壊れ話8:R1200GS パンク

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オートバイにお乗りになる方ならお分かりいただけると思うが、
パンクになんてそうそう遭うものではない。
私も2年に一度あるかないかという程度だ。

それが、1ヵ月以内に2度起きた。

しかも、ほとんど同じ場所にネジが刺さっていた。
(※上の画像の左にネジが見えると思うが、ネジからほとんど平行に
  右に視線を移した位置に見える修理痕がその前のパンク痕)

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私の知る限り、オートバイのパンクの99%は後輪だ。
それは前輪が巻き上げた突起物が、垂直に立ち上がった瞬間に、
後輪が踏んでしまうためだと言われている。なので、
スルドイ釘のようものならいざ知らず、こんな木ねじか、タップネジのような、
回さないと刺さっていかないようなものまで
タイヤのぶ厚いゴムの層を突き抜けてしまうわけだ。

さておき、今年は大雪もあって、残雪が集めた塵やら埃やらが
路肩に多く堆積したままになっている。
都心部の幹線道路の道路清掃は頻繁に行われているのだが、
埼玉ではそうもいかないようで、そんなネジ類の隠し場所が多く残っている。

もちろん、毎日オートバイに乗っているのでリスクは高いし、
それを置いておいても、そもそも路肩を走らなければ良いのだが、
先を急ぐ通勤時は尚のこと、そういうわけにもいかず、
比較的このようなトラップにかかりやすいことは認める。
でも、それにしたって1ヵ月に2度はかなりレアな出来事だ。

シリーズもすでに8つ目となったこの『壊れ話』ですが、
ここのところあまりに人生の棚卸しが続くので、
いっそシリーズ化しようと思い立ったわけだが、
こういった意図的なイタズラの可能性さえ考え得るような出来事が相次ぐと、
それはそれでなにかのサインなのではないかと勘ぐってしまう。

「花粉症は自身で認めたら症状が悪化する」というのはほとんど都市伝説だが、
こういうことを気にしすぎると、
そういう負のサイクルに陥りやすいのかもしれない。

というわけで、これで最後にしてもらいたいと思うが、さてどうなることやら。
  

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2018.04.19 | コメント(0) | トラックバック(0) | R1200GS

東京モーターサイクルショー2018

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今年も仕事の合間を縫って東京モーターサイクルショーに行って来たので
報告しておきたい。
先週は先にHUSQVANAの『VITPILEN』を紹介したが、
今回はそれ以外の注目モデルをご紹介したい。
「注目」とは言ったものの、例によって私の極私的な趣味範囲での
注目セレクトになりますことを予めご了承いただきたい。


【HONDA】
国産ブースは今年もどこも大盛況で、
一歩下がって車体を眺めたり写真を撮りたいのだが、
人が多すぎてそんなの永久に無理。
なので、テーブルの上に飾られているモデルを除き、
目の前で近視眼的に見るほかない。みんな国産が好きなのね。

そんなわけで、小さいからあまり下がらなくてもよく見られるこいつから。

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『モンキー125 ABS』
駐輪場の問題など、50ccはおろか、
都市部でのオートバイ自体の存在感が薄れてきているように思える昨今。
125って、自身の行動半径を広げるという、
元来からのオートバイの存在理由に照らしてみても、
なかなかジャストなサイズだと思う。

モンキーと言えば50ccと相場は決まっていたが、
いま、あの頃の原付の守備範囲を担っているのが125ccだと考えれば合点がいく。
大きくなっても、なんとかモンキーらしさをキープしているところには
惜しみない拍手を送りたいが、やはりどこか玩具っぽい。
もう少し高級感を出して欲しいなあ。

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『CROSS CUB』
モンキーもそうだけど、最近は「やっぱりオートバイって趣味のものだ」
っていう位置づけが、より明確になってきたように思う。
でも、大金はたいてまで・・・というリターン層へのアプローチにも
この辺りの排気量は魅力的なのではなかろうか。
ということを、クロスカブを見ていると強く感じる。

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『CRF250 Rally』
聞くところによると近ごろコイツが大人気らしい。
もちろん250ccのトレールバイクなんて昔からあったワケなのだが、
なぜにこいつだけがこうも人気なのかを読み解こうとすれば、
それはもちろん「大人の冒険心」がキーワードであることは明らかだ。
私は「非日常」とかいう言葉が大嫌いなのだが、
それが差す世界観が魅力的であることは認める。
そういったエリアに、きっとこいつの存在感がズッポシ刺さっているのだろう。


【KTM】
海外メーカーのブースはゆったりとしていてホッとする。
馴染みのない方だと敷居が高く感じたりするのだろうか???
もしくはまったく興味がないのか??

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『KTM 1290 Super Adventure R』
「Super」で「R」という、
オートバイに付けられる称号でこれ以上ないっていうワードが
二つも付いていることで、こいつがどれだけ本気のオートバイなのか、
誰にでもわかるだろう。

一日1,000kmを軽く走破し、誰にでも地球を一周できるほどの性能が求められる
アドベンチャー・バイクこそ、キング・オブ・モーターサイクルだと私は思うし、
間違いなくKTMもそう思っている。

クルマのように切り換えられる走行モードなど、
純粋な走りの性能と快適性を両立させないといけない
アドベンチャーバイクとしての本気度に加え、
キーレスセントリーやら、Bluetoothによる連携といった
最新の電子機器であったり、LEDヘッドライトといった豪華装備に至るまで
今考え得る最高のオートバイ像を目指している。
その志したるやまさに至高の逸品だ。

そんなスーパーマシンが¥2,119,000(車両本体価格/税込)で買えると思うと、
安いなあ〜〜と感じてしまうほどおトク感高し。

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『790 ADVENTURE R』
こちらはコンセプトモデルですが、排気量的にもさらに純度の高い本気モデル。
KTMのスゴさは、本気の細分化の巧みさにある。
ユーザーニーズに細かく対応しながら、そこから新しい市場を開拓し続ける
まさにオフロードバイクのリーダー的存在。
キング・オブ・モーターサイクルのリーダーとはつまり、
モーターサイクル界の次世代を担う存在でもあると私は思う。

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とはいえ、個人的にこの昆虫の顔を思わせる
ヘッドライトの意匠は好みではないが・・・


【BMW】
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『F850GS』
今年のBMWの目玉商品は、
10年ぶりのモデルチェンジとなるこちらの『F850GS』。
今まで以上に上位機種であるR1200GSとの
デザインの共通化が推し進められたようだが、
だったら1200買おうよ。とか思ってしまう私は特に興味なし。

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なので余計に目についたというだけなのかもしれないが、
今回のブース設定は小物で勝負と言わんばかりに、
純正イクイップメントの紹介に力を入れていたように思えた。
(分厚い純正イクイップメントのカタログも配っていたし)

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そんな中、このジャケットは『RnineT UrbanGS』を意識した
『ベンチャーネオンジャケット』。
胸に「Lac rose」を書かれているのがちょっと気になる。
『ラック・ローズ』とはダカールにある湖の名前で、
それはパリ〜ダカールラリーのゴール位置を意味する伝説的なキーワード。

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そもそも『Urban GS』は、マールボロカラーのパリ〜ダカールラリーモデルを
元ネタにした、この『ラック・ローズ・コンセプト』がコトの始まり。
BMWにはこれこそ作って欲しいので、「もしかして、やる気なの???」
と、このジャケットが何かの意思表示に見えてしまったのだが、果たして。


【Harley-Davidson】
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『Forty-Eight® Special』

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『IRON 1200』
相変わらずKTMやBMWなどのヨーロッパのメーカーとは、
一線を画しつづける、ある意味、孤高の存在であるハーレーダビッドソン。
そんなハーレーであっても、やはり電子化は進んでいるようだが、
それにしたって必要最小限だ。
何より、ノスタルジーやらクラシックやら、懐古主義なんかぶっ飛ばしで、
そもそもシーラカンスのように、未だ変わらない姿で生き延びている所が
ハーレーの最大のロマンだ。
進化を止めたように見えて、実は時代がハーレーに追いついてきたってトコか。
そんなわけで、近ごろ妙にハーレーが心に滲みてくる・・・・


【DUCATI】
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『PANIGALE V4 S』
なかなか見られないパニガーレのストリップモデルが
飾られていたのがドゥカティブースでの注目点。
さすがは300万円を超えるスーパーマシン。
所狭しと収められた補機類や電子機器、一体化されたシートフレームの造作など、
サスペンションなどの高価なパーツへのお金の掛け方以上に、
MOTO GPばりの一切の無駄を排した設計思想は、ほんと見ていて飽きない。


【KAWASAKI】
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『Z900 RS Cafe』
こんなモデルがあるのまったく知らなかった。
どうやら今カスタム界で一番熱いモデルがこいつらしい。
その名の通り、伝説の『Z1』のレプリカだ。
リアのモノサスペンションははっきりと興冷めだが、
ローソンレプリカっぽいカウルまで純正で装備しちゃっていたりと、
好き者を刺激する装備満載です。

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そのZ900 RS用のヨシムラの直管風マフラー。
ノーマルのメガホンタイプのマフラーもなかなかカッコイイが、
やはりこちらが正解でしょう。
これはオールドタイマーにはたまりませんな。
よくこれで消音できてるな。と、別の意味でも関心しちゃいます。

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話は逸れるが
そんなヨシムラのブースで展示されていた歴代エンジンの中に、
大好きな油冷エンジンもあった。今見てもホレボレする美しさ。
TMRキャブレターもカッコヨス。

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こちらはオーリンズのブースに飾ってあった、
ブライトロジックによる『R900 RS』のレース用(なんの?)マシン。
レース用なので、見た目に構わずウォーターラインをシリンダー脇に
どど〜〜んと通したり、ノスタルジーさもへったくれもない。

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それもそのはず、
そのお隣にあったのは、同じくブライトロジックの手がけた本物の『Z1』。
やっぱり本物横に並べたらダメだって・・・一気にシラケる。

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PMC作、こちらも『R900 RS』。
既視感があるのだが、これの元ネタがわからない。モリワキ・モンスターか??
とまあ、とにかくオジサン心をくすぐるカスタムベースマシンだ。


【おまけ】
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こちらは現行の『CB1100』に、今やコレクターズアイテムとなり、
手に入れたくても手に入らない幻の『CB100R』の復刻パーツを組合わせ、
より本物らしさを追求したという一台。
フルカウルなら何とか見られるが、CB1100Rといえばやはりハーフカウル。
現代っ子丸出しのエンジンの造作が見えてしまうと、これまたドッとシラける。

Z900 RSもそうだが、オリジナルが手に入らないなら
最新モデルで埋め合わせるという考え方自体は良いが、
詰めすぎると逆に粗が目立ってきてしまう所が悲しい。

さておき、国内メーカーから新しい世界観は生まれてこない代わりに、
「復刻」という世界観だけやたらと充実してきている。
今売れる物を素早く供給するのが国産の生きる道だが、
いずれ息もネタも切れてしまうだろう。
ひょっとしてオレだけがズレているのかもしれないが、甚だ心配だ。

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そういう意味でも、クラシックを現代的にアレンジし直すという
『Hasqvana VITPILEN』の採った手法は、国産各社にとっては
とても参考になるアイデアだと思うのだが、どうだろう?

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『YAMAHA YZR500(OW20)』1974年のGP500マシン。
こんなスゴいのがシレッと置いてあるからこういったショーに来るのは楽しい。

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ダンロップのブースでトークショーをしていたのは
八代俊二、北川圭一、上田昇という、若い人は誰も知らないであろう
とても懐かしい顔ぶれ。元気でやってるんだね〜〜〜〜何よりです。

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コスプレイヤーなイマっぽい方もいらっしゃいましたが、
もちろん私にどなたか知る由もなし。
でも、上のお三方より人垣ができていて盛り上がっておりました。
おっさん三人組と、コスプレイヤーが混在するカオスな状況。
これも時代の一ページです。

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それにしても平日だというのにすごいお客さんの数でした。
オートバイ人気、未だ冷めやらぬ雰囲気強し。
  

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2018.04.05 | コメント(0) | トラックバック(0) | R1200GS

Husqvana VITPILEN

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昨年、何年かぶりに行ったモーターサイクルショーで見た、
コンセプトモデル『Husqvana VITPILEN410』の市販モデルが登場した。
「これは是非とも見に行かねば!」と、
またもや昼食のフリして仕事を抜けだし、サクッと東京ビッグサイトまで、
今年もモーターサイクルショーを見に行ってまいりました。
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今回、401の他に、ダートトラッカー風味の『SVALTPILEN401』に
『VITPILEN701』も併せて発表された。

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401は375cc、701は692.7ccエンジンを搭載していて、
大型二輪免許取得者であれば、ここは701を選んでしまうところだが、
私は圧倒的に401の方が欲しい。

スポークホイールに、701のエンジン下にある
大きなエキゾーストボックスが401にはなかったり、
サイドカバーのシンプルな造形など、
純粋に401の方がカッコいいと思うし、
401こそが、このデザインコンセプトを
ストレートに体現していることは確かだからだ。
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401は『DUKE390』、701は『DUKE690』と、
それぞれHasqvanaの親会社であるKTM DUKEの派生モデル。
KTMもデザイン的にとても進んだメーカーなのですが、
私はダントツでVITPILENの方がカッコいいと思う。
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まだKTM傘下に入る以前に登場した、
この『NUDA』も飛び抜けてカッコ良かった。
エンジン、シャシーともに、セッティングは独自のものが施されているにせよ、
見た目はKTMのコスメティックを変えただけに見えていたが、
未だそのデザインオリエンテッドな遺伝子を受け継いでいてくれていることが
何よりウレシイ。

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DUKEがそうであるように、VITPILENも同じフレームに
単に排気量の違うエンジンを載せただけではなく、
元から完全な別モデルとして設計されているので、
ぱっと見は同じでも、そのディテールはかなり違っている。

タンク容量は401の9.5Lに対して、701は12Lと、
けっこう違うのだが、デザインのルールを守ろうとする姿勢は徹底しており、
そのルールの中で、各々の個性を主張するデザインが散りばめられている。
同じパーツを流用してコストダウンを図るメーカーが圧倒的に多い中、
そんなこだわり方にもとても好感が持てる。

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リング状のポジション灯は現代風味でクールだ。

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私はメーターの液晶表示はあまり好きではないこともあるが、
このメーターデザインはちょっとお粗末だと思う。
常に視界に入る重要な部分なだけにこれは残念だ。

画像をよく見ていただくとメーター内にABSの表示があることに気づくだろう。
401にもABSは標準装備されている。
見た目はかなりオーセンティックなのだが、
トーゼンのように安全装備も含め最新技術で固められている。

私の心を掴んで離さない、401のデザイン性のほとんどすべてを
決定づけていると言って過言ではない、スポークホイールなのですが、
こちらはどうやらチューブタイヤになってしまうようだ。
シティラナバウトとしてVITPILENを候補に挙げている私としては、
ハスクバーナという未知のメーカー故の故障の心配と併せて、
チューブタイヤのパンクのリスクが懸念点ではある・・・

気になるお値段は、701の¥1,355,000(車両本体価格・税込)に対して、
401は¥777,000(車両本体価格・税込)と、お手頃感が高いのですが、
DUKE390の¥620,000(車両本体価格・税別)より少し高く設定されている。

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そして、今回一緒に展示されていた
Husqvana純正イクイップメントのヘルメットとゴーグルが
これまた超クール!
VITPILENを買わなくても、これだけでも欲しいと思わせる逸品だ。

その他の東京モーターサイクルショーの模様はまた次週。
  

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2018.03.28 | コメント(0) | トラックバック(0) | R1200GS

壊れ話2:R1200GS - 不具合箇所判明

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突然エンジンが止まり、電源は入るもののセルも回らず、
その後エンジンがかからなくなくなり、
挙げ句レッカーされて行った私のR1200GSですが、
原サイクルさんでの故障原因の調査を経て、不具合箇所が判明した。

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ステアリング・ステム部分のハーネス内での断線が原因でした。

海外製品のゴムパーツは、
日本の過酷な高温多湿の環境では油分が抜けやすく、
硬化が進みやすいという話はそこかしこで聞くのですが、
言われてみればハーネス類もゴム製品でした・・・

実は原サイクルに到着したとき、
私のGSは問題なくエンジンがかかったそうで、
移動しようとハンドルを動かしたら止まったため、
ハーネスの断線を疑ったとのこと。

この部分はハンドル操作に併せて配線類も左右に振られるので、
ボディとの結線の仕方によっては、部分的に負荷がかかりやすい場所だ。

ウィンカーが点かないとかではなく、エンジンが止まるので、
まずメイン電源を疑いそれが見事的中したのだそうですが、
とはいえ、他の線にも問題がある可能性が高いので、
この部分の幾重にも繋がれた電線の中から、
関係しそうな配線をすべて確認されたのだそうです。
恐れ入ります。

そうして、2本ほど断線していた箇所を発見し、
結線し直していただくと同時に、ハンドル操作時に
ハーネスに負荷のかかりづらい取り回しに変更していただきました。

バッテリーの早く訪れた寿命も、
ここからの漏電が原因ではないかと疑っている。

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ついでと言っては何ですが、
破れていたシャフトブーツも交換していただいた。
これもまたゴム製品。
ドライブシャフトケース(スイングアーム)内には少量であったが
水分が入っていたそう。

原因究明と修理、実走テストを経て、1ヵ月ほどかかった
(お金もそれ相応にかかった)が、この度、晴れて退院して来た。

今回に限らず、私のGSはどういったわけか
整備から戻ってくるといつも調子が良くなる。
特にエンジンの吹け上がりがとてもスムースになって戻って来る。
まさか整備甲斐を演出しているからとは思わないが、
修理に出すことのおまけのようなうれしさがあるので困ったものだ。

これは私の想像だが、BMWのオートバイはクルマと同様に
診断機を接続して車体に記録された走行データをチェックするのだが、
そのときに諸々リセットされるせいではないかと私はニラんでいる。
ECUのシステムがアップデートされることもあると聞くが、
10年選手である私のGSは、パソコンで言うとWindows XPにあたる。
とっくの昔にサポート対象外であろう。

さておき、
ちょい古い車に乗っていると、これからもかかるであろう修繕費と、
買い換えのための出費のバランスシートが常に頭をよぎる。

買い換えるなら間違いなくまたBMW、しかもまたGSを選ぶだろう。
同じモデルでも、新型の方が何倍も優れていることは言うまでもないが、
こいつの良いところを差し引いても尚、
買い換えさせるほどに新型に魅力があるかと言えば、答えに詰まる。

「コイツとなら長く付き合えそうだ」
と思ったからこそこのオートバイを買ったわけだし、
私の思う「長い付き合い」とは、10年くらいでは足らない。

もちろん、今回のように細々と壊れ続ければ、
いつか愛想も尽きるかもしれないが、
できることなら、こいつを私の手で廃車にしたい。とか、
若い頃には思いもしなかった類の感情も芽生え始めている。

BMWのモーターサイクルとは、
元来そういう付き合いをするものだと、私は信じている。
  

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2017.12.07 | コメント(0) | トラックバック(0) | R1200GS

R1200GS - 事故〜DWA故障〜そしてレッカー

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私が毎日通勤でR1200GSを走らせていることは前にも話したと思う。
そんないつもの通勤路で、左折巻き込みの事故に遭った。

朝の通勤渋滞中の一級国道で、
路肩から赤信号の交差点で列の先頭に出ようとしていたその時、
突然自家用車が左折してきて巻き込まれてしまった。
幸い軽く当たっただけで、転倒するようなことはなかったのだが、
突き出した水平対向エンジンのシリンダーヘッド回りに傷を負った。

言っても“そのために” 着いているシリンダーヘッド・プロテクターと、
そのプロテクターからはみ出たシリンダーヘッド部分、
そしてその周辺パーツが軽く傷ついた程度で済んだので、
事故自体はたいしたことではないのだが、
ご存じのように相手のある事故ってヤツはそのあとの方が面倒だ。

警察は民事には介入して来ないので、こういった物損事故の場合、
状況説明のための説明はするが、警察に言い訳やら、
文句の類を言っても何もはじまらない。
欲しいのは事故届だけなので、単に無駄に時間が押すだけだ。

責任内容に関しては、当事者間、もしくは保険会社同士での話し合いで
過失割合などを解決すべきことなので、私は警官に対しては
務めて冷静に淡々と話してサッサと済ませようとするが、
相手の男性の方は事故対応に慣れてはいないらしく
(まあ慣れてる私の方がおかしいんですけど)、聞きたくもない、
言われたくもないことを延々と聞かされるハメに陥った挙げ句、
大きく会社に遅刻することになってしまった。

そして、破損箇所の見積もりをとって、
相手の保険会社に請求しないとならないので、いつもお世話になっている
越谷の原サイクルさんまでそのためだけに出かけないとならなかった。
行ったら行ったでワタナベ店長や原さんとお話ができるので、
それはそれで「出かける理由ができて良かった」となるわけだが、
かと言って、週末に片道1時間近い時間が、サクッととれるのかというと、
なかなかそうはいかない。
行き当たりばったりに遊んでいるように思われるかもしれないが、
A型らしく、かなり綿密な計画のもとに私の週末の行動は決められている。

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見積もり検分が済んだら、みっともないのでサッサと直す。
こういうときのために、私の家には補修パーツが山積みになっているので、
パーツを注文するまでもなく、すぐに修理に取りかかれる。
せっかくシリンダーヘッド・プロテクターを外すので、
ついでにプラグも交換する。今回はイリジウムを奢ってみた。

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HP2 Enduroのバックアップ・パーツとして持っていた
X-HEAD』を使うことにしたのだが、
HP2にせよ、GSにせよ、この頃の年式用のこのパーツは、
すでに廃盤なので(ですよね?trafukoさん?)虎の子のパーツだ。
できればこんなことで出したくなかったが、背に腹はかえられない。

これ以外にもシュラウドカバーなど、数カ所に傷が付いたが、
高価なパーツなので直すにしても保険金が入ってから直す。
ちなみに現在、相手9:1私で交渉中だそうですが、
お相手は未だにゴネられている様子・・・


さておき、これですっきりとした気分で毎日の通勤に使っていたのだが、
今回の事故とは関係なく、ここのところエンジンが突然シャットダウンする
症状がちょいちょい起こるようになっていた。

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この電池を模したような「DWA」という表示と、
液晶画面が一杯になるバカみたいに大きな文字で「EWS」と表示される
2つが表示されるようになってしまった。
こんな見慣れない、しかも深刻そうな大文字で表示するアラートから言っても、
面倒な匂いがプンプンする。
そして、例によって、よせばいいのに自分でなんとかしようと思ったのが、
その次に続く災難を呼び込むことになるとは、この時点では思いもよらなかった。

ネットで調べると、どうやら警報装置の「電池切れ」のようで、
それを自分で交換してみようと思ってしまったわけだ。

「オートバイのパーツに電池?」と、思われるかもしれないが、
これはバッテリーが上がってしまっても、
警報器の警戒動作を続けるためのバックアップ電源(だと思う)。
電池なのでもちろんいつか空になるのは道理だが、
納車から10年、10万キロを無交換で乗りきったのだから、
交換に難儀するような、面倒な場所に隠されていても仕方がないか。

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まずはリアシート、テールキャリアを外す。
この下に警報装置が隠されている。

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笑っちゃったのが、一枚薄皮みたいなパーツが被さっていたこと。
これは、ここを荷台として使う際の保護パーツだろうか?
その軟質プラスチックでできたカバーのようなパーツを外しても
その場の景色は変わらないまま。一体化すればイイのに・・・

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そうしてその下にいる、
まったく同じに見えるもうひとつのカバーを外すと、
やっとお目当ての警報装置を拝むことができる。
埃にまみれて、かなりお疲れさんの様相。

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蓋を開けるとかなりくたびれた電池が現れ、
それを新品と交換して修理は完了。
すると、『DWA』と表示されていた電池マークのアラートは点かなくなり、
これでヨシ!と通勤快速に復帰させることができた。しかして・・・・・

・・・・『EWS』の方は解決していないらしく、
液晶にまたもやあのアホみたいな大文字で表示され、
いよいよ通勤途中でエンジンストップ。
どうやら『DWA』と『EWS』は別の案件だったようだ。
根っこは一緒かと思ってた。

片側二車線の自動車専用の長いアンダーパス内でエンジンが止まり、
その時は幸い再始動できたのでそこを抜けることができた。
そのままエンジンがかからなかったら、
長い坂を押して脱出しないとならなかったので、まさに不幸中の幸い。
そして、その先の路地に逃げ込んだ所で、
私のGSはいよいよ息絶えた・・・

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レッカーの急行にも1時間ほどかかり、強制的に午前半休。
GSには偽造キーでエンジンが始動しない
イモビライザーが装備されていて、キーに内蔵されたチップと、
キーシリンダーの円形のカバー内にあるセンサーで相互認証するのですが、
そのセンサーの不具合でキーが認証されず『EWS』のアラートが出て
エンジンがかからなくなるという話は以前にも聞いたことがあった。
エレクトロニクスに頼る部分が増えると、
こういった不具合が起こる可能性が高まるので、
クルマより耐候性が低く、電子部品を保護しきれないオートバイの場合、
果たしてそれが良いのか悪いのかは考える必要があると感じる・・・

しかし、今回の故障原因はそこではなかったようだ・・・
走行距離10万キロを超えた私にGSの厄は、
残念ながらなかなか落ちてはくれない。
(まだつづく)

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2017.11.30 | コメント(4) | トラックバック(0) | R1200GS

R1200GS - バッテリー交換〜これが厄介事のはじまりでした〜

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R1200GSで使っていた、格安バッテリー『maxima』ですが、
約1年でその寿命が尽きてしまいました・・・・
想定よりもかなり早すぎる臨終に、かなり失望いたしました。

せっかく[1年補償]が付帯していたのに、
補償の切れた15ヵ月で逝かれてしまった・・・

同じバッテリーを使っているHP2 Enduroの方はと言えば、
GSと較べて走行距離が少ないので何とも言えませんが、
2年間で何の問題も起きていないので、
GSのバッテリーがいわゆる「ハズレ」だったのかもしれない。

もしくは、どこかに漏電箇所があるのかも知れないが、
これに関しては思い当たる節がないでもない・・・
2017_1012-8.jpg

すべてがバッテリーのせいではない!と、思い直し、その確認のためにも、
しつこいようだが今一度maximaに交換することにした。
今度こそ頼むよ!
とか、景気の良い軽口をたたけるのも、こいつが安いからに他ならない。
1万円を超えるようなシロモノだったら、
こんな悠長なこと言っていられない。即座にバイバイだ。


そしてこれは、このあとに続く災難のほんの序章でしかなかった・・・
言ったうような“思い当たるフシ”からトントン拍子で、
私のGSに、厄のような不具合が次々と巻き起こることとなった。
(つづく)
  

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2017.11.22 | コメント(0) | トラックバック(0) | R1200GS

R1200GS - フロントディスクローター 再交換

2016_0711-20.jpg

フロントのディスクローターを交換したのは昨年の8月のこと。
上の画像はそのときの交換前の使い古したローター(上)と、
中古ながらもまだ新しいローター(下)の画像。

2017_0619-8.jpg

それからちょうど10,000kmを走った時点の画像がこちら。
新車で乗り始めてから10万キロを超したディスクローターと較べれば、
かなり速い速度で偏減りしていることがわかる。
でも、たった1万キロ走っただけで、またフロントのディスクローターを
交換しようと思ったのは、そんな目視での問題ではなく、フロントブレーキが、
神経に障るような高周波で「キーキー」と鳴くようになってしまったからだ。

2017_0605-29.jpg
2017_0605-30.jpg

減ってしまったブレーキパッドの方を先に疑って、
すぐにパッドを交換したわけだが、それでもブレーキ鳴きは収まらなかった。
そしていよいよディスクローターを疑いだしたわけだ。

もちろんそれにも伏線はあって、それは、
前の記事にも書いたが、交換したローターが中古であることに加え、
BMWのどのモデル用であるのかが分からないという点だ。

私の知る限り、外径305mmの5穴のディスクローターは、
04〜のR1200GSと、R1200Cが採用していて、
それまで使っていた外したローターのドリルホールとも、
明らかにそのデザインが違っており、だとするとR1200C用であるらしかった。

R1200Cはハーレーを彷彿とさせる、大陸的なツーリングモデルで、
間違ってもスポーティーモデルではない。
その乗り味に大きく影響を及ぼすディスクローターの素材が、
R1200GSとは違う可能性は高く、だとすれば、
推奨されるブレーキパッドの素材もオーガニック系である可能性が高い。

私はそれまでと変わらずに、
シンタードメタルのブレーキパッドを使っていたので、
想定以上にディスクローターの減りが早かったのかもしれない・・・
・・・という疑念がずっと残っていた。

疑いだしたら、その疑いを晴らすまで、その悩みは片付かない。
もちろん、ブレーキ鳴きの話だけで、制動力自体に不満はなかったので、
オーガニック系のブレーキパッドを試してみるのも一興ではあるのだが、
ダブルディスクのフロントブレーキパッドの価格もバカにならないので、
無駄な寄り道はせずに、ディスクローターの交換に踏み切ることにした。

2017_0619-9.jpg
2017_0619-10.jpg

もちろん、事の真偽を確かめるためにも、
得体の知れない中古パーツはもう使えない。
とはいえ、高価な純正パーツを新品で買う金ならないので、
新品ではあるが、とても怪しいノーブランドの中国製にしてみた。

怪しいのではありますが、「GB 2Cr13」というステンレス鋼であることが、
きちんと明記されていたことが、これに決めたポイント。
「GB 2Cr13」とは、JIS規格のSUS 420J1に該当する、
中国の国家規格「GB」による製品らしい。
送料を入れても1.3万円ほど。しかも2枚セットの値段だ。
安いは安いが、得体の知れなさ加減では、
中古部品よりも更に上を行っているかもしれない・・・
事がコトなだけに、正直チャイナ製に手を出すのはかなり気が引けたが、
この際、これもネタだと思って人柱になってみる。

んで、すでにチャイナ製ローターに交換してから1,000km以上が経過した。
交換直後は、通常走行からの信号や一時停止のときに、
速度が40km/h程度まで下がったあたりで、
わずかながらジャダーのような振動が発生していたが、今はそれもなくなった。

もちろんブレーキ鳴きも収まり、
ブレーキタッチにしても、まさに新品ローターのそれで、とても良好だ。
ABSの作動も滑らかだし、今のところ制動距離を含めて性能に不満はない。

耐久性も含め、
もう少し様子を見てまた何かあれば報告いたします。
  

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2017.09.27 | コメント(0) | トラックバック(0) | R1200GS

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オートバイと
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