FC2ブログ

MSR Lightning Ascent 22 Inch

2020_0302-58.jpg

今季モデルの『MSR Lightning Ascent』に採用された
新しいバインディングが気になっている方多いのではないでしょうか。
とはいえ、それまでの『3-Strap』にも何の問題もないので、
買い換えるまでには至らないという方がほとんどだと思う。
というわけで、私の出番であります。

ええそうですとも。購入理由のほとんどが興味本位であります。
今シーズンは特に雪板遊びで重宝するかなと思い買ってしまった。

とはいえ、こちらをお読みの方ならご存じの通り、
今シーズンはここまでまったく使う機会がなく、
まさに宝の持ち腐れとなっております。
使ったら報告しようと思い、ここまでネタを温めていたのですが、
一向にその機会が訪れないので、とりあえずさわりだけお伝えしておきます。

2020_0302-53.jpg

何はなくとも、というか、唯一確認しなければならないのは
この『パラゴンバインディング』。
一度セッティングを出したら、スリッポンのように脱ぎ履きできるのかと
思いきや、そんな甘い話ではなかった。
一度ベルトの締め付けを開放させてからでないとつま先は入らない。
その上で左右のベルトを締め上げる必要がある。
高いグリップ力を得ようとしたら当たり前の話だ。
少し考えれば買わなくても分かるよな・・・
簡便さが増したと考えるならば、
締めるべきベルトが一本減ったという理解でよろしいかと。

つまり、面でブーツを支えることで、
固定力を増強させるための改良なのであろう。
硬い斜面のナナメトラバースなど、歯が斜面にナナメに刺さりながら
身体を垂直に保ちたいときに威力を発揮してくれそうだ。

ベルトの締め上げは今まで通りとてもラクチン。
ベルトループの押さえつけ力も増していて、とても頼もしい印象。

2020_0302-52.jpg

そして、画像にあるように、
ヒール側のステンレス製のベルトホルダーはコの字のままながら、
パラゴンバインディング側は輪環形状になり、
併せてベルトが抜けきらないようにベルトの端にストッパーが用意された。
つまりベルトを緩めたところに足を入れて、ベルトを引き揚げれば固定される。
慌ただしい現場でとても長宝しそうだ。

2020_0302-54.jpg

言ったようにかかと側のベルトに大きな変更はないが、
オーバーラップ側のベルトと同様に、
余ったベルトを留めておくベルトループが、
ただ引っかけておくだけだったものから、
しっかりと固定される強化版に変更されていた。
何てことない部分に見えるが、実際触るとそのシッカリ感を実感する。
こういったちょっとした部分への気遣いが
全体への安心感、信頼感につながっていくと思う。
ディテールって大事だ。

2020_0302-57.jpg

細かいことですが、こちらは左右が指定されている。
毎回どっちが右か左かで迷むところだったので、
どうってことないことですが、意外に助かる装備。

2020_0302-56.jpg

これまで使っていた『フローテーションテール』もそのまま使えます。
(とはいえ、私は今まで一度も使ったことがないのですが・・・)
というわけで、はやいところフィールドテストをしたいところですが、
それはいったい、いつになることやら・・・

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
こういう自粛ムードのときに、WOWOWがセレクトしてくれる
ちょい古映画は余計に心に染みるわけでありまして・・・
  

スポンサーサイト



テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2020.04.02 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーアクセサリー

G3 Alpinist+ Universal

2020_0309-53.jpg

実は、春分の日の三連休を絡めて北海道に行こうと企てていたのですが、
以前申し上げた通り、原因不明の体調不良に襲われ、自粛せざるを得なかった。
実はフェリーを使って自家用車で行ってしまおうとか考えていたので、
飛行機だとなかなかスノーボードと併せては持ち込めないスキーも、
今回はクルマで持って行こうとしていた。

「せっかくなのでスキーで登っちゃおう」とか悪だくみは膨らみ、
勢い『LINE SAKANA』用のクライミング・スキンを買ってしまった。
とはいえ、ニューモデルを買うような甲斐性もないので、
1シーズン落ちの旧モデルを手に入れてみた。

言ったように北海道の計画は飛んでしまったので、
このままお蔵入りか????という
もうシーズンも終盤というこの期に及んで、
ギリギリ使うことができたという話で誠に恐縮でありんす。

2020_0309-49.jpg

シールカット自体はすでにネタになるようなことでもないので、
躊躇なくサッサとやってしまいました。
さておき、基本クライミングスキンはBlackDiamond推しの私が、
よりにもよってG3にしたのは、このクライミングスキンの
トップとテールの特徴的な設えに興味を惹かれたからでありました。

トップのプラスチック部分にはグルーはなく、
テール一杯までシール部分を伸ばすことも
あえて避けるデザインコンセプトのようで、
それはつまり軽量化のための設定のようだ。

2020_0309-54.jpg

上の画像のイラストのグラデーションで表現されているように、
シールを一番踏みしめてグリップを得ているのは足の裏を中心としたエリア。
そここら遠ければ遠いほど体重は架かってはおらず、
あまりグリップには寄与していないため、確かにそこにシールは必要ではない。

加えて、トップの部分からシールと滑走面の間に
雪が入り込んでしまう経験をした方も多いと思うが、
このプラスチックパーツはそれを防ぐ意図もあるようで、
実際まったく雪は入り込んで来なかった。

2020_0309-50.jpg

そういったG3の独自性に強く惹かれてしまったわけですが、
それ故にフィッシュテールをもつSAKANAの場合、
どの長さを選べば良いのかはかなり迷うこととなった。

ときに尾ヒレ(切り欠き)の長さは約10cm。

素直に181cmというスキーの全長で選べばMサイズ(172〜188cm)なのですが、
場合によってはクリップの位置が尾ヒレの切り欠きを越してしまい、
テールの固定用のベルトが用を成さないかもしれない・・・
もちろん実際にスキーに合わせてみれば良いのですが、
通販でお安く手に入れようとしている私はそういうわけにもいかない。

2020_0309-51.jpg

ほとんど目をつぶってエイヤッとMサイズをポチったのですが、
結果ちょうど良かった。助かった。

しかして・・・

2020_0309-52.jpg

テールがキックする手前にクリップが来てしまうので、
クリップを引きずってしまうのが気がかりだ。
テールにロッカーが付いていないスキーも多いので、これはこれでいいのかな?
とも思うが、氷だったり、岩肌にこの部分をヒットさせると
面倒なことになりそうな予感がする。ここは消耗品と考えた方が良さそうだ。
いずれにせよ使ったら毎回チェックの必要な箇所であることは間違いない。

2020_0326-29.jpg

というわけで、今シーズン初BCで、
たぶんスキーでバックカントリーに出るのはこれが最後になるだろうという
かなりシビれるタイミングで使ってまいりました。

まず、確かにコイツは軽い。
シールカットもしたし、今回パッキングもしたのだが、特に現場でそれを感じる。
実測値300g(片側)。
Aventura用にカットした旧式のG3 Alpinistが320gだったので、
たかだか20gの話なのですが、スキーの一番下側の20gなので、
山中の一歩一歩に20gの違いがあると思うと大きな違いに感じる。

G3は軽量化に関してかなり拘っているようで、
今シーズンから『MINIMIST』と呼ばれる、
更に軽量性とコンパクトネスを追求したシリーズも展開しているようだ。

ちなみに、SAKANAはAventuraより150g(片側)軽い。

Universalという、グリップ感とグライド感の中間を狙った、
分かりやすく中庸なモデルでありましたが、
風で叩かれた硬い雪面でも充分なグリップを感じられた。

グリップの良い湿雪だったので、難しさは一切なかったのは確かですが、
さし当たってのハイク性能は十二分に確保されているのではなかろうか。って、
老舗のG3製なんだから、基本性能の高さはあって当たり前ではありますが。

ただ、下りのグライド感はかなり低い。
シールのワックスをすれば少しは改善されるのかもしれないが、
特に卸したてはぜんぜん滑らなかった。

まあシールで斜面を滑り降りる場面もそうあるわけではないのですし、
「ぜんぜん」とは申しましたが、「ぜんぜん気持ち良く滑らない」という意味で、
まったく下りで使えないという意味ではありませんので悪しからず。
むしろ滑りすぎず安心感が高いとも言える。

というわけで、私としては総合評価80点といったところか。

スプリットボード用のクライミングスキンのグルーもそろそろ貼り替え時期なので、
『Contour』などの新機軸のクライミングスキンに興味津々でありましたが、
今回の体験で『G3 Alpinist+ Spritboard』にも俄然興味が湧いてきた。

私の推しシールであるBlackDiamondですが、
今シーズンは貼り替え用のグルーシートが発売されなかった。
売り切れや入荷遅れではなく、そもそも発売されず。
ひょっとして、BDもグルーを交換不要のものに変えてくるのでは???と、
勘ぐりたくなってしまうが、実際のことろどうなのだろう。

G3も使ったこともある私が、それでもBlackDiamondを推してきたわけは、
BDのシールのグライド感とグリップ感のバランスの良さもあるのですが、
それに加えてG3のグルーの耐久性がBDより低く感じるということもある。
同じ保管環境で、G3のグルーは2シーズンでゲル化してしまったことがあり、
対してBDの方はと言えば3シーズンは確実に保ってくれた。
というわけで、今回手に入れたG3のグルーの耐久性が
上がっているのかどうかも確認していきたいと思う。

2020_0326-51.jpg
といったわけで、未確認な部分もあるのですが、
先進的なアイデアを余すことなく製品に注ぎ込むG3の姿勢は嫌いではない。
G3はスプリットボード用にも同様に3種類用意していて、
今回の経験からモヘアを70%混合した「GLIDE」を試してみたくなった。
って、
今季スプリットボードに一度も乗っていない私が言うのも何ですがね・・・

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
実は・・・・・・
まったくバックカントリーに行っていないくせに、
例によって道具だけはあれこれと目移りしてしまっていてですね・・・
  

テーマ:スキー - ジャンル:スポーツ

2020.04.01 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーアクセサリー

Kashiwax SPRING BREAK ←これスゲーと思うっす!

2020_0302-48.jpg

滑走ワックス業界も次から次へと新しい製品を世に送り出してくる。
先日お伝えした液体ワックスもそのひとつでありますが、
あちらは簡易的にワックス塗布の作業を済ませたいという
作業効率の向上や手間を省くための進化形でありましたが、
今日ご紹介する『Kashiwax SPRING BRAKE』は、
春の汚れた融雪での滑走性能をトコトン追求した進化形ワックスであります。

これまで春に使ってきた『Kashiwax C.W.D.』も
春雪への対応力の高いワックスでありましたが、
『SPRING BRAKE』は、そこから更に春雪の上に新雪が降り積もった時の
対応力まで確保しているという。

ここのところは朝はカチカチで、
溶け始めると一気にストップスノーになるコンディションの繰り返し。
美味しいザラメなんて夢のまた夢。
というわけで、まだ3月の初旬だというのに早くも投入であります。

2020_0309-44.jpg

『C.W.D』と同様に、このテの春用ワックスはかなり硬い。
アイロン85℃設定ではワックスがまったく伸びていかない。
まともにやっていたらいつまで経っても作業が終わらないし、
何より、硬いぶん染み込んでいっているようにも見えず、
せっかく施工してもパキっと剥がれてしまうように思えてしまう。

こういうとき、私は悩み無用で『ペネトレーション・ヒーター』を使って
強制的に染み込ませている。
どんなに硬いワックスでもスルッスルに入って行ってくれる。
ほんとラク。こういうアイテムって値段じゃないんですよ。ほんとプライスレス。
こいつを導入するにあたっては、作業場所の確保であったり、
お金の問題だけではないことも良く分かるが、
特にワックスの必要性の高いややこしい雪質をもつ
関東圏の雪山に回数行く方なら導入を検討しても損はないと思う。

ヒーターの話はさておき、
『Kashiwax SPRING BRAKE』で滑ってみた印象ですが、

これ最高だと思います。

あくまでも私史上最高ってことで、
誰しもに最高ではないのかもしれません。
ただ、一応申し上げておきますが、
※私は「最高」って言葉は
「最も高いとき(the Highest)」にしか使いません。


どう最高かって言うと、
春用に限った最高ではなく、ワックスとして最高だと思う点です。
0℃付近の雪温であるならば、どんな雪でも本当に良く滑る。
万能ワックスの急先鋒だと思いました。

これって、関東圏のスキー場では
ほぼ通年で通用するってことじゃなかろうか?
何しろ、同じKashiwaxの『Mazukore』『Tsugikore』よりも感触が良かった。
マイナス10℃を超えるような雪温以外はイケそうな気がする。

もちろん、雪質の地域性だけでなく、
私の持っているアイテムとの相性もあるかもしれない。そして、
今シーズンの雪の状況がかなり特殊であることも考慮しないとならないだろう。
誰にでも、そしていつでも、同じ結果が得られるとは限らないので
問答無用にお薦めはできないが、
それにしてもこの滑り心地は経験したことがなかったことだけは言っておきたい。

毎度こちらで言っている通り、
滑走ワックスは「信じられること」が一番の性能だと思うので、
そういう意味でも私にとって現在最高ランクの滑走ワックスだと言える。
念のためもうちょっと頭を冷やしてから別のシチュエーションでも確認して、
またこちらで報告させていただきます。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
初めて乗るLINE SKIであり、異様なフィッシュテールを持ち、
そもそも乗り慣れない海外製スキーでもある
LINE SAKANAのインプレッションをお届けします。
こいつの乗り味もまた、ちょっとヤバ目の病みつき系でありました・・・
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2020.03.23 | コメント(3) | トラックバック(0) | スノーアクセサリー

Gogglesoc

2020_0216-10.jpg
2020_0216-11.jpg

昨シーズンあたりからジワジワと流行りだした『ゴーグルソック』を買ってみた。

OAKLEY Infernoを追加したLINE MINERを充電するときに便利かな〜〜と
思い立ち、ポチってみた。
もちろん面倒くさがらずにバッテリーモジュールを外して
充電すればいいのですが、まあいいじゃないですか。

近頃はゲレンデまでこれをゴーグルに装着したまま現れて、
滑り出すときに外す方もよく見かけるようになった。

ネットショップで¥2,000でお釣りが来る(しかもショップによっては送料込み)
程度のお買い物なので、文字通りのポチ感覚。
お財布も良心も痛まない良い買いモノであります。

使い心地はソックというよりパンツ。
もちろん良い意味で。

2020_0216-16.jpg
2020_0216-15.jpg
2020_0216-14.jpg
このGogglesocですが、
私は悩みに悩んで、結局一周してしまいグレーになってしまいましたが、
数多くのデザインパターンがあるようで、選ぶだけで楽しい。
言ったようにお財布にやさしいし、持っていて誰も困らないモノなので
お土産にも最適であることから、コラボ的なデザインも数多く存在している。
Gentemstickもリリースしているようですが、
へそ曲がりの私は敢えて避けてみる。

2020_0216-13.jpg
でも、このArc'teryxのものはちょっと気になる。
どうやら非売品のようなのですが、そう言われるとよけいにソソられるが、
今ならThe North Faceのものがあったら超ホスイ。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
アニメはヲタクだけのものではありません。
だからこそこういうバカらしいものができるのだと思うわけです。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2020.03.11 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーアクセサリー

OAKLEY 電熱ゴーグルレンズ・システム『Inferno』

2020_0224-6.jpg

今シーズンは気温が高めなせいかゴーグルがよく曇る。
これまでにもゴーグルレンズの曇りに困らされたことはあったが、
多くても年に2度ほどだったのものが、どうしたことか今年は頻発している。
特にここ数年ゴーグルが曇ることが増えてきているような気もしなくもないが、
無駄にいくつもゴーグルを持っているので、
その日の調子の良し悪しくらいに思いながら
取っ替え引っ替えしながらしのいできた。

調べると、曇りの原因は顔から発する熱量のようで、
外気温と体温の差がありすぎると曇りが発生するらしい。
ゴンドラやロープウェイに乗るときには一旦ゴーグルを外すようにしてきたが、
それはレンズを冷ますためではなく、むしろ顔の方を冷ますためだったようだ。

なので、換気の良いゴーグルであることに加えて、
近ごろ流行のデカレンズ系のように顔とレンズの間に
広めの空間のあるモデルの方が、曇るにしてもそれまでの時間が稼げるようだ。

ある日、寒い中外でする仕事があったときに、仕事関係の人が
「年取ると寒くなくなるんだよね〜更年期障害で体温上がるらしいよ」
とか言ってきた。マジか!

更年期障害かよ!どうりでここ数年に偏って曇りが発生してるわけだわ。と、
ピーーーーーーーーンと、直線的にゴーグルの曇りに直結した。

ファン付や、熱線付などの電化ゴーグルには気が気でなかった私ですが、
OAKLEYの『LINE MINER』を手に入れたときに、
電熱レンズを取り付けできるように設えられていた構造を見てからは、
その関心に勢いがついていたことは確かだ。

それでもここまで手を出さなかったのは、
もちろんこのテの電化製品に対する不安もある。
しかも、このInfernoは先季で販売を中止しており、
何か不具合でもあったのか?といぶかしく感じてしまってもいた。
そうした心配事に加えて、もう手に入らない希少性もあり
そこそこ高価であることも二の足を踏ませた理由なのですが、
更年期障害と言われればもう仕方がない。

2020_0216-4.jpg

先日LINE MINERのレンズにもキズを付けてしまったし・・・
といったあれこれが見事に重なった。
これで胸を張って無駄遣いに挑める。

ちなみに、LINE MINERは目とレンズの距離を近づけることで
平面レンズの枠付フレームに広い視界を確保しているのだという。
尚のこと更年期障害には曇りやすい設計と言えなくもない・・・

2020_0216-1.jpg

今回手に入れたのはもちろん中古なのですが、
コンプリートされているものではなく、
レンズとバッテリーパックのみのシステムだけを手に入れた。
確かにゴーグル本体を含む完成品よりも安かったのですが、
それでも高価でありました。

とはいえ、発売の終了したInfernoは、
完成品でも、もうグローバルフィットしか手に入らないので、
パーツで買うにせよ、完成品を買うにせよ、
持っているアジアンフィットのLINE MINERにシステムだけ移植する
つもりだったので、パーツで手に入れた方が安上がりではある。

2020_0216-5.jpg

システムの核心部、レンズの裏側はこうなっている。
車のリアウィンドウのような熱線ではなく、
周りから熱を加える構造であることがわかる。
伝導性の高いフィルムも加工されているのかもしれない。

2020_0216-6b.jpg

LINE MINERのフレーム脇にあるフタを外して
そこにコードを通すのですが、外したフタと同じ形状のシールが
コードの根元に用意されている。

2020_0216-9.jpg

こちらはコードを通したところ。
ゴーグルフレームに予めコードを填めておくスロットが用意されていたり、
電化製品として、かなりの気配りが感じられる。
イヤホン付のサングラスやら、
情報ディスプレイ付のゴーグルなど、
さすがは昔からアイウェアのIT化を推し進めてきたOAKLEYだ。
すでにGoProレベル。
とはいえ、他のOAKLEYの電化製品にはまったく惹かれてこなかったが・・・

2020_0216-3.jpg

こちらは電源モジュール。
後ろのスイッチで電源のON/OFF。
ONとはつまりスタンバイモードで、
下にあるInfernoスイッチで3分間の電熱がかけられる。
有効なバッテリー寿命は約85分。
その間Infernoサイクルを25~30回発動させられるらしいのだが、
さすがに1時間25分以上は滑るので使わないときは
電源は落として節電しておいた方が良さそうだ。

電源のON/OFF、Infernoの発動など、
モジュールが振動して動作を知らせてくれて、
電池残量もLEDインジケータで確認することができる。

13_0601-7.jpg

大きさも、そして取り付け位置も、
昔使っていた『Contour ROAM』とほぼ同じ質量なのだが、
モジュールの重さは100gとROAMの150gより軽く
元よりゴーグル・ストラップにマウントする設計なので、
安定感は比べ物にならないくらいに高い。

2020_0224-47.jpg

単3電池より一回り大きめで、寒冷地での使用に特化した
専用のバッテリーが内蔵されている。
本国ではパーツごとに購入できたようなのだが、
たぶんもう手に入らないので、コイツがお亡くなりになったら終了だ。

2020_0302-59.jpg
そういったことを不条理に思われる方、もしくはOAKLEYにコダワリのない方には、
こちらの『ABOM』をお薦めする。
電熱ゴーグル専業モデルのようで、バッテリーもフレームの中に仕込まれていたり、
それでいて連続稼働5〜6時間と抜群の性能を誇る。

2020_0216-2.jpg

実際に顔に填めてInfernoスイッチを入れてみると
ほんのりと顔が温められるくらいの熱を感じる。まるで暖房。
強制的に顔の温度までレンズを温めてしまうというわけだ。

先日の尾瀬岩鞍とオグナほたかから使っておりますが、
ゴンドラから降りたときに、上半分が曇った以外あまり出番はなかった。
それでもインフェルノが有効になる3分間で
スッキリと視界が晴れ渡ったことは報告しておく。

気温がぐんぐん上昇しているのでこれから活躍することは少ないかもしれないが、
また確認して報告いたします。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
素晴らしい秀作なのに日本では劇場公開されなかった
ある有名女流作家の転落と再生を描いた実話『ある女流作家の罪と罰』
の話をお届けいたします。
   

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2020.03.05 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーアクセサリー

スノースケートデッキを自分でシェイプしてみた。

2020_1230-35b.jpg

気まぐれに手に入れてしまった『RALSTONのサブデッキ』に
ROCKER TRUCKS』のトラックを組合わせて、
Peacemaker』、『HOVLAND Buckshot』につづき、
第3のスノースケートとしてコンプリートしておくことにする。

そのためには、デッキももうひとつ用意しないとならないワケなのだが、
スノースケート用として完成品が手に入る
HOVLANDのデッキを手に入れるのではあまりに芸がないので、
スケート用のブランクスを自身でシェイプしてみることにした。

一番上の画像が今回手に入れたブランクス。7ply。
全長1,150mmのRALSTONのサブデッキは、前後のトラック間の距離が43cmと、
1,040mmのPeacemakerのサブデッキの51cmよりもさらに狭く設定されている
(Buckshotは48cm。すべて私の設定値の場合)。
それに合わせるとデッキの長さはPeacemakerよりも短くてよいのですが、
私は足がデカイので安定成分を考えて、幅が9.5インチは欲しい。
ただ、デッキの長さと太さはだいたいの場合リンクしており、
9.5インチともなれば必然的に全長も長くなってしまう。

それで何が困るのかというと、スケート用のデッキ・ブランクスなので
長いデッキはロングボード用に設定されているため、
ホイールを避けるアーチの位置が短い前後長に対して合わなくなってしまう。
まさに帯に短し襷に長し。

2020_1230-37.jpg

トラックの取り付け位置から適切な全長を割り出す。
後ろ足はキック部分を頻繁に踏むのでテールは長めにとるが、
トップに関してはトラックの取り付け位置より前側を踏むと
前が雪に沈むような反応をしてしまうので、
前側のオーバーハングはあまり要らない。

とかなんとか、やり繰りして先述したホイールアーチを
なんとかかわしてシェイプしてみた。

2020_1230-38.jpg
2020_1230-39.jpg

デッキのカタチはほとんど乗り味に影響しないので、
最初はあれこれと奇抜なシェイプを考えていたのですが、
結局コンサバなド・ツインに収束した。

カットしてから先の作業は、デッキの縁をキレイに整える以外は
前回HOVLANDのデッキをクリアに変更したときと同じ。

ニスを3度塗りして防水性を高めて、しっかり乾燥させ、
デッキマットを貼ったらシェイプ作業は終了。

2020_0104-2.jpg
2020_0104-3.jpg

もちろんボルト、ナット類も新調した。
サブデッキとロッカーを締結するサブデッキ側のネジ穴が浅いため、
Peacemakerと同様の六角ボルト(M6-10mm)を用意したのですが、
全長を7mmまで短くする必要があった。
デッキを留めるボルト(M6-30mm)とM6ナイロンロックナットは同様のものでOK。

そもそもスケート用のデッキであることと、言ったようにトラック間が狭く、
本来このデッキにトラックが着くべき場所よりも内側に取り付けるため、
取り付け位置のデッキ面とトラックの上端面が合っておらず、
ピッタリと接地していないのが気になる。
とはいえ、すでにニスも塗り終わっているので、
次の機会に整頓することとしよう。

2020_0104-1.jpg

こうして並べて見ると良く分かるが
これだけRALSTONのトラック間は狭いため、それに応じてデッキは短くなる。
もちろんスタンスも狭くなる。

デッキマットはPeacemakerのものを取り寄せたのだが、
予めPeacemakerのサイズにカットされており、
幅が微妙に足らなかった・・・・(寂)
ちなみに、Buckshotも砂グリップ加工に変更していたりと、
ちょこちょこ変更を加えていたりもする。

2020_0104-42.jpg

そしてトラックの取り付け位置の距離もこれだけ違う。
一番短いPeacemakerが一番広かったり、
特にサブデッキの長さとホイールベースは比例はしない。
作り手の設計思想が顕れるところ。
2020_0104-41.jpg

PeacemakerもHOVLANDも、サブデッキはフラットキャンバーなのですが、
RALSTONのサブデッキはこれだけキャンバーが入れられている。
フレックスも他の2本に較べて硬めだと思う。
このキャンバーを活かすためにも、より踏み込めるように
トラック間の狭い設定がされているように思う。
実際一番カービングが気持ちイイのはRALSTONだ。

というわけで、意味もなくスノ助三兄弟の完成だ。
背の低い長男に、一番背の高い次男坊。
その間を取り持つ三男と、どっかにいそうな三兄弟であります。

2020_0104-18.jpg

早速、シーズンインに行った尾瀬岩鞍で進水式ならぬ“進雪式”を済ませてきた。
デッキの違いと言うよりも、トラックの違いと思われるが、
きちんとサブデッキのエッジまで荷重が漏れなく伝わるように感じられ、
操作性がすこぶる良くなった。ように思う。

こちらに施した『COSLABO リキッドWAX』も問題なく滑ってくれている。
そもそもスノースケートのサブデッキは幅が狭く抵抗も少ないので
ワックスの効果が顕れにくいこともあるが、今のところ何の問題もない。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
英語圏以外の作品として、はじめてアカデミー賞作品賞をはじめとした
主要4部門を受賞したあの韓国映画のお話です。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2020.02.20 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーアクセサリー

NANGA 山渓 オーロラ450DX CAMO

2020_0204-39.jpg
2020_0114-2.jpg

結局というか、やっぱりダウン・シュラフを買うことにした。
これが欲しくて車中泊してみようとか思ったフシもなくもない。
ハイソーデス。本末転倒であります。

というくらい、NANGAというメーカーには
モノ好きの心を滾らせる何かがあると感じる。
といっても、私の情報源は『GO OUT』なので、
そういう不純な滾り方ではありますが・・・

シュラフを買うときに一番悩ましいのは「本当に快適かどうか」だろう。
どんなに素敵で胸躍る謳い文句が並べられていても、
自分にとって本当にそうなのかどうかは買ってみなければ分からない。
しかも、星の数ほどあるシュラフの中から選び出すのはそれこそ至難の業だ。
そういうときに盲目的にメーカーを決められるのはラクだ。
信じる者は救われる。単細胞に生まれてヨカッタ。

とはいえ、目をつぶってNANGAに決めたとしても、
対応するシーンはキャンプ場から南極までラインナップは多彩。
寒いのも困るが暑いのも困る。
使用する現場の過酷さに比例してお値段もうなぎ登りに上がっていくので
「とりあえず高い方」とかいう選択の仕方もできない。

快適使用温度と下限温度というものがあり、
そちらを参考にするしかないのであるが、
実際にそんな気温の低い場所で寝たことなどないので、
参考になるようで参考にならない。

こういうときに面倒くさがりの私が採る行動は
「迷ったらコラボモノ」だ。

という安易な発想で手に入れたのが、
アウトドアショップの山渓とNANGAがコラボした『オーロラ450DX CAMO』。
コラボモノはむしろ価格が高くなるのが常だが、
こちらはカラー展開、サイズ展開を1モデルに集約し
総重量も少し重くなっていたりすることで
コストダウンを図っているとのこと。安いことは何よりの正義だ。

2020_0121-1.jpg
[表生地] 40dnオーロラテックス
[裏生地] 40dnナイロン
[快適使用温度] -5℃
[使用可能限界温度] -22℃
[総重量] 約1000g
[ダウン量] 450g
[サイズ] レギュラー/最大長210cm×最大肩幅80cm(身長178cmまで)
[収納サイズ]φ17×29cm
[内部構造] ボックス構造、ショルダーウォーマー内蔵
[フィルパワー] 760FP

ということで、製品名の『450』がダウンの量を差していることは分かったが、
それ以外は正直チンプンカンプン。しかして、

2020_0204-40.jpg

『MADE IN JAPAN』、そして、
NANGAが標榜する『永久保証』が何よりの信頼の証。
もうその分かりやすさだけで充分NANGA推しの理由になり得る。
この際フィールパワーの差は出たとこ勝負だ。
後は野となれ山となれ。

2020_0114-30.jpg

というわけで、早速実戦配備。
まず最初に感じるのはその手触りの良さ。
多くのシュラフを経験してきたわけでもないのに
高級さが伝わって来るのは、私の思い込みの強さだけではないはず。

2020_0204-42.jpg

頭を覆うフードの下側に首回りを締めるドローコードがショルダーウォーマー
(だと思う)。

2020_0204-41.jpg

便利と言えばこのジッパーに付けられたタブ。
これによってジッパーの噛み込みが軽減されストレスフリー。
ブラインドでジッパーを閉めるときに引っかかると超ムカつきますよね〜
しかも、このタブが蓄光素材になっていて
暗闇の中でもジッパーの位置が一目瞭然。よく考えられてマス。

2020_0204-43.jpg

何よりこのカモフラ柄がソソる。

クルマの外気温計で奇しくもこいつの快適使用温度であるマイナス5℃。
シュラフの性能以前に車中泊慣れしていないことが原因であるのだが、
到着して間もなくは車内の温度もまだ高いため
このシュラフだと恐ろしく暑かった。
すぐに何枚か服を脱いだのだが、車内の温度の低下に伴い
2時間ほどで寒くて目が醒めてしまった。
さすがに薄着では無理のようだった。
表を出歩くには寒く感じる程度に服を戻してからは快適に眠ることができた。

つまり、快適使用温度と呼ばれるものは「薄着でも快適」ということではなく、
一般的なアウトドアの装備での使用を前提にしている数値だということだ。
それを考慮するとNANGAで言うところの「600」以上のダウン量があると
更に快適度が増すように思う。
今度フリース製のシュラフインナーを追加してみよう。

2020_0204-44.jpg

車泊なので小さく軽くなる必要もあまりないのではありますが、
畳めばコンパクトになる。のですが、これだけフカフカに膨らんだものを
ここまで小さく畳むのはかなりの難作業。腕が疲れる。

言ったようにもっと快適使用温度の低いものの方が良かったのかもしれないが、
こうして実際に使ってみてはじめてそういったことが分かるわけで、
はじめてのNANGAという意味ではなかなかに正解な買いモノでありました。

「悩んだらコラボモノ」という持論はまたもや正解でありました。
やはり噂になるくらいのイイモノはやっぱりイイのであります。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ さて明日の土と雪と:は _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
何だかんだと忙しくて映画館に行けていない。
そういう時に重宝するのが動画配信サービス。
映画はほとんど観尽くした私ですが、
いよいよオリジナルドラマに手を出してみました。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2020.02.13 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーアクセサリー

«  | ホーム |  »

プロフィール

埼玉のへそ曲がり

Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
スノーボード。
近ごろ波乗り。

月別アーカイブ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR