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G3 SPLITBOARD TAIL HOOK

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メルカリで昨シーズンまでG3のクライミングスキンで採用されていた
スプリットボード専用のテールフックを見つけてしまった。

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前にもここに書いたが、
スプリットボード用クライミングスキンのテールフックに関しては、
今シーズンになってやっと新しいタイプのモノが出てきたが、
買い換えないと試せないという当たり前の話もあり、
グルーを貼り替えながら使い続けている私の場合、
未だにこれといった決定打に出会うことができていない。

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今シーズンスプリットボードを一式揃えたatuが買ったクライミングスキンは
後発のContourで、先日のかぐらではじめて実物を見ることができた。
新興のContourが採用したフックは、
驚いたことにテール側のループを先に填める方式でありました。
それでどうやってトップ側を留めるのかというと、
トップはベルクロ式になっていてフックごと外せるようになっている。

他に類をみない方式で、その斬新さから一見良さそうにも思える。が、
そもそも糊の威力が下がったときのためにベルトが追加されたので、
このゴム製のベルトがない方式だと、
糊の力なしでも板にクライミングスキンを居残らせるための
引っ張り側方向にテンションが掛からない。
それと、ハイク時には前方から後ろに向かってシールに力が加わるので
その逆方向でシールを貼っていくことにも違和感を感じてしまう。

何よりベルクロの耐久性が未知数であるところが懸念点ではありますが、
それもこれも自社の開発したグルーへの自信の顕れともとれるので、
信じられるかどうかが鍵となりそう。

とか考えていると、私のような気の小さい人間は
古くても実績のあるものの方が安心して使えてしまう。
そうした実績をさらに改良してみたくなるわけだが、私が改良したい点とは、
スキー用をスプリットボード用として修正させた部分。
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左右対称のスキーとは違い、左右非対称になるスプリットボードの場合、
トップはどうしても(滑走時の)センター側に向けて留めるしかないので、
テールはたすき掛けに外側(サイドカーブ側)に向けて
引っ張り方向のテンションをかけたいということ。

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これを達成したくても、SPARK R&Dのテールフックしか代替案がなかった。

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このG3のテールフックもパーツ購入はできないため
基本買い換えないと手に入れることができなかったのだが、
もし手に入れることができれば、今使っているクライミングスキンにも
流用することができるので、できることならば欲しいと願っていたアイテムだ。

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「ないものは作る」のへそ曲がり家の家訓に従い、
G3を真似してこんなものを自作したりもしておりましたが、
いよいよホンモノを手にすることができた。

といった具合にかなり期待大だったわけですが、
得てして期待が大きすぎるのも考え物だ。

実物を目にするのは実はこれがはじめて。
ステンレス製で、しかもかなりガッチリとした造りで
ひと度固定位置に収めるとビクともしないほどガッツリとくるので
ハイク中にここが外れるなんて生ヌルイことは絶対に起きそうにない。

正直に言ってここまでの固定力は望んではいない。

何よりこのフック形状だとベルトをかなり強く引っ張らないと填められない。
それでG3はベルトが無駄に長かったのかと今さら納得。

そして、その頑丈さによってそこそこ重くなっているのも痛し痒し。
と、さすがはG3と言える品質が達成されていることは良いのですが、
バックカントリー用具として使い勝手まで含めて総合的に考えると、
改良型の自作のフックの方がよく出来ていたようだ・・・

こういうフィールドテストを経て、
改善された新しいモデルが出てくるわけなのね。
こういった試行錯誤の繰り返すと、新機種の良さがより理解できる。
負け惜しみも含めて、そういうことにしておこう。
  

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2019.02.07 | コメント(0) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

SPARK R&D CANTED PUCKS

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今シーズンはバインディングにカントを付けて滑っている。

以前にもカントを付けて滑ってみたことはあったが、
その時はあまりピンと来てはいなかった。
今シーズンの頭からほんの気まぐれに
永らく引き出しの奥で眠っていた『POWCANT』を使ってみたら
想像以上に調子が良かった。

後ろ足だけにカントを付ける方もいて
後ろ足の重要性にばかり気を取られていたが、
今シーズン使ってみて驚いたのは、
むしろ前足の操作のしやすさの方。
中でもワンフットの時にかなりの影響があった。

左右の切り返しがし易くなったり、角付けが強くできるようになったりと、
ワンフットのみならず、滑走時の操作性にも良い影響が見られ、
かなりの好印象でありました。

ボードを踏むことや、ボードを撓らせてボードの持つ旋回性を
最大限に引き出すために、より膝を入れる意識を持ったことなど、
多少なりとも私の滑りが変わって来たことが
今頃になってカント付けの効果を感じらるようになった要因だと思う。

それと、ホールド感の高いFLUXの方が、
BURTONよりもよりカントづけの効果を得やすいのかもしれない。

前々から踏み込みと膝を絞り込む操作は私のテーマであったが、
きちんとした位置にポジションを取れていないと、
曲げることすらできないスノースケートをやるようになったことも
影響しているように思う。

何より、上手い方々と一緒に滑っていると、
視覚的に自分のできていない点を痛感できる。
もちろん見ただけで真似できるほど私は器用ではないので、
道具に頼ったり、セッティングを変えたりしながら
そのヒントを得ようと繰り返してきた。
「またカントを付けてみようかな」と思ったのもその一環だ。

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もちろんスプリットボードでもカント付けを活かしたいので、
『SPARK Canted Pucks』を買った。

『POWCANT』は2°だが、こちらは3°カントが付けられる。
とはいえ滑った印象に1°ぶんの違いはなく、
むしろスプリット用バインディングのベースプレート剛性が
普段使っているFLUXよりも高くなるので、
比例してレスポンスが高くなる方がカントの違いよりもより分かりやすい。

カント付けによって生じる乗り味の話を横に置いても、
やはりメーカー純正パーツなので、
POWCANTのような付加物がないところがとてもスマート。

BURTONもESTのバインディングにはベースマットを交換することで
カント付けできる『CANTBED』が予め用意されているが、
そういった純正パーツか、最初からカントがつけられているバインディングが
是非欲しい。(その後見つけちゃいましたが、その話はまた後日)

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というわけで、「あまり使うこともないだろう」とか思いながらも
スプリットボード用のSPARK R&Dのバインディングを
ソリッドボードでも使えるようにできるインターフェースで、今季登場した
カント付きの『SPARK Solid board Canted Pucks』も買ってしまった。

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しかして、北海道に向けて道具たちが先に送られてしまったあとの
年末の尾瀬岩鞍でいきなり大活躍!
結果オーライ!買っておいてヨカッタ!

しかして、カントを付けるようになったことで
ローテーションにもスタンス幅にも影響が出てしまい、
しかもそれがボードごとにも微妙に違いがあるため
今はセッティング出しに苦労している。

まあ、それも楽しい時間なんですけどね〜〜〜
  

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2019.02.06 | コメント(1) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

かぐら 【1/20】 今季初スプリット

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今シーズン、いよいよatuがスプリットボードを手に入れた。
スプリットボードは揃える道具が多く、
興味はあっても導入に二の足を踏んでしまう人も多いと思う。

それまではスプリットボードにある程度の距離を置いていたatuであるが、
ひと度潮目が変われば勢いにのって一気呵成に買い揃えてしまうのも
またatu流なので、ある意味スプリットボード向きの性格とも言えるかもしれない。

再三こちらでも申し上げておりますが、
スプリットボードから想起されるメリットで一番大きいのは、
やはり「登りがラクになるのではないか?」と言う想像であろうと思う。
もちろんスプリットボードが合う山、合わない山があるので、
一概にすべての山でラクになるわけではないのだが、
そう思えるプラシーボ効果も侮れないのも確か。

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そういう意味でも、信じやすい素直な性格のatuに向いているかもしれない。
何より、atuがスプリットを始めようと思ったのは、
身近でスプリットを使い倒す我々の存在も大きく影響していると思われるので、
この際きっちりとトレーニングから付き合わないとならないだろう。

スプリットボードで本当に登りがラクになるのは、
登坂技術がある程度成熟してから先の話なので、
そこまでにはそこそこの修行が伴うことはあまり知られていない気がする。
そういった修行のような修練を楽しめる気概がないとスプリットは続かない。

ここは巻き込んだ側の人間の責任として、
atuには手厚く付き合う所存。

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今回、そんなatuの介護士として、OYくんと、コモさんを招集。
私は後ろから眺めるだけだ。監督責任。

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というわけで、この日は4人でスプリットボード セッション。
全員Gentemchopstickなのはご愛敬。
例によってかぐらの始発のロープウェイに乗るわけだが、
意外とこの日は空いていたように思う。
前日に降雪がなかったことと、
成人の日の連休の翌週ということが功を奏したのかもしれない。
今シーズンは新雪だけでなく、上手いこと穴場を当てられてもいる。

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第5ロマンスリフトが動き出すまで、まずは3本ほどメインゲレンデで足慣らし。
久しぶりのSLASHERを確かめるように、徐々に身体に馴染ませていく。

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やはりSLASHERは乗りやすい。
フラットキャンバーの自由度を保ちながら、
豊かに彫り込まれたサイドカーブでターンの反応がとても良く
まさにTTとINDEPENDENTの
ほぼ中間に位置していることを改めて感じる。

TTに似ているので尚のこと、
圧雪でTTと同じイメージでターンさせると引っかかるような違和感があったり、
その中庸な性格が中途半端に映ってしまうかもしれない。でも、
だからこそ対応力を求められるバックカントリーでは活きる設定だと思うし、
何より、BCエリアでも安心してサーフライクに楽しむことができる
希有なボードだと思う。

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9:30ハイク開始。
atuも初めてだが、私も今季最初のスプリットなので
まずは手軽に中尾根を目指す。

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atuはスキーをしたことがないので、
登りの途中に現れる下り坂でかなり苦労していたようだが、
今回のルートにはキックターンを要するような勾配もないので練習にはもってこい。
最初にトラウマになるような目に遭うと引き籠もりになってしまうかも知れないので、
最初のルート選びはそこそこ大切。
その点この日の中尾根ルートは、前日のトレースも残り、
ヒールリフターを使うまでもない30分程度の道程なので、
初心者でもあっさりとドロップポイントに到着してしまった。

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天気予報は時間を追う毎に悪化傾向にあったのでさっさと滑走準備。
プライベート山行は何より視界が大事。

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近すぎてあまりに難易度が低いことと、
第5ロマンスリフトの降り場からこの斜面の直下までアクセスできてしまうので
斜面下側がすぐにトラックだらけになってしまい、あまりに登った甲斐が
ないため近頃はまったく来ていなかった中尾根の南斜面。
確かにトレーニングという意味合いもあり、久しぶりにここを
訪れてみたのだが、目の前過ぎて逆に穴場になっていたようだ。
この日は美味しい面ツル斜面がきれいに残されたままになっておりました。
まさに灯台下暗し。

ちなみに一本ダケカンバよりライダーズレフト(下から見て右側)の斜面は
ちょいちょい雪崩れるので決して入ってはいけない。

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滑ってみれば案の定とても良い雪でありました。
スネ深くらいで新潟らしく例によってクリーミーな足応えではありますが、
南向きの斜面なのに、この日はあまり日射影響を受けてはおらずとても走る。
気持ちイイ〜〜〜

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というわけで、すぐさまお代わりの登り返し。
ちなみに、お腹をくだしがちなOYくんは
ゲーリートラブルを抱えここで無念のリタイア。
二本目は三人で登る。

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やはりガスって来た。
とはいえほんの1時間前に通った道なのでかなり気楽。

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ドロップする頃にはかなり視界が白くなったが、
数メートル落とすとすぐにガスから抜けた。

一本目よりもダケカンバ側のラインに変えて、
二本目も3人ともノートラックを堪能できた。
登り返したとは言え、入門編にも満たない片道30分の
公園のお散歩のようなお気楽なバックカントリーとなったが、
それでも充分に楽しめた。これぞかぐらBCの真骨頂。

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せっかく高まったトレーニング気分なので、
久しぶりにビーコントレーニングをすることにした。
かぐらスキー場には『ビーコン・トレーニング・パーク』という
その名の通りの施設がかぐらメインゲレンデの下(和田小屋の隣)にある。

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ゴンドラの降り場前にあるパトロール小屋で書類に必要事項を記入すると
このコントローラーを借りられる。
これで雪中に埋められた発信器をひとつずつアクティブにして
それを探索する仕組み。

仲間内で発信器を埋めると、埋めた人間の付けた足跡で
おおよその方向も場所も想像ついてしまうので、
出来レースっぽくなってしまう。
こちらではどこに埋まっているのか誰も知らないことと、
発信器が1m近く深い場所に埋設されているので、
本格的なビーコン・トレーニングができる。

この埋没した深さって意外と大事で、
ビーコンだと真上に来てもまだ1mとか表示されるので少し迷ってしまう。
最後には下に向かっての距離が表示されるので
ビーコンを雪面に近づけないと埋没者に近づけないことを
改めて体験することができた。

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そこで、ここぞとばかりにビーコン受信機付きの『PIEPS i PROBE』も出した。
これを現場でザックから取り出すの何年ぶりだ????
さておき、ビーコンサーチで最後の1メートルを切ったあたりからこれを使うと、
断続的に鳴っていた電子音が連続音に変わって
埋没地点をピンポイントで知らせてくれる。
ビーコンだと埋没深度以上近づくことができないが、
これだと深度ぶんもビーコンを近づけることができるわけだ。

かぐらにバックカントリーで行くことがあったら、
是非このビーコン・トレーニング・パークを活用して欲しいと思う。

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14時にはスキー場をあとにしたのだが、
その頃にも国道レベルでさえ雪がゴンゴンに降っていた。
これは翌週もいいかもしれないぞ。

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昼メシを我慢してまで湯沢で人気のつけ麺店に食べに行った。
この日もなんだかんだで1時間近く待ってやっとありつけるほど混んでいた。
食べ終わったのは15時を過ぎていたが、
心配したほどの関越自動車道の渋滞もはなかった。
やはりこの週の人出は少なかったようだ。これまたラッキー。

さておき、atuのスプリット修行はまだまだ続くが、
そんな修行な道程もまた楽しめるのがバックカントリーだし、
スプリットボードでもある。
新しいスプリット仲間の登場は良い刺激になるので、
私もこの機会を存分に楽しませてもらうことにする。
  

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2019.02.05 | コメント(2) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

クライミングスキンのグルーの貼り替え

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そろそろクライミングスキンの糊の貼り替えもしないとならない時期であります。
私はクライミングスキンに関してはブラックダイヤモンド推し。
それはグリップとグライド感のバランスの良さもさることながら、
グルーの特性が日本の気候(湿度)に合っているように思うからだ。
あくまでも年数回しか登らず、オフシーズンに冷蔵庫で保管しない私の意見だが、
G3のグルーは湿度に弱いのか、
私の使い方だと2シーズン目の最後にはグルーがドロドロになってしまう。
対してブラックダイヤモンドの方は3シーズンは保つ。

なので、G3のクライミングスキンであっても、
私はブラックダイヤモンドのグルーリニューで貼り替えをしている。

ちなみに先日、春〜夏と冷蔵庫で保管されていた
OYくんのクライミングスキンを確認する機会があったのだが、
3シーズン目でもグルーはまったく溶けることなく、
しっかりと固形の状態を保っていた。
やはり、冷蔵庫で保管した方が良いのですね・・・

とはいえ、家族も使う冷蔵庫に、
あんなデカい汚らしいものを入れっぱなしにはできないし、
かといってこのために冷蔵庫を買うのもアホらしいので、
私はこれからも常温保存でいこうと思います。

というわけでグルーの張り替えをするわけですが、
貼り替え用のグルーシートは、在庫の数もそんなに多い品物でもないため、
いざシーズンに入ってから探しはじめるとすでに完売しているなんてこともある。

気の小さい私はいつも余分に買っておいているのですが、
札幌のノブのグルーの張り替えを依頼され、先日グルーリニューを探すと
11月の中旬時点で今年のぶんがまだ入荷してきていないという。
過去にはシーズン中に一切入荷しなかったこともあったのだそうだ。

ひょっとすると、新しいバージョンのグルーにアップデートされるのかも知れない。

果たして、今年グルーリニューは入荷するのでしょうか?
(チューブのゴールドラベルの方は入荷があるようです)

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グルースクレパーで古いグルーを剥がす作業はマジに気持ち良い。
手に伝わる得も言われぬ微振動と、ゴッソリと取り除かれていく様子が
見事にシンクロして、まさに快感であります。

ちなみに、剥がしたグルーはドロドロに液状化しますが、
冷めるとまた固まるのでそれほど掃除に苦慮はしない。
しかも、剥がす前よりも少し固形力が増しているようにも感じるので、
シートの上からアイロンで熱を入れると、
劣化したグルーでも少しは締まるのかもしれない。
これについては今シーズン張り替えをしないクライミングスキンで試してみようと思う。

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アイロンで転写シートの上からグルーに熱を入れたら
上からローラーで押しつけ。

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余分なグルーを取り除けば、ハイ完成。
う〜〜ん、ビューチフル。

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プチネタですが、
捨ててしまう余ったグルーは、ベトベトとチートシートに残った
劣化したグルーを取り除くのにとても便利。

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話変わって。

日本にも毎年代わる代わる新しいクライミングスキンのブランドがやって来ますが、
命にかかわるものなだけに、なかなか新しいものには手が出せない。
そんなコンサバな私でも、Vectorglideが提供している『Contour』は要注目だ。

シール同士を貼り付けてもスムースに剥がせるので、
チートシートに貼って持ち歩く必要がなく、
温度変化に強いので冷蔵庫に保管する必要もない。
シーズン毎にクリーナーで洗浄すれば粘着力が蘇るので、
グルーを貼り替える必要がないなど、
この話が本当ならまさに夢のようなクライミングスキンだ。

とはいえ、似たようなメリット謳って玉砕していったブランドも少なくはないし、
山の上で辛酸を舐めさせられているスキーヤーやスプリットボーダーを
見てきたので、美味しい話に「はいそうですか」と乗っかるわけにはいかない。

もう少し模様眺めが必要になりそうではあるが、
久しぶりに期待のもてるブランドであることは間違いない。
多くのフィードバックが上がってくるのを待つことにしよう。
  

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2018.12.12 | コメント(2) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

SPARK R&D CrossbarClips 2

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昨シーズン登場した『SPARK R&D CrossbarClips』ですが、
なんと、1シーズンだけでニューモデルを市場に投入してきた。

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昨今増えつつある、ボルトがボードを貫通しない、
いわゆるインビス タイプのスプリットボードに向けた
『Top-Mount Crossbar Clips』が追加されることは予想していたが、
まさか完全にリニューアルしてくるとは思いもしなかった。

材木にどんな強固な金属をボルト留めしても
どうしても支持剛性が不足してしまうが、
ボードをボルトで貫通させてこのクリップを固定するボードの場合も同じで、
どんなにクリップのレバー比を上げて剛性を高めても、
左右のボードを引き付け合うチカラを出し切ることができない。

滑走面にネジ頭を残さないことと同時に、
そんな支持剛性不足をなくしてきたのがオンビスタイプなのであるが、
貫通ボルトのボードであっても、割れたボードの引き付け力を上げてきたのが
『SPARK R&D CrossbarClips』であった。

ただ、滑走に移る際のボードの組立で、左右のクリップの噛み合わせが難しく、
正直、現場での使い易さは低かった。
今回のリニューアル作業はそこを改善してきたのかもしれない。

とか思うと、やはり試さずにはいられなくなる。

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前回はその複雑な構造から、取り付けにはそこそこ悩まされたが、
基本的な構造は同じなので、今回はすんなりと取り付けが完了した。

レバーの根元に着けられた変心された卵形のギアが
噛み合ったフックを押し上げて結束力を生み出している基本構造も同じ。

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軽量化も果たされているのか?と期待したが、
残念ながら重量は増していた。

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注意点は、前回と同様なのだが、
畳んだときにフックが長いので、取り付け位置がテールのロッカーの近くだと
反り返りにフックが引っかかってしまうので、
テール側は畳んだときのフックがトップ側を向く方向で取り付ける必要がある。

んで、試しにボードの組立をしてみたが、
E型をしたフックがもう一方のボードを押さえるように作用するので、
噛み合わせ場所までスムーズに誘導することができ、
前回よりも組立操作がラクになったように思う。
これに関してはまたフィールドで試して報告したいと思う。

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というわけで、スプリットボードの進化とは、
やはりバインディングを含めたパーツ類の進化に他ならないと
改めて思い直す今日この頃であります。
  

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2018.12.04 | コメント(1) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

BlackDiamond クライミングスキンに待望のスプリットボード用が登場 G3もモデルチェンジ

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今までスキー用しか発売されていなかったブラックダイヤモンドから、
いよいよスプリットボード用のクライミングスキンが登場する。

本来、貼り流しが主流だったクライミングスキンのテール部分に、
スキーにより強く固定させるためのフックが装備されたのは
そんなに昔のことではない。
このテールのフックは、たとえ山中でクライミングスキンの圧着力が落ちても、
外れずに歩き続けることができるための、ある意味保険的な機能だが、
これによる精神定な安心感はかなり高い。

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テールフックを含めて、これまではスキー用のクライミングスキンを流用していた
スプリットボードでしたが、専用のものを見かけるようになったのはごく最近のこと。
スキーとはまったく形状の異なるスプリットボードへの留め方には、
各社スキー用の開発以上の苦労が伺える。

果たして、後発のブラックダイヤモンドが採った策は、
スチール製クリップをスプリットボード用に大型化したG3とは違って、
ナイロンベルトの部分をT字に分岐するというアイデアでありました。

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ベルトの先には金具が2つも着くので、
重量的にG3よりも軽量化が果たされているとは思えないのだが、
ベルトの柔軟性によるボードの個々のフォルムに対する対応力の広さと、
高い固定力、そして折り畳みがし易いことなどがメリットとしては思い浮かぶ。


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そして、この分野では先行するG3も「UNIVERSAL」「GRIP」「GRIDE」と
シールの特性を3種類選べるようにラインナップを拡張したことは前にも書いたが、
ブラックダイヤモンドの追従を知ってか知らずか、
変更したばかりのクリップ類を今季更に修正してきた。

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画像だと分かりづらいが、一番後側のフックはレバーでベルトを引っ張り上げる
前からあるタイプで、BDのようにこちらもT字にされていた。
想像だがゴムのベルトを腕で引っ張って伸ばして装着するより
レバーを使ったテコの原理で引き伸ばす方が引っ張り強度が増し、
より強固に固定できるのだろう。

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それと、素直にボードサイズに合わせて長さを選ぶと、
場合によっては滑走面のかなり内側にだけシールエリアが来ていたG3であったが、
シールエリアを広めにとることもできるように
オーバーラップサイズも修正してきた様子。抜け目ないな。

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これらのテールフックは、
あくまでも一般的なラウンドテールのスプリットボードの場合の話で、
フィッシュテールや、STINGRAYのようなハーフムーンテールなど、
特殊なテール形状にはそぐわない。

そういったテールの場合はフックが歩くときの内側(股側)に来るため、
歩行時足が重なるときに鉄製のテールフックで
逆足のボードのサイドウォールに引っかけてしまい、
場合によってはデッキにまで被害が及ぶケースもあり、
実際私もそんな悲劇を目の当たりにしたことがある。

ラウンドテールのSLASHERではこのテのフックを使えているが、
MAGIC38 Splitではテールフックを諦めて、今では貼り流しで使っている。
フィッシュテールでも歩くときの外側にフックを留めておけるような方策を
考え中でありますが、どこかのメーカーも考えてくれないかと切に願うばかり。

というわけで、私にとってラウンドテール用に進化したテールフックは
あまり関係がないのですが、
こういった日進月歩を体感すること自体はとても楽しみですので、
ブラックダイヤモンドにせよG3にせよ、
早いとこニュータイプを拝んでみたいものであります。
  

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2018.11.21 | コメント(0) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

SPARK R&D TIP & TAIL CLIPS

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「VOILE式」のスプリットボードのモードチェンジ様式が登場してから、
すでにどれくらい経つのかは知らんが、
私の知る限り、ここのクリップだけは一切進化してこなかった。

確かに、スプリット・フックの強度の差ほど剛性感に係わるパーツではないが、
ここが外れているとスプリット・フックの結合力の弱いタイプを使う以上に
滑りへの影響は大きく、しかも一旦バインディングを外して
ボードから降りないとここを填められないので、
滑り出してからここが外れていることに気づいても手遅れ。

それくらいに重要なパーツなのに外れやすい。
旧態依然としたモノしかなかったのは誠に不思議な話だ。

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小さいし安いものだが、
わたくし的には一番待ち望んだパーツと言っても過言ではない。
そんなわけで、発売開始と同時に
MAGIC38とSLASHER用に2セット一気に購入した。
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ちなみに、Karakoramからもロック機構付のチップクリップが登場したようだが、
ロックレバーを操作するするぶん手間が多そうだし、
何より、すぐ部品を増やして対処するやり方が、
単に故障の可能性を増やすだけに思えてしまう私は
シンプルなSPARK R&Dの方にした。
ただ、ハイクモードのときにもこのロック機構が効くのはいいかもしれん。



取り付け方法はこちらの動画に詳しいので割愛させていただくが、
今まで取り付けにコツの必要だったカシメるタイプだったものが
ネジとナットに変えられたので、取り付けに際して難しい部分はほとんどない。

それと、今後スプリットボードをチューンナップに出すときに
このパーツも外せるので、端から端まで滑走面をキレイにしてもらえそうだ。

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あえて装着上の難点を言うと、そもそも着いていたクリップを外す際に、
ドリルでカシメた部分を壊して外すのですが、
ここがドリルと供回りして歯が立たなくなってしまうので、
軸芯が回らないように押さえておく必要がある。

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普通のプライヤーでも固定できるが、
贅沢を言えば、この『ネジザウルス』のような、
潰れたネジでも強固に掴んで回すことのできるプライヤーがあると作業が捗る。

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さておき、古い方を外してしまえば、9割方の作業は完了だ。

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ナットにはコア材に食い込んで回らないように
先端には爪が設けられており、
最初に穴に差し込むときに抵抗感が強いが、
回しながら差し込んだり、無理にこじったりせずに
慎重に押し込んでやれば問題はない。

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元来ここがカシメられていたのは、もちろんパーツの紛失を未然に防ぐため。
そんなわけで、緩み止め剤は必須(新品は塗布されています)。

2018_1112-25.jpg

カチッと固定されるまでレバーを押し込めばここが外れる心配はまずない。
う〜〜〜ん、これは待った甲斐があったな。

2018_1112-27.jpg

というわけで、暖冬とか言われて例年以上にやる気の起きなかった
ワックスがけやら、道具のチェックやら、いそいそとはじめております。
早く雪降らないかなぁ〜〜あー楽しみ。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2018.11.14 | コメント(4) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

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埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
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