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TT168 ミズメ×ヒノキと、Spoonfish Bamboo top sheet

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今回の北海道年越しツアーにはTT168とSpoonfishを持って行った。
正直に告白するが、シーズン最初にTTを乗る日はひどく緊張する。
数メートル滑れば、ワンターンすればそんな気分はすぐに消えてしまうのだが、
それまでにかかるプレッシャーは、リフト降りるときから存在する。
それは、苦手意識が長すぎたせいで起こる強迫観念に近い。つまり軽いトラウマだ。

それでもTTに乗りたいと思うのは、
やはり、一度でも、それが偶然でも何であっても、
TTでしか味わえない、あの一切の引っかかりがなく、
キレるように、加速するように伸び切るターンを知ってしまったからだ。

では、Spoonfishの方はどうかと言えば、
いつでもどこでも、一切の緊張感を乗り手に与えたりしない、
TTとはある意味真逆の、とても乗りやすいボードだと言える。

あくまでも、「こちらのジャンルに於いては」という但し書きが付くが、
TTと較べれば、つまらないくらいに良くできた、
どこでも何の不都合も発生しない、ある意味スーパーなスノーボードだ。

止まってしまえば、それは埋まることを意味する、
勢いを削げない場所でのトラバースや、
速度を出しきれない深雪の走り出し、凍った硬めのバーンや、ボコついた斜面など、
少しでも躊躇すれば、刺さったり、エッジがヌケてしまったり、ハジかれたり、
TTだとかなり苦労するであろう場所でも、
Spoonfishなら、事もなげに通過してくれる、とても頼れる存在だ。

だから、SpoonfishをTTと一緒に持っていくと言うことは、
それはすなわち取り付く島、救命ボート的な位置づけと言っていい。
いざというときの「逃げの一手」。あるいはもしものときの「保険」。

もちろん、そんな扱いやすいボードがつまらないはずもなく、
曲げる、落とす、突っ切る、加速する、止まる、を、
高次元でバランスさせて、たとえ不得手な私の操作であっても、
如何なる時にも、きちんと反応して返してくれる、素晴らしいスノーボードだ。

つまりTTは、その曲げる、落とす、突っ切る、加速する、止まる、の、
そのどれに関してもSpoonfishと較べると、一手間増えるイメージとなる。

でも、それらの一手間一手間が、実はすべて大切な基本動作であるということに
気がついてくると、TTに対する観方が一変する。

昨年にスケートを始めた効果は、今までおざなりにやっていた
基本動作の再確認にとても役立っていて、
そんな基本動作の大切さに気づけたのも、スケートと無関係ではないと思う。

よく、サーフィンとスノーサーフの関係性について、
質問したり指摘する方もいらっしゃるが、
私に限って言えば、サーフィンよりも、むしろスケートの方が、技術的な発見に
結びつくことが多い(もっと言うと、スケートはサーフィンにも効果がある)。

そして、近くに同じモデルに乗っている上手い人がいるのもとても参考になる。
北海道に行くと、いつも一緒に滑ってくれるショウタくんが、TT168に乗っていて、
ショウタくんの描くラインに着いて行けないことを、TTのせいにできないので、
自分の操作を見直さざるを得ない。

本来ならば、Spoonfishのように、技術的な欠点をある程度補ってくれることが、
道具の本懐ということになるのだろうが、頑なに、創った人間の
「したいこと」にだけにフォーカスされた、このTTというスノーボードは、
だからこそ、操作できるだけで面白いと感じられるし、
そのことだけを取ってみても、所有する価値があるとすら思う。

片側にはSpoonfishのようなモデルを揃えて「スノーボード」を補完しながら、
メーカー自らが「スノースティック」と標榜している、
Gentemstickの神髄を体現するこのTTだけは、その特殊なラインナップの中でも
また更に別のジャンルになっているとすら私は思う。

そこがまた所有欲をくすぐるし、何より、そんな攻略性の高さが、
会得する喜びをもたらしてくれている。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2017.01.20 | コメント(2) | トラックバック(0) | スノーボード

北海道 年越 6Days 【Last Day:花園〜ヒラフ 】

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HANAZONOの8時半の営業開始に併せて駐車場に着くと、
この日も札幌からショウタくんが来てくれていた。とても義理堅い人だ。
遅れてノブも、ミカちゃんと一緒に怪我をおして来てくれた。これまた有り難い。
前夜は遅くまで付き合ってくれた勝巳さんも来てくれていて、しかも、
リフト券売り場では、ケイさんにもお会いでき、一緒に滑ることとなった。
正月早々、とても豪華で楽しみなセッションだ。

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この前日も残念ながら降雪はなく、斜面はまあまあ硬めではあるが、
勝巳さんはやっぱり全開だ!
波打ったままカチコチに固まった朝一の壁にもガツガツに当て込んでいく。
もちろん、勝巳さんの代名詞と言っていいレイバックもキレっキレだ!
カッケー。

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このあと別の用事があるのに、きっちり1時間付き合ってくれた
勝巳さんと入れ替えに、ニセコフィルムズのカントクが来てくれて、
そこからはカントクのリバースターンが炸裂しまくった。

ところで『リバースターン』って知ってます?
っていうか、実際に見たことあります??
ちょっと何が起こってんだか、一見しただけではすぐには理解できないような、
かなり摩訶不思議なトリックです。



動画はカントクじゃないけど、分かりやすいので貼っておきます。
でも、この文字通りのトリックを、スローじゃなしに、
実際にリアルスピードで目の当たりにすると、
まるで狐につままれたような出来事を体験できるので、逆に必見です。
夏の間、スケートでこのリバースターンをやりまくって、
いよいよ雪面でもやるようになったのだそうだ。
カントクに会ったら、おねだりして見せてもらおう!
(っていうか、たぶん放っておいてもやってくれるハズ)

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さておき、この朝、気がつくと
左手の甲にはボールペンで書かれた謎の暗号が・・・・

というのは嘘で、昨晩、勝巳さんに
「ずっと踏み込んでなくても、ボードのサイドカーブに乗れれば、
 あとは踏まなくても勝手に曲がっていくよ」と言われ、
「そのサイドカーブになかなか乗り切れんのですよ」と返したときに、
教えてもらったキーワードを、忘れないように手に書いておいたのでありました。
それが意味するもの以前に、字が汚くて読めませんが、
なんとも勝巳さんらしい謎めいたオモシロキーワードだ。
もしこの汚い字が読めても、その意味に関しては教えてあげない!

ご自分で聞いてみてくださいな!
勝巳さんなら懇切丁寧に教えてくれますよ。

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ひとしきり花園のピステンをシバいたあとで、
アンヌプリのアーリーをやっつけてから花園まで、
滑って来てくれたカントクが、またアンヌプリに戻る道すがら、
久しぶりにヒラフにも行ってみた。

すると、キング第3リフトはリニューアルされていて、
それまで3人乗りだったものが、4人乗りに掛け替えられ、しかも、
乗り場が170mほど下部に移されたので、歩いて登る以外は、
ヒラフゴンドラ降り場から一旦、スイギングモンキーを経て滑り込まないと
乗り場に辿り着けなかったところ、
ゴンドラ降り場から真っ直ぐ乗れるようになっていた。

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何より驚くべきはこのゴージャスなシート!
支柱に着く車輪を超えるときにも、ほとんどショックのない
最新設備の乗り味と相まって、その座り心地はロールス・ロイスレベルだ!
ロールス乗ったことないけど。
冗談抜きで、このままこれに乗って埼玉まで帰りたいくらいに快適で、
寝不足など、お疲れでの乗車の場合には居眠りに注意だ。

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そんな感じでこの日も昼過ぎまで滑ったら膝が終了。
やっぱりダウンチルクルーとのセッションは最高に楽しい!
っていうか、もうちょっとまともに着いて行けるようにならんとなあ〜

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ノブにサンドイッチが美味いと評判の『グラウビュンデン』に連れて行ってもらい、
トマト チキン チーズ サンドをライ麦パンでいただいた。これまた旨しっ!
こちらはケーキもまた有名で、別腹でチョコバナナパイまで!
意味もなく女子力上がったわ〜〜さすがニセコ、シャレオツでござんす。
とか思ったら、外人さんが訪れるようになるずっと以前から営業されているとかで、
実は老舗でありました。働かれているのは全員女性スタッフで、しかも、
みなさんお美しい方ばかり・・・・かなりの目利きが採用面接をしている模様。
目の保養にも是非!

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そんなこんなで、あっという間に6日間のトリップは終了した。
この頃になると、さすがにホームシックにもなるので、
「帰りたくない」とは言わないが、あの素晴らしい雪を思うと、
すぐにでも舞い戻って来たくなる。
中毒性の高い、まさにマジックなパウダースノーだ。

次は今月末に戻って来る予定。
それまでには、積雪量もいつも通りのニセコに戻ってくれていることだろう。
そう思うと、すでに帰りの飛行機からワクワクしてしまう。
  

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2017.01.19 | コメント(2) | トラックバック(0) | スノーボード

北海道 年越 6Days 【Day-5:アンヌプリ】

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北海道トリップも5日目に入り、いよいよ大詰めだ。
正月二日目は、三が日と1月7日~9日にだけアーリーファーストランの行われる
アンヌプリ国際スキー場へ。

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ファーストランは8時半の営業開始に先駆けて、7時20分からの1時間、
このチケットを持つ者だけが独占的に滑ることのできるサービス。
つまり、この日のアンヌにかけられたきれいなピステンを滑るのなら、
これに参加するほかない。

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さすがに元日はご家族と過ごされたショウタくんだったが、
2日にはわざわざ札幌から来てくれた!ショウちゃんサンキュー!!

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とはいえ、ニセコには年末にかけてまとまった降雪はなく、
ゲートもまだほとんど開けていないし、
開いていても、ゲート外の状況はゲレンデよりも更に過酷な状況。

そんなわけで、ルスツに負けず劣らずの美しいコーデュロイを魅せる、
アンヌプリのピステンも、この日ばかりは少々硬かった。

もちろん、硬ければ硬いで、ズレない滑りを試すのにうってつけなのだが、
下半身が受ける荷重も倍加するわけで、耐えかねたエッジは抜けてしまい、
横に伸ばしたいターン弧は、そのまま直滑降になってしまう。そんなわけで、
前日のルスツでは6時間ぶっ通しで滑ることのできた足腰でありますが、
この日は昼までの4時間で、あっさりと売り切れてしまった。

アンヌプリを滑ったあとにいつも寄る『SOGA』に、
昼飯を食べに向かうも、残念なことに閉店してしまっていた・・・・
何店か定食屋を巡るが、お正月とあって閉まっているか、開いていても満席ばかり。
ほとんど倶知安という所まで行ってやっと食事にありつく始末。
ちなみに『SOGA』だが、正月休業ではなく、
完全に閉店してしまったたのだそうだ(悲)。

ショウタくん、OYくんと三人で温泉に浸かったあと、
ショウタくんとは別れて、4時には倶知安駅前のホテルにチェックイン。
なぜに倶知安のビジネスホテルかと言えば、

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それはもちろん佐々木勝巳さんに新年のご挨拶をするためだ!
また遅くまでいろいろなお話しを伺うことができた。
何よりサービス精神旺盛な勝巳さんと過ごす時間はとても楽しい。
勝巳さん、今年もよろしくお願いいたします!

といったわけで、5日目にして滑りの満足度の低い一日となってしまったが、
ここまで当てまくって来たので、これもまた旅の醍醐味だと思って
ヨシとすることにしよう。大人の余裕ってやつだな。

明日は6日間に及ぶトリップの最終日。
勝巳さんと一緒に滑る約束も取り付け、最後の最後にご褒美的な一日になりそうだ。

【Last Day につづく】

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2017.01.18 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

北海道 年越 6Days 【Day-4:ルスツ】

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カムイスキーリンクスのリフトで悪寒がしたと思ったら、
大晦日の晩は、旭川から札幌に移動する車内から、すでに熱っぽくなってしまった。

そうは言っても、わざわざ大晦日の夜に札幌市内に宿を取った理由は、
男性諸氏になら、すでに説明は不要であろう・・・・
そんな、かなり楽しみにしていたススキノ探訪を、指をくわえて眺めるだけなんて、
心の弱い私にできるはずもなく、別の意味でも熱っぽくなりながら、
時計台近くのホテルを出て、OYくんと二人、ススキノへ歩き出した。

しかして、ススキノをはじめ、大晦日の札幌の繁華街は、
中国からいらしたとおぼしき観光客の方々で溢れかえり、
どこも満員、もしくは行列、聞こえる言葉は上海語か広東語かは分からないが、
中国語ばかり・・・・・ほとんど横濱中華街の様相でございました。
あんなことや、こんなことをしようかと、思い描いていた邪な願望は、
夕飯にありつくだけで遭難しそうな状況の前に敢えなく崩れ去り、
ラーメンを食べただけでホテルに戻ることとなった・・・

ときに、餃子の王将に、
餃子の本場である中国人が、長い行列を作っていたのは謎であった。
彼らは買い物は「爆」の字がつくほどして行くが、
それ以外は節約というか、贅沢はしないという話を聞いたことはある。
それにしてもだ。選りに選って餃子の王将でなくてもいいのではないのか???

さておき、ここで風邪をこじらせると、まだ3日も残る旅程に響くので、
風邪薬を大量に投与して布団に潜り込み、
RIZINで所英男が勝ったあたりでポックリと気を失った。
年越し感ならゼロだ。

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そんな我慢の甲斐もあって、スッキリと目ざめた私は、新年から心身共に絶好調。
元日からは目利きのローカルたちに頼った臨機応変な旅ではなく、
当初から決めていた行程を、素直にこなす旅となる。
早朝の札幌市内をあとにして、予定通りルスツに向かう。

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前日の旭川からの車中で聴いていたラジオでは、
「札幌市内でもご来光を拝めるかも」とか、
地元のパーソナリティは元日の晴天を伝えていたが、
予報は外れて、残念ながらイマイチパッとしない天気。

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上の画像は2年前のルスツで迎えた元日の様子だが、
このように、天気が良ければ、北は羊蹄山、南は洞爺湖まで
バッチリ見渡せるのでちょっと残念。

といったわけで、札幌もルスツも、前日からの降雪はなく、
ここまで三日続けて滑り倒したパウダー斜面から一転して、圧雪コースづくし。
もちろん、毎度パウダーにありつけることに越したことはないが、
近ごろは整った圧雪斜面も、パウダースノーと同じくらい好きだ。

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そしてもちろん、ルスツと言えば、もちろん見た目に美しく、
踏めば喩えようのない気持ちの良い足応えを返してくれる、
まさに芸術品のようなピステンバーンが持ち味。

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そんな美しいピステン斜面を、ゴンドラを含めた長くて速いリフトで、
これでもか!と繰り返し滑ることができる、ほとんど奇跡のようなスキー場。
私はルスツが世界で一番好きなスキー場だ。海外で滑ったことないけど。

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大のお気に入りのルスツを、この日、OYくんと二人で貪るように滑り倒す。
ここもまた、関東圏の価値基準で考えれば、
斜面がボコボコに削られてしまうであろう時間帯になっても、
斜面に足を取られるような深い凹凸が付くことはない。

しかも(1)、ガンガンに踏んでいける反応の良い足応えは、
その気温の低さから、保存されたまま終始変わらずで、
足を取られる心配もなく、安心してカービングに集中することができる。

しかも(2)だ!
そんなしっかりと踏める硬さを保ちながら、
その感触はいつまでも柔らかいままなので、
膝への負担が少なく、いつもなら太ももが乳酸でパンパンになるような時間でも、
まだまだ膝が残ってくれているため、いくらでも滑れてしまう。まさにミラクル。

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そんなこんなで、9時の営業開始から15時まで、ビッチリ滑り倒してしまった。
ちなみに、
同じ加森観光グループの運営するスキー場(我々は夕張マウントレースイ)の
使用済み一日券で、ルスツの一日券は6時間券より遥かに安い半額で購入できる。
こういうところもローカルの情報がとても役に立つところだ。

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元日の晩は、ヒラフのペンションを素泊まりでおさえたので、
例によってヒラフの街へ飲みに出かけるつもりでいたのだが、
前日のチャイナパワーに続き、ヒラフの街中に溢れかえる外国人パワーに気圧され、
この日の夜も、部屋でゆっくり過ごすことにした。
夕飯は『つばらつばら』のカレーで済ませて、珍しく宿の部屋呑みで済ませた。
これはこれで良い過ごし方だな。っていうか、
これが普通のスキー宿での過ごし方であって、
夕飯は毎度飲み屋という、飲み助方式の過ごし方の方がおかしいということを、
今さらながらに思い出した・・・

さておき、この晩のニセコもまったく降雪はなく、
翌日の正月二日もピステン道場になりそうだ。

     _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ ところで _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

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三角巾に腕を吊られた状態でパトロール室から出てきて、
我々を大いに心配させてくれたノブくんでしたが、
「メチャ痛いわ。こりゃあ折れてるわ。ゼッタイ」という自己診断に反し、
プロである医者の診断は「突き指」・・・・・
打撲とか、脱臼とかならまだしも、あまりに落差がありすぎだ。
勝巳さんはこれをして『想像骨折』と命名。
奇しくも、ノブがあり得ないほど痛みに弱い事が発覚したわけだが、
まあ大事に至らず一安心だ。

【Day-5 につづく】

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2017.01.17 | コメント(4) | トラックバック(0) | スノーボード

北海道 年越 6Days 【Day-3:カムイスキーリンクス】

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大晦日は富良野まで足を伸ばそうかと考えていたのだが、
30日には旭川市内でも一晩中降り続いていて、
夜の時点で、駐車車両には20cm近くの雪が積もっていた。
となれば、すでに雪を探して天気図を見るまでもない。
旭川市内から至近の『カムイスキーリンクス』に行き先は決まった。悩み無用。

しかして、到着したカムイの駐車場にさほどの積雪はなく、
「こりゃハズしたか??」と不安がよぎるが、ゴンドラを降りると、
頂上から左右に伸びるコースには、どちらにもその入口からすでに
30cmほどの積雪があり、ノブをして先にどちらを落とすべきか悩ませるほど。

旭岳のバックアップでこちらに来ることが多いので、
カムイにパウダースノーを期待する機会はそうそうないのは確かだが、
道産子三人をして「こんなに積もったカムイははじめて」と言わしめるほど、
これまた大当たりであります。

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午前中は曇りで、小雪混じりに軽くガスもかかって視界が悪かったが、
ディープなドライパウダーは、現金にもそんなことを気にもさせない。
むしろ深すぎて、ちょっとボードが走らないくらい。
気持ちの良い浮遊感を堪能する。

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こういう雪をゴンドラリフトで何本も回せちゃうんだから、まさにBC要らず。
もちろん、自分の足で登ったからこそ出会える、
美しい斜面を滑り降りる一本の贅沢さに代わるものはないが、
納得するまで新雪を滑り倒す贅沢も捨てがたい。
この本数を考えたら、コスパも含めてキャットツアーでもお手上げ状態だ。

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この日、朝一のゴンドラ乗り場に居合わせたのは、
我々以外はほとんど競技スキーを嗜む方々。
こんな新雪を目の前にして、ひたすらポールをくぐり続ける彼らの精神力の強さは、
ほとんどダライ・ラマか、マザー・テレサのレベルだ。

そんなわけで、非圧雪コースはガラガラに空いていて、
コース上の新雪を味わい尽くしてから、コースサイドに分け入っても、
まだ充分に間に合ってしまう状況だ。遠慮なくゴチになります!

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昼飯あとでもまだ、
ピステンにかかった薄パウにありつけちゃうんだから、ホント困ったものだ。
パウダー乞食の努めとして、身を粉にして、
粉雪をきれいに圧雪してから帰ることにする。

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旭川まで来たら、大黒屋同様、ここに寄らないテはない。
オーナーの荒井さんに、番頭頭のナッちゃんにご挨拶。
そして、お願いしていたとあるブツの手付けを打ってきた・・・
ブツの到着が楽しみだ!!

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そんな、食・遊・滑と絶好調の旭川編であったが、
まさに好事魔多し・・・・大晦日だというのになんてこった!!
果たして、ノブの運命や如何に!!!!!

【Day-4 につづく】

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2017.01.16 | コメント(2) | トラックバック(0) | スノーボード

ブレードランナー 2049



まさか『ブレードランナー』の続編が観られるとは、
思ってもいませんでした。長生きはするものであります。

ハリソン・フォード演じるハン・ソロ亡きあとを描く
『スター・ウォーズ エピソード8』の公開に先だつ、
11月公開というのも何かの縁かもしれませぬ。
もしくは配給元の狙いか?

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ライアン・ゴズリング演じる、
新人ブレードランナー(レプリカント専任捜査官)の「K」が、
全作のラストから30年ものあいだ行方不明だったデッカードを
探し出すところから物語がはじまるのだそう。

何より、ヴァンゲリスの楽曲も引き続き使われているようで、
それは、続編の予告編から知り得る、何よりうれしい報せでありました。



昨今、AIの開発が様々な議論を呼んでいるが、
人工知能であるAIが、自己の存在を、限りある「命」だと認識したときの、
深すぎるほどの絶望を描いている『ブレードランナー』にとって、
この退廃した都市像を背景にしたことの意義は大きい。

未来の地球の描き方において、その後のSF映画に多大な影響を与えた、
“ディストピア像” に、ヴァンゲリス以上に合う楽曲もないだろう。

さておき、なぜこれまで続編が生まれてこなかったのか。

公開当初は、退廃した地球を描いた、そのダークな世界観が受け入れられず、
興行収入も鳴かず飛ばずの状況で、失敗作の烙印を押されながらも、
その後にコアなファンの間で話題が広がり、遅れて人気を博したように、
完全に時代の先を行きすぎていた、本当の意味の問題作。

それを思えば、そういったネガティブな表現手法が
デファクトと化した今にあって、
その続編を観るのは、甚だ怖くなってしまうが、
今も尚、この世界観を打ち破る作品には出会えていないので、
実はまだ、ブレードランナーは時代の先にあるのかもしれない。




そしてこちらは、オリジナルを手がけたリドリー・スコット自身による続編、
『AILIEN Convenant』の予告編。
一応『PROMETHEUS』の続編という位置づけだが、
マイケル・ファスベンダー以外は新たなキャストのようで、
どのようにつながっていくのかは不明だが、この予告編を見るに、
よせばいいのにまたあの惑星を探索に行ってしまうようだ。

加えて、オリジナルの『ALIEN』の雰囲気も感じさせるので、
SFパニック・ホラーという、元サヤに納まるのかもしれない。

2017年の映画界も、私にとって楽しみに溢れた一年になりそうです。
  

テーマ:映画情報 - ジャンル:映画

2017.01.13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

北海道 年越 6Days 【Day-2.1:滑走画像】

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旅の模様をお伝えするのは一旦お休みして、
ここで、カメラ好きのショウタくんが、
今回の旅の間にも撮ってくれた、滑走写真を披露しようと思う。

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サーフィン同様、近ごろメキメキと腕を上げてきているOYくん。

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スケートの滑りとオーバーラップする、ノブ独特のスタイル。

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実は、フリーでインストラクターをやっているミカちゃん。
ご覧のようにかなり上手い。
職業病なんて言ったら失礼かもしれないが、
人の滑りの細かいところまで、ほんとによく見ていてくれて、
行く先々で、目から鱗の細かい部分にまで及ぶアドバイスをもらえた。

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やっぱり滑走画像を撮ってもらうといろいろ勉強になる。
パウダー斜面は、斜度さえあれば、誤魔化しが利くぶん、
誰でもある程度は上手に滑れてしまうと思う。
対して、圧雪斜面はすべての技術的問題点をつまびらかにしてくるので、
その気持ち良さ以上に、不満に感じる点が滑る度に出てきてしまう。

なので、こうやって滑っているところを撮ってもらえると、
自分の滑りを客観的に見られるので、ホント助かる。
上の圧雪を滑る画像でも、自分のイメージよりも、
ぜんぜん腰が落ちていないのがわかる。

さておき、きれいなコーデュロイが敷き詰められた圧雪を滑るのは、
深雪を滑るのと同じくらい楽しい。
それが、北海道のいつまでも固まらないドライなままの雪ならば尚更だ。
そんな雪だからこそ、「あーでもない、こーでもない」と、
一本一本を大切に、考えながら滑ろうと思える。
それまではただ滑り降りるだけだったスキー場の圧雪コースが、
難攻不落の大斜面のようになる、
この攻略性が何より今は楽しくて仕方がない。

上手くなってんだか、停滞してんだか、
自分でもヨクワカランが、一皮むけた感じはしている。
ただ、一段上がると、それまでの自分を
かなりの部分で否定する必要性が生じるので、
この歳で振り出しに戻される感じが結構ツラいが、
この歳になっても挑戦できることが残っているのは、
とても幸運なことだと思う。

【Day-3(16日月曜に掲載)につづく】

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2017.01.12 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

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プロフィール

埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

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