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白馬五竜・HAKUBA 47 【2/9】

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朝、目を覚ますとクルマには20cm以上の雪が積もっていた。
ほんとに降ったんだ。
OYくんの予報は海でも正確だが山では輪をかけて的確だ。
天気の子。

朝方寒くて何度か目を覚ましたのですが、
クルマの外気温計でマイナス7℃。
私の車中泊での最低気温記録。寒いわけだ。
マイナス10℃を超すと別世界だと聞くのでまだ油断はできないけれど、
この寒さの中でもまあまあ眠れたことは明日へつながる収穫だ。
大げさな言い方だけど。

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前日に決めた通りにHAKUBA47に向かう。
47と言えば、先々シーズンに大当たりした記憶が蘇る。
果たして、その良い思い出はこの日更新されるのか?

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まだ夜が明けきらないHAKUBA47の駐車場では
すでに雪は止みかけており、山もうっすらと茜色に染まっていた。
う〜〜んイイ朝だ。

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駐車場でこれくらい積もっている。
さて、コース上部はどうだろう。
この日帰らないとならないので、何とか当てて帰りたい。
ついつい気持ちが逸る。
さておき、こちらのリフト券のシニア割は50歳から。
何ともありがたいことであります。
他のスキー場も見習って50代をもっと大切にして欲しい。

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とか言いながら大人げなくゴンドラ待ちはフロントロウをゲット。
ゴンドラの営業開始時点で列に並んでいたのは40〜60人といったところか。
コルチナほどではないけれど、ちょっとだけだが殺伐としている。
こういう雰囲気はあまり好きじゃないな。50代としてはw

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2番般器のゴンドラに乗り込み(ちなみに1番般器は1人乗車で、
その方の連れ合いの女性は乗り遅れて我々と同じ般器に乗ってきた。
連れの女性に置いてけぼり喰わすほど慌てなくてもいいのに)。
ゴンドラを下りると20〜30cmほど積もった面ツルがお出迎え。ヨサゲだ。

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まずは一本、ピスサラを美味しく戴く。
踏み応えも良く、昨日八方で付けた滑走面のキズのことなんか忘れて
ミズメはゴキゲンなカービングを魅せてくれる。
は〜〜〜キモチイイ〜〜〜〜

話は逸れるが、OYくんに前日に八方で負った滑走面のキズを見せると
「これで心置きなく少雪のシーズンを攻められますね」と言われた。
う〜〜〜む。確かに一理あるな。
どうせ来シーズンにはチューンナップに出すわけだし。
今シーズンは気にせず思いっきりイっちゃうか。

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Line-Cの運行開始まで10分ほど待ち、
堰を切ったように我先にと自動改札へと急ぐライバル達との
レースに打ち勝ち、なんとか2番般器に乗車。

もちろんそのあと写真を撮っている余裕なんてないので
画像はありませんが、積雪は深いところでヒザほどあった。
斜度もそこそこあるので、どんなに面で雪を受けても
スピードを落とさずに突っ切ることができ、
滑空状態を維持でるので底突きはしない。

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TTがすごいのは、ほとんどストールせず、一切の引っかかりもなく、
面で受ける抵抗感だけを感じさせながら文字通りに滑空していくこと。

波の上で水をはじき返し、ズレとも滑り落ちるとも違う微抵抗感を残して
ボトムターンするあの感覚に極めて近い。
あの感触を雪上に現出させることを目的に
TTがデザインされているのであれば、
私がこの瞬間にTTのもつ原理・原則を発動させられているという証だ。
まさにTT冥利に尽きる一本と言って良いだろう。

まさに至福の一本でありました・・・(幸)

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2年前はマッツンに前を塞がれ、
盛大に巻き上がるスプレーをぶっかけられて完全な視界ゼロ滑走。
あの時の無念を完全に晴らすことができた!

2本目からすでにノートラックはほとんど残っていなかったので、
正真正銘の一本勝負となったが、だからこそその一本勝負を
きちんとまとめられたことに対する満足感は高い。
よくやったぞオレ!

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そのあとはゲレンデマスターのOYガイドに黙って着いて行けば
美味しい所を端から端まで滑ることができる。
雪山を愛する一家に一人は欲しい人材だ。マジ助かる。

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乞食のようにゲレンデの残飯を漁る怪しげな2人組だと思われても、
ほとんど1ターンであっても、新雪の踏み応えには代えられません。
踏み込むごとに「これが最後かも・・・」という思いがよぎる。
少雪はむしろ人の感覚を研ぎ澄ます効果があるのかも知れない。
飢餓感こそ上達の近道。かも?

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頂上への連絡リフトが動くのを待って五竜側に落とす。
この頃には陽も差し始めた。
昨日から深いガスに覆われていた白馬の街並みも現れた。ほんと良い景色。

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47に戻るとこの行列。ちなみに外国人率は50%を超えている。
さすがは外国人移住者の多い白馬だ。
そして、外国人の方がスキー場の隠れたサービスに詳しかったりする。
ちょっと悔しい。

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また同じ行列に並ぶのもシャクなので、
ここ数年、訪れてもコースが閉鎖されていることが多く、
ゲレンデマスターであってもしばらく滑っていないという
アドベンチャーコースに行ってみた。
看板の「最上級」とは【superior】ではなく【extreme】の方。
すごいコブの急斜面だった。

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ただ、そこからの眺めはまさに【superior】。
白馬で一二を争う絶景でありました。
ある意味上級者でないと観られない特権的な景色。
いやはや感動であります。

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調子に乗ってなんちゃってハーフパイプを楽しんでみたり。
ゴキゲンで滑り終えることができた。
もちろん身体はバッキバキだが得も言われぬ満足感。

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そうして14時まで滑り、
建国記念日まで滑っていくという羨ましいOYくんと別れ帰路に就いた。

今シーズン、もう一度白馬に来ることができるのかな〜〜〜〜
っていうか、今回来られてほんと良かった。
これである意味関東圏のスキー場に思い残すことなし。
残すは北海道のみだ!!!!!
オレが行くまで雪よ残っていてくれ〜〜〜〜〜

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
今シーズンはあまり乗れていないスノースケートですが、
昨シーズンの最後に手に入れたRalstonのサブデッキで
もう1セット組むべく新たにトラックを手に入れました。
  

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2020.02.18 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

白馬八方尾根【2/8】

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ナント!二週続けて週末に寒波が当たってきた。
なんでも今季最強寒波らしい。
ニュースではこれを「立春寒波」とか呼んでいたが、
そう言われると何となく「いつものことか」とか、
さもそれっぽく感じてしまうが、もちろんただの造語でそんなものはない。

呼び名はさておき、嬉しい悲鳴であります。悲鳴と申しますのも、
ここは一念発起して飛び石となる月曜日を休んで
4連休としゃれ込みたいところなのだが、
諸々のしがらみがそれを許してはくれない。
週間予報を見るに、このあとにはガチの春が控えており、
一気に気温上昇が見込まれているので尚のこと、
良い雪を滑ることができのはこれが最後になるかもしれない。
そう思うと悲鳴しか出ない。

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最後かもしれないのならば白馬に行っておくに越したことはない。
とか、さして理由にもならない理由を抱え、1人上越道を北上した。
目の前に眺める「ほぼ満月」が眩しいくらい。

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白馬長野有料道路のトンネルを越えた辺りから雪が降り始めた。
私の記憶だともっと白馬に近づかないと降雪はないイメージなので
これはひょっとして!とか、ハンドルを握る手が汗ばんでしまう。

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どこに行こうかかなり悩んだのですが、
「行っておかなければ」なんて理由にもならない理由で来ているので
結局ド定番の八方尾根に来てしまった。
降雪があったあとの白馬で、それがウリのスキー場のリフト乗り場には
早朝からスキーやボードが並べて置かれている光景が頭をかすめて、
ついソッチ方面には足が向かない。ということもある。

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名木山からリフト一本乗るとリーゼンSLコースからすでにガスで視界不良。
それでもピステンには10cm程度の新雪が乗っている様子が見てとれる。
のですが、シャーーッ!とかジャーッ!とかいう音も聞こえてくる・・・

兎平に上がるリフトが動き出す前にリーゼンSLを一本いただいておくと、
吹きだまりで30cmを超える軽〜〜〜〜い羽パウの下は凍っていて硬い。
雪の軽さが完全に裏目に出ている格好。重雪だったらちょうど良かったのに。

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そのあとパノラマコースを2本やっつけ兎平〜展望コースと片付けながら、
上へ行くほど遅れて動き出すリフトに乗って上部を目指す。
そうして辿り着いたスキー場最上部のリーゼングラートはスネを超える深さで、
場所によっては硬くてボコ付く底もあったが、
ほとんど気にせず直線的なラインで滑ることができた。
気をよくしてリーゼングラート4回し。

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それから黒菱に落としたのだが、この日一番雪が良かったのはここ。
底突きの当たりが柔らかいのでトラックが増えてきても思い切って行ける。

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この日の相棒は当然のようにミズメヒノキ。
チャクラが開眼したように先週あまりに乗れすぎて
良いイメージしかないので当然の選択。しかして、
このあと私のミズメちゃんは悲劇に見舞われることになるのだが・・・

この日も好調さは維持されており、
あれほど手こずってきたTTに、多少コースが荒れてきても踏んでいけるのは
我が事ながらかなりの驚き。
まさに下手の横好きではありますが、だからこそ
こういった微細な成長が楽しくて仕方がない。

若い頃にこういう時間を過ごしてしまうのと、
この歳でこういう時間を過ごすのと、
どっちがどうかという議論はあるとは思うが、
時間は巻き戻らないので、
今を楽しむ最上の過ごし方ができていることはある意味誇りだ。

マジでTTというスノーボードに出会えてヨカッタ。

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そんなわけで、一心不乱にスカイラインを端から端まで掃除に励む。
たぶんこの日の八方は空いているのだと思う。
いつもより賞味期限が長く感じる。
やはりみなさんリフト乗り場に場所取りのボードが並ぶスキー場に行ったのか。

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そこそこやっつけてから休憩がてら咲花まで下ると、
かなり雪が薄いようで、地形が剥き出しでブッシュだらけ。
上部へ向かう高速クワッドリフト以外は止められており
あくまでも下山コース的な扱い。

HAPPO BANKSも延期とのことで、ここ数年、
新潟など、他が降らなくても白馬だけは潤沢に雪のある
私の中で白馬は勝ち組のイメージでありましたが、
今季に限っては新潟よりもかなり厳しい状況のようだ。

と、ここで気がつけば良かったのだが、
リスク管理にまったく頭が回らないのが私という人間だ。

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咲花のレストハウスで休憩してから
兎平まで上がり直して、何となくいつもルーティンだとか
ほとんどどうでもいいことを考えながら、
次は白樺の方まで落としてしまった。すると・・・

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白樺は見た目には真っ白だったのですが、その実ほとんど着雪がなく、
この朝の降雪の下には石ころがゴロゴロと隠されていた。
足裏に嫌な感触が、しかも矢継ぎ早の続けざまに走り抜け、
滑走面を確認したらこの有り様・・・(悲)

咲花の状況を見てどうしてこの事態を想定できないのか。
あまりの危機管理能力の低さに怒りを通り越して悲しみがこみ上げる。
この出来事でそれまでの浮かれ気分は消沈して一気にブルー・・・

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ゴンドラでリーゼンSLまで戻ってそそくさと名木山に帰った・・・
ダダ下がりのモチベーションとともに、
一度は駐車場からクルマを出した私ですが、
一転、このままおめおめと引き下がるわけにはいかない!と気を取り直し、
咲花の駐車場まで移動した。

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というわけで、13時からスノースケート!!!
前回来たときに超絶楽しかった黒菱の下から迂回コースを繋いで
咲花まで降りる超ロングコースに挑んだ。
のですが、久しぶりのスノースケートで転びまくる説はやはり健在。
一歩間違えれば谷底に落ちる恐怖に縛られて尚のこと操作が不鮮明。
スノスケは一度メンタルをやられると途端に曲がらなくなる。
迂回コースは多くの初心者の方々で賑わっており、
とてもじゃないがスラロームしてかわすことなどできず、
ボッコボコに転びまくり、スノーボードなら咲花まで10分程度の距離を
30分以上かけて下山する始末。頭来たのでそれを2回ししてやった!

そんなわけで、久しぶりに15時まで滑った。
筋肉痛に加えて転んで打った部分が痛い。

この日も車泊なので、風呂入ってメシ喰ってアルコール消毒して寝よう。
とか思ってローソンに行ったら、翌日白馬47で合流しようとか言っていた
OYくんとバッタリ。
そのままOYくんのミニバンに酒とつまみを持ち込んで居酒屋NOA開業。

珍しく安上がりに酔っ払って爆睡した。
んで、OYくんは「明日は降りますよ」とか言い続けていたが、
居酒屋NOAを出たときにはまだ雪はパラパラと舞う程度。
ほんとかよ。とか思いながら寝袋に潜り込んだのだが・・・
(つづく)
  

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2020.02.17 | コメント(2) | トラックバック(0) | スノーボード

Amazon Primeオリジナル CIA分析官 ジャック・ライアン

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Amazonプライムのオリジナル連続ドラマシリーズ
『ジャックライアン』。
なんとなく観ないでいたんですけど、
いよいよ観るものなくなって観てみたら、やっぱりおもしろかった。
というオチも何もないお話で恐縮です。

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オールドファンならご存じの通り、ジャックライアンと言えば
『レッド・オクトーバーを追え』(1990)
『パトリオット・ゲーム』(1992)
『今そこにある危機』(1994)
『トータル・フィアーズ』(2004)
『エージェント:ライアン』(2014)
と、すでに5作品も映画化されているトム・クランシー原作の人気シリーズ。

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アレック・ボールドウィン、ハリソン・フォード、、ベン・アフレック、クリス・パインと
そうそうたるメンバーが演じてきたジャック・ライアンを、今回演じるのは
クワイエット・プレイス』で、主役家族の夫役と監督を務めたジョン・クラシンスキー。
エミリー・ブラントの旦那さんと言った方が分かりやすいか。

内容はといえばトム・クランシーシリーズ全般で踏襲される
テッパン中のテッパンのスパイアクション。
しかして、同じジャックでも「ジャック・バウアー」と違うのは、
彼がCIAの分析官であるということ。

本来、事務方であるジャック・ライアンが、
いろいろあって現場に出なければならないというところが、
現場たたき上げのジャック・バウワーとは180度違うところ。
もちろん筋肉馬鹿ではなく頭脳派であることろも大きく違うし、
そこがこのドラマの見所でもある。

のですが、そんな前フリはシーズン1の冒頭2話くらいで、
こちらのジャック・ライアンはアフガニスタンに駐留経験のある海兵隊員でもあり、
「デスクにかじりっついてる青二才だと思うと痛い目に遭うわよ!」的な
遠山の金さんのような豹変ぶりで、ひと度拳銃を握ると
そこからは現場にズッポシ腰を据えて闘ってしまうあたりはほとんどバウワー。
しかも、相手がテロリストとなれば尚のことだ。

そんな既視感タップリの見え見えの二番煎じなのですが、
『24』あたりよりもよっぽどお金がかけられているところが
『ジャック・ライアン』を似て非なるものにしている。

とにかくスケールがデカいんである。

こういったところはNetflixをはじめとして、
テレビ局よりも配信サービスの方が数百倍単位で
予算が潤沢であるという時流の通りの状況であります。

しかも、そんな壮大なアクション大作が、
会員なら全編タダで観られてしまうのですから
良い時代になったものだ。っていうか観ないと損ですね。

8話完結というフォーマットも、やはり緊張感が持続していい!
まとめ観に最適であります。
というわけで、2シーズン16話一気観してしまいました。
Amazonプライム会員ならゼッタイ観るべし!
(オススメ度:70)

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて来週月曜日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
なんと二週続けて週末に寒波が。
しかも今季最強寒波、その名も「立春寒波」!(笑)
「これが最後の寒波だったら」とは、近年は毎年思うことだが、
今年は輪をかけてそんな危機感が募る。行かない手はないっ!
    

テーマ:Amazonプライムビデオ - ジャンル:映画

2020.02.14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

NANGA 山渓 オーロラ450DX CAMO

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結局というか、やっぱりダウン・シュラフを買うことにした。
これが欲しくて車中泊してみようとか思ったフシもなくもない。
ハイソーデス。本末転倒であります。

というくらい、NANGAというメーカーには
モノ好きの心を滾らせる何かがあると感じる。
といっても、私の情報源は『GO OUT』なので、
そういう不純な滾り方ではありますが・・・

シュラフを買うときに一番悩ましいのは「本当に快適かどうか」だろう。
どんなに素敵で胸躍る謳い文句が並べられていても、
自分にとって本当にそうなのかどうかは買ってみなければ分からない。
しかも、星の数ほどあるシュラフの中から選び出すのはそれこそ至難の業だ。
そういうときに盲目的にメーカーを決められるのはラクだ。
信じる者は救われる。単細胞に生まれてヨカッタ。

とはいえ、目をつぶってNANGAに決めたとしても、
対応するシーンはキャンプ場から南極までラインナップは多彩。
寒いのも困るが暑いのも困る。
使用する現場の過酷さに比例してお値段もうなぎ登りに上がっていくので
「とりあえず高い方」とかいう選択の仕方もできない。

快適使用温度と下限温度というものがあり、
そちらを参考にするしかないのであるが、
実際にそんな気温の低い場所で寝たことなどないので、
参考になるようで参考にならない。

こういうときに面倒くさがりの私が採る行動は
「迷ったらコラボモノ」だ。

という安易な発想で手に入れたのが、
アウトドアショップの山渓とNANGAがコラボした『オーロラ450DX CAMO』。
コラボモノはむしろ価格が高くなるのが常だが、
こちらはカラー展開、サイズ展開を1モデルに集約し
総重量も少し重くなっていたりすることで
コストダウンを図っているとのこと。安いことは何よりの正義だ。

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[表生地] 40dnオーロラテックス
[裏生地] 40dnナイロン
[快適使用温度] -5℃
[使用可能限界温度] -22℃
[総重量] 約1000g
[ダウン量] 450g
[サイズ] レギュラー/最大長210cm×最大肩幅80cm(身長178cmまで)
[収納サイズ]φ17×29cm
[内部構造] ボックス構造、ショルダーウォーマー内蔵
[フィルパワー] 760FP

ということで、製品名の『450』がダウンの量を差していることは分かったが、
それ以外は正直チンプンカンプン。しかして、

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『MADE IN JAPAN』、そして、
NANGAが標榜する『永久保証』が何よりの信頼の証。
もうその分かりやすさだけで充分NANGA推しの理由になり得る。
この際フィールパワーの差は出たとこ勝負だ。
後は野となれ山となれ。

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というわけで、早速実戦配備。
まず最初に感じるのはその手触りの良さ。
多くのシュラフを経験してきたわけでもないのに
高級さが伝わって来るのは、私の思い込みの強さだけではないはず。

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頭を覆うフードの下側に首回りを締めるドローコードがショルダーウォーマー
(だと思う)。

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便利と言えばこのジッパーに付けられたタブ。
これによってジッパーの噛み込みが軽減されストレスフリー。
ブラインドでジッパーを閉めるときに引っかかると超ムカつきますよね〜
しかも、このタブが蓄光素材になっていて
暗闇の中でもジッパーの位置が一目瞭然。よく考えられてマス。

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何よりこのカモフラ柄がソソる。

クルマの外気温計で奇しくもこいつの快適使用温度であるマイナス5℃。
シュラフの性能以前に車中泊慣れしていないことが原因であるのだが、
到着して間もなくは車内の温度もまだ高いため
このシュラフだと恐ろしく暑かった。
すぐに何枚か服を脱いだのだが、車内の温度の低下に伴い
2時間ほどで寒くて目が醒めてしまった。
さすがに薄着では無理のようだった。
表を出歩くには寒く感じる程度に服を戻してからは快適に眠ることができた。

つまり、快適使用温度と呼ばれるものは「薄着でも快適」ということではなく、
一般的なアウトドアの装備での使用を前提にしている数値だということだ。
それを考慮するとNANGAで言うところの「600」以上のダウン量があると
更に快適度が増すように思う。
今度フリース製のシュラフインナーを追加してみよう。

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車泊なので小さく軽くなる必要もあまりないのではありますが、
畳めばコンパクトになる。のですが、これだけフカフカに膨らんだものを
ここまで小さく畳むのはかなりの難作業。腕が疲れる。

言ったようにもっと快適使用温度の低いものの方が良かったのかもしれないが、
こうして実際に使ってみてはじめてそういったことが分かるわけで、
はじめてのNANGAという意味ではなかなかに正解な買いモノでありました。

「悩んだらコラボモノ」という持論はまたもや正解でありました。
やはり噂になるくらいのイイモノはやっぱりイイのであります。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
何だかんだと忙しくて映画館に行けていない。
そういう時に重宝するのが動画配信サービス。
映画はほとんど観尽くした私ですが、
いよいよオリジナルドラマに手を出してみました。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2020.02.13 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーアクセサリー

苗場スキー場 【2/2】

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車中泊にもだいぶ慣れてきた。
おかげで寝付きグッスリ、寝起きもスッキリ。
気分が良すぎて、昨晩の喧噪が嘘のように静まりかえった
夜明け前の湯沢温泉街の景色までもがなんとも愛おしい。
今まで車中泊ができないことに多少のコンプレックスも感じていたので、
できるとなれば無意味に無敵感が高まる。気持ちの余裕ってやつだな。

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さておき、この日はまっつんファミリー御用達の苗場へ行くことになった。
ここのところは年一で行くのが関の山だった苗場に
こんなに近い間隔で足を運ぶのは学生時代ぶりだ。
当時はバカのひとつ覚えで苗場にばかり来ていたこともあった。
ストックに旗のように巻き付けて貼るステッカータイプのリフト券が懐かしい。
当時はアレが斬新でカッコよく思えた。
それこそストックには大漁旗のようにいくつものリフト券がたなびいていたっけ。
今思うと赤面モノだが。

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湯沢から苗場まで4〜50分程度なのだが、
昨日からの積雪で三国峠はご覧のようにスリッピーな状態。
でもやはりウキウキしてしまうのは私がバカだからかもしれないが、
冬の山道でアスファルト路面を走るのは気分じゃない。
やっと舞台が整ってきた感じ。こうでなきゃ。

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ピステンがきれいなうちに写真を撮っておけば良かったのですが、
大興奮して写真を撮るのを忘れた。
それくらいに踏み心地の良さそうなきれいなピステンバーンでした。
毎度言うが、私にとって美味しいピステンバーンは
腿腰深のパウダースノーに匹敵する価値がある。
もうリフトからヨダレもんであります。

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前回あまりにTT165Softflexが気持ち良くて、いよいよのミズメヒノキ投入。
すると、予感はやはりドンズバに当たっていて
(自分のことなんだから予感が当たるのは当たり前なんですが)、
やはり以前よりも踏めるようになっているボクちゃん!

すると、これまで以上にミズメヒノキの一本ビシッと芯の通った、
一貫性のある反発力が更に美味しく感じられるようになった!
更に異次元ゾーンに突入した感高し!!!
やっとこの値段なり(希少性なり)に味わえるようになってきたと感じる。
あ〜〜〜美味しいし面白い。
っていうか、今まで中途半端な乗り方でゴメンね・・・と、
すまない気持ちにさせられるほど。

というわけで、ミズメヒノキの新たな1ページに関してはまた改めていたします。

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というくらいにこの日の苗場の雪面は美味でありました。
もう嫌ってほど踏んでやったわ。マイッタか!

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下のピステンが荒れてきたので久しぶりに筍山の頂上まで行ってみる。
ただ、正面はもうギッタギタなので、素直に迂回コースを流す。
でもそっちの方が美味だったりする。
近頃は中上級者用の斜面を正面突破するよりも、
初心者用の迂回コースの方が楽しいと感じることの方が多かったりもする。

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この日はマッツン先攻のゆかちん後攻。
あからさまに美味しいトコロをマッツンが獲った格好だな。
困った旦那様だ。ただ、
このあと息子と2人でフードコートの席取りをしていてくれたのは大金星。
さすが食いしん坊。イイ仕事してくれる。

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交代で滑るマッツンとゆかちんにそれぞれフルコースで付き合ったため、
前日の7.5海山の疲れも重なって、かなりヘロヘロになった。
マジでヒザガクガク。
でも、言ったようにミズメヒノキに乗るのが楽し過ぎて
滑っている最中は疲れを感じない。止まるとガクッとヒザに来る感じ。

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結局12時過ぎに昼飯食べたら滑り欲も満たされてしまった。
atu、サッちゃん、OYくん、マッツン、ユカチンは
雪板ポイントを求めて移動していった。

私はスノスケがしたかったが、
苗場でスノースケートができるのは下のリフト2本だけ。
去年はスノースケートができるスキー場を選んで行っていたのだが、
今年はそう贅沢も言ってはいられない。
とにかく滑れる場所でガッツリスノーボードの滑り込みに専念している
(というか専念せざるを得ない)こともあって
なかなかスノースケートをすることができない。
この日も混み合った初心者コースでのスノスケには惹かれず、
かと言って雪板の気分でもなかったのでまっすぐ帰ることにした。
それでも充分以上に満足のいく滑りができたのでヨシとしよう。

このあと高速の渋滞もなく16時半には家に着いたのだが、
運転席から降りると、パンパンになった乳酸が固まって
まったく足腰が立たなくなっていた・・・やりきった感ハンパなし。

やはり雪が良いだけで滑りの質も楽しさも、倍掛けで高まる。
そんな当たり前のことに気づかされる今シーズンだ。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
やっぱりね、寝袋って大事よ。
いやいや、欲しいだけじゃなくてね、ホントにね、そう思うって話・・・
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2020.02.12 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

八海山スキー場【2/1】待望のパウダースノー!

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早くも2月である。
なんだか時の経つのが例年よりも早く感じるのは気のせいか。
いや、気のせいではない。
滑り足りないこの感じは、まだ12月のイメージだ。

それもこれも新雪を踏んでいないからに違いない。
とはいえ、ただでさえまとまった降雪がないのだから、
それが週末に当たってくれる確率も輪をかけて低い。
正直、パウダースノーに関して、今シーズンはもう諦め気分でありました。

そんな2月の初日。
ひょっとして・・・の天気図。
いや待て。今年に限ってそんな甘い話があるわけない。
期待しすぎは禁物だ・・・とか自制心を効かせながらも
本心はかなり期待してしまっていた。

さてどこに行ったものか。
とか悩んでいたら。OYくんが八海山に行くという。
今シーズンの八海山こそ記録的な少雪に見舞われており、
下半分の積雪が足らずにロープウェイでの下山を推奨しているという。
そんな八海山に向かうのはそこそこの賭け率。それこそハズしたら大事だ。
しかし。ここで賭けに出なければ今シーズン勝ち目はもう出てこない。
かもしれない・・・

というわけで、OYくん、atu、サッちゃんという
ここのところのいつものメンツで八海山に向かうことになった。

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仕事が片付いたのが深夜2時。前乗りしようにもすでに眠気全開。
仕方ないので2時間だけ寝てから出発。
関越トンネルを抜けると案の定の雪景色。
高速道路から積雪なんて・・・久しぶりすぎる。

それにしても、なんというブリザックの安心感の高さなのか・・・
さすがはNo.1スタッドレス。矢のような直進性。

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さすがの六日町とはいえ久しぶりの積雪のようで、
一般道は散布される融雪水と混ざりはじめのシャーベット。
いかにブリザックと言えどもFF車には微妙に手強い路面状況。

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ハイドロプレーニングとハンドルを取られるアンダーステアが
同時に起こるトリッキーな路面でしたが、
何てこともなく、スンナリと到着してしまった。
少し時間に余裕を持って出てきたのだが、
おかげで1時間仮眠できた。ぐっすり。
それより何より、夜明け前の駐車場ですでに30cmの積雪!
こりゃあ大勝ちの予感。

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この日は通常営業よりも1本早くロープウェイに乗れる
ファーストトラックは少雪のため中止ということだったが、
おかげさんで始発のロープウェイがファーストトラック。
千円トクした。とか言う以前に大当たり!
2千円追加で払っても元が取れるほどの深雪!

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山頂付近は確実にヒザまで沈む深さ!
あああ〜〜〜〜これですよ〜これですよ〜〜〜
気持ち良すぎ。

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あ、申し遅れましたがこの日の相棒はSPEEDMASTER。
ええ当たりでしたとも・・・と言いたいところだが、
まだまだ積雪量が足らず地形丸出しで、そこそこ小回りを強いられた。
フラットだったらな〜〜〜〜悶絶だなきっと。と言う予感だけ持ち帰る。

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それでもSPEEDMASTERの「直線的な浮力」の魅力は充分に伝わって来た。
「直線的」とは、SUPERFISHやBIGFISHのように前足から
問答無用に上向きに浮いてくる“フライングカーペット”感と較べての言葉選び。
「切り裂いて行く」のとも違う感じで、
フォールラインに向かって真っ直ぐにボード全体が浮いてくる。
飛んでいる感覚は似ているのだが、もっと滑空感が高い。ジェット機。
ちなみにMAGIC38の3割増しの浮力感。MAGICの方が速い。戦闘機。
つまり適度にストールさせながら完全に速度を制御している感じで
まさに“速度を究めた(Speed Master)”ボードだ。
バカでかいオープンバーンの深雪の上をぶっ飛びたい欲望に駆られる。

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もう脚がガクガクになってきたが、この日はいつもより空いているようで
ノートラックがなかなかなくならない。
今シーズン最後かもしれない・・・という畏れと闘う意味でも、
こりゃモッタイナイと体力の限界に挑戦。

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ヘロヘロになるまで新雪の踏み応えを堪能させていただいた。
やっぱり新雪は美味しい。
いつもいつもパウダースノーでなくてもいいけれど、
たくさん降ってくれないとピステンも気持ち良くなってくれないので
災害級にならないレベルでドカドカ降って欲しい。
さて、あと何回まとまった降雪があるのだろうか。

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あんなに柔らかかったのに、
休憩後は新潟の雪らしく急速に固まりはじめ
さらに下半身を攻め立ててきた。良いトレーニング。
こういうのを1月の中頃までに済ませておきたいんだよな〜

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昼メシも食べずに7.5海山して、13時にはフラフラになって下山すると
クルマはここまで埋まっていた。良く降ったものだ。
さておき、昼飯を我慢したのはもちろん
『中野屋』でへぎ蕎麦をたらふく食べるためだ。

そしてその晩は湯沢でまっつんファミリーと合流し、
またもやお約束のように飲み過ぎた・・・
お酒の量は積雪量とは無関係。仲間とやる酒はいつだって深い。
(明後日12日につづく)
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2020.02.10 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

They shall not grow old

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イギリスの歴史博物館・帝国戦争博物館に保存されていた
第一次世界大戦に関する膨大な記録映像と、
貴重な帰還兵たちのインタビューを元に構成されたドキュメンタリー映画。
『They shall not grow old』。

劣化の激しいモノクロフィルムを、最新技術によって修復し、
更に立体的に見えるように着色を施す作業は400人がかりで行われたという。

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撮影スピードの異なるカメラで撮られた映像を
現代の映画フォーマットに合わせるために足りないフレームを追加。
プロの読唇術によって兵士の言葉を読み取り、
効果音と共に無音映像に追加している。

そんな気の遠くなるような作業によって、
100年前の出来事が、観る者の前に生き活きと蘇る。

監督は『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソン。
ちなみに、ピータージャクソンは現在、
ビートルズがLET IT BEの録音の時に特別番組用に撮っていた
55時間分の未公開映像と、140時間分の音源を使った
ドキュメンタリー映画を制作している!!!!!!

国が兵士を集めるために流布したプロバガンダ。
16、17歳という若さで、心の底からの愛国心を以て
「国のために」と出征を決意していく様子。

文字通り泥沼化する戦局の最前線で日々命を落としていく様子。
そして最後は600人中100人しか生還できなかった
決死の突撃を敢行する様子を、
どこかおとぎ話のように、それでいて生々しく映し出していきます。

何より、映し出される兵士達全員が実際の戦場にいた人々、
これがリアルな戦場の映像であるという嘘のような本当の事実からは
一時たりとも目が離せなくなります。

どこか遠い別の星での出来事のように思えてしまう
第一次世界大戦という戦争を、
現代でも充分に起こり得る「愚かしくも滑稽な」出来事として伝えています。

邦題『彼らは生きていた』は1月25日(土)より、
シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開中です。

お忙しい方はAppleTV、Amazon Prime Videoでも配信されていますので、是非!

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて来週月曜日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
やっとこちらの山に!しかも週末に!まとまった降雪が!!!!!
やっとパウダースノー滑りましたよ〜〜〜〜
  

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2020.02.07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

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オートバイと
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近ごろ波乗り。

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