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芽育 Bakebon L のその後

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いま私にとって、外で楽しめる遊びと言えば、もっぱらスケートでの坂下り。
いわゆるダウンチルしかない。
ありがたいことに、我が家の近くには一級河川である荒川が流れていて、
一級河川らしい立派な土手のアプローチに、
距離は短いけれども舗装の良い坂が多くある。
トレーニングとか、ジョギングとか、絶対に続かない私にとって、
そうした坂をユラユラとスケートで滑り降りることが、
近ごろの唯一と言っていい運動であります。

私がスケートでしたいのはカービングだということ。
ターンと言うよりカービングの方がピンと来る。
スノーボードのようにターンをしながら滑り降りる感覚を得ることが目的。
結果的にスノーボードやサーフィンのオフ・トレになっているのかもしれませんが、
それが目的の第一義では決してないということ。
つまりはカービング遊びであります。

そんな私の愛機は芽育(MAKE)の『Baked Hill』と『Bakebon L』。
中でもBaked Hillは、ホイールベースも適度にあって安定感が高く、
幅が広くコンケーブされたデッキで、
足先の動きに対するレスポンスが適度で操作性が高い。
かと言って体重があって足のデカイ私でも反応しすぎることもないので
低速域であってもとてもコントロールがしやすい。
私にとって、ほぼ唯一無二と言っていいエースで4番的存在。

あまりに私とBaked Hill(と、いつもの坂)との相性が良すぎるため
ついBaked Hillにばかり乗ってしまうわけですが、
ここのところ集中してスケートばかりしているので、
さすがにそれにもちょっと飽きてきた。

もちろんこういう時のために手に入れたBakebon Lなのではありますが、
Bakebon Lはだいぶ大回りを好む素性で、
いつもの道幅の狭い坂では回しきれないと感じていて、
それもあって余計にBaked Hillにばかり乗ってしまうという、
ほtんど悪循環に陥ってしまっておりました。

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私の感じるBaked HillとBakebonの違いで、
特に気になっている点を言うと・・・

1:ホイールベースが長いこと
2:トレッドが狭いこと
3:デッキが細いこと

・・・の3つということになる。

できればギュインッ!と回り込むようにターンさせ、
坂の真下を向いている時間を極力減らして、
無用な加速を抑えながら速度を調整したい。
なので、低速から急な小回りをさせても安定していて欲しいのですが、
コンケーブのないフラットデッキのBakebonは、撓(たわ)みを楽しむため、
以上の3点の違いが設定されている(ものと思われる)。

急に曲げようと強めに踏めば踏むほど、むしろボヨンボヨンと、
その動きは取り留めがなくなる。
そんなある日、例の「おうち時間」を持て余し、
漠然とYouTubeでスケートのHow Toものを見漁っていたら、
「デッキごとに乗る位置やスタンスは違う」という話を耳にした。
フラットデッキはトラックとトラックの間に両足が収まるように
狭いスタンスにした方が、デッキの撓りを使えて調子いいよ。とも。

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これは!と思い、猛然とBakebonを試してみたくなった。ヒマだし。
翌朝、歩いても行けるいつもの坂にBaked Hillと2本持って繰り出し、
早速試してみると、Bakebonに対する悪い先入観を、
あっという間に覆してしまうほど、安定しはじめたじゃあ〜〜りませんか!
そうか、ポジションが悪かったのか。

それに気をよくして、
Baked Hillで使って好印象だった『OJホイール』に着け換えてみたら、
これがまた好調の上書き。つまり絶好調的大当たり。

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前にも言ったように、私が手に売れたOJホイールは、
ロゴがプリントされている方を外に向けて装着すると、
ホイールセンターからかなりアウトセットされるので、
デッキ幅に合わせたACEの00トラックの狭いトレッドがさらに狭くなる。
トレッド幅が広い方が安定しそうな先入観もあり、
このえんぴつのような細〜〜っい見た目から受けるイメージは
決して良いものではなかったのですが、
どうやらそういう単純なものでもないらしい。
頭でっかち素人の先入観を軽く吹き飛ばすほど、
ポジションとスタンスって大切なんであります。

そうしてターン中の安定感が得られるようになると、
Bakebonのもつボードのターンが伸びるような反発力を、
効率的に活かしながらの切り返しがリズミカルにできるようになってくる。

そうなると、言ったようにデッキがたおやかに上下に撓む感覚が
とてもキモチイイ。
できることならば、同じ斜度でもう少し道幅が広いと、
尚この撓み感を増幅できて更に気持ちよく滑れそうだ。

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そんなわけで、これまたしばらく乗っていなかった
『ダウンチルデッキ&ウィール』にも久しぶりに乗るようになり、
同じ坂で三者三様の違いを楽しんだりしている。

というように、趣味を長続きさせるためには、
こうして道具によって味変させながらマンネリを避けることも、
とても大切なことなのであります。
(トーゼン一番効果的で効率が良いのは、新しいテクニックを
 反復練習することなのですが、おじさんはどうしても上手くできないことを
 道具のせいにする習性があるわけで)

もちろん坂を変えるのが一番の味変になるので、
最近は散歩と称して近所の坂の発掘作業も平行して行っている。
河川敷にある大型公園の駐車場が新型コロナの影響で駐車場が閉鎖されており、
解除されるまでの期間限定ではありますが、今はそのエントリー路で
心置きなくスケートができたり、新たなスケートポイントの開拓も進んでいる。

落ち着きがない多趣味の私は、
なかなかひとつの遊びを集中してやることがないのですが、
おかげで今は集中してスケートに取り組めている。
この間に少しは上手くなれると良いのだが、もちろん現実はそう甘くはない。
これからも身の程をわきまえながら安全第一で楽しんでいきたいと思う。
  

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2020.06.01 | コメント(1) | トラックバック(0) | スノーボード

2019〜20 スノーシーズンをふりかえって

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滑走日数:21日

訪れたスキー場またはエリア:13ヵ所

バックカントリー:1日/1エリア

ご一緒した方々:のべ47人
(実人数約15人)

パウダースノー:5日新雪率23%

少雪に加えて、個人的な事情もあって、
今シーズンの滑走日数は21日に留まった。
昨シーズンから17日減。

滑走日数が少なくなったこと以上に、
今シーズンは北海道に一日も行けなかったことが悔やまれる。
北海道ではいつも多くの方々とご一緒させていただくので、
ご一緒させていただいた方々の数は一気に半分に減ってしまった。

個人的な事情も何とか軌道修正ができ、満を持して、いざ北海道!
って頃に、今度はコロナ騒動に見舞われてしまった。
つくづく間の悪いシーズンでありました。

ただ、思い返してみると、それでも満足なシーズンであったと思えるのは、
今シーズンへの期待値がそもそも低かったことも確かにあるのだが、
そんな中でも一回一回に課題を持って滑れたこともあったと思う。

確かに雪が少なすぎてコンディションの悪い日もあるにはあったが、
そんなモチベーションを支えてくれる程度に
ゲレンデの状況が整っていてくれた日が多かったこともラッキーだった。

なので今シーズンは、例年以上に自分と、
そして道具と向き合うシーズンとなった。

INDEPENDENTSTICK:1日

T.T 165 Softflex:3日

T.T 168 ミズメヒノキ:5日

SPEEDMASTER:5日

K2 NISEKO PLEASURES:4日

スキー:3日

スノースケート:3日


TTを中心にした出動構成であることはここのところの傾向に添った結果ですが、
TTと何を組合わせるのか?というこれまたここ数年の課題に対し、
今シーズンはそこに『SPEEDMASTER』と、
K2 NISEKO PLEASURES』が加わった。

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SPEEDMASTERをクイーバーに加えることは、
積年の希望でもあったので、付き合い方に関しても想定通りでありましたが、
例によって思いつきで手に入れてしまったNISEKO PLEASURESに関しては、
インディにSpoonfish、SLASHERなどがしのぎを削っていたポジション、
ある意味、激戦区であったのにもかかわらず、
あっさりと取って代わってしまった感がある。

それと、スキーに関しても『LINE SAKANA』によってチャクラが開いた。
スノーボードに熱上げていた間に、スキーを取り巻く状況や世界観は、
私の見知っていた頃とは、すっかり様相が変わってしまっていたようだ。

がらりと変わっていたスキーや、
ゲンテン以外のボードから感じた新しい価値感は、まるで浦島太郎。
外に目を向ける機会を得ることができたのも今シーズンのトピックだ。

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そして、何をさておいても言っておかなければならないのは、
黒船のように襲来した『DEELUXE RIN』の引き起こした、
私にとっては、もはや革命と言っていいほどの大きな変化だ。
もちろん「これでなければできない」というものではなく、
「私に欠けているものを見つける良い手助けになってくれたモノ」
という解釈が正しい。とはいえこれは、
今季と言わず、スノボード人生最大の出来事だったのかもしれない。

そんな波瀾万丈な2020シーズンでしたが、
秋の立山も今シーズンは雪は多かったようですし
(おかげで大きな雪崩れも発生していたようですが)、
家からたまに眺められる富士山の雪も、今年は例年よりも多いように思える。
ただ逃がした魚の大きさを思い描いているだけなのかもしれないが、
だからこそ、余計に悔しい気持ちが募る。

来シーズンはこの満たされない思いをぶつけて、
心から満足、納得のいくシーズンにしたいものであります。

今シーズンも遊んでくれた皆さん。
ありがとうございました!
今シーズン遊べなかった皆さん。
来シーズンこそよろしくお願いいたします!
  

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2020.05.11 | コメント(4) | トラックバック(0) | スノーボード

BURTON Supergrip Capstrap 2.0

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常に業界の先頭を走るBURTONも、トゥストラップには紆余曲折の歴史がある。
足の甲ではなく、つま先を固定するするように刷新したのは
BURTONが最初かどうかは分からないが、
かなり早い段階からつま先を抑えるトゥストラップに変更していた。

当時はとても理に叶ったものに思えた、この革新的なアイテムにも、
やってみなければ解らない諸問題が降りかかる。
特にBURTONはつま先全体を包み込むようなキャップ形状のストラップを
採用していて、それにより、特に足の大きい人間の場合は
雪面と接地したときにズレてしまうという事態が発生してしまった。

それでもキャップ形状を諦めなかったBURTONは、
形状を変えたり、素材を変えたりしながら、
ほとんど泥沼的にこの部分のパッチ修正を繰り返すこととなった。

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上の画像は2016モデルのGENESISですが、
いよいよ全体の素材を人工皮革からすべてゴム素材に変更し、
これには見た目からしてかなり期待させられた。
しかして、この『Supergrip Capstrap』であっても、
ドラグ時のズレは避けられず、かなりがっかりさせられてしまった。

そうしてBURTONは、またもや3シーズンでデザインを刷新してきた。
その名も『Supergrip Capstrap 2.0』。
ホントBURTONという企業はマジメというか、執念深いというか。
そのプライドの高さと責任感の強さには、まったくもって敬服させられる。

近ごろはすっかりご無沙汰しているBURTONではありますが、
そんなわけで、BURTONのキャップストラップの進化からは目が離せないでおりました。

先日報告させていただいた通り、
『UNION TEAM STRATA』にハンモックストラップを移植し、
改めてBURTONパーツの秀逸さに目から鱗が落ちまくった私は、
いよいよSupergrip Capstrap 2.0への興味が
抑えられなくなってしまったというわけだ。

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ただ、キャップストラップ2.0の取り付けネジの径が5mmと、
UNIONの4mmよりも太いネジが使われているので、
UNIONのスライダーをそのまま使う場合、取り付け穴を広げないとならない。
さすがにそれは気が引けるので、BURTONのスライダーも併せて移植することにした。
ただ、根元の軸芯径も違えられており、BURTONの方がUNIONよりも太いので、
ホルダーに合わせ軸芯を削って小径化する必要がある。
意外と一筋縄ではいかない。

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ラダー側も移植するとなるとそちらの軸芯も削らないとならないので、
ダブルテイクバックルを諦め、UNIONのラダーをそのまま使うことにした。
ただ、BURTONのラチェットはUNIONのものとは
ストラップへの取り付け方法が異なるので、このキャップストラップに
UNIONのラチェットを加工なしで取り付けることはできない。
よって、昔使っていたBURTON製のラチェットで代用した。

つまり、スライダー〜トゥストラップ〜ラチェットハンドルまでがBURTON製で、
ラダーのみがUNION製。
ちなみに、ダブルテイクバックルが装着されるSupergrip Capstrap 2.0ですが、
BURTONのそれ以前のラチェットでも取付けが可能でした。

そんなわけで、たかだかキャップストラップを着けるだけなのに、
そこそこの苦労が伴った。

ちなみに、ラダーの形状はBURTONもUNIONも
ギア歯の高さを含めてほとんど同じなのですが、
ラチェットのギアはUNIONの方が歯が高い。
つまり、食い込み幅が大きく採られていて、バネの強さと併せて
ギア同士がガッチリ噛み合い歯飛びなどが起こりづらくなっている。

ただし、そのぶんリリースにも抵抗感が高く、
その点BURTONのラチェットはリリース時のストレスがなく、
サクッと外れてくれる。

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というわけで、早速試してきましたが、
いよいよ本命登場と言っていい出来映えでありました。

私のDEELUXE RINとの相性が良いだけかも知れませんが、
あつらえたようにピッタリフィット。しかも、テコでもズレたりしない。
しかも、素材を変更してまで薄く造り変えられているため、
雪面が当たっても引っかかる場所がないので余計にズレにくい。

まさに完成型でありますが、
欲を言えば、もう少し小型化できれば最高だ。

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ただ、それを言ったらUNIONのノーマルが最高だったということに
なってしまうので、思っても口に出してはいけない・・・

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
MINI Cooper、プジョー205、ルノー5、アバルト・・・
ラリーカーを起源にもつホットハッチってステキですよね〜〜〜〜〜
それがたとえ国産であってもドキドキしてしまうというお話。
   

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2020.04.14 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

川場スキー場【緊急事態宣言前夜】

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いよいよ7都府県を対象に緊急事態宣言が発出された。
海外からは法的拘束力のない対応策に生ぬるいとの批判もあるように、
外出自粛要請との違いはあまりない。
ただ、各自治体から企業へ営業自粛の要請をできるようになるので、
そもそも外出先がなくなるという違いはある。

当然、スキー場も例外ではないのだが、
スキー場があるのは今回の宣言外の各県なので、
尚のこと各スキー場の対応がどうなるのか分からない。

こういった時節柄、不要不休の代表格である
「遊び」に出かけることには様々な意見もあると思う。
でも、自主隔離しながら
このブログを読んでくださっている方々もいるかもしれない。
そんな方々に対し、このままシーズンが終わってしまうのはあまりに不義理だ。

とか、ただ滑りに行きたいだけなのに、
ほとんどジャーナリストのような責任感を無理矢理自分にお仕着せて、
緊急事態宣言発令前夜に家を飛び出した。

飛び出したのはいいものの、
ガラガラに空いた深夜の関越自動車道を北上しながら、
この場に至ってどこに行ったものかと逡巡。
この時期すでに多くのスキー場が営業を終えており、
選択肢はそう多くはないのですが、
まるでバックカントリーでのリスクマネジメントのように、
混雑は避けたいとか、ロープウェイやゴンドラは避けたいとか、
いまスキー場に求められる安全性に思いを馳せる。

そうして川場スキー場に行くことにした。ちなみに今季初来場。

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道の駅で車中泊して6時起床。
在宅勤務と外出自粛による喰っちゃあ寝の繰り返しにより、
最近寝付きが悪い。車中泊では尚のこと、なかなか眠れない・・・

そうして川場スキー場に7時前に到着。
8時運転開始かと思ったら、8時リフト券販売開始で8時半運転開始だった。
こういう情報がホームページのどこに記載されているのか、
ほんと分かりづらい。

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う〜〜〜〜ん。春らしい良い天気。
2年前に行った武尊〜中岳の尾根もとてもきれいに見渡すことができた。

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また行きたいな〜〜〜〜

さておき、前日に降雪があったようで、朝一のコンディションは悪くなかった。

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吹きだまりにはクリーミーながらも新雪がグルーミングの上に積もっていた。
う〜〜〜〜ん。デリシャス。4月に存外の足応え。
ただ、本来ならばザラメを楽しみたいこの時期に、
こういった降雪はあからさまに余計なお世話。
むしろ表面の汚れを洗い流してくれる雨の方がウェルカム。
湿度の高い新雪は、気温の上昇に伴って、
水分や汚れが表面に浮いてストップスノーになりやすい。
ただ、春にしては気温はとても低く、ストップ化のスピードも抑えてくれている。
よってこの日は、あからさまな午前中勝負。

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といったわけで、午前中のコース状況は、アイシーで硬いところがありながらも、
全体的にきっちり踏める、とても操作がしやすい雪質でありました。
それと、この時期にしてはかなりラッキーなことに、
未だにレフトの5メートルほどの高さの壁がきれいに残っていて、
グーフィーアテコミ天国でもありました。

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「滑るのはこれで最後になるかもな〜」と、
シーズン〆になるかもしれない大事な場面に持って来たのは
『NISEKO PREASURES』。
今シーズンも道具たちから様々な気づきをもらったが、
ここ数シーズンで一番インパクトのある気づきをもらえたのがこいつだ。
その気づきの再確認のためにも、ここで乗っておかねばならない。

この日も、アイシーからザラメ、ストップ雪まで、
リフトに乗る度に、まさに刻々と変化していく雪面状況に、
抜群の対応力と操作性で応えてくれた。

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スキー場自体は予想通りに空いていて、
4人乗りリフトもほとんど1人で乗ることができた。
密閉、密集、密接に関しては見事にクリア。
まあどれだけ気を付けてもリスクは決してゼロにはならないのですが、
限りなくゼロに近いと信じられるこの空気感が、いまはとても高安心感。

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来客数が増えくるのと同時に雪が停まりはじめた。
時に、この日も塗布していた『Kashiwax SPRING BRAKE』ですが、
さすがのSPRING BRAKEであっても、完全に足を取られないなんてことはなく、
表面に汚れと共に水分が浮きだした雪面では、それなりに抵抗感は感じてしまう。
ただ、つんのめるようなブレーキ感は一切なく、
同じ抵抗感を保ったまま滑り抜けることができる。
これは『C.W.D』の時にも感じられたことで、そういう意味ではまさに
C.W.Dに新雪性能を足したものがSPRING BRAKEであるのだろうと思う。
とても対応範囲の広い滑走ワックスであるという認識に変わりはなかった。

そんなわけで、人も増えだし、
あまり気持ち良く滑ることができなくなってきたので
昼まで滑って終わることにした。

欲を言えば最後にスノースケートにも乗っておきたかったのですが、
川場ではスノースケートで滑ることができないので仕方がない。

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というわけで、いつも山へ向かう高速道路から見えていた
“あの坂”へ行ってみることにした。
「では早速」とばかりに滑ってみますと、この坂、見た目以上に速かった。
(ここだけの話、ここは公道なので尚のこと)
ターンへの集中を欠くと一気に真っ逆さまに滑り出すのでそこそこ緊張する。
私は、ザッ!とホイールをサイドスリップさせて減速させる
例のダウンチル的な乗り方ができないので、
1ターン1ターンを丁寧にしてスピードコントロールするしかない。
そこそこ神経を磨り減らしましたが、ご覧のような見晴らしもあり、
きっちり向き合える気持ちの良い坂でありました。

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そしてこの日の夕刻。
前日の予告通りに、史上初となる緊急事態宣言が出された。
その後、いくつかのスキー場が営業の自粛を表明し、
川場スキー場も9日までで今シーズンの営業を終了する旨の発表があった。
営業を続けるスキー場もあるが、緊急事態宣言対象地域からの来場を、
事実上断るとの発表が出された。

やはり、従業員や県内の住民を守る
という意味も大きいのだなと今さらながらに思う。

そのこと自体は至極真っ当な判断だと思うし、一切の異論はないのですが、
これがおかしな差別につながらなければいいなと思う。
東日本大震災のときに、福島に住む親戚がクルマで関東に来た際に、
福島のナンバーを見たガソリンスタンドの従業員に
「放射能が染るから出ていけ」と言われたのだそうだ。
今回も集団感染が発生した京都産業大の学生が
バイトをクビになったり、飲食店への入店を断られた、などの
いやがらせに関する相談が多く寄せられているらしい。
あまりに無知で無教養な一部の人間による矮小な差別意識だと
思うかもしれないが、こういう“不都合な”現実だってある。

さておき、これでシーズンも強制終了になってしまうかもしれない。
シーズン締メの意味でも、春の立山にも行きたいところだが、
室堂までの交通機関や山小屋で過ごすことを思うと難しいのかな。
念のため最後まで諦めずにニラミは効かせておこうとは思いますが、
残念となった場合も、改めて今シーズンの総括はしようと思います。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
こういったご時世だから尚のこと、知的探求の旅への思いは止められず・・・
使えるかどうかも分からないのに改良したトゥ・ストラップのお話です。
   

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2020.04.13 | コメント(4) | トラックバック(0) | スノーボード

UNION TEAM STRATAに、BURTONハンモック・ストラップ移植

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衝動に駆られて『UNION TEAM STRATA』に買い換えた話はしたが、
届いて見ると、ノーマルのSTRATAとはストラップが変更されていた。

それがまたとても硬くて、
ノーマルの『FORMA ELITE』のままで良かったのに・・・
と思わざるを得なかったワケなのだが、そう言えば
以前にも似たようなことがあったような、なかったような・・・

ほとんどデジャブのような人生をバカみたいに繰り返している私ですので、
然もありなん。
以前にもFLUXのDSにBURTONのハンモックを移植しておりました。

あのときのパーツどうしたっけ?と、
物置を漁ると出てまいりました。
というわけで、早速STRATAに移植してみることにしました。

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取り付け穴のサイズがUNIONの方が大きいので、
スライダーとラダーの取り付け穴を広げる以外には
特に面倒もなくアッサリと移植完了。
ハンモックはラチェットが一体式なので必然的にダブルテイクバックも移植。
近ごろはどこのメーカーも似たようなハンモック形状のストラップを使っているので、
見た目にはほとんど何も変わらない。

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しかして、毎度言うがBURTONの品質の高さは、
他の追随を許さない圧倒的と言っていいレベルにある。
求められる機能性に変わりはないはずなのだが、
デザイン性だけでなく、微に入り細に入り、
哲学的なレベルで機能が考え抜かれている。

ホールド性と快適性は二律背反するものなので、
確実に固定しながら、包み込みような柔らかさを
どのポイントで合わせ込むのか、難しいことは分かる。

とにかくBURTONのハンモックは柔らかい。
これに限らず、BURTONにばかり乗っていると、
そのことの難しさに気づけないほど、
さらりとやってのけてしまっていると思い知らされることも多い。

気温の低い場所で、耐久性や破断性を維持しながら、
プラスチックの柔らかさを維持するのは、
すでにマテリアル・テックの世界なのでありましょうが、
そこに背を向けずに立ち向かっているのはすごいことだと思うのだが、
言い過ぎだろうか?

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実際使ってみても、感触通りの印象。
無理な圧迫感は皆無で『DEELUXE RIN』の足首の入りの良さが
まったくスポイルされなくなった。

ノーマルSTRATAの『FORMA ELITE』の快適性と、
ATLASと同等品の『EXO FRAME2.0』のホールド性のイイトコドリ。
と言ったら言い過ぎだろうか。二兎を追って双方とも獲得できている。

そんな乗り心地だけでなく、ダブルテイクバックルの締め込みの素早さ、
そして、外す時の引っかかりのないスムースなリリースが生み出す
安楽さと確実さも、やはり大したものだと再認識させられた。

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フレックススライダーもなくてもいいものだが、
あればあったでとても助かる種類のもの。

たかだかストラップだけのことなのに、
ほんとBURTONは大したもんだと思わずにいられない。
ジェイク・バートンの功績って、想像以上だと改めて思った次第であります。

・・・なんてことを、自宅でウジウジ考えていると、
良く言えばアイデア、悪く言えば余計な妄想は、
いよいよつま先側にまで及んでしまい・・・

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
いよいよ埼玉県知事からも週末の外出自粛要請が出されてしまった。
さすがの楽観主義の私でも、周りの空気の重さに耐えかねて自主隔離。
そんな時だったので、ちょいと思うところもあり。
というごくごく徒然なお話。
   

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2020.04.06 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

かぐらスキー場 【3月某日】

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シーズンも終盤になってから寒波が粘り腰を見せて、
「ラストパウダー」とかいうキーワードが、
毎週のように繰り返しSNSを賑わせるのはここ数年の傾向でありました。
先シーズンも4月になってからも大雪があったりしたわけだが、
例年よりも二週間も早く桜が開花した今年、
「さすがにそれはないだろう」とか思っていたら、
今年の3月も終盤に来てから毎週降雪があった。

体調を崩し、時節柄もあり2週続けて滑りに行くことを自粛していた私でしたが、
それもあって、いよいよ今季最後であろう寒波の到来は見逃せなかった。
というわけで、ほぼ強引に仕事を片付け、かぐらを目指し真夜中に家を出た。

なぜにかぐらなのかというと、シンプルに「登りたかったから」。

バックカントリーに出るのはもちろん滑るためで、苦しい思いをしてまで、
好き好んで山を登るような趣味はなかったはずなのだが、
ここのところは登りに対する楽しみ方も分かるようになってきた。

とはいえ、それはガチ目の登山ではなく、
あくまでもピクニック程度の行動のこと。
あえて誤解を恐れずに言うが、
私にとってかぐらは一般的に言う高尾山のようなものだ。
なので、毎シーズンかぐらで足慣らしをするのが恒例になっている。
もう3月も末だけど・・・

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夜中の2時過ぎに駐車場に入り、
朝、目を覚ますとクルマにはこれだけ雪が積もっていた。
う〜〜〜ん。これは期待できそう。
しかして、駐車場から見上げる山は厚い雲に覆われ、
あからさまに視界が悪そう。
というわけで、この時点であっさりと登ることは諦める。
プライベート山行だし、何よりソロなので無理は禁物だ。
この時点で「行けるかな?行けないかな?」と悩んだら行かない方が良い。
というのは経験から学んだことだ。
楽しみにしていたので、とても残念だが仕方がない。

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リフト券売り場のおねーさんに「本日田代エリアは終日休業、
かぐらエリアも第1ロマンスリフトまでの営業となっております」と、
確認されたが、「ここで言われても」というのが偽らざる本音。
私の勝手な感想だが、かぐらは天候不良に対する見切りがとても早い。
平日にさっさと田代エリアの休業を決めてしまったり、
それは安全判断というよりも、経営判断という見え方をしてしまう種類のもの。
集客に腐心するスキー場が多い中で、
それだけ人気に対する自信を垣間見せるわけなのだが、
いち客としてみるとその判断はそこそこ冷酷。
とはいえ、それが良い方に転がることも稀にある。
その話はまた明日。

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ロープウェイを降りると、とにかくもの凄い勢いで雪が降り続いていた。
3月末にして、今シーズン体感する一番の降雪量。
明らかに積もる降り方で、実際5〜6cmは30分ほどで取り戻すレベル。
ものすごい降りっぷり。

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かぐら第1高速リフトが動いていないので、
まずは、みつまたの大会バーンを堪能させていただく。
ピステンの上に10cm程度の新雪が乗る間違いないヤツ!

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この日の相棒は、『TT165』と悩みに悩んだ末の『NISEKO PLEASURES』。
もちろんこんな日は何に乗っても楽しいので、実際は悩み無用。
硬い斜面でもきっちり雪面に噛み込むように旋回するNISEKO PLEASURESが、
踏み応えのいい雪によって更にノンストレスで曲がっていくので、
おのずとスピードも上がる。
コースの端から端まで使ってするターンを堪能させていただいた。

ただ、そういったターンが特に気持ちの良いTTにこそ
乗りたくなってしまう雪質なので、
おかしな消化不良を起こしてしまうのが枚数持ちの持病だ。

NISEKO PLEASURESは鋭角に横に伸びていくのですが、
TTはタテに伸びていって、伸びたまま旋回していく。
ナナメに強めのヨコGを感じて急旋回するNISEKO PLEASURESに対して、
切り裂くように走るTTは無重力感が高い。あくまでも比較論ではありますが。
プロペラ機とグライダーの違い。

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とりあえず大会バーンを10本やっつけてからかぐらエリアへ上がった。
変わらず風は強く、第1高速は止まったままだ。
あっという間に滑り終えてしまう第1ロマンスリフトには、
今までもあまり乗った記憶がないが、他に選択肢がないのでこの際仕方がない。

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最初はマジメにゲレンデを滑っていたのですが、
だんだんと気持ちが横道に逸れはじめてしまい・・・

第1高速乗り場の方に落とせば、
もちろんリフトは停まっているので50mほどハイクアップする必要があり
最初は面倒くさがっていたのですが、いよいよ我慢できなくなった。
やってみると5分程度のツボ足はさほどの苦でもないことが分かり
更に横道に拍車がかかってしまった。

パウダーと呼ぶのはそこそこはばかられる春の越後らしい重雪でしたが、
ヒザくらいの積雪があり、足裏から伝わる新雪の感触はやはり気持ち良い。
これが意外と病みつき系で、これまた10本ノック。

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気分もすっかり良くなって久しぶりに和田小屋でランチ。
ランチのあともツボ足ハイクを繰り返して、結局15時まで遊んでしまった。
かぐらにはリフトが止まっていても何とか遊べる懐の深さがあるのね。
それ故に混雑するわけなのだが、ちょっとかぐらを見直した。

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クルマに積もった雪の破断面。春の駐車場レベルでこの積雪。
この時点では雪も止み晴れ間も見えているのですが、
明日の朝まで雪は降り続く予報。
着替えやら荷物の片付けやらがあるので、
このタイミングだけ駐車場が晴れているのはベストにラッキー。

朝は「せっかく来たのに・・・」と意気消沈気味でしたが、
終わってみればゴキゲンであります。
というわけで、急遽延泊決定。
明日は晴れる予報なので、明日こそ登れるはず!

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気まぐれに、この晩は車中泊ではなく宿を取ることにした。
そのぶんというわけではないが、居酒屋代をセーブして『中野屋』で夕飯。
へぎ蕎麦は二人前からしか頼めないのですが、
蕎麦好きの私は一人でぺろりと完食。超ウマシ。
店を出ると、この時間からもっふもふに雪が降り始めていた。
朝の9時頃まで降り続き、そのあと晴天になる予報。
明日への期待が更に高まった!
(つづく)

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2020.03.30 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

緊急!BURTON WEB STORE セール中!

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先々週から体調を崩してしまった。
昨今の自粛ムードもあり、2週続けて滑りに行けていない。
時節柄、体調不良なんて言うとゾッとしないが、
おげさまで体調も戻り、大したこともなかった。

そんなわけで、こちらで滑りに行った話をすることができないわけですが、
そういうときこそ誘惑に対する免疫を持っていられないと
新型ウィルスよりも怖いことになりかねないわけでして・・・

少雪のためか、はたまた新型コロナショックの影響か、
このタイミングでBURTONがセールを実施している

近ごろ私はBURTONにはすっかりご無沙汰状態ですので、
セールと言ってもほとんど無関係なのではありますが、
これだけはちょっと無視できない。

Resonator Powsurf』がなんと40%OFF!!!

もちろん、今シーズンは『JONES Mountainsufer』に一度も乗っていないので、
自身への言い訳も立たないし、何しろそれでもまだ税込¥147,840もするので
まったく手が出せないのですが、
これはドキドキする〜〜〜〜!

『JONES Mountainsufer』で気になるのはその重さで
みんなの雪板と較べると軽く3倍近く重い。
それを考えるとこの『Resonator Powsurf』の軽さは魅力的だ。

あ〜〜〜でも買えない〜〜〜〜〜買えるわけない。

少雪のシーズンは掘り出し物のシーズンでもありますな。
と、積極的に良いところに目を向けようとしてしまうのは
ポジティブ・シンキングと言う名の無駄遣いwww

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
予告の内容と代えて急遽セール情報をお伝えしました。
明日LINE SAKANAのインプレッションをお届けいたします〜〜
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2020.03.24 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

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オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

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