北海道 5Days 旭川編【Last Day:とあるローカルスキー場ふたたび】

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昨晩の大黒屋のあとは、部屋で飲みながら
スピードスケート女子1500mを見ていたのだが、
急激な睡魔に襲われ先に失礼して早めに寝ることにした。
おかげでぐっすりノンストップで10時間近く眠ることができた。
体調最高。

とか調子に乗っていたら、まさに高速道路の改札に入る直前に
「ガソリンなくないスか?」というマッツンの一言で正気に返った。
昨日「旭川に着いたら給油しよう」とか思っていたのだが、
大黒屋の予約をしたりしていたら、すっかり忘れてしまっていた。
もちろん途中にサービスエリアなどないし、気がついて下道に降りても、
旭川を離れれば離れるほど、ガソリンスタンドがある可能性は低い。
まさに間一髪。マッツン、ファインプレー。

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この日の天候はまあまあ荒れていて、
旭川から札幌方面に向かう上り線は荒天のため通行止め。

我々は旭川から下り線で北上するのだが、
通行はできても地吹雪で前がかなり見えづらい。
この日も気温はマイナス10℃を下回り、粉雪は粉のまま吹き荒れ視界を塞ぐ。
特に、前方に大型車輌がいるとほとんどホワイトアウト。
大型車輌がいなくても、コントラストのない白い世界は
路肩の雪の壁がどこから始まるのか、どこまでが車線なのかまったく分からない。

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緊急ピットインによる遅れもあり、
到着したのはリフト営業開始ギリギリ。

さておき、2日目に行ったローカルスキー場よりもさらに北側に位置する
こちらのスキー場に決めたのは、
SPRAYのナッちゃんのオススメによってだ。

このあと、スキー場に併設される風呂に入っていた時に話しかけられた
オッちゃんには「あと30分も行けば、もっと大きなスキー場があるのに
なんでこっち来たの?」と言われたが、それくらいのローカルスキー場だ。

ちなみに、オッちゃんの言うスキー場は、
どう考えてもここから更に1時間はクルマで走る必要がある。
30分とはいくらなんでもさばを読みすぎだとは思うが。

本当は2日目に行ったローカルスキー場にまた行きたかったのだが、
なんとそのスキー場のある町では、道内でも36年ぶりとなる
3メートルを超える積雪があったとかで、この前日から営業ができていない。
もしこの日に営業できていたら、間違いなくとんでもないことになったはずだ。
ちなみに、我々が帰った3日後でもまだ
営業できていなかったほどの豪雪だったようだ。

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さておき、こちらのスキー場は風もなく穏やか。
何より、昨晩からそこそこの降雪があったようで、
非圧雪コースへの期待は高まる。

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が、2本しかないリフトの、頂上へ向かうシングルリフトは、
そんな逸る気持ちを尻目に、かなりゆったりとしたペースで登っていく・・・

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・・・すると、トラックがなんとか埋まる程度の積雪ではありましたが、
何度も言うように、この極度の低温状態で保存された積雪は、
まだ結合せずに維持されたままなので、前日までのトラックなど、
まさに無きが如し。

むしろ、無数に並べられた飛べない程度のマッシュを、
右に左にテールでタップしながら一直線に滑り降りるような真似ができるのは、
これはこれで面ツルの深雪よりも何倍も楽しいことだ。

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しかも、この間にも雪は降り続き、そこそこリセットし直してくれるので、
こんなに小さなスキー場なのに、
またバカみたいに繰り返し滑ることができてしまった。
関東圏でこの規模のスキー場だったら、
どんなに新雪が積もっても、この人数で2本滑ったら完売だ。
は〜〜〜シアワセ〜〜〜〜〜

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もちろん、リフト券もリーズナブル。
一日券には食事と温泉の割引券まで付いていて、
私は感謝を込めてかけそばとカレーライスをダブルで食べさせていただいた。
それでも学食レベルのお値段だ。しかも美味いし。

北海道のローカルスキー場ステキすぎる。

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最後に唐突にこいつの話をするが、
今回のトリップには、『TT165 Softflex』と『Spoonfish』を持ってきた。
SPRAYのお膝元、旭川に行くのであれば、20th Anniversary Modelである、
こいつを持って行かない手はもちろんない。要は里帰りだ。
Spoonfishはもしものバックアップでしかなく、
なんなら使わずに持って帰っても良かったほど、
今回は『TT165 Softflex』と心中する覚悟でやって来たわけだが、
そんな覚悟のおかげか、こいつをより深く理解する旅となった。

再三申し上げているように、私のTTへの苦手意識はすでにトラウマ・レベルだ。
それでも乗りたくなるところが、このボードのスゴいところなのだが、
それほどに私を惹きつけるのは、
このスノーボードの放つ「何かある感」に他ならない。
その『何か』を巡る旅が、まさに私にとってはTTに乗る最大の理由なのだが、
今回の5日間の旅を通して、TTは『何か』の答えを通り越して、
私にとって、いま一番の相棒にまでなってしまった。

この話はまた改めてしたいと思うが、
トラバースや、新雪での浮力不足への不安、
操作に対する苦手意識も(まあまあ)消え去り、
『TT165 Softflex』との距離がグッと縮まるどころか、
(勘違いも含めて)「もう一体化しちゃったんじゃないか?」
ってくらいにTTと仲良くなれてしまった。
やっぱり、今はTTに乗るのが一番楽しい。

それは、ちょっとSpoonfishがつまらなく感じてしまうほどで、
それはそれでちょっと困った話ではあるのですが・・・

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旭川空港へ向かう帰りの高速道路では、
少しだけだが夕陽に染まる空を眺められた。
いつもありがとう!北海道!

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もちろん無事に家に帰るまでが遠足だ。
お約束のように帰りの便が使用機の故障で40分以上出発の遅れが報され、
「まさか・・・」と、またもや悪夢の記憶が頭をよぎるが、
今回はその40分の遅れだけで無事羽田空港に到着した。

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いや〜〜楽しかった!
心の底から楽しかった!
私の計画不足で、みんなには諸々迷惑をかけたが、
おかげで素敵なローカルスキー場にも出会えたし、それによって、
北海道に対する可能性の幅がグ、グ、グーーーン!と広がったように思う。

お楽しみはまだまだこれからだぜ!なあみんな!
  

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2018.02.23 | コメント(2) | トラックバック(0) | スノーボード

北海道 5Days 旭川編【Day-4:富良野スキー場 2】

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翌日はチェックアウトもあり、
前日よりも早め早めの行動を心がけながらロープウェイ乗り場まで来たが、
前日とは変わって、この日の混雑は私の知るいつものムードに戻っていた。
やはり、2月の連休中日は混むってコトだね。
というわけで、難なくポールポジションを奪取したのだが、
前夜にゴン降りしたわけでもないし、何よりここはゴンドラではなく、
ロープウェイなので、先頭でロープウェイに乗り込んでも御利益はない。

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この日の気温は、ロープウェイ降り場の気温計でマイナス12℃。
素直に一枚多く着込んできて正解。
とはいえ、風があるわけではないので、装備さえできていれば
表示気温ほどには寒く感じない。

ただ、ボードがまったく走らない。っていうか貼り付くように滑らない。
私の施工したワックスの作動温度領域を大きく超えてしまっているようだ。
つまり、寒すぎて雪面に水分がほとんどない感じ。
リフトから降りても滑って降りていかないので焦る。

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前日に食べ尽くした斜面へ、この日も飽きもせずに向かうわけだが、
ここは標高も高く、ロッジの辺りよりも前日からの降雪量は多く、
前日のトラバースラインは、すでにリセットされてなくなっていた。
雪はまったく滑らないままなので、
新たなトラバースラインを引き直すには、そこそこ骨が折れそうだ。
やれやれ。と、アタマを抱えていると。

なんと、5〜6名の外国人スキーヤーのパーティーがずんずん
ラインを引いてくれた!助かる〜〜〜〜

ありがたくトレースさせていただき、
リセットされた斜面に、また端から順番にラインを付け直していく。

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天候はたまに陽が差す程度で、一日を通して雪、ときどき曇り。
肌を刺す空気はキーンと張り詰めてはいるが、
なぜかその空気感も心地良い。

何より、これだけ気温が低いと、雪が固まらない。踏んでも粉のままだ。

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マジにここはクセになる。
今回、全員アバランチギアは持ってきていたので、
ザック背負ってBCエリアまで踏み込もうか、と言う案もあったが、
今回は(まあまあ)自粛。
それでも端まで食べ尽くすまでに相当な時間と本数がかかった。

富良野のサイドカントリーに限らず、
BCエリアまで足を伸ばす楽しさももちろん大きいし、
次回はゼヒみんなに体験してもらいたいと思うが、
リフト回しでこれだけの新雪が楽しめてしまうのだから、
滑りの満腹度だけで言ったら、こちらに軍配が上がってしまう。

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そのあと、北の峰ZONEまで足を運び、
『プレミアム・ゾーン』に突入。
ゾーンの入口から行けるギリギリまでトラバースして、
プレミアムの更に奥のラインをいただく。

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まさに奥プレミアム!

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と、ここで、この日の便で帰られるHさんご一家とはお別れ。
ソウくんを託児所から引き取って、一緒にランチして別れた。

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ソウくんとは一緒に男湯にも入って、
乾杯も交わして男同士の交流も果たせたし、誠に名残惜しい。

それにしても赤ちゃんの存在は、超のつく癒し効果だ。
スノーボード・トリップに赤ちゃんとは、なかなかないことだと思う。
Hさん御夫妻のお気遣いも多分にあったことは確かだが、
ほんと一緒に過ごせて楽しかったと思えるほど、
今回の旅での存在感は大かった。
何より、誰でも一緒に過ごせるトリップにできたことが我ながら嬉しい。

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昼食のあともプレミアムゾーンをおかわり。
アバランチギアの携行を促すゲートを越えることになるが、
少しハイクアップすれば更に上側から落とせるラインがある。
2本目は、テッちゃんとコモさんがツボ足で登ってそこを落としたが、
残りのメンツは、さっきよりももう少し奥までトラバースして、
その途中からのラインをもう一本。

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そうして富良野ZONEに戻った頃に、晴れ間が覗き、
眼下に富良野市街を一望する素晴らしい景観が広がった。
ビューチフル。

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その晩、旭川に戻った我々は、またもやSPRAYと大黒屋に当て込んだ。
大黒屋に関しては、ホルモンの店の予約がとれなかったことと、
みんなもう一度大黒屋に当て込みたいと言う要望が高かったためだが、
さすがの大黒屋も、この先一年は食べなくても大丈夫ってほど食べ過ぎた。

過ぎたるは猶及ばざるが如し。
(Last Dayにつづく)

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2018.02.22 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

北海道 5Days 旭川編【Day-3:富良野スキー場】

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今回、富良野の宿は大人数だったこともありロッジにした。
「一棟貸しのロッジで大騒ぎしてやる」とか大人げなく思っていたら、
残念ながら3棟に分散して泊まることになってしまった。
とか言いながら、しっかり大騒ぎさせていただいちゃいましたが。

実はこの日、私は他のプランを考えていたのだが、
取らぬ狸のなんとやらで、結局実現させることができなかった。
大人数の思い出を預かる身としては、
やはり他人のふんどしをアテにした旅程の設定は良くないなと改めて反省。

というわけで、この日と翌日の二日間は、
分かりやすく富良野スキー場を滑ることになってしまったわけなのだが、
今回の旅を共にした仲間たちの想像力と、独自の嗅覚が呼び醒ます行動力、
そして、箸が転げても笑い転げられる愉快な雰囲気に大いに助けられた。

幹事さん大助かり。

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何より、ここ富良野の雪もまた、内地者には格別なご馳走であった。
下手な策を講じずとも、原材料のままでも充分に美味い。ありがたや。

決してノンビリしていたわけでもないのだが、
ロープウェイ乗り場には営業開始前から長蛇の列ができていた。
前日にたっぷり雪が降ったわけでもないので、慌てる必要もないのだが、
一便に乗れないのがなぜか悔しいのは、富良野の駅舎が
同じプリンス系列のかぐらや八海山と似ているからだろうか?デジャヴ?

さておき、はじめてこんなに混んでいる富良野スキー場に来た。
っていうくらい、混んでいたのだが、SNSを眺めていると、
2月の三連休の中日にあたる日曜日のこの日は、
全国的にどこのスキー場も混雑していたようだ。

富良野スキー場は施設が充実しているので、
Hさんちはお子さんを託児所に預けて、半日だけだが、
夫婦で文字通りのフリーラン。
邪魔な我々がいるので「水入らず」とまでは行かないが・・・

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というわけで、以前、ここで勝巳さんに引っ張ってもらった記憶を辿りながら、
まずは美しいピステンをシバキ倒す。
いつもよりちょっと硬めではありましたが、カービングに適度な「斜度」と「広さ」、
そして、ピッタシと一本でモモ筋の限界にくる、絶妙な「長さ」を満喫できた。

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そのあと、これまた勝巳さんに連れて行ってもらったラインを思い返しながら、
山の裏側へと足を伸ばす。

富良野スキー場には、以前はなかったゲートが設けられていて、
アバランチギアの携行まで促すゲートと、
一般的なコース外滑走に関する注意事項を喚起するゲートと、
2種類のゲートが設けられていた。
今回我々が探索したのは後者の方で、これである意味後ろめたさは軽減された。
これはとてもわかりやすい施策だと思うが、
きっとイケイケな外国人のお陰なのかもしれない。
だとすれば、これもある意味、外圧から生じた自由化策だと言えるだろう。

日本人から見たときの、
外国人スキーヤーやスノーボーダー達の傍若無人ぶりには、
正直、閉口させられることが多いが、
そろそろワールド・スタンダードで、もの事を見る必要もあるのだろう。

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それからも同じ場所で、
トラバースラインを一本ずつ奥に広げながら端から順に斜面をさらっていき、
最後はかなり奥の斜面まで“出張”することとなった。
2m四方のノートラック面がまだ無数に残っていて、
林立する木を避けながら、なんとかラインをひん曲げてでもそこを削るように
ワンターンを狙いに行くのが面白くて仕方がない。
しかも、削られた雪はフカフカのままその後ろ側にまた溜まるので、
我々にとっては、ノートラックでなくても、
そこが新雪が積もった場所であることに変わりがない。

ノブに言われずとも“パウダー乞食”だと自認せざるを得ない・・・

今回ノブは来られなかったのだが、来ていたら来ていたで、
10m間隔で端からラインを引いていく我々を見て飽き飽きしたことだろう。
「おまえら本物のアホだ」

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そんな感じで、同じリフトをサルのように回し続けた結果、
気がつけばもう15時。
いや〜〜それにしても楽しかった。ゲレンデ回しでこれだもの。

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この晩は、みんなでロッジで自炊した。
もちろん馬鹿騒ぎは夜半まで続いたことは言うまでもない。
なんだかオレが一番はしゃいでたな・・・(ちょっとだけ)申し訳ない。かな?
(Day-4へつづく)
  

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2018.02.21 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

北海道 5Days 旭川編【Day-2:とあるローカルスキー場めぐり】

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本当は、この日は旭岳に行く予定だったのだが、
SPRAYの荒井さんの予報によると、翌日の旭岳は爆風が予想されていたため、
前日の夜の時点で、旭岳はあえなくキャンセル。
「北側の方が降ってます」という荒井さんのリコメンドによって、
旭川からクルマで約1時間の場所にある、
リフトが一本だけ架かるローカルスキー場に、はじめて訪れることとなった。
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私自身、このブログに大した影響力があるとも思えないが、
諸々考えた結果、今回はあえてスキー場の名前をふせることにします。
とはいえ、この日も外人の方がいらっしゃったくらい、
調べればここがどこかは誰にでもすぐに分かると思いますし、
逆に調べてもらえれば、旭川を中心にできる、
臨機応変な旅のバリエーションを感じていただけることと思う。
特に、ニセコ方面に行くことが多い方に、
今回は旭川トリップを強くオススメしておきたい。
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私としても、冬に旭川より北側には行ったことがないので、
これで私的最北端を更新することになる。
何にせよ、初めて訪れる場所はそれだけでワクワクさせられる。

加えて、前日カムイでご一緒したカズくんも来てくれて、
この日も一緒に滑ることとなった。
パーティーにスキーヤーが一人いると、何かと頼もしいのでとても助かる。
カズくんは、数年前まで転勤で旭川に2年間いらっしゃった
中京圏の方なのだが、そのカズくんをして、
このスキー場に来るのは初めてなのだという。
地元の方にとっても、旭岳とカムイの存在感は強いと言うことだ。

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ちなみにこの日、Hさんご一家は、お子さん思いのサトコさんの要望により、
我々とは離れて『旭山動物園』に当て込んだ。
ナルホド「旭山」なんて山があったとは思いもよらなかった。
主婦目線とはなかなかにスルドイものだと感心させられる。

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この日、こちらのスキー場の天候は雪。
しかも、最初は小雪だったのが、着くなり強く降りはじめた。
どうやら歓迎されているようだ。

我々と同じ匂いのするローカル達も多くいらっしゃっていたのだが、
それでも混雑とはほど遠い好環境。
これまた内地者にはとんでもない幸せだ。
返す返すも、北の大地には感謝しかない。

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途中、「ここは降車場か?」と思わずツッコミたくなるような、
リフトが引っかかりそうなほど積雪している箇所があった。

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ちょうどここに雪が吹き溜まるようで、
しかもそれは中腹にあるため、ここの雪かきも相当の面倒が予想される。
ありがたく滑らせていただくことにする。

そんなこのスキー場のリフト代は午前券だと¥1,100。
内地のスキー場では、昼にカレーも食べられないような値段設定だ。
営業にまつわるご苦労を考えるに、この値段では申し訳ないくらい。

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大人げなく一番滑走を果たした私のヒャッホーな画像が、
この日のこちらのスキー場のFacebookを飾ってしまった・・・

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まずはピステンの上にきれいに敷き詰められたピスパウを堪能する。
はあ〜〜〜〜こりゃタマラン〜〜〜〜〜極楽じゃ〜〜〜〜

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「リフトの下、もしくはその近くは、危ないのでゼッタイに滑らないでください」
と繰り返しアナウンスされていたので、
“それ以外の場所” に遠慮なく踏み込ませていただく。

木がまあまあややこしく立ち並ぶ箇所を抜けると、
その奥には素敵なオープンバーンと沢地形が現れる。
すると、なんということでしょう(大改造 劇的!ビフォーアフター風に)!
森の中には、前日に降ったと思われる新雪が膝丈で我々を迎えてくれた。

すっかり探検隊気分の我々は、あっちこっちと探索に出かけ、
そこそこのラインを開拓するに至った。
プチDeeperな感じが堪らなく楽しい場所だ。

そうして、午前券で大方の場所の開拓を済ませ、
食堂のテレビで男子スロープスタイルの予選を観ながら
カツカレーをかき込んだら移動を開始。

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そこからほぼ東に位置する、
これまたはじめて名前を聞くローカルスキー場までやってきた。
ここは誰かに勧められたわけでも何でもなく、
Google Mapを眺めていたら、なんとなく目についてしまったスキー場だ。

それまでいたスキー場の新雪にいい気になった我々は、
2匹目のドジョウを狙って、まんまとここまでやって来てしまったわけだ。
しかも、なんとここの3時間券は超破格の¥800!!!!!
CheepにDeeperな場所を見つけようとする、
セコイ我々を惹き付けるには充分な価格設定だ。

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この日、このスキー場ではちびっ子スキー大会が催されていたようで、
我々が到着した時にはすでに表彰式が行われようとしていた。

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つまり、ちびっ子以外は誰もいないような状況で、
ポールバーン以外のゲレンデには、10cm程度の積雪ながら、
ノートラック斜面が未だ多く残されている!

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と、喜び勇んでコースインすると・・・・・
・・・・・見た目ほど斜度がない?????
しかも、まあまあの湿り雪で、ボードがあまり走らない。
美味い話はそうそう続かないというわけだ。これまた勉強。

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というわけで、ここを2時間ほど滑って、14時には滑走終了。
少々早いが、この日の宿は富良野にとってあるので、
ここから富良野まで移動しないとならない。
旭川に戻るカズくんとはここで別れて、またの再会を誓った。
カズくん、次は白馬か野沢で会いましょう!

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途中温泉に浸かったりしながら、富良野のロッジにチェックインして、
急ぎ富良野駅前の『しゃぶしゃぶ千成』に当て込んだ!

ここも『大黒屋』同様、3年前に札幌のノブに連れてきてもらった店。
ここもまた安くてウンマイ!決して外さない店なのだ。

お店に運転代行を呼んでもらい、
心置きなく、ラム〜牛〜豚と続く、まさに無限ループを、
出汁に泳がせては食べ〜酒で流し込んで〜また皿に箸を延ばして〜
と繰り返した。

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そして最後に『桜アイス』まできっちりメイクして、またもや完腹!
もちろん北の大地は雪だけではなく、食の大地でもあるのだ。
遠慮なく堪能させていただくことにする。
(Day-3につづく)
  

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2018.02.20 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

北海道 5Days 旭川編【Day-1:カムイスキーリンクス】

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定番化しつつある2月の北海道トリップだが、
これまた恒例化の感の高い旭川を訪れることにした。

早いうちから今回のトリップを仲間うちにアナウンスしたところ、
OYくん、コモさん、テッちゃん、ユウタくん、マッツン、ユカチンに、
Hさん、サトコさんのご夫婦も、お子さん連れで参加してくれることになり、
結果、総勢9名(+赤ちゃん1名)の大所帯となった。
というわけで、トリップというよりすでにツアーのレベル。

しかも、あれやこれやと盛り上がるうちに、建国記念日の三連休に、
前後の二日間も付けることになり、3Daysだったはずのツアーは、
あれよあれよという間に5Daysとなり、
奇しくも出発が平昌オリンピックの開会式とかぶってしまった。

ちなみに、ちょうど4年前にノブに誘われて
まさにソチオリンピックの開催中に北海道に降り立ち、
それから毎年冬の北海道を訪れるようになったわけで、
そういう意味でも感慨深い。

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たまたま我々の乗る飛行機の横の駐機場には、
安倍さんを乗せて平昌に飛び立つものと思われる、
政府専用機が二機駐められていた。珍しい物を見られた。
政府専用機って、日本航空所属なのかとばかり思っていたら、
機体の横には「航空自衛隊」とキッパリ書かれていた。そりゃそうか。

さておき、この大所帯を5日間ものあいだ満足させられるのか、
言い出しっぺとしては、それなりに責任を感じるケースだが、
この際出たとこ勝負を決め込んで、面の皮を厚くして乗りきってやろうと
いっそハラを決めることにする。

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いつもは低気圧とにらめっこしながら、ニセコに行くか、旭川に行くか、
寸前まで決めない自由な旅を決め込んでいるので、
早割で予約する航空券は、とりあえず新千歳行きにしているのだが、
今回ははじめて旭川に直行することとなった。
というわけで、旭川への格安の航空券を探してみれば、
成田発のLCCを使わずとも、AIRDOでも安い便を見つけることができ、
そういったう意味でも、東京圏に住む者にとって、
旭川トリップは気軽で便利だと言える。

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やはり、羽田発はもろもろラクだ。
何より、何も手を打つことができない最終便が欠航しても、
一切なんのフォローもないという、LCCの「安かろう悪かろう」を
これ以上ないレベルで体験してしまった私にとって、
ANAと強固な提携関係にある“北海道の翼” AIRDOへの安心感はより高い。

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そうしてADO 081便は、定刻の8:20に旭川空港に到着し、
レンタカー三台に乗り込んだ一行がまず向かったのは、
これまたテッパンのカムイスキーリンクス。

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カムイにしたのは、単に旭川空港から近い一番大きなスキー場だから。
と言うだけだったののだが、実はこの日、いつもお世話になっている
旭川の『SPRAY』の看板娘、ナッちゃんがいるという情報をSNSを通じて
知っていたからでもある。

そうして、カムイ・マスターであるナッちゃんに、カムイの
「あんなところ」や「こんなところ」に連れて行ってもらえることとなった。
しかも、ナッちゃんの知り合いのスキーヤーのカズくんまで
付き合ってくれることとなった。ダブルでラッキー。

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多くの降雪があったわけではないのだが、そこは北海道。
内地の人間からすれば充分過ぎるほどの積雪で迎えてくれた。
ローカルから見ればこの程度の雪でよろこぶ我々を見て
「なんて安上がりな人たちなんだろう」と思われたことだろう。
そりゃあ我々だって首まで埋まるようなフカフカの新雪を滑りたいとは思う。
でも、このレベルの雪が、昼の時点でまだまだ残っているのだから、
それだけで充分に幸せを感じられる。

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この日、天候の方はいまいちパッとしなかったが、
苦もなくツリーランができる程度の視界は充分にあるので、この際無問題。

そして、すでに何度か訪れているカムイスキーリンクスでありましたが、
ナッちゃんガイドのステキなアテンドによって、
その隠された魅力の場所を探訪できてしまったことが何よりウレシイ。

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このあと用事の詰まったナッちゃんが、時間の許す限り案内してくれたのだが、
カズくん曰く、それでもまだカムイのもつ魅力の一端でしかないという。
カムイもまたなかなかに奥が深い。半日でそのすべてを知るのは無理だ。
しかも、そんな広大なトレジャーランドが、
5時間券¥2,900、一日券でも¥3,100で楽しめてしまう。

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結局、ナッちゃんが帰ったあともカズくんに案内を続けてもらい、
ほとんど5時間ビッチリ遊んでしまった。
ナッちゃん、カズくん、ありがとう〜〜〜〜!

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そしてもちろん、
旭川の夜といえば『成吉思汗 大黒屋』と相場はほとんど決まっている。
というより、私的にはみんなを大黒屋に連れてくることが、
今回のトリップの主目的だったと言っても、それはそれで過言ではない。
それほどに大黒屋は外さない。幹事さんにとって、とても頼もしい切り札だ。

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「兜型の鍋を休ませない」という、我々ファンウェー部の鉄の掟に従い、
ほとんど駆け抜けるような90分間一本勝負で、満腹の上の“完腹”になった我々は、
その足で『SPRAY』に当て込んだ。
最初は私だけでオーナーの荒井さんに挨拶に行こうと思っていたのだが、
言ったらみんな行きたいというので、結局、旭川の駅前から、
全員でタクシーに乗ってのスプレイ参りとなった。

本来、順序が逆なのだが、『旭川冬まつり』のあったこの日は、
大人数でできる大黒屋の予約が17時〜しかなかったので仕方がない。
相変わらずの商品群の充実ぶり加え、お酒でかなり気分が良くなっている
我々のお財布の紐はかなり緩いわけで・・・

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そして、ユルユルの気分のまま、
よせばいいのに〆のラーメンまでキッチリ当て込んで、

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ほろ酔いでホテルに戻った時には、
オリンピックの開会式はほとんど終わっていたわけで・・・
(Day-2につづく)
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2018.02.19 | コメント(2) | トラックバック(0) | スノーボード

神立高原スキー場【2/4】

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観光協会に泣きついて探してもらった宿は、
湯沢高原スキー場のロープウェイ山麓駅に隣接する宿で、
まさに目の前がゲレンデというロケーションであった。
ここで滑るワケじゃあないけど、なんだかウレシイ。
18時には飲み始めて、21時にはお開き、そして、
宿に戻るなり一瞬で眠りに落ちてしまった。

健康的なんだか不健康なんだかよくワカランが、
翌朝も気分爽快だし、少なくとも悪いことではないだろう。
ただ、冬に入ってかなり太ってしまったが・・・

その晩に降り出した雪は、予報通りにサッサと止んでしまい、
翌日曜日も特に焦る理由もなし。
8時頃からノンビリ滑り始めようということになった。

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この日は、OYくんと、Hさんと奥さまのサトコさんに、ソウくん(1歳)、
そして、Hさんのご親戚のマサさんと神立で合流した。
神立にしたのは近ごろご家族連れと滑る機会の多かったユウタくんの薦めで、
親子休憩室が完備されていることと、何よりスノースケーターである
ユウタくんがここを薦めてきたのは、
ここがスノースケート全面滑走可であるためだ!

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この日の神立も、石内丸山に続いて目を見はるような晴天。
雪こそ降らないのだが、気温はガッツリと低いままなので、
空気が澄んで見晴らしが最高に良い。
そしてもちろん、踏めばキュッキュと鳴く、踏み応えの良い雪が維持されている。
ナイスデイ!

ここ神立高原は、まさにバブル期に建設されたスキー場で、
湯沢I.C.から3分、新幹線の越後湯沢駅からも無料のシャトルバスで10分程度と、
かなりの好立地にあり、日帰り客に人気のスキー場。

早朝営業や、そのためのかなり大きな仮眠室など、
時代を先取ったスキー場でありましたが、
真新しさが薄れた頃にはすっかり人気にも陰りが見え始め、
スキーブームが去った後は経営者がコロコロと変わり、
一旦は閉鎖に陥っていたこともある。
スキー場経営の光と影を一身に纏ったようなスキー場であります。

さておき、私のような輩にはほとんど無関係なスキー場なので、
できた頃に何回か通った以降、ここに来た記憶がかなり曖昧だ。
神立でスノーボード滑ったことあったかなあ???・・・

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この日の神立高原は、
2月の頭の繁忙期であることもあって、大混雑の大入り満員といった様相。
最長でリフト待ち10分!!
しかも、黄色い声を発するお嬢さん方がやけに多い。それ系のお嬢さんは、
なぜかゴーグルをボンボンの着いた白いニット帽の上に置いたままで、
滑るときもゴーグルを使わないのはなぜなのだろう。
さておき、この日の繁盛ぶりを見る限り
集客面では上手くいっているようなので、余計なお世話ながら安心した。

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子守を交代でこなすHさん、サトコさんに、マサさん、OYくんと
久しぶりの神立を滑り倒した。
ここ神立は、パーク系のアイテムも充実していて、キッカーもかなり大きい。
そのためか、中腹のコースにはパイプ状に左右に壁も用意されていて、
お嬢様方にジブトリさんだけでなく、コッチ系へのサービスにも抜かりがない。

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そうしてもちろん、ランチのあとはスノースケートにモードチェンジ!

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平均斜度10°ながら、全長が1,100mに及ぶ『ボルックス』で練習に励む。
前日に繰り返し滑っていたコースから一気に距離3倍!滑り甲斐があるぜ!

しかして、やはりというかなんというか。
昨日の好調さを取り戻すのに数本かかってしまった。
あたりまえだが、なかなか自分のものにならないのだが、
そんなもどかしさもまた楽し。

そして、昨日の石内丸山とは違い、ここでのスノースケートへの注目度は高い。
「あ、スノスケだ・・・」「あれスノスケよ・・・」「へえスノスケか・・・」
と、聞きたくもないささやき声が漏れ伝わって来て、超ハズい。

できればゲレンデの右端を滑りたいのだが、
トゥサイドターンが苦手で、ヒールサイドを多用する私は、
イヤでも左側のリフト線下の方に行ってしまい、
余計に珍しいものを見る衆人環視に晒されてしまう・・・

スノスケにとっては、春のシャバ雪が最高のご馳走だとは聞いていたが、
前日の柔らかい雪の石打丸山と、北側斜面で午後は陽が陰って固まりはじめる
神立の硬い斜面を滑ってみて、その意味がイヤってほど理解できた。
エッジが噛まずに横方向へ流れるようにズレて行ってしまい、
なかなかターンのキッカケが掴みづらい。

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と、みっともない転倒を披露しながらも、自主練を重ね、
最後にはいよいよスキー場上部へ向かう夢沢高速リフトにも乗って、
最大斜度20°に一気に2,000m走破にまで挑戦してしまった。
凍りはじめた硬ーい雪面は、転んだらみっともない以上にかなり痛い。
スノーボードならなんてことない緩斜面が、
一時も気を抜けないアドベンチャーに変わってしまう。

しかして、ここの一番の難関は、
一日滑り終え、完全に脱力しきっている状態で滑らなければならない、
ゲレンデから下のリゾートホールに戻る、
「ベガ」と呼ばれるただの連絡コースだ。

ここは、ただでさえ日中も陽が当たらずに硬く凍っいるのに、
15時を過ぎればその硬度は更に増しており、しかも、狭いコース内で
すぐ転ぶ初心者と、飛ぶように降りてくる上級者を避けながら滑らなければならず
もう怖いなんてもんじゃなかった・・・のだが、その刺激もまた堪らない。
私の中のMっ気が覚醒してしまったかもしれない。
繰り返すが、“できないことの楽しさ” は、かなり新鮮な衝撃だ。

そんなわけで、帰りの関越道の渋滞が予想されるこの日も、
16時までびっちりと滑り倒してしまった。
日曜日は昼過ぎにはスキー場をあとにすることが多かったのに、
なんという変わりようかと、自分でも呆れてしまうが、
久しぶりにがっつりと一日券の元を取った気分がまた清々しい。

スノースケートいとおかし。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2018.02.15 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

Peacemaker Snowskate

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スキー場、そして雪山の遊び方にも様々ある。

私がスノーボードを始めたキッカケは、
10歳から続けて来たスキーに少しばかり飽きてしまったコトだった。
ほんの少し目先を変えようと、試しにスノーボードをレンタルしてみたら、
そこから見事にハマってしまった。32歳のことだ。

お次はバックカントリーだ。
スキーと平行して続けていたスノーボードにも
ここらあたりですっかり行き詰まってしまった。
そんなとき、会社の後輩が始めたバックカントリーとかいう
聞き慣れない遊びを知ってしまったことが発端だ。
最初はスキーで登り始め、そのあとスノーボードでも山に登るようになった。
42歳のことだ。

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そして、52歳の冬。
数えてみれば十年周期で訪れる冬の彗星のように、
スノースケートは私の所にやってきた。

ただ、今回ばかりはスノーボードに飽きたわけでも、
バックカントリーに飽きたわけでもない。
むしろ、最近はほとんど初心に返るように
圧雪斜面を滑ることに執心しているわけだが、
新雪よりは保ちが良いものの、ピステンもまたその日の賞味期限が短く
ほとんど午前中で美味しいところが終わってしまう。

というわけで、バックカントリーでも、ゲレンデ滑走でも、
午後はまるで消化試合のように滑るか、
もしくはさっさとゲレンデをあとにするかしかなかった。

スノースケートという「可能性」は。
そんな私の心にポッカリと空いた空間に、ズッポシとはまってしまった。
というわけで、例によって「可能性」に対する「好奇心」が
コトの始まりであった。

そして、私にとって魅力を放つのは、玄関を開けたら
すぐにアドレナリンが吹き出すオートバイやスケートと同じように、
雪質や波や天気や状況にほとんど左右されず(アイスバーンは無理だが)に、
一番下の初心者コースでいいから、
気が向いたらいつでも気軽に始められてしまうところだ。

もちろん、まだまったく乗りこなせてもいないが、
むしろ、そこに至る過程が楽しくて仕方がない。

それと、安定感のなさが自由度の高さを生み出すため、
安定する場所に乗りつづけるための、
乗る位置がすべてを支配するスノースケートは、
乗る位置が固定されるスノーボードでの、
操作の悪いところをあぶり出してくれるという副作用もある。

確かに転ぶと痛いのだが、
気持ちが引いてしまうとまったく曲がらなくなってしまうので
痛さを顧みないメンタルの強さも試される。
山に登ると、ほっこりと一息入れられる楽しさがあるが、
一時も気が抜けない、集中力を切らすことができない真逆の楽しさを
久しぶりに思い出した。

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雪が良ければスノーボードをすればいいし、
雪が積もったらバックカントリーに出ればいい。
しばらく雪が降らなければ、そして雪の降らない春になったら
スノースケートをすればいい。これですっかり「空き時間」がなくなった。

集中力が要るので、一人黙々と打ち込むように滑ることもできるが、
仲間に触発されながら、遊びの幅を拡げるように
ワイワイとやるのがとにかく楽しい。

サーフィンも一緒に楽しんでいる似た者同士、
もしくは同じ穴のムジナである私の仲間たちは、
誰先にというわけでもなく、ほぼ同時多発的にスノースケートに手を染めた。
どうやらみんな同じ予感を受信していたようだ。

そういうヨコムキな人間が集まって、バカみたいに楽しめるのが、
スノースケートの最大の魅力だと思う。

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というわけで、もう誰も憶えてはいないと思いますが、
「さて、これはなんでしょう?」シリーズの一問目の答えは
スノースケートに使う「リーシュコード」でした。念のため。

まさかこんなに待たされるとは思わなかったので、
あんなに早いタイミングで出題してしまったわけだが、
待ちに待った分楽しさも倍加していると思えば、
それもまた計算通りとも言えるか。

というバレンタインデーのお話でした。
  
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2018.02.14 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

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