NISEKO DOWNCHILL

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『NISEKO DOWNCHIL』を買いました。で、観ました!
これを創ったNISEKO FILMSから直接購入したのですが、
Tシャツとステッカー付きの『羊蹄セット』という、どこぞの定食みたいな名前の
セットが販売されていて、思わずそちらをお願いしてしまいました。



THE SPRING SESSION』以降、
最近流行り(?)のセッション系スノーボードムービー。でも、そういった同好の士の
心のつながりや絆と言った仲間意識を喚起する部分よりも、私が注目したいのは、
険しいアルパインエリアなどではなく“すぐそこにあるいつもの斜面" を滑る
シーンを集めたとても身近で、ビシビシ感情移入できる部分。

Sweetgrass Productions' VALHALLA - Trailer 2 from Sweetgrass Productions on Vimeo.



やっとのこと日本でもリリースされたこの『VALHALLA』をはじめ、
ほとんど実験的なレベルに挑戦している先鋭的な映像美を追求した作品もいいけれど
こういった「日常の延長」を真剣にまとめ上げた作品の方が、
すでにシーズンインした今は特に“気分"だ。

もちろん出演されているライダーの皆さんは腕っこきばかりで、
私には一切真似など出来ないライディングばかりなのですが、
それでも今作で紹介されるシークエンスが等身大に思えるのは、
人間の肉体の限界に挑むような、エクストリームな世界からでは得られない
ごく日常の中にある “FUN" に気づかせてくれているからだと思います。

アゲたい時に観る一本が、またライブラリに加わりました。

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さて、今年も残す所あと5日となりました。
少々早めではございますが、
この記事で当ブログの年内の更新は最後とさせていただきます。
今年も一年間ご購読いただきありがとうございました。

年を追う毎にネタの重複が目立ちはじめてきており、
どれだけ新鮮なお気持ちで読んでいただける記事をポストできるか、
自分でも甚だ心配ではありますが、
来年もなんとかがんばって続けて書いてまいりますので、
引き続き覗きに来てやってください。

年始の更新は7日を予定しております。

それでは、皆さまの2014年が素晴らしい一年になりますよう
心からお祈り申し上げます。

皆さま、良いお年を!

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2013.12.26 | コメント(18) | トラックバック(0) | スノーボード

やっぱり? DEELUXE SPARK SUMMIT

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よい子のみんな!Merry Christmas!
今日はサンタさんから届いたプレゼントのお話しだよ!



・・・と、この際もう子供のふりして現実逃避するほかないし、
ion Leatherのインプレをお待ちの皆さんにはもう謝るしかない。申し訳なし。
というわけで、年末のドサクサに紛れてこの記事をポストしておこう。

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とにもかくにも、BURTON ion Leatherがこれだけ重くなってしまい
しかも、2012-13モデルに較べて、足裏感覚も後退してしまったのならば、
「もう未練はない」というのが、紛うことなき今回の突然の移籍劇の真相だ。

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ちなみにSPARK SUMMITは1,307g。
同じ本革仕様でしかもビブラムソールなどゴツイ装備満載なのに50gしか違わない。

しかして、改めてこのSPARK SUMMITに色気を出しても、時すでに遅し。
もちろんメーカーでもすでにSold out。
このテの希少品は10月を過ぎてからでは手に入りにくいものだ。

そんなわけで、一旦浮気心に火が点いてからは「ひょっとしてキャンセル物件」とか
ショップ在庫を漁る日々が続いたが、一向に見つからない・・・
そして、諦めかけていた11月も目前に控えたある日、サンタさんが
愛知県にあるSIDECARにあった27.5cmの在庫を見つけてくれた!
1cm刻みで設定されているサイズを、できることならば27.5と28.5cmとを
試してみたいところだが、サンタさんにそんな贅沢を言っている場合ではない。
27.5cmを即ポチ・・・いや違った、靴下にお願いを入れた。だった。

で、カスタムインソールを制作した記事の中でも、
スキーブーツに加えてスノーボードのブーツにもカスタムインソールをお願いした
という話を書いたが、実はそれがSPARK SUMMIT。今まで隠していてごめんなさい。

で、心配だったサイズ感だが、
スキーブーツチューンナップ エスキモーのお力もあり“なんとかなった"。
特につま先にオーバーサイズのパッドを当ててからサーモインナーを施工するなど
手の込んだフィッティングを施していただいたことで、
一切の余分もないくらいピッタリフィットするブーツになった。
これが28.5cmからの調整だったらどうだったかは分からないが、
タイト目を好む私には、結果的に27.5cmから拡げる方向で調整して良かったと思う。

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このSPARK SUMMITは見た目からすでに
キワモノ感をバリバリに発しているところに加えて、
各方面で「バックカントリー専用ブーツ」だとか、かなり特殊な部類として紹介され、
しかもあのお値段なので、私のようなお上りさんは、
銀座のクラブのような敷居の高さを感じてしまう。

アホみたいな数のボードを所有している私だが、
ブーツに関しては、できればゲレンデでもバックカントリーでも
使い分けずに一足だけですべての場所に対応させたいという思いが強く、
そんなSPARK SUMMITのとても狭義な位置づけが、
勢いに乗って買ったあとでも心にしこりを残す部分であった。

でも、実際に使ってみればなんてことはない、本当に普通に使えるブーツだ。
もちろんこの「普通」の定義も様々であるが、
特に気を遣わされたり、特別な作法があるでもない。そういう普通。ただし、
ソールは明らかにビブラムでないモデルに較べて1cmは厚くできており、
かなりボードと離れた位置に居るような違和感は否めない。
そして、その嵩の高さはバインディングのストラップを含めた調整にも大きく影響し、
あれこれと試しながら見つけたセッティングは、BURTON ionと較べて
ローテションに約6°のズレが生じており、結果大変更を余儀なくされた。

加えて、このSPARK SUMMITに装備される
ビブラムICETRECKソールは、そのゴツい見た目の通り(?)にリフト乗り場など
凍った雪でのグリップ感がionに較べて乏しいと感じたのが数少ない不満点。

でも、何より実際に足を入れてみれば、このSPARK SUMMITの
フィット感はすでに比較にならないほど上質だということを思い知らされ
些細な不満点などスッキリと晴れてしまう。

見た目とは違ってアッパーはとても柔らかく足首の動きを阻害しない。そして何より
そのサーモインナーによって生み出されるホールド感と履き心地は別次元。
これだけ足首の動きを許容するのに、踵はブーツの中で一切浮き上がらず、
かといって過剰な締め付け感が伴うわけでもなく、自然に足を包み込んでくれる。

そのサーモインナーの上に、片手で引っ張るだけで上下共に締め上げられる
CSLシングルレーシングに、足首だけを担当するBOAを組み合わせた
『SCL 2.0』と呼ばれるシステムに、ブーツの最上部を締め上げる
パワーベルトまで用意され、もはや過剰とも言える調整範囲を持つ。
これだけ細かく締結力を調整できたらまず不満は出ないだろうと思えるほど
DEELUXEのホールドに対する考え方は偏執的ですらある。

つまり「犠牲」となる部分とは、軽さと豊富な足裏感覚になるというわけで
この失う部分をどう考えるかによって「普通」に付き合えるのかが決まるわけだ。

ただ、とても困ったことに、それはつまりDEELUXEの通常モデルへの興味が
俄然高まってしまうという痛し痒しな状況を生み出す要因でもある。

今まで盲目的にBURTONを選んで来たわけだが、
世界はまだまだ広いんだなあ、と再確認。井の中の蛙。

そんなわけで、BURTONへの未練を秤に掛けてでも、
今はこのブーツを履きこなしたいと意気込んでいるし、何より
その名前が指し示すとおり『SPARK バインディング』が
こいつの真の居場所であり、仕事場である。
そして今は、その双方にとっての本籍地であるバックカントリーで、
こいつの本領を存分に発揮させたい気持ちで一杯である。

サンタさんありがとう!(←まだ言うか)
 

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2013.12.25 | コメント(11) | トラックバック(0) | スノーボード

丸沼高原【12月21〜23日】

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天皇誕生日の連休は今年も丸沼高原へ。
前日の金曜日は部下の送別会で遅くなってしまい、かなりゆっくり出発。8時です。
それでもこの時期はまだ高速が渋滞することもなく平和そのものだ。
いつもこうであって欲しい。

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はい!椎坂トンネル開通です。通過時間はほんの数分。
それだけラクになっているということだが
かかる時間よりもつづら折れの凍結路を走らされる緊張から解放されることの方が
このトンネル開通の意義は大きい。とはいえ丸沼高原はここからはまだまだ
ず〜っと先にあるので、そのありがたさもまた束の間だ。

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今年は残念ながらクリスマスには一切絡まなかったが、
自己責任クリスマスで気分盛り上げていつものペンションにチェックインだ。

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方々から(雪)景気のいい話が飛び込んでくるが、ここ丸沼はまあまあといった程度。
いまだ全てのコースが開いているわけではない。関東圏のスキー場は(雪)不景気だ。
それでも土曜〜日曜と雪は降り続き、三日とも10cm程度の新雪を楽しませてくれた。

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シーズン3日目にしてやっとBIGFISH Outline Coreの登場。
整地バーンでひたすらにカービングの練習を繰り返した。
ただ、カスタムインソールのおかげもあると思うが、ブーツが変わったことで、
バインディングのアングルセッティングがガラッと変わってしまい
あれやこれやと探しているうちに2日経ってしまった。
先シーズンのセッティングのままで滑った先週の奥只見でも、
もちろんセットは合っていなかったようで、これでやっと開幕といったところだ。
きっちり乗り込めれば、やっぱりBIGFISH OC楽しす。

ところで、日曜日にはTT160(たぶん)、マンタレイ(たぶん)、
そしてビッグマンタレイにお乗りの三人の方にお声をかけていただいた。
ロクに話もできずに申し訳ございません。次はぜひゆっくりお話させてください!

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天皇誕生日の月曜日は朝からピーカンDay。
パウダーはなくとも、太陽がいるだけで気分がいいね。

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今季の私は3日あれば1日はスキーだ。
AVENTURAをきっちり整地で乗り込んでみたが、エッジが喰い込む喰い込む。
ほんとゲレンデでも痛快なスキーだ。
TLTバインディングも慣れればスキー場での使用も煩わしい思いをすることもない。
と、このセットアップは、はっきりとバックカントリーな装備であるが、
はっきりとスキー場もこのスキーのテリトリーだ。ほんと万能選手。

さあ、次は年末年始に行く野沢温泉スキー場4日間だ!行く行く〜

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2013.12.23 | コメント(4) | トラックバック(0) | スノーボード

アフターアース

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ウィル・スミス、ジェイデン・スミス父子共演で
話題となった『アフターアース』です。
とはいえ、この親子は『幸せのちから』(06年)でもすでに共演を果たしてはいたが
まだまだ完全な子役であった前作とは違って、15歳となった今作では、
ただの親バカか否かと実力が試された一本になった。

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こんな親父の子供に生まれたかったとは誰でも思うところだろう。

で、結論から話すとなかなか面白かったし、
ジェイデンくんも、誰からも尊敬される男を父に持つ息子という
難しい役どころをそつなくこなしていたように思う。が、
ウィルの息子である以上の説得力があったかと言えば首を捻らざるを得ない。

さておき、ストーリーだが、
環境破壊の末、地球をあとにした人類は惑星ノヴァ・プライムに移住するが
その惑星の先住民と戦争状態に陥る。そして先住民の生み出した
「人類の恐怖を感知して襲ってくる」戦闘生物アーサにより
戦争は苦境に立たされるが、一切の恐怖の感情を持たない最強の兵士
サイファ・レイジ(ウィル・スミス)は アーサから一切関知されないことから
“ゴースト" と呼ばれ、人々から厚い信頼と尊敬を得ていた。
一方そのサイファも日々闘いに明け暮れ、たまにしか合うことの出来ない息子とは
疎遠になっており、そんな心の隙間を埋めるため、母親の提案で次の遠征訓練に
訓練生である息子を連れて行くことにした。しかして、目的地に向かう途中で
二人を乗せた宇宙船は磁気嵐に遭遇してしまい、未知の惑星に不時着してしまう。

といった話なのだが、驚いたのは原案がウィル・スミスその人だということ。

そして、もう一丁。
なんとなんと、監督と脚本を手がけたのは誰あろうM ナイト シャマラン!

前作『エアベンダー』で完全にぶっコケ(興行収入はそこそこ良かったのだが
評論家筋からはボロクソのクソミソにけなされた。ちなみに私も評論家と同意見)、
『シックスセンス』『サイン』『ヴィレッジ』で得た名声を一気に失ってから
すっかりその存在のことを忘れていたのだが、こんなところでカンバックだ。

で、さすがは腐ってもシャマラン。
壮大なスペクタクルを、短い時間の中に違和感なく納めている。
そして、独自解釈の未来世界の様相を観る者に提示することに成功している。

親子の絆好きよりも、SF好きのあなたにオススメの一本です。

テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

2013.12.20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

松山出張

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今日の朝一から会議があったので、
昨日から松山に前乗りしていました。
東京都内でも10〜15cmの積雪になるかも?と
昨日の朝のニュースでは言っていたので
「戻りの便が飛ばなかったらどうしよう」なんて、
完全な被害妄想。ただの考え過ぎだった。

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往きの飛行機ははじめての「ボーイング787」。やっと乗れた。
内装はもちろん、身体に触れるシートからベルトから新しいのは気持ちが良い。

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夜の便だったので試せなかったのだが、
この電磁式?のカーテンはかっちょええ。

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さておき、せっかくなのでこの機会にいつも仕事をご一緒させていただいている
広告代理店の方々と忘年会。
鯛しゃぶ美味し・・・・感無量。

そのあとおねーちゃんのいるお店に行ったり、結局2時まで呑んでた。
それでもきっちり朝一のプレゼンをこなし、我ながらヤル男だと自画自賛。

で、ただいま松山空港で帰りの便までの時間をつぶしてます。
という、このブログには珍しい、とてもブログらしいポストでした。

2013.12.19 | コメント(4) | トラックバック(0) | 徒然

Vectorglide AVENTURA ファーストインプレッション

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いんや〜AVENTURA良かったです。

何が良かったって、板が近くに感じるところですね。

DYNAFIT RADICAL ST の物理的な薄さももちろんあるのでしょうが、
それよりもウエスト幅100mmの生み出す、素足からエッジまでの距離が
ものすごく近く感じることが一番印象的でした。
パウダー系のファットスタイルを基本にはしておりますが、
案外イマドキのカービングスキーってこういう乗り味なのかもしれません。
乗ったことないんでわかりませんが・・・

もちろん深雪での浮力も申し分なしで、それでいてフカフカ雪の上でも
レスポンスが異様にシッカリクッキリしていて
操作をする楽しさがとても大きい。操作のし甲斐のあるスキー。
ただ、BUTTERKNIFEと較べると、テール側の浮力は劣っているようで、
比較論でしかないが、若干テール側が沈んでいく感じがするので
勝手に浮きまくるファットスキーの乗り方が染みついているような状況では
意識的に前乗りを施してやる必要がありそう。慣れればなんてことない範疇ですが
やりすぎるとトップから刺さるので、はじめのうちはちょっと緊張感が走る。

確かにBUTTERKNIFEのような空飛ぶ円盤的な浮遊感はないが、
その代わり、スピードの乗り方がとにかくすごい。
パウダースノーの中を抵抗感なく加速していくので、
深雪の上を圧雪バーンのように
キレッキレに操作できるのがスゴい。底突きしていないはずなのに、
ソールにはっきりとした「底」の足応えを感じさせてくれる。

そういった操作を積極的にさせる魅力もあるが、ちょっと重めのパウダースノーで、
操作が破綻する気がしないというのは
何物にも代え難い安心材料だと思う。

そんな安心感の高い操作性に加え、ギトギトにトラックの入りまくった新雪を
こともなげに切り裂くように突っ切っていく。加えて、アンジュレーションを
超えるときに、BUTTERKNIFEなら2〜3発のピッチングが起きそうな所で
AVENTURAはそれらをほとんどこちらに伝えない、
その衝撃吸収性能もスゴイと思った。

つまり、圧雪、新雪、整地、コブと、一切のコンディションに
左右されない
スキーだということだ

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結論を申し上げれば、またしても抽象論になってしまい恐縮だが、
R1200GSのようなスキーだと思った。

R1200GSとは、機能だけをひたすらに追求することで生まれた
ある意味究極のオートバイだ。
その突き詰められた機能とは、最高速やラップタイムなど刹那的な性能ではなく、
どんな場所、状況であっても乗り手の手のひらに汗ひとつかかせない
フールプルーフに造られた安全性のことだ。
極低速時から、超高速の速度域まで高められた車体安定性に
生態学的にも一番無駄なく操作ができるシート、ハンドル、ステップの位置関係など
都市から砂漠まで、ショートトラックからロングジャーニーまで
ライダーに一貫していつでも変わらない操作感を提供するように躾けられた
そのハンドリングは、乗り手に急激な緊張を強いることがまったくない。
まさに究極のトランスポーターだ。

AVENTURAにはそのイメージがダブって見える。
趣味性から走破性、安全性に至るまで確保された
まさに全方位スキーだ。

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そして、今回一緒に刷新されたバインディングとブーツについても少しだけ。

とにかくいつまで経っても見慣れることがないTLTバインディングの
この得体の知れない様相に感じていた戸惑いも、
1メートルも滑ったところでキレイに消え去った。
そして、ある程度踏み込めるようになっても、私レベルでは
剛性感の不足などを感じるようなこともなかった。

あたりまえの話なのだが、それほどまでにしっかりと普通のバインディングで
あったわけなのだが、30年以上のあいだに染みついた先入観というのは
そうそう簡単に拭い去れる物ではないのだ。
と、これでとりあえずは一安心ではあるのだが、
まだスキーが外れるような転倒を経験していないので、
その緊急回避性に関しては、まだ未知数なままだ。

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やはりこの特異なトゥピースを装着する手順というか足順は、
想像以上にハードルが高い。はっきりと難しい。
なぜなら私の老眼の入りはじめた眼球では、この雪面ではコントラストのない銀色で
造られたつま先の穴の位置が良く見えないからで、特に右目で凝視する左足の方が
ばちっと的確に装着位置に送り込めない。これはかなりの練習が必要になりそうだ。

そしてそして、AVENTURAに加えて驚いたのが、このブーツ
DYNAFIT VULCAN TFだ。

AVENTURAの高レスポンスを引き出しているのは、間違いなくこのブーツだ。
素足からの入力の一切を無駄にすることなくスキーに伝えてくれる
すごい剛性感。

これはシェルの剛性感だけでなく、熱成形で私の足形にジャストに設えられた
インナーブーツのフィット感、そしてもちろんインソ−ルのチューン
相互に関係している結果だろう。
少ない私の経験則の中での比較でしかないが、
これは完全に未体験ゾーンのレスポンスだった。神対応。

そして、その高レスポンスのおかげで、バックルを
必要以上に締め込む必要がないため、ここまでのシェル強度を誇りながらも
履き心地が良かったことも予想外。うれしい誤算であった。

これは刷新されたスキーセット全体で達成されたことだと思うが、
底抜けに疲れないことも驚きの性能だ。
滑ったのは午前中だけだったとはいえ、それでも7時半から4時間もの間
雪の上にいたいたわけで、前日さんざん使い果たした私の膝をして
その4時間の最後まで私の荷重を支えられるほど
足に疲労が感じられなかったのは、その操作のし易いレスポンスと、
そしてやはりこの軽さのおかげであるのだろう。

と、今回のお買い物は、私の嗅覚も冴え渡り、
「概ね」どころか「大成功」と言っていい結果となってくれた。

いや〜スキー楽しすぎる!スノボの影が若干薄くなり始めてきてるぞ〜
 

テーマ:スキー - ジャンル:スポーツ

2013.12.18 | コメント(6) | トラックバック(0) | スキー

かぐら【12/15】スキー

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土曜夜のかぐらスキー場のHPには、朝までに40〜50cmの積雪と
疲れ切った身体に高圧の電流を走らせるようなことが書かれていた。
ただでさえ前日はあまり眠れなかったところにきて、
クタクタに疲れてヘベレケに酔っている私はめちゃイケを観終わる前に寝てしまった。

もちろんかぐらの7時半の始発のロープウェイに乗るためだ。

お隣の部屋のグループも同じ穴のムジナのようで、
5時過ぎにその方々の話し声で目が醒めてしまったが、元より望む所だ。早起き上等!
支度を調えて宿の駐車場に出てみたら、クルマには案の定の積雪ぶり。
想像よりも雪かきに時間がかかった。お隣さん起こしてくれてありがとう!

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7時のリフト券発売開始に合わせてチケット売り場に到着すると
「本日強風のため、かぐら第一ロマンスリフトまでの営業を予定しております」と
場内アナウンスが・・・そんなことここで言われてももう遅い。

覚悟を決めてそのまま始発に乗ってしまった。

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この日はスキー!やはり新しいおもちゃはすぐに遊びたいものだが、
そんなわけで、2日続けて“初滑り”になってしまった。
もちろん2日続けての深雪での初滑りだ。

昨日のTT Splitもそうだが、
システムをTLTに一新した今日のスキーの方が倍返しで不安だ・・・
もちろんこのVectorglide AVENTURAに乗るのも初めて。ブーツも初めて、と
初めて尽くしの“初滑り”になってしまい、そこに加えて
TLTバインディングのなんとも得体が知れない感じに背筋に嫌な汗がしたたり落ちる。

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特に前日の奥只見でもお見かけしたのだが、深雪でスキーを外してしまうような
転び方をすると、外したスキーを紛失してしまう可能性がとても高くなる。
リーシュコードを着ければ無くすことはなくなるが、
その代わりに外したスキー板が空から自分に向かって降ってくる危険性が出てくる。
したがって、深雪の中で転ばない滑り方、スキーを外さない転び方が
できるかどうかが大切になってくるのだが、一新されたスキーセットで、
果たしてどこまで対応できるのか、はっきりと不安だ。

と、肌感覚的に不安なので、どうせ今すぐ上に上がっても
第一ロマンスリフトまでしか動いていないし、
一本ファミリーコースで足馴らしをしてからかぐらゴンドラに乗ることにした。
とはいえ、そのファミリーコースだってノートラックパウダーなんだけどネ!

と、ひと滑り終えてみれば「やっぱ当たり前のスキーだよな」という
当たり前の結論にさっさと達し、案ずるより産むが易しとは
昔の人は上手いこと言うなあとか言いながら勇躍かぐらエリアを目指した。

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今回AVENTURAを買う理由のひとつに、ゴンドラの搬器に板を
持ち込まずに済むという勝手な想像があったのだが、
残念ながらかぐらゴンドラの搬器のドアに設えられたスキーキャリアには
幅が足らずに入らなかった・・・・残念。

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で、ゴンドラ乗車中に「ただいまからかぐら第一高速リフトの運転を開始いたします」
と、アナウンスが場内に流れる抜群のタイミング!
こうなれば単細胞の私は不安もなにも吹っ飛び、ジャイアントコースに猫まっしぐら。

こたつで丸くなるはずの猫がはしゃぎ駆け回る様子は下の動画で。



深い所でスキーのブーツが埋まるくらい。
でも、スノーボードよりもスキーの方が浮力が強いのでスノーボードだと
ジャイアントコースで膝くらいまで深雪があったようだ。
一本ファミリーコースを流してからかぐらエリアへ上がったので、
ノートラックはもうほとんど残ってはいなかったのだが、
それでも存外のコンディションでシーズンを始めることができた。
いんや〜ごっつあんでした。

AVENTURAの印象についてはまた今度。

それにしても、スキーは初滑りでも勘を取り戻す必要もなくいきなり全開にできる。
みっちり身体に染みついてるんだなあ〜

本来ならこのあと田代エリアとの連絡コースが開き、そちらに流れるのが
私のルーティーンなのですが、この日の田代エリアはあいにく終日運休・・・
それほどに風は強く、リフトはいつ止まってもおかしくない状況であった。
あっちこっちで止まったり動いたりを繰り返していたが、
ついにはかぐらゴンドラが「不具合のため」止まってしまい、
いよいよみつまたエリアからかぐらエリアへ上がることはできなくなってしまった。
それはつまり、狭いみつまたエリアに全員足止めということで、
その後もロープウェイは新たなお客さんたちを運び込み続けていたため
昼にはかぐらスキー場を後にすることにした。

1215_2013-21.jpg

12時の時点で国道17号もこの降りっぷり。
やっと本格的に降り出してくれました。
いよいよ冬本番です!

テーマ:スキー - ジャンル:スポーツ

2013.12.17 | コメント(17) | トラックバック(0) | スキー

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Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
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