サイタマ ダウンチル

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夏にニセコダウンチルの、まさにメッカを訪問してから、
ダウンチラーたちが、どれほどのダウンヒルをこなしているのかを目の当たりにして、
自分のあまりのできなさ加減に、思わず目が回ってしまった。
まったくもって、見るのとやるのとでは大違いだ。

おかげで目の醒めた私は、戻ってからは更に傾斜のきつい坂を見つけては、
イソイソとスケート・カービングの練習に励んでいる。
(転んで手を怪我したりはしておりますが・・・)

んで、前からよく知る、それまでは絶対に滑り降りられないと
決めつけていた坂が、家の近所にあるのですが、改めてメッカから戻り
坂の上から見下ろしてみると「あ、こんな感じ」と思える
適度な斜度であることが判明し、近ごろはそちらで遊んでいる。

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そちらでだいたい傾斜角4°程度。
苗場スキー場の麓に並ぶ初級者コースでだいたい10°ほどであるが、
典型的な雪崩れ地形が38°とか言われているので、
4°とか言われるとかなり拍子抜けするが、こちらでも体感的には
15°くらいに感じる、自転車で登るにはそこそこ太ももに堪える程度の斜度で、
滑り降りるには充分に手強い坂であった。

そんな坂も、今では下まで難なく降りられるようになってきた。超楽しい。
となると、もちろんお次は更に険しい斜度に挑みたくなるわけだが、

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こちらはこの間出かけた先でたまたま通りかかった坂で、こちらの斜度が5°程度。
残念ながら、1°違っただけですっかり制御不能。
すぐ踏み込みが抜けてしまい、坂の上に向かって巻くように曲がれないので、
上手いことスピードを殺しきれない。
「ジャッ」っとドリフトさせて速度をコントロールするなんて芸当は到底無理だ。

ドリフトなしでなんとかこれくらいの坂を無難に降りられるようになってから、
もう一度メッカに赴きたいと思っている。
まったくもって、ダウンチルへの道は遠く険しいが、
そんな苦労よりも、新しい遊び道具が手に入った喜びの方が勝っている。

そして何より、最初は苦労して降りていた坂を攻略するにあたって、
最終的に突破口となったのは、上半身の先行動作だったので、
これは今季のスノーボードにも良い影響が出るのではと、
予感がビシバシ来ている。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

さて、今回をもちまして、
年内の更新は最後とさせていただきます。


皆さま、今年も当ブログをお読みいただきありがとうございました。

それまでまともにやったこともなかったスケートですが、
今年の春のダウンチルセッションで、ダウンチルデッキのボードを手に入れ、
スッ転んで怪我をしたりしながらも、ズッポシとはまり込んでしまいました。

そして、サーフボードを短くしたことから、
更にグググッとサーフィンにのめり込めるなど、
私のヨコノリライフが、より濃密に進化したことが、
今年の一番のトピックでございましょうか。

来年もこの延長線上に乗っかって、
また一年を面白おかしく過ごしていく所存でございます。
引き続き来年もお付き合いのほど、よろしくお願いいたします!

新年は10日(火) からの更新を予定しております。

それでは、皆さまに最高のパウダースノーと最高の波、
そして最高の新年が訪れますように!

良いお年を!

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2016.12.28 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

iPhone 7 Plus

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予約から待つこと5週間。
11月に入ってやっと届いた。おれの「7」。

ショップに行くと待たされるのがメンドクサイので、
機種変更は基本Online Shopで済ませたいので、今回も通販で機種変した。

2年前のiPhone 6を買うときは、NMPしたことに加えて、
まだiPhone熱が高かったので、休日にわざわざ在庫のある店を探して、
アホみたいに待たされてまでショップで買いましたが、
あんなのはもう御免でございます。

しかも、私がiPhone 6 Plusを買った某カメラの場合、
なんだかんだと理由を付けて、
要りもしない有料アプリをダウンロードしないと売ってくれない。
なので、購入が済んだその場でそのアプリを解約しても、
自動的に一月分の利用料を取られるという
理不尽極まりない商法にはとくに深い憤りを感じるので、
二度と某カメラや某電機でケータイは買わない。

さておき、iPhone(3)を使うようになってから5まで、
iPhoneを独占的に販売していたSoftbankでしたので、
Docomoで機種変するのは今回が初めて。

言ったようにいつもOnline Shopに予約して機種変してきたのだが、
Softbankのときはその度に新しいSIMカードを渡され、
Softbankに連絡して15分ほどで回線が切り換えられていたが、
SIMフリーが出始めたタイミングからか、
はたまた、iPhone 7からこうなったのかは知らないが、
基本的には6に入っていたSIMカードを、
7に入れ替えれば電話回線はそのまま切り換えられる。かなりラクだ。
っていうか、今までが何だったのかとすら思う。どう考えてもこれが普通だ。

私はいつも下取りには出さずに、これまでの全ラインナップすべてを
手許に残しているのだが、SIMを入れ替えるだけで使えると言うことは、
7に何かあったときにSIMカードを、保管している6に挿入すれば
とりあえず使えるということなのか???

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電話帳、メール設定、アプリを含めたデータ類は、
iTunesもしくはiCroudを経由して引き継げる。
アクティベートにかかる時間は、かかってもおよそ30分。

データの引き継ぎが済めば、
拍子抜けするくらいに “そのまま” の自分のiPhoneが出来上がる。
LINEやFacebookやなんやらと、アプリを最初に起動する度に
ログインし直す煩雑さはあるが、それも最初だけだ。

以前はCPUの速度やグラフィック性能、バッテリーやらが、
もの凄い勢いで進化していたので、液晶に映るインターフェースの
見た目は同じでも、その使用感にはかなり大きな違いがあった。
でも、機種変更する寸前の6も、iOSは最新バージョンに
アップデートされていたし、性能的にも何ら不満のないものだったので、
筐体以外は中身はまんま一緒なので、うれしさも半分ってところだ。

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そんなわけで、同じ “Plus” ながらも、
せめて見た目に大きな変化が欲しくて、今回はジェットブラックにした。
同じ事を考えている方が多いのか、単なる人気なのかはわからないが、
ジェットブラックが一番の売れ筋らしく、
おかげで1ヵ月以上待たされたわけだが、
この艶々感は素直にカッコイイと思う。かなり私好みだ。

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Plusにだけ二眼レンズが装備され、大きさ以外の差別化も図られるほど、
カメラ機能が充実してきたが、ポートレート機能をはじめ、
私はまだそのすべてを試せていない。っていうか、わざわざ試す気もないので、
その時が来たら使ってみようとは思っているのだが、
飛行機の窓から東京の夜景を撮る機会があったので、
夜景に強くなったという噂の方は検証できた。ナルホド、なかなかの解像力。
上に貼った画像はLightroomで処理してあるので、素のままの画像ではないが、
ここまでの画像処理に耐えられるのだから、たいしたものだ。

Lightroomといえば、
iOS10からLAWデータでの撮影が可能になったとの話でありましたが、
Lightroom Mobileなどのアプリ経由でないとLAWデータでの撮影はできない。
ちなみに、Lightroomは月額で使用料を請求される
有料アプリ(30日間無料トライアル有)であることと、
iPhone自体が自動で生成する画像処理もかなりの腕前なので、
私はiPhoneでは基本LAWデータでの撮影は行わないつもりだ。

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別に食わず嫌いをしてきたわけでもなんでもないのだが、
『ID』や『QUICKpay』といった、電子マネーは、
実際に使ってみるとかなり便利なことが身に滲みて分かる。

使わないとその存在にすら気がつかないが、
そういう視点で探すと、ほとんどどこでも使えることがわかる。
あまり電車に乗らない私でも、Suicaに簡単にチャージできるのは助かるし、
コンビニや、ファーストフードなどの飲食店で使うと
いちいち鞄から財布を取り出す手間に、小銭を探す手間が省けて超便利。
私は『Suica』『ID』『QUICKpay』をApple Payに登録しているが、
これでほぼすべてをカバーできる。
私の行動範囲で唯一使えないのが吉野家で、あそこはWAONしか使えない。

私の場合でも、今までだったら三枚のICカードを持ち歩く必要があったわけだが、
それらをいちいち持ち歩く必要がないということは、
サイフ自体を持ち歩く必要がなくなるということだ。
これで本当の意味でのキャッシュレスが実現したと言っていいだろう。
それくらいに(この部分が遅れていたiPhoneユーザーにとっては)
革新的な出来事だ。

これで免許証が電子化できたら、マジでサイフが要らなくなるだろうが、
昨今なんでもクラウドに保存するのは危険極まりないので、
そこそこにしておくべきか。

あとは各種ポイントの貯め方だけが問題になるのだが、
私はTポイントの亡者なので、できればTポイントが貯まるカードが
登録できるようになれば万々歳だが、私のTポイント付きクレジットカードは
Yahooカードなので、Softbankに戻さないと登録できんかもしれん。

7からホームボタンは物理スイッチではなく、
感圧式のセンサーに変わったことが大きなトピックとなっているが、
その裏に隠れて、ディスプレイパネルの操作感も
格段に良くなったように感じています。
これはデジタルなことよりも指に触れる感触の違いなのかもしれませんが、
滑らかな感触に、それに呼応するようなスムーズな画面の反応に、
すごく高級感が上がったように感じています。

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ただし、物理スイッチではなくなったので、
スマホ対応手袋であってもiPhoneをスリープから起動させられない。
しかも、私のスマホ対応手袋では、iPhone7のタッチディスプレイが
まったく反応しない!

このことからも、タッチパネルが改良されていることが分かりますが、
また手袋も買い直さないとならんのは、そうは言っても悲しい・・・

それと、オフィスのiMacも、自宅のMacBook Airも、
アプリケーションの問題で、OSを最新の『Sierra(10.12.2)』にはしていないので、
そろそろ連携に問題が出始めているのが、ちょっと困る。
下位互換性にはもっと気を使って欲しいと、貧乏人は思う。

さておき、つねに世の中を革新してきたiPhoneの場合、
分かりやすく際立ってイノベーティブな部分ばかりに注目が集まりますが、
こういった小さなユーザーエクスペエリエンスの向上を、
細かくコツコツと煮詰めるようなアップデートの仕方の方が、
熟成という意味でもプロダクトの本体あるべき進化の姿だと思うし、
私は一足飛びの革新性よりも何倍も好きだ。

発売日に並んでまで欲しいと思うような熱意は、とうの昔に失せましたが、
それでも、iPhone7を通して、じっくりと熟成されていく様を
2年ごとに楽しみたいと思う事ができて、かなり満足であります。
  

テーマ:iPhone - ジャンル:携帯電話・PHS

2016.12.27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 徒然

Christmasurf @伊豆 12/23〜24

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どうにもスッキリと今年のサーフィンを〆きれていなかった私は、
心にかかったモヤモヤを晴らすため、天皇誕生日の三連休の前半、
金〜土曜の一泊二日で、賑わう雪山に背を向け、一路、南国伊豆へと向かった。

この週、生ぬるい空気が淀んだように纏わり付く東京地方でしたが、
山も同様に気温上昇し、低い場所では雪溶かしの雨の予報と出た。
と、いうことは。伊豆は暖かいハズ!という単純明解な選択でしかない。

とはいえ、今シーズンに伊豆の波で良い思いをした記憶は一切なく、
実際、波情報も金曜日は南〜南西寄りの強い風が吹く予報を伝えており、
「atu、OYくんと温泉浸かって忘年会ができればいいか」くらいの
お気楽な考えでしかありませんでした・・・

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そんなわけで、ノンビリ9時に白浜で集合しようと家を出ると、
首都高3号線の三軒茶屋のあたりで、事故渋滞にズッポシはまる・・・

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・・・が、小田原〜厚木道路では、
渋滞に耐えた私へのご褒美か、美しい富士山が出迎えてくれた。
というわけで、この日の天気は最高であります。
気温も夜明け前から15℃以上でとても暖か。しかして、箱根あたりから
強い風が吹いていて、海の方は予報の通りにあまり期待のできない様相・・・

ちょうどそんな頃、atuは前日の仕事の終わりが遅かったため寝坊して、
そのあと発生した東名高速の渋滞にドはまりし、
OYくんに至っては、海老名のあたりでパンクに見舞われ、
二人とも到着がかなり遅くなるという連絡が入ったが、
まあ、こんな日だし、「ユックリ来てね」なんてのんきなLINEを返していた。

しかして!

一人白浜に着くと。我が目を疑う光景が!!


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OH My Gosh !

天城峠から河津までブンブンだった南風が、ここ白浜では微風に変わり、
しかも、ガッツリとウネリを喰っているではありませんか!!!!

こりゃあ、写真なんか撮ってる場合じゃないっす!
と、遅れている二人のことなんぞ秒殺で忘れて海に飛び込んだ!!

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それはもう天国でございました・・・・
10月後半の茨城よりも水温が高いんじゃないのか?ってくらいに温かい。
10時くらいからは風が強まりはじめ、砂浜を駆ける風に飛ばされた波の飛沫が、
まるで小さな弾丸のように顔に当たって、まともに前を向けないほどだったが、
これだけウネリをしっかり拾っている海にオフ風が決まれば、
もちろん波はパックリと割れてきてくれる。

とはいえサイズはムネ〜カタあるので、走り出しが速くてテイクオフが難しい。
ボードに立てないというわけではなく、立つのがコンマ数秒遅れただけで、
波のフェイスを捕まえられず、そのまま真っ直ぐ抜けてしまう。
そんなわけで、昼までの3時間できっちりと乗り切れたのは数本であったが、
課題も見つかり、もちろん大満足の内容でございました。

やはり、いい波に乗らないと上手くなれない。

と、ホウホク顔で海から上がった昼頃に、遅れてきた二人と合流。
その頃には風がブンブンに吹き荒れていたので、
午後はあまり期待できないように思え、
私が朝の状況を興奮して話しても、atuは半信半疑の表情を見せている。
どうやら、長時間の渋滞によって、人を信じるという人間の大切な部分を蝕まれ、
そのすさんだ心は、すでに忘年会モードになってしまっていたようだ。

そうはいっても、若いOYくんの方は、海にも入らず忘年会というわけにはいかない。
この風で波もないとなれば、諦めもつくだろうが、
少しは下がったとはいえ、サイズじたいはムネほどに維持されていて、
その風もオフショアなのだから入らない手はない。

atuの重い腰を二人で担いで第2ラウンドへ・・・・

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・・・するとーーーーっ!
海に入った途端に、笑っちゃうくらいに風は止み、
掘れ上がらないぶん厚めの波だけが残り、これがまた乗りやすいのなんの!
三割増しに上手くなった気にさせる、あからさまな勘違い系の波だ!
思い過ごしも恋のうち。

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海から上がるタイミングを失うほど、日が沈むまで遊び倒した。

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そのあと、金屋旅館の千人風呂で一日の潮を落とした。
(さすがはクリスマス、仲睦まじいカップルさんの来訪も多い。
 ちなみに、こちらには混浴あり・・・・どうぞお幸せに〜)

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宴会はもちろん『たまきや』で 薬膳豚しゃぶしゃぶ。
たまきやを出たあとにコンビニでケーキ買って下田駅前のベンチで食べた・・・
男三人でクリスマスイブのイブも併せて祝って(呪って)やった。

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むしろ翌土曜日の方が波の予報は良かったのだが、
蓋を開けてみれば、今シーズンの伊豆でよく見た繋がり目のダンパー。
サイズはハラくらいあったので、なんとか切れ目を見つけられれば
遊べなくもないが、いかんせん前日の波が良すぎたせいで、
どうにも気分の方が乗り切らない。

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美しい記憶を美しいまま留めておくためにも、
2時間足らずで海から上がることにした。

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波の方はイマイチではありましたが、まるで晩夏を思わせるようなポカポカ陽気で、
とても過ごしやすい一日でありました。ここに限って年末感なら一切なし。常夏。

さておき、
今年は思いがけずに、急遽スノーシーズンに突入してしまったこともあり、
サーフィンの方は、何かモヤモヤとした今ひとつな気分を残してしまっていたので、
これで思い残すことなくサーフシーズンを締められる。

・・・・と、思いきや。

今回の波が良すぎたせいで、
すっかりサーフィンに後ろ髪を引かれてしまっている。
何より、せっかく掴みかけたこの感触を、薄れさせずに繰り返し試しておきたい。
実は、冬の気圧配置は、雪だけでなく、波の質も良くするのだ・・・・
山の合間に海にも来たい。

この冬は忙しくなりそうだ。
  

テーマ:サーフィン・ボディボード - ジャンル:スポーツ

2016.12.26 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

STAR WARS story ローグ・ワン

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エピソード・ナンバーズではない、はじめてのスピンオフ作品ですので、
商業的な目的以外に、こういった作品を創る理由、観る理由を見つけるのは難しい。
だから、正直大きな期待も持ってはいなかったのだが、
なんであれ、ここまで来たら、全作ロードショウで観るのが、
スターウォーズ・ファンとしての重要な務めだ。

しかして、そんなうがった気持ちは良い意味で完全に裏切られ、
「もう一度劇場で観ておきたい」と思えるほどに、
今は大満足している状態だ。

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『ローグワン』は、すでに発表されているように、
エピソード4のオープニングとなる、
当時、その登場感の強さ、それまでにはない迫力の映像によって、
観る者の度肝を抜いた、スターデストロイヤーが頭上をかすめるように通過する、
あの有名なシーンのわずか10分前までを描いた作品だ。

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だから、あのシーンのあと、スターデストロイヤーに拿捕された反乱軍の輸送船に、
ダースベイダーが乗り込んで来た経緯を思い出せば、
今回の物語のほとんどは察しが付くであろう。

なので、結末ありきでの展開はエピソード1〜3と同様。
そこに加えて、言ってみれば些末な枝葉の話なのに、
この『ローグワン』という作品を、新しい視線で観ることができたのは、
すでに完成されたと言っていい、エピソード4、
ひいてはスター・ウォーズの世界観を、
さらに高みへと昇華しているからに他ならない。

ハラハラ・ドキドキのストーリー展開の面白さ以前に、
今作の最大の見所は、あの “時代の" 様式美を更に洗練させて、
完全な形でもって補完しているところだと言える。
この洗練された世界観でもって、
いっそエピソード4を撮り直してもらいたいとすら思う完成度だ。

そして、『フォースの覚醒』まで含めても、今までになかったような、
どこか寂しげな印象を観る者に与えるほどに、傍観を貫く画角選びや、
全体を覆う、染みるような、どことなく寂しげな画面の色調も、
エピソード・ナンバーズの作品とは違って、
至極真っ当に、この “戦争”の残酷さを描こうと試みた結果であろう。

だから、たぶん物議を醸すであろう、
あのような今までにない結末になっているのだと思う。

つまり、『ローグワン』は決しておとぎ話や、冒険活劇ではないということ。

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エピソード4の最後で、デス・スターを破壊したことで、
勲章を授与された英雄たちの活躍の裏側で起こっていた、
“さざれ石” たちの、決して語られることのなかった儚い戦いの記録が、
今作では描かれている。

スター・ウォーズ ファンはもちろんのこと、
ひょっとするとアンチ派の方であっても、
スター・ウォーズの世界観を理解するキッカケになるような、
どなたでも楽しめる作品になっていると思います。
  

テーマ:スター・ウォーズ - ジャンル:映画

2016.12.22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

RIDERS LINE

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今年は『Car 団地』シリーズもお休みになり、
『FOURTH PHASE』に、『DOWNCHILL』以外で、
個人的には要注目のスノーDVDは見当たらなかったのだが、
各所でこの『RIDERS LINE』の評判を聞くことが重なり、
私も買って観てみることにした。

制作は『八甲田 風と樹氷の山』『雪崩の山 谷川岳』『HIGH FIVE』
オカケンシネマなのではありますが、それらの作品とは違い、
『ゲレンディング.com』というスキー場紹介サイトから派生した
ゲレンデ滑走のノウハウを紹介するDVDのようで、
ネットと併せて楽しめる、立体的な構造になっている。

なので、このDVDだけを観て、その是非を云々できない作品でありました。
興味のおありになる方は、DVDとネットと、両方を併せて観て欲しいと思う。

そんなわけで、この作品は、ゲレンデのちょっとこだわった滑り方、
ひいては新しい楽しみ方や、見飽きるほどに眺めてきた、ゲレンデという存在に、
フレッシュな視点を訴求するためのものであって、
単純な “ハウツーDVD” というわけではないのではありますが、
それを踏まえた上で、あえて感想を述べさせていただくと、
やはり実際に上手い人について滑ることが、一番大事だなあと改めて感じた次第。

ゲレンデの遊び方や、細かいアドバイスなど、なかなか上手く紹介されていて、
とても参考になるのですが、例えば、私の場合を説明させていただくと、
登場するライダーたちが、一体どんなスピードで滑っているのかに関しては、
映像から計り知ることは、どうしてもできない。

それは、実際にライダーのあとを追いかけてはじめて、
風圧の強さ、膝に伝わる重力の重さ、ハイバックから伝わる荷重などから、
想像よりもずっと強く、速く、短い時間で素早く操作を連続で行いながら
滑りつなげていることを知ることができるからだ。

逆にスピードを乗せらない緩斜面で、
バランス感覚を養うトレーニングについて、このDVDの中でも紹介されているが、
むしろごまかしの利かない低速の方が、その難易度を窺い知る事が難しい。

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佐々木勝巳さんの後ろを滑っているといつも感じるのだが、
勝巳さんは緩斜面でも深いターンで回していく、
勝巳さんのトラックをなぞるように後ろに着いていくわけだが、
曲げようと踏み込むとストールしてしまって更に速度が落ちてしまう。
そこを勝巳さんは速度を殺さないどころか、むしろ加速していっているように見える。

このことも言葉にするとこうなるのだが、この超常現象を、
実際に体験してもらわないと、この不思議感は絶対に伝わらないと思うし、
それを体感して初めて自身の物理的な課題が浮き彫りになると私は思う。

だから、ターンひとつとってみても、問題になるのは、
ターンのサイズや視線ではなく、ターンのあいだのスピードの方だと私は思う。

壁を駆け上がるのも、大きなスラッシュを上げるのももちろん同様で、
勘の良い人であれば、「あそこまで上がるのはそれなりの速度が必要だ」と
気がつけると思うが、私は実際に後を追いかけてみるまで、
それに必要な速度と、壁のひとつ前のターンで、速度を殺さない滑り方の重要性や、
その速度でぶつかるように壁に入るときに、
それに潰されない脚力の必要性を理解することができなかった。

テレビのモニターからそんな重力を感じ取るのは、
3Dを駆使したバーチャルリアリティ(VR)映像でも無理だ。
そういった重力感を自身の身体で感じてはじめて、
この映像の意図する目的を理解することができるように思う。

だからこそ、是非一度プロライダーと呼ばれる人たちとのゲレンデセッションを
してみて欲しいと思うし、プロライダーたちにはそのための機会を
ひとつでも多く作って欲しいと願うばかりだ。

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とか、つらつらと書いていたら、その『ゲレンディング.com』で、
「ライダーセッション」についてのページがアップされていました。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2016.12.21 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

かぐら【12/18】

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超絶に晴れ渡った日曜日のかぐらスキー場。
土曜日は一日中降り続いていた雪も、夕方には止んでいたので、
パウダーのパの字も期待はできない。でも、
こう言うとイヤミに聞こえるかもしれないが、
これでやっと、圧雪されたゲレンデを滑ることができる。

本来ならば、カービングをきっちりとやって、
乗る位置、踏む場所、タイミングを整えてから、
パウダースノーを思う存分堪能したいところだが、
幸か不幸か、今シーズンはパウダースノーからのシーズンインとなっていたので、
滑走開始三日目にして、まさに待望のピステンバーン。
つまり事実上のシーズン・オープニングだ。

ちなみに作夜のかぐら近郊の居酒屋さんでは、
無事にシーズンインを迎えたことをみんなで祝うはずが、
IKさんが居眠りをはじめるタイミングで、
気がつけばサーフィンの話になってしまっていた。
雪山を目の前にして、しかもなかなか当たらない深雪を当てたその晩に、
よりによってサーフ談義とは、やっぱりここは変態倶楽部だ。

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そんな変態波乗倶楽部の切り込み隊長(つまり「ド」のつく変態)のTくんが、
天使のような愛娘の誕生によって、おとなしく過ごしていた昨シーズンを経て、
日帰りではあったが、久々に雪山に戻って来た。こりゃめでたい!

明け方から2時間もやればヘトヘトになるまで遊べるので、
朝のうちに帰宅できる波乗りとは違い、やはり、遠路はるばる
山まで駆けつけるのは、世のオトーサン方にとってはハードルが高いのだ。
(深い負け惜しみの念を込めて)独身万歳!

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さておき、さすがはかぐらだ。
7時半のロープウェイ運行開始からわずか1時間。
まだ陽も射し込まない8時半の時点で、メインゲレンデは、
すでにギットギトのデッコボコだ。
コーディロイとは言え、それはあくまでも形状を表す呼称であって、
柔らかな印象を受けるその呼称からは思いもよらないような、どちらかというと
“サンディング バーン” だったので、すぐに削れてしまうのもやむなしか。
絨毯のように柔らかな足応えの、ルスツのピステンバーンがすでに懐かしい・・・

それに加えて、人も多く、気持ち良くトバせたのは2本のみ。
あとは、デコボコ斜面と、人を避けながらの滑走で、正直あんまし楽しくない。

そんなわけで、いつもなら田代エリアへの連絡コースが開くと同時に、
すぐに田代に逃げ込む我々にしては珍しく、
そのタイミングで「みつまたに行ってみよう」という裏技に出た。

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そんな裏技に出て気がついたことは、
みんながかぐらを目指して上がってくるこの時間、
ガラガラに空いていて、ピステンもきれいに整ったままのゴンドラコースは、
帰りの時間の、あのグダグダな緩斜面ぶりは影を潜め、かなり板が走るということ。
つまり楽しい。

そしてもちろん、大会バーンは斜度がほど良いので、デコボコになりづらく、
カービングがとてもし易いコース。
みんなで追い込むように下半身を痛めつける深いカービングを繰り返した。

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この日は『BIGFISH Outline Core』を持ってきた。
ちなみに、前日もBIGFISHで滑ったので二日続けての投入だ。

土曜の八海山の深雪では、もちろんサーフライクな流れるようなライン取りが可能で、
しかも、前足を躊躇なく踏み込んでいけるので、特に後ろ足荷重を意識しなくても
ボードの真ん中に乗っていける、快楽性と走破性のバランスが魅力だ。

硬くて、面の荒れた斜面でのカービングは、すぐにズレてしまって、
走らせるのがとても難しいけれど、その攻略がまた楽しい、
苦労も楽しめる、遊び甲斐のあるスノーボードだ。やっぱり面白い。

10時前後にみつまたにいるのは初めてであったが、
だからこそ、この時間になってもまだ、ロープウェイが一杯になるほどの
多くのお客さんが、次から次へと運び込まれてくる事実を知った。

加えて、大会バーンにかかる、みつまた第2リフトがまだ動いていないため、
第1リフトは20分待ちのものすごい行列に見舞われていた。
そんなわけで、変態たちの我慢の限界はすぐに訪れ、お茶ブレイクを入れたら、
またかぐらエリアに戻って、いまから田代方面に行こうということになった。

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そうして、数々のリフト待ちの行列を経て、
田代に着いたものの、特に連絡コースの緩斜面にモモ筋を削られた面々は、
アリエスカを一本だけ滑って、みつまたにトンボ返りすることになった。
結果、暇つぶし的な・・・

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そうして、14時前に下山して、久しぶりにクレープをやっつけて、

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『維新』でつけ麺シバいてからでも大きな渋滞に捕まることもなく、
「大」は付かないまでも、なかなか満足度の高い一日となりました。

アイドリング状態を終えて、
いよいよシーズンのエンジンが本格的にかかった感じ・・・・
・・・といったところではあったが、今週、気温は上昇してしまうようで、
いまのところ、週末までの降雪は不明瞭な状況だ。
やはり、本格的に降り積もるのは、例年通りに、
年末寒波からになりそうな気配ではある。

さて、クリスマス三連休はどうしたものか。
  

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2016.12.20 | コメント(2) | トラックバック(0) | スノーボード

八海山【12/17】

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先週に引き続き、この週末も新潟方面に強い寒気が張り出していて、
ぴったりと土曜日に照準を合わせるように、
週の後半にかけて雪が降り続いていた。
そうでなくても、この週にはシーズンインを企んでいたので、
もちろん雪山へGO!だ。

中でも、これまた測ったようにこの週末にオープンする八海山に向かう。
毎年、八海山のオープンを狙うマニアもいるほど、
急峻な斜度をもつ八海山に、手つかずの深い新雪が積もったオープン日は狙いだ。

今回の仲間はOYくん、マッツン、ユウタくん、テッちゃん、KMくん。
たまたま一週間前に、これまた深雪でシーズンインできてしまった、
私とOYくんとマッツンはお気楽だが、
この日が初日となる残りの3人は、いきなりのディープ八海山に及び腰だ。

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関越トンネルを越えると、一週間前と同様に多めの雪が降っていた。
とはいえ、路肩の積雪量にあまり変わりがない。
つまり、まだ降雪は散発的で、降り続いてはいないということだ。

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8時半のロープウェイ運行開始だったが、
気が急いてしまい、7時過ぎには着いてしまった・・・
まだ、高速などにかかる時間のヨミが鈍っている。

駐車場でウダウダと話し込んでいると、
OYくんが私に視線を促すように指さした先に
見慣れたワインレッドのクルマが。あ、IKさん。

全国のガイドカンパニーでブイブイ言わせている
セレブスキーヤーとして名高いIKさんが、
北海道に唸るほど雪が降っている時に、わざわざ新潟にいるなんて超珍しい。
実際、先週は旭岳でブイブイ言わせていたので、最初は我が目を疑ったのだが、
ホントにIKさんであった。

旅は道連れ。というか、半ば強引にこちらに引き込み、
一緒に八海山オープンを楽しむことにした。

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まだ『ファーストトラック』は、はじまっていない。
もちろん、無駄に早く着いたくらいなので、
難なく1便に乗車しノートラックをいただく。

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先週のかぐらの奇跡のような乾雪とは違って、湿度高めの、
ある意味、いつも通りの八海山スノーであったが、
深さはヒザ〜コシと充分以上の積雪量だ!!!!タマランチ会長。

とはいえ、まだ起伏が埋まりきるほどの積雪量ではなく、
かなり深めに地形が出ていて、降り続く雪で視界が悪いこともあり、
この地形の罠にはまる者多数。

とか言う私も、セイフティに行かざるを得ず、
せっかくのノートラックではあったが、なかなかタテには落とせなかったので、
目の前のご馳走を堪能しきれなかった・・・・

そして、最後の一段くらいから急激なストップスノーに襲われてしまった。
一切踏まれていない雪だし、雨も少しは降ったのだろう。
保湿量が急激に高まり、斜度のあるところからフラットに変わる部分では、
フロントフリップをかましそうになるほどの急激なブレーキ具合であった。

確かに、駐車場では早朝から気温は0度前後しかなく、
この日一日中ゴンゴンに降り続けた雪も、かなりの保湿量で、
ゴーグルレンズに纏わり付いて要ワイパー。
ウェアもすぐに撥水量を超えて湿り出すほどでありました。

この日初めて自分のクルマで雪道を走って来たので、
交換したスタッドレスタイヤのテスト走行になったわけだが、
スキー場の駐車場まで最後の1kmくらい、道に積もる雪が、
かなりのシャーベットで、グリップしない雪であったことを思い出す。

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すっかり新雪が食い尽くされてしまった10時には、
麓のベースキャンプで、オープン日恒例で振る舞われる、
7種類のきのこが入った”魚沼きのこ汁”を堪能。

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すると、ノってる男OYくんは、オープン八海山を取材に来た
地元のラジオ局にインタビューされ、そのノリ具合を立証していた。
しかして、この素材が実際にOAで使われるかどうかは怪しい。

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12過ぎまで滑ったら、完全に足腰が売り切れ。
昨シーズンにN目くんに教えてもらったラーメン屋で昼飯食べて、
たいした用もないのにAEON六日町店に行って、
温泉に浸かったら、この日の宿のあるかぐらまで移動。

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白馬に移動する予定だったIKさんを宿に引きずり込んで、

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OYくん、マッツン、ユウタくん、IKさんの5人で、
その晩は居酒屋でシーズンインを祝った・・・・

さあ、明日は快晴の予報の出ているかぐらを滑ろう。
つづく

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2016.12.19 | コメント(4) | トラックバック(0) | スノーボード

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Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
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近ごろ波乗り。

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