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GENTEMCHOPSTICK MAXFORCE Split【準備編】

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近ごろ、っていうか、ここ2年ほど、
バックカントリーはやはりツインなんじゃないか???
という意味不明な思いというか、気持ちが強まってきていた。

確かに、MAXFORCE Splitは前々から欲しかったボードだったので、
単にいつものビョーキが発症しただけのことではあるが、
MAXFORCEに対する思いが出戻りのように強まってきた期間は、
そのままTTSS系のファットなボードに傾倒していた期間とに、
ピッタリと重なるのが、我が事ながら興味深い。
時代は巡りゆくのだ。っていうか、こうして人は心変わりを繰り返すわけだ。
(って、おれだけか??)

そして、最近では新しく手に入れたFlyfisk Splitを差し置いて、
MAGIC38 Splitにばかり乗っていることも、その事と無関係ではない。
トップの太いボードと、そうでないボード(あくまでもパウダー系
ボードの中での太い太くない)という、画一的な差別化は、
まったくもって的を得ていないことは重々承知の上ですが、
結果的に、そういうことになってしまう。
つまり、細い方に乗りたい気分。

登りも含めた、山行全体を見渡したときの安全性、そして、
ストレスの少ない安楽性と、純粋な滑りの楽しさは、いつも背反する。
操作がしやすいオープンバーンだけを滑るのであればまだしも、
美味しい斜面までのトラバースや、そこからの帰り道で通らなければならない
ややこしい林の中や、アイシーな硬い急斜面など、
バックカントリーでは、そこで出会う場面のすべてにおいて
及第点を求めたくなってしまうことも正直な気持ちだ。

もちろん、面ツルの新雪に狙いを定めるのが、
ある意味バックカントリーにまで出かけて行く目的でもあるのだから、
その瞬間におおよそのことを寄せておくべきで、わざわざ、
ややこしい場面を想定して物事を準備するのもいかがなものかとも思う。

何より、そのほとんどが自分の技術的な鍛錬でクリアできることばかりなので、
道具に頼るものの考え方自体、問題であることも承知はしている。

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でも、ROSSIGNOLの『XV Magtek』にせよ、
ARBORの『ブライアン・イグチ PROモデル』にせよ、
エクスペディションな場所を目指すスノーボードとは、
楽しく滑ること以上に、そんな面倒に対処するための道具でもあるので、
XVもイグチもそうであるように、バックカントリーにこそ、
ツインが要るのではないか?という疑念というか、
願いのようなもがいつまで経っても晴れないでいたわけだ。

そんなツインへの思いは、私の場合、それはそのままMAXFORCEのことを
意味するわけだが、MAXFORCEは、スプリットはおろか、
ソリッドもすでに廃盤となった状態で、それはつまり
“今さらジロー”(小柳ルミ子(c):1984)。
ちなみにTTはイチロー(いまだ現役)。どうでもいいけど。

もちろん、そんなときのためにあるのがヤフオクという場所なので、
逐一チェックは欠かさずにいたわけだが、
そもそも不人気だから廃盤になるわけで、
市場的には、MAXFORCE自体がすでにレア物件だ。

しかして、愛とは失ってからその大切さに気づくもの。
手に入らないとなると俄然手に入れたくなるのは人間のサガだ。
特にシーズンインあたりでは、私を超えるスキモノたちによって、
定価を超えるプレミアムな価格で取り引きされており、
おいそれと手を出すことができないでいた。

そんなわけで、気持ちはほとんど来季登場する、
『OGASAKA FT SP159』に傾いていた。
そんな、3月のある日。こいつはヤフオクにひょこっと現れた。
例によって、ずんずんと値が吊り上がっていくのだろうと思いきや、
とても有り難い値段のまま終了してくれた。
シーズン前と、シーズン終盤では、需要(愛)にこうも差がでるのね・・・
それもまた勉強になります。

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そんなわけでMAXFORCEのスプリットもアイテムに追加されることとなった。
これで、SLASHER、FLYFISKを加えた3機種において、
ソリッドとスプリットを揃えたことになる・・・
どっちかだけ持っていればそれで済む話だとは思うが、
どうにもスプリットでゲレンデを滑ることに抵抗があるので、
結果こうなってしまう・・・・無駄なこだわりだと我ながら思うが、
馬鹿は死ななきゃ治らないらしいので、
この際、生きているうちは、やりたいようにやらせていただく。

さておき、ややこしいコンディションとなる春先にこそ、
ツインの、MAXFORCEの出番なので、
その週末からスクランブルできるように、我が家に届くなり準備を開始した。

インターフェースは、こいつと入れ替わりに、
今シーズンはお役御免のパウダー専用機、Flyfisk Splitから移植。
シールはTT160 Split用だった『G3 Alpinist High Traction』
使い回すことにした。ちなみに、ほんの2mm程度
シールのサイドをカットするだけでMAXFORCEにフィットした。

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TT160よりも4cm長いMAXFORCEに流用することと、
ラウンドノーズの方が、ピンノーズよりも先端が太くなるぶん、
ノーズ側のフックが、図のように前側に上がってしまう。

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そのためテールベルトは長さがギリギリになってしまいましたが、
使用上の問題はなかったので、これでヨシ。むしろ軽量化達成。
さておき、あんなに白かったシールは、まるで薄汚れた絨毯のようだな・・・

クライミングスキンは、そのボード専用にカットしてあるので、
他のボードには使えないと思われるかもしれませんが、
ダブルピンテールのMAGIC38 Splitや、もちろん太すぎるFlyfisk Splitなど、
変わり種を除けば、案外使い回せてしまいます。
(もちろん細かいことを言わなければ、
 それら用にカットしたシールも使い回せます)

とはいえ、それもグルーを張り替える前提であることもまた言わずもがな。
このシールはSLASHER Splitとも共用していたのですが、その最後の山行の時
すでにグルーが滑走面に残ってしまうほど溶け始めていた。
久しぶりに箱から出してみると、案の定グルーは見るも無残にメルトダウン。

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早速グルーを剥がして、

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こんなこともあろうかと、
予め買って置いた『G3 Glue Renew』に貼り替えた。
(これ、買おうと思ったときには絶対に売り切れているものなので、
 毎年新たに入荷する11月頃には買っておくようにしましょう!)

ちなみに、あくまでも私の心証でしかないが、
G3のグルーの方が、BlackDiamondのグルーより水分に弱いように思う。
(ひょっとしたら、高い雪温に弱いのか??
 次はBlackDiamondのグルーリニューを買っておくことにしよう)
水分を吸いやすい気がするし、何より2シーズン保たない印象だ。
おかげで、チートシートから何から、グルーがアチコチにこびりついてベットベト。
グルーの貼り替え以前に、それらをきれいに取り除くのに
更に余計な時間を費やしてしまった。

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それから予備で買っておいた『Ultra Clip』に交換。
その後、ベースワックスから滑走ワックスまで一気に塗布して、
一週間足らずで準備を完了させたのだが、
仕事から帰ってからの作業は毎晩テッペンを越え、
かなりヘロヘロになった・・・もう若くないのだ、ということを
痛切に感じるのは、休日ではなく、むしろ平日の夜だ。

私が若くない話はさておき、スプリットとして使ってみた印象と、
久しぶりに使ったG3 Alpinist High Tractionに関しても
気がついたことがあるので、その話はまた明日。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2017.04.10 | コメント(4) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

ムーンライト

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『月明かりの下で見ると、
 黒人の肌は青く見える——』

母子家庭、貧困、いじめ、ドラッグ、暴力。
黒人社会に限らず、いまのアメリカのどこにでもあるような出来事なのに、
みんながそこから目を背け続けている「不都合な事実」が、
一切の脚色も誇張もなく、2時間の上演時間中、
冒頭からエンドロールまで、ただただ、淡々と、流れ続けます。

黒人だから問題なわけではない。
肌の色が青くてもその問題の本質は変わらない。

とくだんカタルシスもない。
かといって、絶望もそこにはない。

そんな、普通に日常の中に進行する、常態化した「不都合なこと」の
問題性と異常性を、この映画は嫌というほど浮き彫りにしている。

そして、最終的には人には人が必要だという、
単純でいて明解な、純愛の物語としての側面も同時に描かれています。


さておき、『ラ・ラ・ランド』、『キングコング 髑髏島の巨神』と、
最近は週一で映画館に通っている(翌週、つまり本日から公開の
『ゴースト・イン・ザ・シェル』も観に行くから、4週連続だ)。
自宅でも、レンタルビデオや、映画配信サービス、WOWOWで録画した映画を
飽きもせずに観ているわけだが、それでも尚、映画館まで観に行く理由は、
話題作をいち早く観たかったり、迫力の大画面で観たかったりするからだ。

そういった意味で言うと、この『ムーンライト』という作品は、
さして話題作でもないし、32インチのテレビモニターで観ても、
充分な作品だと言える。

なのに、映画館を出るときに、得も言われぬ満足感に浸れたのは、
これこそ映画のもつ魔法だと思い知らされました。

エグゼクティブ・プロデューサーにブラッド・ピットが名を連ねているが、
単なる儲け主義ではこの作品に出資はできないだろう。
十年に一度、出るか出ないかの、凄い作品だと思います。
  

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

2017.04.07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

TT160・TT168 木曽ひのき × みずめ SPECIAL CORE 再リリースに際し思うこと

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TTミズメ/ヒノキが、160と168とで
限定各20本で再販されたことは、みなさんもご存じかと思う。
デッキの色合いも、緑がかったウッドカラーから、
より自然(に感じる)なクリアティントに変えられているようだ。
そして、サイドウォールがプラスチックから、バンブーに変更になっていて、
その乗り味以上に、見た目的にも更に高級感が高くなったように思う。

そして、今回はじめて(?)限定数販売に抽選方式が採用された。
と言っても、本当に抽選しているのかどうかまではわからないが、
それでもショップ経由の「早い者勝ち」よりは、
いくぶんルールに透明性があるように感じる。
何より私の性格には向いてるので、個人的には精神衛生上ヘルシーな措置だ。

しかも、応募期間の満了とほとんど時間をおかずに当選者へ通知され、
その数日後には受け取り指定したショップに品物が届くという、
今までになく迅速な出荷状況だったことも好印象だ。
こういった対応力の向上は、新しいショウルームの完成と
決して無関係ではないのだろうと思う。
いずれにせよ、これも予約購入のできないセッカチ向きだ。

そんなわけで、私も後先考えずに160の方に応募してみたが、
見事に落選した。(負け惜しみ抜きで正直ホッとしているが)
168が倍率約4倍。160の方はなんと9倍!もあったそうで、
その価格を超えた魅力の高さが伺える。

すでに3シーズンをTT168 ミズメ/ヒノキと過ごしてきた私だが、
その特別な乗り味以上に感心しているのは、耐久性、というか堅牢性だ。

よく、ウチヤマ製のゲンテンのボードデッキは簡単にカケる
(加えて、近ごろの大陸製のモデルは、簡単に剥げる)と言われるが、
私も心の底から哀悼の意を込めてそう思う。

サーフボードも所有する身とすれば、樹脂で覆われたボードの扱いには、
「特有の付き合い方」が求められることにも慣れてしまっているので、
それもハンドメイド故の、こだわりの結果だと思って目を瞑ることもできるが、
あの価格のスノーボードの、しかも美しく磨かれたデッキがカケてしまっては、
なかなか平常心ではいられないことも、また良く解る。

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さておき、
今のところ私のTT168に限っては、デッキにほとんどカケは発生していない。
(曼荼羅な花柄のステッカーは、先日、白馬の駅前にあるショップで見つけた
 話題と関係ないけど)

デッキカケの原因として考えられるNo.1は、リフト待ちの行列中に、
後ろからコツコツとエッジを当てられることだと思う。
(第2位はリフト般器に腰掛ける瞬間に、隣の板がぶつかってくる時)
オーラが強すぎて、行列に並ぶスキーキッズまでもが
このボードに近寄れないのかどうかは分からないが、
特に慎重に扱ったり、ミズメだけ特別扱いした憶えもないので、
造りも仕上げも、しっかり行われているという証左だろうと思う。
(カタログモデルよりも、クリア面の艶が少ないのも関係しているのか?)

こうなるともう、限定生産モデル(もしくは小賀坂製)以外、
安心して手が出せなくなるという副次的な問題点は、
この際、脇に置いておく。

さておき、カタログモデルと較べて、
本当に堅牢性に違いがあるのかどうかも分からないし、そうだったとしても、
今回のリリースぶんが、私のものと同様の仕上げが施されているのかどうか、
知る由もないが、もしそうであれば、
スペシャルコアだけが生み出せる味わい深い乗り味に、
所有欲を充たす仕上げの良さも加わるわけで、
一生モノだと思えば決して高い買いものではない。と、私は思う。

いわゆる授業料と呼ばれるものを、幾分多く払ってきたおかげで、
こういったことにも気づけるようになれたと、この際前向きに捉えよう。

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そんなわけで、私自身、所有する上での満足感は存外に高く、
ミズメとMAGIC38 Splitと、HP2 Enduroは、
いっそ墓場まで持って行くつもりだ。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2017.04.06 | コメント(4) | トラックバック(0) | スノーボード

ホワイトバレー【2月某日】エクストリーム出社!!

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「ここ!」という日に、雪山や海に向かえたらどれだけ幸せなことでしょう。
そこそこの降雪があって、前日は風も強かったためリフトはほぼ運休。
おかげで深雪はキャリーオーバーで保存され、しかも、
天気予報は間違いようのない晴れマークを一日に渡って掲げている。

そんな日が休日に当たれば、何の問題もないが、そうは問屋が卸さないのが、
自然を相手にする遊びの意地悪なところだ。

そういった積雪量、気象条件に加え、もちろん仕事の手はずも整わないと、
午前半休で滑りに行く、『エクストリーム出社』は完成しない。
もちろん、後ろめたさを振り切る勇気に加えて、勢いも必要になるわけで、
この反社会的な “ノリ” に付き合ってくれる仲間がいれば、
尚のことその勢いは前のめりになる。

そんな条件が唐突に揃った2月某日のお話。
もう4月だし、そろそろ時効だと思うので、お話ししておこうと思う。

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そもそも、この日付き合ってくれたToshiさんが、Facebookに上げた
「ホワイトバレー、プレミアムパウダーデイ明日開催」という投稿が発端。
それを見たら居ても立ってもいられなくなったというのがコトの真相だ。

だいたい『プレミアムパウダーデイ』って???
『プレミアムフライデー』とは何の関係もなさそうだが、
まあそのへんを意味するキーワードであろう。
そんなベタ目で分かりやすいネーミングのイベントがあると知れば、
「そりゃ一旦何なんだ!」ってなりますよね?
んで、調べてみれば、「明日はコースを圧雪しません」っていう、
簡単に言うとスキー場のコース整備サボり宣言なわけなのだが、
反社会性の高いダメ人間への誘惑としては十二分。
コース整備は存分にサボってくれと太鼓判だ。

しかも、ホワイトバレースキー場は、関越道水上ICから至近にあって、
エクストリーム出社向きのロケーションときているから恐れ入る。

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というわけで、
午前半休を決め込んで、Toshiさんと二人、ホワイトバレーに乗り込んだ。
8時半の営業開始よりずっと早い、7時過ぎには駐車場に入ったのだが、
その後ワサワサとクルマが駐車場に入ってくる。平日なのにこの騒ぎか!

お隣の天神平も前日は営業できず、コース整備のため昼過ぎからの営業らしい。
それもあってか、多くのパウダーハンターたちが、
ここホワイトバレーに集まっているようであった。

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そして、早起きの甲斐あってポールポジションをゲッツ!
気持ち良く一番般器でトップへ上がる。

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ここのパトロールさんの付けた、
コース管理という名のファーストトラックには、一切の遠慮も伺えない・・・
その迷いのないラインには、いっそ男らしささえ感じる。
ひょっとしてパトさんにとってのも「プレミアム」なのかもしれないが、
ほんの少しでいいから来場客の気持ちに配慮して戴けるとうれしいと、
わざわざ平日に駆けつけた私は思う・・・

さておき、新雪は風に飛ばされてもいるようで、
気持ちパックされた湿り気のある雪面はスネ程度の深さ。
でも、かなり走りそうだ。ウキウキ。

というわけで、
おかげさまの(客人の中では)ファーストトラック!!!
例によって、Toshiさんはノールを飛び越えて新雪面に飛び込むと、
あとはターン幅が3mほどの、申し訳程度のターンを刻むほとんど直滑降で、
ノートラックの面ツル斜面を猛スピードで滑り降りる。

私はもう少し慈しみつつ滑りたい質なのですが、
どれだけ飛ばしても、きちんとボードが反応する雪なので、
私もToshiさんに倣って、贅沢にデカ回しして降りてみた。
いんや〜〜〜〜〜BCで登った山でも、なかなかできない贅沢滑走でありました。
こりゃタマランっ!

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それから3本程度はギリギリでノートラックをつなげて滑れたが、

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あっという間に食い尽くされてしまった。(平日なのに!)超早っ!
とはいえ、長居をする気もないので、それはそれで気持ちが良い喰われっぷりだ。

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11時にはスキー場をあとにして、ちょうど昼頃でガラガラに空いた道をつなぎ、
13時には千代田区のオフィスに無事出社!
見事にエクストリーム半休をメイクした!
いや〜〜〜幸せでござんす。これで仕事にも精が出るってもんだ。

Tohiさんお付き合いいただきアリガトざんしたっ!また是非の方向で!!!
  

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2017.04.05 | コメント(4) | トラックバック(0) | スノーボード

尾瀬岩鞍【3/25】

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この時期に寒の戻りで最後のパウダースノーを味わえるのは、
まあ例年通りなのだが、今年は少々趣が違う。
未だに毎週のように降雪があり、SNSでは毎週毎週「今度こそラストパウダー」
という触れ込みで溢れており、つまり今年はなかなか雪の息の根が長い。
でも、気温はきちんと上昇傾向にあるので、一度凝結した雪の上に、
水分を多く含んだ重めの雪が載っていることを考えれば、
残念ながら、素人バックカントリー向きの降雪とは言いがたい。

かと言って、雨ではなしに未だに続く降雪によって、
先週の岩岳のように、雪質はまだザラメにはほど遠いもので、
ゲレンデもまだまだ美味しい春を迎えてはいない。

そんなわけで、この週末は家でゆっくり過ごして、
溜まった疲れを癒そうかと思っていたのだが、
困ったことにこの週も、金曜日に多くの降雪があった。
しかも、「この雪は朝方まで続くでしょう・・・」とか、
天気予報は捨て置けない捨てぜりふで結ばれており、
となれば、今週も分かっちゃいるが「ラストパウダー詐欺」に乗っかるほかない。

でも、混雑したスキー場は御免だし、かといって小さいスキー場では物足りない、
何より、気持ちは半分布団から出てこないしで、
こういうときの私は、半自動的に尾瀬岩鞍一択だ。

もちろん、それを決定したのは金曜日の22時頃なので、今回は単独任務。
そろそろ関越道の下り渋滞も減ってきているので、
いつもより遅く、家を5時に出発しても、目だった渋滞に遭うこともなく、
2時間弱で、尾瀬岩鞍に到着することができた。

一晩中降っていたという割には、道中に積雪は一切なく、
それは、二輪駆動車に乗る私にとっては願ってもないことだが、
ラストかどうか以前に、パウダーにすらありつけないとなれば、
詐欺どころか、ただの判断ミスでしかなくなってしまう。

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駐車場まで来てもこの程度・・・
スキー場のFacebookは「予想に反して10cm」とか、人の気も知らずに
涼しい顔して書いていやがる・・・・嫌な予感しかしないが、
今から新潟に向かっても、着く頃には食い散らかされたあとだ。
もう後には引けない。

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すると・・・・・

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あれあれ???

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ひょっとして、コレって???

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THE DAY !

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平日並とは言えないが、ここ尾瀬岩鞍は想像以上に空いていて、
ここまで食い尽くすのに5回も回せてしまった!
そして、この時期にしてはかなり軽い雪だったので、
端パウ清掃に、少しばかり林の中にもお邪魔しながら、
このあとまだ3回も足応えの良い新雪を楽しめてしまった!

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完食!
あ〜〜シアワセ。

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それからようやく大好きなミルキーウェイに移動したが、
この時間には、雪はすでにトルコアイスのような粘土質に変わってしまっており、
『エキスパートコース』を8本回して疲れきった膝に
情け容赦ない凸凹が襲いかかる・・・

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ミルキーウェイはその一回だけで撤退し、
そこからは、前回と同様に斜度が緩く、凸凹になりづらいフラットバーンが、
全長950mに渡って楽しめる『ロマンスコース』に移動して、
午前券の終わる1時まで、ひたすらカービングにいそしんだ。

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やはりこういう状況変化の激しい日こそ、Spoonfishの日だ。
乾雪〜湿雪〜アイスバーン〜削られた凸凹〜緩斜面でのカービングと、
どこでも平均点以上を稼ぎ出すスーパー優等生だ。ほんと頼りになる一本。

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「いいかげんこれで降雪もラストだろう・・・」とか、思っていたら、
この翌週にも、かなりの量の(しかも千葉県に至る範囲にまで)降雪があり、
ご存じのように、特にこの時期にそんな豪雪に見舞われないはずの那須では、
大きな事故も発生してしまった。

ほんと読みづらい天候が続いているが、早めに良いザラメにありつきたい私は、
中途半端に重い雪が降るくらいなら、いっそもう降ってくれなくて結構だとか、
それが贅沢と知りつつも思うのだが、皆さんはいかがだろうか。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2017.04.04 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

白馬岩岳【3/20 春分の日】

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蓮華温泉から戻った私とOYくんは、
その足で八方交差点の角にあるカフェで、何はさておき祝杯をあげた。
それからゆっくり温泉に浸かって身体を解したら、
白馬駅前の串焼き屋さんで例によって記憶が薄れるほど飲み散らかし、
倒れ込むように眠りに就いた・・・素晴らしい休日。

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翌朝は、『白馬岩岳スキー場』へ。
岩岳はOYくんのかなりのお気に入りだそうなのだが、
私はこれまた初めて訪れるスキー場。
ほんと、今まで白馬には縁がなかった。

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そして何と!ここ岩岳のシニア料金は50歳から!!!
チケット売り場のオネーサンに「年齢を証明できるものをご提示ください」と
言われるのが、少々恥ずかしくはあるが、この際そこはどうでも良い。
お得に滑れるのなら、何の文句もない。
ちなみに、70歳以上は『ハイシニア』。
69歳の方と同じ割引をしていただけるというのは申し訳ない気もするが、
ありがたく恩恵に預からせていただく。

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そして季節はすでに春爛漫。
朝のうちはカッチコチ。のちにグダグダ。
というわけで、雪が溶けきらない9時から11時までの2時間が食べ頃で、
特に10時近辺の斜面がとても美味しかったわけだが、
いずれにせよ午前中勝負であることに変わりはない。

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この日はTT168 ミズメヒノキ。
今季のTTの出番もこれが最後かな???
というわけで、持ってきた。

でも、TTで滑るグダグダに荒れた斜面への苦手意識を
克服したい願望もないでもないので、また連れて来ようかな。
とか、ちょっとだけ思ったりもする。

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それにしても岩岳は前後左右に広い。
尾根をピークに南北両方に落とせるコースがあるので、
山の一枚斜面をピークに向かって末広がりに広がる一般的なスキー場とは違い
誤解を恐れずに言えば、ゲレンデの配置にはっきりとした意図が感じられない。
リフトの乗り換えや、コース移動の微妙な不便さを含め、
ここまで行き当たりばったりにコースを広げてきた印象だ。
先進の白馬にあって、とてもオールドスクールなスキー場だと言える。
つまり、一回来たくらいではコースを憶えられない
バラエティの豊富さを備えているスキー場だ。

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移ろいゆく美味しい時間をヒザが泣くまで滑り倒したら、一旦ブレイク。
うららかな陽差しの下でやるビールは春ボードの醍醐味だ。滲みる〜〜

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そのあと、朝のうちはスケートリンクのようにカッチコチだった
「ノースゲレンデ」が、そろそろ解凍(チン)できた頃合いだと踏んで向かうも
なんだか半ナマな感じでいまひとつ。

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そんなこんなで、半日でしたが、とても春らしいスノーボードを満喫した。
今シーズンは本当にありがたいことに、
パウダースノーを例年になく長い間滑らせてもらったので、
余計に季節の変わり目が急激に感じる。一気に春だ。

とか言っていたら、雪はその翌週にも降ってきて・・・
明日は続けてその翌週(3/25)のお話です。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2017.04.03 | コメント(4) | トラックバック(0) | スノーボード

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埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
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