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オースシャンズ8

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とんでもないことをサラッと、いとも簡単にやってのける。
だけどどこか子供のような遊び心を持っていて、
完璧からすこしだけ引き算したような魅力的な登場人物。
我々日本人にとって『オーシャンズ11』は実写版のルパン三世のようなものだ。
(小栗旬主演の実写版ルパン三世のことはもう忘れたい)

頭脳明晰でファッショナブル。
大胆な作戦と実行力、そしてどんなギリギリの場面でもミスを犯さない強心臓。
そして何より仲間を大切にする心意気と、
ちょっとカンに障るくらいにカッコイイのが
ダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)と、
彼の片腕のラスティ(ブラッド・ピット)だ。

そのダニー・オーシャンの妹、デビー・オーシャンが今作の主役。

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簡単に言うと、そんなアイコニックなカッコ良さを持った
オーシャンズの世界観を、そのまま女性に置き換えたのが
この『オーシャンズ8』なわけで、
デビー(サンドラ・ブロック)と、ルー(ケイト・ブランシェット)の二人が
オーシャンとラスティの代わりを背負って立つというわけだ。

オーシャンが刑務所から仮出所してくるところから始まることや
計画が恋愛(結婚)がらみであるあたりも
『オーシャンズ11』をトレースしていて、
それをリスペクトととるか単なる模倣ととるかは観る人次第。

つまりは2001年公開の『オーシャンズ11』を
観ていない人がターゲットだと思いあたり、
今作の真の意味に気づいたのは上映会開始から30分ほどが
経ったあたりであった・・・

あのオーシャンズの世界観を女性に置き換えるということは、
それはすなわち女性用に作り替えるということでありました。

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正直、宝石強盗計画じたいはかなり雑で、完全犯行計画にはほど遠く
「それじゃあすぐにアンタが犯人に疑われるだろ?」と思うところ多数。
オリジナルに較べれば尚のこと、仕掛けはかなり漫画ちっく。
私は「なんで?」「どうして?」と引っかかってしまい
どうにもダメでしたが、それもこれも“地図の読める男”だからこそ
感じてしまう粗であって、もっと直感的に物事を眺められる女性には
そんな細かいことどうでもいいと感じるのではなかろうか。

とまあ、クールな犯罪計画よりも、ファッション・アイコンとしての
キャストたちの出で立ちの魅せ方に重点が置かれていて、
それがいちいちカッコイイ。さながら劇場版のファッションショウだ。

『ワンダーウーマン』『ブラックパンサー』など、
女性や黒人といったマイノリティを超大作の主役に据えることで、
アメリカに長い間巣くってきたさまざまな特権意識やハラスメントに
一石を投じる作品が注目を浴びているが、
こちらもその時流を汲むものと思われる。

今回ソダーバーグはプロデュースに回り、
監督は『シー・ビスケット』の、というより『ハンガー・ゲーム』の
と言った方が近ごろは適切だろうゲイリー・ロスが担当。
私が観た限りでゲイリー・ロスの作品は他に
南北戦争時代にミシシッピ州ジョーンズ郡に白人と黒人が平等に生きる
「ジョーンズ自由州」を設立した実在の白人男性ニュートン・ナイトの
半生を描いた『ニュートン・ナイト』が印象深く、
割と重めの作品を撮る監督さんのイメージだったので、
今作への起用は少々意外でありました。

観終われば余計に、重めの社会派監督よりも
ワンダーウーマン』のように、いっそ女性監督に任せた方が
何倍も良かったのではないかと思ってしまう。

なんならソダーバーグが撮ったら良かったのに。
との思いがいつまでもなくならないのが残念と言えば残念。
あくまでも男性目線としては、ですが。

今回ナンバー「8」を選んだのは、「オーシャンズ11」まで
あいだに「9、10」があり、
あと2匹ぶんのドジョウが残されるからだと思われるが、
果たして続編は作られるのでしょうか・・・・

というわけで、物語よりも彼女たちのファッションに注目して観て欲しい。
どちらかと言えば女性に観ていただきたい作品であります。
(オススメ度:60)

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2018.08.31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

伊坂幸太郎『AX』

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伊坂幸太郎の『AX』を読んだ。
私は『グラスホッパー』しか観たことがないのですが、
伊坂幸太郎の作品は多く映画化されていた。つまり人気作家だ。
ということを知ったのはこれを読み終えてからだったので
先入観なく読めたのは良かったのですが、
そのためもあり読み終えるのにだいぶかかってしまった・・・
3ヶ月以上かかってしまった。
私の本に対しての情熱にかなりムラがあるコトも確かだが、
それ以上にこの小説の中盤が中だるみして
あまり面白くなかったせいも多分にある。


文房具メーカーの営業マンの三宅は、
実は業界でも一目置かれる腕利きの殺し屋「兜」として暗躍していたが
家に帰ればカミさんにまったく頭の上がらない恐妻家。

といった話で、殺し屋という強いメンタルが必要な稼業に身を置きながら、
家ではほとんどカミさんに遣いすぎるくらいに気を遣いまくるダメ夫。
という極端に強めのギャップが面白おかしく描かれている。

ちなみに題名の『AX(アックス)』とは、
山で使うアックスと同じ「斧」のこと。
今作では『蟷螂(とうろう:カマキリ)の斧』つまり
「弱者が自分の力をわきまえず強者に立ち向かうこと。
 身の程を考えず強がること。」の意味で使われている。

雌のカマキリは受精後に栄養を付けるためにオスを食べてしまう
という話を聞いたことがあると思うが、
その話にもかけているネーミングだ。

うだつの上がらない恐妻家の話を面白おかしく描いていて
最初は飄々としたその文体を含めて面白おかしく読めていたのだが、
「空気を読め」と「空気を読まず」を同時に言い放ってくる女性に
怯える男の話がさほども楽しいと感じる男がそうもいるはずもなく
私もだんだんと胸ヤケがしてきてしまい、中盤で一旦離脱してしまった。

2ヶ月以上鞄の中で放ったらかしにしておいたのだが、
他には一切することがなくなってしまった外出中の空き時間に
「仕方なく」読み始めると、私が中断したその直後で
主人公の兜はビルから身投げして自殺してしまった・・・・

「あれ????」主人公だったよな????

中盤以降、兜が家族のために裏稼業から足を洗おうと奔走する様子と、
自殺から10年経ったあとで父の死因に不信感を抱いた息子の様子が
平行して描かれ、時空を越えた親子の絆によって果たされる「答」が
最後には明示されていた。

中断せずにあと2ページ読み進んでいたら、
そのままその日のうちに読み終えてしまったと思えるほど
そこから急加速で面白くなっていた。

ミーハーな私なだけに、
彼の多くの作品が映画化されていることを知っていたら、
胸ヤケをおこさずに一気に読み切れたかも知れない。
いやはや、途中離脱したことも含めて、面白い読書体験となりました。
こういうこともあるんだよな。

というわけで、ひきつづき伊坂幸太郎で、
三浦春馬主演で今冬公開予定の『アイネクライネナハトムジーク』
を今は読んでおります。こちらもまた面白い。
近々そちらもご紹介させていただきます。
  

テーマ:感想 - ジャンル:小説・文学

2018.08.30 | コメント(0) | トラックバック(0) |

Moonstar Made in Kurume ALWEATHER

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ムーンスターと言えば、私世代には学校の上履きのイメージ、
つまり『月星シューズ』のイメージの方が強いのではないでしょうか。

海外ブランドが市場を席巻する昨今のシューズ業界にあって、
ある意味この国のシューズメーカーの元祖とも言えるムーンスターですが、
だからこそ地道に、そして着実に日本人の足許を支えていると言ってもいい
ドメスティックブランドの誇りだ。

そんなムーンスターが長きに渡り培った職人気質な高い技術力を
幅広い世代に伝えるべく生まれたのが『MADE IN KURUME』。

KURUMEとはもちろん、
ムーンスターの本社のある福岡県久留米市のことだ。

縁あってムーンスターのお仕事を請け負うようになり、
私はこの『MADE IN KURUME』を知ることとなったわけだが、
マス宣伝をするでもなく、しかもセレクトショップなどを中心とした
ニッチブランドとしての販売戦略を採っていることから、
目立つ大型量販店には置かれないので、仕事で知ることがなかったら
こちらのブランドを目にする機会はなかったものと思う。

スニーカーという、プレーンなある意味最小単位の履き物に
ムーンスターだからこそ持ち得た技術を活かすために、
シンプルでソリッドなコンセプトとデザインが施され、
佇まいの良い、何とも言えない存在感が生まれている。

中でも、ビーン・ブーツのように高い位置までゴムで覆われた
こちらの『ALWEATHER』のデザインに一目惚れしてしまった。

私の足はモンゴリアン特有のだんびろ甲高の足型なので、
海外スポーツシューズメーカーだと27.5cm、
場合によっては28.0cmになってしまうのだが、
さすがは日本人の足を知り尽くしたムーンスター、
こちらだと27.0cmで幅も長さもピッタンコ。
こういうところもとてもウレシイ。

池井戸潤の『陸王』を地で行くような
足袋の製造から今に至る間に培われた職人気質な企業文化も
サラリーマンゴコロをくすぐる。
まさに「モノ語り」(別名:口プロレス)にうってつけの逸品だ。

これからの長雨の季節もさることながら、
冬の雪道でも活躍してくれそうな予感。
ううう〜〜〜〜〜ん!これはカッコいい!
  

テーマ:シューズ - ジャンル:ファッション・ブランド

2018.08.29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 徒然

ODE to MUIR 〜THE HIGH SIERRA〜



先週末行われる予定だったMotoGP イギリスGPは
なんと前代未聞の雨天中止。月曜日への振り替え開催すらされなかった。
コースの水捌けの悪さが原因との報道もあるが、
それにしたって今までこんなことなかったわけだから
世界的な異常気象と無関係ではないと思う。

異常気象にもいいかげん慣れっこなくらい、
異常が通常になりつつある今日この頃でありますが、
こちら東京でも、昨日のゲリラ雷雨にはさすがに驚かされた。
異常がぐんぐんバージョンアップしているように思うのは私だけか。
果たして、今冬はどうなるのでありましょう。

とか、すでに冬の心配をはじめておりますが、
お茶の水のスキー街でも、店頭の展示を夏のアクティビティから
スノー用品に切り換えだしたお店も出はじめた。
そんなちょっとばかり気の早いスノーマニアに向けて
メディアの方もシーズンインに向けた動きを見せ始めている。

ちなみに。
『DIGGIN' MAGAZINE』の今季の第一号は明日29日(水)発売。
カタログ号とのことなので、こちらも楽しみでありますが、
THE PRODUCT BOOK(8月29日発売)
NISEKO ISSUE    (10月26日発売)
THE SESSION STORY(12月20日発売)と、
今シーズンリリースされる3号を予約購読するとスノーシューバッグが
プレゼントされるお得なキャンペーンもやっているので、
私はそちらにしてみました。どうせ全部買うしな。


さておき、
今秋公開予定のTeton Gravityの最新作「Ode To Muir」であります。
ご存じジェレミー・ジョーンズとX Games 女子ハーフパイプの金メダリスト、
エレナ・ハイトがカリフォルニアのJohn Muir Wildernessに遠征した
40マイルに及ぶ旅の模様が収められているとのこと。

そしてそれは、この地への森林伐採・ダム建設計画に対し
命懸けで抵抗しシエラネバダの大自然を守り続けた人物、
『自然保護の父』と呼ばれたジョン・ミューア(John Muir 1838-1914)
へのリスペクトの旅であるという。

Protect Our Winters(POW)の創始者でもあるジェレミー・ジョーンズなので、
自然保護へのアピールも大いに含まれているのだろう。
近ごろは大部分でパタゴニアの活動とかぶるジョーンズさんであります。

さておき、バックカントリーとスプリットボードという
大きなジェネレーションが私に押し寄せたのは、
何はさておき『Deeper』が発端と言っても過言ではない。

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自分の滑り降りるぶんは、自分の足で雪山を登って稼ぐ。
そんな原始的で根源的な行為は、
それ以来、私の中心付近に置かれているわけだが、
それがそのままの位置で今も固定されているのかというと
それはそれでかなり怪しい。
その熱量はすでに、良い意味でも悪い意味でも
「スープの冷めない関係」くらいで維持されたままだ。

こういった行為を流行廃りで捉えるのは
決して褒められたことではないが、
すでにブームな時期は過ぎ、より日常的な行為として
私の中では認識及び整理されている物事だ。

私にとってバックカントリーという行為が
自然への入口であった時代から、
自身と自然との関わり合いをより深めるための行為へと移行する。
そういう時季が訪れている予感を強く感じる。

自然との強い関わりを持つバックカントリー愛好家
(そして、サーファーに、オフロード・ライダーも)こそ、
昨今の気候変動に対してもっとセンシティブにならなければ
おかしいと思う。

そういったタイミングで発表された
ジェレミー・ジョーンズの新作なので私的な興味は尽きない。
  

テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

2018.08.28 | コメント(2) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

大分へ、母と初めての二人旅。

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8月3日金曜日、仕事から帰宅すると、早寝の父が珍しく起きていて、
その時点で何かあることは察することができた。何事かと聞くと
もう長いこと入退院を繰り返し、今は老人看護ホームにお世話になっている
大分にいる母方の叔母が危篤になったという。

しかして、父はもしものときはメールで報せてくるので、
起きて私の帰りを待っていたりはしない。
言いたいことは他にあるはずで、つい身構えてしまう。

今年82歳の母は8人兄弟の末っ子で、
今回危篤に陥った95歳の一番上の叔母と三男の84歳の叔父と、
8人兄弟もすでに三人を残すのみとなっている。
ここ5年のあいだに4人の兄弟を立て続けに失ってきた母にとって、
やはり叔母の存在は大きく、
一人でも叔母のいる大分に行くと言って聞かないのだと言う。

叔父夫婦も翌日の飛行機で大分に向かうと言うが、
今の母を叔父夫婦に任せるのも無責任というものだろう。
場合によっては数日間居残ることも考えられる。

そんなわけで、母のお目付役は私に回ってきた。

もちろん私も調整できるのは月曜日まで。
もしも滞在が長引くようならそれはその時考えるという
出たとこ勝負で急遽大分行きが決まった。

そしてこれが、はじめての母との二人旅となった。

前日の夜に出発を決めても、なんとかなるのがネット社会だ。
正直「チケットがなければ・・・」と思わないでもなかったが、
大分空港行きのチケットもスンナリととれてしまった。

もちろん羽田まではクルマだ。
大分までのフライト時間よりも、いっそ埼玉から羽田までの移動時間の方が長い。
そんな時間を電車で過ごすなんて、私には到底無理だ。
杖なしではまともに歩けない母の事情を差し置いても、
ここは迷わずクルマで向かう。

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しかして、夏休みの週末の羽田空港の駐車場はP1〜P4まで、すべて満車。
今回は南ウィングのJALなので、P1が一番都合が良いのだが、P1は長蛇の列。
P2の方が比較的列が短かったのでそちらに並んだ。
ある程度は想定して早めに着いていたとはいえ、
列に並ぶ間の心中は決して穏やかではなかったが
送迎の方のクルマがほとんどのようで、
列の進み具合は大型ショッピングモールのそれよりもだいぶ早い。

それでもなかなかシビれる30分を経て、なんとか駐車場に滑り込んだ。
ちなみに、一日最大¥1,500の駐車料金は、
繁忙期のこの時期¥2,100。足許見やがる。

横に長い第一ターミナルビルを横断し、叔父夫婦と無事合流。
数年前の怪我のときに埋め込まれたプレートがそのまま残る母が
保安検査場で引っかかったことと、
夏休みの旅行者が多く想像以上に荷物の預け入れに手間取り、
昼食を摂る時間がなくなったこと以外はスムースに運び、
12:20発のJL665便は無事に飛び立った。

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そうして晴天の大分に到着した。
私は大分に来るのはこれで2度目。
前回は仕事で来たのでプライベートで訪れるのはこれが初めて。
とはいえ観光で来たわけではないので、
気分的には仕事の時とあまり変わらない。
80過ぎの老人を三人も従えているので、
なんなら今回の方が面倒は多いように思うほどだ。

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叔母は大分の中でもなかなかの田舎にいるので、
空港からはレンタカー。今回はヴィッツ。なんと3日間で8千円弱!!!
4人で移動することを考えれば、公共交通機関よりもずっと安い。

せかっくなので、ちょっとだけインプレを報告しておくと、
タイヤのせいなのか、ステアリングのセンター付近に
引っ張られるように勝手に動く部分があり気持ち悪かった。
あとは大人4人乗車ではスタート加速時にエンジンがかなりウルサイのと
私にはハンドル位置が極端に低すぎることを除けば、
高速での居住性も悪くなく、これまた過不足ない日本車らしい日本車。
でも、個人的にはホンダ・フィットの方が好きかも。

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小一時間で叔母の待つ老人看護ホームに到着した。
その後、叔母の様態は安定したらしく呼吸器も外されていて、
一旦はホっとした。
ただ、脳溢血を起こしており、すでに意識はない状態で、
間に合ったと言えば間に合ったのだが
母の気持ちを思うとやりきれない気持ちになる。

こういうのを後悔先に立たずと言うのだが、
こんなことなら叔母が元気なうちに母を連れて来るんだった。

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せっかくだからというのもおかしいが、
気晴らしも含めて近くの観光スポットも訪ねてみた。

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こちらは『宇佐のマチュピチュ』。
天候によってはこのように見えるらしい。
どうしても叔母(叔父の奥さま)が行きたいと言うので来てはみたものの、
いくらなんでもマチュピチュは言い過ぎだろ。
これをマチュピチュだと言い出したらキリがなくなる・・・

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そしてこちらは全国八幡神社の総本宮である宇佐神宮。
ということ以外にも、宮司を含む幹部2人が、市民団体に
罷免を求める署名活動を始められている問題でも世間を賑わせている場所。

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さすが総本宮だけあって素晴らしい場所なのですが、
なにせこの猛暑の中だったので、老人たちはすぐにグロッキー。
ここでは昼食だけ摂って、本宮に辿り着く前に退散した。

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そしてこの地方には、大正時代に架設された
とても美しいアーチ型の石橋が多数遺されていて
それらを巡るのも楽しい。なかなか風光明媚な場所。
とはいえ、これらを観にわざわざここまで来ないだろうから、
これはこれで貴重な機会だと思うようにしよう。

そうして月曜日までの三日間、
叔母の容態は一切変わらず、ベッドに張り付いて叔母に話しかける
母の姿を見ているのが痛々しかった。
叔父にしても同じ気持ちだったようで、
一週間ほどの滞在は覚悟していた叔父夫婦も私が帰ると言っていた
月曜日には一緒に帰ることになり、母も私が連れ帰ることができた。

というわけで、旅としてもかなり中途半端ではありましたが、
三日間にわたり、母と過ごせたのは良かったと思う。
金曜に報せが届かなければ、何よりこの週でなければ私は動けなかったので、
これもきっと叔母の導きだったのだろうと思う。
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

そして、それから二週間後。
叔母は意識を取り戻さぬまま永眠した。

葬儀に参列するため、再び母と大分に赴いた。
さすがに2回目は「旅行みたいだ」と喜んではいたが、
次は本当の旅行に連れて行ってあげたいと思う。
  

テーマ:日々の暮らし - ジャンル:日記

2018.08.27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 徒然

当ブログは現在夏休み中

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いつものご愛読、誠にありがとうございます。
当ブログは現在夏休みをいただいております。

例年以上に暑さが厳しい夏になっておりますが
暑さに負けずに今年も更に良い夏にしちゃいましょう!

次回の更新は27日(月)を予定しております。
またこちらでお目にかかりましょう〜〜

See you!

テーマ:日記 - ジャンル:日記

2018.08.13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 徒然

ミッション:インポッシブル/フォールアウト

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ノンストップ・アクション・エンターテインメント。
とか、宣伝文句として言うのは簡単だ。
全編アクションだけでは物語が成立するはずがないし、
お金のかかるアクションシーンが増えれば増えるほど
天文学的に制作費が増えるので、何処かで息抜き的なシーンが
どうしても必要になる。
なので、ノンストップというのは常識的にはあり得ないはずなのだが、
そんな映画界の常識を覆す『不可能なミッション』に、
馬鹿みたいに真剣に、真っ向から取り組んでいるのが、
『ミッション:インポッシブル』という作品なのだと思う。

さすがに「息つく暇がない」は言い過ぎだが、上映開始から147分間、
冗談抜きに「息抜き」「箸置き」なしで一気に駆け抜ける。
全編アクションというほとんど夢みたいな定義にこだわりまくっているというか、
すでにその目的に呪われていると言っても過言ではない執着の仕方だ。

そんな本当の意味のノンストップ・アクション・エンターテインメントが、
CG合成で生み出された虚構の映像ばかりでは達成できないことを
主役であり、プロデューサーでもあるトム・クルーズ自身が
一番解っているのだと思う。

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前作では本物の貨物機にしがみついて見せたトムさんは、
今回はヘリコプターにしがみついていたり、

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相変わらずノーヘルで市街地を逆走するバイクスタントに挑戦してみたり、
極力スタントを使わずに自分自身でアクションシーンも演じている。

ちなみに、今回もBMWとのコラボによって、
トムさんはBMWのクルマやオートバイで疾走している。
上の画像のオートバイは以前こちらでも紹介した
R nine T Scrambler』。
BMW好きとしては余計に観ていて楽しい部分。



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そして、極めつけは前代未聞のヘリコプター操縦シーン。
詳しくは貼り付けた動画を観てもらいたいが、
実際にトムさんが操縦してアクションシーンを撮影している。

トム・クルーズ自身の努力ももちろんだが、
主役がアクションシーンを安全にこなすための万全の体制での
スタッフの準備や撮影の方法など、
スタントを使ってCGで合成する撮影の何十倍も余計に
手間やお金ががかかっていることは言うまでもない。
そこまでやるか?感がハンパない。

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今回、ビルを飛び越えるシーンでトム・クルーズが足を骨折したこと
(実際に足を引きずるシーンが使われています)が大きな話題になったが、
まさに彼自身が骨身を削るような努力によって生み出された臨場感に、
どれほどの観客が気づけるのかは私には分からないが、
それを確認しに行くだけでも
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』を観に行く価値は
あるように思う。

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アクション映画に限ったことではないが、
やはり色恋沙汰は映画の重要なスパイス。
特にスパイ映画にとって女性の主要キャストはすでにマストだ。

今回、『M:I:3』でイーサン・ハントと結婚していたジュリアも登場し、
『ゴースト・プロトコル』でお互いのことを考え別れたことが
うっすらと示唆されたが、あれからどうしてたんですか?
と言った感じで彼女の “その後” も描かれています。

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それもこれも前作で登場したイギリス情報部MI6所属の女性工作員イルサと、
イーサンを恋仲にしようとするシナリオのためだと思われる。
ジュリアは一般人だったので、イーサン・ハントの足手まといに
他ならなかったのですが、腕利きの女性工作員なら相性もバッチリだ。
今後は夫婦(めおと)スパイの活躍が観られるかもしれない。

といった具合に、良質なアクションが最大限に活かされるシナリオも
用意されていて、ツッコミどころがないわけではもちろんないが、
これはこれで破綻はないし、そんなことをアレコレと考えている間尺は
観客には与えられないので問題なし。
むしろよくここまで作り込んだな。と関心させられる脚本をもつ
真の娯楽超大作に仕上がっている。

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そんな「不可能」のハードルを回を追う毎に上げ続ける
ミッション:インポッシブルでありますので、
続編が観られるのかどうかは、
御年56歳のトムさんがどれだけ頑張るのか?にかかっている。

つい他人の私まで心配になってしまいますが、
いつまでもお元気でアクション映画の王道を突っ走ってもらいたいと
願うばかりだ。

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そんなトムさんの次回作は来年公開の
TOP GUN 2

「なにそれ?」と若い方々は思うことだろうが、
MA-1などミリタリー・ファッションにKAWASAKI GPZ900R Ninjaなど、
若かりし日のオジサンたちに多大な影響を与えたコンテンツだ。
よくぞ掘り起こしてくれたものだと拍手せずにはいられない・・・
トムさんいつもありがとう。


_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ お知らせ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

さて、本ブログは明日から2週間ほど夏休みをいただきます。
猛暑に豪雨など、いつも以上に異常さが際立つ今夏ではありますが、
皆さまもお身体には充分に気を付けてお過ごしください!

  

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

2018.08.10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

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プロフィール

埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

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