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NOW Snowboading

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昨シーズンからここ日本でも発売が開始されたNOW BINDINGですが、
さすがに今シーズンは様々なメディアで採り上げられるようになり
ジワジワと私の琴線に触れてきている。

ジェレミー・ジョーンズがソリッドボードではこちらを使っているという話もあって
気にはなっていたのですが、それでもにわかには信じられないような
その斬新を通り越して奇抜と言ってもいい発想から、
少々キワモノっぽい印象を持ってしまっていました。

ただ、今年に入ってから、あまりに多くのメディアで目にするので、
改めて調べてみますとなかなかに私の知的探求心をくすぐる内容に
それまでの先入観を改めはじめております。

そんなわけで、まだNOW BINDINGをご存じない方のために、
私なりの解釈ではありますが、ご説明申し上げておきますと。
ipo-bk.gif
(このアニメーションは機構を解りやすくするために、気持ちおおげさに動かしています)

このあからさまに「ここから回転します」と言わんばかりのヒンジ部を軸に
まるでクルマのタイヤのようにベースの四隅に配置された5mm厚のパッドへ
面ではなく点で荷重を集中的に伝えるという考え方。つまりこのパッドの厚みぶん
バインディングが5mmフローティングマウントされているというわけだ。
これにより適切な位置からエッジを含む適切な滑走面の一部分に
無駄なく荷重を伝達できるようになるそう。
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ちなみに、その『BUSHING』と呼ばれるパッドにはHARD・MEDIUM・SOFTと
三種類の硬さが選べるようになっているのもまた、まるでクルマのようだ。

よって、今までのようにブーツをボードに強く圧着固定する必要が減ったので、
副産物的に履き心地とフィット感も向上し、疲労軽減などにも効果があるようだ。
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それと、私が気になったのはこの高い位置に上げられたヒールカップの位置。
ハイバックが低く見えるのは相対的にヒールカップが上がっているからだが、
メーカーはこれによりブーツの踵の納まりが良くなり、ホールド感が増すと
アナウンスしているが、なるほど理屈に合っているように思える。

と、論理的に理解できるようになると、その奇抜さの象徴でもある
このヒンジを中心としたデザインも理に叶っており、
理路整然としていて何やらカッコ良く見えてくるから現金なものだ。

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話をこの製品の核心部である『KINGPIN』と呼ばれるヒンジ部に戻そう。
つまり、この発想を今までのバインディングに当てはめると、今までは
いかにストラップとハイバックで強固にバインディングと結合されているように
思えていても、結局はそれら結合部であるストラップからパワーが伝達される
のではなく、それらによってボードに圧着された靴底のつま先と踵の部分を押すことで
ボードに必要方向の荷重を与えていたということだ。つまり、
足裏の操作を上手にできないとその荷重はどこかに分散してしまうということか。
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そういった荷重をこのNOWはより簡単にし易くしているということだと想像させ
装着時のローテーションが左右ともほぼ90°になる私の場合は特に
その恩恵に預かれそうな良い予感で頭は一杯・・・・・・・なのであるが、
ここは一旦冷静になって、実際昨シーズンにこのNOWを使っていた雪友に
感想を訊いてみることにした。

すると答えは「意外と普通」
「最初はそのテコの原理でパワーが伝達される様子を感じていたが、
 そのうちに慣れてしまう」
レベルなのだそうだ。
まあ確かにそう大きな違和感を感じるようでは逆に問題だろうし、
一般的なバインディングでもきちんと荷重できる方なのでこの感想も当たり前か。
レスポンスははっきりと低めで硬いバーンなどは苦手。
 自分はハードブーツ出身でホールド感は硬めの方が好きなので、
 尚のことタイトで素早いレスポンスを求められる場所は向いていないと感じました」

とのこと。あとはゲレンデでの注目率が相当に高いそうで、
「多くの方にバインディングについて声を掛けられた」そうです。
おまけ的に「ベースが4点支持なのでボードにバインの痕が残りづらい」とも。

想像するに
硬いレスポンスが好みの方には奥歯に何か挟まったように感じてしまうので、
気持ちルーズ目のセッティングを好み足首より下の動きの自由度を重要視される方
もしくはサーフライクな乗り方を含めパウダーなど柔らかい雪面を
滑らかにまさにスケートライクに滑りたい方に向いた
バインディングということでしょうか。

そんなわけで、荷重の出し入れが明確になったり、
実力以上にエッジに強いパワーを乗せられるようになったりと言った、
ライディングを新しい機構でサポートしてくれるようなギアではなく
あくまでも乗り手に伝わるフィーリングを部分的にでも増幅する
感覚装置なのかもしれない。
すぐに自身の未熟な部分を、科学に補ってもらおうという魂胆でいる
新しモノ好きな私としてはちょっと残念ではあるが、逆に言うと
新興勢力ながらそのフィールはすでに洗練されているということでもある。

まあ以上はすべて私の推測でしかないし、
何事も自身で体験してみなければ結論は出ないものなので
機会があれば試してみることにいたしましょう。

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2013.10.22 | コメント(10) | トラックバック(0) | スノーボード

栗原川林道 10/19

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台風18号だったかの影響で一旦は通行止めになっていた栗原川林道だったが、
26号の猛威にも耐えてこの週末は開通しているようだ。
27号もその後を追う今日この頃、来週も通れるとは限らない。そんなわけで
土曜日は栗原川林道へツーリング。のつもりで早起きしたのだが
一目で楽しいツーリングを諦めさせるほどに空は重い雲に覆われていて
ふて寝という二度寝に突入した・・・・・
しかして、次に目を醒ました11時頃には私の住む埼玉地方は薄日が差していて
今一度気持ちを奮い立たせてHP2にうち跨がり関越道を北上した。
日曜日は高い降水確率を示していて、今週行くなら土曜しかない。

何やかんやと出発したのはもう昼だった。

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と、出発して間もなくヘッドライトバルブ切れを示すコーションが表示された。
家へ引き返して交換作業するか、ハイビームは生きているので交換せずにツーリングを
続行しようかと迷ったが、家に戻るとそのまま心が折れそうだったので
そのまま走り続けることにした。しかして、余計な心配事を抱えて山に分け入るのも
精神衛生上よろしくないので、沼田I.Cで降りてすぐに緊急ピットイン。

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バルブ交換なのでさほどの手間も時間もかからないのだが
ただでさえ貴重な時間を浪費してしまった。
これでは日が暮れるまでに山を下りるにはメシ抜きだ。

ちなみにポジション球も切れていた。常時点灯されるヘッドライトの場合、
ポジションランプ切れには気がつかない(コーションも表示されない)し、
光量の大きいヘッドランプが点いているので切れていても問題はないのだが、
ポジションランプの大切さはまさにヘッドライトバルブ切れの際に出てくる。

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すったもんだの末に栗原川林道に着いたのはすでに14時半。
でも、着く頃には雲間から太陽も顔を出しはじめなかなかのツーリング日和に。
山はまだ色づき始めといった程度ではあったが、深まりゆく秋を堪能させてもらった。

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※画像は2年前に撮影したものです。
そしてこの日は、特に多くの鹿たちと遭遇した。
そもそも鹿は薄明薄暮性なので日中に道にまで出て来ることはなかなかないのだが、
この時期は冬に向けて栄養を蓄える時期であることと、いつもより遅い時間に
走っていたこともあってか、林道上で数頭の群れに出くわすほどだった。
鹿はとても臆病で、特に立派な角を生やした雄鹿はこんな日でも滅多に現れない。
だが基本的には鈍感なようで、エンジンをかけたままでも目の前に行くまでこちらに
気づかないのか、足がすくんで動けないのか、かなり近くまで行っても動かない。
なのにカメラを向ける頃には走り去ってしまう。
この日ほどウエアラブルカメラを着けて来なかったことを怨めしく思ったことはない。

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ところで、ここ栗原川林道にも舗装の魔の手が伸びて来ている・・・
栗原川林道は、多くの登山者に人気の日本百名山でもある皇海山登山口までのアクセス路なので、重要な観光資源として、沼田市としてもこのアクセス路の完備はこれからも続けるだろう。
なので、舗装化するなら登山口までということになるが、特に追貝側は勾配も急で険しい箇所がつづくため舗装化は容易なことではないはずだ。そのためかどうかは解らないが、林道が標高を上げるその手前で谷沿いに新しい道を造っているようだった。

逆側にあたる根利側に関しては、追貝側と比較しても勾配も穏やかで道幅も広く路面もフラットで舗装の必要がないくらいにとても走りやすい。実際小型の観光バスが多数登って来られるほどに整備が進んでいるのだが根利側は市街地や高速出口からは遠くアクセスの悪い奥まった場所になるため開通する椎坂トンネルも含め、皇海山へ至近距離となる追貝側の整備が重要なのだろう。

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着いたときには今回ばかりは往復80kmコースは無理かと思ったが
休憩時間も惜しんで走り続けた結果、
ギリギリ日没までに再び追貝まで戻って来ることができた。

それにしても台風26号のおかげとは口が裂けても言えないが
一気に秋を連れてきてくれた。
林道でHP2と格闘しているぶんにはちょうどいい気温なのだが、
全身プロテクターで重装備の状態でも高速道路など、風を受け続ける場所では
もうかじかむほどの寒さだ。急速に季節が移行しているのを感じる。
11月にもう一度ここを走れるといいなあとは思うのだが、この急な季節の変化を
考えると、次は積雪で通行止めなんてこともあり得るかもしれない。

テーマ:BMW バイク - ジャンル:車・バイク

2013.10.21 | コメント(2) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

MERRELL JUNGLE GLOVE

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メレルのジャングルモックは発売から15周年を迎える
皆さんご存じのベストセラーですが、こちらはアッパーはモックと同じながら、
ベアフットと呼ばれる素足感覚の薄いソールを組み合わせた新製品
『JUNGLE GLOVE』。

1998年だったか?それくらいに、モデル名は忘れたが同じメレルで、
バックスキンを使ったスリッポンとレースアップと2タイプあって
ソールがモックのように厳つく分厚いタイプではなく、
タウンユースを意識したソールの薄いモデルがあって
それを色違いで数足買ったほど気に入っていたのですが
そのモデル以降そのラインのものはなくなってしまっていた。

ジャングルモックも嫌いではないのではあるが、ビルラム製の
見るからにアウトドアぶってるその分厚いソールデザインがあまり好きではなく、
ここ10年ほどメレルのシューズは履いていなかったのだけれど
このオレンジっぷりの良さに、久しぶりに一目惚れで買ってしまった。

デザインのみならず、相変わらず履き心地もとてもいい。
本当にソールからはビーチサンダル程度の存在しか感触が伝わって来ないのだが
それでいて局所的な足裏のどこかに不安を感じるようなこともなく
土踏まずを含め、足裏は立体的にフォローされている感じがとても新鮮だ。

秋から重めのローテーション物件となりそう。こりゃイイネ!

テーマ:アウトドア - ジャンル:趣味・実用

2013.10.18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 徒然

DIGGIN'MAGAZINE

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『DIGGIN'MAGAZINE』お読みになりましたか?
まあ「読む」とは言っても、端から端まで目を皿にして読んでも
1日で読み終わってしまうほど、文字数はそのページ数に対してはっきりと少なめで
どちらかと言えば「見る」「感じる」「考える」といった風情の読み物だ。

『LastFrontier』は月刊スキージャーナルのブックインブックという
タテ/ヨコ乗りの違いも含め「まさに情報誌」という
良い意味でも悪い意味でもとても見慣れた出版物なので
奇しくもほぼ同時に刊行されたこの2冊の読み比べは興味深いものがあった。

『Snowstyle』は私だけかもしれないが、読むと出版界華々しき頃の
『流行通信』や『Studiovoice』を思い出す。
客観情報を伝えるだけではなく「意見」や「発見」という主観を伝えるという
雑誌が雑誌らしかった名残を感じさせる一冊だ。
そして、スノーボード自体がすっかり若年化しつつある昨今に
数少ない大人の購読に耐えるスノボ誌とも言えよう。

そしてこのこの『DIGGIN'MAGAZINE』からは、
「スノー」や「ボーダー」といったワードを廃して代わりに「探求」という
これまた哲学的なワードをわざわざ配置しているそのネーミングが想起させるとおり、
その『Snowstyle』からも更にエッジィで、ツッコんだ世界観の訴求を試みる
実験的でいて挑戦的(というよりも野心的?)なビジョンを感じる。

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そして、まるで美術館の企画展示用パンフレットのような
そのレイアウトもまた、そんな挑戦的な部分を強く伺わせている。

好き嫌いはもちろん個々人であるだろうが、デザイン畑の人間から言わせてもらうと
やりたくてもなかなか許可が下りないデザインに敢えて挑戦している。
例えば余白を多くとりそっけないくらい文字に色を使わない文字レイアウトと、
裁ち落としではなく枠を回す写真レイアウトなどがそれだ。
文字に限らずレイアウトに利き色を差すのはアテンションを惹きたいからだが
それをせずに文字の大小だけで情報にプライオリティの差をつけてている。
風景写真は裁ち落としで拡がり感を強調するのがひとつのセオリーなのだが
それも敢えて廃していたりと文字通りに挑戦的だ。

ただ、勘違いして欲しくないのは挑戦することがいつも正しくて、
保守的であることが悪いことでは決してなく、むしろ“保ち守りたいもの"とは、
先人達が積み上げてきたナレッジの集積でもあるので
その守るべきものとは得てして正しい場合が多いということだ。

つまり、カッコはいいけど少々読みづらい。
私がアートディレクターだったら寄稿してくれているライターさんに申し訳なくて
こういったレイアウトは採用できない。
せめてフォントサイズはあと5%程度大きくしたってバチは当たらんだろうと
近ごろ老眼が入ってきたオッサンはついついそんなふうに思ってしまう。

でも、そんなこんなをすべて受けて立つ気概がなければ、
いつの時代も挑戦なんぞ成り立ちはしない。
このデザインだからこそ伝わる「コト」があると信じる力が挑戦を生むのだ。
その気概や良し。オッサンなんて気にするな(でも少しだけ気にして欲しい)。

そんなビジョンを世に問うには、今は価値観が細分化されすぎていて
立ちはだかる現実と、ビジョンはなかなかに同じ方向を向いてはくれぬが、
出版不況と言われるこの時代にあってもまだ、
スノーボードの中でも更にラディカルでスローな、スノーサーフなんていう
その細分化の一端を担うニッチで狭義な世界だからこそ、
こういった冒険の余地が残されているのかもしれないと思うととても痛快だ。

この冒険の成功を心から祈りたい。

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2013.10.17 | コメント(6) | トラックバック(0) | スノーボード

FIRE & ICE

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左は2010年、アロンソがドライブしたF10。右は2007年にライコネンがチャンピオンになったF2007。
私のデスクに並ぶお気に入りの2台だ。

未だ4戦を残し、そしてチャンピオンも決まっていないフォーミュラ1
2013シーズンではありますが、残念なことにすっかり興味が失せてしまっている。
さすがに日本GPは盛り上がるだろうと自分自身に言い聞かせたが
まったくと言っていいほど楽しめなかった・・・
来場者数も減ったようで、その理由を日本人ドライバー不在に求めるのは
私はちょっと違うと思う。

ご承知の通り、来季2014年シーズン、フェラーリは
新たにキミ・ライコネンを迎えフェルナンド・アロンソと
チャンピオンコンビでシーズンを戦うことを発表した。

2013シーズン、なかなか競争力のあるマシンを手に入れられない苛立ちと
手強い僚友の加入にあからさまな拒否反応を見せていたアロンソは
今時点で未だに2015年に搭載されるホンダエンジンを視野に入れ
来シーズンにもマクラーレンへ移籍するのではないかとする噂が絶えないなど
この強烈な二つの個性を同じチームで走らせることを疑問視する関係者は多い。

セナ/プロストの話を持ち出すまでもなくとも
当のアロンソはマクラーレン時代にまだ新人だったハミルトンと
まさにチーム内で抗争を激化さた過去を持ち、先日も
勝ち過ぎて表彰台でブーイングを浴びせられるベッテルについて訊かれ
「人気者と強いクルマとを選べるなら、私は迷わず悪者になるよ」と
コメントするほど勝利とチャンピオンに固執する熱血漢。

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何よりフェラーリのモンテゼモロ会長はつい先日まで
「同じ鳥籠で二匹の雄鶏を飼うようなことはしない」と明言していたほど
ドライバーに何よりチームへの貢献、自己犠牲を求める名門フェラーリにとって
それがどれほど危険な賭かは言わずもがなだ。

そして現代のフォーミュラーワンは
いかに腕っこきがドライブしたからと言って、それで勝てるほど甘くはない。
というか、ドライバーの腕だけで奇跡が起こせるような余地ははっきりとゼロだ。
もうほとんど人間味に欠けていると言ってもいいのかもしれん。

なので、もし正常な化学反応が起きて、この二人がいかんなくその実力を発揮して
コンストラクターズ・タイトルが獲れたとしても、
本当に速いマシンが用意できなければ、レッドブル+ベッテルの前では
ドライバーズ・タイトル獲得は難しいだろう。

ライコネンとフェラーリとの交渉は、あれよあれよと数日でまとまったらしいが
その寸前までフェラーリは数ヶ月に及びヒュルケンベルグと交渉を進めていたらしく、
しかもあとは会長のサインのみという状況で止まっていたらしい。
もちろんライコネンはそれまでレッドブルと交渉を続けていたことは公然の秘密。

つまり、モンテゼモロは、
ライコネンではなく若手のリカルドを起用したレッドブルに対し、
アロンソのワントップ体勢からベテランチャンピオン二人を揃えて
コンストラクターズ・チャンピオンを「せめて」狙える布陣を敷いた
と言えるのかもしれない。いたって理性的な経営者の考え方だ。

それだけ今のレッドブルという存在は突出していて
いかに来年1.6L V6ターボエンジンへの変更を含む大規模なレギュレーション変更が
採用されても、それはレッドブルにだけ与えられる試練ではなく、
もちろん全チームに及ぶものなので、問題点の抽出速度とそこからのリカバリー能力に
明らかに優れる今のレッドブル体勢をを打ち破るマシンが開発できる可能性は
まさに「水物」であるということだ。

それならばコンストラクターズ選手権上位から順に多くの分配金をチームにもたらす
そちらを優先したこともうなずけると言うことだがもし本当にそうなら
名門フェラーリも落ちぶれたものだと思うのは私だけではあるまい。

ただ、そのことが悲しい反面、ヨーロッパの貴族社会の象徴であるフェラーリを、
完全な新興勢力であるレッドブルがそこまで追い詰めたという事実は
実はものすごいことなのだと改めて思う。

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しかし、私は来シーズンが楽しみで仕方がない。

そんなラテンの熱き血潮を滾らせるスペイン人と、
顔色一つ変えない冷徹な判断力でアイスマンと呼ばれるフィンランド人の
二人のチャンピオンペアなんて、最高だ!
冷静な判断力を持つ人間ならば、この二人のペアなんて想像はしても
決して実行には移さないであろうまさに奇想天外と呼ぶべき出来事だ!
さすがはイタリア人!無責任ともとれるその想像力と実行力の塩梅が最高だ!

ホンダが戻ってくる2015年シーズンを前に、
2014年シーズンはここ数年で一番楽しみなシーズンになりそうだ。
 

テーマ:F1グランプリ - ジャンル:スポーツ

2013.10.16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 徒然

サーフィン@伊豆 10/12~14

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体育の日の三連休はまたしても伊豆へ波乗り。
だが、土曜の朝はすっかり寝坊。起きたら10時。我が目を疑うとはこのことだ。
もちろん三連休の東名高速はすでに綾瀬バス停付近を先頭に30kmを超す大渋滞。
横浜青葉I.Cから海老名I.C(圏央道)まで一般道を選びなんとか渋滞通過時間を
45分に抑えるも、その後の沼津市内や天城越えの峠道など
ことごとくノロノロ運転に付き合わされ、白浜で入水したのはすでに
陽も落ちかけた午後3時・・・

サイズは常にコシ以上あるような良い波で、もう少し早く着いていればと早速後悔。
休む時間も惜しんで、全開で2時間乗りまくって日没サスペンデッド。
でも、限られた時間内で集中できるのもそれはそれでまた良しだ。

それにしても10月もすでに中旬だというのに気温計は30度を表示している。
さすがにフルスーツを持参したが、まだスプリングで問題なさそう。
方や初冠雪の話も届いているというのに一体どうなってるんだか。

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少ししか波に乗れなくても旨い夕飯は逃げたりはしない。
2週間前にも食べた『不老長寿しゃぶしゃぶ』をこの日もいただく。
前回、肝心の二種類のスープの画像がないことにガッカリされた
という声が多数届いたから・・・というのはもちろん嘘で、
ただ単に二週間前と画変わりさせるためにスープの画像を撮ってみた。

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日曜日は多々戸浜に移動。さすがは連休中日、なかなかの混み具合だ。
そんな海に浮かぶサーファーの数とは反比例して、
波の間隔は10〜15分に2〜3発くらいの少々じれる間合いだったが、
サイズはヒザ〜時々ムネくらいでなかなかのコンディション。
ここではライト側(海に向かって左側)の堤防寄りがロングボードのエリアと
暗黙の了解があるのだが、言っても450mほどのビーチだ。ローカルを含め
おおよそ100mの幅で混み合う多々戸浜での位置取りは非常に気疲れする。

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そしてこの日も夕陽を堪能するまで波乗りまくりの一日となった。

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私は食に対するこだわりは少ないので何日でも同じ店で飯を食える。
そんなわけで二日続けて「たまきや」へ。
とはいえ二日程度で食べきれるメニューではない。
この日は『茶美豚 もつすき焼き』・・・・う、旨い・・・
スノーシーズンを前にデブまっしぐらだ。腰回りのキレが・・・

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体育の日は一旦は多々戸浜を覗いたのだが、
まるでハワイのようなオーバーヘッドに腰が引ける。ハワイ行ったことないけど。
ショートの方には千載一遇(?)かもしれないが、ロング乗りには全体的にダンパーで
ひっくり返され叩きつけられたいつぞやの記憶が鮮やかに蘇る・・・・
よっていそいそと白浜へ移動するもサイズはコシ以上ながら
強いオンショアで面ザワつき落ち着きなし・・・
ビーチはサーファーよりも観光客の方々の方が圧倒的に多かったほど。

とはいえすでに私には選択肢はなし。覚悟を決め白浜で入水するも、
迫り来る波を乗り越えながらアウトに出るだけで息ゼーゼー。
それでもなんとかアウトに出ても、そんなデカい波が時に私のボードの長さよりも
短い間隔でガンガン入ってきていてテイクオフの間合いが見極められずに
その場でひっくり返されて振り出しに戻るか、沖を見つめて波待ちしている間に
あっという間にレフトか浜まで流されてしまいやっぱり振り出しに戻るを繰り返す。

そんな修行の時間の中でもなんとか3本良い波をつなげて電池切れ。13時に撤収。

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近ごろ早めに帰れる時は寄るようにしているのが『道の駅 天城越え』。
そこにある『天城わさびの里』で食べられるのがこの『わさびソフト』。
ソフトクリームにその場で摺りおろしてくれる生わさびがトッピングされているのだが
これまたサッパリと大人のデザート。天城周辺はわざびが名産なのだ。

その頃、東名高速はすでに御殿場から横浜・町田I.Cまで渋滞中。
そんなわけで試しに沼津から国道1号で箱根越え〜小田原・厚木有料道路ルートで
帰ってみたら、箱根新道の出口(といってもすでに料金所も撤去されている)と
厚木I.Cで渋滞した以外はすんなり走って来られた。
おかげで1時間以上の節約。意外とこのルート早いのね。

沼津の市街地の抜け道も発見して、
伊豆へ行くたびに新しいルートを細々と開拓している。学習。

テーマ:サーフィン・ボディボード - ジャンル:スポーツ

2013.10.15 | コメント(2) | トラックバック(0) | サーフィン

遊星からの物体X ファーストコンタクト

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私世代で『遊星からの物体X('82) 』を知らない人がいたらモグリだ。
なんのモグリかは置いておいて、
当時16歳の我々にとってその映画はまさに「カルト」という言葉の意味を
細胞レベルで知らされることになったあまりに衝撃的な作品で、
いま思い起こしてみても、これを観ずに今の私はなかったと言っても過言では
ないほど私のへそを曲げるまさにきっかけとなった作品なのだ。
(簡単に言うと、このあたりから道を踏み外したということでもある)

『エクソシスト('73) 』、『スターウォーズ('77) 』、『未知との遭遇('78) 』、
『ゾンビ('78) 』、『エイリアン('79) 』ときて、それらをグチャっと混ぜて
輪切りにしたような感じで〈それ〉は突然公開された。
とにかくすごい発想力。なんという偏執ぶり。

まさかとは思うが観ていない人のためにザクっと説明申し上げると、
南極のアメリカ基地に一頭の犬が逃げてくるのだが、
その犬を銃撃しながら後を追ってくるソ連のヘリコプターも向かってくる。
事情を聞こうにもロシア語の分からないアメリカ基地の面々は
執拗にその犬を殺そうと銃を向けるロシア人を射殺してしまう。
しかして、実はその犬は犬のカタチをしたエイリアンで
つまりそのエイリアンには、その惑星の生物に擬態化する能力があり
アメリカ南極基地のスタッフの数人に化けて基地内に潜伏しながら
隊員たちをひとりづつ抹殺しはじめる。
時間を追うごとにエイリアンの存在がはっきりとしてくるのだが、
人間とエイリアンを見分ける方法が見つからないまま
基地内でお互いを疑い合う人間同士の確執まで始まってしまう・・・

という人間模様や推理も含んだ極上のサスペンスでもあるのだが
特筆すべきは血液だけになっても生命体として成立する生命力があるという
そのエイリアンの設定にある。
thething.jpg
そのため腕一本、頭ひとつで足を生やして逃げていく姿や、
逆に攻撃に転ずるときは複数の人間をひとつに「混ぜた」ような姿で襲ってくる
そのグロテスクな姿はつまり原題の『The THING』を強制的に理解させるもので
先述の通り、SFファンタジーやオカルトやホラー、スプラッターと食傷気味の
観客に対し、まったく新しい世界観を突きつけた
そのイマジネーションには感服せずにはいられない。

ビデオレンタルはおろか、まだ映画のVHSビデオソフトが1本2万円近く
していた時代なので、劇場で何度も観返した映画はたくさんあったが、
中でも『遊星からの物体X』に関しては静止して観たいと思わせるほど
その瞬間芸のようなシーンの連続に釘付けにされた。まさにKO状態。
まさに青春の1ページ。思い入れハンパなし。

前段が長くなったが、そんなわけでその前日譚にあたる
この『ファーストコンタクト』に関しては、むしろ観たくもない気分で
胸中穏やかではなかったのだが、WOWOWで放送されていたので
さすがに見過ごすこともできず、観念して観ておくことにした。

で、やっぱり・・・
犬に擬態化したエイリアンをヘリコプターで追いかけるシーンで終わるわけだが
謎や葛藤などのサスペンス部分を含めそこまでのくだりは
1作目をなぞるだけで特に驚きはない・・・(・・・どころかUFOで
逃げようとするくだりとか一切必要なしだ)つまりはデジャヴというか、
最新のCG技術を駆使したリメイクみたいなものなのだが、
約30年前にジョン・カーペンターが創造したその世界観を超えるどころか
足許にも及ばないという事実に、安堵とともに改めて感動すら覚える。

最新技術でも超えられない映像世界があるなんてすごい。
スタンリー・キューブリックをはじめ、普遍的な想像力の強さ
その自身の想像力への狂信的で爆発的な妥協のなさにはいつも勇気を与えられる。
 

テーマ:WOWOWで観た映画 - ジャンル:映画

2013.10.11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 映画

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プロフィール

埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

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