SIDI CROSSFIRE 修理
先日栗原川林道に走りに行って家に帰ると、
なんとブーツが私に話しかけてくるではありませんか!
「やばいよ。壊れるよ。ボク高いよ」
さておき、ソールがもうガバガバに剥がれだしていて
危なく脱落させるところで、もちろん高速道路などで落とした場合は
マジにこのブーツとサヨナラするところだった。
このSIDI CROSSFIREを買ったのは3年前。
3年使えば減価償却かもしれんが、履いても年に10日前後だし
新品同様とは言えないが、まだまだヤレてもいないし、ブーツとはいえ
歩き回るためのものではないので、ソールもまったくすり減ってもいないので
ここで諦めるのはヒジョーにモッタイナイ。
スキーのブーツも高いけれど、オートバイ用のブーツもまた高い。
スノーボードブーツくらい高い(もちろん安いのもあるけれど)。
スノーボードのブーツはほいほい買い換える私でも
オートバイのブーツを買い換えるのはできれば避けたい。
なぜならば履き慣らすのに時間と手間がその金額以上にかかるからだ。
(それと、オフロード用ブーツは普通に使っていてもボロボロになるので
オークションで売り払うこともできない)
そんなわけでここは選択の余地なく修理することにした。
こういった場合、ほぼ間違いなく自分で直してしまうところなのだが、
今回は勤め先の近くにある「靴専科 一番町店」に持ち込むことにした。
理由は以前にも同じようなことがあってガッチリ失敗した経験があるからだ。
ゴム類の接着を一度失敗し中途半端に硬化した接着剤を残すと
更に接着力を下げその結果もう二度と着かなくなってしまう。
ゴム類の接着、特に靴底の接着は一筋縄ではいかない
素人が手を出していい領域ではないのである。
待つこと数日で戻って来た。1,050円(税込)!
この値段なら間違いなくプロに任せるべきだ。
しかして。靴専科の職人さんもおっしゃっていたが、すでにゴムの劣化が
激しく進んでいるようで、そうなるとやはり接着剤の接着力も下がるため、
元通りの耐久性までには戻らないとのこと・・・・
いっそコバのとこから釘でも打っちまおうか?とも思うが、このヒールブロックは
ゴムの無垢ではなく、中身は梁の渡された空洞なのでそうもいかん。
泥汚れがゴムの劣化を促進させるわけだから、こんなことなら手抜きせずに
毎回きれいに洗浄しておくんだった。
モトブーツの場合ベルトやバックル類が先に壊れることの方が圧倒的に多く
パーツ類は補修できるので対処ができるが、ソールが剥がれるのは完全な想定外だ。
ちなみに同じモデルでもSRS (Sole Repair System)というタイプもある。
これは消耗品の交換目的ではなく、MX、エンデューロ、モタードと使用目的に応じて
ソールを交換できるようにするためのものだが、少々高くてもこっち買っとけば
良かったなあ・・・・と言っても、もちろん今となっては後の祭りだ。
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