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サーフムービー『SPOONS』と『On the Edge of a Dream』

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実は、あとから話す『On the Edge of a Dream』の方を先に観たのですが、
「『SPOONS』も一緒に観た方がいいですよ」と、
ユウタくんに促され後追いで観た。
というのも、双方ともに草創期のサーフムーブメントを巡るうえでは
歴史的な意味合いの強いサンタ・バーバラに関する内容だからだ。
できればこちらを先に観た方が良いと思うので、先に紹介させていただく。

私にこの映画が持つ歴史的価値と、
この映画が伝えたいことの半分も理解できていないことは、
この際火を見るよりも明らかなのですが、
私なりに心を揺さぶられましたので、
あくまでもこれは私の勝手な解釈である。ということを申し上げた上で、
書き留めておきたいと思います。

以前こちらでも紹介した『FISH』が、
サンディエゴに端を発するフィッシュ・ムーブメントを追った
ドキュメンタリーであったのに対し、こちらはちょうど同じ頃に
サンタ・バーバラで起こっていたムーブメントを追ったドキュメンタリー。

ロサンゼルスの南に位置し、メキシコとの国境にほど近いサンディエゴと、
ロサンゼルスから同程度北上したあたりに位置するサンタ・バーバラ。
日本人からすると同じカルフォルニアなので大差なさそうに思ってしまうが、
それぞれに個性的な変遷を経ているところが興味深い。
その土地特有の風土や文化、
そして個性的で伝説的なサーフポイントの存在によって、
サーフカルチャーもまた様々な独自性をもち、育まれ継承されていく。

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サーフィン好きなら、一度はこの写真を見たことがあると思うが、
これがかの有名なレギュラーブレイク『リンコン』。
“女王”に喩えられるほど美しいサーフポイントであるリンコンがあるのが
他でもないサンタ・バーバラ。

リンコンがあるからなのか、はたまたそもそもの土地柄なのか、
レニー・イエターにはじまり、マーク・アンドレイニ、アル・メリック、
ジョン・パイゼル、ライアン・ラブレースと、
サンタ・バーバラは革新的で意欲的なシェイパーを多く輩出している。
中でもほとんど鬼才と言っていいほどの異彩を放つのがジョージ・グリーノウ。

それまでの概念を覆すジョージ・グリーノウのシェイプしたサーフボードと、
彼のライディングから、サンタ・バーバラの革新的で斬新なサーフシーンが
生まれたのかもしれない。

ちなみに、
グリーノウも、フィッシュを生み出したスティーブ・リズもニー・ボーダー。
それまで主流だった長いボードに“立って”乗っていては決してできなかった、
運動性と自由度の高いライディングを目指して
新たな地平(この場合水平線か)を目指したところも共通している。

そんなグリーノウをはじめとしたサンタ・バーバラのシェイパーや、
サーファー達が、それぞれの道を探求しながらも、
お互いに刺激し合い高めあってきた歴史を丁寧に紐解いて魅せてくれるのが
『SPOONS -A Santa Barbara Story』であります。

そして、サンタ・バーバラの鬼才、ジョージ・グリーノウから
テンプレートや哲学を継承した、次のジェネレーションがエリス・エリクソン。

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中でも独特なサーフボード・システム、というか概念が「エッジ・ボード」。
レールに段が付けられ、ボトムには思いきったコンケーブが与えられている、
かなり奇抜で特徴的なサーフボードだ。

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60年代にグリーノウが考案したエッジボードを、
2000年代のサーフシーンにフィットさせようと模索するエリス・エリクソンの姿を、
『リトマス』を世に送り出したフィルマーのアンドリュー・キッドマン
(彼は『FISH』でもその豊富な知識と経験を披露している)が、
5年に渡り追ったのが『On the Edge of a Dream』であります。

サーフボードのシェイプやボトムのシステムは、
それこそ星の数ほどあって、多くのシェイパーの手によって、
チューンされたり、再解釈されたりを繰り返している。とはいえ、
中級者の私にはほとんどその違いに関して論を持たないわけなのですが、
そんな新参者にもとても解りやすく、エッジボードの解説がなされている。

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これは私の勝手な解釈ではありますが、
レーシングカーが多くの空気を取り込み、後方に速い速度で排出させることで、
空気抵抗を減らすように、このエッジシステムもサイド方向に水流を促し、
ボトムのコンケーブ内から高速で水を排出させ、
ダウンフォースを生み出すレーシングカーとは逆に揚力を生み出し、
ボードを浮かせ抵抗を減らすことで高速な滑走を可能にしている。

もちろん、様々にある特徴的なサーフポイントの波の攻略を想定されているぶん、
アプローチに多少の違いはあるかも知れないが、求められるものは同じはずだ。
たとえば、FISHもエッジボードも、
バーティカル(タテ方向)よりもフロー(ヨコ方向)に効くデザインであることなど、
今作を俯瞰して眺めていると、ここで語られているのは
なにもエッジボードの話だけではないことに気づくことができる。

エッジでも、ハルでも、フィッシュでも、スタビーでも、そしてスラスターでも、
水という流体と向き合っていることに違いはない。
なので、この『On the Edge of a Dreams』は、自分がふだん乗っているボードに
置き換えてそのことを学べる貴重な教材にもなっている。

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DVDを収納するケースは豪華装幀されたブックレットになっており、
貴重な文献と併せて本作を楽しめるようにできている。
ただ、残念なことに英語を解さない私にはただの写真集でしかない。
まったくもって馬の耳に念仏、猫に小判であります・・・

最後に「to be continue」とクレジットされて本作は終わるのですが、
それは続編を示唆するものではなく、
エッジボードという概念が、まだまだ完成されていないことを意味している。
クルマ好きに分かりやすく言えば、EVのレンジエクステンダーとして
ロータリーエンジンや2ストロークエンジンが見直されたりしているのと同じこと。
(ワカランか??)
新たな継承者の登場によって、一度は表舞台から消えた概念が、
未来への可能性として光が当てられていることを強く顕しています。

というわけで、この2本は是非まとめて観ていただきたい。
やはりというか、案の定というか、
私はすっかりエッジボードに乗ってみたくなってしまいました・・・
モノ好きにはかなり罪なDVDになっておりますことを予めお知らせしておきます。
同じようにエッジボードが欲しくなっちゃっても、
当局は一切の責任を負いませんのでご了承ください。
  

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2020.05.18 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

BIRDWELL 特製マスク『BIRDIE MASKS』

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いまだマスクが店頭に並ぶ状況には至っていない。
ちなみに、例のアベノマスクとやらも届いていない。
消毒液もだし、ウェットティッシュ、ハンドソープも品薄状態が続いている。
所狭しと品物が陳列された一角に、真っ白い穴がポッカリと開いたように見える
空の陳列棚を見るのは、いまのやるせない状況を視覚化しているようで、
見る度に嫌な気分になるので、早いとこなんとかしていただきたい。

とかいう状況が続いていると余計に、
私のポチリ・レスポンスは反比例して向上してしまう。

そして、とうとう非衛生品メーカー以外の
ブランド謹製のマスクを買ってしまった。
贔屓のブランドが、あえて本業ではないマスクを“いま”作る。
ということに、とても強い魅力を感じてしまう。
つまり、マスクはとても“イマ”な商品だ。
(オジサン的に言うと“ナウ”だ)

それが、以前こちらでもお知らせした
カリフォルニアにあるサーフショーツブランド
『BIRDWELL』の作ったマスク『BIRDIE MASKS』であります。

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ストレッチショーツと同じ素材の
通気性のある4-Way SurfStretch™の二層構造のリバーシブルマスク。

もちろんこのマスクに、微細なウィルスの吸引を阻止する効果はなく、
あくまでも、くしゃみや咳など、
エアゾルによる感染拡大を防ぐためのものでしかない。

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色違いの三個セットの設定があったので、
そちらを買わせていただいた。

んで、こちらの『BIRDIE MASKS』ですが、
マスクを購入するごとにショーン・ペンが設立した非営利団体である
『CORE』にマスクが寄付されるという。

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『CORE(Community Organized Relief Effort)』とは、
俳優のショーン・ペンが2010年1月に発生したハイチ大地震をきっかけに
被災地の復興のために設立した非営利組織。
昨年末、大規模な山火事が発生したオーストラリアへの支援など、
世界各地で発生したこれらの非常事態にも、
積極的に支援活動を行っている。

そんなCOREが、ロサンゼルス市やロサンゼルス消防局と組んで、
COVID-19ドライブスルー検査所のオペレーション活動を開始したという。

こういった活動を民間の非営利組織が行っているという事実にも驚かされるが、
日本ではやっと、歯科医師がPCR検査をするとかしないとか言っている状況。
ニュースで耳にする「検査キットがない」、「検査キットがあっても検査員がいない」
という話は一体なんなんだ?とも思わされる。

歯科医師どころか、トレーニングを受けたボランティアスタッフが
プロ集団を専門外の実務から解放するために
検査の作業を請け負っているという。

これが日本で実現しないのは、感染拡大、医療従事に関する
複雑で大切なルールを遵守するための事なのだとは思う。
現在パンデミックの中心と言っていいアメリカでの出来事であるので、
こういった善意もまた失策だったのかもしれないし、
参加したボランティアから更に感染が拡大してしまったのかもしれない。

でも、余裕のある人間が、単にどこかに寄付するのではなく、
その財力と知名度を使って、すぐに行動に移そうとする精神性と、
自己犠牲を厭わず、そこに即座に共鳴できる個人、企業風土には
純粋に憧れてしまう。これぞONE TEAMではないのか。

こういった製品のもつバックボーンも、
その商品性以上にステキに思える部分だと思う。
「共感」はブランドの醸成に一番重要なことだ。

勘違いして欲しくないのは、
私は儲け主義的な発想でブランドを語っているのではない。
むしろ、持続可能性が重要視される世界においては、
儲け主義ではブランドは育たないということを言いたいだけだ。

そして、上の画像のショーン・ペンを見る度思うが、
色男はマスクをしていてもカッコ良さが隠されないんだな。
ということも、この際付け加えておきたい・・・

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一応、装着してみての感想も書き添えておくと、
それ専用の素材ではないので、正直、装着時の息苦しさは否めない・・・

・・・やはり、お洒落は我慢なのだ。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

土と雪と:は、
明日より10日までお休みをいただき、
以降は不定期掲載とさせていただきます。


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私の主義というか、このブログのコンセプトでもあります

「歯を食いしばってでも遊ぶ」

を貫くには、今はあまりに逆境なご時世でございます。

遊びで死ぬのは本望ですが、コロナ禍で死ぬのは御免ですし、
誰かに伝染すのはもっと嫌ですから、
私の持つ知力、体力、想像力を総動員して、
他者との接触機会を8割以下に減らし、
それがいかに孤独な行為であっても“必死”で遊んでやろうと思っている。

ただ、今はそれを声高に発信する時勢ではないと判断させていただきました。

開設以来、長期休暇期間以外の月〜金曜には、
必ず記事をポストするよう努めてまいりましたが、
なにぶんフィールドワークをお伝えすることができないため、
定期的な記事のポストができなくなってまいりました。

毎日来訪いただいていた皆さまには本当に申し訳がございません。
何より私自身が一番残念に思っておりますので、
皆さまにもご理解いただければと存じますます。

今は一日も早い事態の収束を願いつつ、
皆さまに海へ山へと遊び倒す様子をお伝えできる日を
心待ちにしたいと思います。

               4月28日 埼玉のへそ曲がり
  

テーマ:今日のつぶやき - ジャンル:日記

2020.04.28 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

サーフィン@伊豆 12/29

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お約束のように昨晩は飲み過ぎた。
近頃、自身の酒癖の悪さを憂慮して封印していた
日本酒に手を出してしまったのが敗因。
おかげで車泊でもグッスリと寝られたのだが、きっちりと二日酔い。

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というのも、前夜の時点でこの日の波の予報が芳しくないことは分かっており、
それもあってハメを外したこともある。
「なんならドフラットなのでは・・・」といった予感もあったのですが、
かろうじてモモ〜コシくらいの波がブレイクはしている。

「せっかくだし、入っていきますか」といった軽い感じなので尚のこと、
atuもOYくんもキャッチサーフ。
ロングボードを持ってくればよかったのですが、
車泊のときに長尺ものを積んでいると超邪魔なので持って来ていない。
とはいえ、伊豆に短尺だけを持って来るのは愚の骨頂。
7'4"のClandestinoは持って来ていたので久々にClandestinoで入った。

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とはいえ、こんな湖のような時間があったり、

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割れてもビタビタの超インサイドだったりと、いいとこなし。
それでも2時間粘ってこの日は上がることにした。

のだが、この日のメインイベントはこのあとやってきた・・・

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まさかのインロック・・・
やっちまった・・・

近頃はJAFをスマホのアプリで呼べる便利な時代なのですが、
タクシーアプリのようにレスキューの到着時間もその場で表示される。
なんと到着は2時間半後・・・

あとから聞いたのだが、
国産車なら下田のパートナー店から急行してもらえるそうなのですが、
輸入車のキーは特殊なのでJAFのスタッフでないとできないらしい。
下田から一番近いJAFの基地は三島で、遠路はるばる来てくれるという。
くれぐれも輸入車で、未だスマートキーでない年代のモデルに
乗っている方は注意されたい。

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この時点でatuとサッちゃんとOYくんには先に帰ってもらうことにして、
一人寂しくJAFの到着を待つことにした。
どうせならもう1ラウンドしながら待ちたいところだが、
ウェットもボードもキレイにクルマの中だ。
スマホを持って車の外に出ていたのが不幸中の幸い。
近くのセブンイレブンまで行ってQuickPayで昼メシと雑誌を買い、
そこから2時間、じっとJAFを待ち続けた。

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遅れることも、かといって早く着いてしまうなんてこともなく、
スマホアプリの言う通りの時間にJAFが到着。
ITの正確さは時に残酷だ。

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JAFが来さえすればこっちのもの。
とか思っていたのだが、解錠作業にさらに1時間を要した。
ナルホド。誰にでもできるような安易な作業じゃないのね。

というわけで、本来ならば自宅の近くに到達しているであろう時間に
下田を出発した。もちろん、東名高速の渋滞に捕まったことは言うまでもない。
そして、上着もなしに外で待ち続けた私はしっかり風邪をひいていた・・・

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
そろそろクルマも買い換えたいし。とか、
あれこれとタイミングを図っていると困るのがメンテナンスのタイミング。
中でも高額で、あからさまな季節商品であるスタッドレスタイヤは尚のこと、
できればこのままでもうひとシーズンやり過ごしておきたい筆頭グッズだ。
  

2020.01.15 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

サーフィン@伊豆 12/28

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あらためまして、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

それにしてもまとまった雪が降りませんね〜〜
これを書いている時点で札幌市内が積雪0cmですよ!
そりゃあ関東圏の山に降るはずありませんよね。

昨年はいろいろあったので、
ハナから正月休みに長期旅行に行くことはできなかったのですが、
それにしても少雪と聞けば寂しい限りだ。
そんなこんなで雪山へのモチベーションが一向に整わない。

というわけで、
新年1発目は年の瀬も押し迫った28〜29日に向かった伊豆のお話です。

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付き合ってくれたのはatu、サッちゃん、OYくん。
波乗り納めと言えばやはり、南国伊豆を置いて他にないだろう。

帰省渋滞も考慮して4時起きで埼玉を出発したので、
スムースに厚木を通過したのだが、
そのすぐ先で乗用車4台が絡む事故が発生していた。
私が通過するときはまだ事故りたてホヤホヤだったのですが、
やはり直後に渋滞になってしまったようで、
atuはきっちり填まってしまった。合掌・・・

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多々戸浜に着いたのは7時過ぎ。
波数は少なく、厚めで割れづらい波と、
割れても速くてインサイドのダンパー気味の波の混合という
かなり複雑な海ではあったものの、セットでムネ以上の波もあった。

前乗りで伊豆に入っていたOYくんは夜明けと同時に入水していた。
OYくんに聞くと、夜明け頃はあまり良くなかったらしく、
その後徐々にカタチが良くなってきたのだという。
ただ、ブレイクポイントはかなりインサイド寄りだったので、
潮が引いてしまうとヤバい感じはひしひしと漂っていた。

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なんだかんだで波乗りもほぼ1ヶ月ぶり。
一週空いただけで調子を崩すので、最初はかなり弱腰だったのですが、
そんな私にもDIAMOND TWINZERは勇気をくれる。
波が良かったせいもあるが、まったく悩まずにポーンと乗れてしまった。
ほんと1本目は大事だ。
ここで乗り損ねると一日が台無しになることだってある。
そういうときにTWINZERのもつ波への反応の良さは心強い。
そもそも走り出しが良いことに加えて、
ボードが発するスタートの合図に合わせてやるだけで波に乗っていける。
ほんとこれ買って正解だったな〜〜2019年の大金星。

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私からほぼ1時間遅れてatuとサッちゃんが到着。
その頃には厚めで割れなかったり、薄くてつながったりが混ざりはじめていたが、
それでもなんとか波乗りのカタチはできていた。

それにしても伊豆の海は暖かい。
この日は特に暖かく、ブーツグローブはまったく要らない。
念のためセミドライは着ていたが、海水温はかなり高いので、
ひょっとたら3mmでもいけたかもしれないと思えるほど。
本当にホッとさせられる暖かさだ。

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2時間以上やったころに波も落ち着いてしまったのでランチブレイク。
蟹が丸ごと一杯入っている「上の山亭」の『磯香ラーメン』。超ウマシ。

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この晩は車泊をしようと意気込んでいたのに、
なんと寝袋を忘れて来てしまった。
南国伊豆とは言え夜に寝袋なしでは寝られない。
「宿を探さなきゃ」とか言っていたら、
OYくんのクルマに予備の寝袋があるという。しかも羽毛。
その寝袋を借りる代わりというわけではありませんが、
1ラウンド目OYくんにTKCを貸していた。

人に貸すと、それが2割増しで良く見えてしまう尻の穴の狭い私は、
ランチを挟んだ2ラウンド目はもちろんTwin Keel Cataway。
波のサイズも下がってしまっていたので、
短いTKCで乗れるのか心配していたが、
入水してすぐに3本ほど続けて乗れてしまった。

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しかして、そのあとから波は厚いか
インサイドのぺらっぺらかの2択になってしまった。

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というわけで、16時に終了。
あまり波に乗れなくても気持ちの良く過ごせてしまう伊豆で、
それなりに乗れればもちろん大満足だ。

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千人風呂でゆったり潮を落として晩飯はもちろん『たまきや』!
の伊豆のゴールデンコース!で夜は更けた。
(つづく)

2020.01.14 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

Mandala Twin Keel Cutaway 5'6"

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『Mandala Twin Keel Cutaway』、通称『TKC』。
正面から見ると、マンダラらしいアーク・スワローテールの、
スワローの切り込みがいくぶん深めにとられたシェイプが目につくが、
肝心なのはその名前の通り、ツインのカッタウェイ・キールフィンの部分。

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画像の上にいるアーク・スワローテールのクワッドは
ユウタくんの『SuperChunk』。
このマンダラのメインストリームでもある(と私は思っている)
シモンズにも似たアークテールのシェイプには、
私の知る限りその多くにクワッド・フィンが採用されているように思う。

なので、「マンダラのアークテールのツイン」というだけでも惹かれてしまう、
マニア的にもちょっと変わりダネの珍しいモデルだと思う。

そんな希少モデルに反応する変態は、もちろんatuだ。
しかもatuは海外ショップのSNSでこのTKCを見かけて
日本に送れるか直談判したというのだから頭が下がる。
友人としても誇りに思う、とても立派な変態だ。
そんなこんなでatuからボードを譲り受けるのは、すでにこれで3本目。
私にとって、atuはすでに立派なインポーターだ。

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変態の話はさておき、
このカッタウェイ・キールフィンはその見た目もさることながら、
その反応の仕方も独特だ。

マンダラにはフィンレスのモデルも多く存在し、フィンレスの目的とは、
ほとんど無軌道と言っていいほどルーズなテールの動きにあるのだと思う。
レールで曲げる以外はボトムで水の張力を受けとめて
ライダーを軸に波の上でクルクルと自由回転させることさえできる。
もうサーフィンとは言えないような曲芸レベルの
トリックさえ披露できるモデルだ。

というように、マンダラは決してカタにはまらない
自由度の高いサーフィンを「オルタナティブ」として解釈する一面もある。

あくまでも私の感覚なのだが、同じシェイプのフィン違いであるならば、
クワッドは“レールのつづき”として機能するようにできているように感じる。
対してツインはシングルフィンと同様に、
レールとは90°向きを変えられた方向に機能するモノで、
それによってレールとはある程度作動範囲を別けて、
舵の役目を担っているように感じる。
なので、ツインでレールの方を強めに効かせると、
フィンの作動が弱められてテールをルーズにするように感じている。

そんなツインフィンの根元に切り欠きを加えることで、
更にテール付近をズレやすくする狙いがあるのではないか?と
想像している。

以上はあくまでも私の感覚から来る勝手な想像でしかないし、
そもそもコレが私の目指すものと一致するのかどうかも分からない。
想像が正しかったとしても、このコンセプトに私が共感できるのか否か
に関しても疑問が残るところではあるのだが、
マンダラのツインを試したいという気持ちに加えて、
そんなところも試したくてatuに譲ってもらうことにしたというわけだ。

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こうして並べて見ると、
私のクイーバーの中で一番短かった『SuperChunk ASQ(5'10")』が、
ずっと大きく見えるほどのショートスケールであることが改めて分かる。
ツインだのカッタウェイだのと言う前に、
この短さだけでも腰が引けてしまうのですが、
私でもどうにかこうにかこいつを走り出させることはできた。

私はレール依存症なので、ボトムの面圧を感じる乗り方はほとんどできない。
水をボトム面で受けて、このフィンの根元の切り欠きから
水が逃げるような乗り方を意識してやる必要がある。
もちろん、厚めでいて緩やかな斜面が長くつづくような良い波でなければ、
想像する本領を垣間見ることもできないとは思うが、
そうした不安感以上に、コイツの動きには興味が尽きない。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
なんと!あのテスラが!という驚きのニュースが飛び込んできた!
内燃機関とか、電気モーターだとかいった通り一辺倒な考えは置いてけぼり。
社会の変革は驚くようなスピード感で未来に向かって進んでいる!(ようです)
  

テーマ:サーフィン・ボディボード - ジャンル:スポーツ

2019.12.11 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

サーフィン@茨城 12/1

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いよいよ12月。
都心部では1週間つづけて雨が降ったり、
大型台風が来なくなってからも相変わらず天候不順が続いている。
そういったドタバタに気を取られているあいだに、
気温は急激に下がりはじめ、寒暖差の激しい季節となった。

一週間前の週末はどこにも出かけずに家でダラダラと過ごしてしまったので、
二週間ぶりの海となったこの週末。

2mmのジャーフルにインナースーツを着込んで、
茨城の海に入ってみよう、なんて、
試すまでもなく命の危険を感じるレベルにまで冷え込んでしまった。
フリーーーージング。

というわけで、
「2mmの裏起毛付ジャーフルは、12月の茨城の海に耐えられるか?」
という私的興味の実験は、敢えなく中止に追い込まれた。

そうした天候不順もあって、波の方もまあまあの不順だ。
それでもこの土曜日はサイズも上がって上級者専用のポイントが多かった。
翌日曜日には波も落ち着く予報となり、同じく様子を伺っていたマッツンと
マッツン号に乗り合いで大貫に行くことになった。

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Tくんとコモさんの早起きコンビが先に入水していたのですが、
7時頃に我々が到着すると、二人は一旦駐車場に戻っていて、
二人してブルブルと震えている姿は遠目からでも良く見えた。
気温計を見るまでもなく、この二人のいる景色だけでかなり気持ちが引く・・・

というわけで、問答無用のセミドライスーツ。
これは茨城あるあるでもあるのですが、
砂浜は水分が凍ってアスファルトのように硬く冷たいので
すでにブーツは必須のようだ。
風も入ってきていたのでグローブもした方が賢明だと、
先に入っていた二人は言う。

ただ、私はテイクオフでボードを抑えるときに違和感があり素直にグローブは苦手。
なので、砂浜はグローブして歩き、グローブはビーチに置いて海には素手で入る。

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波は安定のモモ〜コシ。
波数もまあまああるけれど、どちらかというとトロ厚いロング向き。
atuもマッツンもキャッチサーフで、
Tくんに至ってはatuのロングボードを借りて乗っているので、
彼らとは距離を置くことにして、インサイドで質より量を獲る作戦。
ロングやキャッチが逃す波でもインサイドできっちり割れてくれたので、
距離は稼げないが、それでもフェイスを滑ってワンアクションは入れられる。

それがすごい楽しいというわけではないが、
かといってつまらないというわけではもちろんなく、
例によって大貫らしい波乗りを満喫できてしまった。私的点数は60点。

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とはいえ、同じ味攻撃にも飽きてしまうので、
第1ラウンドでまあまあお腹いっぱい。

8時から11時までの3時間で気持ちのほとんどは「もういいか」と
なっていたのですが、ここは歯を食いしばって30分の休憩で第2ラウンドへ。

しかして!
この判断が功を奏し、ガラガラに空いたラインナップで、
第1ラウンドよりもさらに面が良くなったグッドウェーブで遊べてしまった。
やっぱり遊びこそ根性決めて遊ばないとダメだ。

波は変わらずモモ〜コシでしたが、
たまのセットでハラを越えるサイズも入って来ており、
レギュラーもグーフィーも選べるグッドコンディション!
もちろん仲間よりもインサイドを守備範囲にしていたのですが、
アウトのセットとミドルブレイクが適度にバラついており、
キャッチサーフと同じくらい乗れたので、もちろん文句はない!

ここのところ気疲れも多くて、
この週末も自堕落に過ごそうとか思っていたのですが、
atuが「引き籠もってないで海行きましょうよ」と誘ってくれたおかげだ。
ホント仲間のプッシュは頼もしい。

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そろそろ茨城の海に来るのも最後かも・・・とか、来る度に思うので、
来る度に「これが今年最後かも」とか言いながら、毎回のガパオライス。
でもだ。はっきり言ってここのガパオライスは毎週でも食べられる。
大好きっす。
マッツン号に乗せてもらっているので、ありがたくビールをいただいたので、
尚のことウマシ(幸)。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
近頃はスノーボードよりもサーフボードに惹かれることの多い私ですが、
今シーズンも終盤に差しかかって手に入れてしまったサーフボードのお話です。
中でもフィンセットの違いには宇宙のような深遠な世界が広がるわけでして。
  

テーマ:サーフィン・ボディボード - ジャンル:スポーツ

2019.12.10 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

Surf Grip 0.8mm ショートジョン・インナー

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私はどちらかというと寒さには強い方のようだ。
「ようだ」と言うのも、これは比較論の問題なので、
自分は平気なのに、隣で「寒い寒い」と言っている人を見てはじめて
「俺って寒さに強い方なのか」と、自覚できるという程度の話だからだ。

そんな自覚もあって、
1月の海でも関東圏ならセミドライさえ着てしまえば、
インナーなしでも寒さを感じずに済んでしまっていた。
でも、セミドライの重さと、拘束力の高さからくる動きの悪さ、
そして、脱ぎ着に時間と手間がかかることは、正直に頭が痛い。

今年、春〜秋に使ういわゆるジャージ・フルのウエットスーツを
バージョンアップしようと『AXXE Classic AZS』を手に入れたワケなのだが、
何度も言うようにこいつがまた保温性が高くとても暖かい。
2mmなんて厚みだけ聞くと嘘みたいに感じるが、本当に暖かく、
少なくとも夏には使えないほど、使用範囲の狭いウェットスーツでありました。

であるならば、こいつでセミドライへの衣替えの時期を
できるだけあと送りにできないか?と考えるのはいたって真っ当な考えだ。

それと、何となくこの冬は山よりも海にいることの方が多くなるような
悪い(良い?)予感もしている。(私の取り越し苦労ならいいのですが・・・)

そんなこんなで、モノは試しでインナースーツを買ってみた。

2019_1118-3.jpg
2019_1118-21.jpg

この『Sur Grip 0.8mm ショートジョン・インナー』は、
AXXEいうところの『PREMIUM DRAIN』と同じ素材が使われているらしい。

2019_1118-19.jpg

旭化成の『ストレッチエナジー』というのが、この素材の正式名称のようなのだが、
ここにあるように「生地を伸張することにより発熱効果を発揮する」というもので、
この裏起毛が、いわゆる「暖かいデッドエアをスーツ内で維持する」という
保温性能だけを狙ったものではないようだ。
まずは比較的陽差しが暖かだった
先日の大貫(気温7〜9℃)で使ってみた印象について。

まずはこのショートジョンという形状ですが、
膝丈であることはいいとしても、確かに袖のあるものや、
クルーネックの方が暖かそうに思うのではありますが、
ラバーの乗った裏起毛付きの2mmのウェットスーツでも寒くなかった。
汗ばむとか、ポッカポカというわけではないが、
気温に気が散るようなことは一切なかったので、つまり快適。

ノースリーブであることに関しては、腕だけ寒いとかいうこともなく、
何よりパドルへの影響が一切ないことは明確だ。

というわけで、プレミアムインナーの二枚重ねという
贅沢な『ダブル・プレミアム』で、
もうちょっと2mmのスーツで海に入ってみようとは思っている。
ただ、ここに来ての季節の進み方はかなり加速してきたので、
特に茨城の海では少々命がけになる可能性も高い。
日和って止めてしまう可能性も大なので、期待しないで待っていて欲しい。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
今季はスノー系ムービーの当たり年かもしれませんね〜〜〜
というわけで、4年ぶりの新作『icon8 1/2』のお話です。
    

テーマ:サーフィン・ボディボード - ジャンル:スポーツ

2019.12.04 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

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