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台風21号に思う。私はやっぱり台風が嫌いだ。

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台風はサーファーにとって、吉と出るときもあれば凶と出るときもある。
吉と出るのは、もちろん上級者にとってである場合が多いので、
私に恩恵があることは多くない。

恩恵が少ないどころか、体力の少ない者の場合、
海に出ることもはばかられる状況だってあるわけで、
下手をすれば溺れてしまうことだってあり得る。

なので、私は台風が来るとそこそこ腰が引ける。
これはやはり、冬山に入るようになってから学んだことだ。
「学んだ」なんて言うとたいそう良いことのように聞こえるかもしれないが、
無駄に臆病になっているとも言え、その境界線は、私の中でかなり曖昧だ。

雪山の場合、100%無理は禁物だ。
1%でも無理をする可能性が出たら、ガイドなしで、単独、もしくは
(入る山に対しての)経験の浅い人間と山に入ることは止めるべきだが、
海にはガイドもレスキューもいないのに、
ある程度危険が増す状況ほど、上手くなるための条件が揃ってしまう。
だから、自分が積み重ねてきたことを信じて、
勇気を持って海に入ることも重要なことだと思う。
つまり、この臆病さがサーフィンの経験を阻んでいるとも言えるわけだ。

大型で強力な台風21号に翻弄されたこの週末も、
私はそんなこんなを、アレコレと悩みながら、家で過ごすことになった。
風邪気味で熱っぽかったこともあるが、家にいればいたで、
貴重な経験の場を自ら遠ざけた自戒の念に囚われてしまう。

もちろん台風ではツーリングに出るのも無理なので、
そんなモヤモヤを抱えたまま、貴重な2日間を過ごしていたわけだ。

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雨の中『アトミックブロンド』を観に行ったのと、
衆議院議員選挙の投票に行った以外は、そんなモヤモヤを晴らす意味でも、
2日間のあいだ、取り憑かれたようにスノーボードのワキシングをしていた。

おかげで、ワキシングの方は、かなりはかどりました・・・

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そして、台風が関東に上陸した月曜日の朝、
私の住む町で、はじめて避難勧告が出された。
地震速報のように、警戒音を発するiPhoneに朝の6時に叩き起こされた。

結局、その30分後には暴風圏からは出て、風も雨も弱まったので、
避難の必要はなかったのですが、それでもかなり緊張しました。

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その朝の通勤風景。
よせばいいのに水の溢れていそうな場所を選んで通ったら、
こんな箇所に出くわし、それでも大喜びで先へ先へと進んでいったら、
いよいよ水深が50cmを超えるような場所に出くわしてしまった。
そもそも遠回りしていたこともあり、そこから引き返して
冠水していない場所まで戻っている時間はもうなくなっていたので、
「GSなら行けるっしょ」と軽い気持ちで飛び込んだら、確かにGSなら、
そんな場所も問題なく走り抜けることができたのですが、ブーツはもちろん、
膝から下はぐっちょりと「水浴び」をしてしまいました・・・

そんなわけで、下半身ずぶ濡れで出社することになってしまった。
会社に着替えもあるし、何より、なかなかできない
オートバイでの徒渉ができて楽しかったからいいんですけどね。

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もちろん、こういう日は鬱憤晴らしに無駄遣いに走りがちになってしまう。
というわけで、これ買っちゃいました・・・詳細はまた後日。
  

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テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2017.10.31 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

TT165 Softflex SPRAY 20th Anniversary Edition:序

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おかげさまで、スノーボードを巡る逡巡の旅路も、
やっと終わりを迎えようとしている(と思いたいし、そうだと信じたい)。

MAGIC38というスノーボードに出会ったことで、
自身の探し求めていたスノーボーディング像を垣間見ることができた。

そこからは、Gentemstickというブランド自体を理解したくなり、
腹を痛めた(金を払った)ぶんの価値まで含めて、
そのラインナップを試して、自分の中に芽生えたその“気づき”を、
自分なりに把握しようと努めてきた。

もちろん、今まで所有してきたGentemstickのすべてを、
乗りこなしたわけでも、誰もにきちんと情報として提供できるように
整理できているわけでもないが、求めていた結論には到達した。

とどのつまり、私にとってのスノーボーディングというやつは
『TT』に尽きる。と、そういうわけだ。

誤解のないように申し上げておくが、
「TTにこそ私の求める答があることが分かった」という意味で、
「答に辿り着いた」と言っているわけでも、
「今後はTTにしか乗らない」と言っているわけでもない。
要は長いこと探していた答えの居場所が分かった。と、そういうことだ。

となれば、この際、TT Classicに乗らないわけにはいかない。

正直、今までずっと「乗ってもつまらない」という
分かりやすい言い訳を掲げて、TT165を避け続けてきた。
もちろん、「どうせ乗りこなせやしない」という
敵前逃亡の意味もあるし、それはTT165への畏敬の念でもある。

いわゆる「愛憎相半ばする」ってやつだが、
そういった感情をスノーボードという道具に対して抱くのって、
それだけでも価値のあることだ。と、
先々シーズンくらいから思うに至った。

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ちょうどそんな折、2年前になるが
旭川にある『SPRAY』さんの試乗会に参加したときのこと、
オーナーの荒井さんから、ショップの20周年を記念した
Gentemstickのスペシャルバージョンの制作の話を伺ってしまった。

これは渡りに船。っていうかもう運命。
その場で購入の意志をお伝えし、
その翌年にモデルの詳細が決定した時点で支払いも済ませておいた。
そして、今年の4月。いよいよ我が家に
『TT165 Softflex SPRAY 20th Anniversary Edition』は到着した。

ちなみに、SPRAYさんでは、TT165以外にも、周年特別モデルとして、
『Superfish Outline Core』のブラックTintバージョン(!)も出されていた。
ショップの周年モデルをリリースする例は数多いが、
同時に2本とは、荒井さん、さすがッス。

さておき、タイミング的には春のゲレンデに連れ出すことも可能だったのだが、
ここはグッと堪えて、来たるべき次のシーズンまで、
楽しみはとっておこうと心に決め、眺めるだけで我慢してきた。


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あくまでも一般的なスノーボードと比較しての話ではあるが、
Gentemstickの、特にTTというボードが、
あえて不安定に設定されている、その乗り味に関して、
自分なりにあれこれとその理由について考えを巡らせてきた。

そこで得た仮説と、実際にサーフィンをするようになって、
そこで改めて感じたことにいくつか符合する部分があったことも、
TTに対する考えが変わったことと決して無関係ではない。

何より、自分がGentemstickのどこに惹かれているのか?
自分はスノーボーディングに何を求めているのか?
サーフィンによってそれらが解き明かされたことが何よりの収穫だ。

このあたりに関しては、もう少し思うところがあるので、
またの機会に書いてみたいと思う。

さておき、
これが、私にとって最後のスノーボードになるとは、
口が裂けても言えないが、
そうなって欲しいと思える最後のスノーボードであることは確かだ。

   _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ 閑話休題 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

今シーズン、このSPRAYの周年記念モデル以外でも、
クリアTintを纏った特別モデルのTTが、多くのショップから発売された。
何だかんだ言って、Gentemstickは、中でもTTは、
クリアTintに限るって思っている方が、
日本国内には多いってことなんだろうね。

海外での評判は知らないけれど、
自身の色を探しているようでいて、何かを見失ったようにも見える
今のデザインの方向性は止めて、
シンプルなカラーTintの時代に戻って欲しいと思っているのは、
私だけではない、ということなのだと思うのだけれど。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2017.10.30 | コメント(2) | トラックバック(0) | スノーボード

アトミック ブロンド

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いやはや、私かなり萌えました。

なんつっても、

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わけですよ。

これが萌えずにいられるかっちゅーの。

ワンダーウーマンへの当てこすりか?ってくらいに
徹底的にアクションのリアリティを追求しているのに、
どこか浮き世離れしたファンタジー感が漂う不思議な作品だ。

冷戦中のスパイものなので、
どこかほろ暗いサスペンス風味ではあるのですが、
そのへんの作りはかなり粗っぽい。

それも何も、掛け値なしの8頭身を持つ女性が、
ジェイソン・ボーンばりにガッチガチの接近戦で殴り合うトコロを、
最初から最後まで、一滴残さず魅せまくるための舞台設定が、
冷戦時代の東西ドイツであったというだけの話だ。

しかも、
ガンアクションはジョン・ウィックばりで、
ファッションセンスや所作はジェームズ・ボンド級。
とにかく今あるスパイ・暗殺者系アクションもののエッセンスを、
これでもかと一気に凝縮したような濃厚さでありながら、
それらをあっさりとしたクールさで包んで提供される
ビシソワーズのような一品でありました。

近ごろはプロデューサーやキャスティングから役をもらうのではなく、
役者自らが演じたい役や、作りたい作品を作る例も多い。
今作はシャーリーズ・セロン自らプロデュースにも参加しており、
シャーリーズ自身が演じたい役柄だからこそ、
任務には冷酷無比、だからこそ、ファッションや言動に、
血の通った最高に人間くさい、究極的にクールなスタイルが滲む
この「ロレーン・ブロントン」という人間像が完成できたのだと思う。

最後に二重スパイが誰なのか?が明かされ、
さらに畳みかけるような、どんでん返しの結末が待っているのですが、
そんなどんでん返しくらいでは、
もう驚かされないような精神状態になってしまうほど、
このロレーンというキャラクターの破壊力がスゴすぎてます。

1時間55分間、目を離す暇も息を抜く暇もなし!
最高にクールな最強の女スパイの誕生を見逃すな!
Don't miss it. !!!!!!

(オススメ度:70 見て欲しい度:100)
  

テーマ:映画 - ジャンル:映画

2017.10.27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

BUGATTI Chiron

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先日『AMG プロジェクト・ワン』がカッコ悪いという話をしたが、
私の価値基準でカッコいいと思う(販売されている)ハイパーカーは、
この『ブガッティ・ヴェイロン』だ。

威圧的でいて高貴ささえ漂わせるこのデザインは、まさにブガッティ。
ほんと美しい。

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『シロン』はそのヴェイロンの後継機種で、
もちろんデザインは更に先鋭的に進化、洗練されているが、
どこか普通になってしまったとも言える。
上の先代ヴェイロンを見て「どこかおかしい」と
感じられた方もいたかも知れないが、
その「おかしな部分」が、新型ではすっかり洗い流されている。
つまり、「おかしな部分」こそが、毒性の高い魅力なのだと私は思う。
私としては、このアップデートはむしろ退化だ。

そんな新型であっても、AMG プロジェクト・ワンより数倍も美しいが、
ならばこそ余計に、先代ヴェイロンは孤高の存在でもあります。

なんてことを思い出しながら、
久しぶりにヴェイロンの動画を探していたら、
こんなシロンの動画を見つけた。



「0-400」と聞いて、まず間違いなく0〜400m加速の事だと思うだろう。
でも、ここで言う「0-400」は違う。

停止状態〜時速400キロメートルのことだ。

400km/h!

AMG プロジェクト・ワンと違って、こいつはただの直線番長。
なりふり構わず最高速にだけ絞って開発された究極の独りよがりだ。
志からしてかなり子供じみている。
だからこそ、このデザインが維持できているとも言える。
動体性能のほとんどを、直進性能にフォーカスしたからこそ
達成できたプロポーションだ。

でも、やっぱりクルマは美しくないといけないと思う。
最高速が400km/hだということも、装飾品のようなもの。
これこそ愚の骨頂。無駄の美学。

だからこそ、私はこっちの方が好きだ。



ちなみに、北野武はヴェイロンを持っているらしい・・・
タケちゃんさすがッス。
  

テーマ:自動車・バイク関連ニュース - ジャンル:車・バイク

2017.10.26 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ

GoPro FUSION には、つい惹かれてしまう話

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近ごろは動画を撮ることをすっかりしなくなってしまった。
その一番理由はやはり、撮った後の編集が面倒だから。
自分で観るぶんには撮りっぱなしでいいのだが、
せっかくなので、こちらで皆さんに観てもらおうとか、
シタゴコロが芽生えてしまうとそういった壁にぶつかってしまう。

編集の話を置いておいても、
現場でスイッチングに煩わされるのも近ごろ動画を撮らない理由のひとつ。

特に、バックカントリーにおいては、天候の急な変化などを鑑みて、
急ぎ滑走準備を済ませなければならない時もある。
面倒の多いスプリットボードのモードチェンジだと尚のこと。
カメラのセットなどに気が散ると、肝心の滑走準備が疎かになりがち。
実際、私の場合は、他のことに気をとられると、シェルレイヤーの
ポケットやベンチレーションのファスナーを閉め忘れることが多い。

サーフィンにしても、常に手足共に使うし、
バッグに入れておくわけにもいかないので、
そもそもカメラを持って海に入ること自体が億劫になってしまう。
そんなこんなで、海でも山でも、
「わざわざ」アクションカムを準備することがなくなってしまった。

GoProは、先の上場時のプレゼンテーションで、
自らを光学機メーカーではなく、
「コンテンツメーカー」だと発表したらしい。

つまり、コンテンツになり得ない、
もしくはコンテンツを作りづらい製品は作りませんよ。と、
そういうことだ。

コンテンツは、ご存じのように恐ろしい勢いで進化し続けており、
オッサンには付いていくのも一苦労だが、
逆に言うとそれだけ人から飽きられるのも早いということだ。

こういう先進的な世界観に、昔の言葉で恐縮だが、
そんな「生き馬の目を抜く」IT業界で、
常に先頭を行くことの難しさを考えれば、更に判断基準の厳しい株主相手に、
よくもまあ自信たっぷりに言い放ったもんだと関心させられる。

GoPro_Fusion.jpg

とか言っていたら、『GoPro FUSION』の登場だ。

前後に配置されたレンズによって、360°の動画を記録できるアクションカム。
これはいわゆる『VR』へと発展していくであろうコンテンツ業界の
先陣を切るような製品でもあるわけで、VRゴーグルさえあれば、
自身で体験したことを、全方位映像で追体験することができるというわけだ。

VR映像以外にも、360°を球体のような映像として鑑賞することもできるし、
そこから一部分だけを正対した動画として切り取ることも可能なのだという。
つまり、前後左右、同時に広角に録画できるので、基本取り逃しなしってことだ。

サーフィンなら後ろからやって来る波の状況と、
目の前に広がる進行方向の映像を同時に記録できてしまうわけで、
自分は肩越しにふり返った時の一瞬の景色くらいしか見られないが、
自分に迫り来る波の状況を、あとから、文字通りに “ふり返って"
観ることができるわけで、それこそ繰り返しの練習にもってこいだ。

決して良い喩えではないが、雪崩れに巻かれたとして、
背後から迫り来る雪崩れの状況も同時に記録できてしまう。
その場合、死んじゃったら元も子もないけど。

新たな体験こそが、コンテンツの有り様だとすれば、
この『GoPro FUSION』こそ、その世界の急先鋒。まさにど真ん中だ。
同時に発表されたHEROの正常進化版である『HERO 6』は、
マニア向けにより先鋭化されており、すでに『HERO 3+』を持つ一般人には
ほとんど訴求力がないのですが、FUSIONは欲しいと思わされてしまう。

とはいえ、いま85,000円もあったら、
中古のサーフボードの方が欲しいと思ってしまう私には、
どうやっても買えそうにないが、もし手に入れたとしても、
きっとまた使わなくなるだろう、という予感はする。

でも、そうと分かっていても、欲しいと思わされるのだから、
GoProがコンテンツメーカーだなんて
大風呂敷広げることにもうなずけちゃう。
編集が面倒とか、現場で煩わしいとか、
いろいろ言いましたが、つまりはマンネリに飽きたってだけのことだと、
FUSIONに教えられちゃったわ。これまた勉強になります。

「新しい」って、やっぱり大事なことなんですね。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2017.10.25 | コメント(4) | トラックバック(0) | スノーアクセサリー

サーフィン@千葉南 10/16

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いよいよ秋雨の季節。
例年より気温も低めで、先週の都心部は9.9℃なんて朝もあって、
10℃を下回るのは、10月中旬としては31年ぶりなんだとか。
テレビでも「師走並みの寒さ」が連呼され、余計に気が滅入る。

いっそ、この勢いで冬に突入してもらいたいものだが、
早く気温が下がったり、初冠雪が早かったからといって、
そのシーズンの降雪量が多いとは限らないので、ぬか喜びは禁物だ。

そんなわけで、10月の3週目は週末を通して雨。
つまり氷雨(ひさめ)だ。

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ちなみに私のイメージの『氷雨』はこちらの感じ。
文字から得られるイメージよりも、より寂しい。
カップリング曲が『よりを戻して』ってところが、より悲しい。
地元の仲間と「それ悲惨だね〜」のところ「ひさめ〜〜〜」と
言い合って喜んでいたアホな頃があったことを思い出す。
どうでもいいことですが。

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MotoGPの『日本GP もてぎ』もこの日曜日だったので、
観に行かれた方は、雨中での観戦で、
さぞかしたいへんな思いをされたことと思うが、
家でのうのうと録画で観戦した私としては、
マルケスとドビツィオーゾというチャンピオン争いを繰り広げる二人の、
まさに鬼気迫るウォーター・バトルを観られて大興奮でありました。

雨の中、コース上に留めておくだけでも特殊技能を要するモンスターマシンで、
テール トゥ ノーズのドッグファイトをするなんて、ホントどうかしている。
とにかくもの凄いバトルを観ることができた。雨だからこその最高のショウだ。

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そんな日曜日、好き好んでサーフィンに行くことにした。

首〜肩の痛みはかなり良くなってきたが、
完治というわけでもなく、まだ場合によって強く痛むときがある。
なので、土〜日ともというわけにはいかないが、
日曜日だけでもと思い、OYくん、ユウタくん、テッちゃんと4人で、
千葉の南側のポイントへ向かうことにした。

ありがたいことに、朝のうちの埼玉は雨が止んでいて、
荷物の積み込みなど助けられたのだが、
例によってアクアラインを越える頃に雨が降り出し、
そのあと弱くなることもあったが、結果的には一日中降り続いた。

この時期、雨が降るととにかく寒い。特に着替えが寒い・・・
実際に寒いと感じるよりも、想像の中でする着替えの方が寒いものだ。
特にシーズン最初の寒中サーフィンは、あれこれと悪い想像ばかりが先走り、
「行ってみればなんてことなかった」なんてことの方が圧倒的に多いのだが、
ヌクヌクのベッドからはい出すには、
いつも以上に気持ちを奮い立たせる必要がある。

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そうして7時入水。
向かう車中でも、寒いだの凍えるだのと妄想を繰り返していても、
波を見ればそんなことなどすぐに忘れてしまう。
要はその程度の寒さでしかない、完全な取り越し苦労だってことなのだが、
むしろ逸る気持ちを抑えながら、
着替えもチャッチャと済ませてしまう自分に気づくと、
我ながら現金なヤツだと呆れてしまう。
実際、千葉南はまだまだ海水温も暖かくて快適だ。

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サイズはご覧の通りにモモ〜コシ。たまにハラ。大好物です。

また1時間くらいで首の痛みがぶり返すかな〜と、心配していたのですが、
ありがたいことに、2時間以上やってもあまり痛みが出なかった。
そんなわけで、体力の方の電池切れが先になり、波数が少し減った頃に1R終了。

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早めの昼食を摂ってから、波を探して房総半島を北上。
鴨川のあたりも見て回ったが、波が小さかったり、
駐車場でお祭りが開催されていてクルマを停められなかったり、
サーフィンの大会が開催されていたりしていて、
結局御宿のあたりまで北上して来てしまった。

しかして、ここは相変わらずクリーンな波がブレイクしていて、
しかも、この日は雨のせいか、あまり混んではいなかったので、
移動のし甲斐はあった。

というわけで、13時から第2ラウンド開始。
ここも基本コシくらいでしたが、
たまにムネくらいのもセットで入ってきてなかなかのもの。
先ほどのポイントよりも面がキレイなので、とても乗りやすい。

というように、このポイントはきれいなポイントブレイクなので、
私が好んで行くような、広範囲で割れるラインブレイク系のポイントとは違い、
1ブレイクに対して、基本レギュラーとグーフィーに2人ずつしか乗れない。
その順番待ちにはどうも苦手意識が強くて、へんに気を遣ってしまうため、
いまいち没頭できない。
最初はうまいことポジショニングできていたのですが、
途中から無意識に気持ちが引いてしまい、思い切ってピークに飛び込めない。
なんてこと考えていたら、また首の痛みがぶり返してきた・・・

そんなわけで、1時間半やったら、みんなよりも一足先に上がることにした。
まあ数本良い波にも乗れたので大満足。
何より久しぶりに疲れるまで波に乗れたことがウレシイ。

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OYくんも先に上がってきたので写真を撮れなかったが、
テッちゃんとユウタくんの波乗りを高台の駐車場から眺められた。

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この時間までやると、アクアラインの渋滞が避けられないこともあり、
4人揃って美味いと評判のラーメンを食べに寄った。
いやはや、マジに美味かった。
仲間から聞く波情報もうれしいが、美味いラーメン情報もとても助かる。

というわけで、あと数週もすれば、セミドライの登場だ・・・・
その前に茨城にも行っておきたいな〜〜〜〜〜
茨城はもう寒いのかな〜〜〜〜
  

テーマ:サーフィン・ボディボード - ジャンル:スポーツ

2017.10.24 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

SPARK Crossbar Clips

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まだまだ発展途上にあるスプリットボードというシステムは、
それ故に進化の余地を多く残している。
そういった日進月歩する様を、自ら経験することを楽しみにもできるが、
試行錯誤が繰り返されるが故に、残念ながら退化していると感じるものも
その中には含まれてしまう。
そういった紆余曲折も含めて、自ら歴史を体現していることになるのですが、
そんな歴史に付き合うには、それなりに無駄な出費も覚悟する必要がある。
スプリットの新しいアイテムを買うときには、毎度そういった心配が伴うが、
果たして今回はどうなのだろうか・・・

完全に独立したインターフェース・デザインを打ち出してきた
Karakoramとは違って、SPARK R&Dは、スプリットシステムの
元祖と言っていい、Voile(ボレー)のインターフェースを採用(流用)し、
すでに確立された方法論と安定度を引き継ぎながら、
そこに独自デザインによって快適性や滑走性能を高めた
バインディングをリリースしてこれまで進化してきた。

その後、流用していたヒールリフターを独自のものに改め、
核心部であるVoileのインターフェースを更に進化させた独自の製品
SPARK Pucks』を発売し、システムの考え方はVoileから引き継ぎながらも、
独自の製品群によってシステムのすべてを構成する方向性を打ち出してきた。

そしていよいよ、今まで手つかずだったスプリットフックにも、
SPARK R&Dはオリジナルの製品を送り出し、
これによって、先端を留めるチップフックを除き、
自社製品で統一して賄えるようになったというわけだ。

というわけで、「これはなんでしょう?」第2問の答え
『SPARK Crossbar Clips』でした。

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装着は、ネジ4つだけなので、ここに書くまでもないが、
構造が複雑なので、その作用を理解するのには、
少しばかり余計に時間が要るかもしれない。

話は逸れるが、前々からうっすらと気づいてはいたが、
私のMAGIC38に空けられたこの部分の穴は曲がっている・・・・
今回の『SPARK Crossbar Clips』によって、余計にその曲がり具合が
際立つ格好となってしまった。
このMAGIC38を手に入れたときは、まだスプリットの加工に対応できる
ショップも少なかった過渡期の名残だ。これももた歴史の一部・・・

さておき、スプリットフックの役割は言わずもがな、
2つに分割されるスプリットボードを連結させることだが、
結合に関して、一番負担を受け持っているのはもちろんバインディングだ。
トップもテールも、バインディングよりも外側になる部分の
剛性を担うのがスプリットフックの分担となる。

つまり、雪面に対してトップがどう入り、テールがどう抜けていくのか?を
想像しながらこのフックの構造を考えると良いと思う。

それまで、“これ以上離れないように” していただけの部分に、
ボード同士が「引き寄せ合う」という作用をはじめて加えたのが
Karakoram Clips』。
この方法による剛性感は体感できるほどに強固でしたが、その構造的に、
結合力を強めすぎると、ボードがデッキ側にコンケーブ(V字に凹む)
してしまうという弱点も併せ持っていた。それと、
ハイク中に解放されたフックが、カチャカチャと音をたてるのも
細かいことだが気になるマイナスポイントでありました。

それらを改善してきたのが、5年の時を経て同じKarakoramから登場した
Karakoram Ultra Clips』で、
フックが横に平行に引き寄せられるので、コンケーブを抑えることができた。

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しかして、このスプリットフックという部品は、樹脂と木材でできた合板に、
剛性部材として金具を留めるという根本的な問題を、そもそも抱えている。
昨シーズンあたりから出始めた、デッキ側に雌ねじを格納する
インビスタイプの固定方法ならば、固定力に問題がないのかも知れないが、
古くからの滑走面から雄ねじを貫通させてナットで固定するタイプだと、
固定力が低いため固定位置を調整するフックが使用中にズレてしまい、
結局結合力を維持できないこともあった。

『SPARK Crossbar Clips』はもちろん、
後発らしくそんな問題点を解決してきている。

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見た目はややこしいが、
ひと度理解さえしてしまえば、その構造はいたって単純。
フックを固定するバーの、回転軸から外の部分が卵形に偏心されていて、
バーを倒すと膨らんだ部分が逆側のフックを押し出し、
自らをもう一方に引き寄せる構造となっている。

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そして、キモはここ。
2ピースに別けることで、受け側のフックを可動式にしており、

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こちらのネジによってフック同士の距離を変えることで、
引っ張り強度を調整できるようになっている。これにより、
旧来の貫通式ボルト留めでも固定力を維持することが可能になった。

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ハイク時はこのように畳むことができ、
動きに抵抗感を生み出せる仕組みなので、
パーツがグラグラと動き回ることはない。そして何より、
ボードデッキからパーツがはみ出さないことも重要なポイント。
そうそうあることではないが、ハイク中、外に出っ張ったフックが、
木や枝、氷などに引っかかるなんてこともなくはない。
足取りが乱れるということ以上に、破損原因にもなるので、
案外、大切な部分。

2017_1017-5.jpg

意外なことに、Karakoram Ultra Clipsよりも軽量。
構造がよりシンプルなKarakoram Clipsでも48gだったので、
それよりも更に軽量にできているのは驚きだ。

と、いいことづくめではあるのですが・・・

2017_1017-18b.jpg

構造が複雑で、本来裏方であるべきモノが
表側に見切れちゃってる感じがカッコ悪い・・・
とにかく「洗練」とはほど遠い印象だ。
機能的には90点あげたいけど、この見た目に及第点はあげられないな。

それと、モードチェンジのときに、2本に割れたボードを両手で持って、
合わせ面を上下にスライドさせて、まずは固定位置に移動させるのは
VoileやPlumの『WOW HOOK』と同様に、現場で重宝しそうに思えるが、
固定力を強めに調整すると、固定位置への抵抗感は強めで、
そこまですんなりと導くことができず、立ったままで行うのは無理っぽい。
まあこれに関してはKarakoramも同様なのですが、
この構造だと立ったまま合わせられると思った方も多いと思いますので、
念のためお知らせしておきます。

2017_1017-13.jpg

細かい話ですが、
私のMAGIC38のフックの取り付け穴の位置だと、
畳んだときに後側にハミ出してしまうのもちょっと悲しい。

そもそもVoile用に設定された穴の位置を前提としたスプリットフックで、
先述したような問題点を解決しながら、コンパクトネスも含めた
機能的な美しさを追求するのは、もう限界なのではないかと私は思う。

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ここまで来ると、もう「黒歴史」。
わたし的にはPLUMのフックで、結合力を調節できるものがあったら
最高だと思うのですが、みなさんはいがかがでしょうか?
いずれにせよ、スプリットボードの歴史は、まだまだ途上にあるようです
・・・・Never Ending Story.
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2017.10.23 | コメント(2) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

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埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

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