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北海道 3Days Part-4【富良野編】

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トリップ最終日の月曜は富良野にやって来た。
とはいえ、さすがにアルコールで淀んだ身体は言うことを聞かず、
のぶに泣きついてロープウェイの始発は勘弁してもらった。

それでも集合時間よりも30分ほど早くホテルのロビーに行くと、
のぶと、のぶに叩き起こされたatuの姿がすでにあった・・・
やっぱりのぶはせっかちだ。

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そうして富良野プリンスホテル側のロープウエイ乗り場に行くと・・・

あれ????勝巳さん????

最初は目の前に起きていることがまったく理解できず、
頭の中で「富良野」と「佐々木勝巳さん」がまったく符合せず、
「いるわけない」という思いと「間違いなく勝巳さん」という思いが交錯して
かなり混乱した。まさに夢か幻。飲み過ぎで頭がおかしくなったかと思った・・・

もちろん今回、旭川から富良野に来たのは完全に気まぐれな行動だったので
本当の偶然!お仕事の休みの日に、たまたまご夫婦で
富良野に滑りに来ていらっしゃったのだそうだ。

いや〜〜〜うれしい!なんというラッキー!

前の晩、二軒目の駅前のBARで、酔った勢いでのぶが勝巳さんに電話をしていて
実はそのときすでに勝巳さんは富良野にいたのだそうで、
「朝ゲレンデできっと会えるだろう」と、
我々を驚かそうと思い電話口では黙っていたのだそうだ。
しかも、これは勝巳さんも気づいていかなかったのだが、
よくよく聞けばホテルも同じで、部屋も同じ階の真向かいだった・・・
ホテルで偶然会っていたら心臓麻痺で倒れるところだった。

というように、勝巳さんは時間が許せば、遠方から訪れた我々を気遣って
たとえ挨拶だけであってもゲレンデまで顔を出しに来てくれたりする。
ホント頭が下がります〜〜〜

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そんなわけで、
FURANO DOWNCHILL!!! 急遽開催決定!

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富良野は縦も横も本当に大きなスキー場で、
そんなスケールの大きいゲレンデが、平日のためほとんど貸し切り状態!
そこで勝巳さんのキレッキレのカービングを目の前で堪能できる!なんて贅沢だ!

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この日は天気も良くて、ゲレンデからは富良野を一望できた!ナイスビュー!

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ああああ〜〜〜〜!楽しい!この贅沢さ加減はもう言葉になりません。
感無量でございます!

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パウダースノーに当たるより、こっちの方が当たり感が高い!

正直に申し上げて、私の約10年以上に渡るスノーボード人生のなかで、
今シーズンが一番成長したように思う。
10年かけてできて来たことが「3」だとすると、
今年一年で「5」は経験値を上乗せできたと思うほど成長を実感できている。
それもこれも勝巳さんに山下勝さんをはじめとした、
多くのダウンチルファミリーの方々のあとを追いかけて滑れたことが一番の要因だ。
今までは「ライダーズ・セッション」とか、どれほど効果があるのかと、
その効能を疑わしく思っていたのだが、上手い方のあとを滑ることが
これほど効果があるとは思いもよらなかった。やはり、
同じ雪の上を、同じ斜度、同じ時間、同じ空気の中で感じることができると
自分にできていることと、できていないことがハッキリと見えてくる。

中でも「抜かない」ことの大切さを身に染みて感じた。
みなさんプライドを持って滑っていらっしゃるので、
どんなに脚がパンパンに乳酸で溢れかえっていても、絶対に「抜かない」。
私の場合、それはただのやせ我慢にしかならないが、
「抜かない」気持ちが上達への近道であると心底感じられた。

こういった精神的な部分は、滑りだけでは伝わらなかったかもしれないので、
雪の上だけでなく、広くお付き合いいただけたことが良かったのかもしれない。
勝巳さんにはどれだけ感謝してもし足りない。
心からありがとうございますと申し上げたい。

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そうして4時間券をきっちり滑りきって、富良野の『秋麦』で、カレー&乾杯!

ご夫婦でおくつろぎのところお邪魔いたしました〜〜〜〜!
でも、最高に楽しかったですっ!ありがとうございました〜!

そうして我々は富良野をあとにして札幌へと戻って行った。
飛行機は21時発なので、もちろん札幌市内のショップ参りだ!

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今回は、前回の最終日、アンヌプリでお世話になった
和田直也さんのお店『moderate』に立ち寄った。

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それというのも、atuがニセコダウンチル用のスケートボードを
直也くんに組んでもらうためだ。

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atuいいなあ〜〜!


そのあとのぶを家まで送ってから新千歳空港に戻り、今回のトリップも無事終了した。
今回は雪には決して恵まれはしなかったが、だからこそ、滑りと、
そして同じ時間を過ごす仲間達との交流が最高に際立つ旅となった。
気ままな一人旅もいいけれど、仲間と喰って飲んで滑って過ごす時間も格別だ。
本当に楽しいし、これだからスノートリップは止められない!

すでにシーズンも終盤に差しかかってきたが、
このトリップで当初予定していた一通りの予定を無事に消化することができた。
これからは焦る必要のない、ゆったりと山と滑りに向き合える良いシーズンだ。
残りの時間は今シーズン逆にあまり行くことの出来ていない、
いつものエリアを中心に、最後までのんびりと楽しむことにしよう。



【おまけ】
月曜夜の東京地方はなんと雨・・・
そうなんです。私、羽田までオートバイなんです・・・
疲れているところ、とても面倒ではあるがレインウエアを着込んで走り出した。

往路はむせ返すような濃い〜排気ガスでにブーブー文句を垂れていた
山手トンネルであったが、帰りは終始屋根付きの道になるので、
むしろ助かってしまった。

トンネルを出た熊野町から板橋出口付近までも、
下り線は上り線の下を走るため、屋根のようになっている。
板橋を過ぎた頃にはすでに雨も上がっていたため、
ほとんどレインウエアは要らなかった。
総延長18kmのトンネルには、こういう便利な使い方もあるのね・・・
  

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2015.03.20 | コメント(2) | トラックバック(0) | スノーボード

北海道 3Days Part-4【試乗会編】

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また前の晩に飲み過ぎてしまった・・・
バックカントリーのツアーに参加しているわけじゃないので、
さほどの問題にもならないが、かといって、ダラダラとしてもいられない。
私は旭川まで滑りに来たのだ。
と、言い聞かせる必要があるほど、気持ちはグダグダになっていた。
ここは今一度気持ちを引き締め直さないとならない。
それほどに北海道という場所が、すっかり普通になりつつあることを意味する。
肩の力が抜けてるという意味では良いのだが、余りに有り難みの薄いのも問題だ。

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というわけで、日曜日は営業開始から朝一のピステンをシバくため
二日酔いの頭を叩き、眠い目を擦ってカムイスキーリンクスへやって来た。

水分を大目に含んではいたが、朝一はその引き締まった気温によって、
充分に “向き合える" ゲレンデ状況に戻っていた。キモチイイっす。

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まずは自分のボードできれいなピステンをやっつけたら
本題の試乗会に参りましょうか。
上の画像にあるように、Vectorglideのボードも混じっていたりするが、
基本Gentemstickの試乗会であります。
ちなみにTTSSはすべて揃っていたのだが、
残念ながら今回はThe Snowsurfのボードはなかった。
ノーマルのSpoonfishに久しぶりに乗りたかった。

今回も確認の意味も含めて、何度か乗ったことのあるボードにも改めて乗ったが、
新機種含め、初めて乗ったボードだけ印象をお知らせしておきます。



まず一本目は『Speed Master』

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のぶが昨年試乗してかなり気に入ったそうで、
最終的にのぶはMAGIC38を購入したのだが、STINGRAYとのペアボードとして、
そこにSUPERFISHを加えた三本で、最後まで悩んだという一本だ。
SUPERFISHもMAGIC38も持っている身としては、
少々聞き捨てならない話であったので試してみることにした。

なるほど〜!これは乗りやすい!
今言った三本の中では一番安定している。まさにスピードマスターだ。
中でもSUPERFISHの安定感はかなりのものだが、
まさかのそこから更に数段上にあたる安定感。
むしろ一番遅く感じるほど「速度を支配している」かのような落ち着きぶりで、
まるでリムジンのよう
つまり、ラリーカーのようなゴリゴリにスライドさせるような乗り方とは正反対。

破綻の兆候すらないその乗り味は、すでに公共交通機関レベル。
170cmを超える長さがゴンドラ乗車時など、ハンドリングが少々厄介だが、
まるで「たおやかに回すカービングに集中せよ」とでも言いたげな、
脇目も振らずに一点突破する様子は、あれやこれやと細かいテクニック論に
振り回されがちな私にとって一筋の光明だ。
もうちょっとジジイになったら是非欲しい!



今季新登場したニューフェイスのうちの一本『BARRACUDA』

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かなり期待しておりましたが、BIGFISHを持っている私には少々不可解な代物だ。
BIGFISH OCの方が、絶対的な硬さは上だと思うし、
その硬さを「走りに使う」という意図が明確に感じられるのだが、
こちらは、むしろその硬さだけが際立ってしまい、いまいち用途が不明だ。
要取説。
誰か手練れの方が上手いことこれで遊んでるところを参考にしたいところ。
当たり前のことかもしれないが、BIGFISHがあればこれは要らないと思った。
つまり、BIGFISHとの棲み分けが、私レベルにはさっぱり不明。
敢えて狭い範疇にこれを放り込んできたわけだから、コイツが輝く乗り方や
遊び方がきっとあるはずなのだが、私の解析能力不足か、
それとも単なる相性なのか、それがさっぱり見つからない。

ただ、尻尾にかけて淡いグリーンのグラデーションがかけられ、
グリーンに塗られたサイドウォールは抜群にカッコいい。
今後デザインはこの方向性でお願いしたい。



そしてもう一本のニューフェイスが『THE CHASER』

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コレいいです!面白いです!
少なくとも私のレイトモデルのFlyfiskとはまったく違います。
中でもしなやかな反応の仕方が高級です。
トップからテールにかけて、サイドカーブが捉えた雪面の受け方、抜け方に
違和感がありません。とても一貫してます。
BIGFISHだと、ターンの出口でテールをわざわざ引っかけ気味にして、
糸を引くような抜けの印象を際立たせているように感じたり、
Flyfiskだと、逆に出口の抜けを良くして抵抗感を減らしているのですが、
はっきりとトップからの反応の強さは残されたままだ。
トップとテールで敢えて “繋ぎ" を断つことで、
トップで受けている強い反応を安心感になるように残す方法が採られていますが、
CHASERの場合、トップとテールの存在感が完全に一致していて、
きれいに “繋がって" います。
Slasherとも相通ずる部分を感じましたが、
キャンバーもしっかりとあるので、どっちかって言うと太いFloaterって感じか?
(それってBig Floaterってことだな?)
いいなあ〜コレ〜誰か私のFlyfiskと交換して〜!




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でもね。
Spoonfish152もいいんだわ。これが。
特にこの時期のしつこい雪質にはガッチリ合っちゃってるので、
その感覚は尚更だ。
話すと長くなるので、こいつの話はまた今度改めてするが、
Spoonfishを連れてきたおかげで、Speed Masterを除く、
今回の試乗会で乗ったボードの印象がすべて薄れてしまった。
たぶんCHASERもその乗りやすさ故に、
この時期の雪との相性の良さが出ていて好印象に繋がっているように思う。
試乗会はこの時期に開催せざるを得ないので、春雪との相性で
印象ががらりと変わってしまうのが辛いところよね。


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ひとしきり試乗会を堪能したあと、
メインになるゴンドラからのコースはすでにかなり荒れてきてしまっていたので、
中でも人気の少ない、まだ足応えの良い雪の残るコースを見つけて、
近ごろ滑走写真撮影に目覚めたというショウタくんによるフォトセッション開催。

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こちらは私が撮ったショウタくんの写真。
写真はお粗末だが、やはりショウタくんは上手い。

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そうして、カムイスキーリンクスを一日堪能した。
それにしても良く滑った。やはりスキー場の方が滑る距離は格段に多くなる。
自分の足で登ったぶんを、慈しむよう一本まとめる滑り方もいいが、
脚の続く限り滑り込むのもまた楽しい。
春先とは言え、週末にこれだけ空いているとちょっと心配にもなるが、
これだけ滑りやすい大きなゲレンデなら、尚のこと自分の滑りと向き合える。
私の好きなミルキー道でも、野沢温泉でも、
なかなかここまで滑りに空間を持たせられない。
やっぱり来て良かった。

ここでSPRAYの荒井さん、ショウタくんとはお別れだ。
荒井さん、ショウタくんありがとう!

そして最終日の月曜日は、特に何処に行くとも決めていなかったのだが、
その場のノリで富良野に行くことにした。


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夜は『千成』でしゃぶしゃぶ!
牛・豚・ラム肉をしゃぶしゃぶっと戴く!これまた旨〜〜〜〜〜い!
のぶは飲んべえなので、連れて行ってくれる店はどこも旨い店ばかりだ!
くどいようだがここもまた安い。
東京だったらランチの値段で、量は東京のディナーに較べて2倍くらい出て来る。
しかも、素材の良さで言ったらディナーで一人1万円コースの美味しさだ!
まさに価格破壊!!!!!!

明日は富良野での様子をお届けします!(つづく)
  

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2015.03.19 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

北海道 3Days Part-4【旭川編】

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今シーズン5回目の北海道トリップだ。
昨年の10月くらいに勢い余ってエアのチケットを押さえまくったことが原因だが
我ながらちょっとやり過ぎだと自覚はしている。
お金のこともさることながら体力的に結構キツい。
でも、それはそれだ。弱気を横にうっちゃって、歯を食いしばって遊ぶのだ!

この週の前半、今季最後かもしれない爆弾低気圧によって、北側の各地に
多くの雪が降ったようなのだが、今回の私の目的地的にはあまり関係がなさそうだ。
というわけで、雪的にはさほどの期待もできないようではあるのですが、
こういう馬鹿な遊びを繰り返していると、ときに思いもよらないような
味わい深い出来事に出くわすこともある・・・
という話を今回はさせていただこう。

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味わい深いかどうかは置いておいて、
今回のトピックその①は、首都高中央環状線[C2] の大橋JCT〜大井JCTが開通し、
山手トンネルが全線開通になったという話題から。
今までは、5号池袋線〜都心環状[C1] 〜八重洲線〜
レインボーブリッジ〜羽田空港で、自宅からだいたい50分程度かかっていた。
ニュースでは新宿〜羽田間が40分から20分に半分になるとか伝えていて、
私も少しはその恩恵に預かれるのか?と楽しみにしておりましたが、
渋滞のない早朝だとそれも10分程度で、40分ほどで埼玉から羽田空港に到着した。

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それにしても総延長18kmにおよぶトンネルって、
一体どうなのよ?と、素直に驚きを隠せない。
関越トンネルでも10km。つまり日本一長いトンネル道ということになる。
しかも、ほぼ直線の関越トンネルとは違い、
地下水路やら、地下電線やら、地下鉄やら、都心の地下にややこしく入り組む
あれやこれやを縫うように走る山手トンネルなので、
カーブの屈曲やアップダウンもそれなりになり、
ブラインドコーナーも多く、走行には充分な注意の要るデンジャラスなトンネルだ。
それに加えて、前にも記事に書きましたが、
ほぼ密閉されたトンネルなので、特に夏季は排気ガスと熱風が酷い。

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そこでトピックその②は、今回羽田までオートバイで行ってみた。
出張で羽田に向かうときは、冬でもなんでも渋滞に影響されないオートバイで
行っているので、いつも通りと言えばいつも通りなのではありますが、
遊びに行くときにオートバイで羽田に向かうのは初めてだ。

通行量の少ない朝方でも、18kmに及ぶトンネルの
その場で病気になってしまいそうな排気ガスっぷりには閉口した。
たかだか10分しか違わないのなら、オートバイの場合は
今までの都心環状線ルートの方がずっと健康的だ。

さておき、オートバイにすると、三日間の羽田空港駐車場代が普通自動車の
4,500円から一気に1/3の1,500円にまで軽減される。
何より早朝の首都高をオートバイで走るのは気持ちがいい(但しトンネル以外)。

そしてトピックその③は、いかに同じ方向に同じ時間帯に行くにしても、
数ある航空会社に、第一と第二とある巨大な空港ターミナルで、
知人に会うのは結構な確立だと思うが、着いて早々にBC姐さんに会った。

保安検査場の列に並ぶ姐さんと二三言交わしたあと、
今回の旅も一緒に行くatuとAIRDOのカウンターの前で合流すると、
そこにトピック④となるトンデモナイ表示が・・・

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おいおい。
「乗員繰り」って、専門用語を使ってごまかすな!さっぱり意味ワカランっ!
「パイロットが寝坊」とか、もっと素人にも分かりやすい言い方に訂正しろ!
とはいえ、詳細な理由が解っても、なんの役にも立たないのではあるが。

1時間後の便は満席の表示。同じAIRDOなら10時の便まで空席がない。
共同運航の多いANAにでも振り替えてくれないかな?と淡い期待を抱いていたら、
なんと40分遅れのJALに振り替えになった。
果たしてLCCで同じ目に遭っていたらどんな仕打ちが待っていたことか・・・・
考えただけでも背筋が凍る・・・やっぱり羽田発の便は安心だ。

そのため第2ターミナルから第1ターミナルへ移動になったのだが、
第1〜第2〜国際線ターミナルと運行している無料のシャトルバスに乗り込むと、
そこでトピックその⑤、同じ「乗員繰り」に遭っていた
こちらのブログをお読みの方にお声をかけていただいた。しかも、その読者のPさんは
さっき会ったばかりのBC姐さんともお知り合いの方でありました。
スノーボーディングの世界は、
特に早朝の北ウイングにおいては広いようでとても狭いようだ。

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1時間後、我々を乗せたJAL503便は無事離陸した。
ときに欠航になったADO11便を含め、航空各社の新千歳行きによく使われている
(ように思う)ボーイング767型に較べ、
JAL503便に使われるボーイング777はあからさまにデカく、
767型機よりも、滑走路をかなり長く走ってから空へと飛び上がる様子が高級だ。

とか、AIRDOよりもろもろグレードアップする待遇にいい気分になってはいるが
貴重な朝の一時間を無駄にしたことに変わりはない。
気分的にもグダグダの予感が・・・

今回も例によって札幌ののぶを頼って、すっかり任せっきりの旅だ。
先々週の羊蹄山の天候バックアップとして今回の予定を組んでいたので、
その羊蹄山滑走を果たした我々は、今回はカムイスキーリンクスで開催される
旭川にある、SPRAY、SALT、T-tune東川の三社合同開催による
Gentemstickの試乗会に行くことにした。
そのため、今回のトリップはどちらかというと、滑りよりも飲み食いの方に
重きを置いているとも言え、尚のことズルズルと行ってしまいそうだ。

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なんて、札幌へと向かうレンタカーの助手席で考えていると、
前方に狼煙が上がっているではありませんか。
まさかこの時期に野焼きってわけでもないし、何だろう?と思っていると、

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トピックその⑥、2tトラックが派手に燃えておりました。
今日はホントいろいろ起こる日なのね。

その後、札幌でのぶをピックアップして、向かう先は旭川。
言ったように今回はどちらかというとグルメツアーの趣が強い。
いつものことだが、のぶはこの前日に宴会で深酒をしており、
我々のレンタカーに乗り込むなり「もう帰りたい」とすでにグダグダだ。
遠方から訪れた友人になんという無礼な態度。
「オマエラ北海道なめんなよ」がのぶの口癖だが、
明らかにこの男は内地者をナメている。

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というのも、例の爆弾低気圧のせいで、陸路搬送されていた、
Gentemstickの試乗ボードたちの到着が遅れていることをSPRAYの荒井さんから
聞いていたので、余計にグダグダ感が加速してしまっていたからだ。
札幌から美唄まで高速にも乗らずに下道をのんびり進み、
まずは『たつみ』で美唄の地鶏をいただくことに・・・これまた旨し。

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そんなわけで、カムイスキーリンクスに着いたのは、すでに陽も傾き始めた午後2時。
4時にゴンドラが終了するので、3時間券でも余るようなタイミングだ・・・
なんというダラけぶりだろう。

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まさに我々がゴンドラ乗り場に着いたときに、ボードの搬入をされていた。
これで土・日曜の二日間で予定されていた試乗会は、
日曜日のみの開催となったわけだ。さておき、届いて良かった。
上の画像は下からFlyfisk、CHACER、HORNETの三兄弟を重ねた珍しい場面。
こういった差違なのであるが、果たしてどれほどの違いが隠されているのだろうか。

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といった感じで、わざわざ北海道までやって来て、
こんなテキトーな感じで過ごすのもとても楽しいのであります。

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短い時間ではありましたが、営業終了まできっちり滑り込んだ。
あ〜遊んだ遊んだ〜〜!よく遊んだら、風呂と、美味しいご飯に、旨い酒だ〜〜〜〜

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その晩、今季知り合って、すでにルスツアンヌプリ、そして富良野と、
すでに3回もセッションせていただいているショウタくんも旭川に駆けつけてくれた。
そうして四人揃って、SPRAYの荒井さんに、旭川一、ジンギスカンが旨いと評判の
『成吉思汗 大黒屋』に連れてきていただいた。
北海道は何を食べても旨いが、ここのラム肉はまた格別だ。
ジンギスカンの生ラムは、調味料に漬け込まないものを指すが、
ここ大黒屋の生ラムは、さらに冷凍すらされないとても鮮度の高いもので、
そのためラム独特の臭みがいっさいなく、しかも歯ごたえもとても柔らかい逸品だ。
そして、とても安いっ!

そして、大切な試乗会を翌日に控えた荒井さんを
テッペン過ぎまで引きずり回してしまった。
荒井さん遅くまでありがとうございましたー!

というわけで、明日はその試乗会の様子をお伝えいたします。
(つづく)



【おまけ】

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デジャヴ??
  

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2015.03.18 | コメント(3) | トラックバック(0) | スノーボード

The Snowsurf Spoonfish 152 バンブーデッキ

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この週末はまたも北海道に行ってまいりました。
とはいえ、帰宅したのはテッペン過ぎで、つまりはほんの12時間ほど前。
さっさと寝てしまったので、この週末の模様は明日お届けいたします。
というわけで、今日は前回の北海道トリップで巡り会ったボードのお話しです。

ドロドロの雪でヘロヘロになったアンヌプリから
倶知安にとったホテルへの帰り道、よせばいいのに
(今思うと尚更に止めておけばよかったとそう思う)、
またもGentemstickのショウルームに立ち寄ってしまった・・・

この空間がとても素敵であることは確かであるが、
喫茶店であるわけもないので、その空間を楽しむために居座る場所でもない。
何よりこの日は白馬でのディーラー主催の試乗会を翌日に控えたタイミングだったので
行ってはみたものの、来季モデルを見られたりってことも期待薄でありました。

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とはいえ、ひと度このクリアティントTrinityのような、
ショウルーム限定の逸品が販売されているところを目の当たりにしたり、
テスト中の見慣れないボードが無造作に置かれていたりするところを
ふと目撃してしまったりすると、ついつい足が向いてしまうわけで・・・

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・・・やっぱり、というか案の定、この日も
『The Snowsurf Spoonfish 152 Banboo Deck』
なんていうような、極めて目に毒なボードにお目にかかれたりするわけだ。

ショウルームの方の説明によると、
10万円以下で提供することを旨とするThe Snowsurfブランドであるが、
このバンブーデッキ バージョンにはその掟を破る値段が設定されているため、
この値段でも市場に受け入れられるかどうかを試すために二本だけ販売する
完全なテスト販売物件なのだという・・・

「え???売ってるの?これ?」
とはいえ、その差はノーマル比1万円強。
プラス1万円でバンブーデッキが買えちゃったら
誰もノーマル買わなくなるように思うのですが・・・っていうか、
常々思ってることなんですけど、The Snowsurfって高くね?

さておき、売られているのだから当たり前ではあるが、仕上げの念入りさに加え、
ご丁寧にオリジナルのカラーリングまで施され、すでに完成度は高い。
この週末に開催された白馬の試乗会でも、すでにライダーの方が
これを持ち込まれていたようなので、来季のはじめにでも
レイトモデルとして販売するのはすでに確定路線とも思える。

なのですが「来季の展開は完全に未定」とか言って、レア感を刺激し、
「その二本のうち一本は、昨日ハワイの方が買って行かれまして・・・」
(ハワイ?それってもしかしてG.Lさん関係???)とか、
海外流出を防がねばならないという私の大和魂を揺さぶったり、
ここのショウルームの方々は、私のような変態を惑わす言葉を
これまたよく心得ていらっしゃる・・・言葉巧み。商売上手。

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私も以前初期型の142を所有していたので、
Spoonfishへの思いは一方ならぬものがある。
登場当初は “ショートボード" というカテゴリーを特に強調していたように思うが、
乗ったことのある方であれはご存じの通り、特にショートだからどうということもなく
取り回しの良い、普通にとても乗りやすいボードであった。
そしてもちろん、Gentemstickと同一線上の趣味性を保持していて
たとえTTからの乗り換えでもそこに一切の不都合や違和感は感じられなかった。

そんなSpoonfishを手放したのは、
Rocketfishを手に入れたことがキッカケだったのであるが、
そもそもRocketfishに触手を動かされたのも、
Spoonfishのトップシートに設えた、あからさまにフェイクな質感を持った
プリント柄が嫌いだということがありました。

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私、アルカンタラ(スエード調人造皮革)とか、手触りなどむしろ天然スエードよりも
キメの整った質感が大好きなのですが、そういった質感を擬似的ではなく
プリントなどで “表現したもの" は一切愛せません。
こういった部分にGentemstickの廉価版というイメージが
ついて回ってしまうわけで、つまりは「高い」と感じさせてしまう部分なのである。
乗り味は文句のないところなので、だったらいっそ本家のラインナップに入れて、
美しいフィニッシュを与えてくれたら・・・と、長いこと思い続けていたわけだ。

An afternoon with Ben Ferguson from PeterAlport on Vimeo.



そこに加えて、出発前に幸か不幸かこんな動画も目にしていて、
ショートなフリーライドボードへの熱情が
フツフツと湧き上がっていたところであった。
(できるできないはこの際ヨコに置いておいて)

何より、今月オレ誕生日だし。しかも節目の半世紀記念だし。

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常々「コレください」が買い物の王道であり、
まさに本懐であると言ってはばからない、予約ならできない私ですので、
こうなったらもう後には引けません。
そういったわけで、シリアルナンバー「002」は、
遠く埼玉県に嫁いでいくこととなりました・・・

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というわけで、先日こちらでクイズ形式で紹介させていただいたボード
スプーンフィッシュ152のバンブーデッキでございました。

それにしてもだ。
スキー場に来てスノーボードを買ったことのある人って、そうそういないと思う。
我ながら場外ホームラン級のやっちまった感だ・・・
でも、こういうアホなこと、人生で一度でいいからやってみたかったんだよね。
できればイタリア旅行中にたまたま出会った288GTOを「これください」
するのが夢だったが、そちらは叶いそうにないので、これで勘弁してやる。

じっくり乗り込んだあとで、また改めてインプレはお届けしようと思うが
ショウルームでダリングと滑走ワックス塗布のプレチューンをお願いして、
早速最終日のアンヌプリとモイワで乗ってみたので、
一日乗ってみた印象を先にお知らせしておくと、
以前乗っていたSpoonfishよりも、152という長さも含めてだいぶ粘る印象があり、
ロング目のカービングターンが更に大人っぽいというか、
TTSS系に迫る高級感を手に入れているように思えました。
もちろん雪面からの影響を受けづらいショートならではの特性や、
そこから生み出される軽快感は相変わらずなので、
まさにこれからの季節に持ってこいの一本だ。

spoonfish_banboodeck-1.jpg

そして、The Snowsurfでありながら、赤玉付が何よりうれしいご褒美だ!

【おまけ】


     0302_2015-6.jpg

こちら以外にも、『Rocketfish HP Soft flex』なんていう
スペシャルバージョンもテスト販売されていましたよ!
それと、その手前にチラりと見える牛柄っぽいBigfishのアートバージョンも!

やはりここは、私のような頭のネジが緩んだ人間には
かなり危険な場所でございます。

【追記】

spoonbanboo_news.jpg

言ってるそばから限定30本だよ・・・
  

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2015.03.17 | コメント(11) | トラックバック(0) | スノーボード

本日(も)滑走中につき・・・

ridenow.jpg

度々ご迷惑をおかけしておりますが
本日(も)滑走中のため記事のポストが滞っております・・・
愉快な滑走の模様は、明日以降にお届けする予定ですので、
今しばらくお待ちください。かしこ・・・
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2015.03.16 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

GONE GIRL

gone-girl2.jpg

iTunesの先行レンタルで『ゴーンガール』を観ました。
レンタル店よりもかなり早く観られるので、
私のようなせっかち者にこういったムービー配信は向いている。
レンタル料500円はもう破格と言っていいだろう。

監督は私の大好きなデヴィッド・フィンチャー。
『セブン』『ファイトクラブ』はすでに説明が要らないだろう。
最近でのイチオシはもちろん『ドラゴンタトゥーの女』があるが、
ふとしたことで突如目の前に現れる、人間の奥底に隠れる狂気を
どこにでもありそうな風景の中に、まるでファンタジーのように描く
彼独自の視点が最高だ。
特に、吐き気がするほど狂っている人間を、
ときに崇拝するようにスタイリッシュに描く手法はトリハダものだ。
デヴィッド・フィンチャー作品を観てから、
ジェームズ・ボンドですらただの狂人に見えるようになった。
人間の狂気はコインの裏表なのだ。

gone-girl3.jpg

さて、ゴーンガールですが、
物語は結婚5周年の記念日に、妻が忽然と失踪するところからはじまる。
荒らされたリビングに、キッチンには血痕が残り、
警察は事件として捜査を開始するが、
出て来る証拠はすべて夫が殺害したことをほのめかすものばかり。

映画が始まった時点で妻は失踪しているので、
基本は妻との回想シーンの連続になるのだが、そこでは仲睦まじい完璧な夫婦と、
それを敢えて否定するような壊れかけた夫婦仲を、時系列を無視してブツ切りに並べ、
現在進行形でマスコミの餌食にされ苦悩する夫の姿が挟み込むカタチで進行する。
大切な妻が失踪したというのに、特に慌てもしない夫の姿が冒頭から描かれ、
観る者に自身の犯行を否認し続ける夫への違和感を与え続けるのだが、
かといって提示される物的証拠がすべて嘘くさくも見えるように
仕掛けられてもいるので「今見せられているものが真実ではない」感触だけが
常に映像から漂い続け、観る者の真相を知りたい衝動をかき立てる。

そうして、次々と暴露される夫の醜態と、
不気味なほど完璧すぎる妻、その双方に狂気の存在を感じさせながら
回想シーンが、今まさに失踪する寸前の妻の姿まで進むと、
突然そこで、呆気ないほどにすべての真相が暴かれてしまうのだが、
真相が解ったところから、物語は急転直下のジェットコースターに変貌する・・・

gone-girl1.jpg

サスペンスとしても一級ですが、そこはやはりデヴィッド・フィンチャー。
セブンでケヴィン・スペイシーが演じたジョン・ドゥを思い起こさせる
とつもない狂気を孕んだ人間の魔力がそこには潜んでおります・・・・
  

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

2015.03.13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

Greenclothing Boa Mitt

green_boa_mitt-top.jpg

昨日に引き続き、今季買った3双のグローブの二つ目、
『Greenclothing Boa Mitt』のお話しです。
ちなみに三つ目は鉄板の『HESTRA 3-finger Leather』。
数年前にラインナップされていた、色の切り返しのない「Natural」単色の
3-finger Leatherをヤフオクで見つけて買っておいた、言うなればコレクション物件。

green_boa_mitt-1.jpg

このBoa Mittの最大の魅力は、これ以外にないと言っても過言ではない、
モコモコのフェイクファーをふんだんにあしらったこのデザインだ。
はっきり言って、このフェイクファーに機能的な役目は一切ないので、
好きな人は心底好きだろうし、
分からない人には一生かかっても理解ができない代物であろう。

こういった無駄なことを真剣にやる姿勢がことのほか好きな私には、
まさにズッポシとハマってしまう逸品だ。

ただ、そんな私であっても、雪山用品の中でも特に手袋に望む機能的な優先度は高く、
良い意味で都会っ子用、悪く言えば「山ナメとんのか!」となるコトも必至だ。

このファーの部分は間違っても水をはじくなんて魔法もなく、
きっちりとズブ濡れになってしまう。もちろん濡れれば凍ってしまうわけだ。
雪山で濡れたモノを羽織ることの不快さや不安さというものもまた
真実であるからして、Gore-Texを完全否定するやせ我慢もまた求められる。
よって、私は使うにしてもゲレンデまでで、
ひとシーズンこれだけで過ごすなんてことはまず考えられない。

green_boa_mitt-7.jpg

それと、モコモコ感だけでなく、実際に手が大きく強調されるので、
望むと望まざるに係わらず、愛らしい見た目になってしまうということもある。

そういう伊達や酔狂でモノを選ぶ楽しさを理解できる度量を求められる部分が
逆に大きな魅力となっているというわけだ。

green_boa_mitt-3.jpg

ただ、シットリと濡れてしまうということを除けば、
暖かさを含め、手袋としての性能はとても秀逸だ。
特に今季からジャージのリブが追加された、Sal Protection製のウールインナーは、
見た目以上に温かく、填め心地の柔らかいシェルと組合わせれば、
その暖かさは極寒のアルパインエリアを除けば充分以上。
ストイックなアウトドアブランドのものと比較しても決して見劣りしないレベルで
その軟派なイメージとは違い、ガッツリ使えるものになっていると思う。

それと、ややこしいブロガーの悲しいサガとして、
寒い山中でグローブを外してカメラを構えることを強いられることも少なくない。
そんな時に手首とヒモで結ぶカフが着けられているシェルグローブを無造作に外して、
この柔らかいインナーグローブでさっとカメラを構えられるのはとても便利だ。

green_boa_mitt-4.jpg
主にそういった機能面を重視される方には、
このモコモコのない『Under Mitt』もございます。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2015.03.12 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーアクセサリー

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オートバイと
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