GENTEMSTICK 私的インプレッション-4 MAXFORCE

R0011097.jpg

そして、MAXFORCE。
異彩を放つアウトラインやシェイプをラインナップするGENTEMSTICKにおいて
もはや良心と言っていいのがこのボード。
本当に乗りやすい一品です。

とはいえ、GENTEMSTICKの良心であって、スノーボード界の良心ではないと思うので
あくまでもGENTEMの中では乗りやすいって話です。

乗り味に関しては、MAGIC38にとても似ていると思います。
試乗レベルですので、たいした根拠もないのですが
BIG FLOATERやSLASHERあたりもとても乗りやすいというか
GENTEMの入門的には取っつきやすいボードだと思います。

特にBIG FLOATERなどは、外界の味付けも取り込んだような印象ですが
MAGICの時にも書いたとおり、MAGICもMAXFORCEもゲンテン味は濃い口で
食べやすくした印象です。

決してやりやすいと言う意味ではなく、ロングターンのユルさというかイージーさが際立ってます。
私のボキャブラリーだと「流す」という言葉しか浮かばないのですが
そんな自由度の高いターンを描くと私にばっちり合ってきます。
以前、BURTONのSUPERMODELを使っていたことがあるのでそれとの比較で話すと、
SUPERMODELは積極的に踏み込んでいかないと、ターン弧を固められなかったのに対し
MAXFORCEは体重移動で旋回Gを生み出せるような、身体全体で操れる印象。
あとはっきりとMAXFORCEの方が軽くしなやか。
セットバックも少なくないのに、フェイキーもイケるアタリも特筆もの。

MAGICとの違いはターン後半の自由度。
不測の事態への対応力が大きいのが魅力。
ゲレンデの状況が読めなくて、外しても駐車場に戻って板を入れ替えられないときなど
無理の利くここぞの一本です。女房。

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2010.12.24 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

GENTEMSTICK 私的インプレッション-3 TT168

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つづきましてはGENTEMSTICKの始祖と言っていいでしょうTT。
オリジナルの165(Classic)に今シーズンから、160と共に追加され
TTシリーズとなった168です。

実は今年の初めにレイトモデルとして少数が販売され、発表されるや否や
即完売だったらしいのですが、幸運にも手に入れることができました。やっぱりオークションで。
なぜにTTの中でも168かと申しますと、「木目が美しいから」。
またもっていい加減な理由で申し訳なし。

ひと言で言って難しい板です。
それは私が“この板の用途に合った滑り方をしていない”ことに尽きてしまいます。
で、このTTという板はそもそもどんな用途を意図して作られているのか?ですが
様々な情報を元に察するに沢やバンクなど、立体地形での局地戦闘機ということではないかと。
キャンバーを持つ板は荷重ししなることで雪面とのコンタクトを強め適切なサイドカーブを生み
安定して曲がり始めます。しかし、重力の力を得られない登り斜面では
あたりまえですが板をしならせることが難しくなります。
そこでフラットキャンバーが真価を発揮します。なにせキャンバーゼロですから。
できないながらも実際に駆け上がってターン、なんてことを試してみると、
おぼろげながらでもその性能の一端が垣間見えてきます。
いずれにせよパウダー、立体、ウッズなど、目の前に起こる様々な地形をサーフするように滑るための
理想と思われるボード、それがこのTTというボードなのだと思います。

これはGENTEMSTICKのボードすべてに当てはまることかと思いますが
そんな絞り込まれた目的に合わせ込んだプロダクトは当然汎用性が低くなります。
しかし、そんな即物的ではっきりと自分勝手な乗り物を普通に使うことは
むしろそれが目的にまで昇華されてしまったりもするわけです。
この不便さこそ、便利になりすぎて見えにくくなった世の本質。
鉈で紙は切れないというあたりまえの事実。

ふと思い出すのはニセコのGENTEMショウルームでお土産に買ったトレーナーにプリントされた

bdhi-sattva.jpg
の文字・・・
そうなんです。TTとは【悟り】と我が意を得たり。

しかして、そこがこのTTを買うキッカケと申しますか、もう目的なんです。
普通、目的に対して手段として道具を揃えると思いますが
このTTに乗ることじたいが目的になってしまっております。
あのフラットキャンバーを乗りこなす日を夢見て、私の精進の日々は続くのです・・・南無・・・
そんなスノーボード・ライフも楽しくないですか?

そう、私の中ではHP2 Enduroの孕む矛盾とまるで相似形。
エゴほど強く人の心を捉えるものってないですよ。

tt168B.jpg

ところで、上の左の画像はこのTT168がレイトモデルとして発表されたときのGENTEMのニュースリリース画像。
右は私のTT168。
お解りでしょうか?天然木の節の位置、木材の色むらの位置などまったく一緒!
ニュースリリースに使われたTTは、私の所へ巡って来たTTなんです!!
縁(えにし)。

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2010.12.23 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

Vectorglide Mark3 私的インプレッション-2

mark_lll.jpg

私的インプレ、第2回はヴェクターグライドのMark3です。
vectorglide_mark3.jpg

実はボードでも裏山を登ってみようと思ったときに
最初に試したのはこのマーク3でした。
ありがたいことに当時、
かぐらスキー場の駐車場にある「かぐら パウダー ステーション」で
Vectorglideのスキーたちに混じってこのマーク3も含めヴェクターのボードもレンタルされていたんです。
1回3,000円だったかな?結局2回くらい借りました。
そのあとでMAGIC 38を買うことになるのですが、パウダーものとしては
私にとってこのマーク3が初物物件だったわけです。

で、MAGICを買ったあとで「あの娘のことが忘れられない」的な衝動で買ってしまいました。

対局とまでは言いませんが、GENTEMとはまた違う方向です。
特にこちらの方がエッジに乗る感じが強く、誤解を恐れずに言えば
一般的なボードとの乗り換えに違和感なしでいけると思います。
面で雪を捉えるGENTEMに対して、サイドカーブで雪面を捉えるMARK3といったところでしょうか。
加えて、そのぶんちょっと重く感じますがGENTEMに較べて造りがとても頑丈です。
GENTEMだとそれ相応に使い方を押しつけられますが、こちらは気兼ねなく使い倒せます。
実際、GENTEMのトップシートが欠けているのを見つけたときなど、とても落ち込みますが
Vectorglideだと普通に「削れ」ます。タッチアップペンで補修OK。
あと、ヴェクターのスキーに関しても言えることですが、
ホットワキシングしているとき、ワックスの浸透がいい(のりがいい)ように感じるのは
私だけでしょうか?オガサカが生産を請け負っているという刷り込みかも知れませんが
そんな安心感というか、とても【道具】としてまっとうな性能が与えられていると思います。

つまり、滑りに趣味性を強く見いだしたいムキにはGENTEMSTICK。
より安全に、確実に自分の滑りを再現したいムキにはVectorglide。

スノーサーフィンとスノーボードの違いですか。
とはいえ、残念ながらヴェクターグライドは昨季でスノーボードから撤退してしまいましたが。

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2010.12.22 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

GENTEMSTICK 私的インプレッション-1 MAGIC38

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クルマでもバイクでもそうですが、やはり買ってみなけりゃワカラナイことって多いです。
そんなわけで「御託並べるなら買ってからにしろ」が家訓(?)の私めが
まさに無駄遣いの数々をここにご報告させていただこうかと思います。
これが誰かの無駄遣いを止められると願って・・・

まずは「GENTEMSTICK MAGIC 38」

バック・カントリーを嗜むようになったのはそもそもスキーが先で
追っかけボードでも登ってみるか、と、調査を開始したのですが
数あるメーカーの中から、様々な情報やルートなど
どこをどう通っても辿り着くのが「GENTEMSTICK」。
自分たちの理想とする道具を 手にいれるため、探すのではなく自ら創り上げるという
まさにものづくりの本質を地でいっているその哲学に
本田宗一郎を敬愛して止まない私としては この国に失われつつあるそのスピリットに
過剰に反応してしまうわけであります。

そもそもパウダー・ボードなんぞには乗ったことはおろか、見たことさえなかったので
どんなインプレ読んでも皆目検討もつかず、素人の怖いところで、GENTEMの中でも
「じゃあこのテールが割れてるヤツにしよう」という恐ろしく安易な選択でした。

このダブル・ピン・テールという形状の板ですが
GENTEMには「BIG MOUNTAIN SERIES」というカテゴリに含まれ何機種か用意されております。
その中でも説明書きを読むからに「乗りやすそう」だったのがこのMAGIC 38で
この08-09モデルから新たにラインナップに加わったモデルであることも
新しもの好きな私を後押ししたことも否めず。

DSC00101.jpg

ほんと、そんなふしだらな理由でした。

しかして、これが結果大正解。
それから数本乗った今でも、MAGICが一番好きです。

パウダーに特化した使用方法のはずだったのですが
これまたゲレンデでの調子がすこぶるいい。

私はいわゆるトリック系の滑り方はからっきしで
どちらかというと圧雪されたゲレンデを“流す”ような滑り方専門だったのですが
これにドンピシャ!
競技のような切っていくようなラインや滑りではなく
自分の好きなように描いたラインを繋いでいくような気分にはまります。

スキーからの編入組である私には、正直最初はあのエッジの効かない感じが
どうにも馴染めませんでしたが、面を踏む感覚がわかってくると
その頼りなさが無限の自由に変わります。
加えて、アクセルキャンバーとピンテールがターン後半に創りだす
独特な荷重を弾くような反りが気持ちいいです。

パウダーではなんかこう船みたい。っていうかこれがサーフィンライクなんでしょうけど。
雪を切るのではなく、雪に乗っていく感じをはじめて体験しました。

これから「MAX FORCE」「TT168」「Vectorglide Mark III」と、ここに書いていこうかと
思いますが、はっきり言ってこのMAGIC 38が真打ちです。
FLOATERなど入りやすいモデルもあり、それはそれで塩分控えめで安心ですが、
「どうせなら濃い口!」な貴兄に、私はMAGICをオススメします。
迷ったらこれです!
っていうか、これ乗ってダメならGENTEMは止めましょう。

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2010.12.21 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

HP2 Enduro にOHLINS その3 ストリート・ホイール編

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久しぶりのストリート・ホイールです。
加えて、オーリンズに替えて初めてのストリート・ホイールでの走行です。
本当に久しぶりで、置き去りにされている間にフロントの空気圧は1kg/c㎡台まで下がっている始末。
交換の手順もすっかり忘れていて、各ボルト類の締め付けトルク全部忘れてた。ってか老人性?

ストリート・ホイールに付属する取説には水準器での車体の水平設定を
センターから後ろ側のラインの真ん中に気泡が来る程度(水平より後ろが気持ち上がった状態)
にする指示がされておりますが
とりあえずセッティングは減衰も含めオフ・ホイールの時のまま。
フロントが21から17インチにまで落ちるので、
トーゼン水準器の気泡は後ろにドン付きしております。
R0011523.jpg

オフ・ホイール時に私の好みに合わせ込むと、後ろ寄りになるので尚更。

以前にも報告しましたとおり、前下がりの車体姿勢の場合
ステアリング・レスポンスが穏やか方向。
これはストリート・ホイールでも同じで、舗装路だとむしろタイヤの舵角が
合っていない様子が解りやすく、しかもピッチング方向に動き過ぎ。
で、プリロードを5mm程度抜いて後ろを下げます。これで水準器も推奨設定。

R0011517.jpg

それにしてもプリロード調整が超面倒。
狭い空間にレンチを入れて調整するので、5º程度しかリングナットを回せず
サスを5mm調整するのに何十回とセコセコ動かす必要があります。
やはり油圧リモート式にしたい。

この推奨位置でフロントの入り方が自然になりました。さすがメーカー・リコメンド。
でもまだ前後に揺すられるのでリアの伸び側を2クリック強めます。良くなってきました。
試しにフロントの伸び側も2クリック強めると、ちょっと行き過ぎのようでアンダーステア気味。
で、1クリック戻して一旦終了。
ま、一晩寝ると同じセッティングでも気に入らないなんてことよくあるので
そのときはまたやってみます。

あくまでも「私は」ですが、いい意味でも悪い意味でもエアサスは走行中やたらとよく動くのと
基本エアの抜き足ししかできないので、プリロードを変えるとバネレートも変わったように
感じられてしまい、行ったり来たりで基準値が出せません。
よってセッティングする気が失せます。「私は」ですが。

そんなわけで、やる気にさせるだけさすがオーリンズ。

オーリンズの印象ですが
コシのある動きは舗装路だと尚のこと高級方向。レクサスな感じ。否、7シリーズ。
エアサスに較べて、前のめりが抑えられるのも
交差点やすり抜け時のクランクラインなど、ジムカーナ的な動きの中で
より顕著によい方向に感じられます。しっとりでシッカリ。

首都高に上がるとこれまた旨し。
三桁kmのコーナリングですんごいグリップ感。アクセル開けアケです。切り裂いて走る感じ。
このへんは同じくオーリンズを装着していてもR1200GSとはまったく違うトコロ。
特に車重の違いが大きいと思われますが、スポーツカーとレーシングカーの違い。
レーシングカー乗ったことないケド。
GSがドッシリ系なのに対して、HP2はキレッキレ。萌えます。
とはいえ、止まらないけど・・・ブレーキのスタビリティに関してはあからさまにGSに軍配。

記憶にあるHP2 Megamotoの動きよりしなやか。
メガモトはもっと突っ張った更にドゥカティ(Hypermotard)な印象。
舗装路で切れ味増そうとしたら動きを抑えるがっちり方向にいくのは必然的。
好みの問題ですか。

車体の動きが抑えられると身体を支えやすく操作しやすいのはもちろんのこと
ブレーキのタッチも鮮明になります。
と、
オーリンズはいいことずくめに思われるかも知れませんが
エアサスのあの空飛ぶ絨毯のような独特な動き方も捨てられない
頭から離れない系のとても趣味性の高いものだと思います。
またいつかエアサスに・・・しないかーっ!やっぱ!メンドーだしー

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2010.12.18 | コメント(0) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

HP2 Acerbis ハンド・ガード スポイラー とブレーキマスター・ガード

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先日書きましたが、HP2にAcerbisのハンドガードを着けました。
で、そちらにこのハンドガードにはオプションでスポイラーが着けられると書きましたが・・・

・・・問題発生。Houston we have problem.......
DSC00552.jpg

先日の記事中で「1200GSにも使っていた」「Touratech用のOEM製品」と書きましたが
そちらはこの「Acerbis ラリープロファイル ハンドガード」ではなく
「Acerbis ラリーブッシュ ガード」でした・・・・謹んで訂正、お詫び申し上げます。
だって、似てるんだもの。

で、スポイラーが着けられるのは「ブッシュガード」の方でこちらの「ラリープロファイル」では
ありませんでした。
が、ムキになって取り付けてしまいました。というかなんとかなりました。

R0011513.jpg

しかして・・・・
透明って失敗だったかなあ・・・まあ、そのうち青く塗っちゃお。

それと、ハンドガードの交換によって剥きだしになってしまったブレーキとクラッチの
マスタータンクをガードするパーツを買いました。Wunderlichです。
とにかく私はよく転ぶのと、ソロで林道に入ることが多いので
何はなくとも自走で帰ってくることが使命。必需。

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うーん・・・
なんかハンドル周りが急にゴツくなったなあ・・・

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R0011522.jpgR0011521.jpg

転ばぬ先のてんこ盛りで超かっこ悪・・・
HP2の見た目の軽快感がすっかり失われとる。

hp2.jpg

HP2はやっぱりツルシが一番カッコイイ。

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2010.12.17 | コメント(0) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

HP2 フレーム・ガード

R0011502.jpg

前から着けるかどうしようか迷っていたんですが、
オークションにWunderlichのものが出てしまったので落札!
待てば海路の日和あり。
なぜに二の足を踏んでいたかと申しますと、お値段がお高いこともありますが
HP2のデザインのキモは、何を置いても青とグレーのカラーバランス。
しかもその青とグレーの面積比はほぼ5:5。ここポイントです。

つまりこのピボット周りのクロスメンバー部は
その青の30%程度の割合を受け持つ重要部分。
そこがあっさり黒グロしてしまい件のバランスが崩れるのがちょっと・・・
Touratechのアルミ地丸出しのやつもあり、頑丈そうでいいのですが
ここにシルバーがドーンと占めるのも・・・

R0011501.jpg
とはいえ
背に腹はですね・・・って、逡巡してる間にフレームはブーツ当たりで
すでに手遅れっぽいし・・・

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2010.12.16 | コメント(0) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

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