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Insta360 ONE X 【2019春の立山編】



こちらは先日お見せしたスケートの動画と同じく
専用のスマホアプリではなく、
Mac用の『Insta360 Studio』を使い、360°ある画像から画角を決めて、
mp4を書きだしたのをiMovieで編集したもの。

素のVRデータ(insp)を直接編集できればいいのですが、
そうすると面倒なアプリを覚えないとなりません。
私は仕事でAdobe Creative Cloudを契約しているので
『Premire Pro CC』を使えるのですが、
プロ用のアプリを一から覚える気力はないですし、
何より、面倒なくサクッと済ませたいのでiMovie程度で止めています。

文字通りのサクッとぶりですので、かなり粗挽きな編集ではありますが、
そんなテキトーな画のつなぎ方だからこそ、
Insta360 ONE Xの画角の多彩さにどれだけ助けられているか、
もしくはどれだけラクができているのかが良く分かる。

『OSMO ACTION』なんて新しいアクションカメラも登場したようですが、
この手軽さを越えてこなければ、今の私の琴線には触れては来ないだろう。
  

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2019.05.14 | コメント(0) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

立山 2019春 Day2 【山崎カール】

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翌朝。
雷鳥荘は濃い霧に包まれて視界不良。
何組かはガスが晴れると踏んで霧の中を出発して行ったが、
ほどなく引き返してきた。

7時に朝食を摂った我々も、しばらく停滞かと気を揉んだが、
そのあと嘘のようにサーッと雲は流れ去り、
あっという間に雲ひとつない晴れ間が広がった。
女心となんとやら。
私としては、これでやっといつもの立山の風景に戻ってくれた。

それにしても晴れた春の立山の壮大さはまさに圧巻だ。
一日焦らされたので余計にそう思う。
心が震えるとはこういう時のことを言うんだな。とか、真顔で思う。
自然に対して素直に畏敬の念を持てることの悦びについて、
ここに来る度に考えさせられる。
私にとって、立山はまさにプライスレスな経験のできる希有な場所だ。

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朝、パーティー内でこの日どこに行くかでちょいと揉めた。

滑走技術や登行技術、そして経験値もそれぞれに上がってきているし、
そのときの体調や、やる気などの気分も様々だ。
何よりこれだけ斜面が多いので、みんなそれぞれに狙うラインも違うので尚のこと、
どこかでみんなと折り合いを付けなければならない。

ガイドツアーなら悩むことはない。
リクエストをすることはあっても、最終的に決定するのはメインガイドなので
その決定に従えば良いだけのことだ。
年齢的に私がそれをすべきだと勝手に思って来たが、
それはそれでワガママにもなるようだ。
何より、自分で思うほど仲間から信頼されてはいない。
気楽な反面、プライベートはプライベートでまた別の面倒がある。

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そうしてこの日、向かうことになったのは
雷鳥荘からほぼ一直線に雄山に向かう山崎カール。
結果的にではあるが、ここもまた去年滑ったラインだ。

昨年は昨日滑った天狗平に加え、手前の国見も一本落としたし、
そのあと山崎カールからも落とした。天候に恵まれたこともあるが、
一日目に今回の二日ぶんが詰め込まれていたのだと思うと、
スゴいツアーだったんだなと改めて思う。

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それにしてもスゴイ天気。
空気が薄いので日射の届き方がとにかくエグい。
曇りの方が紫外線が強いとか言うけれど、
ここに至ると直射の方が強いに決まっていると心底思う。
太陽光エネルギーのスゴさを直に感じる経験ってなかなかない。

前日の曇り空ですっかり油断した私は、
後頭部にくっきりと二段の日灼けあとを残してしまった・・・
(二週間経った今でもくっきりとしたままだ)

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昨日の天狗山に向かうナイフリッジにもシビれたが、
遠くから眺めたら人間なんて蟻ん子のようにしか見えないであろう
この巨大な山肌をトボトボと歩く感じにもまたシビれる。
どちらもまた山行だ。
やはり、自身を俯瞰できること、そして自身を小さい存在だと認識できることが、
山の良いところなのだと、とても分かりやすく感じる瞬間。

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そうして、山崎カールを象徴するように、
ひときわ強い存在感を放つ「ロウソク岩」が、だんだんと近づいてきた。
昨年は直下までは行ったが、近くまでは行っていない。
となると、途端にそこへ挑戦したくなってくる。
まさにナントカと煙。

ところで、山崎カールの名前の由来はなんだろう?と
今さらながらに思い調べたところ
「圏谷(けんこく)、カール(ドイツ語: Kar、英語: Cirque)は、
 氷河の侵食作用によってできた広い椀状の谷のこと」で、
地理学者の山崎直方はが1902 年(明治35年)に発表した
「氷河果たして本邦に存在せざりしか」という学術論文から命名されたのだそう。
日本で初めて氷河認定された場所がここ山崎カール。
知ると知らないじゃだいぶ感慨が違うね。

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この日もシールで踏みしめやすい雪だったので、
目立って面倒な場面もなく、
雷鳥荘から約2時間でロウソク岩の真下まで来ることができた。
ただ、ここから斜度が上がるのでガクッとペースも落ちる。
今まで以上に集中力が必要。

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10:50。ロウソク岩到着。
ここまで来たらいっそ雄山を詰めちゃおうか?とか思わなくもなかったが、
最後の部分がカチカチで、ちょいとシビれたのでここで止めておいた。

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11:18 ドロップ。
滑走時間約1分半。
昨日同様に足応えの良い10cm程度の踏みしろのある雪で、しかもよく走る。
むしろ走りすぎで、明らかに今年の方が雪質は良い。
斜面がデカ過ぎてスピード感が狂うので怖いくらいでありました。

しかも、この時はザックがMAXに重い状態なので、
ボトムターンでは脚にグッと乗っかって来る。
なかなかグラビティ感の高い滑走でありました。

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そこから室堂駅に向かって二本目をドロップ。

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上から覗いた印象よりもずっと地形がこんもりとしていて、
パイプ状の沢地形も楽しめた。とはいえ、パイプでのボトムターンの方が
よりグラビティ感が高いことは言うまでもない。
かなりズッシリと来て、ツブされないようにするだけで精一杯。
技術も必要だけど、それ以上に体力も必要なライン。
でも気持ち良かったーーーー!

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ちょうど正午に室堂山荘まで戻り、雷鳥荘で買った弁当を広げた。
やっぱり山で食べるおにぎりはウンマイ。旨すぎる。

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そうして1時に室堂駅に到着。
結局この日はこの2本で切り上げることにした。何事も適度が大事。

意外だったのは平日のこの日も室堂駅をはじめ、
どこも観光客でごった返していたこと。
さすがは一級の観光スポットだ。
もっとスイスイと帰れるのかとばかり思っていたのだが、
その目論見は外れ、ほぼいつも通りの混雑具合の中を帰って行くこととなった。

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初日は曇りながらも視界が充分に良かったし、
二日目もご覧のような晴天に恵まれた。
毎度毎度、立山には良い思いしかさせてもらっていない。
いい加減バチが当たりそうで怖くもあるが
その反面ずっとこのままの勢いで行ってしまいそうな予感もする。

そんな、天気ひとつとっても
自然と対峙する気分がよりダイレクトなところが
私にとっての立山の魅力だ。

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今回は半ば強引にatuを連れてきてしまったが
これからも誰かがはじめて立山を体験するところを横から見てみたい。
とか思うほど、立山は「本当の山体験」という意味では間違いのない場所だ。
  

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2019.05.08 | コメント(2) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

立山 2019春 Day1 【天狗平】

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皆さま、10連休はいかがお過ごしでしたでしょうか?
なかなか心の安まらない、ストレスの多い現代社会において、
それは確かに良いことだとは思いますが、とはいえ、
さすがに10連休はやり過ぎだと感じた方も多かったのではないでしょうか?
半分の5日ぶんくらいは半休にして
年間に散りばめて欲しいと思ったのは私だけでしょうか。
おかげさまで私はまあまあ退屈しました。
そのあたりの話はまた今度。
今日は連休前に行って来た立山のお話です。

今年の立山のオープンはどういったワケか週末を避けて月曜日となった。
毎年二巡目の週末に行くと決めるともなく決めてきた私としては、
そこが最初の週末になってしまうので少々悩まされた。
オープン二週目の週末が良いのは、オープン日と黄金週間という、
混雑必至日の狭間になるため比較的空いていると感じるからだ。

つまり、今年は二週目が最初の週末に当たるため
むしろ二週目の方が混む可能性が高い。
う〜〜ん。これは困った。

というわけで、今年は日〜月曜という変則パターンで立山に向かうことにした。

まあ考えすぎだとは思うのだが、ゲンを担ぐ質の私としては、
考えすぎも含めてルーティンは守りたい。

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日〜月曜なんて変則的なスケジュールで組まれたガイドツアーもないので、
今回はプライベート山行となった。
メンツはatu、コモさん、OYくん、私のスプリット4人組。
朝3時半に関越自動車道の高坂SAに集合して一路扇沢を目指した。

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7時前に扇沢駅に到着。
やはり日曜日の朝はほとんどが観光ツアーの団体客のみなさん。
スキーやスノーボードを担いでいるのはほんの数人。
団体の皆さんはすでに乗車券をお持ちなので、
乗車券売り場は閑散としている。

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二便目になる8時の便で扇沢を出発。
今年からトロリーバスから「電気バス」に車輌が改められた。
新車である以外にトロリーと電気と何が違うのかようわからんが、
何にせよ新車は気持ちがイイ。

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長野側から立山に向かう場合、
バス〜黒部ダム徒歩〜ケーブルカー〜ロープウェイ〜バス。と、
例によって乗り物を乗り換えまくるのでありますが、なんかもう慣れた。
私の思うアルペンルート攻略のポイントというかコツは、
乗車時間の長い二路線のバスで座れるかどうかにかかっていると思う。
そのために列の前にいることも大切なのだが、
ボードやザックを他の乗客の方々の邪魔にならずにいかに座るか。
とか、コツにもならないコツをゲーム感覚でこなしていると
すぐに室堂に着いてしまうようになった。慣れってスゴイ。

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扇沢の始発に乗らなかったこともあり、
いつもよりちょっと遅めの10時半にハイクを開始。
初日は昨年と同じ室堂〜国見岳〜天狗山からの天狗平滑走、
そして、ランチに生姜焼き定食を狙うライン。

atuはスプリットボードでの山行がこれで3回目。
練習を兼ねて立山というのも贅沢というか無茶というか、
諸々ご意見おありかとは存じますが、
結論から言うと、atuは今回の山行で一気に経験値を上げたので
まさに典型的な「習うより慣れろ」のパターン。
もちろん天候判断、ルート判断、行動時間など、
いつも以上に慎重さが求められるのは確かだが、
それを除けば立山という特別な空間がアゲてくれる効果の方が
断然大きいと思う。
立山が人の山への適応力や可能性を引き上げてくれる場所であることは
私自身が一番よく知っている。
立山以前と以降では、山への気持ちが大きく変わったように感じる。

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今回は一日を通して曇り空。
雨こそ降らなかったが、すっきりとしない重めの空が頭上に広がる。
ここまで立山で過ごしたすべての日程で晴天に恵まれてきた私であるが、
今回は誰とは言わないが極度の雨男が混ざっているので
この程度で済んでむしろ良かったと思うべきだろう。

とはいえ、気温も暑くも寒くもなくとても過ごしやすい山行向きの天気。
視界も充分。しかも、フラット気味のライトになることもなく、
コントラストもしっかりしていて面の起伏も良く見え、
登りだけでなく滑りの時の安心感もとても高かった。

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さすがに新雪はすでになかったが踏みしめた感触は柔らかく、
雪質は悪くない。登りに関して言えばシールも良く噛んでとても登りやすい。
本来ならば、この時期の立山はザラメの急斜面でシールがズレて
思いっきり冷や汗が垂れるような試練も多いはずなのだが、
そういった部分でもatuはツイているようだ。
おかげで国見岳の山頂までは特に緊張させられる箇所もなく
1時間もかからずスンナリと到着。

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しかして、国見岳から天狗山山頂までの稜線の
ナイフリッジぶりにはシビれた。
これを見越したわけではないがatuにアイゼンを買わせておいて良かった。

初日からアイゼンを履くハメに陥るとはatuも思わなかっただろうが、
シビれる場所で肩に力入れてシールを踏みしめるよりも、
よほどアイゼンの方が歩きやすいものだ。経験者は語る。

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とはいえ、
下を見ると吸い込まれそうな景色に足がすくむことに変わりはない。
はじめてでも10回目でも怖いものは怖いのだが、
このオトコマエな感じが誇らしい。とか思うのは私だけか?

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atuにはドピーカンで立山のアルパイン感を
肌で感じてもらいたかったが仕方がない。
明日以降にお預けだ。

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正午ジャストに天狗山登頂。
ちょっとはピリッとするトコロがないと立山まで来た甲斐ってモンがない。
と私は思う。ビビるような経験も含めて立山の良い思い出だ。

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昨年同様に天狗平山荘でランチを摂る作戦。
今回の立山での最初の滑走は昼メシに向けての大滑走。
空きっ腹が更なるやる気を湧き上がらせる。

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ほんの少しだけ悩んだけれど、今回もコンサバに生姜焼き定食。
やっぱり旨し。

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雷鳥平バス停から14時ちょうどのバスに乗って室堂駅に戻る。
画像のブルドーザーはもちろんバスではない。

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本当は午後から雷鳥沢を行けるとこまで登りたかったのですが、
天気も下り坂だったので、お手軽にもう一度室堂山に登り返すことにした。
上部にできたボウル地形に当て込み遊びを繰り返していたら
雄山、浄土山の山頂付近はすでにガスに覆われていた。

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15:30。視界が悪くなる前に雷鳥荘に向けてドロップ。

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そうしてガスに追われるように16時に雷鳥荘に到着した。
そのあと展望風呂に入っているときには雷鳥荘のレベルでも
真っ白なガスに包まれたので、
なかなかセイフティな判断と行動であったと思う。

やはり日曜日の雷鳥荘はまったりとしていてなかなか新鮮。
いつもだと帰着する方々でごった返す玄関ロビーも静まりかえっていた。
寂しい気もしなくもないが、急かされないのはいいね。

一年ぶりの雷鳥荘は大浴場が改装されきれいになっており
湯上がりの生ビールの美味さはレベルアップ。
おかげで夕食前から生ビールを3杯もいただいてしまった。
食後も談話室でいつものようなどうでも良い話で盛り上がり
10時前には気を失うように眠りに落ちた。

明日は快晴の予報だが今夜は雨が降るらしい。
イイ感じで雪面の汚れが流されてくれれば良いのだが。
いずれにせよプライベート山行は焦る旅でもない。
朝はいつもよりノンビリしようと思う。
(つづく)

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2019.05.07 | コメント(0) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

北海道 3Days 2019 【2/24:キロロ〜余市岳方面BC】

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昨晩、我々は23時前にはホテルに戻って眠りについたのだが、
札幌チームはNariくんの家で2時過ぎまで呑んでいたらしい。
山行的にも、肝臓的にも、なんとも頼もしい面々だ。
次は私もそちらに加わりたいものだ。

とか、
寝起きに昨晩の宴の余韻に浸っていたとき事件は起こった。

8時半にキロロで集合だったので6時に起きて
そそくさと用意をし「では行きますか」の段になってOYくんが
「レンタカーの鍵がないっす・・・」
「昨日のホルモン屋に上着ごと忘れて来たみたいっす・・・」。
と告白された・・・

道具はすべてクルマの中なので、身体だけで行くわけにもいかない。
もちろん、ホルモン屋は夜の営業なので朝っぱらに店に人がいるはずもない。
千歳のレンタカー屋までスペアキーを取りに行くことも考えたが
戻って来る頃には昼過ぎだ。
この日は札幌観光だな・・・と細胞レベルで確信したその時、キセキは起こった。

Nariくんの家にいるノブに連絡を入れると、
なんと、OYくんの上着はNariくんの家にあった。
誰かの忘れ物だろうと、上着を持って帰ってくれていたのであった。
まさに発つ鳥跡を濁さず。飲み慣れている連中は違う。札幌チームさすがだ。
Nariくんの奥さんのアキさんがわざわざ届けに来てくれて事なきを得た。
本当に助かった。感謝感激雨アラレであります。

とはいえ、予定していた8時半には間に合わず、
30分以上遅れてキロロに到着。

コース脇を滑走するときと同じ要領で(同じくリフト券が必要)、
マウンテンクラブに入山届けを提出しパスを受け取る。
パスをクラブに返却するとそれが下山届になる仕組み。

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この日は意気揚々とスプリットボードを持ち込んだのだが、
前日に登ったタニくんからは、尾根伝いは風に叩かれて
シールが効かないくらい硬かったと聞いていたのでちょっとビビっていた。

これでスプリットボードでの山行は2度目になるatuの心中は、
更に穏やかではなかったであろうことは火を見るよりも明らかであったが、
ここは親心として、敢えて見て見ぬフリを決め込むことにする。

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するとここで事件発生(2)。

ノブのクライミングスキン・ケースが風に飛ばされ、
運悪くすぐ横を流れる川に落ちて行ってしまった。
ショウちゃんがプローブにストックを取り付けて何とか回収を試みるも、
敢えなく更なる深みへと落ちていってしまった・・・南無〜〜〜

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気を取り直して10時半頃にハイク開始。
atuがゴーグルでハイクしているのはサングラスを忘れたから。
atuは前回の尻別岳の時もサングラスを持って来るのを忘れ
100円ショップで買っていたのに。懲りない男だ。

取り付きまでの前半は平らな箇所が続きスプリット向き。
比較的標高が低いせいか、この日は息も上がらず体調は万全。
あれだけ呑んだ前日の酒も、ほど良い潤滑剤となってくれている。
気持ち良く距離を伸ばすことができた。

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天気も晴天に恵まれこれ以上ない山日和。
あまり新雪は期待できないかもしれないが、
何より天気が良いのが一番だ。

登りながら山々を見渡すと、
画像にもあるようにこの時期にしてすでに山肌には深いクラックが走る。
Nariくん曰く、今年はかなり雪が少ないのだそうだ。

今シーズンはここまで飽きるほど新雪を滑ることができてきたが、
たまたま自分が滑る前にまとまった降雪があったと言うだけで、
実は積雪量自体は減っているのだ。

毎年毎年、雪が多いだの少ないだのと、
短絡的に一喜一憂を繰り返しているが、
長期的な視点に立てば雪の量は減少傾向にある。

北米は逆に記録的な大寒波に見舞われているそうだが、
それも災害レベルであってリゾート的には度を超している。

我々は一体いつまで雪の上で遊ぶことができるのだろう。
そうしてパウダースノーの希少性が
まるで原油価格のように上がっていけば、
外国資本を含めた争奪戦に発展してしまうのかもしれない。

自然の恵みを特権的な事柄にはされたくない。

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山裾に取り付くと一気に斜度が増す。
風に叩かれた雪面も硬度を増し、ハイクもいよいよここからが本番だ。
ジグを切りながら直登するスノーシューチームとは違うラインで登る。

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振り返るとキロロスキー場はかなり遠くになっていた。
気分的にここまではあっという間。
本当に体調が良い。もちろん気分も良い。

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なんて、調子に乗っていたら、尾根の上部は爆風・・・
風が止むのを待っていたのだが一向に弱まる気配がない。
ボードを背負うことでスプリットよりも風に弱いはずのスノーシューチームは
風の合間を見ながらサクサクと登って行ってしまい、
離れてしまう前に追いかけようとしたとき、ここでノブが撤退表明。
すでにスキーヤーのタニくんを引き留めて下山チームに巻き込んでいる。
その動きにatu、サッちゃん、OYくんも同調している。

私は先行する他のみんなを追いかけようかとも思ったが、
なにぶんプライベート山行なので、これ以上パーティーを割るのも良くないと思い、
私もここから落とすことにした。
体調も良かったし、上まで行きたかったな〜〜〜でも仕方がない。これも山行だ。

と、ここでも事件発生(3)。
先ほどの件と同様に事件というほどのことでもないのだが、
今度はatuのクランポンケースが飛んで行ってしまった。
鍵だのケースだの、諸々なくなる日だ。人の振り見て我が振り直せ。
せめて私も気を付けましょう。

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上まで登ったラインより、確かに距離は短くなるが、
目の前のこの斜面もスティープでなかなかに美味しそうだ。
クラストしていて硬めではあるが、充分に操作できるレベル。
確かに慎重さは求められるが、
すでに先行する他のパーティーがすぐ横のラインを落としていたので、
雪質的にもあまり心配する要素もない。

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う〜〜〜ん。デリ〜〜〜シャス!
とても貴重な一本となったが、まあなんとか元は取れた感じ。

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完全にノブのワガママに付き合わされたカタチのタニくん。
ある意味この男のワガママは雪崩れに近い。タニくん完全埋没。
さておき、タニくんのお友達もこのブログを読んでくれているのだそうで、
前回の北海道編にタニくんが出てきて驚かれたのだそう。
というわけで、今回は画像大きめでご登場いただくことにする。

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その後、上まで進んだチームとも無事合流し13時に下山。

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この山域にはまだまだ素敵な斜面が多く残されている。
もっともっと滑りたいなあ〜〜〜〜

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こちらは上部まで上がったNariくんの滑り。
う〜〜〜ん〜〜〜、滑りたかったし、この目で見たかったな〜〜〜
返す返すも残念〜〜〜〜!次の機会を楽しみにして待つとしよう。

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もちろんまだまだ元気だったのでザックをクルマに置き
ボードもチェンジして、日が暮れるまでコースを滑った。
自分のことを横に置いて言うが、みんな好きだね〜〜〜〜

明日は平日。
観光気分の我々とは違い、札幌のみんなはもちろん仕事だ。
一緒に温泉に浸かったらみんなとはここで解散。

友よまた逢おう。

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その晩はOYくんと二人、飽きもせず『福よし』。
最初にここに連れ来てもらったノブにさえ「ホント好きだね」と呆れられる始末。
でも、美味しいんだもの仕方がない。

さて、最終日の月曜日はルスツ。
雪が硬くないといいな〜〜
(Day-3につづく)

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2019.03.12 | コメント(2) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

G3 SPLITBOARD TAIL HOOK

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メルカリで昨シーズンまでG3のクライミングスキンで採用されていた
スプリットボード専用のテールフックを見つけてしまった。

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前にもここに書いたが、
スプリットボード用クライミングスキンのテールフックに関しては、
今シーズンになってやっと新しいタイプのモノが出てきたが、
買い換えないと試せないという当たり前の話もあり、
グルーを貼り替えながら使い続けている私の場合、
未だにこれといった決定打に出会うことができていない。

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今シーズンスプリットボードを一式揃えたatuが買ったクライミングスキンは
後発のContourで、先日のかぐらではじめて実物を見ることができた。
新興のContourが採用したフックは、
驚いたことにテール側のループを先に填める方式でありました。
それでどうやってトップ側を留めるのかというと、
トップはベルクロ式になっていてフックごと外せるようになっている。

他に類をみない方式で、その斬新さから一見良さそうにも思える。が、
そもそも糊の威力が下がったときのためにベルトが追加されたので、
このゴム製のベルトがない方式だと、
糊の力なしでも板にクライミングスキンを居残らせるための
引っ張り側方向にテンションが掛からない。
それと、ハイク時には前方から後ろに向かってシールに力が加わるので
その逆方向でシールを貼っていくことにも違和感を感じてしまう。

何よりベルクロの耐久性が未知数であるところが懸念点ではありますが、
それもこれも自社の開発したグルーへの自信の顕れともとれるので、
信じられるかどうかが鍵となりそう。

とか考えていると、私のような気の小さい人間は
古くても実績のあるものの方が安心して使えてしまう。
そうした実績をさらに改良してみたくなるわけだが、私が改良したい点とは、
スキー用をスプリットボード用として修正させた部分。
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左右対称のスキーとは違い、左右非対称になるスプリットボードの場合、
トップはどうしても(滑走時の)センター側に向けて留めるしかないので、
テールはたすき掛けに外側(サイドカーブ側)に向けて
引っ張り方向のテンションをかけたいということ。

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これを達成したくても、SPARK R&Dのテールフックしか代替案がなかった。

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このG3のテールフックもパーツ購入はできないため
基本買い換えないと手に入れることができなかったのだが、
もし手に入れることができれば、今使っているクライミングスキンにも
流用することができるので、できることならば欲しいと願っていたアイテムだ。

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「ないものは作る」のへそ曲がり家の家訓に従い、
G3を真似してこんなものを自作したりもしておりましたが、
いよいよホンモノを手にすることができた。

といった具合にかなり期待大だったわけですが、
得てして期待が大きすぎるのも考え物だ。

実物を目にするのは実はこれがはじめて。
ステンレス製で、しかもかなりガッチリとした造りで
ひと度固定位置に収めるとビクともしないほどガッツリとくるので
ハイク中にここが外れるなんて生ヌルイことは絶対に起きそうにない。

正直に言ってここまでの固定力は望んではいない。

何よりこのフック形状だとベルトをかなり強く引っ張らないと填められない。
それでG3はベルトが無駄に長かったのかと今さら納得。

そして、その頑丈さによってそこそこ重くなっているのも痛し痒し。
と、さすがはG3と言える品質が達成されていることは良いのですが、
バックカントリー用具として使い勝手まで含めて総合的に考えると、
改良型の自作のフックの方がよく出来ていたようだ・・・

こういうフィールドテストを経て、
改善された新しいモデルが出てくるわけなのね。
こういった試行錯誤の繰り返すと、新機種の良さがより理解できる。
負け惜しみも含めて、そういうことにしておこう。
  

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2019.02.07 | コメント(0) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

SPARK R&D CANTED PUCKS

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今シーズンはバインディングにカントを付けて滑っている。

以前にもカントを付けて滑ってみたことはあったが、
その時はあまりピンと来てはいなかった。
今シーズンの頭からほんの気まぐれに
永らく引き出しの奥で眠っていた『POWCANT』を使ってみたら
想像以上に調子が良かった。

後ろ足だけにカントを付ける方もいて
後ろ足の重要性にばかり気を取られていたが、
今シーズン使ってみて驚いたのは、
むしろ前足の操作のしやすさの方。
中でもワンフットの時にかなりの影響があった。

左右の切り返しがし易くなったり、角付けが強くできるようになったりと、
ワンフットのみならず、滑走時の操作性にも良い影響が見られ、
かなりの好印象でありました。

ボードを踏むことや、ボードを撓らせてボードの持つ旋回性を
最大限に引き出すために、より膝を入れる意識を持ったことなど、
多少なりとも私の滑りが変わって来たことが
今頃になってカント付けの効果を感じらるようになった要因だと思う。

それと、ホールド感の高いFLUXの方が、
BURTONよりもよりカントづけの効果を得やすいのかもしれない。

前々から踏み込みと膝を絞り込む操作は私のテーマであったが、
きちんとした位置にポジションを取れていないと、
曲げることすらできないスノースケートをやるようになったことも
影響しているように思う。

何より、上手い方々と一緒に滑っていると、
視覚的に自分のできていない点を痛感できる。
もちろん見ただけで真似できるほど私は器用ではないので、
道具に頼ったり、セッティングを変えたりしながら
そのヒントを得ようと繰り返してきた。
「またカントを付けてみようかな」と思ったのもその一環だ。

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もちろんスプリットボードでもカント付けを活かしたいので、
『SPARK Canted Pucks』を買った。

『POWCANT』は2°だが、こちらは3°カントが付けられる。
とはいえ滑った印象に1°ぶんの違いはなく、
むしろスプリット用バインディングのベースプレート剛性が
普段使っているFLUXよりも高くなるので、
比例してレスポンスが高くなる方がカントの違いよりもより分かりやすい。

カント付けによって生じる乗り味の話を横に置いても、
やはりメーカー純正パーツなので、
POWCANTのような付加物がないところがとてもスマート。

BURTONもESTのバインディングにはベースマットを交換することで
カント付けできる『CANTBED』が予め用意されているが、
そういった純正パーツか、最初からカントがつけられているバインディングが
是非欲しい。(その後見つけちゃいましたが、その話はまた後日)

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というわけで、「あまり使うこともないだろう」とか思いながらも
スプリットボード用のSPARK R&Dのバインディングを
ソリッドボードでも使えるようにできるインターフェースで、今季登場した
カント付きの『SPARK Solid board Canted Pucks』も買ってしまった。

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しかして、北海道に向けて道具たちが先に送られてしまったあとの
年末の尾瀬岩鞍でいきなり大活躍!
結果オーライ!買っておいてヨカッタ!

しかして、カントを付けるようになったことで
ローテーションにもスタンス幅にも影響が出てしまい、
しかもそれがボードごとにも微妙に違いがあるため
今はセッティング出しに苦労している。

まあ、それも楽しい時間なんですけどね〜〜〜
  

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2019.02.06 | コメント(1) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

かぐら 【1/20】 今季初スプリット

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今シーズン、いよいよatuがスプリットボードを手に入れた。
スプリットボードは揃える道具が多く、
興味はあっても導入に二の足を踏んでしまう人も多いと思う。

それまではスプリットボードにある程度の距離を置いていたatuであるが、
ひと度潮目が変われば勢いにのって一気呵成に買い揃えてしまうのも
またatu流なので、ある意味スプリットボード向きの性格とも言えるかもしれない。

再三こちらでも申し上げておりますが、
スプリットボードから想起されるメリットで一番大きいのは、
やはり「登りがラクになるのではないか?」と言う想像であろうと思う。
もちろんスプリットボードが合う山、合わない山があるので、
一概にすべての山でラクになるわけではないのだが、
そう思えるプラシーボ効果も侮れないのも確か。

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そういう意味でも、信じやすい素直な性格のatuに向いているかもしれない。
何より、atuがスプリットを始めようと思ったのは、
身近でスプリットを使い倒す我々の存在も大きく影響していると思われるので、
この際きっちりとトレーニングから付き合わないとならないだろう。

スプリットボードで本当に登りがラクになるのは、
登坂技術がある程度成熟してから先の話なので、
そこまでにはそこそこの修行が伴うことはあまり知られていない気がする。
そういった修行のような修練を楽しめる気概がないとスプリットは続かない。

ここは巻き込んだ側の人間の責任として、
atuには手厚く付き合う所存。

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今回、そんなatuの介護士として、OYくんと、コモさんを招集。
私は後ろから眺めるだけだ。監督責任。

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というわけで、この日は4人でスプリットボード セッション。
全員Gentemchopstickなのはご愛敬。
例によってかぐらの始発のロープウェイに乗るわけだが、
意外とこの日は空いていたように思う。
前日に降雪がなかったことと、
成人の日の連休の翌週ということが功を奏したのかもしれない。
今シーズンは新雪だけでなく、上手いこと穴場を当てられてもいる。

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第5ロマンスリフトが動き出すまで、まずは3本ほどメインゲレンデで足慣らし。
久しぶりのSLASHERを確かめるように、徐々に身体に馴染ませていく。

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やはりSLASHERは乗りやすい。
フラットキャンバーの自由度を保ちながら、
豊かに彫り込まれたサイドカーブでターンの反応がとても良く
まさにTTとINDEPENDENTの
ほぼ中間に位置していることを改めて感じる。

TTに似ているので尚のこと、
圧雪でTTと同じイメージでターンさせると引っかかるような違和感があったり、
その中庸な性格が中途半端に映ってしまうかもしれない。でも、
だからこそ対応力を求められるバックカントリーでは活きる設定だと思うし、
何より、BCエリアでも安心してサーフライクに楽しむことができる
希有なボードだと思う。

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9:30ハイク開始。
atuも初めてだが、私も今季最初のスプリットなので
まずは手軽に中尾根を目指す。

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atuはスキーをしたことがないので、
登りの途中に現れる下り坂でかなり苦労していたようだが、
今回のルートにはキックターンを要するような勾配もないので練習にはもってこい。
最初にトラウマになるような目に遭うと引き籠もりになってしまうかも知れないので、
最初のルート選びはそこそこ大切。
その点この日の中尾根ルートは、前日のトレースも残り、
ヒールリフターを使うまでもない30分程度の道程なので、
初心者でもあっさりとドロップポイントに到着してしまった。

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天気予報は時間を追う毎に悪化傾向にあったのでさっさと滑走準備。
プライベート山行は何より視界が大事。

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近すぎてあまりに難易度が低いことと、
第5ロマンスリフトの降り場からこの斜面の直下までアクセスできてしまうので
斜面下側がすぐにトラックだらけになってしまい、あまりに登った甲斐が
ないため近頃はまったく来ていなかった中尾根の南斜面。
確かにトレーニングという意味合いもあり、久しぶりにここを
訪れてみたのだが、目の前過ぎて逆に穴場になっていたようだ。
この日は美味しい面ツル斜面がきれいに残されたままになっておりました。
まさに灯台下暗し。

ちなみに一本ダケカンバよりライダーズレフト(下から見て右側)の斜面は
ちょいちょい雪崩れるので決して入ってはいけない。

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滑ってみれば案の定とても良い雪でありました。
スネ深くらいで新潟らしく例によってクリーミーな足応えではありますが、
南向きの斜面なのに、この日はあまり日射影響を受けてはおらずとても走る。
気持ちイイ〜〜〜

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というわけで、すぐさまお代わりの登り返し。
ちなみに、お腹をくだしがちなOYくんは
ゲーリートラブルを抱えここで無念のリタイア。
二本目は三人で登る。

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やはりガスって来た。
とはいえほんの1時間前に通った道なのでかなり気楽。

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ドロップする頃にはかなり視界が白くなったが、
数メートル落とすとすぐにガスから抜けた。

一本目よりもダケカンバ側のラインに変えて、
二本目も3人ともノートラックを堪能できた。
登り返したとは言え、入門編にも満たない片道30分の
公園のお散歩のようなお気楽なバックカントリーとなったが、
それでも充分に楽しめた。これぞかぐらBCの真骨頂。

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せっかく高まったトレーニング気分なので、
久しぶりにビーコントレーニングをすることにした。
かぐらスキー場には『ビーコン・トレーニング・パーク』という
その名の通りの施設がかぐらメインゲレンデの下(和田小屋の隣)にある。

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ゴンドラの降り場前にあるパトロール小屋で書類に必要事項を記入すると
このコントローラーを借りられる。
これで雪中に埋められた発信器をひとつずつアクティブにして
それを探索する仕組み。

仲間内で発信器を埋めると、埋めた人間の付けた足跡で
おおよその方向も場所も想像ついてしまうので、
出来レースっぽくなってしまう。
こちらではどこに埋まっているのか誰も知らないことと、
発信器が1m近く深い場所に埋設されているので、
本格的なビーコン・トレーニングができる。

この埋没した深さって意外と大事で、
ビーコンだと真上に来てもまだ1mとか表示されるので少し迷ってしまう。
最後には下に向かっての距離が表示されるので
ビーコンを雪面に近づけないと埋没者に近づけないことを
改めて体験することができた。

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そこで、ここぞとばかりにビーコン受信機付きの『PIEPS i PROBE』も出した。
これを現場でザックから取り出すの何年ぶりだ????
さておき、ビーコンサーチで最後の1メートルを切ったあたりからこれを使うと、
断続的に鳴っていた電子音が連続音に変わって
埋没地点をピンポイントで知らせてくれる。
ビーコンだと埋没深度以上近づくことができないが、
これだと深度ぶんもビーコンを近づけることができるわけだ。

かぐらにバックカントリーで行くことがあったら、
是非このビーコン・トレーニング・パークを活用して欲しいと思う。

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14時にはスキー場をあとにしたのだが、
その頃にも国道レベルでさえ雪がゴンゴンに降っていた。
これは翌週もいいかもしれないぞ。

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昼メシを我慢してまで湯沢で人気のつけ麺店に食べに行った。
この日もなんだかんだで1時間近く待ってやっとありつけるほど混んでいた。
食べ終わったのは15時を過ぎていたが、
心配したほどの関越自動車道の渋滞もはなかった。
やはりこの週の人出は少なかったようだ。これまたラッキー。

さておき、atuのスプリット修行はまだまだ続くが、
そんな修行な道程もまた楽しめるのがバックカントリーだし、
スプリットボードでもある。
新しいスプリット仲間の登場は良い刺激になるので、
私もこの機会を存分に楽しませてもらうことにする。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2019.02.05 | コメント(2) | トラックバック(0) | スプリット・ボード

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