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Burton × Carhartt WIP 2018

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2008年、そして私も持っている2011年につづいて今季
BurtonとCarhartt WIPのコラボレーションアイテムが発表された。

今回もBURTONのショップだけでなく、
Carharttのアンテナショップでも販売されるとのことで、
Burtonのもつハイテクによって
Carharttのもつオーセンティックな魅力を
過酷な雪山でも心置きなく満喫できるようにするというコンセプトは
今回も受け継がれているようだ。

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今回の目玉は言うまでもなく
DRYRIDE 2レイヤーCordura®を使用したカバーオールのモデル。
私にこれを着る勇気はすでにないが、
この両者のコラボレーションの意図をまっすぐに反映したモデルとなっており、
こいつは問答無用にカッコイイと思う。
誰かこれ着て見せて〜〜〜

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シリーズにはザックやグローブも含まれており
全方位のコレクションとなっている。

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2011年に発売された私のジャケットはゴアテックス・インサートが奢られており
やり過ぎ感もないではないが、それはそれでこのコンセプトが分かりやすくて
ちょっと自慢でもある。
おかげでほとんど着ていないのに手放せないままでいるのだが、
こういう生まれながらに愛着を抱けるアイテムって
それだけで存在価値が高いと思う。
  

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テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2018.10.31 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

INFOBAR xvと、デジタルデトックス

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私はiPhoneを好んで使ってはいるが、
かといってApple Watchが必要なほどデジタルに依存してはいない。
それでもスマートフォンなしで不自由なく暮らせるかというと、
そこまでではない。

でもそれは、検索機能やスケジュール管理に
Apple Payなどの便利ツールに頼っている部分であって、
SNSなどのいわゆるコミュニケーションツールとしてはさほどでもない。
グループチャットやLINEは確かに便利だけれど、
電話とメールができれば何とか代替できるだろう。

近頃デジタルに疲れている人も少なくないらしい。
そもそもが内気で内向的なのに、妙に気遣いができて気が利く、
責任感の強い人種である日本人の場合、
無理してコミュニケーションしている部分も少なくないのだろう。

物質社会からの解放を意図する、いわゆる断捨離と同様に、
そういった呪縛からの解放を願う方がいてもおかしくはない。

そういった風潮を「デジタルデトックス」というらしい。

話は逸れるが、日本人はこういった風潮に対する
ネーミングセンスがずば抜けているといつも思う。

少々うがった見方になるが、
それは、言い得て妙なネーミングを配置すると、
そこに様々な免罪符が得られるからである場合が多い。

それを強く感じるのは、たとえば「フリーター」というネーミングだ。

こう言うと何かフリーターという職業や
選択できる生き方があるように感じられてしまうが、
もちろんそんなものはない。
ただの落伍者である場合だってあるので、
あたかも大きな選択肢のように感じさせてしまうのは時に危険だ。

それはさておき、
そんなネーミングによって止めるに止められないデジタルから逃避する
免罪符が得られ易いのだと思った。
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そんなデジタルデトックスなタイミングで、
「フィーチャーフォン」の『INFOBAR xv』が発表された。

ガラパゴス化(固有の生態系化)したケータイと呼ばず、
単一目的に絞った機能にフィーチャー(特化)したフォンなわけだ。
老眼鏡をリーディンググラスと呼ぶように
これまた言い方の妙であります。

そんなわけで、最初にこのINFOBARの復活の話を聞いたとき、
「オレ最近これなんだよね〜〜カッコ良くてさ〜〜
かといってスマホとの二台持ちとか無理だし・・・」なんてうそぶきながら、
これを期にデジタルをデトックスできるのではないかと
私自身が期待してしまったわけだ。

結論を言うと、山間部での通信圏の安心感もあって
Docomoからは離れられないし、スマホの利便性を捨てきれない。
何より私はモノの訴求力という意味でも、まだiPhoneから離れられそうにない。

でも、今回のINFOBARの復活というニュースは、
少なからず私の中に潜むデジタルからの解放という願望に
さざ波を立ててくれた。
そんな、ニュースというよりも、私の目を醒ます
ちょっと面白い出来事でありました。
  

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

2018.10.30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 徒然

サーフィン@茨城 10/6〜7

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体育の日の三連休、前半の土〜日で波乗りに茨城へ。
ポイントはいつもの大貫だ。

24号に続き、二週連続で大型で猛烈な台風25号が北上してきており、
影響が出るのはもう少しあとだろうと予想はできても、
実際に自分の目で海を見るまでは予断を許さない状況でありました。

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5時に埼玉を出発したのだが、朝の常磐道は霧が発生していて、
幻想的でクリーミーな朝焼けを堪能できたが、
そのぶん大荒れの海を想像できてしまい、不安が期待を大きく上回る。

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心拍数を上げながら海に着くと、
曇りではありましたが、 すでに霧も晴れており、
何より心配された台風からの風の影響もなくほぼ無風で
むしろ好コンディション。良かった〜〜

結果的に台風25号は日本海の海上を進んだため、
雨、風とも太平洋側への影響はさほどでもなかった。

波はコシ〜ハラ、たまのセットでムネ。
先週と似たようなサイズ感だが、追いかけても割れてこない先週とは違って、
この日の波は見た目通りに割れてくれる。
大貫でよく会うトロ厚めのやつが多く、全体的に癒やし系だが
この日は波数が多くてまあまあ忙しい。
つまりナイスデイ!

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この日のメンツは、一泊予定の私とatu、ユウタくんに、
日帰りのコモさん、OYくんの5名。
まずはatu、コモさんと7時に入水。
追っかけOYくんとユウタくんと合流した。

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1R目は先週に引き続き『ASQ FISH』を投入。
先週はあまりその持ち味を活かせなかったが、
ショルダーがきちんと張って比較的長くフェイスを維持してくれていたこの日は、
かなり遊ぶことができた。

私にとって、フィッシュであること以上に
クワッドフィンであることの方が大きい。
出だしから壁に張り付くように横に滑っていけて、
私でもまあまあ高低差のあるアップスンができてしまう。
そして、この大きさ(幅と厚み)を活かして、インサイドまで長く波を繋げられる。

とか、御託を並べるまでもなくこの日の波は乗りやすくてかなりタノシー!

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2時間やって、ここで帰るコモさんとOYくんを見送ったあと、
10時半から第2R。
気持ちサイズが下がってきたので、ここで『Clandestino』にチェンジ。
安牌だったはずなのだが、どうもこの日の波形には合っていないようで、
そのまま『ASQ FISH』で入ればよかったかもしれない。

でもまあ2時間やってそこそこ数は乗れたのでヨシとするか。

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昼メシ食べたら大洗ダウンチル。
スケートもタノシー!のだが、
この頃には曇り空は晴れ渡り、気温も30℃を超すガチの真夏日。
ここのところまあまあ肌寒い日が続いていたので長袖を着てきてしまった。
atuとオッサン二人で、滝のような汗・・・

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おかげさんでスケート後にいただく
ファミマの『バナナ・フルーツ・ミックスフラッペ』が激ウマ!
まさか10月になってもひんやり冷たいフラッペを美味しくいただけるとは。

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もちろんこれだけ暑ければ海に浸かるのも、もちろん気持ち良い。
15時から入った第3Rも、ロングスプリングで少しも寒く感じたりしなかった。
ほんと夏みたい。

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波はこの時間も引き続きトロいままだったが、予報通りに南西の風が上がりはじめ、
波はかなりホローに変わりはじめていた。
あまり乗れなさそうだったので、いっそ私には乗りづらい(難しい)部類に入る
『Christenson Twin Keei FIsh』で入ってみた・・・
・・・のだが、これが大当たり。

確かに午前中と較べれば乗れる本数はかなり減ったのだが、
波自体のパワーは残っていたため、
軽めの『Twin Keei FIsh』であっても充分に操ることができた。
決してこのボードに合っている波ではないのだが、充分にチャレンジできるし
この波質だからこそ雑に扱って失敗しても後悔がない。
そうして上手いこと切れ目に飛び込めれば、
その機動力を活かしてフェイスを高速で上下に切っていける。
できたときの喜びがひとしおの波乗りだ。これまたタノシーーーーっ!

近頃は何本持って行っても、一番つぶしの利くClandestinoにばかり乗る
ことが多かったのだが、この日は持ち込んだ3本すべてに乗ることができた。

扱いやすいミッドレングスにばかり頼っていてはいけないのだと
目の醒める思いがした。反省であります。

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結局、陽が沈むまでたっぷり3ラウンドしてしまった!
久しぶりに数に乗った。なんて乗れ高の高い日なのでしょうか。
充実しすぎの一日となりました。

というわけで、大洗の銭湯に浸かってから、いつもの居酒屋で祝杯!
生ビールがデラうんめぇ〜〜〜〜〜!

アゲアゲ気分で10時にはクルマに戻って寝たのだが、
昼間の暑さが火照りのように残り、かなり寝苦しい熱帯夜であった・・・

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翌朝。5時半に起床して海に向かう。
起きるまでもなく、クルマの中の寝床からすでに
風がブンブンに吹いていることは分かっていたが、南寄りの強サイドオフで白波祭り。
風を避ける堤防脇で、スラスターに乗る上級者ならなんとか乗れているようだったが、
前日に出し切っていた我々は、余裕という名の波乗り回避。
わざわざよい思い出を汚したくない。というのは半分嘘で、
前日にサーフィン3ラウンド、スケート1ラウンドしたオッサンの身体は
すでにガチガチの筋肉痛に苛まれており、すっかり抜け殻モード・・・

逆に言うと、早起きしてゆったりと語らう贅沢な時間を過ごした。

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その後、この日からやって来るマッツンを追いかけて鉾田のポイントまで移動した。
こちらは大貫よりもずっと整ってはいたが、上の画像にもあるように、
フェイスの残る良い波もなくはないが、繋がってグシャッとくる速い波とが混ざる
上級者向けであることに変わりはなく、
若いユウタくんは別として、すでに腰が引けてしまっている
私とatuのオッサンコンビは、そそくさと帰り支度をはじめた・・・

というわけで、日曜日はマッツンに挨拶だけしてノーサーフ。
さすがにもったいなかったかな〜〜と思わないでもないのだが、
気持ちはすでにこの日決勝を迎える『F1日本GP』になびいてしまっていたし、
何より、それを許容できるほどに土曜日の波乗り(&酒)が充実していた証だ。

いんや〜〜ほんと久しぶりに味わう満腹の波乗りでありました!
こりゃ〜〜〜タマランです!
  

テーマ:サーフィン・ボディボード - ジャンル:スポーツ

2018.10.29 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

2001年宇宙の旅 IMAX版

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『2001年宇宙の旅』について、説明は一切不要だろう。
1968年に初公開され、それから50年ものあいだ
多くの映画関係者に影響を与えつづけた、まさにSF映画の金字塔だ。

今年、制作50周年を記念して
ダンケルク』、『インターステラー』のクリストファー・ノーラン監修による
70ミリ・ニュープリント版のフィルム上映が、
国立映画アーカイブにて6日間のみ行われた。
ほどなくしてこのIMAX版の上映も決定し、
もちろん70mmのニュープリント版にも興味があったが、
私はIMAX版の方に気もそぞろになってしまっていた。

あの壮大な世界観をIMAXの巨大なスクリーンと
最高の音響設備で堪能したい。

私が初めて観たのはまだ小学生のときで、
実はスターウォーズのあと。
そのときは宇宙旅行について胸を躍らされただけで、
今作をほとんどゴジラやガメラと同じ目線で観ていたので、
この作品の底辺に潜む問題提起や芸術的考察に関しては
一切関知することなどできなかった。
それから度あることにリバイバル上映やビデオで観返してきて、
この作品の持つ本当の真意に気づけたのは大学に行く頃になってからだ。

そんな、一度観ただけでは理解しきれない
難解さもあってのことなのかもしれないが、
重要なのはこれだけ時代を経ても、何度でも劇場で観ようと思えることだ。
そんな多くの人々の思いがあってこそ、
何度もリバイバルで上映され続けてきたのだろうが、
まさかIMAX版を観る機会がやって来るなんて、夢にも思わなかった。

とはいえ、まだCGなんて手法が
ほとんど確立されていなかった50年も前のSF映画が、
最新の上映システムに耐えうるのか。
心配がないわけでもなかった。



しかして、例のリヒャルト・シュトラウスの
『ツァラトゥストラはかく語りき』が場内に鳴り響くと
そんな邪推はすべて打ち消されてしまう。
むしろ、フレーミング、音響、独特な間の取り方、
タイトルのタイポグラフィに至るまで、
140分間の上映時間の一瞬一瞬のすべてにおいて、
細心の美意識で貫かれていることを改めて知ることとなった。

そこにはSF的なサスペンスやミステリー、ホラーの要素などはなく、
人類の進化と、その延長としての人工知能の生存本能の芽生え、そして、
自己防衛本能による殺人(戦争)という人類が歩んで来た残酷で純粋な進化を、
キューブリックの疑問と問題提起として、一切の不純物なしに描いていた。

人類史上初めて目にする映像芸術であり、
だからこそ生まれ得たこの作品の唯一無二の存在感は、
IAMXであっても破綻させられることはなかった。

それどころか、今作が難解さ故に繰り返しリバイバルされてきたのではなく、
究極的に映像美を追求していたことで、ここまで人々に愛されてきたのだ
ということを、IMAXだからこそ理解することができてしまった。

上映前、まだ間接照明が灯る中、オペラの開演のように、
オーケストラのチューニングのような不協和な旋律が場内に流れ、
観客に着席を促す演出も施される。
そして、作品の途中で15分間の休憩を挟むのもオリジナル上映を踏襲している。

エンドクレジットが表示され、場内の灯りが点いても
シュトラウス2世の『美しく青きドナウ』は
最後の一小節まで止むことなく鳴り響き、
まさにオペラを嗜むような世界観が映画館に広がるところも
今回の上映ではそのまま再現されていた。

11月21日には4K URTLA HD&HDデジタルリマスターの
ブルーレイがリリースされるそうだが、
まだIMAX版の特別上映の終了まで一週間あるので、
映画の歴史が変わった瞬間を、是非劇場で体感して欲しいと思う。
(オススメ度:100)

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

2018.10.26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

MISSION WINNOW って何だ?

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先日行われたF1日本GPで、
フェラーリに新たなスポンサーロゴが追加されるという発表があった。

現在F1では煙草の広告が全面的に禁止されているが、
Marlboroなどのブランドをもつフィリップ・モリスは、
今も尚スクーデリア・フェラーリの影の冠スポンサーを務めている。

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以前はバーコードを模してみたり、
あくまでもフェラーリのマークであるかのごとく
Marlboroを連想させていたデザインもあったが、
いまではほんの少しの連想であっても、その一切が禁止されている。

「影」でありながら、一番広告費を支払っている「冠」であるというのも
誠におかしな話なのだが、これは間違いのない事実。
つまり、多額のスポンサー料を支払いながら、フェラーリのボディには
一切のフィリップ・モリス社の広告は表示されてはいないというわけだ。

なんとも太っ腹な話だし、
それだけスクーデリア・フェラーリのもつ世界的なブランド・パワーは
測り知れないということなのだろう。

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そんな、本来冠スポンサーが表示されるべきF1の“一頭地”に、
フィリップ モリス インターナショナル(PMI)が掲げる
科学、技術、イノベーションの役割を担う新たなグローバルイニシアティブ
Mission Winnow』のロゴが掲出されることになった。

フィリップ モリスの最高経営責任者を務めるアンドレ・カランザポラスは
「Mission Winnowを通じて、我々がいかに変化しているかを世界に知らせたい。
PMIの人々が達成してきた変革へのプライド、
より良い未来に繋がる厳密な科学と
イノベーションに対する我々の献身を共有したい」

「我々はこのグローバルなプラットフォームを新しいPMIの窓、
先入観へのチャレンジのために使用してきたい。
我々、そして、我々のモチベーションに対して疑問を抱いている人々が
多くいることはわかっている。
スクデーリア・フェラーリとのパートナーシップは、
批判者や支持者たちと多くの励みになる個性的な会話を構築し、
幅広いオーディエンスに広範囲に取り組む機会を提供する」

と、分かるような解らないようなコメントを発表している。

言葉だけ紡ぐと「議論を交わし答を見つけるプラットフォーム」
といったところか。

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日本たばこも『ひとのときを思う』、
『大人のたばこ養成講座』などを広告展開しているが、
『Mission Winnow』はこういった活動と志は同じでも中身はかなり違うように思われる。

果たしてこれをして何をする気なのか?
興味をそそられるし、そういったニュース映えさせることこそ
この『Mission Winnow』の主目的なのかもしれません。

いずれにせよ、広告コミュニケーションは、
さまざまな規則の抜け道を探しながら
ますます複雑化していっているというわけだ。

さておき、肝心のF1では、フェラーリは今季4戦を残してすでに白旗状態。
鈴鹿でも予選に失敗し、巻き返し中に接触事故を起こしベッテルが6位と散々な結果。
翌週に開催されたアメリカGPで、キミ・ライコネンが2013年ぶりとなる21勝目を遂げ
なんとか一矢を報いたが、時すでに遅し。
結局今シーズンもメルセデスAMGにコテンパンにやられてしまっている。

そちらをなんとかすることの方が
よっぽど重要なミッションであるコトは言うまでもない。
レースでこそニュースになる活躍を期待しているぞ〜〜〜
FORZA!がんばれ!スクーデリア・フェラーリ!
  

テーマ:F1グランプリ - ジャンル:スポーツ

2018.10.25 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

FLEXTAILGEAR MAXPUMP PLUS

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携帯式の電動空気入れを買ってみた。
商品名は『FLEXTAILGEAR MAXPUMP PLUS』。
すでにAmazonあたりでも購入できるが、
私は一般に流通する前に、クラウドファウンディングで購入した。

そして、これが人生初のクラウドファウンディング。
流通価格の七掛け程度の値段で買えたのですが、
8月と言っていた納期は結局1ヶ月近く遅れ、
いまひとつ信用しきれていない私は本当に届くのか、かなり心配だった。
とはいえ、3千円にも満たないような値段であったし、
もちろんこうして無事に届いたので、
最初のクラウドファウンディング体験としてはちょうど良かった。
のかな?

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これまでにも同じような電動ポンプはあったが
こちらの製品はそれらと較べて圧倒的にコンパクト。
私はこれを近頃車泊で活躍中のスリーピングマット用に購入したわけなのだが、
コンパクトさとシンプルさで言えば、
私は手動ポンプ式の『MAGIC MOUNTAIN エアマットポンプ』も持っているので
それとの比較が一番興味のあるポイントだ。

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約170gと、重さに関しては較べるまでもなく負けだが
比較しなければ、これも充分軽い部類に入るだろう。
実は防水レベルがIPX4を誇り、雨の中でも操作が可能だ。

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モンベル エアパッド150 スリーピングマット』に充填するのにかかる時間は
40秒ほど。
手動のポンプの1/3以下の時間でもちろん体力は一切かからない。
ちなみに騒音レベルはヘアドライヤーと同程度。

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逆向きに装着すれば排気もできる。
かかる時間ももちろん一緒だ。

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内蔵されるリチウムバッテリーの容量は3600mAHで、
完全に空の状態から満充電までは6時間かかる。
メーカーは満充電で60分間の運行を謳うが、それ以前に放電が早い。
合計使用時間が60分に満たなくても、
約一週間後には完全に放電してしまい、以後まったく動かなくなる。
ちなみに、充電が少なくなるとそれまで無灯だったスイッチが赤く灯る。

なので、週末ごとに使うようなタームだと毎回充電する必要がある。
唯一の救いは30分ほどの充電で、一回分くらいは動いてくれることだが、
こういった使い方だとバッテリーの劣化が早そうな気がしてしまう。

というわけで、使い方次第ではありますが、
基本的に電源を確保できない場所で使うアウトドア用品であることを考えれば、
手動のエアマットポンプの方が秀逸と言わざるを得ない。
なんであっても、モノはシンプルな方がいい。

で、クラウドファウンディングであるが、
基本的に少量多品種生産で、しかもマーケットに直結し
ニーズを確実に探れるというこの仕組みは、
確かに大した物だと言わざるを得ない。

でも、アフターサービスなど、決して小さくない不安要素も少なくはない。
古い人間の私的には今のところ5,000円の投資が限界かな?

以前には10万円を超すようなドローンなど、
真新しさに気を惹かれたモノも多くありましたが
さすがにリスクが高すぎて手が出せないでいた。
それからほどなくして、大手メーカーが開発したさらに性能の上回る機種が
ビックカメラで買えるようになったわけで、
こういったマーケティング手法と迅速な開発スピード、そして、
少ロットでも儲けを生めるビジネスの構造は、
スタートアップ企業だけのものではないというところがポイントだ。
  

テーマ:アウトドア - ジャンル:趣味・実用

2018.10.24 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

JONES Snowboards Mountain Surfer

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雪板がちょっと気になっている
中でも深雪を滑ることのできる長めの雪板の方だ。

とはいえ、関東圏のホリデーボーダーにとって、
そのために新雪の降り積もった貴重な一日を使うのは少々気が引ける。
なので、山の麓に住む人の贅沢な遊び道具という印象が強く、
気にはなってもなかなか手が伸びないでいる。

しかして私の場合、そんな気持ちを打破するのはいつも「道具」だ。
すみません、言い間違えました。それは「物欲」だ。

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そんな私の物欲を激しく刺激するバインディングレス・スノーボード
Mountain Surfer』がJONES Snowboardsから発売開始され(てしまっ)た。

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『Mountain Surfer』はJONESのSURF SERIESというカテゴリーに
今季追加された新しいモデルで、
サーファーの皆さんにはすでに説明不要のシェイパー、
クリス・クリステンソンさん謹製。

Gentemstickが企画した『Gentem Surf Project』にも参加しており、
冬には度々ニセコを訪れるほどの熱心なスノーボーダーでもある。

『STORM CHASER』などJONES SURF SERIESの全モデルに
少なからず関与しているようですが、中でもこの『Mountain Surfer』は
クリステンソンの手によってシェイプされたものだ。

クリステンソン自身がサーフボードと同様にフォーム材をハンドシェイプし、
そこにグラスファイバーを巻き、それを更に磨き上げたものなのだそう。
そうして完成したモールドをCNCスキャンし、
3Dデジタルファイルを使って生産モデルの金型を制作したとされる。

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そうして生まれた生産モデルはエッジこそないものの、
スノーボードと同様にウッドコアにシンタードベースを使ってプレスされるようだ。

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ひな形となったハンドシェイプのプロトタイプは大きく作られていた様子。
生産モデルの全長は142cm。

Spoonfishにも発売当初はノーボードに対応するためのネジ穴も開けられていた。
長さも142cmと同じなので、なんとなくそのことを思い出すが、
Spoonfishはあくまでもノーボードもできるスノーボードという過渡期以前のもの。
それは単なる他人のそら似なのだが、
このあたりの長さに最適解があるということは感じさせる。

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そして、ハルボトムに複雑なチャンネルの造作など、
クリステンソンがサーフボードで培ってきた流水力学が
大いに活かされたとされる3Dシェイプが施され、
文字通りの『マウンテンサーフ』モデルとなっているようだ。

水の上で培った知識が果たして雪上でも発揮されるものなのか。
純粋に疑問に思うところなのだが、そもそも雪上でサーフィンしようとか
考えている時点でそういうことは言いっこなしが大人の分別のつけ方だ。


さておき、構造的にも木材から削り出して作られる雪板と較べれば、
重量も増えているだろうし、かなり趣を異にするモノであることは確か。
そして雪板のもつ手作りだからこそ醸し出せる工芸品のような美しさは
たぶんここにはない。

でも、言ったように私を突き動かすのはあくまでも「物欲」だ。
なので、雪板を手に入れるにしても、それは自分で削ったものではなく、
例えば『芽育』の完成品の方であったりする。
もちろん愛でることのできる美しさにも惹かれるが、
物を大事に扱えない性分の私にとって、
工業製品だからこそ得られるメリットも見逃せない。

シロウトでも新雪で乗りやすそうな雰囲気に溢れ、
複雑なボトムデザインの描く乗り味にも興味をそそられる。
そして、マイナスイメージを感じさせやすい、大量生産向きの
マシンシェイプであることも、使い倒せる耐久性と考えれば合点がいく。

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そんなわけで、こいつにはかなり心が揺さぶられている。

果たして、雪板を使うような新雪の斜面に私がわざわざ行くのか?
(というよりも、使える場所を見つけられるのか?)
わざわざ新雪の降り積もった日に行ったとして、
想像通りの悦びを享受できるのか?
雪板とノーボードに違いはあるのか?
だとしたらどちらが自分に向いているのか?

依然として越えるべきハードルは高く、悩みはさらに深いが、
こんな時間もまた買い物冥利に尽きる時間でありますので、
十二分に楽しませていただくことにする。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2018.10.23 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

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埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
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近ごろ波乗り。

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