変態の館から初秋の候

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拝啓

そろそろと気温も落ち着きだし、朝、晩と過ごしやすい日も増えて参りましたが
今年はまだまだ油断できない日々が続いております。
そんな初秋の今日この頃、皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

私事で大変恐縮ではございますが、
我が家では『玄天屋割れモノ三兄弟』が揃い踏み
毎日このような光景にめじりを垂れ下げ、
まだかまだかと来る冬に思いを馳せながら毎日幸せに暮らしております。

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こんなことを申し上げましても、にわかには信じていただけないかと存じますが、
ここはあえて私の名誉のためにも申し上げておくことといたします。
私は変態ではありますが、決してコレクターではございません。
「違いのわかる男」とでもご記憶いただければ幸いです。

敬具

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2013.08.30 | コメント(16) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

進撃の巨人

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今まではこの絵の下手さ加減に一切読む気もしなかったのだが
部下があまりに強く薦めてくるのでGANTZも完結したし読んでみることにした。

そしたらあなた!意外や意外!『進撃の巨人』おもしろいじゃないの!
とはいえ、現在全11巻でシリーズ累計2,300万部突破という話
(GANTZは全37巻で累計2,000万部)なので本当は意外なんて言ったら失礼だ。

この売り上げ数は少年誌掲載なので子供の読者層の影響が大きいのだろう。
そんなわけで青年誌掲載のGANTZとその惨殺シーンの描写を較べてみれば一目瞭然。
そのソフトな表現に親御さんも一安心といった描き方がされている。
しかも、途中からそこにウルトラマン的 “変身” 要素も加わり
尚のこと子供心に響く内容も意図して盛り込まれているようにも思う。

そんな子供ウケする部分を差し引いても、もちろん大人の購読層がいなければ
2,300万部は達成されないので、そこには大人を納得さえ得る理屈が敷かれている。

わたしはその設定のあまりの不条理さにまずGANTZを思い出したし
11巻現在で若干の希望は見えたにせよ未だ一切の解決の糸口はおろか、
むしろますます事態は悪い方向に追い込まれているという点と、
その巧妙な謎の配置の仕方においては『LOST』を思い出させた。

それほどにあの稚拙な絵に反比例して内容は理路整然としていて高尚だ。
そして掲載誌が月刊だということもあってか展開が間延びしておらずスピーディー。

ただし、誠に残念ながら次の12巻の発売は12月だ・・・・
完結してから手を出しても遅くはなかったかもしれん。

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松江市の教育委員会が図書室での『はだしのゲン』の閲覧を規制したニュースが
伝えられる中、この『進撃の巨人』を子どもたちが読んでいると思うと興味深い。
大人が想像するよりも子どもたちはずっと大人だ。
我々がそうであったように、大人がどんなに隠そうとしたって
見えない垣根の先を必死になって覗こうとするのは子供の持って生まれた本能だ。
だから大事なのは「読ませない」ことではなく、
読んだあとにそのことをどう理解させるのかだと思うので
閲覧規制は教育委員会も親たちも、単にその責任を放棄しているようにしか
私には思えないんですけどね。余談でした。

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2013.08.29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 徒然

南会津で砂利道三昧【2013:動画】



やはり動画の出来映えを大きく左右するのは天気だね。
天気が良ければ7割方は成功したようなもんだな。

流行り物に目がないのと、こんなブログなんてやっているので
ついつい動画ネタの誘惑に負けて気持ち惰性で動画撮影なんか繰り返してますが、
なんだかんだ言ってこうやって撮った動画を見返してみると
写真とはまた違って、そのときの思い出が鮮やかに蘇るもんだね。

また走りに行きたくなってきた。

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2013.08.28 | コメント(3) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

南会津で砂利道三昧【2013:復路】

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翌日曜日の朝は予報の通り気持ちのいい晴天。良い一日になりそうだ。

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泊まりがけのいいところは、極端な早起きをせずに
朝の柔らかい陽の差し込む林道を走れることだ。

今年も玉川〜七ヶ岳〜田代山林道と来た道をきれいに逆向きにトレースして帰る。
会津の天気は日中晴れの予報だが関東は降水確率60%。
わざわざ低気圧と残暑に向かって走って行くのは気が重い。

ときに、南会津の気温は21~25℃。熱中症とは無縁の世界。

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さておき、HP2に乗るようになって3年。やっと乗れてきたような気がする。
特に最近になってやっと気がついたのがコーナーの中でリア加重しようと
腕を伸ばしてバイクの後ろ側に体重を掛けてしまう私のクセだ。
これは無意識にいわゆる“リアステア”をしようとしてしまう染みついたクセのためで
むしろダートでのコーナリングでは、頭がステムより前に出っ張るくらいの意識で
前荷重というより積極的に前のめりに操作していくイメージで
ハンドルに“乗っかっていく”とフロントが予想を外れた方向にズレていくのを
かなり抑えられる(コントロールできる)。
それだけこのHP2というオートバイが、その特異なエンジン形状から、
一般的なオフロードバイクに較べ乗車位置を後ろにせざるを得なかったということの
表れなのだろう。そのため、どれだけ前のめりになってもアクセル操作を
間違わない限り、HP2のリア周りは安定感を失わないことも良く解ってきた。

まあこれはあくまでも私のクセから生まれる思い込みの話なので、
誰にでも当てはまるようなHP2 Enduroの普遍的な乗り方の話ではないので
ご注意ください。

ダートライディングは比較的低速域でオートバイの挙動のほぼ全てを体感できる。
重力、推進力、慣性力、遠心力とすべての挙動の中心に自身を置き続ける行為は
スノーボードもサーフィンも、スキーも同じだ。

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そして自然の中に身を置くことの幸せも同じだ。
ダートライディングは楽しい。

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2013.08.27 | コメント(2) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

南会津で砂利道三昧【2013:往路】

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ちょうど一年前に行った南会津へ、今年も一泊二日で行ってまいりました。
ハイ。ルートもまったくいっしょのみちのく一人旅。
まずは霧降高原で記念撮影ですがご覧の天気・・・
日本の西側に低気圧がかかり関東まで雨の予報でこの週末のツーリングに関しては
それこそ出発間際まで悩んだが、これから先の長期予報もあまり芳しくないし、
何より福島地方の日曜日の予報が良かったので思い切って出発することにした。
そういったわけで、朝9時の時点でここ霧降高原では雨は降らずに
時折晴れ間も見える状況。

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前回同様、川俣湖畔から入る馬坂林道からダートスタート。

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田代山林道で県境をまたいだところで福島側は厚い雲に覆われ今にも泣き出しそう。

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福島側は栃木側とうって変わって終始霧雨の降るのしっとり路面。
基本木々のトンネルを抜けるので、この程度ならばウエアが濡れるほどではない。

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しかして、田代山林道を下り352号線に出るとここだけ晴天。
まさに猫の目のようにクルクルと変わる天気だ。一時でも晴れればそりゃうれしい。

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ところで、今回フロントタイヤも交換し前後ともKAROO(T)にしてきた。
それまで入っていたMT21はまだ山が残っていたがこの際仕方がない。
で、改めて前後のタイヤバランスについて実感すること多数で
特に舗装路での乗り心地はMT21と較べまるで絨毯の上を走るようだ。
高速道路はもとよりそこそこの速度で走れる山間部のリエゾン区間で
ボクサーツインの奏でる鼓動を感じながら走る悦びに恍惚としてしまった。
そして、ダートでも前回リアだけKAROOにしたときに感じたリアタイヤの頼りなさが
前もKAROOにしたことでスッキリとなくなってしまった。
これはたぶん前後揃ってグリップレベルが下がる方向で揃ったということだろうが
空気圧を下げずに安心感を持てるほどだったので、前後バランスの良さは
単純なグリップの高さよりも乗り手に安心感を伝えるということか。

何よりグリップを云々する前に、
気の持ちようと腕前でなんとかなるレベルだということだ。

そんなわけで、改めてダートスポーツツアラーであるHP2とKAROO(T)の相性は
かなり高いということが解ったのだが、
その相性の高さは摩耗の速さも促進させるという問題も相変わらずのようだ。
二回目のツーリングですでにリアタイヤのブロックの角は丸みを帯びてきており
見るからにあまり長持ちはしそうにない・・・

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一年前崩落していたたかつえスキー場から七ヶ岳林道に向かう支線は
きれいに復旧されていた。年に一度しか来ないのにちょっとうれしい。

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七ヶ岳林道も雨はしとしとと降り続いていたが引き続き合羽を着るほどではない。
のですが、路肩に群生するススキが雨に濡れて道を覆うように垂れ下がってきていて
それらをなぎ倒すようにぶつかりながら走るので、それで左腕だけびっしょり・・・
オートバイも引き千切れた赤穂だらけに。よって急遽洗車。

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七ヶ岳林道を抜けて玉川林道に入ると晴天に!心のモヤモヤも一気に晴れる!
ただでさえソロで山奥に分け入っているので心細いことこの上なし。
そこに曇天が加わると木陰はかなり暗くなり、雨粒はゴーグルを曇らせるため
視界はかなり悪化し路面状況も判断しづらくなるので、日差しが路面に届くと
それまでの「なんとか走破する」ための走行が、
「走ること自体が楽しくなる」ツーリングに一気に反転する。太陽は偉大だ。
そんな太陽に誘われて、この分岐から大窪林道へ遠回りして昭和村へ抜けた。

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宿も一年前同様さかい温泉さゆり荘。

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軒下にオートバイは置かせていただく。
建物は少々古めでひなびた感じだが、その良質な温泉はもちろん、
夕食も牛肉陶板焼き、鮎の塩焼き、お刺身、手打ちそばと食べきれないほど供され
しかもどれもとても美味しい。満腹。
そして朝食をおにぎり弁当にしてくれるプランがオートバイ乗りにはうれしい。

といったところで復路はまた明日。

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2013.08.26 | コメント(0) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

LOOPER

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『LOOPER』を観ました。
最近すっかり仕事を選ばなくなったブルースさんですので
同じ人気者でもトム・クルーズさんの出演作よりも注意が必要になります。
ですが、
今回はジョセフ・ゴードン=レヴィットさんもその名を連ねておりますので
比較的安心して350円を投資することができました。

最近では『TIME』を思い出させる若干夢見がちな近未来もの。
たぶん狙ってはいないのでしょうが、結果サイバーパンクってところでしょうか。

内容は不法な死体の処理が不可能になった2074年の未来から
犯罪組織がタイムマシンでまだ死体を処理できる30年前の2044年に
片付けたい人間を送り込み、その場でLOOPERと呼ばれる
片付け屋が殺して死体を処理するという未来。しかして、
もちろんそれは30年後の未来の世界では違法行為なので、それを知る
LOOPER達は30年後にやはり組織から「処理」されてしまうわけです。
それを「LOOPを閉じる」と呼び、なぜか30年後の自分は
自分で処理するという不条理が用意されていて、
自分の目の前に30年後の自分が縛られた状態で送り込まれて来るわけですが
もちろん自分で自分を殺すなんてことがそうそう上手くは行かないわけです。

という、問題は明らかに自分で処理させるという仕組みにあることは
誰にでも解るコトで、私なら迷わずLOOPERが生き残れない
100年以上前に送り込んで処理させます。
ですが、その不条理がまた様々な人間の葛藤をあぶり出すので
こればかりはどうしても外せない設定でもあり、
脚本を含めた演出のみなさんのご苦労が忍ばれます。
そんなわけでそういった点には目をつぶって観ていただければ
それなりの良作ではないかと思います。

テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

2013.08.23 | コメント(2) | トラックバック(0) | 映画

ALL. I. CAN.

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波乗り動画の話の次にするのもなんだけれども、
そろそろと、雪の映像が観たくなる今日この頃だ。
すでに様々な新作の予告編が発表され今シーズンもスノームービー豊作の予感大。

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ちなみに『厳冬・利尻 究極のスキー大滑降』は、すでにBlu-layを予約完了した!

そんなわけで、今までは主にヨコノリ系ばかり観てきた私だが
スキー熱の高まりとともにスノームービーの幅も自動的にタテ方向に広がっている。

で、こちらの『ALL. I. CAN.』は2011年の作品で、しかも最高傑作の呼び声も高く
すでにご覧になった方も多いと思うが、私は2年経って初見となった。

JP Auclair Street Segment (from All.I.Can.) from Sherpas Cinema on Vimeo.



環境破壊への警鐘など、少々哲学的に過ぎる演出が鼻につくが
様々な賞にも輝いていることでも分かるとおり、
映像的なデキ映えに関しては申し分なし。

特に上にリンクした『JP Aucleir Street Segment』はどこにでもあるような
丘の斜面に並ぶ街の中をスキーで滑り降りてくるシークエンスで、
その見覚えのあるような街並みに何もおかしなトコロはないとでも言いたげな
そのヒョウヒョウとしたJPの滑りが、いいシンクロを見せる映像になっている。
なんでも最初に撮れたいいシーンが曇りの日だったので、
それから2週間、曇りの日ばかりを狙って撮影したらしい。

The Group Shred (from All.I.Can) from Sherpas Cinema on Vimeo.


そしてこの狭いウッズセクションを3人で高速ツリーランしながら
それを固定ではなく併走しながら撮影したシークエンスも必見だ。
(手持ちかと思ったら50mくらいのロープにカメラマンを滑車で吊して撮ってた
 カメラマンも命がけだね・・・)

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ライダーが通ると緑の森が雪深い森に変わるこのシークエンスも
ありそうでなかったアイデア勝負の映像。
まったく同じ位置でカメラ固定したのかなあ?いずれにせよ編集たいへんそうだ。

というように、近ごろハイビジョンをきっちり使いこなしはじめた
まさにニューウェーブと言っていい映像作品が増えてきたが
このALL. I. CAN. はそういった撮影・編集技術の進化に加えて、
ライダーの技術の高さや滑り本来のカッコ良さが際立つ演出や設定が素晴らしく、
全編実験的でまさに映像体験と呼べる作品に仕上がっていた。
The Art of FLIGHT』のときにも感じたことだが、
これを見ると映像のギミックまでなら努力でカバーできるが
卓越したアイデアとそれを可能にするライダーの技術にこそ価値があるという
本質的なことを思い知らされる。

例によってiTunesからダウンロードできる。HD版(字幕なし)1,300円。
レンタルもある。

Into The Mind - Official Teaser from Sherpas Cinema on Vimeo.


そしてこちらは同じSherpas Cinemaの今秋発売の次回作
『into the Mind』の予告編。こちらも楽しみだ。

Sweetgrass Productions' VALHALLA - Trailer 2 from Sweetgrass Productions on Vimeo.


そして『Signatures』『SOLITAIRE』のsweetgrass Productionの新作『VALHALLA』も今年発売。

valhalla.jpg

瞑想中の山内サンはものすごい迫力だが、こちらの作品もその題名からも分かるとおり
「滑り」を映すというよりもその背景やライフスタイルに着目した作品のようだ。
そのヒッピーライクでサイケな画作りに、思わず「ピース!」とやりたくなるが、
私はそこよりももうひと世代若いのでやらない。

テーマ:スキー - ジャンル:スポーツ

2013.08.22 | コメント(8) | トラックバック(0) | スキー

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Author:埼玉のへそ曲がり
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