尾瀬岩鞍【2/18】

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昨日アップした八海山のレポートから一週間後の2月18日のお話です。
誠に手前ミソな話で恐縮ではありますが、
こちらで紹介させてもらっているフィールドレポートは、
年始から二週間遅れでしたので、少々新鮮味に欠けておりましたが、
これで一週遅れまで取り戻した格好でございます。

この週末は、本来ならトマム付近のBCツアーに参加する予定だったのですが、
諸般の事情により、残念ながらそちらのツアーは
キャンセルせざるを得なくなってしまった。
参加するはずだったツアーは、大方の予報に反して、
とても良い天候と雪に恵まれたそう。誠に残念無念。

そんなこんなで、都心から遠く離れるわけにも行かず、
土曜日の日帰りが関の山。
加えて、とにかくこの週は「カービングに勤しみたい」願望が強くあった。
こういうときに、岩内のようなローカルゲレンデが近くにあったらと
心底思ってしまうが、無い物ねだりをしていても仕方がないので、
ここはスッキリと腹を決めて尾瀬岩鞍の一択で勝負だ。

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6時半には尾瀬岩鞍スキー場の駐車場に到着。
営業開始は8時なので、これだと早すぎるのではありますが、
これより遅く着こうとすると、場合によっては渋滞に捕まってしまうので、
早く着くのも致し方なし。居眠りしながら時間が過ぎるのをひたすら待つ。
ちなみに、私はいつも5時までには東松山I.Cを抜けられるように家を出ています。

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予報に反して朝から晴天。
しかして、この週の木曜日に関東でも春一番が吹くほど
気温は上昇してしまっており、場所によっては雨も降ったようだ。
つまり、この日はカチコチの硬い斜面が待っていることは容易に想像がつく。

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なのに、バカのひとつ覚えでこの日もTTを持ってきてしまった・・・
「ひょっとして・・・」なんて、甘い考えに簡単に支配されてしまう。
結果的に言えば、キャンバーのあるボードが正解でありました。
MAXFORCEにしとけば良かった。文字通りの後の祭り。

でも、私の場合「カービングに勤しみたい」は、
イコール「TTに乗りたい」なので、まあ致し方ない。

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陽も出ていたので、安易にも
「春のように1時間も我慢すれば雪面が緩み始めるだろう」とか
考えていたのだが、すぐに陽差しも隠れ、依然として気温は
0℃前後を維持してしまい、結局雪は緩まず一日硬いままだった。

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その代わりと言っては何だが、ハードバーンをTTで滑るのは、
これ以上ない練習・・・否、特訓になる。

気を抜くとすぐに何処かへ飛んでいってしまうので、
エッジ操作、サイドカーブに全神経を集中させる。

もちろん、こういう日だからこそ気づけることも多くて、
ターン中、いつもよりも少しタテ目に落とす時間を増やして、
更に大きな弧を描くように曲げてやると、TTの直線的なサイドカーブに
無理を架けずに硬い雪面にエッジを噛ませることができ、
TTの加速するターンをハードバーンでも活かすことができた。
つまり、そこから更に深く、小さく回すためには “向き合える” 斜面、
雪質が必要になるというわけだ。

なので、この日の休憩を挟んでの後半戦は、
大好きな『ミルキーウェイ』には行かず、
斜度が少なく、大きな弧で回し続けてもスピードが出すぎない
『ファミリーコース』と『チャレンジコース』をひたすらに回し続け、
何だかんだと午前券の終了する13時まで、きっちり5時間滑ってしまった。

序盤からパウダースノーに恵まれ続けた今シーズンも、
やはりこの時期にまで来ると、こういったややこしい斜面にも出くわし始める。
でも、こういった面倒な斜面こそ、腕の見せ所だと思って精進するのが吉だろう。

さあ、そんなシーズンもいよいよ終盤戦に突入だ。
一日一日を充実させるべく過ごしたいところであります。

というわけで、次回はいよいよ雪崩の山
谷川岳に初挑戦した模様をお伝えします。
  

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2017.02.28 | コメント(4) | トラックバック(0) | スノーボード

六日町八海山【2/11 建国記念日】

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建国記念日の週は関西〜中京地方にかけて大雪警報が発令され、
京都や奈良など、観光地に積もる雪の映像や、
鳥取の国道で立ち往生するクルマの映像が、ニュースでも再三放映されていた。
今年はそういった西側に傾いた全線の張り出し方が多く見られ、
東京地方に積雪がないのは誠に有り難いのだが、そういった天候の場合、
甲信越、東北、もっと言うと北海道を含めた、日本海側の山沿いにまで
雪が降らないことが多いので、今回に関しても、その雲行きは怪しかった。

降雪を追い求めるのであれば、
長野や、岐阜の方へ向かうのが正解ではありましたが、
どうにも遠出をする気にはなれず、こういう虫の報せがあるときは、
素直に報せに従うのが私の流儀なので、いつものエリアで済ませることに決めた。

というわけで、いつものエリアに限定して、今一度天気図を眺めてみると、
かぐらか、八海山あたりなら、西側に降る雪のおこぼれに与れそうだった。
しかも、前日の金曜日にかぐらは強風のため上部のリフトが停まっており、
積雪はそのまま土曜日にキャリーオーバーされている様子・・・
ってことは、かなり混むってことだ。

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そんなわけで、へそ曲がりの私は混雑を避けて、
日帰りで八海山のファーストトラックを狙うことに決めた。

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なんていうと、ヨミきってる感じがするかもしれないが、
今シーズンのオープン日に記念でもらった半額券を
使いたいという気持ちの方が、単に大きかっただけだ。
やっぱりこういうのはキッチリ使いきりたいわけだが、
もらったことをすぐに忘れてしまうので、
気がついたときに行っておかないとならないわけだ。善は急げ。

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関越トンネルを越えて新潟県に入るまでは、路面には積雪も凍結もなし。
トンネルを越えてからもさほどの降雪ではなかった。
やはりこの日は標高の高い場所だけに雪が降るようだ。

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よって、難なく六日町I.Cに到着。
「『六日町』と『十日町』とあって、他の何日町はどうした?」と、
いつもツッコミたくなるが、関東圏以外の方なら尚のことだろう。
念のためお話ししておくと、新潟県南魚沼には、私の知る限り、
あと「二日町」「五日町」「九日町」があります。

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今回は八海山に詳しいテッちゃんが来てくれることになった。
前回来たときは、偶然ここの駐車場で IKさんに会ったのだが、
今回もいるような気がしていたら、ホントにいた。
この人はほんと天気図通りに行動するので、どこにいるのか分かりやすい。

さておき、この日の八海山は、前夜からの積雪が駐車場で20cmほどあり、
上は30〜40cmは積もっているものと思われ、これまた当たりの様子。
いつもいつも誠にさーせんっ。

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そんな期待に胸を膨らませて挑んだファーストトラックですが、
結論から言うと外しました・・・
膝丈以上積もったパウダーはパウダーなのですが、
やはり、斜度のある八海山にすぐにできてしまうコブ斜面を、
完全にリセットするほどの降雪量ではなかった。
しかも、こちらにしては乾いた軽い雪だったため、
踏むとすぐに底突きしてしまい、たまにガリっときてヒヤっとさせられる。
そのため、最後まで警戒心を解けない、気の置けない斜面でありました。60点。

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しかして、この日はテッちゃん、IKさんという八海山マスターが一緒だ。
私は例によって「ここ掘れワンワン」的に着いて行くだけで、
自動的に素敵な斜面に出会ってしまうわけだ。
この日の林の中は、前日までの積雪が柔らかく保存されていて、
その上に新雪が積もっているので、コースと違って底突き一切無し!100点!
しかも、いざとなったら、いつものようにスキーヤーのIKさんに
ラインを引いてもらいながらの大名トラバース付きだ。良きに計らえ。

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この日は一日悪天候を覚悟してきたにもかかわらず、
晴れ間も覗くGOOD DAY!南魚沼をはじめ、
日本海まで見渡せるナイスビューが眼下に広がる。こりゃタマラン。

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踏み残しがなくなる11時までびっちり清掃活動に従事してから、
麓のロッジまで降りて休憩したのだが、これが失敗・・・
気がつけばロープウェイ乗り場は大行列。
休憩中、関越自動車道の下り車線が大渋滞しているのを確認して、
シメシメなんて、ほくそ笑んでいたのにバチが当たった・・・

それにしても、こんなに混んでる八海山は初めて見た。
私にとってはいつもの土曜日なのだが、この日は全国的に祝日でありました。
昼前にやっと到着する方も多く、完全に想定外の状況。
20分以上並んでロープウェイに乗れた。

と、最後に締まらない状況になりましたが、
八海山の美味しい所を充分にいただいて、この日は昼過ぎには終了。

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久しぶりに『中野屋』でへぎ蕎麦をいただいて大満足の休日でありんした。

テッちゃん、IKさんは、翌日曜日の方が降雪量予想が多いこともあり、
一泊して翌日も滑って帰られるということだったが、
私は当初の予定通りに日帰りすることにした。
なんとなく気乗りしない日の深追いは怪我の元であります。

日曜日はたっぷり寝ようっと・・・(幸)
  

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2017.02.27 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

ハドソン川の奇跡

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皆さんもよくご存じの、乗員155名を乗せた飛行機を、
ハドソン川に緊急着水させた『ハドソン川の奇跡』の映画化作品です。

ただ、「よくご存じの」の部分が、私には完全に盲点で、
つまりは、事の真相と申しますか、
奇跡の物語の裏側に隠された真実をまったく知らなかったことに気づかされた。

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皆さんはご存じだったのかも知れませんが、
実は、この奇跡を演じたパイロットが、
米国家運輸安全委員会(NTSB)の調査によって、
同機がハドソン川に着水させる危険を冒さずとも、
無事に飛行場まで戻れた可能性を指摘され、
逆に操縦ミスの嫌疑をかけられていたことを、
私はまったく知りませんでした。

もちろん、捜査中にその事実が表沙汰になることはなかったので、
日本ではこの件は報道されていなかったのかもしれませんが、
この映画を観て、まず最初に驚かされたのはそこで、
今作の脚本も、155人の命を救った英雄として祭りあげられた人間が、
一夜にして容疑者となってしまった、その苦悩に焦点を当てていた。

両エンジン故障判明から、わずか35秒。
その瞬間に最大の決断を下さなければならなかったベテランパイロットの判断は、
果たして英断だったのか?間違いだったのか?

と、ここまで読んで思い出された方もいらっしゃるかもしれませんが、
それは2012年公開のデンゼル・ワシントン主演の『フライト』
こちらも自慢の腕前で奇跡の飛行を見せて、多くの乗客の命を救ったパイロットが、
実は薬物依存症だったというお話なのですが、
この『フライト』が公開されたとき、この作品は脚本執筆中だったそうで、
類似性もあったためしばらくお蔵入りになったのだそうだ。

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監督はクリント・イーストウッド、

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チェズレイ・“サリー”・サレンバーガー機長をトム・ハンクスが演じ、
単なるパニック映画にはならず、
イーストウッド作品らしい、人間の深い苦悩が見事に描かれています。

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ただ、一点残念だったのは、
エアバス社製A320機が着水するまでのCG加工が、
まあまあ雑だったこと・・・

言ったように人間の葛藤する姿にフォーカスされた作品なので、
墜落シーンはさして重要ではないのではありますが、
やはり、のぞき見趣味のいち東洋人といたしましては、
もうちょっとお金をかけていただきたかった部分でございました。

やはり、特殊な映像表現がメインになるような娯楽作品とは、
一番縁遠いかもしれないイーストウッド監督にとって、
CGというのは、アキレス腱なのかもしれませんな・・・・
  

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2017.02.24 | コメント(3) | トラックバック(0) | 映画

POC IRIS BUG Beige (2009) にZEISSレンズ

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イマドキの、フレームが見えなくなるほどレンズエリアを広大にされた、
最新鋭のグリルレス ゴーグルデザインもステキだが、
昔ながらのオーセンティックなゴーグルデザインにも、やはり根強い人気がある。

『LID』のようなフレームレスの未来的なデザインが目立つPOCにも、
オールドスクールな『IRIS』シリーズが、今も人気モデルとして残っているのは、
そうしたニーズがあるからこそだろう。
そんなレースシーンで培われたIRISのフレームデザインを、
カジュアルに仕立て直した『IRIS BUG』は、まさに「ソッチ系」の逸品だ。

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2年前に登場し、その視界のクリアさ加減に感動さえ覚えた、
POCの「ZEISSレンズ」
デザインのみならず、カラー展開も魅力のPOCですので、ZEISSレンズを搭載した
『LID』を、この2年の間に、色違いで3つ買い揃えてしまうほど、
POCとZEISSというダブルネームの放つ、
その機能性とデザイン性の高いレベルでの融合に、心底惚れ込んでしまった。

そんなZEISS搭載モデルは、一度使うともう手放せなくなるのですが、逆に言うと
「ZEISSレンズ」以外のゴーグルを使えなくなるという弊害を生んでしまう。

もちろん、私の持っている『IRIS BUG』にZEISSレンズは装備されてはおらず、
お気に入りのゴーグルからも自然と離れがちになってしまうわけだ。

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そんな心にしこりを残しながらネット上を徘徊していると、
IRIS用のZEISSのスペアレンズなんて、
まさに「渡りに船」な品物に出会ったりするからやはりヤフオクは侮れない。

ちなみに、スペアレンズであっても、新品の値段は驚くほど高く、
だいたいゴーグル一式の値段の8割方がレンズの代金なので、
正規値段で買うのであれば、私はスペアレンズではなく、一式買い直す派だ。

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この『IRIS BUG』はもう7年前のもの。
それでもここまで手放さずにいたのは、このベージュの色がとても好きで、
しかも、これを最後にこの色はラインナップから外れてしまったレアモノだから。

「いつか使う日も来るだろう」と、手放さずにいてホント良かった。
長いこと出番がなかったのですが、これで心置きなく再登場させられる。
っていうか、すでに使いまくっております。

言ったように、へそ曲がりの私が惚れ込むほどに、
POCの色づかいは繊細でありながら、独特なもので、
様々なウェアとのコーディネートが楽しめてしまう。
中でもオーセンティックな魅力を持つ『IRIS BUG』なので、
Greenclothingのウェアとの相性もバッチリであります。

なあんて、書いていたのは実はシーズン前。
毎年、ゴーグルを買い加えてきた私が、レンズ交換だけで済ませるなんて、
なんて大人なんでしょう〜とか、悦に入っていたのですが、
やはり、最新のゴーグルも気が気でなく・・・・
という浮気性というか二枚舌が発症してしまい、
結局我慢ならなかったという堪え性のない話はまた次の機会に。
  

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2017.02.23 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーアクセサリー

HONDA Riding Assist 倒れないオートバイ



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昨日の日経産業新聞の一面にも記載されていたが、
ホンダが “転ばないオートバイ” の技術を発表した。

BMW VISION NEXTも自立機能を持つオートバイとして、
そのコンセプトが発表され、私はそれを「絵に描いた餅」と評したが、
ホンダはすでに実用化の目処まで立てたという!

BMWはVISION NEXTで、車体に組み込んだコマのようなパーツの回転、
つまりジャイロ効果を利用してオートバイを自立させるつもりのようだが、
ホンダは、自立時はフロントフォークを寝かせて
(キャスターアングルとトレール量を増やして)から、
モーター駆動のハンドル操作でバランスをとりつづける仕組みなのだそうだ。
それもこれも、ヒト型ロボットASIMOの技術を転用しているとのこと。

それと、BMWは電動バイクにこの技術を組合わせていたが、
ホンダは現行機種のNC750をベースに開発している点が大きく違う。

動画中にも、オートバイが自動で人間に追従して移動するシーンが
納められているが、将来的には、
オートバイもクルマのような自動運転が可能になるかもしれない。

そんなベテランライダーのの無い物ねだりに留まらず、
低速走行時のバランス操作は、初心者にとっては最大の難関だし、
何より、 転倒しないということは、オートバイに入門する際の
一番のネガティブな印象障害を取り除くことにつながるだろう。

とはいえ、確かにスゴいんだけど、
転ぶというリスクと引き替えに得られる微妙なバランス感覚が、
オートバイを操る醍醐味だとも思うので、本当にこれでいいのか?と、
オールドタイマーなオートバイ乗りである私はちょっとだけ思う。

一本橋とか、免許の実技試験科目からもなくなるだろうな。

車の自動運転が持つ危うさと同様に、
「操る楽しさ」を改めて再定義できないと、
文化的な発展は見込めないと思うのだが。
  

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2017.02.22 | コメント(0) | トラックバック(0) | R1200GS

北海道 3Days 2017【まさかの復路便欠航】

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先日の北海道トリップの最終日、
余市でお寿司を食べている頃に、こっそりと届いていた、
バニラエアの出発時間の遅延を報せるメールにガッカリしながらも、
この時点ではまだ、「これで風呂に入って行く時間ができた」とか、
「せっかくだから小樽運河も観ていこう」とか、
「帰り道に美味いラーメン食べに行ける」とか、
それを前向きに捉えていたのですが、そうは言ってもやはり、
今回のメンツに名を連ねた、二人の雨男の呪いが脳裏をかすめないではない・・・

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KMさんも、マッツンも、かなりのラーメン通なので、
頼めば、様々な情報サイトの格付けを見ながら、至近の美味そうなラーメン屋を
あっという間に見つけ出してくれるので、ラーメン的にとても頼りになる。
そんな二人が見つけた『らーめん吟屋』で数量限定の『吟塩らーめん』を食べて、
手稲I.Cから新千歳に向け札樽自動車道に乗ると、札幌市内を過ぎたあたりから、
視界が塞がれるほどの降雪があったのだが、それでもまだ
「まさか欠航になったりして〜〜〜〜」とか、
冗談を言う余裕がその時はあった。
時間通りに搭乗口に着くと、降雪のため更に1時間ほど遅延するとの発表があり、
嫌な予感は実体となって現れはじめ、いよいよ誰も呪いのことには触れなくなった。

それから1時間、何とか搭乗が開始され、ほどなく飛行機は滑走路を走り出したのを
確認して「もうこっちのもの」とばかりにサッサと眠りについた・・・・
・・・ノダガ。
ほどなく機内のザワつきに目を覚ますと、窓の外にはまだ雪のある滑走路が見える。
時計を確認すると搭乗してから30分ほどが経過していて、
「あれ?まだ千歳にいるの???何で????」。と、
寝ぼけた頭で理解しかねていると、機長のなんとか言うヤツが
「機械故障により飛べません」とか、
「今から飛んでも成田空港の門限を過ぎてしまいます」とか、
無責任にも機内放送で喋っている。

というわけで、 我々が乗るはずだった便は、
天候理由ではなく、まさかの機械トラブルによる欠航となってしまった。

そして、この時すでに23時!

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「詳しくは地上乗務員にお問い合わせください」と、
すぐさま飛行機から降ろされ、「説明くらいあるだろう」とか思っていたのだが、
その後、一切の説明もなし。
その代わりにもならないメールは用意周到にもサッサと届いた。

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遅延しまくった最終便の欠航であるにも係わらず、
届いたメールには「便の切り換え」か「払い戻し」を選べと言う以外は、
ホテルや代替便など、今後の対応策に関しては、一切何の記載もない。
天候の悪化によるものならまだしも、自分らの使う機械の故障が理由なのにだ。
責任持てとは言わないが、切り換えの手順や、今晩の宿のアドバイスくらい
してくれても損はないだろう。完全な放置プレイ。

最終便の欠航・・・
これがLCCの利用の際に発生するリスクの最大級のやつだ。
そもそも出発時間の遅延を報せる時点で欠航を決めていてくれていたら・・・
その時点で飛行機を切り換えるか、場合によってはもう少し滑ってから帰る
オプションも選択できたろうに。
よりにもよって、最終便の出発を遅らせまくった挙げ句の欠航決定だ。

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すぐさま翌朝の飛行機の予約と、千歳市内のホテルの予約を取り、
その時点で北海道3Daysは、4Daysとなった。
そしてあとはひたすらに飲むしかなかった・・・なんてやるせない・・・

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バニラで切り換えれば、欠航になった早割と同じ金額で切り換えられるのだが、
翌日の便はその時点では夕方の便まで満席で、それはつまり即座に欠勤決定だ。
遊びで欠勤した日の夜の夜中に、翌日も休むことを決断できるのは私くらいで、
他のみんなは真面目に働く若き優良社員たちだ。
せめて午前半休で済む可能性を残したいところ。

しかも成田にクルマがあるので、羽田に戻るわけにも行かず、
仕方がないのでJETSTARの朝一便にしたのだが、LCCとはいえ、
早割と較べれば当日券は充分高い。
払い戻しのお金はホテル代に消えてしまうので、結局JALレベルの運賃を払って、
わざわざ遠い成田に帰るという理不尽極まりない結末となった・・・

なんでもかんでも補償されるAMEXでチケットをとったわけでもなし、
加入しているYahooのちょこっと保険も、モンベルの山岳保険も、
飛行機の欠航は補償範囲ではないし、せめてバニラエアのチケットをとるときに
勧めてくる旅行保険に入っておけば・・・と、そのときは後悔したのだが、
別の仕事のメールを探してメールボックスを見ていたら、
「バニラエア保険 ご加入者さま専用ページログインのご案内」
というメールが目にとまった・・・・

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なぜか今回はバニラ保険に入っていたのでした・・・・
いつもは1円でも安く済ませたいからLCCにしているので、
旅行保険になど絶対に加入しないのに、今回は私の深層心理に潜む、
雨男の呪いへの恐怖心が、無意識に加入させたのかもしれない。

とはいえ、今回補償されるのは「出発遅延費用・欠航等」の一律8,000円。
今回の件の場合、ホテル代、空港からホテルまでのタクシー代がこれにあたり、
改めて取り直した飛行機代はこれにはあたらないとのことだった。
ほんと保険の補償内容の表記は解りづらいが、
この「出発遅延費用・欠航等」という項目を代替の飛行機代だと勘違いして、
飛行場のロビーで寝てしまったりしていたら、
せっかく保険に入っていても補償されないということになる。
それと、欠航から4便以内に切り換えられる便がないことも条件なのだそうで、
これに関しても注意が必要だ。誠にややこしい・・・

そんなわけで、カード払いしたホテル代を証明して8,000円を請求したわけだが、
保険料は1,040円なので、実質7,000円の補償額。
ちなみにホテル代は6,500円でも、一律8,000円支払われるわけだが、
空港からホテルまでタクシー代が2,000円だったので、それでも足らない。

ないよりマシだが、言ってもこの程度なので、次も同じ保険に加入するか?
と問われても、即答はできない。
買い直したJETSTARの運賃は約1万円。欠航した払い戻しは約6,500円。
せめて、その差額くらい補償しろと言いたい。

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さておき、
北海道には何度も来ているが、帰りたくないと思うことはあっても、
こんなにも早く帰りたいと思った北海道は、はじめてだ。

JALやANA、AIRDOなどの普通の航空会社の有り難みを、身をもって学べたと、
せめてポジティブに受け止めることにしよう。
いつの時代も美味い話には裏がある。
  

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2017.02.21 | コメント(7) | トラックバック(0) | スノーボード

サーフィン@千葉 2/5

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一週前の北海道トリップで、体力も精神力も、もちろんお金も含め、
諸々使い果たした感もあり、この週末は雪山に行くのは休んでみることにした。

シーズンも折り返しということもあり、
毎年この時期に、こういう気分になるタイミングが巡ってくるのだが、
こういう精神状態で雪山に向かっても、
惰性になったり、どこか追われるような気分になってしまったりもするので、
ここはひとまず立ち止まって、気分をリセットさせる事も重要だ。とか思う。

そして私は、雪山を滑る、オートバイを走らせる、
波に乗るのと同じくらい、寝ることも好きだ。
幸い、この週は予定も約束もなかったので、
土曜日は昼前まで惰眠を貪ったら、
あとは家からは一歩も出ずに、テレビの前でダラダラと過ごした。

もちろんそんな日も夕方にもなれば、自堕落に過ごす後ろめたさに嘖まれ、
翌日は「何処かへ行こう」「何かをしよう」と決心し、それに安堵して、
さらに残りの土曜日を心置きなく、前向きにダラダラと過ごすわけだ。

海でも雪山でも、埼玉からだと目的地までの距離も、
移動時間もそう大して変わらない。
違うのはリフト代が余計にかかるくらいの話なので、
もちろん日帰りで山に行くという選択肢もあったわけだが、
スノーシーズンに突入してからも、最後に入った伊豆の海での美しすぎる記憶
常に頭の片隅でウズき続けていて、いい機会なので、
この週はそのウズきに素直に従って、雪山ではなく、海の方に行くことにした。

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そういったわけで、海に向かうのはクリスマス以来、一ヶ月以上ぶりだ。
いつもの橋を渡ると、春〜秋までは真正面に見えていた朝陽が、
かなり南に傾いているのが、とても新鮮だ。
こういった摂理や、当たり前に気づけると、なぜかちょっとウレシイ気分になる。

前夜にやり取りをしていると、Tくんも千葉北のポイントにいるというので、
私もそちらへ向かうことにした。
昼前から用事があるということで、朝の6時頃から入っていたTくんとは、
ほとんど駐車場ですれ違う適度にしか話はできなかったのだが、
その日の海の様子や、この時期だと水温とか、
情報交換ができるのはとても助かる。
もちろん、Tくんのお子さんのこととか、奥さまのこととか、
何気ない会話も交わしてこの日は別れた。海はちょっとした社交場だ。

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最後に入ったのは温かい伊豆の海だったので、
いよいよ真冬に挑むサーファーの正装で入水する。
自分でサーフィンを始めるまでは、真冬の海に入るなんて、
とても正気の沙汰とは思えなかったのだが、装備さえきちんとしていれば、
これが意外と寒くない。っていうか、ウェットスーツは洋服より数倍暖かいし、
吹雪の稜線に立っている方がよっぽど寒い。
問題は着替えの時だけで、むしろ海の中の方が暖かく感じるほど、
ウェットスーツという存在は伊達ではない。

この時期でも千葉あたりなら北寄りでも5mmのセミドライで充分イケる。
セミドライとは言っても、海水は十二分にスーツ内に入ってくるが、
内側に張られた断熱性、熱反射性に優れた起毛素材によって、
入って来た水がすぐに体温で温められるようになっている。
つまり、スーツの中でお風呂に浸かっているようなイメージ。
これは想像以上に温かい。

この時期に海に入られる方は、ブーツは履かれているが、
グローブはしないで海に入られる方も多い。
ボードとの接点に不純物は少しでもない方が操作性が良いからなのだが、
私は最初に水に手を浸けたときのカッキーン!と凍える感じが嫌いなので
グローブもするようにしている。

あと、見た目がモジモジくんか、コロボックルのようにお茶目になるからなのか、
キャップも被られないで海に入る方も多い気がするが、
このキャップがまたとても温かい。
ブーツ、グローブ、キャップで「どれかひとつだけ」と言われたら、
私なら迷わずキャップを選ぶ。
それは私が坊主頭だからという理由だけではない。
首、手首、足首に加えて、頭のテッペンあたりで放熱して
体温調節するという話を聞いたことがあるが、
放熱を抑えられるぶん保温性が高くなるのかもしれない。

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さておき、この日の波はムネ〜カタと、なかなかのサイズ。
画像では白波が目立つが、波と波の距離も充分で、
実際は面は整っていてきれいなので、
パドルアウトもさほど苦にならず、当たりと言って差し支えない日だ。
西高東低が決まる日は、雪だけでなく、波も良くなるものだ。

とはいえ、1ヵ月以上ぶりの人間には少々手厳しい状況・・・
私は二週間海をサボると、かなり鈍るので、1ヵ月ともなれば言うに及ばずだ。

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9時前に入水して30分程度はキレイに割れるグッドウェーブだったのですが、
ほどなく、つながりがちで、張らずにパチーンッと急激に掘れる速い波に
変わってしまった。
毎週通っているときでもこういった波質は苦手なのに、
すっかりナマクラと化した今の私には手強いったらありゃしない。
何度も捲られ、投げ飛ばされを繰り返した。キッツーッ!

途中、洗濯機の中のように、波に撹拌されているときに、
自分のボードのフィンが膝のあたりにぶつかって、
泣きそうなくらい痛い目に遭ったり、あからさまな修行系。

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昼まで頑張ったところで、身体より先に心が折れて終了〜〜〜

「こういう波にも苦も無く乗れるようにならなければ」って、
たしか2ヵ月前くらいにも思ったっけ・・・
とかなんとか考えていると、波乗りの楽しい記憶が蘇ってきてしまう。
どうしよ。次の週も特に予定は入れてないし、海行こうかな??
いや、やっぱり山かな〜?
  

テーマ:サーフィン・ボディボード - ジャンル:スポーツ

2017.02.20 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

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埼玉のへそ曲がり

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オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

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