栗原川林道 8/24

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ここのところサーフィンに熱を上げすぎて、
すっかり回数の減ってしまったツーリングだが、
もちろん、熱まで冷めてしまったわけではない。

ただ、オートバイの場合、雨だと危険だし、何より楽しくないので、
一人で行く日帰りの場合は尚のこと、サーフィン以上に天候には敏感になる。
そして、私が行きたいツーリング先である林道は、この時期は台風など、
雨風による土砂崩れによって、通行止めになることも多く、
天気と道の状況と、私の都合が合致する日がなかなかないことも確か。

昨年はそんな諸々が噛み合わず、週末にサクッと出かけるような
林道ツーリングに行くことができなかったわけだが、
今年は今年で、猛暑になるとさんざん脅されたわりには、
関東より東側では、8月に入っても、20日過ぎまで毎日雨つづき・・・
今年の天気の傾向を見ていると、今年もまたタイミングが合わずに、
あまりツーリングに行けないのではないか?と
悪い予感がヒシヒシとしてくる。

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というわけで、仙台から戻って一日家でゆっくり過ごした翌日の木曜日、
久しぶりの夏空が戻って来そうな予報だったので、
ここは何をさておいても、HP2で走りに出かけることにした。

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雨続きだったので、そこそこマディな路面も覚悟していたのですが、
やはりここは水はけがとても良い!!
埃の舞わない、とても良い湿り気となっていた。
路面グリップも良く、平日なので交通量も少なく、安心して飛ばすことができる。

そして何より、この素晴らしい天気。
高速道路を北上するうちは雲も多めだったので、
山の上では雨に降られるかな?と心配もしたのですが、
山に入る頃には雲間から太陽も覗きはじめた。
森の中は暑くもなく、寒くもなく、まさに快適。
走りやすいし、気持ちも良い。まさに最高のコンディション。

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昨年、フロントフォークをオーバーホールに出して、
初めて走るオフロードだったのですが、
その効果は想像以上でありました。

マイナスをゼロにリセットしただけのはずなのに、
走破性が格段に向上している。
ボトムする寸前の収束の仕方が素晴らしく、一発で振幅を吸収してみせる。
まさにピタッと振動が収まる様子は、乗り心地が良くなるだけでなく、
伸び側の抑えも効いているので、前側がジタバタすることがほとんどなく、
次のアクションへの移行が容易で、
結果アクセルが一拍早く開けられる。つまり速い。

ほとんどレーサーのようなHP2 Enduroの場合、
サスペンションのメンテナンスは、
頻繁にやっておかないとならないようだ。

もちろんフロント21インチ、リア18インチの、
コンベンショナルなタイヤサイズを纏ったHP2にとって、
これにより、まさにベストな足回りの状態となった事は確かだ。
とにかく、この日はHP2を手に入れてから今までで、
一番気持ち良く走らせることができた。心底幸せであります。

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走行性能には関係ないけど、
だいぶ前に買っておいて、ずっと引き出しの中に仕舞われていた
ヘッドライトガードも着けてきた。
これは前走車の巻き上げた石の直撃を防ぐ物なので、
ほとんど単独で走る私には不要な物で、それもあって、
買っても着けもしないで放っておかれていたのですが、
着けたら着けたで「なんちゃって」なラリー気分が盛り上がってしまう。
そういうのって大事よね。

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コンディションもオートバイも良好と来れば、もう言うことなし。
おまけに、サーフィンを続けているおかげで、気力も体力も充実しているようで、
まったく疲れないし、何より集中力が途切れない。
これってもしかしてゾーンってやつ??

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いつもの河原でお昼ごはん。
コンビニおにぎりが、最高のご馳走に生まれ変わる。
今どき、美味しい空気は何ものにも代えられない価値のあるものだ。

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夏を最大限に満喫しました。
やっぱり、山もいいな〜〜〜〜

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追貝側から入って、全線走って根利側の鹿ゲートで一旦引き返し、
登山道入口まで戻ったら、そこからまた走りやすい根利側に走る変則一往復。
14時半でこの日の走行は終了。

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100km近く林道を走り回ったわけだが、まったく疲れていない。
むしろ、もっともっと走っていたかったが、気の重い高速道路を、
120km走って戻って、さらに洗車をする時間を考慮すると、この辺が潮時だ。
何事も腹八分目が最適。楽しみは次回にも取っておくとしよう。

しかして、その後も台風が押し寄せるなど、天気はまた全体的に下り坂。
なかなか条件が揃わない・・・このままだと次に行くときは、
一気に紅葉ツーリングになってしまいそうな雰囲気だが、
まさか、このまま秋の長雨に直結なんてことにならんだろうな?
勘弁してよ、頼むよマジで。
  

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2017.09.07 | コメント(0) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

HP2 Enduro : フロント21・リア18インチホイールはやっぱりカッコイイ

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HP2を冬眠から起こすと、シフトインジケーターの修理以外にも、
ゴム製品の経年劣化を中心に、そこかしこに不具合が見つかり、
それらのリペアも平行して行った。
ほとんど毎日乗っているR1200GSの方が、劣化する部分が少ないので、
やはり、乗らずに保管されているオートバイの方がヘタるのが早い気がする。

さておき、これでいよいよ準備万端。というわけには、まだいかない。

長距離移動を必要とする林道ツーリングに、
フロント19インチ、リア17インチの組合せは、
ほとんど最高と言っていい解決策
なのだが、
HP2 Enduroのもつすべての力を、ダート路で出し切るセッティングは、
フロント21インチ、リア18インチに他ならない。

もちろん、私にそのすべてを引き出す技術がない事は痛いほど分かっている。
フロント19インチ、リア17インチで充分以上だ。
そんな私でも、時たまフロント21インチ、リア18インチの持つ実力を
垣間見てしまうことがあるので話はややこしい。

そういった閃光のような気づきのもつ中毒性の高さは、
このブログの読者の方なら重々承知であろう・・・

たとえ、そこまでの高速道路がブロックタイヤの放つ振動で苦行になろうとも、
チューブタイヤのパンクのリスクを背負おうとも、
その誘惑には抗えないのだ。

と、言い訳が少々大げさになったが、
いつもの近距離ツーリングであれば、そんな苦行も我慢できるので、
この際フロント21インチ、リア18インチに換装して、
万全の状態で出撃の合図を待つことにする。

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そして、そんな長い言い訳が無用に思えるほど、
フロント21インチ、リア18インチを足許に備えたHP2は問答無用にカッコいい!
何という佇まいの良さだろう。

やはり、このディメンションで設計、デザインされていることが良く解るし、
オフロードバイクの正式なプロポーションとは、やはりこの姿に他ならない。
テストで短い距離を走らせただけでも、
特にフロントからの手応えが素晴らしいことに感激してしまう。
19インチに較べると、ハンドリングがかなり軽い感触になってしまうのだが、
サスペンションストローク的にも、重心位置的にも、
そこで車体がバランスするように設定されているので、
むしろ操作感に違和感がなくなり、おのずと人馬一体感はこちらの方が高くなる。

なので、返す返すも、ツーリングの8割を越す
リエゾン区間での乗り心地の悪さだけが玉にきずというわけなのだが、
それを補っても余りある、ダート路での操作性の高さ、楽しさが
フロント21インチ、リア18インチのタイヤセットにはある、というわけだ。

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さて、ホイールの交換作業にはそれ用のスタンドを使うわけだが、
リア側は、貫通されたドライブシャフトにアダプターを差し込んで、
簡単にリフトアップさせられる、純正パーツのリアスタンドがあるので悩み無用。
特に純正でスタンドが用意されていない(と思う)フロント側は、私の場合、
一般的なジャッキアップ式のオフロード・スタンドを使っている。

外径サイズの同じタイヤ同士を交換するなら、何の問題もないが、
21と19インチという、外径が大きく異なるホイール同士を交換する場合、
ハイトの低い19インチでリフトアップした高さだと21インチタイヤが収まらない。

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そこで私は、クルマの床下の作業をするときに使う、
カースロープを使って対処している。
これで19インチのハイトの低さをカバーして、
難なく21インチが収まるジャッキのリフト量を確保しているわけだ。
う〜〜ん。我ながらナイスアイデア!

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というわけで、これで林道アタックの準備は万端整った!
明日は先日の夏休みの最終日に向かった、
栗原川林道の模様をお届けしたいと思います。
  

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2017.09.06 | コメント(0) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

HP2 Enduro シフトインジケーター交換

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HP2 Enduroが、修理から戻って来た。
お伝えしたように、シフトインジケーターの故障で、
メーターパネルの、ニュートラルランプを含む、
シフトポジションが表示されなくなっていた。

ご覧のように、すでにシフトインジケーターのカプラーから破損していた。
カプラーの接触不良だったのか、はたまた内部も破損しているのかは不明だが、
兎にも角にも交換してもらった。

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実際にカプラーが割れているので、何かが当たったようにも見えるが、
ご覧のように、このシフトインジケーターは、
スイングアームピボットの裏側というかなり入り組んだ場所にあり、
この下側にはマフラーの三元触媒の収められた一番太い部分があって、
その前には大型のアンダーカバーがあるので、飛び石はあまり想像できない。
単に、熱と振動による経年劣化が原因だろうか???

振動や衝撃に晒され続けるオフロード走行には、
こういったリスクがついて回る事は充分に理解しているが、
それにしたってスゴイ確率で、スゴイところが壊れたもんだな。

そんなわけで、部品代の¥25,080以外に、
スイングアームの脱着を含む工賃¥14,000(すべて税別)と、
今回の修理代はそこそこにかかった・・・

工賃は、ついでにこれ以外にも諸々やってもらっちゃったので、
充分納得の金額だが、なんにせよ部品代が高い。
見た目には高くても¥5,000ってところだ。
想像の通りに経年劣化による破損で、ただの接触不良だとしたら、
あまりにやるせない・・・(泣)。
  

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2017.09.05 | コメント(0) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

HONDA CRF250 Rally と X-ADV

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今日も少々古い話で恐縮ですが、
HONDA CRF250 Rallyが、今年2月に発売開始された。

先日の東京モーターサイクルショーでも実車を見て参りましたが、
あまりの人だかりに写真さえ撮れない状況で、
その注目度の高さが伺えました。

2015年の同ショーに、すでにプロトタイプが発表されていたそうで、
事前にその存在は広く報されていたようなのですが、
私はその情報を一切知らなかったので、
2月にプレスリリースを見た時にはかなり驚きました。

昨年発売が開始されたCRF1000L Africa Twinの販売が好調なのかもしれないが、
国内の二輪車販売台数も落ち込んで、オンロードバイクはおろか、
250ccのスクーターのニューモデルさえなかなか登場しないところに、
あえてオフロードモデルを投入することは、かなりの英断に感じる。

でも、そこは天下のホンダ。
昨今のアウトドアブームに加え、
東京モーターサイクルショーでの反応の良さも含め、
ある程度の勝算あっての市販モデルの投入であろう。

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上の画像は2015年の東京モーターショーに出品された、
ガチのパリ・ダカ仕様のCRF450 Rally。

やっぱりホンモノは放つオーラが違うことが、画像からでも分かるが、
それを差し引いてもCRF250 Rallyが「なんちゃって」に留まらない
完成度を持っていることが分かる。

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こちらの画像はノーマルの画像で、

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下の画像はそこから
・シートのベルトを外し、
・ゴツめのエンデューロ系のタイヤに換えて、
・併せてリアの車高を上げてみた
合成画像。
たったこれだけで、
見た目もすぐにそれらしく変わることが分かってもらえるだろう。
あとはこのようにグラフィックを好みに変えてステッカーチューンしたら、
かなりイイ感じになりそうだ。
(っていうか、グラフィックの青い部分が余計なんだよな)

価格も64万8000円~70万2000円 (ベースのCRF250Lは 497,880円)と、
手軽さとホンモノ感の塩梅が素晴らしいと思う。
KTMでもこんなバイク出せないだろう。
まさにホンダの面目躍如だ!

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なんて言っていたら、4/14日から『ホンダ X-ADV』が発売された。
「アドベンチャーモデルの力強さと
 コミューターモデルの利便性を高次元で融合させた」というが、
オールドスクールな私には、750ccのオフロード(風)のスクーターって、
発想自体ぶっ飛んでると感じる・・・・

シート下にメットインスペースを持つ、スクーターではありますが、
DCT(セミAT)搭載の、しかもチェーン駆動、
そして何より私が驚かされるのは、このスポークホイール!!!
フロント17、リア15インチにスポークホイール必要なのか????

さておき、そんなこんなで、成り立ちはそこそこ本気で、
車重はなんと238kgもある。
ちなみに、AfricaTwinのDCTモデルで242kg。
本気と冗談の境目がかなり曖昧だ。
ヴィクトリーレッドの方で124万2000円(税抜)。

それにしても、
国内メーカーから矢継ぎ早に新型のオフロードバイクが登場するなんて、
良い時代になったもんだと思う。
もちろんそれだけオフロードバイクの需要が高まってきているということで、
それはそのままオートバイへ入門を考えているビギナーや、
大型二輪免許を持つリターンライダーにこそ多いということなのだろう。


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さておき、
昨年は北海道にツーリングに行って、まとめて3,000km走った以外、
まったく林道ツーリングにも行っていなかったので、
今年はいつもの林道参りに、度々馳せ参じようかと思って(は)いる。
福島の林道にも、久しぶりに走りに行きたいなあ〜〜
  

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2017.06.08 | コメント(0) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

BMW RnineT URBAN G/S 【東京モーターサイクルショー】BMW編

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もう何年も足が遠のいていた、東京モーターサイクルショーに行こうと思ったのは、
Facebookで見かけたこの一枚の画像のせいだった
(いや、おかげと言った方がいいか)。
これは、BMW Motorrad JapanのFacebookページに、
「東京モーターサイクルショー2017出品車輌」
として上げられた画像のうちの一枚。

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この『BMW RnineT URBAN G/S』は、
以前こちらでも紹介した『RnineT Sclambler』を、
多くの愛好家によってオリジナルコンディションを維持され、
今もまさに現役モデルとして走り回っている『R90 G/S (1980〜)』風に
お化粧替えしただけのお気軽コスメモデルであることは一目瞭然。

にもかかわらず、なんともこいつから目が離せなくなってしまった!!!!!
なんかしらんが、えらくカッコイイぞ・・・・・

これは観に行かなければ!と、近ごろオートバイに冷め気味の私にしては珍しく、
ラストパウダーを追いかけて向かった尾瀬岩鞍の翌日に、
『東京モーターサイクルショー』まで出かけることにした。

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言ったように、懐古主義なコスメを施された、
ただのフェイクであることは疑いようのない事実だし、
アフターパーツメーカーや、ユーザーがやるならまだしも、
メーカー自らが歴史的なモデルをこういったカタチで再現することに
悲観的なお考えの方もいらっしゃることだろう。

でも、私はこういうフェイクを
メーカーが真剣にやるところに意義があると思う。

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上の画像のように、以前にはアフターパーツメーカーの作った、
R1200GSをベースにした『G/S』が存在した。

しかして、それはやはり、あるものに擬態品を被せたハリボテでしかなく、
正直に言って値段の割に満足のいくものではなかった。
むしろ、オリジナルのR80G/Sへ抱く自身の気持ちを再確認させられてしまった。
もちろん甲斐性も堪え性もない私に、ビンテージなものを所有する資格などない。

そういった「本物志向」で「古いモノは好き」だけど、「壊れるモノは嫌い」、
というへそ曲がりの私にとって、
『最新モデルをベースにした、メーカーお墨付きの模造品』の商品価値は
かなり高いわけだ。

「それでは」と実車に跨がってみますれば、
やはり出地は隠せず、中身はRnineTそのまんまだ。
ハンドルがかなり遠く、やる気マンマンのアンチ・リラックスなポジション。
スクランブラーというよりも、『DUCATI Monster』的な、
ストリートファイター系であることが最初に気になった点。

肝心のデザインに関しても、
シート下のサスペンションホルダー「的な」パーツとか、
エアダクトに被せられた無駄に豪華なシルバーの化粧板とか、
ちょっと気分じゃない。
そしてこの場合、タイヤはブロックタイヤしかあり得ない。とか、
「ここまでやっておいて」と、その心意気を汲めば尚更、
ディテールの詰めの甘さが気にもなってくる。

なので、実物を前にしても尚、頭を冷やして考えれば、これをして即、
R1200GSと、HP2 Enduroという、今の私のラインナップと
入れ替えるようなことにもならない。
しかして、なかなかどうして「BMWよくやった!」と座布団三枚上げたい気分。
偶然、街中でこれを見かけたら、かなり幸せな気分になれると思う。
とても良いオートバイだと思う。


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今回のBMWのブースには、『URBAN G/S』以外にも、
もう一台RnineTをベースにして作られた『RnineT Racer』という
カフェレーサー風のものもあった。
こちらはショウのための参考出品車輌ではなく、
実際にこの春から販売が開始されたモデル。税込¥1,830,000。

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つい『DUCATI MH900e』あたりを思い出すが、
もちろんここまで本気で作り込んだ超限定モデルではなく、
繰り返すが、ただコスメティックを整頓したに過ぎないモデルだ。
そうと知りつつも「しかしよくやったな」と唸らずにいられない。
BMWというメーカーは、日本ではドイツのお堅いメーカーだと思われがちだが、
意外に社内にスキモノが多い変態企業だ。

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他にも、いかにもショウらしい参考出品モデルが出品されていて、
こちらは、100周年を迎えたBMWが、近ごろ四輪も含めて展開している
『Hommage』シリーズの二輪版、『R5 Hommage』。

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その名の通り、まさにBMW Motorradの
アイコニックな存在である『R5』を “オマージュ” したものだ。

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そして、もう一台は「BMWがダートトラッカー????」と
一瞬我が目を疑う変わり種『G310R Street Tracker』。

BMWと言えば、大型のフェアリングに、グリップヒーター、
ABSにトラクションコントロールと、安楽に過ごすための装備やデバイスを
惜しげも無くつぎ込む、先進性を旨とするメーカーだと認識してきたが、
RnineTも含め、逆にこういった引き算で生まれる “レスな" オートバイへの
需要にも応えていくことを宣言しているかのように見えて、これまた興味深い。

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最後にご紹介するのは、
これこそBMWらしく、100%電気で走るオートバイを、
いよいよ市販モデルにまで進化させた『C Evolution』。
航続距離 最大160km、最高速度129km/hと言われ、
冗談抜きにこの5/12日から販売が開始される。
¥1,487,500(税込)!

『東京モーターサイクルショー2017』の
BMW以外のネタについてはまた明日。
【つづく】

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2017.04.19 | コメント(0) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

MAGIC MOUNTAIN エアマットポンプ

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先日の北海道ツーリングは、
久〜〜〜〜〜しぶりのキャンプツーリングとなったので、
出発前にはキャンプ道具を引っ張り出して確認したり、
実際にツーリングバッグに納めてみたりした。
登山用具と同様に、キャンプ道具もどこまでで留めておくかの線引きが非常に難しい。

よく都心に近いキャンプ場で「引っ越しか!」と、
ついツッコミたくなるような、ほとんど家にいるのと変わらないような充実装備で
キャンプを楽しまれているご家族連れを見かけるが、それほどにキャンプ道具とは、
あればあったで、便利に快適になるものばかりだ。

しかして、積載性に劣るオートバイでのキャンプツーリングとなると、
荷物を満載にした状態では、オートバイの操作性が極端に落ちてしまい、
肝心のツーリング自体が台無しになってしまうことだってあり得る。

そもそもキャンプというのは、
不便さを味わうことも重要な目的でもあると思うので、
「足るを知る」ことも、キャンプツーリングの醍醐味でもある。

もちろんキャンプではなく、宿を押さえて移動すれば、
荷物の問題は解決するのだが、予算的な問題は棚に上げて言わせてもらうと、
それだとチェックインの時間までに移動を完了する必要が出てきたり、
逆に想定よりも早く着きすぎてしまい「もっと先まで行けたなあ」と後悔したりと、
制約も増えることで、旅の自由度が極端に下がってしまうので痛し痒しだ。

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左右幅の限られたオートバイの場合、
荷物が増えれば上へ上へと嵩張ってしまうわけだが、オートバイの重心位置は、
極力低い方が安定成分が向上するので、極力それは避けたい。

というわけで、食事は基本外食と決めつけて、今回はコンロすら積まず、
この際バッサリと荷物を減らすことに決めた。
それでも、テント、寝袋、マット、レインウェア、着替えを詰めれば、
ご覧のTouratechのテールバッグはパッツンパッツンに膨れ上がった。

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そんなわけで、
微妙に嵩張るTHERMARESTの『ウルトラライトコット』も泣く泣く諦め、

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小さく畳める、モンベルの『エアパッド』の方を持って行くことにした。

しかして、前回使ったときに、空気を入れるのにかなり難儀した記憶が鮮やかに蘇る。
疲れているところに持ってきて、息だけで給気するのはかなりシンドイ。
今回は関係ないが、厳冬期だと吐いた息に含まれる湿気がマットの中で凍ってしまう
こともあり、そういう意味でも息で膨らませるのは止めた方が良いらしい。

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そこで見つけたのが、この『エアマットポンプ』だ。

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1L程度のスタッフバッグの中に、厚手のスポンジが埋め込まれているような
とてもシンプルな構造なので、畳めば野球のボールくらいの大きさになって、
とてもコンパクト。

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一点、こいつは基本MAGIC MOUNTAINのエアマット用のポンプなので、
社外品用にアタッチメントのノズルが付属するものの、
モンベルのエアパッドに装備される大型の吸気口では、
それでも大きさが足らずに口を密閉できないため、
更にゴムホースを追加して対応しなければならなかった。

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そういった対処作業は必要になったが、使い方じたいはとても簡単、
吸入口に接続したら、ポンプの本体に開けられた穴を手で塞ぐようにして
手のひらでポンピングするだけ。仕込まれたスポンジが空気を吸い込んで、
吐き出したら、スポンジの復元力によってまた空気が吸い込まれるというもの。
想像以上にラクにマットが膨らんでくれた。

という具合に、とても便利なグッドアイデア商品でありました。こりゃあイイ!!
ノダガ・・・・果たして、次に使うのは何時になるのだろうか・・・
  

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2016.10.27 | コメント(0) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

HP2 Enduro フロントフォーク オーバーホール

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北海道ツーリングの4日目
美深からウトロに向かう途中の女満別で休憩していたときに、
すでにエンジン正面のオルタネータカバーに、オイルとおぼしき多数の染みが、
水玉よろしく付着していることには気づいていた。
ただ、そこまでの間に、編隊飛行中のトノサマバッタの大群を、
大量に轢き殺していたので、その死骸もフロントホイールを中心にこびりついていて、
これもバッタさんたちのご遺影だと、そのときはそう思うことにしていた。

しかして、ニセコで会うやノブのヤツが開口一番
「これオイルシール逝っちゃってね?」と、
現実から目を逸らし続けるこちらの気持ちもお構いなしに言ってきて、
仕方なく現実に目を向けざるを得ない状況に陥った。

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函館に着く頃には右側のフロントフォークのシールから
オイルが流れ出ているのがハッキリと目視できるまでになっており、
帰りのフェリーに乗る頃には、滲むとかいうレベルをすでに超えて
すでに「吹き出して」いた。

とはいえ、ツーリング中はどうすることもできないし、
オイルが抜けきっても、中にはスプリングがいるので、底突きするわけでもなし、
何より損傷を負っているのは片側だけなので、そのまま走り続けた。
(もちろん吹き出すオイルの量によっては、そのオイルに乗って
 スリップダウンする可能性だってあるので、よい子は決して真似しないでください)

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「今シーズンは充分以上に走ったし、修理は来シーズンに持ち越すか」とも、
正直思ったが、フロントフォークは購入してからずっと
何のメンテナンスも施さずにいたので、そろそろ良い頃合いかとも思ったし、
何よりこのまま放っておいては、夢枕に出てきて寝覚めが悪そうだったので、
この際オーバーホールに出すことにした。

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オーバーホールに出してから待つこと二週間。
HP2 Enduroのフロントフォークは、無事メンテナンスを終えて戻ってきた。

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今回オーバーホールをお願いしたのは、埼玉県の春日部(かすかべ)にある
オートバイ用サスペンションのスペシャリスト『Technix』
オーリンズやホワイトパワーなどのメジャーなスペシャルパーツのみならず、
国産でもないBMWの純正サスペンション(HP2 Enduroのは確かマルゾッキ社製)
であっても、オーバーホールだけでなく、チューニングにも対応してくれる
まさにサスペンションのプロショップだ。

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オーバーホールのついでに、オイルシールとダストシールを、Technixオリジナルの
純正品よりも20%もフリクションロスが軽減され、尚かつ耐久性にも優れるという
『SKFフォークシール』に換えてもらった。
通常オーバーホールに限らず修理の場合は、見た目に変化が一切ないが、
たとえこのレベルでも、見た目に変化があると修理のし甲斐もあるというもの。

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インナーチューブのチタンコーティングは、すでに一部剥げてしまっているが、
交換するか、一旦剥がしてから再コーティングする必要があり、
つまりはとてもお金がかかるので、今回はもちろんそのままだ。

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オイルシール、ダストシール、スライドメタルなど、
今回オーバーホールで交換された部品も返送されてくる。
それと、スプリングのヘタリを検査する、
バネレートや減衰力の検査結果も併せて送られてくるので、
その作業内容は通信販売であっても、とても安心感のあるものだ。

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フロントフォークの取り外しも、取り付けも、作業準備さえ整えば
作業自体はものの15分程度で済んでしまうのであるが、
フロントフォークがオーバーホールから戻るまでの間、
オートバイをタイヤを含めたフロントセクションのない不安定な状態で、
置きっ放しにしていることの方が、よっぽど心痛が多かった。
その間に矢継ぎ早に襲来した台風の強風に煽られて、
倒れてしまったりすることもなく、無事元に戻せてまずは何より。

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ご覧のようにフォークのアウターチューブに、
カッコイイTechnixのステッカーを貼ってから返送してくれるのだが、
このステッカーが外側に向くようにフォークを装着すると、
トップキャップは進行方向とは逆さまになってしまう。

Technixに限って、間違いっていうことは考えられないので、
何かワケがあってのことだと思ってはいたが、
パーツ単体で眺めている時に、その謎は解けないままであった。
しかして、装着した瞬間にその意図を理解できた。

トップキャップには減衰量を調整するスクリュー
(画像の進行方向左のフォークトップはコンプレッション側なので「C」
 右のフォークはリバウンド側なので「R」の刻印がある)と、
ダート走行10時間毎に、1G荷重時にナットを緩めて
サスペンション内の気圧を外気圧と揃えるためのバルブが装備されているのだが、
このプラスネジのバルブが、キャップが正面を向いた位置だと、
ハンドルが邪魔して、柄の長いドライバーではこのネジを回せないので、
私はいつもラチェットハンドルのビットドライバーで回していたのでありました。

そう言えば、このバルブネジを回しやすくするために、
前後逆さまにアウターチューブを留めるという話を聞いた覚えがあったな。
バイクごと預けてのオーバーホールならまだ分かるが、
パーツ単体であっても、こういった気の利いた措置を加えてくれるなんて、
ちょっとした感動だ。

価格は戻りの配送料込みで41,040円(税込)。
スライドメタルを含めて、まだ初期馴染みもしていない状態なので、
オーバーホール後のインプレもできない状態ではあるが、
そういった内容を考えれば、決して高いものではないと思う。
良い職人の良い仕事でありましょう。

本当なら、すでにブッシュが朽ち果ててしまっている、
R1200GSに装着しているオーリンズの方を
先にオーバーホールに出したかったのだが、それこそ来年だな・・・
  

テーマ:BMW バイク - ジャンル:車・バイク

2016.10.17 | コメント(0) | トラックバック(0) | HP2 Enduro

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埼玉のへそ曲がり

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オートバイと
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