ミスター・ノーバディ

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2092年。
遺伝子操作によって誰も死ななくなった世界で、
118歳のニモ・ノーバディは、最後の「死にゆく者」として、
その天寿を全うしようとしていた。

ネットワークでその様子が中継されるほど、
そんな彼の死に様に世界中が注目していた、
そんなノーバディの病室に、レポーターを名乗る男が忍び込み、
彼のこれまでの人生を暴き出しスクープをとろうとする。

するとノーバディは、まるでそれを待っていたかのように、
三つのまったく違う人生を平行して語り出す。

9歳の時に両親が離婚し、母親に付いていった先で起こった人生と、
父親と残ったことで、その先に起こった人生。

そこを起点に、それぞれの人生で、それぞれに3人の女性と出会い、
それぞれの人生を生きたことを語るノーバディ。

しかも、3つの人生は、時々に起こる、それぞれの分岐点での、
それぞれの選択によって、更にその先の展開の違う人生を
枝分かれ的に複数混在させ、ノーバディが “平行して” 生きてきた
パラレルワールドを語ってくる。

どれが彼の本当の人生だったのか、
もしくはどれも偽物の作り話なのか、
もしくはどの世界も本当で、
ノーバディはそのすべての人生を経験してきたのか・・・

そして彼は、その死に際にその中の一人の女性の名前を言って逝きます。


という、複雑怪奇極まりない映画でありました。
なぜパラレルワールド生きることができたのか?
もしくは、すべては夢か、単なる虚構だったのか?
それらにハッキリとした解答は用意されず、
かといって、ハッピーエンドということでもなく、
正直観終わったあとの後味の悪さといったらなかった。

でも、それは決して不快な感じではなく、
観る者が何かに気がつけなければ答に到達しないことが、
あからさまに感じられるという種類の後味の悪さ。
しかも、どうしてもその答を知りたくなるという、
哲学的で無限ループ的な作品です。

なので、私の得た答が、この映画の意図する正解と同じかどうか、
私には分からないが、念のためその答を書いておく。

それは、
「死なない世界では、選択すること自体に意味がなくなる」ということを、
知らしめるための作品だったというオチだ。

死ななければ、何度でもやり直しが利く。
けれど、一度きりの限りある人生だからこそ、
選択することに意味があるし、価値が生まれる。

そして、選択すべきそれぞれの分岐点において、
どれが最良の選択であったのか?
死に際であれば、その究極の答に行き着けると、
そういうことなんだと思う。

「あの時、ああしていたら、違う方向に歩き出していたら。
 今頃どうなっていただろう?」
そんな他愛もない想像を、真剣に突き詰めるとこうなる。

という作品でありました。
(そう考えると『アバウトタイム』の哲学版とも言えるね)

もう一度観たいか?と問われれば、
この先5年は観たくない。と答えるほど、かなりメンドクサイ作品でしたが、
観ておいて良かったとも思える。
私にとって、まさに “運命的” な作品でもありました。

オススメ度:60
  

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2018.02.16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

神立高原スキー場【2/4】

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観光協会に泣きついて探してもらった宿は、
湯沢高原スキー場のロープウェイ山麓駅に隣接する宿で、
まさに目の前がゲレンデというロケーションであった。
ここで滑るワケじゃあないけど、なんだかウレシイ。
18時には飲み始めて、21時にはお開き、そして、
宿に戻るなり一瞬で眠りに落ちてしまった。

健康的なんだか不健康なんだかよくワカランが、
翌朝も気分爽快だし、少なくとも悪いことではないだろう。
ただ、冬に入ってかなり太ってしまったが・・・

その晩に降り出した雪は、予報通りにサッサと止んでしまい、
翌日曜日も特に焦る理由もなし。
8時頃からノンビリ滑り始めようということになった。

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この日は、OYくんと、Hさんと奥さまのサトコさんに、ソウくん(1歳)、
そして、Hさんのご親戚のマサさんと神立で合流した。
神立にしたのは近ごろご家族連れと滑る機会の多かったユウタくんの薦めで、
親子休憩室が完備されていることと、何よりスノースケーターである
ユウタくんがここを薦めてきたのは、
ここがスノースケート全面滑走可であるためだ!

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この日の神立も、石内丸山に続いて目を見はるような晴天。
雪こそ降らないのだが、気温はガッツリと低いままなので、
空気が澄んで見晴らしが最高に良い。
そしてもちろん、踏めばキュッキュと鳴く、踏み応えの良い雪が維持されている。
ナイスデイ!

ここ神立高原は、まさにバブル期に建設されたスキー場で、
湯沢I.C.から3分、新幹線の越後湯沢駅からも無料のシャトルバスで10分程度と、
かなりの好立地にあり、日帰り客に人気のスキー場。

早朝営業や、そのためのかなり大きな仮眠室など、
時代を先取ったスキー場でありましたが、
真新しさが薄れた頃にはすっかり人気にも陰りが見え始め、
スキーブームが去った後は経営者がコロコロと変わり、
一旦は閉鎖に陥っていたこともある。
スキー場経営の光と影を一身に纏ったようなスキー場であります。

さておき、私のような輩にはほとんど無関係なスキー場なので、
できた頃に何回か通った以降、ここに来た記憶がかなり曖昧だ。
神立でスノーボード滑ったことあったかなあ???・・・

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この日の神立高原は、
2月の頭の繁忙期であることもあって、大混雑の大入り満員といった様相。
最長でリフト待ち10分!!
しかも、黄色い声を発するお嬢さん方がやけに多い。それ系のお嬢さんは、
なぜかゴーグルをボンボンの着いた白いニット帽の上に置いたままで、
滑るときもゴーグルを使わないのはなぜなのだろう。
さておき、この日の繁盛ぶりを見る限り
集客面では上手くいっているようなので、余計なお世話ながら安心した。

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子守を交代でこなすHさん、サトコさんに、マサさん、OYくんと
久しぶりの神立を滑り倒した。
ここ神立は、パーク系のアイテムも充実していて、キッカーもかなり大きい。
そのためか、中腹のコースにはパイプ状に左右に壁も用意されていて、
お嬢様方にジブトリさんだけでなく、コッチ系へのサービスにも抜かりがない。

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そうしてもちろん、ランチのあとはスノースケートにモードチェンジ!

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平均斜度10°ながら、全長が1,100mに及ぶ『ボルックス』で練習に励む。
前日に繰り返し滑っていたコースから一気に距離3倍!滑り甲斐があるぜ!

しかして、やはりというかなんというか。
昨日の好調さを取り戻すのに数本かかってしまった。
あたりまえだが、なかなか自分のものにならないのだが、
そんなもどかしさもまた楽し。

そして、昨日の石内丸山とは違い、ここでのスノースケートへの注目度は高い。
「あ、スノスケだ・・・」「あれスノスケよ・・・」「へえスノスケか・・・」
と、聞きたくもないささやき声が漏れ伝わって来て、超ハズい。

できればゲレンデの右端を滑りたいのだが、
トゥサイドターンが苦手で、ヒールサイドを多用する私は、
イヤでも左側のリフト線下の方に行ってしまい、
余計に珍しいものを見る衆人環視に晒されてしまう・・・

スノスケにとっては、春のシャバ雪が最高のご馳走だとは聞いていたが、
前日の柔らかい雪の石打丸山と、北側斜面で午後は陽が陰って固まりはじめる
神立の硬い斜面を滑ってみて、その意味がイヤってほど理解できた。
エッジが噛まずに横方向へ流れるようにズレて行ってしまい、
なかなかターンのキッカケが掴みづらい。

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と、みっともない転倒を披露しながらも、自主練を重ね、
最後にはいよいよスキー場上部へ向かう夢沢高速リフトにも乗って、
最大斜度20°に一気に2,000m走破にまで挑戦してしまった。
凍りはじめた硬ーい雪面は、転んだらみっともない以上にかなり痛い。
スノーボードならなんてことない緩斜面が、
一時も気を抜けないアドベンチャーに変わってしまう。

しかして、ここの一番の難関は、
一日滑り終え、完全に脱力しきっている状態で滑らなければならない、
ゲレンデから下のリゾートホールに戻る、
「ベガ」と呼ばれるただの連絡コースだ。

ここは、ただでさえ日中も陽が当たらずに硬く凍っいるのに、
15時を過ぎればその硬度は更に増しており、しかも、狭いコース内で
すぐ転ぶ初心者と、飛ぶように降りてくる上級者を避けながら滑らなければならず
もう怖いなんてもんじゃなかった・・・のだが、その刺激もまた堪らない。
私の中のMっ気が覚醒してしまったかもしれない。
繰り返すが、“できないことの楽しさ” は、かなり新鮮な衝撃だ。

そんなわけで、帰りの関越道の渋滞が予想されるこの日も、
16時までびっちりと滑り倒してしまった。
日曜日は昼過ぎにはスキー場をあとにすることが多かったのに、
なんという変わりようかと、自分でも呆れてしまうが、
久しぶりにがっつりと一日券の元を取った気分がまた清々しい。

スノースケートいとおかし。
  

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2018.02.15 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

Peacemaker Snowskate

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スキー場、そして雪山の遊び方にも様々ある。

私がスノーボードを始めたキッカケは、
10歳から続けて来たスキーに少しばかり飽きてしまったコトだった。
ほんの少し目先を変えようと、試しにスノーボードをレンタルしてみたら、
そこから見事にハマってしまった。32歳のことだ。

お次はバックカントリーだ。
スキーと平行して続けていたスノーボードにも
ここらあたりですっかり行き詰まってしまった。
そんなとき、会社の後輩が始めたバックカントリーとかいう
聞き慣れない遊びを知ってしまったことが発端だ。
最初はスキーで登り始め、そのあとスノーボードでも山に登るようになった。
42歳のことだ。

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そして、52歳の冬。
数えてみれば十年周期で訪れる冬の彗星のように、
スノースケートは私の所にやってきた。

ただ、今回ばかりはスノーボードに飽きたわけでも、
バックカントリーに飽きたわけでもない。
むしろ、最近はほとんど初心に返るように
圧雪斜面を滑ることに執心しているわけだが、
新雪よりは保ちが良いものの、ピステンもまたその日の賞味期限が短く
ほとんど午前中で美味しいところが終わってしまう。

というわけで、バックカントリーでも、ゲレンデ滑走でも、
午後はまるで消化試合のように滑るか、
もしくはさっさとゲレンデをあとにするかしかなかった。

スノースケートという「可能性」は。
そんな私の心にポッカリと空いた空間に、ズッポシとはまってしまった。
というわけで、例によって「可能性」に対する「好奇心」が
コトの始まりであった。

そして、私にとって魅力を放つのは、玄関を開けたら
すぐにアドレナリンが吹き出すオートバイやスケートと同じように、
雪質や波や天気や状況にほとんど左右されず(アイスバーンは無理だが)に、
一番下の初心者コースでいいから、
気が向いたらいつでも気軽に始められてしまうところだ。

もちろん、まだまったく乗りこなせてもいないが、
むしろ、そこに至る過程が楽しくて仕方がない。

それと、安定感のなさが自由度の高さを生み出すため、
安定する場所に乗りつづけるための、
乗る位置がすべてを支配するスノースケートは、
乗る位置が固定されるスノーボードでの、
操作の悪いところをあぶり出してくれるという副作用もある。

確かに転ぶと痛いのだが、
気持ちが引いてしまうとまったく曲がらなくなってしまうので
痛さを顧みないメンタルの強さも試される。
山に登ると、ほっこりと一息入れられる楽しさがあるが、
一時も気が抜けない、集中力を切らすことができない真逆の楽しさを
久しぶりに思い出した。

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雪が良ければスノーボードをすればいいし、
雪が積もったらバックカントリーに出ればいい。
しばらく雪が降らなければ、そして雪の降らない春になったら
スノースケートをすればいい。これですっかり「空き時間」がなくなった。

集中力が要るので、一人黙々と打ち込むように滑ることもできるが、
仲間に触発されながら、遊びの幅を拡げるように
ワイワイとやるのがとにかく楽しい。

サーフィンも一緒に楽しんでいる似た者同士、
もしくは同じ穴のムジナである私の仲間たちは、
誰先にというわけでもなく、ほぼ同時多発的にスノースケートに手を染めた。
どうやらみんな同じ予感を受信していたようだ。

そういうヨコムキな人間が集まって、バカみたいに楽しめるのが、
スノースケートの最大の魅力だと思う。

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というわけで、もう誰も憶えてはいないと思いますが、
「さて、これはなんでしょう?」シリーズの一問目の答えは
スノースケートに使う「リーシュコード」でした。念のため。

まさかこんなに待たされるとは思わなかったので、
あんなに早いタイミングで出題してしまったわけだが、
待ちに待った分楽しさも倍加していると思えば、
それもまた計算通りとも言えるか。

というバレンタインデーのお話でした。
  
  

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2018.02.14 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

石打丸山【2/3】初スノースケート!



土曜は親戚の就職祝いで、銀座(の高級店)で生牡蠣を食べ(させ)て、
日曜はワックスがけやら、雑多な作業を片付けたり、ゴロゴロしたりして、
週末を雪山なしで過ごしたその翌週。
トーゼン、頭の中はいつにも増して暴発寸前であった。

シーズンど真ん中に一週間空いてしまったこともそうだが、
いよいよ我が家に、昨年から注文していた
『Paecemaker Snowskate』が届いたからだ。
やはり、新しいオモチャほど私にやる気をくれることはない。

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ほとんど強引に、一緒にスノスケを買わせてしまったOYくんと、
仲間からの煽りに勢い余って、夫婦で2台買ってしまったマッツン夫妻に、
完成の遅れたPeacemakerを待たずに、洋物の『HOVLAND』を買って
(Peacemakerは国産)今シーズンはじめから、すでに数回経験している
コモさん、ユウタくんの6人で、石打丸山へスノスケ修行に向うことにした。

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先週はそこそこのパウダーライドができたようだが、
今週は雪の降る気配すらない日本晴れ。
やせ我慢でなしに、雪山で迎える晴天もまた、
なかなか得がたい幸せでありマス。

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まずはTT165 Softflexで、
澄み切った朝の美しい光に照らされたピステンをいただく。
石打丸山はかなり大きなスキー場なのだが、
ほぼ全面に丁寧なピステンがかけられている。
この面積をこなすには夜中じゅう作業を続けているのだろう。
近ごろ「非圧雪」がブームだったりしますが、
そんな流行に背を向けるかのように、スキー場の基本を忠実に守る
クラシック・コースの鑑のようなスキー場だ。

ちなみにこの日、スキーやスノーボード競技の国際基準を満たす、
日本では最大級のサイズを誇るハーフパイプ『ガンホー・モンスターパイプ』も
オープンしたが、もちろん我々には関係がない。たまたまだ。

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この日は南魚沼の平野部に低い霧が立ちこめる、
幻想的な美しい景色を見渡すことができた。

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そんな雄大で美しい景色を正面に見据えながら、
少々硬めながらも、エッジの良く噛むピステンをいただく。
う〜〜ん、これまた美味し。

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頂上のリフトが動く頃には、霧は六日町の方まで下がってしまっていたが、
それでもこの景色はかなりのご褒美だ。

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8時半の営業開始から滑り始め、
もうすっかり斜面が凸凹に食べ尽くされた11時頃に、
ゲレンデの中腹にある『レストラン・バレーナ』でランチ。
ピザとビール。なんて晴天の雪山と相性がいいんでしょう。
心のインスタ映えはMAXだ。

ここ石内丸山は、本当のオールド・コースで、
あからさまに増築を繰り返したリフトの乗り継ぎは、
スノーボーダーには、はっきりと最悪の部類。
でも、まるで西部劇の宿場町のように、
ゲレンデ内の所々に食堂や宿が点在している様子は
かなりノスタルジー満開の風情を醸し出すナイスコース。
年に一度は訪れたくなる、妙な中毒性のあるスキー場だ。

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しかして。
我々がここを選んだのは、そんな中毒性によるものだけではない。
なぜならば、石内丸山は数少ないフリーフット滑走可能なスキー場だからだ!
ちゅーわけで、食後からはいよいよスノースケート開始!

すでに今シーズンはじめからスノースケートに乗っている
HOVLANDの二人はもちろん、私以外のピースメーカー組も、
すでに先週から乗りはじめていて、
みんなかなりお気軽な様子であったが、
この日が初日となる私の場合そうはいかない!
先日の背中を痛打した雪板での転倒も頭をかすめ、かなりの緊張感だ。

そうして、めでたくスノースケートでの初滑走を迎えたわけだが、
滑走距離420m、平均斜度9°の初心者コースが、
一気にアラスカに変わった!!!!(アラスカ行ったことないけど)

ヒールサイドは最初からエッジを使ってカーブさせたり、
ブレーキをかけたりできたのだが、
ヒールサイドからトゥサイドへの切り返しがまったくと言っていいほどできず、
最初のリフト2本は、ずっこけるように転びまくった。
しかして、ハツカ石口にある、ここ『サミットゲレンデ』は、
多くのスキーやスノーボードの初心者たちで賑わっており、
50を超えたオッサンのヨチヨチ歩きを、とても暖かく見守ってくれた。
スイスイと滑って行ってしまう仲間たちの後塵ならぬ後雪を拝しながら、
一度はかなり追い詰められた気分になったが、そんな雰囲気にも助けられ
3本目からはヒール〜トゥ〜ヒールと、なんとか繋げて滑れるようになってきた。

できないことが、こんなに楽しいんだって事を、
文字通りに「痛いほど」思い起こさせてくれた。
となれば、これが楽しくないはずがない!
スノスケ、チョーおもしれ〜じゃん!

気がつけばもう15時。おかわりよろしく、そこからさらに1時間やって、
結果、ほとんどぶっ通しで4時間滑り続けてしまった。
リフト営業時間いっぱいまで滑ったのなんて、学生のとき以来だ。
(っていうか、陽が落ちると老眼にはツライ)
いやはや一発でハマってしまった。

そんな、興奮冷めやらぬ気分のまま、OYくん、ユウタくんと三人で、
湯沢駅前の飲み屋に駆け込み、反省会という名の祝勝会へとなだれ込んだ。

スノースケート。これマジでヤバいです。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2018.02.13 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

ニュースの真相

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先週紹介した『スノーデン』に続き、
実話に基づいた社会派作品のお話です。

時は2004年。
日本でも報道されていたので、記憶されている方も多いと思うが、
時の大統領ジョージ・W・ブッシュの軍歴詐称疑惑報道が今作の元ネタ。

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そのスクープを放送した当時のCBSの人気ニュース番組「60ミニッツ」の
ディレクター、メアリー・メイプス(ケイト・ブランシェット)だったが、
放送後、とあるブログで、証拠となった文書が、
書かれた時代には存在しないはずの、マイクロソフトのワードで
タイプされた偽造文書であるという疑惑をかけられてしまう。
その後、証言者達は手のひらを返したように証言を撤回しはじめ、
CBSも、報道はスタッフの間違いであったと幕引きを図りはじめてしまう。

そのあと、CBSは、日本で言うところの放送倫理委員会のような、
外部の調査機関に真相の究明を依頼し、
ニュースをスクープしたヒーロー達は、一夜にして嘘つきと呼ばれ、
一転して疑惑の渦中に放り込まれてしまう。

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映画の前半はそのスクープの取材現場の緊迫したやり取りが描かれ、
後半はその査問委員会の模様が中心となる構成で、
前半部はまだしも、後半は裁判映画のような緊迫したやり取りもなく、
むしろ、「何も余計なことを話さずに、事の推移を見守るが吉」みたいな、
事なかれな対処療法が描かれるので、はっきり言って面白くも何ともない。

ただ、審議会で問われるただ一点の問題点が、
責任を問われる人間の「政治思想」であるというところに、
とても興味を惹かれました。

つまり、この報道が、
偽の書面(と思われるもの)を元に行なわれたのかどうかではなく、
大統領と、政府に対し、個人的な政治思想によっての
攻撃であったのかどうか?ということが放送倫理として調査され、
裁かれているのである。

もっというと、ジョージ・W・ブッシュという人物が嫌いだから、
彼を貶めるために、報道という立場を利用して、
攻撃を仕掛けたのではないのか?という疑惑だ。

個人的な思想と、国民が知るべき情報の違い。
そしてその両者のどこに線引きをして選別するのか。

報道する側も一人の個人であり、
大統領もまた一人の個人であるということ。

仕事と、個人の利益、公益性をどう秤にかけるのか?

考えたこともなかったので、まさに目から鱗でありました。

物語は、報道の揉み消しともとれるような、
外部からの圧力を想起させるように進められ、
真実を隠蔽する見えない力の存在をあぶり出すことに
焦点を置いて進められますが、そういったわけで私は、
見えない圧力の存在よりも、
報道というものの有り様の方に強い関心を抱かされました。

例の森友学園の件でも、加計学園の件にしても、
果たして日本で、このような倫理感が守られているのか?を考えると
甚だ心配になってくる。

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最後に話をこの映画に戻すと、なぜ完全な確証のないこの文書を、
大統領の軍歴詐称の証拠としたのか?について、
メアリーが査問委員会で問われるシーンで、

「知っていたにせよ、調べたにせよ、内部の事情に精通し、
 全員を欺くことの出来る、この完成された文書を作成できるような人物が、
 わざわざマイクロソフトのワードで文書を偽造するはずがないからだ」


と答え、更に、

「そもそも真偽に関して明らかにしないといけないのは、
 書面が偽造であるかどうかではなく、ブッシュが就いてもいない軍歴を、
 そうであるかのように詐称したのかどうかの方だ!」


と、訴えるケイト・ブランシェットの迫真の演技
(上に貼った予告編の冒頭に、そのさわり部分が収められています)が、
この映画の最大の見所でありました。

エンターテインメントとしては、決してオススメはできませんが、
なかなか考えさせてくれるという点では良作でありました。
これもまた映画の持つ魅力のひとつだと改めて思わせてくれるような、
まさに社会派映画のお手本のような作品でありました。
(オススメ度:50)
  

テーマ:WOWOW/スカパーで観た映画の感想 - ジャンル:映画

2018.02.09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

ALPINE A110

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すでに伝説と言っていいフランスのスポーツカー
『アルピーヌA110』が40年の時を経て復活する。

『New G-Class』と、申し合わせたように同じタイミングで現れたのは、
単なる偶然ではないように思えるほど、私のようなオールドタイマーにとって、
2018年は当たり年というわけだ。

ちなみに「アルピーヌ」とは、ルノーをベースにした
チューンナップカーやレースカーを生産していた自動車メーカーの名前。
1973年にルノーに買収され、
ルノーのスポーツバージョンを手がける一部門となった。
要はメルセデス・ベンツに対する「AMG」のような位置づけですが、
一時期「アルピーヌ」が姿を消していたあいだに、
「ルノー・スポール」が展開されていたので、話は少々ややこしい。

ただ、伝説的なブランドあることに変わりはなく、ルノーは
いよいよ「アルピーヌ」ブランドを本格的に復活させるつもりのようだ。

ルノーCEOのカルロス・ゴーン氏は、
アルピーヌ社のスタートの地として知られるディエップ工場を
3500万ユーロ以上を投資し改装したのだそうだ。
こういったことからも、伝説への尊敬の念と、
ブランド復活への強い意気込みが伺えます。

そんな復活のアルピーヌの看板モデルである『アルピーヌA110』は、
ポルシェ・ケイマンよりも小さく、トヨタ86と同程度のサイズ感で、
オールアルミ製のボディは車両重量で1080kgと超軽量。

超軽量ボディに、最高出力252ps/6000rpm、
最大トルク320Nm/2000rpmを発揮する
ルノー・日産アライアンスによる新開発の1.8リッター直列4気筒ターボが、
ミッドシップに搭載される。オリジナルがRRだったのとは違い、
ブランニューモデルはミッドシップで後輪を駆動するMRとなった。

すでにフランスでの価格が5万8,500ユーロ(約705万円)と発表され、
日本でも2018年中に販売が開始されるという。

週末もアレコレと用事の詰まっている私に、
SUVのG-Classならまだしも、
2座のスポーツカーを楽しむ余白はもう残されてはいないのだが、
あえて1.8リッターに抑えられたエンジンと、
ストロークの豊かなキャパシティを持たされたと言う足回りは、
むしろ、都内で普通に流すように使えたら良さそう・・・とか、
夢は勝手に広がってしまう。

叶うならば、G-Classと両方欲しい〜〜〜〜
  

テーマ:自動車・バイク関連ニュース - ジャンル:車・バイク

2018.02.08 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

elephant × KAYA 藍染めソールカバー 2つ目

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TT165用に、自身2つ目となる
『elephant × KAYA 藍染めソールカバー』を買いました。

オーセンティックなこの染めの風合いに、
手触りもしなやかでとても気持ちイイ。

そんな分かりやすい見た目の魅力だけでなく、
しっかりとしたカバー(保護)力に、
濡れたままクルマに放り込んだときに助かる吸水性、
そして乾燥の速い通気性を含めた使い勝手の良さを併せ持ち、
使うほどに愛着が湧いてくる。

こういった自然のもつ柔らかさと、
人間の手が作り出す温かみが調和したような世界観が、
Gentemstickと通ずるように思う。

以前にも、Gentemstick好きには杢目が良く見える
クリアティント好きが多いと話したが、
「スノースティック」という、道具としての独自性だけでなく、
Gentemstickのもつ、そういった世界観に
共感している人が多いという証左だと思う。

というわけで、私的にはGentemstick指定商品。
なかなか出回らない限定品だということも、モノ好きな私のハートが
余計にくすぐられてしまっていることも否めないが、
Gentemstickの純正品を差し置いて、
最高のソールカバーだと認定したい。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2018.02.07 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーアクセサリー

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埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

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