Kashiwax 『Mazukore』『Tsugikore』

2016_1024-18.jpg

先シーズンの最後、立山で使ったKashiwaxの『C.W.D.』が、
滑走力もさることながら、施工もしやすく、かなり調子がよかったので、
次はカシワックスをひとシーズンに渡って使ってみようと思っていた。

2016_1024-19.jpg

そんな矢先、カシワックスから新たに
ベースワックスの『Mazukore』と滑走ワックスの『Tsugikore』が発売になり、
『C.W.D.』の時と同様にデビューフェア的なバーゲンプライスが掲げられており、
お買い得に弱い私は。まるでデジャヴのように飛びついてしまった。

『Mazukore (Base wax)』と『Tsugikore (Top wax)』は、
「プレミアムシリーズで培ったナノダイヤモンドとモリブデンの
 効果的な使用方法を充分に活かし、新素材クリスタによる
 特性のコントロールでハイスペックなオールラウンド性能を
 生み出しました。
(カシワックスHPより)

シーズン中はこのふたつをワキシングすることで
「雪温 -2℃から-16℃の極寒と春を除くハイシーズンのほとんどの状況」
に対応でき、持続性も高く、滑走後にブラッシングすれば
翌日も滑走可能になるという、面倒なしの手間いらずなワックスだ。
やはり、雪温、雪質にいちいち合わせないとならないのは面倒だ。

2016_1024-20.jpg

そんなわけで、本来ならばまだ暑いうちにやっておきたかったベース作りを、
Kashiwaxの下地づくり用ワックス『KWX-1〜3』を使って、
すっかり涼しくなった今頃になって、いそいそとはじめている。

2016_1024-22.jpg

サーフボードのリペアもしていたので、
私の作業部屋は、かなりカオスな状況であります。
季節の変わり目っぽいですな。

さておき、『Mazukore』、『Tsugikore』ですが、
実際に滑ってみたら、今一度報告させていただきます。
  

スポンサーサイト

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2016.10.31 | コメント(10) | トラックバック(0) | スノーボード

さよなら渓谷

sayonarakeikoku2.jpg



sayonarakeikoku.jpg

高校球児が部室で女子学生に集団暴行。
その過去から逃れられない男と、その妻。

すぐ隣に住む主婦が長男を殺害する事件が起き、
容疑者の主婦と、その隣に住む男に関係があるとの通報が入ったことで
それをキッカケに、集団暴行を犯していた男の過去が、
雑誌記者にほじくり返されてしまう。

集団暴行の被害者である女性は、その後、不幸な結婚を経て、
自殺未遂を起こし、失踪していた。

果たして、被害者の女性はまだ生きているのか。

長男殺害事件を追う雑誌記者は、その過去の事件との関連性を求めて、
次々とその男と、その妻の真相に迫ってしまい、
実はその妻こそ集団暴行事件の被害者だった事を知る———

なぜ、被害者と加害者が一緒に暮らしているのか?
どうして二人は仲睦まじく暮らしていられるのか?


隣で起きた長男殺害事件と、
15年前の暴行事件はまったくの無関係なのですが、
被害者の女性は、実はロシアのスパイだったとか、サイコパスだったとか、
「あ〜そうだったんだ〜」とか言えるような、
奇想天外な過去が暴かれるはずもなく、
かといって、暴行事件自体がなかったとか、実は男はえん罪であったとか、
その残酷な事実が特に覆るわけでもない。

男が背負った罪を、映画の最後まで延々と観させられ続けるわけだが、
そんな動かしようのない過去と向き合いながら生きていく男の
「私は幸せになったらいけないんです」という過酷な “思い” は、
あまりに悲しくて、酷く切なくても、どこか真っ直ぐで力強い。
いつの間にかこの男の生き方に共感している自分に気づかされる。

誰にでも人に言えないような過去のひとつやふたつはあるだろう。
どんな夫婦にだって、表から見ただけじゃ分からない、
知られたくない山やら谷やらがあるだろう。

そんな過去とどう向き合って、どう前を向いていくべきなのか。
特殊な状況だからこそ浮き彫りになる真実によって、
そんな誰にでもある “当たり前“ の存在を、今作はあぶり出しています。

ラストシーンで大森南朋演じる雑誌記者が、
男に投げかける質問の答を、あなたならどう考えるだろうか。
機会があれば、是非あなたとその話しをしてみたいです。
  

テーマ:WOWOW/スカパーで観た映画の感想 - ジャンル:映画

2016.10.28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

MAGIC MOUNTAIN エアマットポンプ

2016_hokkaido_2-4.jpg

先日の北海道ツーリングは、
久〜〜〜〜〜しぶりのキャンプツーリングとなったので、
出発前にはキャンプ道具を引っ張り出して確認したり、
実際にツーリングバッグに納めてみたりした。
登山用具と同様に、キャンプ道具もどこまでで留めておくかの線引きが非常に難しい。

よく都心に近いキャンプ場で「引っ越しか!」と、
ついツッコミたくなるような、ほとんど家にいるのと変わらないような充実装備で
キャンプを楽しまれているご家族連れを見かけるが、それほどにキャンプ道具とは、
あればあったで、便利に快適になるものばかりだ。

しかして、積載性に劣るオートバイでのキャンプツーリングとなると、
荷物を満載にした状態では、オートバイの操作性が極端に落ちてしまい、
肝心のツーリング自体が台無しになってしまうことだってあり得る。

そもそもキャンプというのは、
不便さを味わうことも重要な目的でもあると思うので、
「足るを知る」ことも、キャンプツーリングの醍醐味でもある。

もちろんキャンプではなく、宿を押さえて移動すれば、
荷物の問題は解決するのだが、予算的な問題は棚に上げて言わせてもらうと、
それだとチェックインの時間までに移動を完了する必要が出てきたり、
逆に想定よりも早く着きすぎてしまい「もっと先まで行けたなあ」と後悔したりと、
制約も増えることで、旅の自由度が極端に下がってしまうので痛し痒しだ。

2016_0914-23.jpg

左右幅の限られたオートバイの場合、
荷物が増えれば上へ上へと嵩張ってしまうわけだが、オートバイの重心位置は、
極力低い方が安定成分が向上するので、極力それは避けたい。

というわけで、食事は基本外食と決めつけて、今回はコンロすら積まず、
この際バッサリと荷物を減らすことに決めた。
それでも、テント、寝袋、マット、レインウェア、着替えを詰めれば、
ご覧のTouratechのテールバッグはパッツンパッツンに膨れ上がった。

2016_0914-21.jpg
2016_0914-20.jpg

そんなわけで、
微妙に嵩張るTHERMARESTの『ウルトラライトコット』も泣く泣く諦め、

monmbellbed.jpg

小さく畳める、モンベルの『エアパッド』の方を持って行くことにした。

しかして、前回使ったときに、空気を入れるのにかなり難儀した記憶が鮮やかに蘇る。
疲れているところに持ってきて、息だけで給気するのはかなりシンドイ。
今回は関係ないが、厳冬期だと吐いた息に含まれる湿気がマットの中で凍ってしまう
こともあり、そういう意味でも息で膨らませるのは止めた方が良いらしい。

2016_0914-7.jpg

そこで見つけたのが、この『エアマットポンプ』だ。

2016_0914-6.jpg

1L程度のスタッフバッグの中に、厚手のスポンジが埋め込まれているような
とてもシンプルな構造なので、畳めば野球のボールくらいの大きさになって、
とてもコンパクト。

2016_0914-24.jpg
2016_0914-8.jpg

一点、こいつは基本MAGIC MOUNTAINのエアマット用のポンプなので、
社外品用にアタッチメントのノズルが付属するものの、
モンベルのエアパッドに装備される大型の吸気口では、
それでも大きさが足らずに口を密閉できないため、
更にゴムホースを追加して対応しなければならなかった。

2016_0914-9.jpg
2016_0914-11.jpg
2016_0914-12.jpg

そういった対処作業は必要になったが、使い方じたいはとても簡単、
吸入口に接続したら、ポンプの本体に開けられた穴を手で塞ぐようにして
手のひらでポンピングするだけ。仕込まれたスポンジが空気を吸い込んで、
吐き出したら、スポンジの復元力によってまた空気が吸い込まれるというもの。
想像以上にラクにマットが膨らんでくれた。

という具合に、とても便利なグッドアイデア商品でありました。こりゃあイイ!!
ノダガ・・・・果たして、次に使うのは何時になるのだろうか・・・
  

テーマ:アウトドア - ジャンル:趣味・実用

2016.10.27 | コメント(0) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

The BMW Motorrad VISION NEXT 100 と R nineT Scrambler

2016_1011-28.jpg
2016_1011-27.jpg
2016_1011-26.jpg



BMW設立100周年を記念して創られたコンセプトモデル、
『The BMW Motorrad VISION NEXT 100』が発表されました。

自動自律機能を搭載し、絶対に倒れない、
そして、事故回避機能によって、
絶対に事故を起こさないモーターサイクルなのだそう。
だからヘルメットも、スタンドも不要なのだそうだ。
動力源はゼロエミッションであるモーターで、
自律機能もモーターを介して実現する。

とはいえ、今時点ではその技術はまだ確立されていないので、
絵に描いた餅でしかないのではあるが、
いち早くオートバイの電子化やインジェクション化を実現し、
それに伴ってABSやトラクションコントロールなどの安全技術を確立したり、
常に安全に関する革新技術を追求してきたBMWらしい未来のコンセプトだ。

さておき、
この歳になってくると、未来に対する考えがかなり変わる。
これには自分自身驚かされることだ。
若い方々にはきっと別の未来が見渡せるのだろうし、
もちろん同年代でも個人差はあるだろうから、私だけの話かもしれない。

私はより過去にその答を求める傾向が強まってしまった。
それはつまり、未来に答はないという失望感なのかもしれない。

極めて当たり前のことでしかないのであるが、
「未来は正しい方向にしか進まない」という子供じみた思いがなくなった。

未来の人間がタイムマシン乗ってやって来て、
今の私たちにどんなアドバイスをするだろうか?
と考えたときに、「そのまま進むな」としか言われないだろうという失望だ。

だから、
「絶対に転倒しない、ヘルメットが要らないって、それってつまりクルマじゃん」

とか、容易に思い至ってしまう、
モーターサイクルなんていうイの一番に絶滅してしまいそうな
“過去の遺物”の未来をこうやって垣間見ることができたのはちょっとウレシイ。

2016_1011-29.jpg
2016_1011-32.jpg

そんな、すっかり未来にウシロムキな私に対して、
BMWは近ごろレトロな価値観を持たせた私ムキのモデルを投入している。
そんなウシロムキ人間に、ほとんどド真ん中な『R nine T Scrambler』が
いよいよ日本国内でも発売になった。¥1,765,000(税込)。

2016_1024-27.jpg

キャストホイールが純正装備されるようだが、
私なら是非、画像のクロススポークホイールを
ディーラーオプションで装着したい。
タイヤはもちろんSHINKOの『E804/5』にする。
スクランブラーなんだから、ブロックタイヤに決まっておろうが!

2016_1011-30.jpg

それ以外にも純正のオプションパーツが豊富に揃っていて、
私のようなウシロムキ人間の心を揺さぶるのがとても上手なのだが、

2016_1011-31.jpg

中でもこの『クラシックエンブレム』というオプションパーツにはヤラレた。
すごいセンスだ。
何の役にも立たないフェイクなパーツであっても、
このテのこだわりはかなり好きであります。
こういうくだらないことに精を出す大メーカーってアホくさくて最高だ。

2016_1024-26.jpg
2016_1024-25.jpg

BMWにはユーザーが行うカスタマイズに対し、
その隙すら与えないような、潔癖気味のお堅いイメージがあったが、
最近BMWは『R nine T』という肩の力の抜けたモデルの発売をはじめ、
カスタムビルダーに自由にカスタマイズさせたオートバイを造らせてみたり、
それまでとは正反対に映る、まるでハーレーのような、
オートバイの楽しみ方に関して寛大なイメージ戦略をとっている。

そんな中にはこんなサーフボード用のキャリアを装備した
『BMW Concept Path 22』なんてのもあって、私なんぞは気が気でない。
もちろんこんなのあっても、アクアラインの強風で吹き飛ばされそうで、
せめて、高速を使わずに海に行ける距離に住まないと使い物にならなそうだが、
オートバイに乗ってサーフィンをしに行くなんて、
すごく夢のある話じゃないですか。

といったわけで、もし今オートバイを買うなら
間違いなく『R nine T Scrambler』だ。
もちろん新車でオートバイを買う予定も甲斐性も一切ないのだが、
近ごろ欲しいと思えるオートバイすらなかった私には大きな一歩だ。

近ごろBMW Motorradの勢いが止まりません。
  

テーマ:BMW バイク - ジャンル:車・バイク

2016.10.26 | コメント(0) | トラックバック(0) | R1200GS

サーフィン@千葉南 10/22

2016_1024-7.jpg

先週怪我を負った箇所は未だに痛むが、
それでもジッとしてもおられず、「なんとかなるでしょ」と、
今週も海に向かってしまった。

2016_1024-1.jpg

今週はウネリが南寄り。風は強めの北東寄りの予想なので、
房総半島の南端、館山に向かった。なので久しぶりのアクアライン。
メンツはatuにOYくん、そして二人の知り合いで、
私ははじめましてのSさんの4人。
ちなみにSさんはメチャ上手い方だ。

2016_1024-2b.jpg

ちなみに、この日は曇りでも外気温は17℃で、
先週の大洗より10℃近く気温が高い。
さすがは南房総。南国です。

2016_1024-6.jpg
2016_1024-5.jpg
2016_1024-4.jpg
2016_1024-3.jpg

もちろん海水温も高くほとんど夏と変わらない。
心配された風も遮られ、朝のうちはほぼ無風で
面ツルとまではいきませんでしたが、まあまあ面も整っていた。

波の方はというと、ハラ〜ムネで、セットでカタ〜アタマなんてのが入っているが、
残念ながらものすごいダンパー。
上の画像は海から上がったあとの時間帯なので、かなり納まって来ていた頃のもの。
入水した7時頃はちょっとしたスペクタクルだった・・・

左手の小指も、左肩も相変わらず痛みは残るので違和感はあるが、
パドルもテイクオフもまあ問題なくできてしまった。
「よしよし」と独りごち「それじゃあ早速」とテイクオフすれば、
ボードの上には立ったものの、それは波のリップの上で、
つまりは足許には広大な空間が広がる。
そこからまるでハシゴを外されたように急降下して叩きつけられ、
頭上から降り注ぐ巨大な波に打ちつけられて、逆巻く海水に撹拌されて浮上するのみ。

気がつくと頭から流血していた・・・・
掻き回されている最中に自分のボードが当たった感触があったが、
それはフィンだったったようだ。
幸い大したキズではなかったのだが、海の上では傷の深さも分からないし、
atuに見せると、私に気遣いながらもかなり塩っぱい表情をされてしまい、
心を折るには充分な出来事で、そこからはビビって飛び込めない。

できるだけダンパーにならなそうな厚めの波を待ってテイクオフを試みるが、
腰が引けているので切り立ったフェイスを滑り降りる途中で簡単にワイプアウト。
そんなこんなを繰り返していたら治りかけの指まで痛くなってきてしまい、
ほとんど手も足も出せないままに終了になってしまった。

ここでSさんは仕事のため上がられて、
いつもの三人でもう少し波の小さそうな場所を求めて北上することにした。

2016_1024-23.jpg

途中、Sさんに教えてもらった千歳にある『花の蔵』で、
『特製ラーメン塩』を戴く。
さっぱりコク深でこれまた美味いっ!!!!!

2016_1024-9.jpg

そのあと、鴨川でテッちゃんと合流すべく房総半島の東側沿岸を
北上しながらポイントを探すが、千倉、花籠、千歳、白渚(しらすか)、和田、
京王マンション下など、どこも強めに風が入ってしまっておりイマイチの状況。
(上の画像は和田浦の状況)
南下して来たテッちゃんによるとマルキは良さそうだったが、
残念ながら大会が開催されているようで、駐車場は関係者専用の様子。

この日は曇り空のため暗くなるのも早そうだ。
そうこう悩んでいるウチに時間は13時を過ぎ、タイムリミットは迫る。
右往左往していたらマルキの大会は終了したようで、
15時前にマルキで第2ラウンドを開始した。
ノダガ・・・
完全な風波にウネリが加わって、サイズは依然コシ〜ムネ以上。
もちろん面はザワザワで、私には合わせるのが超絶ムズい。
それ以前にパドルアウトのタイミングを外すと、
幾重にも重なって襲いかかる、叩きつけるような波に行く手を阻まれてしまう。
そんな波を前に、怪我を負った私の手では、
ドルフィンはおろか、ボードを押さえてさえいられないので、
ボードを投げ捨てて、身ひとつで波を越えて行くしかなく、
リーシュに繋がったボードをたぐり寄せては放り投げてを繰り返す他ない。

2016_1024-10.jpg
2016_1024-11.jpg

ショートに乗られる上手な方々は、そんな波でも苦もなく乗っておられましたが、
第1ラウンドの悪いイメージに完全に支配されてしまった私の及び腰は、
私の上半身を置いて数十メートル後方に引けてしまっているままだ。
そんなわけで、一本もまともに乗れずに退却を余儀なくされた・・・

今日の一言。
サイズのある日は、体調が万全でないなら止めておこう。

引く勇気は海でも山でも同じだな。

2016_1024-24.jpg

そんなこんなで、すっかり心が萎えたところに、アクアラインの渋滞に見舞われ、
気がつけば木更津アウトレットパークで憂さを晴らしていた・・・
ヤレヤレな週末でありました。
  

テーマ:サーフィン・ボディボード - ジャンル:スポーツ

2016.10.25 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

Karakoram Ultra Clips 【12/7改訂版】

2016_1023-7b.jpg

やはり、何事も経験してみなければなりません。
という大義名分の下、『Karakoram Ultra Clips』を買ってみました。

念のため説明しておきますと、こちらはスプリットボードを結合するため、
ボードの上下に二箇所装備されるクリップで、
中でもKarakoramのクリップは、左右にスプリットされたボードを、
「離れないように留めておく」というレベルから、数段階アップグレードさせて、
テコの原理を持つレバー操作で強固に結合させる特徴を持っている。
そんなKarakoramから、5年の時を経て、いよいよ今季
『Ultra』と名付けられた新しいフックが登場した。

「ウルトラを名乗るほどの結合力が本当にあるのか?」という疑問の前に、
発表されていたメーカー画像では、このクリップがどういう動きをするのか、
サッパリ解らなかったので、そちらの方が知りたかった。というのが本音。

2016_1205-25.jpg

取り付けの注意点は、
黒いプラスチックパーツをフックの間に挟むように填めること。

2016_1205-26.jpg

ちなみにこちらもVOILEのホール位置でそのまま着きます。

ボードの厚みによって変わりますが、
Flyfiskの場合は18mm長のボルトがちょうど良さそうです。
(画像は手持ちの16mmで留めてます:後日交換予定)

ちなみに、Karakoram Clipは、一本だけ本体に切られたネジ穴に通さねばならず、
そこにユニファイネジ(インチネジ)を使う必要があったのですが、
今回ボルトは4本全てナット留めになるので、
4本とも日本では一般的で手に入りやすいミリネジ/ナットにしました。
ユニファイはヘキサゴン(六角)レンチでもスパナでも、
工具もすべてインチ管理になるので、メンドクサイ。

2016_1024-15.gif

んで、知りたかった固定方法ですが、
固定されたベースのプラスチックパーツの上を、
本体がスライドするようになっていて、
L字のフックをレバー操作で引き込むようになっていた。
その構造は複雑と言えば複雑になりましたね。
シンプルこそベストだと信じる私の心境もちょっと複雑だ。

2015_1230-3.jpg

ただ、Karakoram Clipでは難しかった、組み立て時の割れた板の位置合わせが
PLUMのクリップと同様に、手に持ってすれ違わせれば位置決めできるので、
容易になるように思う。

2016_1023-1.jpg
2016_1023-2.jpg

それと、Karakoram Clipはハイク時に、レバーと四角いOリングフックが、
カチカチと音を立てながらブラブラしていたのだが、その心配もなさそうだ。

2016_1024-28.jpg

一応重さも量ってみたが6g重くなっただけだった。
(ボルトを2mm長くするので多少重くなるかも)

肝心の結合力ですが、受け側のL字フックの取り付け位置を調整すれば
今まで以上に好みの結合力を得られるようになりましたが、
結合力じたいがウルトラ級に上がったか?と問われればそうでもない。

ただ、Karakoram Clipでは片側のフック部に引っかけた四角いOリングを、
レバーで斜め上方に引き上げる方向に引っぱっていたので、
結合力を強める設定にすると、特に厚みが薄いボードの場合、
ボード同士がトップシート側にV字に反り返ってしまっていたが、
Ultra Clipsは平行にスライドさせて引っぱるので、
結合力を上げてもその心配はなさそうだ。

それと、Ultra Clipsは引っ張り力でレバーを結合位置で固定するのではなく、
物理的にロックする機構によって固定されているので、
レバーをロックさせる力、そこからレバーを起こす力は、
今までよりも要るようになったように感じる。
Karakoram Clipのレバーよりも大型になり、
指の先を差し込む下側の空間も広がったので、やり易くはなっているが、
かじかんだ手で操作するには、このレバーの開閉には
若干だが今までよりも苦労させられるかもしれない。

私の結論としては、Ultra Clipsは確かにいいモノだとは思いますが、
現在Karakoram Clipを使われているのであれば、
あの金額を出してまで交換する必要はないように思います。
今使っているKarakoram Clipを下取りできて半額とかになればいいのに。
ヤフオクに出すか〜〜

使ってみて何か気がつくことがあればまたご報告いたします。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2016.10.24 | コメント(5) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

私に会うまでの1600キロ

wild_5.jpg



『私に会うまでの1600キロ(原題:WILD)』は、
どん底の人生を歩んで来たひとりの女性が、
パシフィック・クレスト・トレイルの1,500kmの旅路の果てに
再生するまでを綴った物語だ。

実は北海道ツーリングに行くずっと前に観ていたのだが、
単純な私は、この作品を観てかなり “旅欲” をかき立てられてしまったことを
先に告白しておこう。
それくらいにアウトドア好きのハートにストレートに刺さる映画だ。

wild_8.jpg

Pacific Crest Trail (略称PCT)とは、メキシコ国境から、
カナダ国境までのアメリカ西側の様々な山を縦走する、
総延長は4,000kmに及ぶアメリカ三大長距離自然歩道のひとつ。

自身が招いた様々な苦境から逃れるために、自身を見つめ直そうと、
このPCTを踏破することを思いつくわけだが、
四国のお遍路さんとはもちろん違う。

wild_4.jpg

しかも、リース・ウィザースプーン演じる主人公のシェリルは、
ホワイトガソリンはおろか、テントの張り方も知らない、
まったくのアウトドア初心者。
それ故、思いつく限りの荷物をすべて飲み込んだ、
自分の体重の何倍もあるザックを背負って出発してしまう。

wild_6.jpg

そんな彼女だから、もちろん登山靴なんて買ったことなどないわけで、
案の定サイズが小さすぎて、親指の爪を剥がしてしまう。
しかも、その治療のあいだに傍らの岩の上に置いておいた登山靴を、
断崖絶壁の谷底に落としてしまうという、絶望的なシーンから映画は始まり、
誰もがその旅路の不可能さ加減を察してしまうことだろう。

だからこそ、なぜ何のアウトドアの知識もない女性が、
これほどまでに過酷な旅路に出る必要があったのか、
それほどまでに贖罪を願うこととは何なのか?を知りたくて、
一気に物語の中に引き込まれてしまう。

旅が進むにつれて明かされる彼女の過去。そして、
多くの人々との出会いによって、時に助け合い、励まし合い、
危険な目にも遭いながらも旅を続け、
約100日間かけて、1,600km先のオレゴン州とワシントン州の州境となる
コロンビア川に架かる「神の橋 (Bridge of god)」に辿り着くまでが描かれる。

wild_9.jpg

wild_7.jpg

原作はシェリル・ストレイド。
そう、この奇想天外な物語は、彼女の壮絶な半生を描いた実話なのだ。
そして、彼女の実の娘が主人公の子供時代を演じており、
自身も劇中に登場している。

wild_3.jpg
wild_2.jpg

旅の途中に出会う、アメリカの壮大な自然の風景も必見だ。
アウトドア好きなら、それだけで白米がおかわりできるだろう。

過酷でありながらも美しいアメリカの原風景の中を巡る旅の果てに
彼女は何を見つけ、何に気づくことができるのか。

胃に来るような過酷な状況描写も、美しい景色も、
だからこそ、観る者に同じ旅路と、観る者自身の反省や再生を体感させてくれる
素晴らしい映画でありました。

2016_0425-52.jpg
2016_1017-29.jpg

私もこの時のシェリルのように
「旅」というものを日常の傍らに置いて暮らしてはいない。
私は滑り降りるために雪山に登っているのであって、
その先にある壮大な景色を眺めて、
神の存在を感じるために登っているわけでは決してないし、
オートバイに乗るためにツーリングに出るわけで、
人や新たな場所との出会いが目的でもない。

でも「この場所なら自身をリセットできたり、浄化できたりもするだろう。」
と、思えるような場所ならいくつか知っている。

というか、誰だってリセットできるならしたいと望むだろう。
そして、そのために登らなくても、結果、浄化されていたりもする。
そういう気分、誰にでもあると思います。

東京のあたりはここ数日、季節外れの残暑のような日が続きましたが、
今日からまた日に日に気温を下げていくようです。
冬の到来を誰よりも心待ちにしているであろうこのブログをお読みの方なら、
絶対にハマるアウトドア映画だと思います。
冬が来てしまう前に是非!
  

テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

2016.10.21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

«  | ホーム |  »

FC2Ad

プロフィール

埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR