THERMOS マイボトル洗浄機

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学研世代の私がこういった商品を捨て置けるはずがない。

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それが今回ご紹介する『サーモス マイボトル洗浄器』。
『マイボトル洗浄器専用漂白剤』もamazonの薦めに従って、併せて買ってみた。

詳しい話はメーカーホームページをご覧いただきたいのだが、
要は名前の通りの製品で、使い方と原理はおいておいて、
その必要性に関してはもはや説明不要であります。

密閉性の高さ故に「水筒って本当にきれいになっているのだろうか??」と
いまひとつ不安に思っていらっしゃった方も多いことと思う。
実際メーカーも週一回の徹底洗浄を奨励している。

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実際このテのボトルの洗浄は手間だ。
これまでは重曹で一晩漬け込み洗浄してきたのだが、
それがエレクトリックに3分間で解決するのならこれぞ科学の勝利だ。

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単4電池3本使用。
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電極を刺してキャップをしてスイッチオン。
洗浄完了後に電源は勝手に切れます。
注意点は想像以上に漂白剤が溶けづらいので、
根気よく溶かすようにした方がいいでしょう。

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そもそもさほども汚れてはいなかったようで、
噂ほどの汚れ落ちはありませんでしたが、
確かに臭いはスッキリとなくなりました。

これで気分的にもスッキリ〜でございます。
  

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2015.08.31 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーアクセサリー

6才のボクが、大人になるまで。

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ビフォア サンライズ/ビフォア サンセット/ビフォア ミッドナイト
三部作で、ひと組の男女の出会いから18年間を、
同じ役者とともに、18年という時間とともに描いた
リチャード・リンクレイター監督。

彼の次なる作品は、
6才の男の子が18才の大学に入学するまでの12年間を、
まったく同じ役者たちが演じ続けた
この『6才のボクが、大人になるまで。』だ。

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』のブラッド・ピットのように
特殊メイクや吹き替えを使って同じ人物の歴史や人生を描いた作品は多いが、
このように、本当に12年の歳月をかけて撮影し続けた例は他にないだろう。

母オリヴィアと姉のサマンサと三人で暮らす6才のメイソン。
オリヴィアが付き合うボーイフレンドとのいざこざから祖母の暮らす
ヒューストンへ家族三人夜逃げ同然で引っ越すことになってしまう。
そこに、家族を残して一人アラスカへ放浪の旅に出て行ってしまった実父が
ふらりと戻って来て、2週間毎の週末に姉弟では父親と過ごすようになる。

そうするうち、若くして二人の子供の母親となったオリヴィアは、
かねてからの念願であった大学に通うようになり
そこで教鞭を執るちょうど同じ歳の姉弟の子供を持つ男性と恋に落ちる。
その男性と再婚することになり、同じ歳の友達同士二組の子供のいる
6人家族となるが、とてもやさしかったその男性は、
やがてアルコール依存症となって家族に暴力をふるうようになってしまう。
せっかく仲が良くなった義理の兄弟たちとも
引き裂かれるように離ればなれになってしまう。

と、その時点でまだメイソンは8才くらい。まさに宵の口だ。
そこから19才になるまで、物語はまだまだ延々と続いていく。

今作もビフォア〜三部作と同様に、
物語には特に目だった変化などが巻き起こることもない。

『フォレストガンプ』のように長い時間軸を感じさせるために、
その時代を映す鑑にもなる大統領をところどころに散りばめたりはしているが、
それも特に物語の何かの示唆になっているわけでもない。
離婚が特別でなくなった世界に暮らす家族に起こる、繰り返される出会いと別れ、
そういった試練にもならない試練を越えていくことで得られる成長。
そんなアメリカの何処にでもあるような日常が
12年分、淡々と描き続けられる。

それと、こういった作品の場合、通常「〜年後」といった具合に、
場面切り替えがされるようなところでも、一切の説明もなく
カット変わりに急に出演者が成長していたりする演出もおもしろい。
唐突に役者の髪型や雰囲気が変わるので最初はギョッとさせられたが、
そのことでチャプターが変わったことを観る者に伝える手法は斬新だった。

そうして普通に生きる一人の人間、どこにでもいる普通の家族が、
普通に成長していく姿が、何の誇張も、ことさらに卑下して描くこともなく
一定のリズムで映し出されていきます。

その独特のリズムは、
もちろんその背景に流れる12年という実際の時間が生み出しているのだが、
その緩急のないリズムによって、人生という筋書きのないドラマに
恐ろしいほどに感情移入をさせられ、ラストにメイソンが見せる笑顔は
一人の人間の成長を我が事のように手応えとして感じさせてくれます。


なんでも、20才からのその後を描いた続編も企画されているのだそう。
そのニュースに触れても、特にわくわくするでもないところが
この作品に向ける一番の感想かもしれません。
  

テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

2015.08.28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

アライ HYPER Tと、MADMIX バイカーズシェード

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代車のグラストラッカーに乗るにあたり、
せっかくなのでヘルメットもいつものものから軽快なものに換えてみた。

それがこの『アライ HYPER T』。
たしかトライアル用のモデルにシェード付きのバイザーを装備して
街乗り用にしたモデルだったと記憶しているが、今となってはそれも定かではない。

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ヤマハTWに代表されるスカチューン華やかしき時代のものなので
もうずいぶんと昔のモデルになるのだが、
あまり使っていないのでキレイなままだ。

なにせシールドのないヘルメットなので風の影響をモロに受ける。
速度域の高いビックバイクではなかなか使う機会がないのだが、
250ccのバイクに乗るときくらい使ってみることにした。単なる気分転換だ。

とはいえ、250ccでも風を受ければ目は痛いので
このヘルメットにはゴーグルを併せて使いたいところだが、
やはり軽快に街乗りするならここはバイカーズシェードだ!

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これまたもう15年以上前に買った
『MADMIX』というサングラスを引っ張り出してみた。

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一見何の変哲もないサングラスなのだが、眼鏡の縁に
顔に沿うような設けられた風よけがあるので、隙間風の侵入によって
涙目になったりドライアイになったりすることを抑えてくれるわけだ。
機能的でいてしかもとてもオサレだ。

ちなみに今は『TAGUER®』とブランド名を変えて売られているようだ。

免許証に「眼鏡使用等」と書かれている私の場合、
もちろん度付きレンズを入れているのだが、
こちらは偏光レンズの『TALEX』を入れた豪華バージョン!
こういう無駄なこだわりは昔から変わらない。

ところで、
私のラインナップする車種や、このブログからもそこはかとなく分かってしまう
私の好みから言っても、このHYPET Tとバイカーズシェードの組合せというのは
少々意外に思われるかもしれないので(考えすぎ?自意識過剰?)
敢えて説明しておくと(別に知りたくない?)、

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その頃この『BMW R1200C Independent』に乗っていたから。
コイツが私のファーストBMW。普通ここからBMWには入らない。
はい、あからさまにへそ曲がってます。

でも、BMWとしては異質なクルーザーというこのモデルのおかげで、
それまで並列4気筒至上主義だった私の、その後のオートバイライフが
激変するほど、空冷水平対向ツインエンジンの持ち味が身に染みることとなった。

そんな流すような速度で感じる空気感と、
ジェットヘルメットにバイカーズシェードの組合わせが
とにかくガッツリとマッチしていたわけだ。

これも良いオートバイだったなあ〜
置いておける場所さえあれば、手放さずにおけたのに・・・

さておき、久しぶりに使うジェットヘルメットとバイカーズシェードの組合せは
そんな気分を思い起こさせてくれてなかなか気持ちが良い。
着る服や、装備を変えるだけで、日常や景色を変えることができるのは
オートバイの場合、尚更に効果が高い。
  

テーマ:バイク用品 - ジャンル:車・バイク

2015.08.27 | コメント(2) | トラックバック(0) | ヘルメット

シーズンが動きはじめました

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双子の台風が残暑を連れ去ってしまったのか、
特に埼玉地方は朝晩冷え込みを感じるほど。
あれほど酷暑を恨んでいたのに、すでに懐かしい。

そんな秋の気配漂う8月下旬。
早くもスノーシーズンが動き出した。

まず先陣を切って発売されたのはDiggin' Magazine。
ブランドブックと銘打った特別号は、この時期こぞって発刊される、
いわゆる「ギアカタログ号」のDiggin'なりの解釈。

ギアコンセプトではなく、ブランドのフィロソフィについて述べられている。
特に各ブランドのラインナップが並べられているわけではないし、
何より掲載されるブランドもフリーライドという視点に沿って選ばれていて、
大御所BURTONも載っていないコアなセレクトだ。

よって文面もかなり重めだ。号を重ねる毎に重くなってる気がする。
なんとも熱いメディアだ。

軽すぎたり、冷めて達観しすぎるのもどうかと思うし、
何よりこういうの、おじさんは嫌いじゃない。
でも、特に道具に関しては、フリーライドを解せる輩はみんな
直感的にマインドを共感できるとも思う。

それと、小さい活字をもう少しでいいから大きくして欲しい。
もう少し老眼が進んだらもう読めそうにない。
って、部外者扱いがなんとも寂しいのでただの言いがかりです。

<

すでに風物詩。
『CAR DANCHI 9 DRIVE』
こちらはうって変わってクールすぎるほどにライト(軽)だ。
Take it easy.
CAR DANCHI 6あたりから一本ずつ観返してます。

Snowsurf Trailer from My House Pictures on Vimeo.



そして、
THE SPRING SESSION』につづくGentemstick純正ムービー(?)
『SNOWSURF』



この予告編から冒頭ガッツリとスポンサーとしてクレジットされるPatagoniaだが、
ニセコで撮られたジェリーロペスがらみのムービーをいくつか発表していた。
製作会社も違うようなので、
こちらとは無関係に撮られていたものなのかは分からないが、
お手製映像集だったThe SPRING SESSIONからはうって変わって
映像のプロが作った本格派の様相。すでにセンスの良さが伺える。
今季期待度No.1作品!!!!!早く観せて〜〜!

これ以外にも定番の『icon』シリーズも今年は発表になる様子。
徐々に、そして一気に気分をアゲていきたいと思う。

はてさて。
今季もビデオと雑誌でスノーシーズンに向けてドロップした。

狼少年に毎年聞かされるエルニーニョの話はもう飽きた。
でも、自然環境に大きな変化が生じていることもまた事実だ。
その時はその時で心静かに受け入れよう。
待ち遠しさと不安が入り交じる、複雑な心境もまた例年通り。
そうして50台最初の冬がやってくる。

ああ〜早く滑りたい。
  

テーマ:ウィンタースポーツ - ジャンル:スポーツ

2015.08.26 | コメント(4) | トラックバック(0) | スノーボード

スズキ GrassTracker 250(代車)

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やっとR1200GSのリコール対策をM.S.C HARAで施してもらった。
内容はHP2 Enduroとまったく同じ
燃料ポンプとリアのホイールフランジの2箇所だ。

この対策処理だけならば作業も2時間程度で済むのだが、
ついでにオイル滲みがあったリアハブシャフトのオイルシール交換と、
私のGSはサーボ付きブレーキのため交換が面倒なフルード交換を
クラッチと併せてお願いしたので車輌預かりとなり、代車を出していただいた。

その代車が今回の話のネタとなる『スズキGrassTracker 250』。

250ccに乗るのはいったいいつぶりだろう。
しかも私世代の“ニーゴー"と言えば2ストロークが全盛の時代だったので、
4ストロークの250ccだとスクーターにしか乗ったことがない。
ちなみに私が今まで所有してきた250ccは
『ホンダ CRM250』(正立フロントフォークと倒立のモデル二台乗り継いだ)
『ホンダ NS250』(NSRじゃなくてNSの方ね)。
そしてスクーターの『ホンダ フリーウェイ』。

このグラストラッカーは、最低限と言っていいミニマムな装備で、
クラシックを今風の解釈で再構築したようなオートバイだ。
古い言い方だと、メーカー純正 “スカチューン" モデルと言ったところか。
始動にチョークを操作する必要のあるキャブレター車も久しぶりだけれど
キャブ車にはキャブ車特有の味わいがあって、
このオートバイのイメージともきちんと重なっている。
価格も43万円とお手頃で、
若者でも手が出しやすい“ファーストオートバイ"といった位置づけか。

さておき、久しぶりに乗る250ccエンジンの何と軽快なことか!
単気筒らしいパルスを感じさせながらも雑味のない回転フィールはかなり上品。
そんなに上までは回りたがらないが、街乗りならパワーも必要にして充分。
スムースなトルクカーブと、ツキの良いアクセルレスポンスには
どの回転域でもクセもなくとても扱いやすい。都会派。
個性がないと言えばないが、扱いやすいのだから文句を言う筋合いではない。

私の記憶にある無骨な時代の4ストローク250ccエンジンとは
比較にならないくらいとても良いエンジンだ。
さっぱりし過ぎた、悪く言えば安普請な見た目からは想像がつかないほど
良くできたエンジンであったが、時間の経過と技術の進歩とは
得てしてこういうものだ。

ただし、いかに入門編と言えども車体周りの貧相な印象はいただけない。
そのデキがコストの大小にダイレクトに影響を受ける代表は足廻りだが、
車体剛性も、サス剛性も、タイヤ剛性も、ブレーキ剛性もかなりユル目だ。
140km/hまで刻んであるメーターはご愛敬だが、
だいたい60km/hくらいが走らせていて一番気持ちの良いゾーンだ。
その辺りの速度域で車体の持つキャパシティの80%くらいまで
使いきってしまっている印象だが、これを70%程度で済むように向上させるだけで
脚の動きにもっと高級感が出て良いように思う。

50km/hで走っていれば気づかないそういったグルメな不満点は
「知らぬが仏」とも言えるので、ここでは百歩譲ったとしても、
シートのデキに関しては無視できないレベルだ。
初めてのオートバイならば尚のこと、
これに乗って遠出するライダーもきっといるだろう。
せっかく旅出っても、これでは最初の100kmでお尻が痛くなって
オートバイが嫌いになってしまうかもしれない。

安かろう悪かろうではいつまで経っても文化として育ちはしない。
オートバイなんて無駄の極みみたいな消費財こそ、
所有欲を喚起させられなかったらゼッタイにダメだ。

たとえば、友人が突然オートバイに乗って現れたとしよう。
それを見て「自分も乗ってみたい」と思わせるために一番に重要となるのは、
乗っている人間と、オートバイだ。
「オートバイに乗る」という行為自体に興味を抱くのは二の次だし、
そこに一番に興味を持てる人間ならば放っておいてもオートバイ屋に向かうだろう。

だから、そのモノ自体に訴求力がなければ、伝搬しない。
それと、くどいようだが乗っている人の魅力。
若者が離れているモノやコトのだいたいのことは、
それをするカッコイイ大人がいない業種だ。

そう、オートバイに乗っている大人にカッコ良い人間が少ないのだ。
(女性ライダーが増えているということは、
 カッコイイ女性ライダーが多いと言うことだろう)

乗り手のセンスの問題は業界の努力だけではどうにもならないので、
できることと言えば “オートバイをカッコ良くすること" になる。
だから、オートバイに限らずコストを優先し過ぎたこの国の工業製品は
魅力に欠けてしまうのだと思う。

世界に誇る4大メーカーのお膝元である日本で、
外国製オートバイの出荷比率が年を追う毎に増えていっていることも、
それを裏付けていると思う。

モデル数をもっと減らして、リソースを集中して素晴らしい一台を生み出せれば、
たとえ43万円の値段が60万円になったって、
台数が売れるようになると思うのは浅はかな素人考えなのだろうか・・・
(V-MAXもあんまり売れてるように見えないもんな・・・)

今回このグラストラッカーに乗って、改めてそんなことを思った。
とても良いエンジンなのに、ほんとモッタイナイ。

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とか、エラソーなことを云々しておりますが
私が乗るとサーカスの熊のようになってしまうので、
カッコイイ悪い以前にメーカーも私には乗って欲しくないとは思うけれど・・・



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話変わって、
今回修理をお願いしたM.S.C HARAに、先日発売になったばかりの
『BMW S1000XR』が置いてあった。

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『DUCATI Multistrada』あたりとガチに競合するモデルだと思われるが
マルチパーパスモデルを持たないDUCATIならわかるが
大ヒット作、GSをラインナップするBMWに果たしてこれが必要なのだろうか?
海外メーカーは海外メーカーで混沌としてきている。
こういう隙間を狙うニッチモデルを出せるだけBMWには余裕があるとも言えるが、
長く乗っていたいと思わせるスタンダードな魅力こそBMWの真骨頂だと
信じて疑わない私には、こいつの魅力が今イチ伝わって来ないのは
私が古いオートバイ乗りだからだろうか??
  

テーマ:ひとりごと - ジャンル:車・バイク

2015.08.25 | コメント(2) | トラックバック(0) | R1200GS

eno camp lights

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もうだいぶ前に買っていたのですが
以降キャンプに行く機会がなくて、ずっとお蔵入りしていた
『eno camp light』。
先日のサーフ&キャンプでやっと出番がやって来た。

単4電池3本をケースに入れて使う
なんてことないクリスマスツリーの飾り付け用電飾みたいなものなので
自然の中にわざわざエレクトリックなものを持ち込むこと自体
本末転倒に思われるかもしれませんが
これまた不思議な魅力に溢れています。

笑っちゃうくらいシンプルなアイデアなのですが、
とても心を豊かにしてくれるアイテム。

道具が生み出す価値、人がモノを必要とするコトとは、
こういった取説や使用説明なしに、
想像力をかき立てるモノにこそあると思わせる好例です。
  

テーマ:アウトドア - ジャンル:趣味・実用

2015.08.24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 徒然

FRANK

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上に挙げた画像だけで、
この映画がかなりキていることがお解りいただけると思います。

「ソロンフォルブス」という片田舎で活動するバンドを率いるボーカルで
奇妙な被り物を絶対に脱がない男フランク。

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被り物や素顔が窺い知れない奇抜なメイクなど、
それ的なミュージシャンは数あれど、
フランクは音楽可動以外であっても絶対に被り物を脱がない。
彼にとってそれはステージ衣装などではなく、表皮そのものなのだ。
だから、バンドメンバーですらその素顔を知らないのだが、
フランクの才能に心酔しているバンドメンバーたちは、
その奇抜な行動を特に気に留めたりはしない。
かといって、ドラえもんのようなロボットが普通に街を歩いているのとも違う。
明らかに “おかしなもの" が存在する奇妙さを
「それもまた個人の自由」とでも言いたげに、あえて無視する世界が彼を囲む。

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被り物には換気扇や、スピーカージャックを繋げば
そのままライブができるマイクが仕込まれていたり、
実は常に予備のマスクを持ち歩いていたり、
被り物にきちんとビニールを被せてからシャワーを浴びていたりと、
張りぼてのような手作り感のあるそのディテールも含めて
かなり計算されたボケ方と、それ故の不気味さを醸し出している。

そんなコミカルで、どこかシニカルでもあるマスクを被った男という存在は、
ほとんど “出オチ" 状態なのであるが、そういったこととは無関係に発散する
カリスマ性や、どこか居心地の悪い妙な格好良さを表現している。

そんな倒錯した世界の裏返しのように、それらを俯瞰して眺める存在として、
真人間のジョンが、ひょんなことからソロンフォルブスに参加することになる。

生真面目で、ごくごく真っ当に育ってきたジョンにとって、
ソロンフォルブスとフランクは特別な存在に写り、
自身の音楽への情熱をぶつける対象となっていくのだが、
そもそもそういった暑苦しい情念とは無縁に過ごすメンバーたちには、
むしろそういったジョンの方に異質さを感じている。

しかして、エキセントリックでありながらも、
他人に対して強い優しさを持つフランクは
そんな真人間のジョンに深い理解を示そうとしはじめ
まともとは正反対の世界に生きるメンバーたちとの間に
少しずつ亀裂が入りはじめる・・・・・

特異と普通とのコントラストをコミカルに描きながら、
実はその中間で双方への葛藤を抱えていたフランクの悲しみを描き出します。

コメディともとれるし、音楽映画でもあり、ロードムービーでもある。
それでいて、そのどれでもないような後味の悪さというか
混沌とさせたまま、観る者を置き去りにするような乱暴さもある映画です。

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まじめなジョンに
アバウトタイム』のドーナル・グリーソン。
エキセントリックなイジワル女、クララに
『ダークナイト』のマギー・ギレンホール。

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そして、最後の最後にその被り物を脱ぐフランクにはなんと
X-MENで若き日のマグニートを演じたマイケル・ファスベンダー。

はっきりと無駄に豪華な俳優たちが渾身の演技で立ち向かう
そんなアンバランスさもこの作品のプロットを地で行くようなキャスティングだ。

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んで。買ってしまったよサウンドトラック。
マイケル・ファスベンダー吹き替えじゃなくてマジに唄ってた!
  

テーマ:WOWOW/スカパーで観た映画の感想 - ジャンル:映画

2015.08.21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

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Author:埼玉のへそ曲がり
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