り腰を見せて、
「ラストパウダー」とかいうキーワードが、
毎週のように繰り返しSNSを賑わせるのはここ数年の傾向でありました。
先シーズンも4月になってからも大雪があったりしたわけだが、
例年よりも二週間も早く桜が開花した今年、
「さすがにそれはないだろう」とか思っていたら、
今年の3月も終盤に来てから毎週降雪があった。

体調を崩し、時節柄もあり2週続けて滑りに行くことを自粛していた私でしたが、
それもあって、いよいよ今季最後であろう寒波の到来は見逃せなかった。
というわけで、ほぼ強引に仕事を片付け、かぐらを目指し真夜中に家を出た。

なぜにかぐらなのかというと、シンプルに「登りたかったから」。

バックカントリーに出るのはもちろん滑るためで、苦しい思いをしてまで、
好き好んで山を登るような趣味はなかったはずなのだが、
ここのところは登りに対する楽しみ方も分かるようになってきた。

とはいえ、それはガチ目の登山ではなく、
あくまでもピクニック程度の行動のこと。
あえて誤解を恐れずに言うが、
私にとってかぐらは一般的に言う高尾山のようなものだ。
なので、毎シーズンかぐらで足慣らしをするのが恒例になっている。
もう3月も末だけど・・・

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夜中の2時過ぎに駐車場に入り、
朝、目を覚ますとクルマにはこれだけ雪が積もっていた。
う〜〜〜ん。これは期待できそう。
しかして、駐車場から見上げる山は厚い雲に覆われ、
あからさまに視界が悪そう。
というわけで、この時点であっさりと登ることは諦める。
プライベート山行だし、何よりソロなので無理は禁物だ。
この時点で「行けるかな?行けないかな?」と悩んだら行かない方が良い。
というのは経験から学んだことだ。
楽しみにしていたので、とても残念だが仕方がない。

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リフト券売り場のおねーさんに「本日田代エリアは終日休業、
かぐらエリアも第1ロマンスリフトまでの営業となっております」と、
確認されたが、「ここで言われても」というのが偽らざる本音。
私の勝手な感想だが、かぐらは天候不良に対する見切りがとても早い。
平日にさっさと田代エリアの休業を決めてしまったり、
それは安全判断というよりも、経営判断という見え方をしてしまう種類のもの。
集客に腐心するスキー場が多い中で、
それだけ人気に対する自信を垣間見せるわけなのだが、
いち客としてみるとその判断はそこそこ冷酷。
とはいえ、それが良い方に転がることも稀にある。
その話はまた明日。

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ロープウェイを降りると、とにかくもの凄い勢いで雪が降り続いていた。
3月末にして、今シーズン体感する一番の降雪量。
明らかに積もる降り方で、実際5〜6cmは30分ほどで取り戻すレベル。
ものすごい降りっぷり。

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かぐら第1高速リフトが動いていないので、
まずは、みつまたの大会バーンを堪能させていただく。
ピステンの上に10cm程度の新雪が乗る間違いないヤツ!

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この日の相棒は、『TT165』と悩みに悩んだ末の『NISEKO PLEASURES』。
もちろんこんな日は何に乗っても楽しいので、実際は悩み無用。
硬い斜面でもきっちり雪面に噛み込むように旋回するNISEKO PLEASURESが、
踏み応えのいい雪によって更にノンストレスで曲がっていくので、
おのずとスピードも上がる。
コースの端から端まで使ってするターンを堪能させていただいた。

ただ、そういったターンが特に気持ちの良いTTにこそ
乗りたくなってしまう雪質なので、
おかしな消化不良を起こしてしまうのが枚数持ちの持病だ。

NISEKO PLEASURESは鋭角に横に伸びていくのですが、
TTはタテに伸びていって、伸びたまま旋回していく。
ナナメに強めのヨコGを感じて急旋回するNISEKO PLEASURESに対して、
切り裂くように走るTTは無重力感が高い。あくまでも比較論ではありますが。
プロペラ機とグライダーの違い。

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とりあえず大会バーンを10本やっつけてからかぐらエリアへ上がった。
変わらず風は強く、第1高速は止まったままだ。
あっという間に滑り終えてしまう第1ロマンスリフトには、
今までもあまり乗った記憶がないが、他に選択肢がないのでこの際仕方がない。

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最初はマジメにゲレンデを滑っていたのですが、
だんだんと気持ちが横道に逸れはじめてしまい・・・

第1高速乗り場の方に落とせば、
もちろんリフトは停まっているので50mほどハイクアップする必要があり
最初は面倒くさがっていたのですが、いよいよ我慢できなくなった。
やってみると5分程度のツボ足はさほどの苦でもないことが分かり
更に横道に拍車がかかってしまった。

パウダーと呼ぶのはそこそこはばかられる春の越後らしい重雪でしたが、
ヒザくらいの積雪があり、足裏から伝わる新雪の感触はやはり気持ち良い。
これが意外と病みつき系で、これまた10本ノック。

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気分もすっかり良くなって久しぶりに和田小屋でランチ。
ランチのあともツボ足ハイクを繰り返して、結局15時まで遊んでしまった。
かぐらにはリフトが止まっていても何とか遊べる懐の深さがあるのね。
それ故に混雑するわけなのだが、ちょっとかぐらを見直した。

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クルマに積もった雪の破断面。春の駐車場レベルでこの積雪。
この時点では雪も止み晴れ間も見えているのですが、
明日の朝まで雪は降り続く予報。
着替えやら荷物の片付けやらがあるので、
このタイミングだけ駐車場が晴れているのはベストにラッキー。

朝は「せっかく来たのに・・・」と意気消沈気味でしたが、
終わってみればゴキゲンであります。
というわけで、急遽延泊決定。
明日は晴れる予報なので、明日こそ登れるはず!

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気まぐれに、この晩は車中泊ではなく宿を取ることにした。
そのぶんというわけではないが、居酒屋代をセーブして『中野屋』で夕飯。
へぎ蕎麦は二人前からしか頼めないのですが、
蕎麦好きの私は一人でぺろりと完食。超ウマシ。
店を出ると、この時間からもっふもふに雪が降り始めていた。
朝の9時頃まで降り続き、そのあと晴天になる予報。
明日への期待が更に高まった!
(つづく)

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2020.03.30 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

スキャンダル

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公開終了間際になってやっとタイミングが合い、
観ることが叶った。

タイミングが合わないということは、
往々にして良い時間帯にスクリーンを充てられていないということで、
つまり、あまり人気がないということでもある。
ただ、日本と馴染み深い韓国作品の
パラサイト』に話題を持って行かれたことに加えて、
コロナウィルスの影響もあるので、運がなかったとも言えるだろう。

全米4大ネットワークの一つであるニュース専門局FOXニュース。
日本では考えられないが、アメリカでは放送局が政党支持を明確にしていて、
FOXはガッチガチの共和党支持のネットワーク。
物語の舞台は2016年。まさにトランプ共和党候補旋風が巻き起こっていたさなか。

過去のセクハラ発言が取りざたされながらも、
それを飄々とかわし続けるドナルド・トランプでしたが、
各局の女性キャスターたちはそんな彼のことを快く思ってなどない。

FOXニュースの看板女性キャスターである
メーガン・ケリー(シャーリーズ・セロン)もまた、
共和党支持のFOXに勤めながらもそこは譲ることができないのだが、
トランプが共和党の候補へと登り詰めると、
局のCEOロジャー・エイルズから彼を追い込むなと釘を刺されてしまう。

もちろん、局の支持政党への姿勢と、
セクハラを繰り返す権力者への姿勢は相容れない。
視聴者の女性の多くがメーガンの態度を注視しており、
メーガンも一歩も引くわけにはいかない。

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という、所属企業の方針と、プロとしての姿勢という狭間で闘う女性像が
描かれていくわけだが、それと平行して「スカートの丈は短くしろ」
女性の「脚をもっと映せ」と、社長室から直接現場スタッフに指示を出す
ロジャー・エイルズCEOのハラスメント行為も描き出される。

そんな局内のセクハラにさらされていた
看板キャスターのグレッチェン・カールソン(ニコール・キッドマン)は、
突然番組を降板させられ、それと同時に解雇されてしまう。そして、
物語はグレッチェンがCEOを不当解雇で告訴するという事態へと進んでいく。

女性をアンカーに起用した先見性など、
良い言い方をすればカリスマ経営者。
悪く言えば支配者。

ほぼ絶対的な権力を手にしているCEOに立ち向かうことは、
キャリアの全てを捨てる覚悟が必要になる。
そんな絶対権力者に打ち勝つには、局内の女性達も声を上げることが不可欠。
もちろん、局のトップキャスターであるメーガンの動向が
事態を左右することは火を見るよりも明らか。

しかして、メーガンと、グレッチェンという2大看板キャスターは、
局内で顔を合わせても会釈をする程度で、ほとんど会話は交わさず、
バッチバチの火花がスクリーンを通して客席に飛んできているように
感じるほどのライバル同士。

そして、メーガンはロジャーのセクハラの実態を把握してはいたが、
自身へのリスペクトを表してくるロジャーに対しては中立の姿勢を保っていた。

果たしてメーガンはグレッチェンの行動に賛同するのか?否か?

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今作で日本人であるカズ・ヒロがメイクアップ&ヘアースタイリング賞で
2度目のオスカーを獲得していたことは知っていたのだが、
だからこそ、微妙にシャーリーズ・セロンの美しさをスポイルしている
メイクアップには疑問が湧いた。

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のですが、調べてみると、シャーリーズ・セロンは
本人であるメーガン・ケリーにかなり寄せているというのだ。
日本人では馴染みがない女性キャスターですが、
日本で言えば滝川クリステルレベルの知名度を持つ方らしく、
知らない人はいないほどの顔らしい。
アメリカ人が二度見するほど本作のシャーリーズはメーガンに激似しているらしい。
北川景子が特殊メイクで滝川クリステルを演じるようなもので、
そういった意味でもかなり話題になったようだ。

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「#Me Too」運動のキッカケとなったハリウッドの超大物プロデューサー、
ハーヴィー・ワインスティーンのセクハラ問題は、
つい先日禁錮23年の実刑判決となった。
それよりも以前に起こっていたこの出来事もまた、
そのムーブメントに大きな影響を与えたことは想像に難くない。



本作の鑑賞にあたっては、是非マイケル・ムーア監督作品
『華氏119』を予習として観ておかれることをお薦めしたい。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ さて来週月曜の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
今年はほとんど諦めていた寒の戻りですが、
少雪の今シーズンも、ここのところ続けて見られていた粘り腰の傾向は
維持されていたようで、3月も月末となってまとまった降雪がありました!
これがまた私的には最大降雪量となってしまった!
  

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

2020.03.27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

Vectorglide GENIUS 168 Split

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オガサカがスプリットボードを発表してから、
ずっと気になっていたのが、Vectorglideのスプリットボード登場の可能性。

オガサカFacetの実機を見る度に、ジャパンブランドの工業製品として
胸を張れる品質の高さを感じていただけに、
この品質感でもって、Vectorglideのスプリットボードが完成したら・・・と、
勝手に妄想は膨らんでいた。
(オガサカ製だと勝手に信じて書いてます)

もちろんオガサカのブランドに対して他意などないが、
できることなら、この高品質をお気に入りのブランドで味わえたらと願うのは、
悪い想像ではないだろう。

オガサカ工場謹製の『STINGRAY CHOPSTICK』なんてあったら、
それなりに高額になっても買う気マンマンなのですが、
そういうわけにもいかない大人の事情がありそうなので、
子供の私は諦めるしかなさそう。

もちろん私の中ではGentemstickと並んで
Vectorglideの存在感も小さくはない
個人的に期待していた『Mark lll』のスプリットは
少なくとも再来季以降のお楽しみのようだが、
2021年モデルとして『GENIUS』のスプリットバージョンの予約が開始された。

たぶん、どこかで実機を目の当たりにしたりすれば、
勢い余ってしまいそうなのですが、残念というか、有り難いというか、
こういったアイテムは店頭に並ぶことがまずない
(一番に接触の可能性が高いのは、石井スポーツのカスタムフェアなのでしょうが、
 新型コロナの影響できっとやらんだろうし)。

それ故に実機を確認せずに「エイヤッ」と行く勢いが要るわけですが、
スプリットボードは今シーズンまったく使う機会に恵まれていないこともあり、
そこまでの必要性も感じられていないのが実状だ。
先日お知らせしたBurton Resonator Powsurf
 金額がほとんど同じなのは何かのサインか・・・)

こうして記事にしているくらいなので、
私的には待ちに待った逸品だったはずなのですが、
なんとも勢いを削がれてしまっている。
無駄遣いが抑制されるのは結構なのですが、
心の需要強壮の意味でも、
無理矢理にでもバックカントリーに出ないとイカンな。と、
思う今日この頃。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
全米の差別の実態は、日本人が思う以上に残酷で冷酷だ。
そして、人種差別に並ぶ差別意識として、
昨今は性差別がかの大国を揺らしている。
そんなアメリカを今を強めに感じられる映画『スキャンダル』のお話です。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2020.03.26 | コメント(2) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

LINE SAKANA(その2:インプレ編)

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今シーズンは滑れるだけでも貴重な感じですので、
ただでさえ少ないスキーの出番が「ひょっとして今季スキーゼロ??」とか
頭をよぎりはじめたタイミングで、何とか引っ張り出すことができた。
(と言ってもまだ2月の話なんですけど)

スノーボードにドップリと浸かっていた私の重い腰を上げてくれたのは、
私にとって初めてのLINE SKIであることに加えて、
特徴的なフィッシュテールをもつ『LINE SAKANA』に
乗ってみたいという興味のおかげだ。

そうして、特に狙いすませたわけでもなんでもなく、
思いつきだけで持ち出したSAKANAでしたが、
ナント!初日のオグナほたかでは
いきなりパウダースノーで試すことができてしまった。

その後、先日の戸隠では硬い圧雪バーンでも試すことができたので、
そろそろインプレをお届けしてみようと思う。

まず最初に感じるのはその軽さ。
物理的な軽さもさることながら、板の反りも速く操作感もかなり軽い。
これだけ軽いとアンジュレーションに跳ね返されるのではないかと
不安に思うが、決してそんなことにはならないのは、
この板が凸凹をズレていなすためだ。

何より驚かされるのは、とにかくズレること。
もう少し書くと、ドリフト、スライドターンのしかたと
ズレているときの安定感がハンパでない。
っていうか、ドリフトターンが楽しくて仕方がない。

エッジの存在感が何より先に立つ
Vectorglide Aventura』と較べるともうその違いは歴然。

エッジは完全に黒子に徹していて、その存在感はかなり控えめ。
っていうかほとんど感じさせない。もちろんエッジレスのようなことではない。
ターンを開始すると、まずは雪を面で受けている感覚を優先させていて、
それを乗り手に伝えてからエッジの存在感が顔を出す順番。
かといって、足許をすくわれるような不安定な感じは一切なく、
ズレているのにきっちりと重心に乗り続けていける。
まるで横滑りさせながら真っ直ぐ進んでいくような、
ターンしながら直滑降していく感覚が超絶に面白い。


エッジを含むサイドカーブでもってグイグイ曲がっていくVectorglideとは、
かなりのエリアで趣を異にする。
もちろん、エッジの存在感は凍った急斜面などでは
無類の安心感をもたらしてくれるし、
Vectorglideの方がカービングらしいカービングが決まる。
何より、インエッジのミリ単位にすべての荷重が架かるあの感覚も病みつきだ。

ウェスト幅105mmという近ごろ流行(?)の使い勝手の良いプロポーションの場合、
例外なくそういった乗り味になるのかとばかり思っていたが、
こういったちょっとフツーじゃない味付けもできるのですね。
やはりセンター部で4mmというほとんどフラットと言っていい
キャンバーシステムに寄るところが大きいのだろうか。
Vectorglide Butterknifeでももっとサイドカーブの存在感が
強かったように記憶している。

というわけで、私としてはこの初めての感覚にメロメロなわけなのだが、
そんな気分を加速させたのが他でもない新雪での乗り味だ。

とにかく踏み込みに対してあまりにルーズ。
圧雪以上にズルズルにズレまくっていく。
でも、ここでも不安感はまったくなく、
「あそこで曲げる」と決めれば、ビシッとそこで曲がってくれ
かなりコントロール性は高いのでズレたままで信じて飛び込んでイケる。

それに気づければ自然と身体を投げ出すように板に荷重できるようになり、
それはスノーボードよりずっとサーフライク
感じるものだったりする。

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こうではなく、

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こういうターン。

とにかく面白い!

今まではスキーとスノーボードに明らかな境界線が存在したが、
SAKANAの登場によって、私の中ではその線はなくなったようにすら感じる。
もちろんスキーとスノーボードもまた違うノリモノであるのだが、
得られるヨロコビがかなり近づきつつあるように思う。

私の勝手な考えだが、
スキーの大変革点となったカービング・ジェネレーションは、
スノーボードの登場と無関係ではないと思っている。
つまり、道具の進化においてスキーとスノーボードは
常に密接な関係にあるように思う。
だから、そこを分けて考えずに「スノーボードの奴らがやってる
あの滑りをスキーでもできるようにしたい」と考える輩が出てきても
おかしくないと私なんぞは思うわけだ。

こういう枠に囚われない自由な発想ができるのって
残念ながら日本人じゃないんだよね。

というわけで、
これからは新雪が積もったら、スキーかスノーボードかで
かなり迷いそうな予感がビシビシする。
とにかく、私にとってこのSAKANAとの出会いは
昨日紹介した『K2 NISEKO PREASURES』と併せて
私の転換点と言っても過言ではない出来事でありました。こりゃ超ヤバす。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
いよいよアノブランドからスプリットボードが登場します。
というウレシイニュースが。
   

テーマ:スキー - ジャンル:スポーツ

2020.03.25 | コメント(0) | トラックバック(0) | スキー

緊急!BURTON WEB STORE セール中!

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先々週から体調を崩してしまった。
昨今の自粛ムードもあり、2週続けて滑りに行けていない。
時節柄、体調不良なんて言うとゾッとしないが、
おげさまで体調も戻り、大したこともなかった。

そんなわけで、こちらで滑りに行った話をすることができないわけですが、
そういうときこそ誘惑に対する免疫を持っていられないと
新型ウィルスよりも怖いことになりかねないわけでして・・・

少雪のためか、はたまた新型コロナショックの影響か、
このタイミングでBURTONがセールを実施している

近ごろ私はBURTONにはすっかりご無沙汰状態ですので、
セールと言ってもほとんど無関係なのではありますが、
これだけはちょっと無視できない。

Resonator Powsurf』がなんと40%OFF!!!

もちろん、今シーズンは『JONES Mountainsufer』に一度も乗っていないので、
自身への言い訳も立たないし、何しろそれでもまだ税込¥147,840もするので
まったく手が出せないのですが、
これはドキドキする〜〜〜〜!

『JONES Mountainsufer』で気になるのはその重さで
みんなの雪板と較べると軽く3倍近く重い。
それを考えるとこの『Resonator Powsurf』の軽さは魅力的だ。

あ〜〜〜でも買えない〜〜〜〜〜買えるわけない。

少雪のシーズンは掘り出し物のシーズンでもありますな。
と、積極的に良いところに目を向けようとしてしまうのは
ポジティブ・シンキングと言う名の無駄遣いwww

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
予告の内容と代えて急遽セール情報をお伝えしました。
明日LINE SAKANAのインプレッションをお届けいたします〜〜
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2020.03.24 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

Kashiwax SPRING BREAK ←これスゲーと思うっす!

2020_0302-48.jpg

滑走ワックス業界も次から次へと新しい製品を世に送り出してくる。
先日お伝えした液体ワックスもそのひとつでありますが、
あちらは簡易的にワックス塗布の作業を済ませたいという
作業効率の向上や手間を省くための進化形でありましたが、
今日ご紹介する『Kashiwax SPRING BRAKE』は、
春の汚れた融雪での滑走性能をトコトン追求した進化形ワックスであります。

これまで春に使ってきた『Kashiwax C.W.D.』も
春雪への対応力の高いワックスでありましたが、
『SPRING BRAKE』は、そこから更に春雪の上に新雪が降り積もった時の
対応力まで確保しているという。

ここのところは朝はカチカチで、
溶け始めると一気にストップスノーになるコンディションの繰り返し。
美味しいザラメなんて夢のまた夢。
というわけで、まだ3月の初旬だというのに早くも投入であります。

2020_0309-44.jpg

『C.W.D』と同様に、このテの春用ワックスはかなり硬い。
アイロン85℃設定ではワックスがまったく伸びていかない。
まともにやっていたらいつまで経っても作業が終わらないし、
何より、硬いぶん染み込んでいっているようにも見えず、
せっかく施工してもパキっと剥がれてしまうように思えてしまう。

こういうとき、私は悩み無用で『ペネトレーション・ヒーター』を使って
強制的に染み込ませている。
どんなに硬いワックスでもスルッスルに入って行ってくれる。
ほんとラク。こういうアイテムって値段じゃないんですよ。ほんとプライスレス。
こいつを導入するにあたっては、作業場所の確保であったり、
お金の問題だけではないことも良く分かるが、
特にワックスの必要性の高いややこしい雪質をもつ
関東圏の雪山に回数行く方なら導入を検討しても損はないと思う。

ヒーターの話はさておき、
『Kashiwax SPRING BRAKE』で滑ってみた印象ですが、

これ最高だと思います。

あくまでも私史上最高ってことで、
誰しもに最高ではないのかもしれません。
ただ、一応申し上げておきますが、
※私は「最高」って言葉は
「最も高いとき(the Highest)」にしか使いません。


どう最高かって言うと、
春用に限った最高ではなく、ワックスとして最高だと思う点です。
0℃付近の雪温であるならば、どんな雪でも本当に良く滑る。
万能ワックスの急先鋒だと思いました。

これって、関東圏のスキー場では
ほぼ通年で通用するってことじゃなかろうか?
何しろ、同じKashiwaxの『Mazukore』『Tsugikore』よりも感触が良かった。
マイナス10℃を超えるような雪温以外はイケそうな気がする。

もちろん、雪質の地域性だけでなく、
私の持っているアイテムとの相性もあるかもしれない。そして、
今シーズンの雪の状況がかなり特殊であることも考慮しないとならないだろう。
誰にでも、そしていつでも、同じ結果が得られるとは限らないので
問答無用にお薦めはできないが、
それにしてもこの滑り心地は経験したことがなかったことだけは言っておきたい。

毎度こちらで言っている通り、
滑走ワックスは「信じられること」が一番の性能だと思うので、
そういう意味でも私にとって現在最高ランクの滑走ワックスだと言える。
念のためもうちょっと頭を冷やしてから別のシチュエーションでも確認して、
またこちらで報告させていただきます。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
初めて乗るLINE SKIであり、異様なフィッシュテールを持ち、
そもそも乗り慣れない海外製スキーでもある
LINE SAKANAのインプレッションをお届けします。
こいつの乗り味もまた、ちょっとヤバ目の病みつき系でありました・・・
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2020.03.23 | コメント(3) | トラックバック(0) | スノーアクセサリー

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埼玉のへそ曲がり

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オートバイと
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近ごろ波乗り。

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