ROOM

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『ROOM』は、17才のときに、見知らぬ男に拉致され、
その男の家の裏庭にある、天窓しかない小さな小さな納屋の中で、
それから7年間にわたり監禁され続けた少女と、
監禁場所で生まれた誘拐犯を父に持つ5才の息子の物語。

それだけで、この映画の説明はもう充分だろうとは思うが、
蛇足ながらも、もう少しだけ書かせてもらう。

上映時間のほぼ折り返しで、この親子は監禁場所(ROOM)からの
脱出に成功し、つまりは映画の前編、後編で、
きれいに監禁時の話と、解放後の話に分けられている。

面白いのは、監禁時がとても夢のある世界、
もしくは、残酷な世界のように象徴的に描かれていることに対して、
解放されてからの方が、酷く現実的に描かれている点だ。

解放されてからは、とにかく抑揚がなく淡々と描かれていて、
それはつまり、誘拐された当人だけではなく、
ある日突然、17才の娘が失踪してしまった両親にとって、
そして、その娘が、誘拐犯の息子を連れて7年後 “無事に” 帰って来るという、
一旦は完全に破壊されてしまった人生の凄まじさは、
誰にでも想像できる通りであり、
そして、想像以上に残酷であることをあぶり出している。

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だからこそ、そこから再生する人生にとって、
まるで天使のような5才の男の子の存在自体が、
破壊されたすべての人の希望となって顕れている。

(上に貼った画像は、武器になるガラスの道具のない、
 鏡のない部屋で生活してきた二人がはじめて自分の姿を覗くシーン)

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そんな物語のターニングポイントを象徴する、
助けを求めて逃げ出した男の子が、
それまで小さな天窓からしか見たことのなかった “空のすべて” を、
はじめて見上げたときの表情に、誰もが心を打たれることだろう。

つい先日タイムリーなことに、「埼玉少女監禁事件」が発覚した。

アイデアとしては奇抜に思える物語なのだが、
その実、どこにでもあり得る現代社会の持つ「歪み」と、
それを越えて行く人間の強さと優しさを描いた力作だ。
とても素晴らしい映画でありました。
  

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2016.09.30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

DJI Mavic Pro



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『GoPro Karma』の登場で、
いよいよひとつの完結を迎えるやに思えたドローンの開発競争であったが、
その発表から間髪入れずに、ドローンの老舗と言っていいDJIから、
『Mavic Pro』の発売が発表されてしまった!!!!
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詳細は専門サイトに任せるが、難しい操作なしで達成されている(とおぼしき)
自動追尾機能を含む、自動航行性能と折り畳み時の外形寸法が、
幅83mm×奥行き198mm×高さ83mm、重量はわずか743gと、
非常に軽量で積載時のコンパクト性に優れている。
しかもカメラ付きで¥119,800(税込)。

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Karmaはご覧のように、畳み方もさして手の込んだ方法ではなく、
畳んでも長さ365.2mm、幅224.3mm、厚み89.9mmもあり、
重さも1kgを超えており、すでに較べるまでもない。
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KarmaがHERO4など、過去のモデルにも互換性を持たせていることは
評価できるが、それでもドローン本体だけで約¥120,000だ。
取り外せて手撮りでも使える、単体でも¥36,000もする
ジンバルを搭載しての価格ではあるが、Mavic Proの小ささを見るに、
そこにこだわったが為に、これ以上小さくできなかったというのが真相だろう。
あればあったで使うだろうが、あまり関心のない人間には、
GoProがそれほどまでにこだわった、外せるジンバルのメリットは、ほとんどない。
つまり、GoProはその一番の魅力であるはずのアクションカメラメーカーで
あることが、ドローン造りにおいては足を引っぱったということだ。

いやはや、GoPro Karma、発売開始前にしてもはや完敗と言っていい状況だ・・・・
文字通りの三日天下でありました・・・こりゃ悲しい!!!

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そう言えば、
防水機能や、放り投げて飛行を開始したり、自動追尾での自撮りに
かなり特化した(と思われる)機能を満載させた『Lily』だったが、
Kickstarterで4億円以上、1万5000機を越えるオーダーを集めたという話は
聞いていたが、その後どうしたんだろう・・・
(amazonでも夏頃には販売していたようだが現在は在庫なし)
少なくとも私がLilyを買っていて、今回『DJI Mavic Pro』の登場を知ったら、
かなり悔しい思いをしたに違いない。
日進月歩で進化しつづける業界なら尚のこと、一日でも発売が遅れれば
それはもう取り返しの付かない事態を招くことになる。文字通り命取りだ。

クラウドファインディングのもつ可能性は否定しないが、
経営者の才覚は資金調達能力にこそあるのだから、こういうことがあるとやはり、
自己資金なしで始められる事業の責任感って、
アフターフォローを含めて疑わしく感じてしまう・・・

・・・といった年寄りの冷や水は置いておいて、
優れた自動航行性能にコンパクトな携帯性を持ち合わせる『DJI Mavic Pro』は、
「空撮がしたい」という方よりも、現場まで自分で運んで、
自分がするアクティビティを自撮りしたいアクティブ・ナルシストな方
(つまり私のコト)にとっては、もう真打ちと言って良いのではなかろうか!
やべえ〜〜これは欲すぃ〜〜〜
  

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2016.09.29 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

SHOEI HORNET ADV と旅してみて思ったこと

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北海道ツーリング行きを決意できたキッカケとして、
この『SHOEI HORNET ADV』の存在も、タイヤ以上に大きかった。

基本的に大雑把なクセに、ある程度計画的にコトが進まないと気が済まない私は、
はじめる前から細かいことがいちいち気になってしまう。
ひと度、旅立ってさえしまえば、風の向くまま気の向くままに行動したいのであるが、
後には引けない、ロングツーリングならば尚のこと、
想定外のことなど言語道断、あってはならないので、
私は、行程などのプランニング以上に、道具類の準備は入念にする質の人間だ。

中でも四六時中被っていることになるヘルメットに関しては、フィッティング、
防音性能など、直接疲労となって顕れてしまう被り心地はもちろんだが、
特に確実な視界を確保するためのシールドの性能は、
風の向くまま気の向くままな行動のためには、一番重要になる問題だ。

しかもそれらはあくまでも基本性能の問題なので、
メンテナンスやチェックでどうにかなる問題ではそもそもない。
当たり前のように思えることだからこそ、その当たり前が破綻したときに、
背負わされるリスクや、せっかくの旅行中の気分を削ぐような事態など、
それによるマイナス面は計り知れないものがある。

なので、「雨が降ったら、シールドが曇ることもあるだろうな・・・」とか、
昨日書いたように「タイヤによってはダート路は気持ち良いだろうけど、
舗装路での乗り心地は最悪だろうな・・・」
とか、
ハナから諦めざるを得ない状況というのは、
それが原因でツーリング自体を断念したくなるほど、
私にとってはすでに死活問題だ。

そんな偏屈な私が、今回北海道へロングツーリングに出るにあたって、
このHORNET ADVというヘルメットの存在は存外に大きく、
後悔したくない北海道ツーリングで、是非こいつを試してみたいと思ったし、
こいつがあったからこそ「北海道に行ける」と思えたと言っても過言ではない。

長距離移動できてしまうが故に、クルクルと変わる天候下にあっても、
一切の曇りを発生させることも、安易に傷ついてしまうこともなかった。
纏わり付くようなオホーツクの潮風に視界を遮られた以外は、
常にクリアな視界を維持し続けてくれたし、それにしたって特別な方法なしで、
ティッシュで拭き取れば、すぐにクリアな視界が取り戻せてしまう安楽さだ。
シールドだけでなく、内側に架けていた眼鏡も今回の3,000kmに及ぶ道中において、
一切曇ることもなかったことは、ヘルメット内部の喚起性能にも
優れている証左と言えるだろう。

HORNET ADVは、見事に私の期待に応えてくれた。

そんなわけで、今回はロングツーリングに占める、
ヘルメットの役割の大きさを、まざまざと痛感させられた旅となりました。

いやはや、SHOEIのヘルメット、心の底から見直した。
アライ派、ショウエイ派と、まるでホンダ党、ヤマハ党のように派閥があるが、
心象だけでその片方を食わず嫌いしていたら、
こういうモッタイナイ思いをすることになる好例だと思い知らされた。
  

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2016.09.28 | コメント(2) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

HP2 Enduro タイヤ交換 SHINKO E804 E805

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北海道はモーターサイクリストにとって、永遠の聖域だ。
でも、最近の私にとっては「北海道にツーリングに行きたい」ということよりも、
「北海道の林道を走りに行きたい」という願望の方が先に立つ。

それはもちろん、今に始まったことではなく、
HP2 Enduroを手に入れてからこれまでずっと夢想し続けていたことだ。
そんな夢を果たせずにいたのは、北海道へツーリングに行くための
時間やお金といった現実的に越えるべきハードル以上に、
実はタイヤの問題が大きかった。

HP2 Enduroでダート路を安全に、そして、軽快に走破することを第一義に考えれば、
フロント21インチ、リア18インチのブロックタイヤが必定となるが、
フェリー乗り場までの距離も、林道まで広大な北海道を移動する道程も、
そのほとんどすべてがブロックタイヤの出番ではない舗装路だ。

その乗り心地に関しては、オートバイのシートがマッサージチェアになり、
ハンドルは絶え間ない微振動に襲われ続け、ヘルメットを通しても伝わる
盛大なパターンノイズによって、景色の良い道を気持ち良く走るどころか、
それは最悪の思い出に化けてしまいかねない。
舗装路で得られるグリップ感と、その乗り心地はほとんど最悪の部類に属する。

余裕あるパワーと、鷹揚な車体でもって、
退屈になりかねない移動区間をラクに、そして何よりも、
楽しめてしまうからこそのビッグオフローダーなので、
それを享受できないのであれば、本末転倒になってしまう。

そんなビッグオフローダーの持ち味を存分に活かすためには、
ダート路での走破性と、舗装路での安楽性という二律背反した要件を、
できることならば双方共に失うことなくバランスさせたいわけだが、
そんな上手い話などあるわけなく、どちらか一方を優先するか、
どっちつかずではあるが、その中庸を行くのかするしかない。

そんな逡巡に、ほとんど最適解といっていい答をもたらしたのが、
ダート路でのトラクション感を得られるギリギリまでトレッドを太くして、
舗装路での接地感と乗り心地を、充分以上に上げることができる、
フロント19インチ、リア17インチの組合わせだったというわけだ。

でも、F19/R17インチとはいえ、そこに組み合わされるタイヤの種類によって、
ダートとオンの割り振りは大きく変わってしまうので、
重要なのはもちろんタイヤ選択となる。

本音を言えば、新登場したミシュランの『ANAKEE WILD』あたりを
太っ腹に試してみたいところであるが、私の懐事情がそんな贅沢を許すはずもなく、
かといって、装着されている『KAROO-3』のリアタイヤの残溝量では、
お世辞にも今回の北海道旅行を楽しめそうにはない。

それに、そもそもKAROO-3のダート走破性には、正直に「?」が付く。
KAROO-3が登場したときには、
「フロント21、リア17インチのノーマルホイールでも、
KAROO-3ならば、北海道もイケるのではないか?」と、
一度は色めき立ったものの、それまでのKAROO-Tに較べ、
確かに舗装路での乗り心地や、操安性、ライフは向上していたが、
肝心のダート路では、ブレーキングでも、トラクションでも、
空気圧の調整が必須で、そうしても尚グリップ感には欠けており、残念ながら、
KAROO-3をもってしても、F21/R18インチの組合せを超えるような
北海道行きの決定打とはならなかった。

これはKAROO-3に限った話ではなく、初代ANAKEEにも感じていた部分で、
ビッグオフローダーを、高速道路を含め長距離移動させることを念頭に置くと、
やはり高速走行時の安全マージンを多く取らざるを得ないのだろう。
ビッグオフ専用と言っていいこのサイズのチューブレス ブロック タイヤであっても、
ダート路での走破性は二の次になってしまうように思う。

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そんなわけで、
今回はSHINKOの『E804(front)・805(rear)』を試してみることにした。
つまり、どうせなら安いのにしとけ。と、そういう開き直りだ。
前後併せてもなんと2万円!(工賃別)
これはミシュランと較べて1万円もの節約となる。

もちろん、この値段にはウラ(理由)があるはずで、
安かろう、悪かろうの可能性も否定はできない。
待ち望んだ北海道林道ツーリングを台無しにする可能性も残す、
ある種の賭けでもある。

その理由として、真っ先に思いつくのは、指定された速度レンジだ。
フロント「110/80B19 M/C 59Q」、リアは「150/70B17 M/C 69Q」で、
ANAKEE WILDは、それぞれ「60R」「69R」と、加重指数は同等ながら、
速度レンジは「Q:160km/h」と「R:170km/h」と、
時速10kmほど、メーカーが指定する設定スピードに違いがある。

これはアウトバーンで育ったBMWをはじめ、
欧州メーカーにとっては死活問題でもあり、
速度レンジは担保されるべき重要なファクターでもある。
今回交換作業をお願いした練馬の『モトショップ・ボンバー』さんによると、
BMW乗りの方はガチに飛ばされる方が多く、実際このタイヤを
変形させてしまうような荷重を架ける強者も少なくないのだそうで、
速度レンジは守るよう、口酸っぱく注意を受けた。

でも、逆説的に言えば、高速走行の操安性を度外視できれば、
ある程度ダート性能に偏らせることも可能なはずだし、
そういった割り切った考え方は、大手タイヤメーカー、中でも、
欧州バイクメーカーに純正採用されるようなメーカーには決してできないはずだ。

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んで、実際に装着してみれば、練馬から埼玉の自宅に戻るあいだで、
すでにこのタイヤの感触の良さに舌を巻くことになった。

兎にも角にも、当たりが「柔らかい」のである。

最初はコンパウンドの柔らかさによるものかと思ったが、北海道での2,400kmに、
新潟港までの往復600kmを加えた3,000kmを走りきった後でも、
目だった減り方はしていなかったので、先入観も多分にあるのかも知れないが、
これはタイヤのケース剛性の低さが、むしろ良い方に出ているものと推測される。
まるで1G前後の初期動作の良い小さなサスペンションが追加されたような感触だ。

この感触の良さこそKAROOやANAKEEに、まさに私が求めていた部分。
物理的なグリップ力は同等ながら、接地感を硬質にすることで、
ロードインフォメーションが豊かに伝わるように設定するのは、
高速走行を余裕をもって許容しようとするタイヤがよくやる手だが、
私の場合、それだとイマイチ安心して攻め込めない。

なので、ぺたっと路面を掴んでいる感覚が強く、
そのため安心してバンクさせていける柔らかい感触の方が、
ビッグオフローダーの中でも軽量で、
軽快な動きが持ち味のHP2 Enduroには、より合っていると思う。
だからといって腰砕けになるようなこともなく、
120km/h程度までの速度域ならば剛性感も充分以上に確保されているし、
私とHP2 Enduroの組合わせであれば、そこまで担保されていれば何の問題もない。

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そんな好感触は、驚いたことに肝心のダート路でも変わらずで、何しろ、
今回の行程では、一度もタイヤの空気圧をいじらなかったことでも、
その感触の良さが解ってもらえるだろう。
つまり、KAROO-3の空気圧を下げたとき以上のグリップ感があり、
いっそ18インチのリアタイヤとでさえ渡り合えるようなレベルでもあった。

もちろん、幅の広くなるF19/R17インチの組合わせは、
F21/R18インチに較べて、マディやサンドで足を取られる傾向があるので、
このSHINKO E804/805の好感触も、私のグリップ優先の走らせ方と、
北海道の素晴らしいフラットダートによるところが大きいと思われる。
誰にとっても、何処であっても当てはまるものだと言うつもりは毛頭ないが、
たとえ北海道限定の乗り味だったとしても、
充分に元を取れるコストパフォーマンスだと思う。
存外の操作性と走破性でありました。

そして、フロント19インチの利点として、
つづら折りの舗装路、つまりワインディングロードでの安定性が挙げられるが、
SHINKO E804は、ここでもとてもブロックタイヤとは思えない反応の良さを見せた。
ここにはとても書けないような速度で走ることのできる峠道でも、
ヒラリヒラリと軽快でありながら、豊かなグリップ感は相変わらずで、
前傾姿勢のスポーツモデルを相手にしても、そこそこ着いて行けそうな雰囲気だ。
つまり、かなり速い。
これは今までHP2で試した、すべてのタイヤサイズ、銘柄を軽く凌駕しているし、
最近履き替えた『Pilot Road 4 Trail』とR1200GS(05)の組合せよりも速い。

しかも、ウェット路面でも変わらずの反応の良さを感じさせるのだから、
もう脱帽するしかないだろう。

といったわけで、HP2 Enduroと、
フロント19、リア17インチの『SHINKO E804/805』、
そして私との組合わせにおいて、もしもこれ以上を望むならば、
あとは林道の入口までオートバイをトランポに積んで行くか、
林道近くのベースキャンプでタイヤを交換する以外にはないだろう。
(もちろん、それはすでに私にとってはツーリングではない)

つまり、その道程に於いて、オンロード80%、オフロード20%という
距離の配分になる、よくある林道ツーリングで、
オンロードとオフロードでの走りの楽しさを50:50にまで引き上げる
現在望みうるベストな選択であったと断言できる。
あまり知られていない無名ブランドながら、その実、もの凄いタイヤでありました。

ただ、HP2 Enduroにフロント19インチホイールを組み合わせている人など、
他にいらっしゃらないだろうから、あまり参考にはならないとは思いますが、
『90/ 90-21 M/C 54T』『130/80-17 M/C 65T』という
HP2 Enduroの純正タイヤサイズもラインアップに加わったので、
そちらを試してみる価値はあると思う。
R1200GSであっても、高速道路での速度レンジを守れる方なら、
林道ツーリングに使ってみて間違いのないタイヤだと思えたことは
書き添えておきます。
  

テーマ:BMW バイク - ジャンル:車・バイク

2016.09.27 | コメント(0) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

サーフィン@伊豆 9/24〜25

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この週末は一泊二日で伊豆へ。
メンツは先週に引き続きatu、OYくん、ユウタくんに、
KMくん、Hさんご夫妻にSさんに私を含めた8人。
OYくんは秋分の日の木曜日、
ユウタくんとKMくんは前日の金曜日から伊豆に入っているところに、
追っかけで伊豆に入るという計画。

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いきなりサーフィンとは関係がない話で恐縮ですが、
箱根に近頃できた、日本一の大吊り橋『三島スカイウォーク』付近の国道1号線の、
細かいつづら折りだった部分が、
走りやすい屈曲の緩やかな道に敷き直され、きれいになっていた。
観光名所の集客性にはアクセスのし易さも大きく関係するのだろう。
さておき、開通したばかり新しい道を通るのはちょっとうれしい。
しかも、東海道だし、天下の険だし。

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私がみんなと待ち合わせたポイントに着いたのは8時。
このポイントに決まったのは、金曜から来ているユウタくんが
近所の各ポイントを見回った結果選択されたのだが、
最初の一報が来たのは6時前。
本来であれば1ラウンド終えたあたりの先発組と合流するはずが、
2時間が経った時点でまだ誰も海に入っていなかった・・・
分かりやすく言うと今週も良い波にありつけなかったわけだ・・・まあ仕方ない。

9月も半ばを過ぎ、もの凄い数の人でごった返していた伊豆の海も、
すでに閑散としていて、それはそれでうれしいのだが、どことなく寂しい。
この日のように陽差しもなく、風が入ると、
伊豆であっても濡れたウェットが肌寒く感じる。秋はもう目の前だ。

スネを気持ち越える程度のサイズで、ごくたまにモモ〜ハラ程度の波が、
力なく入って来るような状況。
とはいえ、ある程度は予想された事態だったので、
実はこの日は久しぶりにロングボードを持って来ていた。
お茶を濁すようなサーフィンは、正直気乗りしないがこの際仕方がない。

んで、その久しぶりのロングボードですが、
ボードを短くしはじめてから、やはり乗ってみた気分が違う。
波が波なので余計にそう感じるのだが、イマイチ盛り上がらない。
こう言うと偉そうに聞こえてしまいそうだが、
もちろんロングの方が簡単だとか言いたいわけでは決してない。
それほどまでに、今の私は修行の気分だということだ。
もう少し上手くなれないと、気持ちに余裕が生まれない。
つまり焦っている。

という、波乗りに対して余裕のない自分に気づけたことは収穫であったが、
なんだか望む方向性とのズレを感じて寂しいは寂しい。
仕事は切羽詰まった方が楽しいが、こういう感じでは遊びたくない。
もっと肩の力を抜かないと。

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一日曇りで過ごせるかと思っていたが、
9時過ぎには雨が降り出した。
着替えと荷物の積み込みの時だけでも止んでいてくれれば問題ないのだが、
この日はこのまま一日雨であった・・・二週連続雨。秋雨憎し。

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それでも3時間遊んで11時過ぎに『山の上亭』で
「アジのたたき丼」をいただく。お茶漬けにしたら旨いだろうなぁ〜。
とか、頭の中はすでに夜に戴く日本酒で一杯になっている・・・

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食後に念のため白浜もチェックする。
ウネリは白浜の方が拾っているようだったが、
この日の白浜は大会が開かれ、ビーチのかなりの部分を大会で使われているため、
一般のサーファーが入れる場所は混み合っていて、
ちょっと気後れしてしまう。

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そんなわけで、また元いたポイントに戻って第2ラウンドに入ることにした。
ただ、捕まりがちのラインダンパーも混ざるものの、
2時頃には少しサイズが上がりはじめていて、
みんなそろってミッドレングスに乗り換えられた。
小波であることもあって、依然空いているし、充分楽しめた。
ベストではないが、ベター。HAPPY TIME。

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5時頃に今晩の宿にチェックインして、
豪栄道が初優勝するところを観て思わず感動したら、

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日曜日も波乗りをする予定のatu、OYくん、ユウタくんの4人で、
やはり『たまきや』に、店の口開けと共に乗り込んで、
しゃぶしゃぶっといってしまうわけだ。
そして、気がつけばまたも閉店まで居座り続けてしまった。
いやはや飲み過ぎた・・・あまりに反省がなさ過ぎる。とか考えてみると、
一年前にも「日本酒はしばらく飲まない」とか、言っていたことを思い出す。
酒席での話もクドくなってきてるし。ヤバい。気を付けよう。

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なんとか約束の6時にポイントに到着するも、
前日より更に潮が引いていて、すっかり波がない。
この日も大会が続くと知りながらも白浜も見に行ったが、
大会のテントは左右二つに増設されていて、一般開放エリアはさらに狭められ、
すでに取り付く島もない状況。

7時に元のポイントに舞い戻るも状況は好転せず・・・
酒もまだ残ってるし、とにかくここは寝ることにした・・・・

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・・・・自分のイビキで目を覚ますともう9時!
しかも、ピーカンになってるし。

昨日の午後くらいには波も持ち直してきていたので、そこから入水。
お昼のチャイムまで波乗りして、東名高速の渋滞に捕まる前に帰ることにした。

伊豆まで片道3時間以上。
「せっかく来たんだからせめてもう少し・・・」と、ツイ思ってしまうが、
透き通った海水を眺めているだけでも気持ちが安らぐし、
伊豆の魅力は波がないくらいで色褪せないのもまた事実だ。もちろんまた来たい。

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帰りも沼津から箱根越えのルートを選んだのだが、
箱根新道に入ったところから旧料金所のあたりまで全線事故渋滞。
通行料普通車720円とセレブなお値段を取るのでいつもは絶対に使わないのだが、
仕方がないので箱根ターンパイクから帰ることにした。

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でも、値段に違わない壮観な景色と、
ついついスピードを出しすぎてしまうとても走りやすい道だ。
すっかり気分はカーグラTV。
  

テーマ:サーフィン・ボディボード - ジャンル:スポーツ

2016.09.26 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

SUICIDE SQUAD

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『スーサイド・スクワッド』、やはり我慢できずに公開初日に観てきました。
本家のコミックでは、すでに定番のネタのようですが、
ヴィラン(悪役)たちを主役に据えるという発想は、かなり面白いと感じる反面、
まとまりがないからこその悪党を「一体どうやってまとめるの?」と、
そこにはバットマンとスーパーマンを対決させる以上の
面倒が存在することは想像に難くない。

でも、荒唐無稽であることを嵩にかけて、
良い意味で開き直った、まさにコミックの無責任な世界観を貫く姿勢が、
むしろ生真面目すぎるザック・スナイダーの描く世界観とは違って、
ドンズバに冴え渡っていた。

いかに気の触れたサイコであっても、メタヒューマンでもなければ、
さしたる特殊技能もない、どこぞの女の子が、
この「自殺部隊」になんで選ばれたの???とは
誰でも頭の片隅で思ったことだろう。
実際、冷静に見渡せば、このギャルはたいした働きもしないわけなのだが、
『ハーレイ・クィン』はこの映画に不可欠な要因にまで押し上げられている。

つまりはこの子のポップな存在自体が、この映画自体のメタファーになっていて、
制作陣がこの作品に籠めた、観るものにさせたい映像体験を象徴してるわけだ。
そう、物語を反芻するというよりも、これはMTVを観るような映像体験だ。
この子が中心にいるおかげで、その意図が明確になるため、
観る方も細かいことは言いっこなしになれる。
あとはポップコーン片手にお気楽な映画鑑賞だ。

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こちらは『バットマンVSスーパーマン』と『スーサイド・スクワッド』の
キャストが勢揃いした珍しい宣材写真。
というように、この二作品は同時期に製作が進行していたわけなのだが、実は
『スーサイド・スクワッド』は『バットマンVSスーパーマン』の後日談でもある。
たいして物語に関係があるわけではないが、
唐突にベン・アフレックが出てきたりするので、
『バットマンVSスーパーマン』を観ておいた方がより楽しめるかも知れない。



バットマンのみならず『ジャスティス・リーグ』から登場予定の
フラッシュあたりもカメオ出演しているので、こちらの予告編も観ておこう・・・

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そして、ジャレッド・レト、 ウィル・スミス、という
実力派スターの存在が、浮き足立ちそうな奇天烈な世界観を、
しっかりと現実世界に押しとどめる働きをしている。
この二人がいなければ、物語は確実に空中分解していただろう。
その存在感はやはりたいしたものである。

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中でもジャレット・レトの演じるジョーカーは、
ジャック・ニコルソン、故ヒース・レジャーという怪優たちが演じてきた難役だ。
そんな大役のプレッシャーをはね除け、
見事に彼独自のジョーカー像を確立させている。
私としてはジャレットのジョーカーが、一番サイコでクールに見えた。
これまた必見であります。

さておき、
来年公開予定の『ジャスティス・リーグ Part1』
『ワンダー・ウーマン』をはじめとして、バットマンを演じる
ベン・アフレック自身が監督する2018年公開予定の『バットマン』に、
『フラッシュ』『アクアマン』『サイボーグ』と、
DCコミックスの作品は、2020年まで公開予定がびっしり詰まっているらしいのだが、
今作でのハーレイ・クィンの爆発的な人気を受けて、
ハーレイのソロ作品といってもいい、DCコミックの女性キャラが集合する
次回作もすでに企画されているらしい。

是非、今作で新たな女王の誕生を目撃して欲しい。
  

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

2016.09.23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

サーフィン@茨城 9/17〜18

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シルバーウィークはじめの三連休は、土・日曜日に例によって茨城の大貫に波乗り。
また性懲りも、画変わりもなくすんません。

ずいぶんとノンビリと移動する台風16号と、台風騒動に隠れるように張り出していた
秋雨前線の影響で、全国的に天気は悪い予報でありましたが、
土曜日の大貫は朝のうちは曇りながらも、結果的には一日中晴れてくれた。

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しかして、意外にも良好だった天気とは裏腹に、
波の方はと言えば基本ヒザ、たま〜〜〜のセットでもコシ程度と、
先週に引き続き小ぶりで、波数も少なめであった。
こちらも台風スウェルとはまったく無関係だ。

この日も付き合ってくれたatu、OYくんに、久しぶりのユウタくん、
そして、午前中しばりながら来てくれたTくんの5人で、
そんな海でもみんなで楽しく波乗り。

朝の6時に入水してからの一時間は、小さいながらも波のカタチが良く、
比較的乗りやすかったのですが、7時過ぎから波はパワー不足に陥ってしまった。
そのあと9時あたりから、もうひと盛り上がり来て、
あとはヤンワリとパワーダウンしていくのも先週と同じであった。大貫パターン?

それでも気がつけば、5時間近くも海に入っていて、
要はそこそこ楽しんでいたわけだ。
11時までの予定だったTくんと一緒に一旦海から上がって、
残りの4人で昼食を食べに行くことにした。

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昼食のあとは、OYくんが海の近くで見つけた坂に移動してスケート。
波乗りの合間にスケートはいまや恒例行事だ。これまたパターン。

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それから海に戻って、15時から4人で第2ラウンド。
オンショアがかなり強まってしまっていたが、
ここ大貫の場合、風波でサイズが上がるのはいつものことなので、
面はザワついて少々面倒ながらも、パワーも上がってまあまあ遊べる状況であった。

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17時まで2時間遊んだら、水戸に移動してそのまま飲み会。
茨城の鍋と言えばもちろんあんこう鍋。
〆の雑炊まできっちり味わう。やっぱり旨い。
「波乗り前夜の深酒は止めよう」とか、誰かが言ったような、言わないような・・・
結局飲み過ぎて朝が辛いパターン。ヘパリーゼ(HYPER)様サマだ。

2016_0920-14.jpg

翌日曜日は6時に大貫に到着するも雨。さすがは関東でも北に位置する茨城だ。
濡れたウェットに風が当たるとこの時期はもう寒い・・・
ただ海水はまだ温かく、こんな日はお湯に感じるほどその温かさにホッとする。
海から上がると途端に体温を奪われるので海にいたいわけだが、
この日の波も変わらず小さいままだ。

しかも、日曜日はやはり混んでいて、乗る場所を選ぶところにきて
サイドオンが強めに吹いていて流れも速く、
とっとと流されてブレイクポイントを維持できない。
一度は流れに逆らうようにパドルしてはみたものの、
波がちょうど良く来てくれるわけもなく、あっという間に元の位置に戻される。
海では流され、砂浜に上がれば寒く、やれやれな状況が続く。

そんなわけで、時たま襲いかかる土砂降りの下、
インサイドで遊ばせてもらいながら9時までで第1ラウンド終了。
駐車場でタープを広げて雨風をしのぎながら揃って休憩するもやっぱり寒い。
波の状況が好転する要素もないし、
もう1ラウンドやったらサッサと帰ろうと心に誓う・・・・

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そうして臨んだ第2ラウンドは、少しサイズもパワーも上がりはじめ、
ブレイクすると波はさーっと消えてしまうものの、波数も増えていて、
広いビーチのあちこちでブレイクしていた。
おかげで1時間はそこそこ楽しめたわけだが、
そのあとはアウトで待つと追いつけず、インで待つとパワー不足という、
どっちつかずな状況に陥り、お昼のチャイムと共にあがることにした。

といった具合に、二週続けて寂しい波でありました。
もちろん、それでも楽しく乗って帰ってこられるのが、
オルタナティブ ボードの良いところだし、
サイズが上がれば上がったで、比例してパドルアウトも面倒になるので、
小波の状況に較べれば、乗れる本数は反比例して激減してしまうのではありますが、
それにしても、そろそろいい波に乗りたいなあ〜〜と思う今日この頃であります。

台風16号は東の海上に抜け、無事温帯低気圧に変わったが、
はてさて、今週末の海はどうなることでありましょう???
  

テーマ:サーフィン・ボディボード - ジャンル:スポーツ

2016.09.21 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

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埼玉のへそ曲がり

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オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

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