酷暑の三連休の過ごし方

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海の日の三連休は地獄の暑さでありました。
特に午後2時を過ぎたあたりが酷い。
日陰にいてもクーラーなしでは命の危険すら感じる熱波だ。

それはオートバイも同じで、
この気温の中を走る前に諸々を整えておく必要がある。
今年の暑さの勢いを考えると、
作業はせめて涼しいときに・・・なんて、
生ぬるいこと言っていたらきっと秋になってしまうだろう。

なので意を決してこの熱波の中、急ぎオイル交換をすることにした。
しかも2台。
HP2の方はエンジンオイル、エンジンオイルフィルターに加えて
ミッションオイルも交換する。

作業場に陽が差し込む朝10時までと
陽が落ちても明るい18時からの1時間が勝負なので
いかに簡単な作業とは言え効率的に進めないと片付かない。

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そして、エンジンオイル交換ごとに行っているのが
「クランクケース内圧コントロールバルブ」の清掃。
油でギトギトになり動くものも動かなくなっている。
本当はもっとこまめに清掃した方が良いんでしょうけど・・

最近これって流行ってないんですかね??
調べたらまだ売ってはいるようでしたが
空冷SOHCモデルまでしか対応していませんでした。
DOHCモデル以降からは、
これに類する部品がすでに実装されているのかもしれませんね。

さておき、こいつはその名の通りクランクケース内の圧力を調整するもの。
巨大なボアを持つピストンが左右に動くことで
(一般的にピストンは“上下する”ですが、水平対向エンジンなので)
ケース内にかかる圧力を想像するとこいつの有り難みがより理解できるのですが、
実際効果のほどはどうなんでしょうね?
装着した当初は確かにスロットル操作に対するツキがスムースになった
ように感じられたので、その時の感覚を信じて今も使い続けております。

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勢いに乗ってサーフボードのリペアもやっつけた。
これは一週間前にやっちまったばかりのクラッシュ痕なのですが、
なんと言っても最近こればかり乗っている超お気に入りのClandestinoなので、
少々慌ててでもリペアしないとならないわけだ。

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そうしてご褒美の『ストロベリーフラッペ』にありつく。
酷暑の中いただくファミマのアイスフラッペはマジに滲みる〜〜〜〜〜
別に暑い中頑張らなくても飲みたければ好きに飲めば良いのですが、
「この作業が片付いたらファミマでフラッペ飲むぞ!」
という気持ちから生み出されるモチベーションは案外侮れない。
私にとって唯一この暑さを正当化できるアイテムかもしれん。

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〆は『ジュラシック・ワールド/炎の大国』。
夏の映画館も涼しくて快適ですよ。
(映画の寸評はまた金曜日に)

という慌ただしく過ごした連休最初の二日間のお話でした。
明日は連休最終日「海の日」に行った海のお話。
  

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2018.07.23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 徒然

RAW 少女のめざめ

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芸術と普通の境界線はかなり曖昧だ。

なんでもかんでも芸術性で捉えようとすることに私は反対だが
もしかすると今の世の中に普通なんてものないのかもしれない。

最初に「ベジタリアンの少女が生肉の味に目ざめてしまう」
という話だと聞いたときには「なかなかおもしろい視点だな」と、
芸術性を感じた。
それはカンヌ映画祭での評価が高かったという前評判が
外国かぶれの私にまあまあ刷り込まれていたこともあっただろう。
できれば映画館に観に行きたかったほど
この映画には興味があったのですが、単館上映だったこともあり、
都合が合わず劇場には観に行けなかったので
配信開始とともに飛びつくように急いで観たのだが、
結果的には映画館に行かなくて正解でありました。

「人喰い趣味」と「カニバリズム」とで同じ事を言っていても
外来語に弱い日本人には伝わり方がまあまあ違うわけだが、
私には「人喰い趣味」の方、ただのホラー映画にしか見えなかった。

お肉って美味しいんだね、知らなかった・・・
を一気に通り越して人肉が美味そうに見えてしまうという
急激な少女の目ざめ方についていけない。
あっという間に人喰い人間になってしまうことには
後から明かされる理由があるにはあるのですが
それにしてもあっという間で私の共感が追いつかない。

『RAW』とはRAW画像と同じRAWのことで
「生」という意味に加えて「未加工」というニュアンスもある。
つまり「生肉好き」という意味だと思わせておいて
「まだこの子は未加工」という「めざめ」という
最後のオチへの布石でもあるのですが、
それにしても、もうちょっと時間を使って
葛藤とか心理変異を追って欲しかった。

画作りとか、間の取り方とか、確かにお上品なフランス映画っぽい。
観る者を驚かせたり不快にする意図で撮られていない作品だということは
よく分かるのですが、このモチーフによって伝えようとする意図が何なのか。
焦点はかなりぼやけてしまっている。

そういったあえて答を観る者に委ねてしまう
人を煙に巻いたような手法を
芸術と定義できるのかも知れませんが、
私には粗っぽい編集にしか見えなかった。
B級グルメ(カニバなだけに)。

これがアートなら
「羊たちの沈黙」や「ハンニバル」いっそ「ゾンビ」もアートだ。

というわけで、面白いかどうかと問われれば、
決して面白い映画ではないのですが、
怖い物見たさ、もしくは芸術論に興味があれば観て欲しい。
ビミョーさもまたアートなのかも知れません。とか、
スノッブなバーでワケ知り顔で語るネタとしてはアリかもしれない。
(オススメ度:30)

テーマ:映画情報 - ジャンル:映画

2018.07.20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

スズキ 新型ジムニー

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軽自動車が私の周りで今アツいという話は
車検の代車がミライースであったときも話したが、
その時にあれこれとネットで情報を探っていたこともあり
SNSもGoogleも含めたネット広告から私へのジムニー推しがスゴイ。

そんな中、先日の林道ツーリングでも、4台でマスツーリング中の
ジムニーチームと遭遇したりしていたので余計に気になってしまった。

興味のない私でこれなのだから、待ちに待ったという人も多いようで、
今注文しても半年待ちなんて話もあるほどの人気モデルなのだそうだ。

聞けば20年ぶりのフルモデルチェンジなのだそうで、
モデルチェンジなしでここまで来られたことにも驚きだが、
軽のSUVが20年も生き延びていること自体がすでに脅威だ。

2018年2月以降の届け出で装着が義務化される
横滑り防止装置 (ESC) への対応が
今回のフルモデルチェンジに至った主な理由であるらしいのだが、
それにしても大したものだと思わざるを得ない。

それほどにニッチな趣味世界に属するモノだと思われるのですが、
今どきは誰もが欲しがるモノよりも、
ニッチで狭義なモノほど価値が高く、結果多くの人が欲しがるという
少々いびつな時代なので、これもまたそれの代表的な一例と言えると思う。

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30年間ものあいだフルモデルチェンジなしで生きながらえてきた
New G-Classとの類似性を感じるのは私だけではあるまい。

とある統計によるとSUVのシェアは今後全体の6割を超すとの見通しもあり、
そんな追い風の中でこのような「小さな本格派」の存在は
とても貴重なのでありましょう。

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そんなことを考えながら、
まだ記憶に新しいミライースの感触を踏まえて新型ジムニーを見渡すと
ニッチだからこそ太くて濃いニーズに応えるための
マジメでありながらも挑戦的なアップデートが随所に見てとれる。

特にこの厳つい顔のデザインは、洗練された乗用車的な顔を持たされていた
先代よりもいくぶん退化しているように見える。温故知新ではないが、
それこそがコアなマーケットから求められているものなのだろう。

限られた予算の中で、できることとできないことの線引きがあっただろうが、
「こっち側に線を引きます」という開発陣の宣言ともとれるデザインだ。
潔さと志しを感じらることにとても好感が持てる。

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ニッチな世界観と居住性などの使い勝手を高い次元でバランスさせるのが
車に限らない近ごろのプロダクトのミッションというか方向性なのだが、
そういった部分へも軽自動車だから、本格クロカンだからという
エクスキューズ抜きで責任を果たそうとしていることも見てとれる。
一人ないし二人乗りと割り切れれば充分使えるユーティリティがある。

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1.5Lエンジンを積みオーバーフェンダーを装備するワイドボディの
普通車モデル『シエラ』も同時に発売された。
私的には『シフォンアイボリーメタリック ブラック2トーンルーフ』が好みだ。

今後1.2Lハイブリッドを搭載したモデルもラインナップに加わるらしいので
そちらも気になるが、ジムニーならいっそ軽自動車を選ぶべきだろう。

さておき、200万円にも及ぶ金額を支払うことを考えると、
私の場合は優良な中古車も充分視野に入ってきてしまうので
私がジムニーを新車で買うことはないとは思うけれど、
「もし私がジムニーを買ったら・・・」という夢想ができる
軽自動車の登場はこいつが初めてだ。

こだわりの詰まったイイモノほど物思いにふける時間も深いモノになりますな。
(買わなくても)買い物ってやっぱり楽しい。
  

テーマ:スズキ ジムニー - ジャンル:車・バイク

2018.07.19 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

人口波サーフプール 2020年千葉県木更津にオープン



2020年の完成を目標に
木更津に競技用の人口波サーフプールが建設されるようだ。

すでに約57ヘクタール(東京ドームの約12個分)の
土地の購入も済み、地元住民への説明会も行われ
特に反対意見もなかったようで、すでにアイデアレベルではない様子。

ウェイブプールの大きさは長さ580m、幅約150mと言われ
どうやらKelly Slaterの『Surf Ranch』
そのまま木更津に持ってくることが予想されるのだそう。

そこで思い出されるのが、
すでに2016年に開業している神戸の『KOBE-REYES』。

海水と真水では浮力がかなり違うことと
波のパワーが不足していることなどから、
海でするサーフィンとはまた違った技術が求められることなど、
ちょこっと調べた範囲でしかないが、
運営には一筋縄ではいかないご苦労があることが忍ばれます。

それでも、造波システムを改良したり、
1セッションの予約を4人にしたり、
先駆者としての努力を地道に続けているのだそうですが、
自然界の摂理を人工的に再現するのは並大抵のことではないのだと思う。
今後の進展に期待したいし純粋に応援したいと思う。

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そして、この8月11日に品川大井町にオープンする
複合スポーツエンターテインメント施設『スポル』内に登場する『Citywave』。


Citywave - The future of Surfing from citywave on Vimeo.



こちらはいわゆるリバーサーフィン的な設備のようで
できたら気持ちは良さそうだが
これまた海の上とは違った技術が要るように見えるがどうなのだろう。


そんなこんなで知らない間に盛り上がりを見せるウェイブプール。
規模感も含めて木更津の施設が真打ちとなりそうだが
気になるのは2020年3月といわれる開業時期だ。

現在、千葉県一宮町の釣ケ崎海岸に決まっている
東京オリンピック サーフィン競技会場への影響も少なからずあるだろう。

オリンピックはすでに失敗の許されない国の行事。
そんなオリンピックで初種目として登場するサーフィンが
どのように運営されるのかを考えると
開催期間中に波がないときなど、
もしもの時のバックアップとしては最適だとか思うのは
ただの素人考えでしょうか??

さて、どうなることやら。興味は尽きません。
  

テーマ:サーフィン・ボディボード - ジャンル:スポーツ

2018.07.18 | コメント(2) | トラックバック(0) | サーフィン

サーフィン@茨城 7/8

西日本での大雨による被災者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。

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近ごろ仕事が捗らず帰りも遅い日が続いていおり、
体力的なこと以上に精神的に気が滅入っている。
気晴らしやリフレッシュのために出かけようという気持ちよりも
頭と身体を休める時間が欲しいという気持ちの方が上回ってしまっていて
ただでさえ重い腰がより一層重くなってしまっている。
いやはや歳はとりたくないものだ。

そんなわけで、土曜日はとにかく家でノンビリ過ごすことにしたのだが、
何もしなければしないで余計なことをアレコレと悩みはじめてしまうので
映画をまとめて借りて帰って、テレビにかじりついて過ごした。

このまま日曜日も・・・と思い始めた頃になって
「これではイカン!」と、やっとマイナス思考から脱する気力が湧いてきた。

そうして、日曜日は鹿嶋に行くというatuとOYくんに乗っかる格好で
海へ向かうことにした。

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こちらの画像は私の住む埼玉県南部のまるで夕焼けみたいな朝焼け。
土曜日の夜にあった千葉県の沿岸部を震源にした
深度5弱の地震もあって、キレイと思うより先に、
気持ち悪いと思う気持ちの方が上回る。

気持ちが弱っているせいか、どうもこういったことを
自然界のサインだと疑ってしまう自分がいる。
ホント弱い人間だな。

時に、OYくんは土曜から海に入っていて、
この日も茨城で車泊していたのですが
さすがに高台にクルマを移動させたらしい。
クルマの中で酔っ払う前に移動できてよかった。

というわけで、この日は数日間続いた雨模様から一転して
久しぶりの朝焼け空。

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気持ち悪いくらい赤かったのはほんの5分程度で、
すぐにいつものきれいな朝焼けに変わった。
悪い想像ほど事態を悪くすることはない。
さっさと気持ちを切り換えましょう。

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先日お話しした東関道の新たに開通した区間ですが、
「たかや」だとばかり思っていた新しい高谷インターの読み方は
「こうや」であった。
どうでもいいことですが、それに気づいた時は一人車内で笑ってしまった。
思い込みと目の悪さの入り交じった誤読であります。

さておき、この日はサッカーワールドカップ
グルーブリーグの準々決勝『ロシア × クロアチア』戦があり
私がクルマを走らせた時点で後半残り10分。
そこからの展開は皆さんもご存じの通り。
延長後半のロシアの同点ゴールにはシビれた〜〜〜〜
これまた早起きの得だ。

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今日のポイントは近ごろatuがハマっているというポイント。
私はここに来るのは初めて。
駐車スペースが狭いこともあってとても空いている。
我々が到着した6時の時点でまだ0人。
風の影響もあり少々ボヨついてはいるがセットでムネくらい。
波の形も悪くない。つまり当たりの日。

実際入ると、厚めの割れづらい波の中にパッキリと割れるのも混ざっていて
厚めの波はもちろんとても乗りやすい。
波数自体も少なくないためポンポンと乗れてしまう。

ただ、気をよくしてロングライドしてしまうと
パドルアウトするのにそこそこ苦労させられる程度に
インサイドに寄せてくるスープにパンチがある。
ラインナップに戻る頃にはクタクタ。
それでもすぐに次の波が来てくれるので息が整う暇がない。

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贅沢にも2〜3枚見逃して息を整えてから乗ったりしていたら、
やはりそんな幸せな時間は長くは続かず、
波はさらにボヨつきはじめてしまい次第に乗れなくなってしまった。

そんなこんなで途中まったく割れない時間を挟みながらも
1R目は10時まできっちり遊べてしまったので悪い日では決してない。
むしろかなり波の良い日だ。感謝しないといけない。

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休憩を挟み11時前から第2ラウンド。
しかして、朝はいなかった「怒りん坊」が現れ、
突如として海の上で怒鳴りはじめた。

本当に相手が悪かったとしても、
ものには言い方というものがあるはずだと私は常々思う。
道端で他人に対してこんなに声を荒げて怒ってる人がいるだろうか。
こういった方にとって、どうやら海の上は治外法権のようだ。

とか、波待ちしながら考えていたら、車線変更の仕方に腹を立てて
クラクションを鳴らしまくる人ならいたな。とか思い出した。

触らぬ神に祟りなし。
この日はワイドにブレイクしていたので、
そこから距離を置いて気を取り直すことにした。
逃げるが勝ちだ。

そして、そこからほどなくして波もなくなってしまった。
1ラウンドの良い記憶だけ残して、
2ラウンド目は海には入らないで上がればよかったかも。
天候だけでなく、居合わせる人間とのバランスも大切であります。
タラレバ含めて社会の縮図。

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それでも12時までやってatuと二人で昼メシ。
前回も来た定食屋の『千代』。
今回は生姜焼き定食にしてみたけれど、これまた美味いっ!

旨いもん食べてるあいだは嫌なことなんて忘れちゃうんだから
料理の力ってほんとスゴイよね。
  

テーマ:サーフィン・ボディボード - ジャンル:スポーツ

2018.07.17 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ

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私も週に一度は食べているマクドナルド。
今や全世界に3万店以上の店舗を構えるレストランチェーンだが、
ファストフードという概念を生み出した時代の先を行く先進企業でもある。

この『ファウンダー』は、マクドナルドを世界中に広げた立役者の男と、
ファストフードという新しい概念を生み出した兄弟の因縁と怨念の物語・・・


_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ ※注意※以下ネタバレします _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

シェイク用のマシンの販売員だったレイ・クロックは
ある日、カリフォルニアでドライブインから6台のもの受注を承ける。
ただでさえあまり売れ行きのよくない商品を一度に6台も注文してきたことに
疑問を持ったクロックはルート66をひた走り大陸を縦断して現地へと向かった。

「マクドナルド」というドライブインにはウェイトレスもおらず、
お皿もなく、トレーもなく、
メニューもハンバーガー、フライドポテト、ドリンクの3種類のみ。
当時は他に類をみない袋入りのハンバーガーを30秒で提供するという、
徹底した効率化を果たしながらも、味と店の内外の清潔さにも
こだわる姿勢が功を奏して、もの凄い盛況を博していたのであった。

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すぐさまフランチャイズ化を申し出るクロックであったが、
レストランを営むマクドナルド兄弟は
「品質が維持できるのは3店舗が限界だ」と言って譲らない。

そんなマクドナルド兄弟をなんとか説得し、
クロックはフランチャイズ権を取得するが、
とにかく事業を大きくしようと画策するクロックと
品質管理に賭けるプライドに関しては一歩も譲らない兄弟と
度々衝突してしまう。

それでもクロックは、品質を下げずにフランチャイズを増やす秘策を生み出し
順調にビジネスを推移させ結果を出していく。
そうしてひとつ結果が出て、更に次の段階へ進もうとすれば
また兄弟と衝突して〜〜を繰り返すうちに、
クロックは兄弟と交わした契約を無視するような秘策に打って出てしまう。

それによって最低限残っていた互いの信頼感も潰えてしまい
マクドナルド兄弟との関係は一気に冷え込んでしまうのだが、
クロックはすでに田舎町のレストラン経営者では
到底太刀打ちできないほどの存在になってしまっており、
いよいよ商標もクロックに売り渡さざるを得ない状況にまで
追い込まれてしまう。

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そうしてついにクロックはマクドナルドの全ての経営権を
手中に収めるのだが、クロックの肩書きはCEOではなく、
「ファウンダー/創立者」であった・・・

ハンバーガーを15セントで30秒で提供するという
ビジネスモデルを生み出したのはマクドナルド兄弟であることは
誰の目にも明らかなことなのに、
それでも創立者という肩書きにこだわるところに
レイ・クロックという男の本性が窺い知れて、
それはそのへんのホラー映画よりもおぞましい
人間の奥底に潜む闇の部分を見せられるようで心底ゾッとさせられる。

そして、観る者誰もが不思議に思うであろう
疑問への答が最後に明かされます。

それは、気の良いマクドナルド兄弟は最初にクロックに会ったときに
手の内と手法論をすべてクロックに話しており、
ある意味彼らのノウハウはすべて伝授してしまっていた。
なのになぜクロックは黙ってその手法をよそで展開しなかったのか???

「手の内をバラしたのはオレが最初じゃないんだろ?
 だったらこの手法を真似て成功したヤツが他にいたのかい?
 いないんだろう?
 その理由を教えてやるよ『マクドナルド』って名前じゃないからさ!」

「おれはマクドナルドっていう名前が欲しかったんだよ」


情熱的なビジネスマンほど、
血も涙もない吸血鬼のようになってしまうことはどこにでもある話だし、
それくらい冷徹になれなければ成功などできないのかもしれない。

でも、このレイ・クロックという男の特筆すべき才能は
そんな冷徹さ以上に、この先見性にこそあったのだということが、
映画の最後に明かされ、更に背筋に冷たいものが伝っていきます・・・

その歴史にとんでもない暗部を抱えているのだと知ると
子供たちが喜んで食べているお店の様子も違って見えてきますね。

『ファウンダー』、かなり強烈な嘘みたいな実話です。
(オススメ度:70)

テーマ:WOWOW/スカパーで観た映画の感想 - ジャンル:映画

2018.07.13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

ダイハツ ミライース

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車検の代車はミライースだった。

代車代は¥1,080(燃料費別)と格安なので一切の文句もない。
何より私は小さいクルマが大好きなので、
フィットとかヴィッツとかよりよっぽどウレシイ。

夏も冬も道具の多い趣味をもっていると、
なかなか軽自動車に手を出せないが、札幌のノブも軽のバンに替えたし、
神戸から白馬までエッセで来てくれたQuetaroさん
家族用の中型車と軽自動車を使い分けていらっしゃるし、
近ごろ私の周りで軽が熱い。

もちろんサーフポイントや雪山で軽自動車を見かけることも少なくないので、
軽でまったくダメということもないのだろう。
そう考えると、仮にもクルマ好きの私にとって、
懸案となるのはやはり乗り心地などクルマとしての魅力の部分に他ならない。

この際そういったクルマの持つ魅力の解明作業だと思って
軽自動車のドライブを楽しませてもらうことにする。


まず乗り込んでみて一番に感じるのは意外な室内の広さだ。
隣に私のような大男が座ったら話は変わるだろうが
一人で乗るぶんには室内は想像以上に広く感じられた。

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代車なので装備類は最低限のようだ。
かろうじてCDプレイヤーは着いていたが、
もちろんブルートゥースでiPhoneを繋げたりはしないので
この子の登場となる。

割愛された装備類の中で一番に耐えられないのはやはりシートだ。
1,000km走っても疲れないシートと較べるような贅沢を言う以前の問題として、
背もたれが低すぎてシートの縁が背中のおかしなところに当たるため
少しするとそこが痛くなってきた。ここに座っていられるのは30分が限界。
そういえば、ノブはレカロのシートに替えていた。

それと、座面とハンドルとペダル類の位置関係がメチャクチャで
何よりハンドルコラムが突き出てくる角度があまりに平らすぎる。
シートの前後とリクライニングしか調整余地がないのだが、
そでもできる限り調整すると座高の高い私だと屋根が近づきすぎてしまい
停止線で停めても信号機が見えない。まさかとは思うが
身長165cmくらいの人を想定してデザインされているように感じる。

エンジンはというとなかなかよく出来ていて、
街乗りではこれで充分だと思った。
アクセルを多めに踏んでも何も起こったりはしないが
法定速度プラスαで巡航するぶんには何の問題もない。
装備面は貧相なのになぜかアイドリングストップは着いていて
その制御も先日乗ったAUDI Q2より何倍も洗練されており
ストレスに感じることは一切なかった。

一転、足回りを含めたシャシー関係はかなり残念な印象。
アクセルを踏んでいくときにトルクリアクションがあるのはまだ分かるが
深く踏んだアクセルをぽんと戻したときに
ハンドルに揺り返しがあるのが一番気になった。
コーナリングしながら前方に何かあって
急ぎアクセルを戻すときなどかなり怖い。

と、ふだんアウディに乗っている人間がお値段1/3以下で、
しかも数年前の型落ちの軽自動車にアレコレ言うのもおこがましいが、
こうして乗り較べるとそのお値段ぶんの価値設定の意図が見えてくる。

『トヨタ ヴィッツ』が120万円から買える時代に
最新型のミライースは約100万円。
以前レンタカーで乗ったことのある『ホンダ FIT』140万円〜や、
『トヨタ シエンタ』170万円〜などと較べると
ミライースの健闘ぶりが理解できるし、
メーカーが各ラインナップの差別化として
どこにどういったお金がかけているのかが分かってくるのも興味深い。

繰り返すが、小さなクルマが好きな私にとって軽自動車は宝物だし、
日本独自のへそ曲がりな自主規制によって生まれた
世界に誇れる自動車の規格だと思う。

発泡酒のように売れたら売れたで
新たに課税対象にされたりすることもなく、
むしろ保護政策の対象になっているとすら思える軽自動車を
活用しない手はないと思うので、
あともう少しだけ大男でも快適に過ごせるように
装備面を含めた乗り心地を達成してもらえたら・・・と
思わずにいられない。
  

テーマ:軽自動車 - ジャンル:車・バイク

2018.07.12 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ

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埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
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