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万引き家族

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ハタ目には、貧乏しながらも仲睦まじく暮らす普通の家族に見える“集団”。
しかして、題名にもある通り、その集団は万引きをしながら生活をしていた。
万引き行為は大人だけでなく、子供にまでさせており、
その集団、もしくはそこに含まれる大人が常識の外で生きる者たちであることを、
観る者に冒頭のシーンから印象づける。

そして、彼らが暮らす家は「おばあちゃん」の家で、
おばあちゃんが年金を受給するためには
1人暮らしであることが条件であるため、
市役所の年金課の人間と思われる定期的な視察時には、
子供を含めて姿を隠している様子も描かれる。

あえて“集団”と呼んだのは、
家族のテイは保ってはいても、彼らが本当の家族でないことは、
わざわざ説明されなくても十分感じ取る事ができるからだ。

日雇いの土木作業員の「父親」。
クリーニング屋でパートをする「母親」。
風俗店で働く「母親の妹」。
不登校の「息子」。

なぜ無関係な人々が、一つ屋根の下で肩を寄せ合って暮らしているのか?
そんなワケアリな彼らの素性は、映画の最後まで明かされないのだが、
物語の途中から、彼らが集まった経緯のことはどうでもよくなってくる。

ある日、スーパーでいつものように食料や日用品を万引きした帰り道に
家庭内暴力を受ける少女を見かけた父親は、その子を連れ帰ってしまう。
翌日、少女がいた場所に連れ戻そうとするが、
実の親である夫婦が「私だって産みたくて産んだんじゃないわよ!」と
口論する様子を見て、少女を返さずに一緒に暮らすことを決意する。

それはもちろん世間から見れば誘拐ということになるのだが、
彼らの視点から見れば、それは“保護”に等しい行為なのだ。

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そんな法律や倫理感や社会性の外側に暮らす
家族のテイを保った6人の“集団”は、
いつ終わるとも知れない、タイトロープの上を歩くような、
しかして、とても幸せそうに見える、エッジィでいて普遍的な生活を続けていく。

「自分で生まなきゃ家族になれないの?」

そもそも家族とは何か?
絆とは何か?

なぜ人は一人では生きていけないのか?
なぜ人は家族という群れを形成するのか?

家族とは、社会とは何か?
死ぬほど苦しんで、悩んで、逃げて、
だからこそ他人の痛みが分かるし、
だからこそ痛みを分かってもらえる人間を見極めることができる。

「遺棄したんじゃない。拾ったんだ。」

誰かが捨てた絆を拾って、それを集めて家族の形をした別の絆に組み替える。
奇跡的にそういう“集団”に出会えたことへの感謝と、
それが決して永遠には続かないことも理解している儚さの中で、
幸せな一日一日を噛みしめるように生きる“集団”の様子が切なく映ります。

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樹木希林をはじめとした、この“集団”を演じる
一人ひとりの演技を超えた存在感には、ひとこと「圧倒される」。
中でも、自身の女としての純粋な欲望と、
果たすべき責任があることで得られる幸福感という、
人間のもつ両極端の特性を一つの人格として見事に表現しきった
安藤サクラさんの演技には、まさに感服いたしました。

真の家族愛を描いた、とても素晴らしい映画です。
(オススメ度:80)

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて来週月曜日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
とても息の長いシーズンとなった、
今年のスノーシーズンをふり返ってみようと思います。
お楽しみに。

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テーマ:WOWOW/スカパーで観た映画の感想 - ジャンル:映画

2019.05.31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

Insta360 ONE X 【スキー編】



シーズンの最後の最後になって一度は仕舞った道具を引っ張り出してまで
スキーをしに行ったのは、これを撮りたかったから。

やはりストック操作の要るスキーの場合、自撮り棒は扱いづらい。
ストックなしで滑る練習にはなるが、スキー自体が楽しくなくなる。
何よりストック操作をしていないスキーの動画は観ていてもあまり美しくない。

そこで、だいぶ前にGoPro用に買ったサクションカップマウントを
戸棚の奥から引っ張り出して使ってみた。

できるだけ身体から遠い位置にカメラを配置したいので、
スキーの先端に付けてみたのですが、いかに手ブレ補正に長けた
Insta360 ONE Xであってもここまで画像がブレる。

ただし、実際の私の視界では、
上下に降り回されたまま飛んで行ってしまうのではないか?
というほどぶんぶんに縦揺れを繰り返しており、
撮っていたときは、これではまともには撮れてないだろうと思ったほど。
プレビューしたら意外とまともに撮れていて驚いた。
この程度のブレ画像で済んでいるのだから、
Insta360 ONE Xの手ブレ補正のスゴさがより際立つ結果となった。

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本体を直接マウントするには
一般的なカメラの底にある三脚ネジと同じネジ留めとなりこれが緩みやすい。
撮影の途中でマウントのネジが緩んでカメラが回り始めたので、
動画の途中から振動の減る10cmほど手前の位置にマウントを動かした。
ほんの10cmなのだが画角がだいぶ変わっていることが分かるだろう。

それでも視野が圧倒的に広いので
景色や状況が映り込んでくれるのはイイと思う。

ストックやスキーなど、直線的な構造物が思いっきり歪んでいるのが
気持ち悪いと言えば気持ち悪いし、
GoProの方が歪みも少ないため、これと較べればずっと画が自然なのだが、
そのぶん画角が狭いので自分しか映せない。
スキーの動作や操作の確認などにはいいいかもしれないが、
旅の記録としての臨場感は薄くなると私は思う。


これまでバックカントリー、スノースケート、スキーと撮ってきて、
そろそろ気になる部分もでてきた。

一番は本体に防水機能がないこと。
これに関しては最初から理解していたが、実際に届いて見てみたら
ケーブルコネクタに加え、microSDカードのスロットにさえフタがなく
完全に開放されてしまっていたのには驚いた。

自撮り棒で撮る場合なら転ばない限り雪面に触れることはないが、
今回は雪面に近いスキー板にマウントしたのでかなり心配になった。
(それでもやってしまうところが、私のいい加減なところなのだが)

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そんなわけで、防水ケースも欲しかったのだが、
商品の金型に不具合が発覚し、商品開発の見直しがされたとかで
出荷が見送られていたそうだ。新興企業ならば尚のこと、
アップデートの情報は伏せて在庫を処理しようとしてもおかしくないところ
なかなか誠意のある対応だと思う。
すぐに使うことができなかったことはとても残念であったが、
ご覧のように改良品以上の改良が施された、
ほとんど別の製品と言っていいモノを手に入れられるのだから
むしろラッキーだったのかもしれん。

特殊な球体レンズを外から覆うので、映り方に影響がないのかは心配だ。
ちなみに、水深30メートル、IPX8級の防水性を謳う
潜水用のケースは映り込むとの噂もある。

さておき、言ったように三脚ネジでは緩んで固定力が下がってしまうので、
こちらの防水ケースにGoPro規格のマウントが採用されていることはうれしい。

そして、なんと言っても一番気になるのはバッテリーの保ちが悪いこと。
確かに本体に付属して来たバッテリーは放電が速く、
使っていなくても一定時間で残量がなくなってしまう。
(寒冷地用のバッテリーは放電も少なくもう少し保つ)

それ以上に電圧の変化に敏感なようで
まだ残量があるのに勝手に撮影を止めてしまうときがあった。
バッテリー残量の表示も室内で確認すると復元していたりでアテにならない。
春でこれなのだから、マイナス気温下ではどうなるのか心配だ。
これも防水ケースを使うようになれば少しは改善されるのかも知れないが、
システムのアップデートでもそこそこ改善できることだと思うので
今後のファームウェアのアップデートを期待したいところだ。

あと気になるのは本体の液晶画面は昼間はほとんど見えない。
もちろんiPhoneのアプリでも操作できるのだが、
いちいちiPhoneとWi-Fiで接続させてなんて面倒なこと現場ではやっていられない。
なので、きちんと動画状態になっているのかを
まずはこの液晶で確認する必要があるのだが、
液晶が見にくいためその確認がしにくい。
LEDの点滅によって撮影がスタートしたことを確認できるのだが
最初は撮影をスタートしたつもりが静止画のシャッターを押しただけだったなんて、
間抜けなことも起こってしまった。

と、このテの新興製品にありがちな落とし穴もないではないが、
それでもInsta360 ONE Xには概ね満足している。

今回は一緒に滑りに行ったOYくんの追い撮りもしてみたので、
Insta360 ONE Xで撮った追い撮り動画を来週にもご覧いただこうと思う。
お楽しみに!

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
映画『万引き家族』の感想を書きたいと思います。そちらもお楽しみに!
  

テーマ:スキー - ジャンル:スポーツ

2019.05.30 | コメント(0) | トラックバック(0) | スキー

RALSTON Snowskate 45.5インチ サブデッキ

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シーズンもほとんど終わっていた、
まさにこの期に及んでの衝動買いだ。

しかして、衝動とは言ってもそれは「何もこのタイミングで」という意味であって、
たいして欲しくもなかったものを勢いだけで買ってしまったわけではない。

今シーズンはじめに『HOVLAND BUCKSHOT』を買うまでにも、
1,150mmあたりのサブデッキも試してみたいとは思っていた。

とはいえ日本ではなかなか手に入らないサイズであることと、
できればお安く手に入れたいと常に願う私の目には、
海外サイトはとても魅力的に映る。
しかして、日本へのシッピングに対応していない海外の通販サイトで
買い物をする勇気もない私の場合、手に入れられるモノには限りがある。

そんなこんなで、
日本でも手に入れやすいBUCKSHOTに手堅く手を出したわけなのだが、
使ってみたら使ってみたで、使ったことのないモノのことが
余計に気になってしまうのもまた人情というものだ。
そんなモヤモヤを日々抱えていたところに
サブデッキのみの新品がヤフオクに出品されていて、
諸々の条件に合ってしまったというわけだ。

というわけで、これで1,040mm、1,150mm、1,260mmという
分かりやすいサイズの違いを試すことができた。
これでもう思い残すことはない(はずだ)。

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もちろん長さだけで乗り味を想像することはできないのだが、
こうして実際に3サイズを並べて眺めていると、
何となくその素性が透けて見えてくる。

太さは一回り違うのだが、サイドカット・ラディウスはPeacemakerとほぼ同じ。
つまり、サイドカーブのその先に、太さと長さが足されており、
Peacemakerの浮力増し増しバージョンといった位置づけか。

それと、意外にBuckshotのテールが細く設定されていて
トップの反応を上げてターンの開始を促しながら、
あくまでも直線的なラインでターンさせ、
細かい動きはテールをヌケさせて対応しようとする
高速系の設定であることも感じさせる。

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Peacemakerのデッキとトラックに取り付けてみたのだが、
ホイールベース(トラック間の軸距)が1パターンだけで、
しかもそれがPeacemakerの狭い方のホールベースよりさらに1インチ狭い。
そのためデッキに新たに取り付け穴を増設する必要があったが
それ以外は特に問題もなくすんなりと装着ができた。

ただ、トラック間は広くした方が安定感が増すことは、すでに確認済みなので、
1,150mmのサブデッキが、1,040mmのサブデッキよりも
トラック間が狭く設定されていることにどんな意味があるのか興味は尽きない。

一度は連休中に道具をすべて片付けてしまっていたのだが、
そんな疑問を抱えたまま、来シーズンまで待つなんてこと無理なので、
今一度ウェア類を引っ張り出して、
まだ雪の残るかぐらに持ち込んで試してみることにしたというわけ。

そもそもこの長さに興味があったのは、Peacemakerよりも安定していて、
Buckshotよりも軽快なカービングができそうに思えたからなのだが、
実際に乗ってみると、結果的には並べて見た印象と同様に
カービングの仕方は、やはりPeacemaker寄りの乗り味であることが分かった。

ただ、太さが増すぶん、直立方向の安定性分はかなり多くなり、
身体がデカく、膝下が硬いため重心位置が高くなりがちな
私のような人間にとって、グラグラと余計な傾き方をしないのはかなり好み。

トラック間の距離に関しては、この狭いトラック間のままでも
Peacemakerのスタンスを広げた時に感じたような安定感は維持されており、
あまり違和感はなかった。

ただ、デッキの上では広いスタンスで乗りたいのですが、
そうすると、前足の位置がトラックの取り付け位置を越してしまい
テコの原理で余計にトップに強く荷重が架かってしまう。そのため、
サブデッキのトップ側が雪面に詰まる印象が強まってしまった。
トップが刺さりやすい今時期のザックザックの深いザラメ雪の場合、
意識してデッキの端を踏まないように気を付ける必要があった。

これに関しては、
家に帰ってからトップデッキを後側にオフセットさせて対処してみた。
もちろんもう今シーズンは試さないので、来シーズンまで結論はお預けだが
もう少し締まった雪だと印象も変わるかもしれないので、
それも併せて試してみたいと思う。

あくまでも春の雪質だけで試した今時点での結論ではあるが、
私の好みに合っているのは、やはりカービングの楽しいBuckshotでありました。
何となくそんな予感もしていたので、単なる答合わせになってしまったが、
言ったように雪の締まった時期だとまた印象が違ってきそうな予感もあるので、
それを試す日を楽しみに待ちたいと思う。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
本当に本当のシーズンファイナルとなった先日のかぐらにて
Insta360 ONE Xで撮ったスキーシーンをお届けしようと思う。
お楽しみに。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2019.05.29 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

サーフィン@湘南 鵠沼海岸 5/12

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かぐらで今シーズン最後の雪山を堪能させてもらった翌日は海へ。
しかも、生まれて初めての湘南。

もちろん葉山、鎌倉、江ノ島をはじめ、湘南にはこれまでにも
ドライブでもツーリングでも、サイクリングでも来たことがある。
有名観光地なので、それこそ中学生の時分から、海水浴に、初詣だったり
甘酸っぱくもチャラい目的でも何度も訪れている。

なのですが、湘南にサーフィンをしに来るのはこれがはじめて。

湘南に限らず、はじめてのポイントというのは気後れするものだが、
どういったわけか湘南には苦手意識があって、今まで足が向くことがなかった。
日本のサーフ文化を牽引して来たと言っても過言ではない湘南の
独特な老舗感にはどうしても気後れしてしまっていた。

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そして何より湘南はいちいちオサレだ。
千葉や茨城の海岸沿いにこのオサレ感は出せない。
埼玉の片田舎の住む私には、
むしろ千葉や茨城のほっこり感の方が肌に合っていて、
湘南の雰囲気にはどうにも馴染めない。と、ずっと苦手意識を持って来た。

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今回、苦手な湘南に来ることになった理由は、
言わずもがなでやはり買い物目的。
最後の最後にかぐらに滑りに行った件と併せ、山と海と、
二日連続の衝動買い理由の出動。お恥ずかしい限りであります。

さておき、そんなことでもないと湘南には足が向かなかっただろうし、
逆にそんな食わず嫌いを治す機会をずっと待っていたのかもしれない。
という大義名分もあり、スルリとポチってしまった・・・

そんな苦手意識の高い湘南でしたが、来てみると意外と近い。
都心部からの「近い」の単位は「距離」よりも「時間」である場合が多いので、
それはつまり「意外に渋滞していなかった」という意味の「近い」。
連休明けの日曜日で道が比較的空いていたこともあったとは思うが、
首都高5号線〜山の手トンネル〜3号線〜第3京浜〜保土ヶ谷バイパスと繋いで
埼玉から1時間半で着いてしまった。空いてさえいれば実は千葉より近い。

さておき、初めてづくしの湘南で、私がローカルに怒鳴られても可哀想だと
思ったのかどうかまでは分からないが、
湘南に詳しいatuが付き合ってくれることになった。
誠に有り難い。いつもご面倒をおかけしますがよろしくお願いいたします。

とはいえ、この日の湘南は、馴染みのない者の勝手な先入観でしかないが、
「ザ・湘南」と言いたくなるような小波ちゃん。
南北に海岸線の延びる千葉や茨城なら移動すれば何とかできる事も多いが、
ここではそうもいかない。波のない日は徹底的に波がない(という先入観)。

もちろんそんな中でもできそうな箇所もあるにはあるのだが、
迂闊に入ると雷が落ちる生粋のローカルポイントもあるので、
いつも以上に注意が必要だ。

なんてことをatuに教わりながら
鎌倉の方から順にポイントを眺めていって鵠沼までやってきた。

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先日の大洗で遭遇した潮干狩りに興じる大群衆にも驚いたが、
こちらではビーチバレーや、ビーチアルティメットと呼ばれる
フライングディスク(いわゆるフリスビー)を使った
5人制の珍しい競技に興ずる多くの方々で盛り上がっていた。
方や潮干狩りで、方やビーチバレー・・・なんというオサレ格差であろうか。

さておき、小波が寄せる海の上も多くのサーファーで埋まっていて、
茨城でこの波だったらガラガラだろうに・・・と思わなくもない。
いろいろな意味で遊びの需要と供給のバランスが都会的だ。

このまま海には入らず帰ろうか。
とも思ったが、せっかくなので入っていくことにしたのは、
この日のお買い物がロングボードだったから。

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細かい話はまた今度書かせてもらうが、
そもそも、小波の日でもロングなら遊んで帰れそうだと思ったのが
久しぶりにロングへの興味が湧くキッカケだったので
この日の湘南はそれを立証するにはまさにうってつけ。

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とはいえ、わざわざ隙間もないくらい密集した箇所に入りたくはないので、
波数は少ないけれど、比較的空いている場所を選んで入ることにした。

基本的にサイズはヒザ〜モモ。
たま〜〜〜〜〜〜〜〜のスーパーセットで(ヒザの)ダブル(つまりコシ)。
それでもロングならなんとかインサイドまで滑っていける。
やはりロングボードがあるとツブしが効く。
さすがは湘南。レジェンドなポイントだ。諸々思い出させてくれるってわけだ。

と、なんだかんだと15時まで、
2ラウンドも初めてのショーナンを満喫してしまった。
ロングボードの乗り手を急かさないスローなリゾートアクティビティ感覚と、
湘南の相性は抜群かもしれん。
ちなみに伊豆白浜のビーチもロングボードとの相性がとても良い。

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話変わって、画像は工事が進む第3京浜の港北インターチェンジ。
すでにレインボーブリッジの湾岸線大黒ふ頭までは開通しており、
西側の東名高速青葉インターチェンジとを結ぶ北西線の開通を待つばかり。
久しぶりに通った第3京浜でありましたが、どんどん便利に生まれ変わっていた。

湘南にはいつも通っているOYくんに「サンケーって朝混むの?」と聞いたら、
キョトンとした顔でこっちを見られた。
イマドキは第3京浜のことを「サンケー」とは呼ばないらしい。

第3京浜で最高速を競ったクルマやバイクで溢れた
80年代の保土ケ谷パーキングエリアの熱狂について語ってはみたが、
余計に何のコトやらさっぱりワカランといった顔で見られてしまった・・・

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
シーズンも最後の最後になってポチってしまったスノースケートのお話です。
お楽しみに。
  

テーマ:サーフィン・ボディボード - ジャンル:スポーツ

2019.05.28 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

かぐら 【5/11】

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ゴールデンウィークのあとに滑りに行くなんて、
今シーズンの私はなんてやる気に満ちているのでしょう。
と、つい自分を褒めたくなってしまうほど、
さっさと海に行ってしまうこの時期にあえて雪山を目指すなんて、
ほとんどらしくない行為だ。

とか、もっともらしいことを言ってはみたが、
懸命な読者の皆さんならすでにお気づきだろう・・・
私のやる気は、いつも買い物によって引き上げられる。

この後に及んでスノースケートの
サブデッキ(スキーの部分)をポチってしまった。
まだ滑ることができるわけだし、ここから半年以上放っておくのもなんなので
今のうちに試しておこうと思ったわけだ。
新しいサブデッキの詳細に関してはまた今度。

この日仲間のほとんどは海に向かったのですが、
とはいえ波の予報もあまり芳しくはないため、
海っ子のOYくんが雪山に付き合ってくれることになった。

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さすがに連休明け最初の週末なので、高速も混まないだろうとは思ったが、
それでも念のため5時半には家を出た。
6時ともなればこの時期はすっかり陽も昇り、
退屈な高速道路も気持ちの良い早朝ドライブ。
夜討ち朝駆けで移動するのはどこか人間の生理に反しているように思う。
やはり太陽と共に行動したい。とか、細胞レベルで感じる瞬間。

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上は29日のかぐら。
二週間ですっかり雪がなくなっていたことにも驚いたが、
木々が一気に芽吹いて新緑になっていたのにはさらにビックリ。
自然の息吹というか力強さを垣間見る瞬間だ。
こうやって季節の変わり目はすごい勢いでやってくる。

ここかぐらでは、
夏はナイロンマットの上を滑るサマースキー場として営業している。
なので雪がなくなると、そのサマーゲレンデ用の滑走マットが露わになり、
下山時にその上の滑走を強いられてしまう。
マットは薄いグレーなので見えにくいかもしれないが、
上の画像でもすでに雪の下から露出して見えているが、
そのナイロンマットの上を滑って、
ボードやスキーの滑走面やエッジに良いことがあるハズもなく、
道具を大切にするなら長距離を歩くことになりかねない。
そうしてまで滑りたいとは1mmも思わない。
まだまだ雪はあるものと思い込んで確認もしないで来てしまったのだが、
なんとか雪の上を滑って戻って来ることができるまさにギリギリのタイミング。
危ねえ危ねえ。

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この日試しておきたかったのはスノースケートだけではなく、
Insta360 ONE Xをスキーでも使ってみたかった。
というわけで、最後の最後になってスキーを持って来た。

と、まあまあ不真面目な理由で持ち込んだスキーでしたが、
この時期の雪や斜面には機動性の高いスキーの方が楽しみの幅が広いので、
意外と合理的な選択でもある。

画像にあるように、
今回はスキーにサクションカップマウントでカメラを固定して
撮影してみたらどうなるのかを一番に試してみたかったのですが、
もちろんスキーだと追い撮りもしやすいので
スノーボードのOYくんの追い撮りもしてみた。
アングルも含めていくつかバリエーションを撮ってみたので
そちらの模様もまた今度お見せいたします。

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この日はかぐらでも気温が25℃を超すとの予報もあり、もうほとんど夏。
立山でおかしな日灼けの仕方をしてしまった私なので日焼け対策は万全に行ったが、
できれば日灼けなんか気にせず剥き身で風を感じたい気分。

タテノリで顔を斜面に真っ直ぐ向けるスキーなので尚のことそう思う。
スキーはやはり真っ直ぐに爽快感。春スキー正解説。

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というわけで、想像以上にスキーを満喫してしまった。
ただ、買ってからまったくと言っていいほど手当てをしていない
私のAventuraの滑走面では、ストップスノーってことはないにせよ、
きちんと走ってはくれない。いい加減チューンナップに出さないと・・・

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昼までスキーをしたら、一旦下山してスノースケートを投入。
上の画像はその時のロープウェイから見渡した駐車場。
トップシーズン並みに混んでます。
田代エリアの営業は終了したとは言え、
それは雪のためというよりも営業経費的な判断だろう。
湯沢のあたりにはもう一欠片の雪渓も残されていないのに、
かぐらエリアではほぼ全コースオープンで営業できている。
奇跡のロケーションと言えよう。そりゃ人気もあるはずだよ。

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そして、この時期の風物詩と言っていい深くて長いコブ斜面。
みなさんコブを滑りやすそうな短めのスキーで何本も繰り返し滑られていた。
私もつられて久しぶりにスキーでコブを滑ったけど一本でモモ筋が破裂した。

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春の雪の方がスノースケートに合うと言うことは再三に渡って
こちらでも申し上げてきましたが、それにも限度というものがあるようだ。
さすがにここまでグズグズの深いザラメになると手強くなってくる。

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もちろん、圧雪された斜面であっても時間の経過と共に斜面はコブ化が進み
スノースケートだとかなりの修行系となる。
しかも、凝固剤の撒かれた場所では思いっきり凍っている箇所もあり、
いきなりガリッと足下をすくわれるので油断は禁物だ。

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こちらはこの日のOYくん。
何を思ったかクロックスでスノースケートに興じており、
「おい、あのスノスケ、クロックス履いてるぞ・・・」
「ねえ見て、あの人サンダルよ・・・」と、
まあまあスキー場内をザワつかせていた。

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「クロックスの中で足下が滑るんです」とか言いながら、
勇猛果敢にバンクコースに飛び込んでいく姿にはもう脱帽。
妙なスタイルが出ちゃってます。

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そうしてスノースケートで混み合ったかぐらメインゲレンデを3本やっつけたら
モモ筋が悲鳴を上げはじめたので下山することにした。

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本来ならスノースケートにバッチリマッチするはずのみつまたエリアも
もうまったく走らないためあまり楽しくなかった。残念、賞味期限切れ。

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というわけで、いよいよこれで2018〜19シーズンは終了。
ここまで長く楽しませてもらえたし、何より私が、
年々雪質や積雪量に惑わされずに遊べるようになってきたことが大きいと思う。
そういった意味も含めて今シーズンは良いシーズンだったのだと感じている。

う〜〜ん。充実。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
このかぐらの翌日に行った、生まれてはじめて行く湘南サーフィンのお話です。
お楽しみに。
  

テーマ:スキー - ジャンル:スポーツ

2019.05.27 | コメント(2) | トラックバック(0) | スキー

犬ヶ島

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これはいわゆるクレイアニメーション作品。
『ピングー』とか、ご存じですかね?
粘土細工の人形を、ひとコマひとコマ撮影して作るという
考えただけで背筋の凍る根気と、永遠と言ってもいい時間をかけて
作り出されたその世界は、銀河系の彼方でも、
ブラックホールでも、屍になった海賊でも映像化できる
今の世の中にあっても、否、だからこそ、かなり奇抜だし魅力的だ。

特に今作は、環境破壊や動物虐待という重いテーマを
粘土細工の人形で表現しており、それはまるで

「私は、決して物事を真っ直ぐに見たりはしません」

と胸を張って言い切っているようなものなので、
そのへその曲がり方はハッキリと私のツボだ。

悠々自適に生きてきた犬たちと、
運命的に犬を忌み嫌う家系に生まれた人間との抗争をベースに、
支配者となった犬嫌いの陰謀によって愛犬を廃棄処分された主人公が
愛犬を遺棄されたゴミの島へ救出に行向かう。
そんなたった一人の愛犬への強い思いが、やがて人々の気持ちを動かし、
大きなウネリとなって支配者に向かっていく。という物語。

なぜに舞台が近未来の日本なのか?に関しては、
観終わっても特に示唆はない。
かと言って、アチコチで言われているような
ウェス・アンダーソン監督の日本愛みたいなものもあまり感じられず、
日本への理解はそこそこいい加減で底が浅いと言わざるを得ない。

つまり、「この荒唐無稽で奇抜なお話が東洋の島国だったら面白そう」
といった程度の選択だったと思われるし、
実際その目論見は当たっていると思う。

そんなある意味凝った悪いジョークみたいな作品に
ジェフ・ゴールドブラム、ビルマーレイ、エドワード・ノートン、
スカーレット・ヨハンソン、渡辺謙、オノ・ヨーコといった
(日本からも松田龍平など)
大御所俳優を声優に配置するというナンセンスが
とてつもなく高いセンスを生み出している。

そんなグローバルな色眼鏡で見渡した極東の島国のいびつなところを
精神世界として整頓して見せたのがこの『犬ヶ島』だと思う。

なので、これが日本だと思って見るよりも、
どこか遠い異国で起こった出来事だと思って観た方が
きっと今作の核心を観ることができると思う。

そうして観てみれば、コマ撮りでなければ描けないキャラクターの心模様や
細かい葛藤が浮き彫りになり、この奇抜な世界にもすんなり入り込めると思うし、
意外や意外、綿密に織り込まれた脚本による
繊細な物語であることが理解できて楽しめるだろう。

アニメ作品を毛嫌いしている人ほど、観てみると驚く作品だと思います。
(オススメ度:70)

テーマ:WOWOW/スカパーで観た映画の感想 - ジャンル:映画

2019.05.24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

水捌けの悪いワイパーが復活!ECOCUT pro

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もうすぐジメジメの梅雨ですね。
最近では屋久島での集中豪雨によって、孤立してしまった方々のニュースや
ほんの二日前にも関東全域で大雨注意報が発令されるなど、
異常気象が異常に感じないほど、ここのところの気象状況は
悪い方で恒常化してしまっている。
西日本では昨年に引き続き、集中的な豪雨の可能性が高いと言われているが、
それはもちろん東日本でも同じ事。
私の家の近くには荒川という一級河川が流れ、
私の家はしっかりとハザードマップで真っ赤に塗られた位置にあるので、
他人事では全くない。

と、つい暗い話で始まってしまいましたが、
クルマの消耗品というやつも「地球環境に優しくない」
と思わされるモノの代表だ。

見栄だけで外国車に乗っている人間としては、
中でもワイパーは適合するパーツが少ないこともあって、
ブレードだけ交換とかお手軽なことができにくく、
エコロジーでないだけでなく、割高になってしまうため、
エコノミーの面でも私を憂鬱にさせる消耗部品だ。

私のクルマの使い方だと、だいたい8〜9ヶ月で
ワイパーで水滴を払ったときにスジ状の跡が残るようになりはじめる。
タイミングにもよるが、もうすぐ梅雨に入る今のような時期だと
今のうちに交換しておきたくなる。

2019_0520-15.jpg



そんなある日、Facebookで表示される広告で目にとまったのがコレ。
『ECOCUT pro』。

痛んでギザギザになったブレードの先端を、
1mm程度トリミングして、水捌けを復活させる
ワイパーブレード専用の「トリミングカッター」。

2019_0520-16.jpg

深さが2段階用意され、
これはつまり2回までトリミングできるということのようだが、
そこまで先端を短くして問題ないのか想像しただけでも心配になる。

「のようだ」と歯切れが悪いのは、説明書がドイツ語だから。
たぶんそういうことだと思う。
もちろん英語で説明されてもわからんが。

2019_0520-17.jpg
2019_0520-18.jpg

作業は超簡単。
キレ味もスルドイので、ブレードがヨレたりズレたりしないように
しっかり押さえておけばスルスルとカットできてしまう。

んで、肝心の使用感ですが、謳い文句通りに新品の水捌けが復活した。

しかして。

ご多分に漏れず、私もクルマのウィンドウにはガラコ(撥水処理)を施していて、
それ専用のブレードが用意されることでも分かるように
これを施工したあとだとブレードがビビりがちになってしまった。
これを施工する場合は撥水処理を我慢した方が良いかも知れないが、
それだと完全な背に腹、痛し痒しなので悩ましいトコロ。

私としては撥水効果が減ってくるまでブレードのビビリを我慢しようと思っている。

あとはこのカッターの耐久性だ。
思い起こせば、何も考えずに濡れたブレードをカットしてしまったので、
カッターの刃が錆びないか心配になってきた。

私はわざわざドイツ本国から取り寄せたが、調べるとamazonでも購入可能。
ちなみに本国からだとほとんど忘れた頃(3週間程度)に届く。
何よりamazonよりも高かったのでメリットゼロ・・・
amazonで「ECOCUT」で検索すれば、もっと安い別の商品もヒットするので、
興味があれば試してみてください。
  

テーマ:カー用品 - ジャンル:車・バイク

2019.05.23 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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埼玉のへそ曲がり

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オートバイと
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近ごろ波乗り。

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