F1 2016シーズン閉幕

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Fomura-1 2016年シーズンは、
メルセデスAMG W07 Hybridを駆るニコ・ロズベルグが
参戦11年目にして初載冠を果たして終了した。

それにしてもいろいろあったシーズンでありました。
そのどれもが良い話ではなく、
世界的にその人気に陰りを感じさせるほどに悪い話ばかりで、
ファンとしては先行きに不安を抱かせる、気が気でないシーズンになりました。

その問題点として、何を置いても一番に言っておかないとならないのは
メルセデスAMGの独走状態、ほとんど独り相撲の今の状況だ。
ほとんどのサーキットで、一周1秒近い差が出るという横綱ぶりで、
ハミルトンとロズベルグの二人以外は勝てないので、事実上、
3位争いがレースの焦点になってしまっており、すでにレースにすらなっていない。

その圧倒的優位をルールで覆そうと、
主催者側があれこれ策を講じたのも結果的にはまずかった。

ひとつ目は予選形式の変更だが、これはすぐに元に戻された。
ふたつ目は無線によるドライバーズアシストの禁止で、
これも2戦ほどで解除されてしまった。
いずれも、試行されたルールがあまりに複雑すぎることが原因であったが、
ピットからドライバーに操作方法を指示しないと、
ドライバーが運転に集中できないようなクルマにこそ問題があると思う。

それらを招いているのも、結局のところチーム間の実力差を埋めるための
複雑なレギュレーションが原因で、それに上手い解決策を見いだせたのが、
メルセデスだけだったという本末転倒ぶりだ。
それが元でドライバーたちはピットから送られてくる情報を元に、
燃料やタイヤをセーブして走らなくてはならず、最速を決めるはずの戦いは、
いつしかエコ競争になってしまい、余計に人気を下げる結果につながっている。

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2014年の鈴鹿GPでのクラッシュで死亡したジュール・ビアンキの事故を受け、
ドライバーの頭部保護に関する新たなデバイスのテストも話題を呼んだ。
そもそもオープン・ホイール、オープン・コクピットとして発展してきたF1に、
こういったデバイスが必要か否か。安易に答は出せないが、
多くのファンと同じように、私も伝統は守り続けていって欲しいと思う。

そんな揺れるF1の迷走ぶりも遠因であったと推測されるが、
アメリカのメディア関連会社、リバティ・メディア社が、
それまでのF1の所有者であるCVCキャピタル・パートナーズをはじめとする
株主からF1を取得するというニュースも今シーズン駆け巡った。
貴族気質の欧州支配から、より民族気質の高いアメリカの企業に買収されたことで、
エンターテインメントとしてのF1に、
様々な改革がもたらされることが期待されている。

そんなくすぶり続けていた諸問題が、
一気に吹き出したのが2016年シーズンだったように思う。

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良い話ももちろんある。中でもファンを沸かせたのは、
マックス・フェルスタッペンがシーズン途中でレッドブルに移籍したことだ。
シーズン途中でドライバーを交代させるというのも前代未聞で、
成績不振を理由にレッドブルを降ろされたクビアトにしてみれば、
たまったものではないが、観る方の楽しみは一気に増えた。

それほどに17歳という若さでF1入りを果たした、フェルスタッペンへの期待感や、
翻って生まれる懐疑心は強く、まるでそういった世間の目に反発するように、
荒っぽいドライビングで勝負を仕掛ける走り方が、果たしてトップチームでも
通用するのか、大きな注目を集めた。

しかして、なんとレッドブルに移籍してほどなく初優勝を決めてみせてくれた。
もちろんそれは、メルセデスの同士討ちというラッキーがあってこそではあるが、
それにしてもフェラーリの2台を抑え込んでの優勝であったわけで、
この十代の若者の実力を早くも世に示すこととなった。

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そして、先日の雨のサンパウロでの激走は、
そんなフェルスタッペンへの評価を確固たるものにしたと思う。
若き日のアイルトン・セナがそうであったように、
並み居る強豪たちに対して、既成概念に従わない、
若さ溢れる攻撃的な走りで戦いを挑む姿は、
奇しくもセナのホームグランプリで結実した。

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そのフェルスタッペンも二世ドライバーだが、
チャンピオンとなったロズベルグも二世ドライバー。
ただ、フェルスタッペンと違うのは、父ケケ・ロズベルグも
F1チャンピオンであったという事実。
ちなみに、親子でF1チャンピオンになったのは
グラハム・ヒル、デイモン・ヒル親子に続いて二組目だ。

さておき、チャンピオンを決めた今季最終戦アブダビGPでのレース後、
妻のヴィヴィアンとチーム無線でお互いを讃え合う姿には、
(交わされたのは母国語のドイツ語ではなく、
 テレビ放送を意識してか英語ではあったのが気になるが)
素直に感動させられた。

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こういったあたりが、モナコGPの表彰式にジャスティン・ビーバーが来てしまう
独り者で遊び人のルイス・ハミルトンとは違うところで、
今シーズンも最速の称号は間違いなくハミルトンのものであったが、
その実力を素直に祝福してあげられない。

優勝してもロズベルグが3位以内に入ってしまえば逆転チャンピオンの可能性のない
最終戦アブダビGPでも、ハミルトンは自己最速タイムより2秒も遅い周回を繰り返し、
チームからの「ペースを上げよ」との指示(命令)を無視してまで、
ライバルチームを追いつかせて、ロズベルグの間に割って入らせようと画策していた。
ここはカッコ良くロズベルグをブッチギって優勝を決めて、
潔く結果を待つような2年連続王者らしい態度が、
そういった悪いイメージを払拭する意味でも、ハミルトンには望まれるところだ。

そんなわけで、今シーズンロズベルグがチャンピオンになった事は良かったと思う。
3年連続で、そんなハミルトンがチャンピオンだったらと考えると、
更にF1人気は下落傾向を加速しそうで、その方がゾッとする。

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そして、総帥ロン・デニスの更迭で揺れるマクラーレン・ホンダですが、
日本人としては、やはりホンダの復活が早く観たい。

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来シーズンはそんな物議を醸した車体レギュレーションが、
ラップタイムの大幅な向上を目的に大きく改訂され、
その見た目も、一昔前のF1を彷彿とされる外観に大幅に変わると言われている。
これでメルセデスの独壇場を阻止できるか注目が集まるが、
マクラーレン・ホンダには、そんな混乱を上手いこと抜き出て
大きな活躍を魅せて欲しいと心から願う。

4ヵ月後の2017シーズン開幕戦が今から楽しみだ。
   

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2016.11.30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 徒然

サーフィン@伊豆 11/26〜27

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この週末は波乗りに伊豆へ。
この季節、南国伊豆の暖かさは良い意味で身に滲みる。
朝4時に埼玉を出る時に7℃を表示していた外気温計も、
8時に下田に着く頃には10℃を超えていて、
5mmのスーツでは暑いくらい。

っていうか、東京に雪が降るほどに冷え込んでから、
また緩むように気温は高めになっている。
季節の変わり目とは言え、寒暖の差が激しすぎる。
天候不順は豪雨だけではなく気温差にも表れている。ゲリラ気温。
ほんと、この惑星にはおかしなことが起こっている。

さておき、今回の仲間は、atu、OYくん、ユウタくん、マッツン、イノッチに
紅一点ランちゃんで、プチ・ファンウェー部キャンプだ。

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この週末の伊豆は、波の方もおかしな天候不順ばりにちょっと残念だった。
東向きの白浜は風ビュンビュンでジャンク。
南下して南に傾いたポイントは、うって変わって湖のような凪状態。

それでも、インサイドダンパーながら、
なんとか割れていた多々戸に入ることにしたが、
サイズはヒザ〜モモで、たま〜〜〜のハラくらいのがお化けに見えるギロチン系。
それでも9時から昼前まで、ムリクリ居座りながら楽しんだ。

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昼飯を済ませて淡い期待を抱いて白浜を覗くも、
相変わらず風は納まらず、グチャグチャなまま。

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そういうときはすっぱりと第2ラウンドは諦めて、
素直に気持ちを切り換えて温泉だ!
ここは初めてて来たけど、スンゴイ風情があっていいお風呂だった。
つい長湯。

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この日のお宿はこちらも初めて訪れた『ヴィラ白浜』
でも、もうだいぶ前から一度来てみたいと思っていたコテージだ。

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芝生の敷き詰められた広い庭でBBQして、
プチ横乗り映画祭してこれまた最高の夜になった。
それにしても焼き牡蠣が超絶美味かった!
食材は下田のスーパーで買ったのだが、
この美味さで、なんと二個入り一パック¥300!
いっそ買い占めれば良かった。オジサンは肉より牡蠣。

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翌朝、芝生にみんなのクイーバー並べて、朝から尽きないボード談義。
ランちゃんはあきれ顔だったが、仕方ない。男って馬鹿だ。

ちなみに、世の中の隆盛がどうなのかは知らないが、
我がファンウェー部では時ならぬツインフィッシュブームがキている。

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ときに、こちらのヴィラのオーナーも、当然のようにサーフィンがお上手なのだが、
実は私と同じ頃に二輪ロードレースの地方選手権を走られていた方で、
サーフィンよりもそちらの話で盛り上がってしまった。
上はそんなオーナーさんの好きさ加減と、センスの良さが垣間見える
GL400をスクランブラーにカスタムされている現在の愛車。
ウォータージャケットから水漏れしてシリンダーがバラされているが、
400の方はそろそろパーツが手に入りづらいらしい。
でも、こちら方面の変態方に多く見られるように、このオーナーも、
涙なくして語れないような、旧車を所有する苦労話に頬を緩められていた。

オートバイ好きにはまさに夢のようなガレージライフだ。
サーフィンにオートバイを心底楽しまれているライフスタイルが羨ましい。

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そんなこんなで、朝のうちはまだ、海には風も強めに残っていたので、
11時頃に白浜で入水。ちなみに多々戸はさらに波はなくなり、
湖畔状態が高まっていた様子。

とはいえ、白浜もまだまだ充分に修行系。
そもそも私はドルフィンスルーが下手なところに来て、
まだ手がチクチクと痛んで上手いこと出来ないので、インパクトゾーンで数発喰らう。
やっと波待ちしてもすぐ流されるしで、呼吸を整えるヒマがない。

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波はウネリと風波がごちゃ混ぜになっていて、
引き波との組合わせで、突然目の前で割れてくるややこしいやつだ。
波との呼吸がなかなか合わせられない。
乗れようが乗れまいが、ひと度波に背を向けると強制的に持って行かれるので、
また元の位置まで戻るのに一苦労させられる。
あんまり乗ってないのに体力だけは削られる。まさに修行。

そんなわけで、私は2時間経たずにギブアップ。
まともにフェイスを滑れたのは一本だけだった。
今年は伊豆で一回も当ててない。

まーしゃーねーか!

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と、波の方は少々残念でしたが、
愉快な仲間たちとの楽しい週末になりました。また是非訪れたい!
もちろんまたみんなとね!
  

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2016.11.29 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

DOWNCHILL

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『ニセコ ダウンチル』3年ぶりの新作、その名も『DOWNCHILL』。

正直長かった。待ちに待った。

今回ダウンチルクルーたちは、いよいよニセコを飛び出し、
海外にまでそのフィールドを広げたことから、
タイトルから「ニセコ」がなくなった。

それにしても、「続」とか「new」とかは付けないにせよ、
「2」とかは付いても良さそうなものだと私なんぞは思ってしまうが、
「タイトルはこんな感じでイイっしょ」みたいな、肩の力の抜け方に、
むしろダウンチルらしさを感じてしまう。

佐々木勝巳さんのところにに遊びに行くたびに、
勝巳さんは大泉カントクを呼んでくれて、会う度に「ダウンチルまだ〜」と
一応おねだりはしていたのだが、「そろそろね〜」とか「ボチボチね〜」とか、
普通なら「来年こそは!」とか、「待っててね!」とか言ってきそうなトコロも、
どうも満足の行っていない様子を滲ませながら、気がつくとかわされてしまう。
ネーミングも然りで、一見寡黙で、無頓着に見えても、
その実えらくこだわっているところも、カントクの持ち味だ。

そんなわけで、いつも遊んでもらっているわりには、
普通に待たれていたファンの方々と、今はまったく同じ気持ちだ。
マジに待ちわびました。

勝巳さんにカントク、鉄平くん、洋くん、直也くん、皆人くんをはじめとした
ダウンチルクルーたちに、カバーデザインを施されたダイセイさんにも
いつも良くしてもらっているので、余計なお世話ながらも、
ほとんど身内のような立ち位置でダウンチルを観てしまう。
前作に比べて、映像も編集もライディングも、格段に洗練されていることは
確かだが、この映像を作品として客観視することは、すでに私には不可能だ。

だから、私に言えることといえば、洗練されたが故に、
ともすれば見落とされがちな部分があるのではないか?と、
まるで田舎の親戚みたいな取りこし苦労を、これまた勝手にしたりしている。

それはこの映像が、時代に即した「狙い」ではないということことが
観る者に伝わっているのかな?ということだ。

詳しいことは知らないが、あくまでも私の感覚だと、
グラトリやら、キッカーやら、ハーフパイプやらの反動で、
バックカントリー・ブームが盛り上がって来たように思うが、
近ごろはそういった価値観が、少々エスカレートし過ぎていて、
文字通りに “行き過ぎ” ているように、私には感じられてしまう。
完全に置いてけぼりの気分だ。

もちろんそれは私だけの話であって、
世の中がバックカントリーに求めるニーズは、
よりDeeper、Further、Higherな方向に、進んで行っているのかもしれないし、
そういった楽しみ方を否定するつもりもまったくない。

でも、そこへ行くために行くのではなく、
とある楽しみを追いかけた結果として、そこへ辿り着きたいと私は思う。

だからこそ、その場所のことを知る前に、行きたいと願う気持ちを
喚起して欲しいと願っても、そういったモチベーションは
すでにあることが大前提として置かれてしまっていて、
より高みを目指せなければ、すぐ蚊帳の外だ。

翻って、「ゲレンデ滑走をもう一度見直そう」といった、
行き過ぎたやに見えるバックカントリーへのカウンターカルチャーのような
ムーブメントの存在も、近ごろよく見かけるようになった。

これも正直に好きな世界だし、
そういったものはハウツーを含めてとても興味がある。
でも、それもまた私にとっては、すき間的な「狙い」に感じられてしまう。

勘違いして欲しくないのは「狙い」が嫌いだと言いたいわけではなく、
「ダウンチル」が、それらと同様に、新しい遊び方の提案や、
新しい価値観の提示だけを目的に作られているわけではない。
と、言いたいだけだ。

もちろん、ライダーたちも、ディレクターも、
3年前とは違う、アップデートされた新しい価値観を提示しようとしている。
でも、ダウンチルが示す世界観は、つねにプッシュし続けることを映像化する
ためにだけあるのではなく、単にダウンチルクルーがふだんから
「楽しみを追いかけ続けた」その「結果」を映像化しているだけで、
よりDeepに、よりHighに、狭く先鋭化していくのではなく、どちらかといえば、
よりWidelyに、といった感じの方が適切で、それが今の時代にあって、
ダウンチルが異様に楽しそうに見えるということだ。

要はスノーボードという道具と、雪の降り積もった斜面。
(スケートという道具と、適度な斜度の坂道。)
与えられるものは同じで、それをどう活かして楽しむかの突き詰めでしかない。

その突き詰めにおいて、人によってはよりHigherな場所を目指したり、
もう一度スキー場のコースを見直したりするのだろうが、
残念ながら、今の私の気分はちょっと違う。

ダウンチルクルーが、
ギッチギチにスノーボードの上手い連中であることは当然として、
彼らはそれ以上に楽しく生きる達人で、実際、底抜けに楽しい人たちばかりだ。
でも、私が彼らと出会って一番に驚いたのは、
彼らの気持ちの良さと、何より礼儀正しさの方だ。

外界に対して、商業的な開かれた感じはないが、
かといってローカリズムといった閉鎖的な雰囲気も一切ない。
楽しむことに対して妥協はしないし、とても頑固だが、
かといって、楽しければ何でも良いと言うスタンスでは決してない。
自身を確立しながらも、他人の価値観にきちんと耳を傾ける謙虚さを持ち、
何より他人に価値観を押しつけたりするようなこともしない。

「どう魅せるか」も、もちろんその楽しみには含まれるが、
それは、自身の滑る姿を見る者、一緒に滑ることになったメンツを
とにかく「楽しませる」ことが大前提になっていて、
それは、見る側にもある一定のレベルを要求するようなものではなく、
彼らの方が、見る者を理解しようと常に努力している。
サービスでやっているわけではないのに、
なぜかとてもサービス精神旺盛な人たちだ。

そんな連中がする、独りよがりではなく、押しつけがましくもない遊び。
だからこそ真似したくなる、少し分けてもらいたくなるコンテンツが、
ダウンチルの内包する最高の価値観だと思う。

だから、ダウンチルを次の新しい遊びのサンプルとだけ受け取り、
単に消費してしまうのはとてもモッタイナイと、私は思う。

新しいモノでも定番でもなく、まだ不完全な普遍的なモノだという観点で、
この作品を楽しんで欲しいと、親戚のおじちゃんは心から願う。
  

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2016.11.28 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

君の名は。

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新作がスクリーンにかかる期間って、話題作でも長くてもだいたい1ヵ月ですよ。
それが8月に公開されてすでに3ヵ月。
『シン・ゴジラ』もいまだに公開中でなかなか健闘していますが、
それでも大型のシネコンで一日に一回上映だけとかです。
それが未だに一日4回とかスクリーンにかかってるんだから、
『君の名は。』こりゃあもう素直に認めるしかない。もはや社会現象ですよ。
ここまで来ると、そのカラクリを知るために、観念してもう観に行くしかありません。

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でも、スタジオジブリやエヴァンゲリオンを
劇場に観に行くのは恥ずかしくないんですけど、
これはちょっとハードル高いっす。
そんなわけで、映画鑑賞で溜まるシネコンのポイントで、
一本無料で観られるという大義名分の下、公開も終盤に差しかかった
日曜日の夜の回をこっそりと観てまいりました。

これだけ騒ぎになってるので、朝の情報番組をはじめ、
ゲップが出るほどその映像は観ているので、
それでもまだ何か驚かされることがあるのか?と、
かなり疑心暗鬼になりながら観に行ったのだが、
これがまた良くできている。

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私世代で、男女の心と身体が入れ替わってしまうというお話は、
1982年(昭和57年)公開の『転校生』にトドメをうってしまうので、
それの焼き直しだと早合点してしまうが、
私の場合、逆にその早合点が功を奏してしまった。完全に裏をかかれた。

まあ言ってもすでに34年前の作品なので、
ほとんどの若い方は『転校生』を見たことも聞いたこともないわけだから、
制作陣にも裏をかいたつもりも特にないのだろう。でも、
朝、目が醒めて目の前に突然現れたおっぱいをつい揉んでしまうというくだりは、
たぶん『転校生』へのオマージュなのかもしれないが、
私は余計にそれに騙されてしまった。

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入れ替わった男女が、しだいにお互いに惹かれ合っていくが、
きちんと男女の “入れ物" に戻ってから出会おうとしても、
入れ替わっていた間の記憶がどんどんなくなっていってしまい、
探していたことすら忘れてしまう状況のなかで、
どうやって二人は巡り会うのか?が、もちろん今作の主題ではありますが、
この作品は、そんな単純な恋愛アニメ映画で済んでいないトコロが見所だ。

言ったように、私は男女の入れ替えが話の中心であると思い込んでいたので、
色恋沙汰に留まらない、そこからの壮大な急展開にはかなり驚かされました。

恋愛、友情、超常現象、そして命にかかわる危機と、
これだけ並べれば、それはまんま『ハリー・ポッター』の公式で、
『サマー・ウォーズ』がそうであったように、
アニメらしいストーリー展開と同じくらい、
アニメでしか伝えられないリアリズムを追求するために、
練りに練られた脚本であると納得させられる。

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もちろん、“聖地” と言わしめるほどに、
そこに行ってみたくなるような美しい背景画や、

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アニメとは思えない被写界深度の浅い画作りの新しさなども、
確かに大した物だと思いました。
私としては、会社の目と鼻の先にある四ッ谷駅がいちいち出てくるので、
飛騨方面への思いよりも、そっちの方が気になって仕方がありませんでしたが、
さておき、そんなところにもこの映画がヒットした要因があるのでしょう。

でもやはり、私としてはアニメにしておくのはモッタイナイとさえ思える
脚本の良さの方にこそ本当の理由があるように思いました。



ハリウッド・実写版 “攻殻機動隊”『GHOST IN THE SHELL』。

似て非なるものである『GODZILLA』を例に出すまでもなく、
攻殻機動隊のオリジナルが、
ものすごいリスペクトされているのが予告編だけで良く解ります。

皆さんもご存じの通り、アニメーションに限らず、ライトノベルでも、
ピコ太郎でも、ベイビーメタルでも、クール・ジャパンなんて括りでなくても、
日本のコンテンツは今や海外からも熱い視線を送られております。
『君の名は。』も、実写版に耐える脚本だと私は思いますが、
皆さんはいかがでしょうか?
  

テーマ:君の名は。 - ジャンル:映画

2016.11.25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

HAGLÖFS Barrier III Knee Pant

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残念ながら中止になってしまった立山に向けて、
シズシズと準備を整えていたミッドレイヤー、
インサレーションの7分丈インナーパンツです。

これ、一度履くと止められなくなる依存性の高いもので、
それというのも、この格好でクルマを運転して、
スキー場に着いたら、上からシェルパンツを履けば
そのままGO!のお気楽快速ウェアなわけだ。

もちろん帰りはアウターを脱げば、
さっさと撤収して渋滞に巻き込まれる前に帰れるし、
ハイクアップ時に暑ければ、なんならこの格好で登ってもいいだろう。

今まで使っていたものにはポケットがなく、
パーキングエリアなどでクルマのキーを入れておける場所がなくて
困っていたのですが、いよいよポケット付きのものを手に入れた。

とはいえ、まともに買おうとすると意外なほど高価で、
Gore-Texのシェルパンツと較べても、
7分丈のくせしてその価格差に説得力がまったくないと感じるレベル。
身の丈に合っていない値付けがされているように感じる。

これは、どのメーカーでも同じ傾向が見られるので、
何か高価にせざるを得ない理由があるのだろうが、
私にはまったく窺い知れない。
イマ風に言うと「イミフ」だ。

そんなわけで、数あるインサレーションパンツの中から、
このホグロフスの『Brrier 3』にしたのは、たまたま安いのを見つけたから。
たいした選択理由もなくてスンマセン。

さておき、これでまたひとつ冬の快適性が増してしまった。
道具って、こういうトコ大切よね。

あと、足許に履いているブーツの話もまた今度〜〜
  

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2016.11.24 | コメント(4) | トラックバック(0) | スノーアクセサリー

サーフィン@茨城 11/19

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と、いうわけで。
この週末は立山ではなく海に行くことになった。
ありがたいことに、多趣味だと週末のバックアッププランには事欠かない。

ここ1ヵ月、会社の方があれやこれやと忙しかったこともあり、
幸か不幸かタイミング良く予定が空いたので、
この週末は一日羽を休めるつもりで日帰りサーフが前提であります。

天気のことだけを考えれば、
この週末は晴天で気温も上がると予想される日曜の方だが、
ウネリは土曜の方が残りそうなので、ここは雨予報でも土曜日に行くことにした。

風が北東よりで強く吹く予報もあり、
この日のメンツ、テッちゃん、ユウタくん、Hさんと相談して
風を避けそうな鹿嶋にした。

本当は千葉の館山に行って、「立山は館山になりました」とか、
ボケたかったのですが、そうは問屋が卸しませんです。

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6時頃に着くと、雲が多かったこともあってまだ夜明け前。
とはいえ、陽が昇る時間に水平線が少し赤らんだだけで、終日太陽は隠れたまま。
途中何カ所か雨は降っていたが、ありがたいことに、ここはまだ降り出していない。
気温はクルマの外気温計で8℃。
氷雨の中、ウェットスーツに着替える苦痛を考えれば、これは願ってもない状況だ。

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ビビってサーフソックスを着用したが、まだ鹿嶋でも履かなくても大丈夫そう。
ほとんどの皆さんが裸足であった。
それでも、朝一の砂浜は冷えたコンクリートのような冷たさを、
ソックスの上からでも伝えてきていて、
手を海水に浸けると慣れるまではピリピリと冷たさが滲みてくる。
スーツはもちろん5mmにした。

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波はコシ〜ハラ、たまのセットでムネといった状況。
最初は割れそうで割れないシビれる時間が続いたが、
1時間ほど過ぎた頃からオフショアが入りはじめ、
パワー弱めながらもきれいに割れはじめた。
わずかながらもきれいなフェイスも残るナイスウェーブ。充分楽しい。

どういったわけか、近ごろ私の行く先々で、サイズが上がると
ギロチン的なラインダンパーに見舞われることが多かったので、
この日の波はオジサンにとてもやさしいホスピタリティ高めでとても助かる。

しかして、どうにも腕が上手いこと伸びていってくれない。
上体を素早くリフトさせられないので、5mmのスーツの
動きの緩慢さも合わさって膝が腹下を抜けてくれず、
膝がデッキに引っかかってチャチャっとボードの上に立ち上がれない・・・

テイクオフの時に、怪我を負った手首をかばって、
脇の下まで手のひらを引き込めないのと、
肩〜腕に先週の疲れが未だ残って関節が固まっている様子・・・ヤレヤレだ。

そんなわけで、ぜんぜん波にも集中できずに、
せっかく波を捕まえても、ワイプアウトを何度も繰り返してしまった。
まあまあの数の波には乗れたは乗れたのですが、
アレに全部乗れてたらかなり充実した週末になったのに・・・

道具や技術よりも前に、やっぱり体力だね〜〜〜
分かっちゃいるけどね〜〜〜〜

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7時過ぎから雨は本降りになり、それから先はずっと雨中サーフ。
それでも短い休憩を挟んで、正午前まで4時間びっちり遊んだ。
最後はまったく腕が立たなくなってしまったが、
それでも楽しいからサーフィンは途中で止められない。

スノーボードだと体力がなくなる前に飽きてしまうこともあるが、
サーフィンだとそれがあまりない。
特に今シーズンからボードを短くし始めたばかりで、
それが無性に楽しいということも確かにあるのですが、
この感覚をスノーボードでも持てたら、と、近ごろ真剣に思う。

キーワードはやはり、探究心だね。
スノーボードだと諦めちゃってる部分が、
サーフィンやスケートだとなぜか追いかけられる。
今シーズンは、スノーボードももう少し奥まで追いかけてみよう。
  

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2016.11.22 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

無念!立山ツアー中止

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この週末は立山へ行く予定でしたが、
あいにくの雪不足のため、ツアーは中止になってしまった。

滑り初めはやはりウォーミングアップや調整に充てたいし、
いつも山登りをしているわけではないので、登りの体力も測れないし、
必要になる道具類も思い出すだけで手一杯、そんなこんなもあって、
シーズンはじめにバックカントリーを持って来るのは避けていた。

なので、いかに秋の立山が素晴らしいと言えども、
なかなかに足が向かないのではありますが、
今年の春に立山を訪れたときから、秋の立山行をBC姐さんに誘われていて、
(実際、姐さんは春の立山でその年の秋の立山ツアーの予約を
 目の前のガイドさんに入れるほどのスキモノだ)
ほとんど押し切られるように今年の秋の立山行を決めていた。

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そんなわけで、正直はじめは気乗りしなかったのだが、
不思議なもので、ひと度行くと腹を決めれば
なんだかんだと、気分はオートマチックに盛り上がってくるものだ。

そこに来て、すでに自然雪だけでオープンしたスキー場もあるなど、
北海道からは景気の良い報せがドシドシ届いていたので、
「いきなりバッフバッフかも〜〜」とか、勝手に思い込んでいた皮算用は、
まさに杞憂というやつであった。

そんな感じでリキんでいたぶん、空振り感がハンパない。
手を滑らせたバットが三塁側のスタンドに飛び込むくらい
思いっきり振り抜いてしまった・・・

というわけで、反対に今季に対する不安感が一気に増大してしまった。
ちゃんと降るのかな〜〜雪?
それと、この週末に向けて張り詰めて来た緊張を、
ひとたび緩めてしまうと、またアゲるのに時間がかかりそうでソッチも心配だ。
大丈夫かなあ〜〜オレ?
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2016.11.21 | コメント(4) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

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埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
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近ごろ波乗り。

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