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オグナほたかスキー場 【1/4】

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新年4日目にしてご来光を眺める。良い朝だ。
初めての冬車中泊も事なきを得た。何事もやってみないと分からないものだ。
意外とスッキリとした寝覚めに感動であります。

さて、どこに滑りに行ったものか。
車泊した場所で積雪30cm・・・なんて夢を見ながら目を覚ましても、
クルマに霜が降りているだけで積雪などなし。
どうやらこの晩に降ったのは日本海側のようで、
かぐらのSNSでは朝までの積雪が40cmとか、
群馬にいる私には嫌みにしか聞こえないようなことを言っている。

積雪の方は前日とあまり変わり映えしそうにもなかったので、
駐車場代のかからないオグナにいくことにした。
ちなみに尾瀬岩鞍の駐車場代は一日¥1,000。
一人で行くと一日券が事実上6千円を超えることになる。
それに対してオグナは駐車場代無料で、
しかも、少雪のため一日券が半日券の値段にされていた。
なんて庶民的なんでしょう。

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オグナでも10cm程度の積雪はあったようで、
少なくとも見た目の印象は良い。気分爽快。
営業開始の8時半で、
一番上の第一駐車場がやっと一杯になる程度の来場者数。
ガラガラに空いています。

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やはり、TTに乗らないことには、私の初滑りは完了しない。
というわけで、この日は「TT165 Soft Flex」。
毎年最初にTTに乗るときは緊張するものだが、
今年は意外とスンナリと乗れてしまった。
私も少しは上達しているということか?

むしろTTが楽しくて仕方がない。
なんて良いボードなのでしょう。シーズン最初から惚れ直したわ。

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言ったように10cm程度の新雪が乗っているが、
初滑りタイミングの関東圏の新雪は重めであまり走らないので、
緩斜面だとむしろハマる。
さっさと上部に向かうが、正面に鎮座するここで一番斜度のある
「エキスパートコース」があろうことか滑走禁止。

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山頂からの「第6ゲレンデ」も閉鎖されているので、
「第7ペアリフト」に乗ってしまうと「ほたかスカイウェイ」の一択。
それでも上部は雪質も良くて踏み応えのある
TT冥利に尽きる素晴らしい雪面でしたが、その先のコース下部も滑走禁止で
素敵な斜面も1,000mと続かずに面倒な迂回コースに回される。
なるほど、これは一日券¥3,300だわ・・・納得。

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もちろん美しい面ツルの下には隠れキャラが一杯なので、
近寄らないに越したことはないのだが、
それにしても指をくわえて新雪を見ているのもまた辛い。

ただ、雪の豊富なときにはほとんど行かない
初心者コースの「第1コース」が想定外に滑りやすく、
端パウをハイスピードで繋げて滑るとそこそこ楽しい。
空いているのと、そもそも手練れの滑り手はほとんどいないので、
端パウが売り切れず、結局5本回して私一人だけで完食してしまった。
小さいことだがなかなかの達成感。

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とてもTTで滑る斜面じゃないな。
となった11時から早くもスノースケートにチェンジ。
緩斜面の「ロマンスコース」も雪質自体は良いので、
スノースケートにはもってこい。
ここまでエッジが噛んでくれると、不安定さがウリのスノースケートであっても
一切転ぶ気がしない。まさにやり放題。
ただ、ここまで安定するとほとんどミニ・スノーボード。
それはそれで醍醐味に欠けるのだが、
緩斜面でスリリングなスピード感を楽しめてしまうのも、
それはそれでスノスケの醍醐味でもあるので、
細かいことは考えず、遮二無二スノスケで飛ばす。なかなかスリリング。

そうしてたっぷりとスノースケートを楽しんだ昼過ぎに上がることにした。
せっかくの一日券でしたが、結局半日券で済んでしまった。
それもこれも関越自動車道の正月休みのUターン渋滞を避けるためだ。
ここで欲をかくと帰宅時間が2時間以上変わってしまう・・・
仕方ない。これくらいで勘弁してやろう。

とか言いながら、すでに太ももが痙りそうなほどパンパン。
これもシーズン最初あるある。
翌朝から全身バッキバキになってしまったが、
これを経て乳酸の溜まりづらい下半身が出来上がるのもまたルーティン。

何とか冬のやる気がアガってきた。かな??

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
昨年の夏から積極的に活用してきた車中泊ですが、
いよいよ今シーズン、人生初の冬の車泊に挑むことになった。
もちろんモノ好きなこの私が、何の準備もなしに挑むはずもなく・・・
  

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2020.01.22 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

はじめての、そしてまさかの越年シーズンイン!四季の森ホワイトワールド尾瀬岩鞍 【1/3】

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数年前まで「クリスマス寒波」とか聞いても
「寒波来るの遅いよ!」とか、文句のひとつも出たものだが、
すっかりそれを待ちわびるようになってしまっている。
学生の頃は11月3日の文化の日に初滑りに行っていたのに、
近頃はクリスマスの頃に滑りに行ければ良い方だ。
そして「年末寒波」を経てやっと、
全国のスキー場の積雪が整うことがすっかり恒例になってしまっている。

しかして、今シーズンはいよいよ『年越し寒波』にまで後退してしまった。

しかも、蓋を開けてみればその年越し寒波とやらもたいしたこともなく、
未だ多くのスキー場が営業を開始できていない。
いかに気象ローテーションに1年単位での波があるとは言え、
これはまさに異常事態だ。

とかなんとか、滑りに行かない理由を気候変動のせいにしてますが、
年末の下田でインキーをやらかし、JAFを待っている間に風邪をひいてしまい
すっかり正月休みを棒に振っていたと言うのが真相。

そうして、新年も3日なってやっと滑りに行くことができた。

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ここ数年、年末年始を一緒に北海道で過ごしてきたOYくんも、
まだ初滑りに至ってはおらず、二人して尾瀬岩鞍に行くことにした。

岩鞍にしたのは何となく空いていそうだったから。
積雪量で言えば、何だかんだで、かぐらが安定度No.1なのですが、
それに比例して混雑度もNo.1。どんなに積雪量があっても
来場者の数が多くてはすぐに斜面が荒れてしまうので痛し痒し。
何よりリフト待ちとか一番意味がない時間だと思うので、
営業しているスキー場が少ないため、来場者が集中してしまう
このタイミングだと尚のこと足が向かない。

かぐらの対抗馬としていつも候補に挙がる八海山も
毎年このあたりで積雪が一気に増してくるのですが、
未だに一部滑走可の状態で、帰りもロープウェイ乗車で下山と聞いて止めた。

というほとんど消去法で導き出された選択が尾瀬岩鞍でありました。が、
関東近郊のスキー場でGentemstickと向き合うのならどこ?
と問われれば、私はここ尾瀬岩鞍と答える。
それくらい好きなスキー場なので、あーだこーだ言ってますが、
けっこう積極的選択。

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「尾瀬岩鞍と言えばミルキー道」とうくらい大好きなミルキーウェイでしが、
ロープウェイ山頂駅付近の雪質はまあまあ良くて、
文字通りに向き合えたのですが、
中ほどを過ぎるとブッシュも土も出はじめてきた。
もちろんそうした斜面は硬く固まっていて、
シーズンインにはまったく向かない修行系。

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そうして逃げるように西山の方に向かったのですが、
こちらでは雪が薄いところもなく、しかも雪質もかなり良かった。

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初滑りのパートナーに選んだのはインディ。
ややこしい斜面での操作性の高さを買ってのセレクト。
案の定、このグズグズの斜面ではその扱いやすさが一段と光る。
面がキレイに整っているルスツで初滑りをするのならまだしも、
ただでさえまだ足許がおぼつかないシーズンはじめに、
まさにインディはもってこいだ。

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朝のうちは陽が差していたが、次第に曇り始め雪が降り出し、
ちょっと期待させられたのも束の間。またすぐに青空にもどってしまった。
気持ちイイからいいのだけれど、今はたとえ1cmであっても積雪が欲しい。

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面の良い西山を何本か回したところで午前券のOYくんは帰宅。
私は足慣らしにもう数本やっつけて、シーズンの暖機運転を済ませた。

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こちらはノンビリとリフト線下で草を食むカモシカ。
臆病なカモシカがこんなに堂々と人間の近くまで寄ってくるなんて、
なんてのんきな光景でしょう。
しかも、カモシカが見られるようになるのって春先だと思うんですけど・・・
調べてみるとカモシカはそもそも冬眠しない動物らしい。
エサも採りやすくて良かったですね・・・

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そんなカモシカがうろつく辺りのゲレンデは、ご覧の惨状。
あと二降りくらいガツンと来てもらわないと整いそうにない。
とはいえ、営業できているだけ良い方か。

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そういったスノーボードを気持ち良く滑れる賞味期限の短いときこそ
スノースケートの出番だ。
ほんとスノーボードだと1mmも楽しくない斜面がビッグゲレンデに変わる。
やっぱスノスケ楽しい。飽きずに5本も滑ってしまった。
スノスケは使う筋肉が違うようで、まったく別の箇所が痛み出すので
全身くまなくバッキバキの筋肉痛。

時計は14時を回り、東向きの斜面で構成される尾瀬岩鞍が日陰に入り
気温が下がりはじめると、ひと度融解した雪面は急速に凍りはじめ、
スノースケートには向かない厄介な斜面に早変わりする。
怪我する前に退散だ。

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暇つぶしに寄った「道の駅かたしな」で、ちょうど餅つき大会が催されており、
つきたてのお餅をいただいた。三が日も最後になってやっと正月らしい気分。

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この晩は人生初の冬の車中泊。
温泉に浸かり、らーめん食べて、車中で一人寂しく酒を煽り明日に備える。

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こんな景気の良いSNSの情報も舞い込むが、
私がこれを見た時点ですでに雪は止んでいた・・・
現場にいるとこういった客引き用の情報が虚しく感じるのね。

さて、明日はどこに行こう。
(つづく)

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2020.01.21 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

SPEEDMASTER 八甲田 SPECIAL

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人生追い込まれたときほど攻めの消費だ!
買い物は地球を救う。は、JCBカードの宣伝文句だったか。
地球は救えないかもしれないが、私のすさみきった心は癒してくれる。

もちろんそれは「やっちまった」感と表裏一体なのであるが、
「やっちまった」感は私の人生のバロメーター。
究極的にバッドなタイミングも、金額も、この際自己ベストの「やっちまった」感。
ハイソーデス。絶好調です(人はそれをやぶれかぶれとも言う)。

かねてより「ジジィになったらSPEEDMASTER」と言い続けてきた私だが、
微妙にジジィになる前に手を出してしまった。
atuは寝言のように「クリアティントのSPEEDMASTERが出たら買う」と
言ってはばからないが、私もその意見には全面的に賛成だ。
長く手許に置いておくならクリアティント。
老い先短いジジィに近い世代ほどクリアティントが好きだ。

毎シーズン終盤になると
Gentemstickの来シーズンのラインナップが発表されるが、
ここ数年、ポスター型のカタログの中をイの一番で確認するのは
SPEEDMASTERに施されたその年のカラーだ。
しかして、そんな私の思いはなかなか届かず、
何年も肩透かしを喰らいながら過ごしてきたのだが、
それを待てない事情や、急な出会いもある。

それが『HAKKODA SPECIAL』だ。

八甲田SPの限定発売が公開され、はじめてネットで八甲田SPの画像を見たとき、
すでに私の妖怪アンテナはビンビンに反応していた。
そもそものSPEEDMASTER LOVEであることに加えて、
間違いなく通常のラインナップでは用意されないであろう
鮮やかなグリーンティント。そして、買いモノ好きの心を
掴んで離さない“限定”の二文字が付属したらもうダメだ。

もちろんすぐさまネット上をさまよい歩き、
実は、そのときはまだとあるショップに在庫があった。
それでも、手が出せなかったのは、
言ったように「ジジィになるまで我慢」と自分に言い聞かせていたからだし、
今年こそは!と、宝くじを確認するように
Gentemの来季のカタログを開き続けていたからだ。

そうしているうちに、
あの日八甲田SPをポチる勇気のなかった自分を後悔するようになり、
いつからか八甲田SPへの思いがかがり火のように残るようになってしまった。

そして令和元年、再び八甲田SPは私の前に現れた。

すさんだ気持ちの私は、ほとんど救いを乞う子羊のように
一も二もなく発射ボタンを押してしまった・・・
というわけだ(って、どういうわけだ?)。

ちなみに、中古なのに新品価格よりも高値。
あの日の後悔は、文字通り高く付いてしまった・・・

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そうしてSPEEDMASTERは我が家にやって来た。
見る度に思うが、DPT時代から継承される、
このSPEEDMASTER独自のダブルピンテールのシェイプが大好きだ。
美しすぎる。

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計算したかのように今季の私のギアセレクトとも見事にマッチング。
こうなるともうお告げに従った結果だとすら思ってしまう。
これを手に入れたのは偶然ではない。必然でありましょう。

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せっかくなので、MAGIC38 Splitと記念撮影。
ダブルピンテール、そして限定モデル同士どこか通じ合う。とはいえ、
こうして並べて見ると、やはり似て非なるものだと言うこともよく分かる。
SPEEDMASTERの豊かなサイドカーブを見て欲しい!

なぜに「ジジィになったら」、なのか。
それはジジィ候補生の皆さんに是非一度乗ってみて確かめてもらいたい。
とか言うとあまりに放ったからかしなのでもう少し書いておくと、
それは一言で言ってSPEEDMASTERの「若作りする必要がない」ところにある。
スタイルと言ってもいい(それがあるかないかは置いておいて)、
自己表現という必要性、もしくはそこへの呪縛から解放されてしまうような
唯我独尊ぶりがこのSPEEDMASTERにはあると私は思う。

私はこれに乗るとボードが行きたい方向に素直に行かせてやりたいと思う。
それはまさにオンザレールで、意地の悪い言い方をすれば自由度は低い。
ほとんど操作の必要がなく、乗せられているだけなのに、
それがベストラインになってしまう感覚は病みつき必至だ。
ウネリとか、地形とか、そんなものもうどうだっていい。
もちろん積極的な操作も受け付けてくれるのだが、
ぼけ〜〜っと呆けながらただただオートマチックに斜面を駈け降りるところに
ものすごい魅力を感じてしまう。

その特性を最大限に活かせる斜面も限られるので、
オールマイティにはほど遠い頑固者だし、
この長さが災いしてゴンドラの般器に持ち込むと同乗者に迷惑をかけたり、
ハンドリングの悪さが玉にきずでもある。
そんな空気読まないところも面の皮の厚いジジィっぽいけど、
それを差し引いてもまだ魅力に溢れる希有なボードだと思う。

さておき、早いとここいつでルスツのピステンをシバいて
塞ぎ込んだ今の私の気分を吹き飛ばしてやりたい!
否、そんなのどこ吹く風でいなしてやりたい!

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
年越ししてからシーズンインしたことなんてちょっと記憶にない。
少雪に加えて年末に風邪をこじらせてしまい、
新年3日になってやっと向かった雪山のお話です。
(まだSPEEDMASTERは持って行けないけど)
  

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2020.01.20 | コメント(3) | トラックバック(0) | スノーボード

スター・ウォーズ 〜スカイウォーカーの夜明け〜

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令和2年最初の映画ネタは、
何はなくともこれを書かずにはいられない『STAR WARS』のお話です。
特に荒れた私の年末にあって、『スカイウォーカーの夜明け』は
2019年に残された最後の楽しみと言っても過言ではありませんでした。

そして、そんな荒んだ私の気持ちを知ってか知らずか、
私の勝手な期待にスター・ウォーズはきっちりと応えてくれたのであります。

その他方で、スター・ウォーズという壮大な物語の終わり方として、
「果たしてこれでいいのか?」と、疑問をお持ちの方が少なくないことも
理解しているつもりであります。
それでも敢えて「これでいいのだ」とバカボンのパパ的に即答したい。

はっきり言って、『最後のジェダイ』は失敗作であったと思う。
『THE RISE OF SKYWALKER』という原題に籠められた思いは、
あからさまな『THE LAST JEDI』への反証になっているとさえ思う。

偉大なオリジナルを引き継ぐという意味において、
エピソード1〜3のプリクエル・トリロジーも失敗であったと私は思う。
それでも、アナキンが暗黒面に落ちていくという、
アンハッピーエンドが待っていることは、
誰もが分かった上での鑑賞だったので、
そういう大局的な面でも破綻は起こりづらかったと思う。

何より、ジョージ・ルーカスという大きな背骨が一本通っていたので、
物語に一貫性があった。
『帝国の逆襲』からスピルバーグに監督を打診したが、
「君が監督するべきだ」と言って断られた話は有名だが、
良い意味でも悪い意味でも、これがルーカスの物語であることは間違いない。
でも、エピソード7からのシークエル・トリロジー三部作に
もうジョージ・ルーカスはいないのだ。

この三部作に、最初から大きな物語の骨格が存在していたのかどうかは
分からないが、様々なインタビューの断片を読み解けば
物語がリレー形式で紡がれていたことに疑いの余地はない。
つまりはトリロジーの流れを一作ずつ別の監督に委ねるという手法が
失敗であったことは、この際火を見るよりも明らかだ。

J.Jエイブラムスは否定しているが、
彼自身も『最後のジェダイ』が間違った方向に行ってしまったこと、
間違いでなかったとしても、それらの回り道を回収するために、
無駄な労力と時間を強要されたことは察して余りある。
ひょっとすると
ジョージ・ルーカスは『最後のジェダイ』を正解と判断するかもしれないが、
やはりあれは我々の望むスター・ウォーズではなかったと思う。

確かに、悪の親玉であるはずのスノークが、
2話目であっさり死んでしまうことには驚いた。
レイの出生に関して何ら特別なことがないということも
アナキンだって特別な子供ではなかったわけなのだから、
それもまた良いアイデアだと私も思った。
その先の展開にも確かに期待させられたが、
きっとそこから発展する物語にスター・ウォーズらしさはなかったのだろうと思う。

そこからの軌道修正の難しさは想像を絶した作業だったと思われる。
レイアを演じるキャリー・フィッシャーの急死も大きな痛手であった。
その結果、パルパティーンという、すでに埃をかぶったヴィランを、
わざわざ物置から引っ張り出すハメに陥ってしまったし、
ルークに「私が間違っていた」とまで言わせてしまうなど
多くの回り道の痕跡が散見される。
それでも何でも、あれだけの大団円に持ち込んだ
J.J・エイブラムスの手腕を、私は最大の賛辞で称えたい。

あれだけ強力で強大な敵なのに、なぜか小さいながらも必ず弱点があって、
反乱軍は毎回毎回ゲリラ的にそこを突いて勝利を収めるという
ほとんどお約束のような展開が繰り広げられるところなど、
現代における映画の物語の構成としては少々古臭いと、
さすがのスターウォーズ贔屓の私も思う。
結局エピソード4の焼き直しでしかなく、
観る人によっては、そこに革新性が足らないと考えられることも分かる。
そして、ライアン・ジョンソンが『最後のジェダイ』で
スター・ウォーズの革新に挑戦したこともまたよく分かる。
分かるけれども、スター・ウォーズがピュアなクラシック作品で、
古典として定形のある映画であることを考えれば、
古かろうと何であろうと、あれこそが『スター・ウォーズ』であったのだと私は思う。

そして、人々が心の底から楽しめる大活劇と、
心の底から喜べるハッピーエンドのカタチに、
時代も革新もへったくれもないことも
『スカイウォーカーの夜明け』は改めて知らせてくれたと思う。
歌舞伎でも落語でも同じだ。革新だけでは成立しない世界観もあるのだ。

没落したやに見えたスカイウォーカーが、
如何にして再興(夜明け)を迎えるのか。
まだご覧になっていなければ、是非それを確認しに劇場に足を運んで欲しい。
ホントにこういう終わり方をしてくれて良かった。感無量であります。
(オススメ度:80)

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて来週月曜日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
やっぱりですね。人間苦しいときほど前向きに買い物しないとなりません。
という、ダメ人間にありがちな自分にだけ都合の良い悪の信念に基づき、
またもやっちまったお話です。お楽しみに。
  

テーマ:スターウォーズ - ジャンル:映画

2020.01.17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

BLIZZAKに交換してみた!

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2015年製のスタッドレスもさすがに寿命。
でもスタッドレスはスリップサインよりもゴムの劣化が先に来るので、
溝もたっぷり残っていて、いつももったいないな〜とか思いながら廃棄してきた。
今はサマータイヤの方もすでに寿命を迎えていたので、
実は昨冬からつい先日まで、
交換せずにずっとスタッドレスを履きっぱなしで過ごした。
茨城でも伊豆でも首都高も高速道路も含む夏の海までの道のりを
くたびれたスタッドレスで乗りきっていた。

ブログネタ的に
「製造から4年経った、使い古したスタッドレスは雪国でも使えるか?」
とか、今思えば恐ろしい計画を企てていたのですが、
改めてタイヤを確認してみたのだが、
トレッドのセンターが異様に減っていることに気がついた。
ハンドルを切らずに停めて、タイヤハウスから横向きに見て
タイヤトレッドを確認してしまうが、
サイド側はまだきっちり溝が残っていて完全に騙されていた。
個別性はあると思うがスタッドレスタイヤはセンターから減ることもあるようだ。

というわけで、年の瀬も押し迫った頃になって
急遽スタッドレスを探し始めたのだが、
2018年製のブリザックの格安物件があっさり見つかってしまった。

ちなみに、経年劣化がことさらに心配されるスタッドレスですが、
保管方法さえしっかりしていれば
2年間は新品から99%程度の性能が維持される。
と、オートバックスのカウンターにあるチラシに書かれていた。
気になる3年目以降に関しては記載がないところがミソか。

もちろんそれは日本製に限ったテスト結果なのだとは思う。
そんな国産勢の中にあっても、装着率No.1を謳うだけあって
ブリヂストンのブリザックはオートバックスで税込17万円ほどする。
その反面、昨今アジア系の超がつくくらいの格安タイヤも出回っていて
素直に惹かれてしまうわけだが、額面通りの性能に留まるらしい。
自分で試したわけではないので何とも言えませんが、
たまの大雪に備える程度の都心部だけの走行ならまだしも、
好き好んで雪国まで出向く私は
破格値で勝負してくるアジア勢には手が出せない。

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そんな私に国産、しかもブリザックの型落ち物件は、
まさに鴨がネギ背負って飛んできた系の出会い系。

真夏にスタッドレスというなかなかない経験をしたわけだが、
年式が古いことに加えて、雪道以外、特に雨の日など、
スタビリティはかなり低い。
それでもスタッドレスなんて、そもそもこんなもんだろう、とか思っていた。

しかして、交換した帰り道からもうぜんぜん違う!!!
スタッドレスって、乾いたアスファルト路面で
こんなにシッカリ感あったの?????
もちろん横方向のグリップ感は足らないが、
ストップ・アンド・ゴーを含めたタテ方向の接地感は充分感じられる。
何よりシッカリ感がハンパでない。

ブリザックだからというより、
それまで履いていたスタッドレスの劣化具合が、
完全に寿命を通り越していたということだろう。
こんなの履いたままでよく事故らなかったな。

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雪道ではどうだったのかと言えば、それはもう言わずもがな。
画像のようにしっかり除雪されている冷えた路面ならば
それなりにオーバースピードでコーナーにアプローチしても
最初に少しオーバーステアが出て、すぐに収束してしまう。
ものずごいシッカリ感。
そこそこ急な上り坂でもぐいぐい登っていってしまう。
下り坂で意地悪なブレーキテストをしてもABSさえ作動させない。

型落ちのヨコハマタイヤのスタッドレスと較べて言うのも何だが、
昨シーズンの印象より感触が数倍良い。
やはりスタッドレスタイヤは3年が限度か。
ブランドも含めて、冬のスタッドレスは「ちゃんと買い」しないとならんね。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
40年以上に渡った壮大な物語もこれでいよいよ完結!
『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』のお話です。
『新たなる希望』を観たとき、私は小学6年生。
友人と二人小遣い握って映画館まで観に行ったことを
今も誇りに思っております。
  

テーマ:アウディ - ジャンル:車・バイク

2020.01.16 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

サーフィン@伊豆 12/29

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お約束のように昨晩は飲み過ぎた。
近頃、自身の酒癖の悪さを憂慮して封印していた
日本酒に手を出してしまったのが敗因。
おかげで車泊でもグッスリと寝られたのだが、きっちりと二日酔い。

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というのも、前夜の時点でこの日の波の予報が芳しくないことは分かっており、
それもあってハメを外したこともある。
「なんならドフラットなのでは・・・」といった予感もあったのですが、
かろうじてモモ〜コシくらいの波がブレイクはしている。

「せっかくだし、入っていきますか」といった軽い感じなので尚のこと、
atuもOYくんもキャッチサーフ。
ロングボードを持ってくればよかったのですが、
車泊のときに長尺ものを積んでいると超邪魔なので持って来ていない。
とはいえ、伊豆に短尺だけを持って来るのは愚の骨頂。
7'4"のClandestinoは持って来ていたので久々にClandestinoで入った。

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とはいえ、こんな湖のような時間があったり、

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割れてもビタビタの超インサイドだったりと、いいとこなし。
それでも2時間粘ってこの日は上がることにした。

のだが、この日のメインイベントはこのあとやってきた・・・

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まさかのインロック・・・
やっちまった・・・

近頃はJAFをスマホのアプリで呼べる便利な時代なのですが、
タクシーアプリのようにレスキューの到着時間もその場で表示される。
なんと到着は2時間半後・・・

あとから聞いたのだが、
国産車なら下田のパートナー店から急行してもらえるそうなのですが、
輸入車のキーは特殊なのでJAFのスタッフでないとできないらしい。
下田から一番近いJAFの基地は三島で、遠路はるばる来てくれるという。
くれぐれも輸入車で、未だスマートキーでない年代のモデルに
乗っている方は注意されたい。

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この時点でatuとサッちゃんとOYくんには先に帰ってもらうことにして、
一人寂しくJAFの到着を待つことにした。
どうせならもう1ラウンドしながら待ちたいところだが、
ウェットもボードもキレイにクルマの中だ。
スマホを持って車の外に出ていたのが不幸中の幸い。
近くのセブンイレブンまで行ってQuickPayで昼メシと雑誌を買い、
そこから2時間、じっとJAFを待ち続けた。

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遅れることも、かといって早く着いてしまうなんてこともなく、
スマホアプリの言う通りの時間にJAFが到着。
ITの正確さは時に残酷だ。

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JAFが来さえすればこっちのもの。
とか思っていたのだが、解錠作業にさらに1時間を要した。
ナルホド。誰にでもできるような安易な作業じゃないのね。

というわけで、本来ならば自宅の近くに到達しているであろう時間に
下田を出発した。もちろん、東名高速の渋滞に捕まったことは言うまでもない。
そして、上着もなしに外で待ち続けた私はしっかり風邪をひいていた・・・

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
そろそろクルマも買い換えたいし。とか、
あれこれとタイミングを図っていると困るのがメンテナンスのタイミング。
中でも高額で、あからさまな季節商品であるスタッドレスタイヤは尚のこと、
できればこのままでもうひとシーズンやり過ごしておきたい筆頭グッズだ。
  

2020.01.15 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

サーフィン@伊豆 12/28

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あらためまして、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

それにしてもまとまった雪が降りませんね〜〜
これを書いている時点で札幌市内が積雪0cmですよ!
そりゃあ関東圏の山に降るはずありませんよね。

昨年はいろいろあったので、
ハナから正月休みに長期旅行に行くことはできなかったのですが、
それにしても少雪と聞けば寂しい限りだ。
そんなこんなで雪山へのモチベーションが一向に整わない。

というわけで、
新年1発目は年の瀬も押し迫った28〜29日に向かった伊豆のお話です。

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付き合ってくれたのはatu、サッちゃん、OYくん。
波乗り納めと言えばやはり、南国伊豆を置いて他にないだろう。

帰省渋滞も考慮して4時起きで埼玉を出発したので、
スムースに厚木を通過したのだが、
そのすぐ先で乗用車4台が絡む事故が発生していた。
私が通過するときはまだ事故りたてホヤホヤだったのですが、
やはり直後に渋滞になってしまったようで、
atuはきっちり填まってしまった。合掌・・・

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多々戸浜に着いたのは7時過ぎ。
波数は少なく、厚めで割れづらい波と、
割れても速くてインサイドのダンパー気味の波の混合という
かなり複雑な海ではあったものの、セットでムネ以上の波もあった。

前乗りで伊豆に入っていたOYくんは夜明けと同時に入水していた。
OYくんに聞くと、夜明け頃はあまり良くなかったらしく、
その後徐々にカタチが良くなってきたのだという。
ただ、ブレイクポイントはかなりインサイド寄りだったので、
潮が引いてしまうとヤバい感じはひしひしと漂っていた。

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なんだかんだで波乗りもほぼ1ヶ月ぶり。
一週空いただけで調子を崩すので、最初はかなり弱腰だったのですが、
そんな私にもDIAMOND TWINZERは勇気をくれる。
波が良かったせいもあるが、まったく悩まずにポーンと乗れてしまった。
ほんと1本目は大事だ。
ここで乗り損ねると一日が台無しになることだってある。
そういうときにTWINZERのもつ波への反応の良さは心強い。
そもそも走り出しが良いことに加えて、
ボードが発するスタートの合図に合わせてやるだけで波に乗っていける。
ほんとこれ買って正解だったな〜〜2019年の大金星。

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私からほぼ1時間遅れてatuとサッちゃんが到着。
その頃には厚めで割れなかったり、薄くてつながったりが混ざりはじめていたが、
それでもなんとか波乗りのカタチはできていた。

それにしても伊豆の海は暖かい。
この日は特に暖かく、ブーツグローブはまったく要らない。
念のためセミドライは着ていたが、海水温はかなり高いので、
ひょっとたら3mmでもいけたかもしれないと思えるほど。
本当にホッとさせられる暖かさだ。

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2時間以上やったころに波も落ち着いてしまったのでランチブレイク。
蟹が丸ごと一杯入っている「上の山亭」の『磯香ラーメン』。超ウマシ。

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この晩は車泊をしようと意気込んでいたのに、
なんと寝袋を忘れて来てしまった。
南国伊豆とは言え夜に寝袋なしでは寝られない。
「宿を探さなきゃ」とか言っていたら、
OYくんのクルマに予備の寝袋があるという。しかも羽毛。
その寝袋を借りる代わりというわけではありませんが、
1ラウンド目OYくんにTKCを貸していた。

人に貸すと、それが2割増しで良く見えてしまう尻の穴の狭い私は、
ランチを挟んだ2ラウンド目はもちろんTwin Keel Cataway。
波のサイズも下がってしまっていたので、
短いTKCで乗れるのか心配していたが、
入水してすぐに3本ほど続けて乗れてしまった。

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しかして、そのあとから波は厚いか
インサイドのぺらっぺらかの2択になってしまった。

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というわけで、16時に終了。
あまり波に乗れなくても気持ちの良く過ごせてしまう伊豆で、
それなりに乗れればもちろん大満足だ。

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千人風呂でゆったり潮を落として晩飯はもちろん『たまきや』!
の伊豆のゴールデンコース!で夜は更けた。
(つづく)

2020.01.14 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

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埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

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