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アデライン、100年目の恋

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家に篭もりすぎたおかげでもう観る映画がない。
これまで何度も観た作品を見返したりもしていたが、
それもいよいよネタが切れてきた。

Netflixにしても、Amazon Primeビデオにしても、
メニュー画面をそれこそ穴が開くほど眺めてきた。
メニューに並ぶサムネイル画面とタイトルで
ピンとくる作品を探すわけなのだが、
サブスクとはいえ私の大切な2時間を費やすわけなので、
選択にはまあまあ慎重になる。

なので、結局のところ、どこかで聞いたことがある作品や、
監督、出演者で選ぶことがほとんど。
サムネイルの印象だけで観てみようと思う作品って
なかなかない。

この『アデライン、100年目の恋』も、
もうだいぶ前からこの題名とサムネイル画像を
繰り返し見てきたのですが、
これまでまったく食指を動かされて来なかった。

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ホントふとしたキッカケで
ハリソン・フォードが出演していることを知り、
それならばと何も期待せずに観てみたら、
これがまたとても素敵な作品でありました。
まさに発掘良品。

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主人公のアデラインは1908年生まれ。
29歳の時に事故で自動車ごと湖に落ち
心停止になったときにたまたま落雷に遭い、
それが除細動器(AED)の役割を果たして
奇跡的に生還する。

ただ、それが原因で細胞の柔軟性が失われてしまい、
それ以上老いることがなくなってしまう。

ある日、些細な交通違反で警察に止められた際に、
見た目と免許証の年齢があまりにも釣り合わないことから
免許証偽造を疑われてしまう。
そのあとも度々不審に思われる事が重なり、
FBIからも追われるようになってしまう。
そうしてアデラインはいよいよ
逃亡の日々を送ることとなってしまう。

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アデラインには娘がいて、
彼女だけが母親の真実を知っている。
実の母の祖母だと偽りながら、
アデラインに協力し続ける娘の姿も涙ぐましいが、
そんなほぼ孤立無援の逃亡生活を送るアデラインなので、
もちろん素性が明るみに出る可能性のある恋愛は
御法度であることに、この物語の鍵はある。

そうと知りながらも、
やはり何度かは真剣な恋に落ちてしまうアデライン。
でも愛するが故に最後はその男性の前から
姿を消さないとならない。

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そうして107歳になったアデラインは再び恋に落ちる。
果たしてアデラインに落ち着ける安住の日々は訪れるのか。

ザックリ言うと、そういうお話。

こう書いてしまうと、
SF恋愛映画みたいになってしまいますが、
主人公が29歳という設定がとってもミソ。
これ以上若くても年上でも、このミュータント的な
特殊能力を持ってしまった女性の逃亡劇を、
人生の苦悩として描くことができないと思うから。

不老不死の身体なんて、はっきりと羨ましいだけなので、
一歩間違うと「なんでもっと有効活用しないんだろう」
ということに気が行ってしまって、
物語をきちんと追えなくなってしまうだろう。

なので、興行的に言えば、
この役はジュリア・ロバーツサンドラ・ブロック
あたりを起用したいところであったのだろうが、
たぶんこうした有名女優を起用すれば、
それこそ不老不死が幸せなことのように
見えてしまっただろうと思う。

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誰もが憧れる不老不死の身体を呪わなければならない
アデライン・ボウマンという女性の、
正義感が強く、真面目で、聡明でスマート、
だからこそ持ち得たとても強い精神力と忍耐力の有り様を、
誰が観ても感じさせなければこの物語は成立しないわけだ。

そうしたほとんど出オチに近い難しい役どころに
ブレイク・ライブリーという女優さんは
まさにうってつけのキャスティングと言えると思う。
ドハマリ役であります。

とはいえ、私はこれまで彼女の出演作は
THE TOWN』と、『カフェ・ソサエティ』での
端役でしか観たことがなく、

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『デッドプール』のライアン・レイノルズの
奥さんであるということ以外知らなかったので
メニュー画面のサムネイル画像で彼女を見ても
これまでまったくピンと来なかったというわけだ。

いやはやどこに名作が隠れているか
分からないもんですな。
久しぶりに映画でとても幸せな気持ちになれました。
(オススメ度:90)

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そう言えば、
休日に訪れたプライベートビーチで、
素晴らしいブレイクを貸し切りでサーフィンするという
夢のような状況から一変、
そこに狡猾なサメが現れて壮絶なサバイバルと化す
B級ソリッドシチュエーション作品である
『ロスト・バケーション』も私は観ていたのですが
この主演も何を隠そうブレイク・ライブリーであった。
これを観ていたときも『THE TOWN』の女優さんだとは
まったく気づかなかった。

とか思っていたら、いつも行く大貫の海で、
サメと思われる海洋生物にサーファーが
足を噛まれる事故が発止してしまった。
以前、海開きをした鉾田の海岸にサメが複数現れて
遊泳が禁止されたことがあったが、
そこからさらに北側に位置する大貫でのことなので、
これもまた温暖化の影響だろうか。などと
要らぬ心配をしていたりする。

_ _ _ _ _ _ _ 土と雪と:次回の更新は来週月曜です_ _ _ _ _ _ _
意外にオリンピック観戦が楽しくて、
海の日の4連休も気がつけば日曜日を残すのみ。
このままテレビの前にかじりついていてもいいか。
と思っていたのですが、ちょっとした予感に従って
なかなか足が向かないポイントを目指すことにしたら、
これがまた大当たりいたしまして。
  

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2021.07.30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画

夏の車中泊を快適にしてくれる『Air寝袋』を改良してみた

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以前紹介させていただいた
真夏の車中泊を快適にしてくれる疑似エアコン寝袋
『Air寝袋』

そちらの紹介の記事でも書きましたが、
足許に設置される2つの電動ファンは、
いとも簡単に倒れてしまい、
そうなると寝袋を膨らませることができず、
風が通らないどころか、
寝袋が身体に纏わり付いてむしろ暑苦しい。

そこで、簡易的に段ボールを土台にして、
そこにガムテープでファンのフレームを固定して
倒れてしまうのを避けるようにしたのですが、
これが大正改。

寝返りを打っても
ファンが倒れてしまうようなこともなく、
心地の良い風を安定して供給してくれるようになった。

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しかして、数ヶ月の使用ですでにボロボロ。
もう一度段ボールで作り直しても良かったのですが、
せっかくなのでしっかりしたものに改良することにした。

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頑丈な造りにはしたいものの、重くなったり、
角が鋭くなって危なくなるようなことは
避けたかったので、
素材探しはそこそこ難航しましたが、
耐久性と、剛性感、そして、接着剤が使えることを
評価して、引っ越しの時などに壁などの養生に使う
ポリプロピレン製の「養生シート」の
L字のアングル素材を流用することにした。

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接着剤の耐久性や堅牢性が心配ではあるが、
とりあえず先日一拍した範疇では何の問題もなし。
引き続きこのまま使い続けてみようと思う。

それにしても、海沿いなどの比較的風がよく抜ける
場所で使う限りにおいてはこいつの有り難みはスゴイ。
これがある車中泊とこれのない車中泊では
それこそ雲泥の差があると言っていいだろう。

人のアイデアって無限だね。

_ _ _ _ _ _ _ 土と雪と:次回の更新は明後日(金)です_ _ _ _ _ _ _
その映画の存在はかなり前から認識していたのですが、
題名にイマイチ惹かれなかったり、
有名俳優が出演していないことなどもあって
これまで観ることがなかった
『アデライン、100年目の恋(2015)』。
これが観たらとても良い作品でありまして。
  

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2021.07.28 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーフィン

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オートバイと
スノーボード。
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