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UNION FALCOR その2 インプレ編

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実は白いGENESISがヤフオクに出品されたことを受けて、
久しぶりにGENESISを試してみようと
先日の白馬にはINDEPENDENTSTICKにGENESISを着けて行っていたわけだ。
つまりは計画的犯行。

白いGENESISの落札は叶わなかったわけだが、
おかげでFLUX、BURTON、UNIONという
三大メーカーのバインディングを三週連続で試すことになり、
図らずも面白い経験をすることができてしまった。

実は私、バインディングなんて基本はどれも一緒だとか思っていました。
レスポンスの違いなどはメーカーごとにそれぞれ設定されているし、
はめ心地や、ボードとのコンタクトの仕方、ホールドの仕方などに
個々の独自性や差違はあっても、足をボードに固定するという
バインディング本来の核心部分に関して
そんなに大きな違いはないだろうと思い込んでいた。
基本、デザインの好き嫌いで決めちゃっていいだろうと。

でも私が間違っていました。この場を借りてお詫び申し上げます。
さーせん。

なんてことをUNIONのバインディングを通して知ることとなった。

という前置きのあとに唐突に結論を言うが、
私が思うUNIONのバインディングの利点は
足を大きく横方向に使えることだ。

様々なインプレ記事において「UNIONはヌケが良いのが特徴」
と書かれているのですが、これを読んでも私には
まったくもってイミフでありましたが、
そんな私でもブーツに填めてみたらすぐに解りました。

横方向に足首がすごく良く「ヌケる」。

横方向への足の使い易さということも、
バインディングの選択基準となるのだと初めて知り
「固定させる = ブーツを囲う」
という先入観が強すぎたことに
UNIONを使ってはじめて気づけました。

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UNIONはヒールカップからサイドに向かって下がっていく峰がとても低い。
FLUXは特にヒールカップの位置を上げているので、
比較するとUNIONは横からブーツがよく見えることが分かるだろう。

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そして、この画像だと分かりづらいかもしれないが、
ベースマットの前側がやたらと広い。

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それはブーツを填めて見ると良く分かるのだが、
トゥストラップの生える位置がブーツから離されていて
片側で1cmすつ程度の空間が残されている。

ブーツをヨコ方向から囲う壁のような存在が最小限に抑えられ、
タテ方向に押さえつけて回転方向にはズレさないが、
特にトゥ側はブーツソールとベースマットの接着点を軸にして
横方向にはある程度足首が効くようにしてある。

ただし、FALCORに限らずUNIONのどのモデルでも
ハイバックの背は高く、硬い印象。
そして、フォワードリーンも比較的深めに設定されており、
横方向への自由度に較べると、ヒール方向へのレスポンスは強め。
できればもう少しレスポンスを柔らげたい。

今シーズン、カントを入れて滑ることにハマっている私は、
とどのつまり、カントを入れることで膝を深く入れられることが
気に入っていたわけなのだ。

膝の入り方、入れる量に関しては各々好き嫌いがあると思うので、
一概に誰しもに薦めることはできないが、
気になる方は試してみて欲しい。

というわけで、そもそもは単に色に拘っただけだったのですが、
自分でも意外な結末を迎えてしまった。
道具の違いによる滑りへの影響って想像以上にあるんですな。
勉強にナリマス。
  

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2019.02.20 | コメント(1) | トラックバック(0) | スノーボード

UNION FALCOR その1

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最初は単に白くなった私のINDEPENDENTSTICKに合わせて
白いバインディングが欲しかっただけだった。
なので、使い慣れたFLUX DSの白いのを買えば済む話であったのですが、
いかに物欲に弱い私であっても、
さすがにそれならば今使っている黒いDSで我慢できる。

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しかして、前々から「ちょっとカッコいいじゃん」とか思っていた
16〜17モデルの白いBURTON GENESISが
ヤフオクに出品されているのを見つけてしまったが最後、
「これが白インディと組み合わさったら・・・」とか
考え出したらもう止まらなくなってしまった。
幸か不幸か、その白いGENESISは高額で落札され我慢することができたのですが、
一度歯車がそちら側に回り出すと、もう止まらないのが私という人間だ。

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そうして様々なメーカーの白いバインディングを探しながら行き着いた
UNIONの『FALCOR (ファルコア)』のページを眺めていたら、
そのベースマットには予め3度のカントが入れられていることを知ってしまった。
前にもここに書いたが、最初からカントが入れらているモノがあったら
それが今の私の理想だ。
しかも、この時期すでにあちこちで最終プライスダウンが始まっており、
白いGENESISが落札された金額より安い
お値打ち価格の濁流に押し流されるように買ってしまった。

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ちなみに、UNIONには『FALCOR』以外にも『ATLAS』、『STRATA』と
3機種にカント付きのベースが採用されていて、
私がその中でも『FALCOR』を選んだのは
単に『FALCOR』にしか白いモデルがなかったからなのだが、
調べると、色のバリエーションだけではなく、仕様から素材に至るまで、
事細かに機種毎に差別化が図れていることが分かった。
知れば知るほどUNIONのこだわり方はスゴイね。

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この『UNION FALCOR』は
言わずと知れたトラビス・ライスのシグネチャーモデル。
とはいえ、そのお名前は製品の品質を担保してはくれても、
機能的にトラビス方面は求めていない私にとって
その名前はいっそ重荷だ。

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このオラオラ感がハンパないカーボンコンポジットが奢られたハイバックが、
彼の激しいライディングを想起させて、むしろ気が引けてしまうくらい。

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それはさておき、UNIONの大きな特徴として挙げられるのが
ゴム状の素材で覆われたベースプレート。
UNIONはいくつものベースプレートのパターンを持っているのだが、
FALCORには『VAPORLITE 3.0』と呼ばれる少し硬めのタイプが装備されている。
そもそもFLUX DSに目が行ったのも、ベースの踵にあたる部分が
緩やかなカーブを描いていることで、デッキへの攻撃性が低そうに思えたから。

もちろんそれらはデッキに優しくするためのものではなく、
ボードのフレックスを最大限に活かし、
操作に対するレスポンスを上げるための造作であるのだが、
それ以上に私にとってデッキに優しいということは重要なポイントであります。

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続いての特徴はこの『ミニディスク』。

上の画像の右に置いてあるのがFLUXのディスク。これだけ小さい。
ディスクを小型化することで、BURTONのRe:Flexと同様に
ボードのフレックスを阻害しないようにしているものと思われる。
UNIONには通常サイズのディスクを装備するモデルもあって、
そちらの説明を読むと「レスポンスが上がる」と書かれているので、
このミニディスクはその性質上レスポンスには劣るものと思われる。

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それよりも、ミニディスクにするため、
ネジ穴を1列飛ばしで使うのではなく、
並んだ4つを使うことの方が気になってしまう。
ネジ間が広い方が剛性が上がると思うので、
レスポンス云々以前に固定力が足りてるのか心配。
ですが、それこそあんなメチャクチャやってる
トラビス・ライスが使い込んでいるのだから大丈夫なのだろう。

ところで、UNIONはかなりの素材フェチのようで
マテリアルに対するこだわりがそこそこ変態レベル。
固定用のネジも『GRADE8.8 HARDWEAR』と呼ばれる
強度の高い特殊鋼材が使用されているのだそうだ。

ただ、いかに雄ねじの強度が上がっても
雌ねじが弱ければその最大値は発揮されないし、
むしろ雌ねじを壊しかねないので、くれぐれもネジを締めるときに
傾いてネジを入れてネジ山をなめたりすることがないように注意が必要。

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近頃は各社ともにストラップの試行錯誤がもの凄い勢いで行われているが、
それもきっとストラップを改良することが一番ユーザーにアピールして、
しかも一番その効果が解りやすいからではなかろうか。

UNIONもご多分に漏れず数種類のストラップをラインナップしているが、
固定力と履き心地の両立という機能的な進化は、
すでにやり尽くされている分野で、
各社ともに大きな違いはないように思う。

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そんな中、UNIONは未だにトゥストラップを
足の甲に配置する嗜好を排除していない希有なメーカーの1つだ。

意外だったのはアンクルストラップがとても填めやすかったこと。
FLUXはここを避けて足入れするのが難しかったので、
外に倒れるBURTONのFlex Sliderに交換までしたのだが、
UNIONは良い具合にストラップが足を避けていてくれる。
個体差なのかな??

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細かいところだが、ストラップを留めるネジの頭に
工具なしでも回しやすいキャップが着いているのは
BURTONでもFLUXでも変わりないのですが、
UNIONはテコの原理でさらに固定力を上げるデザインが採用されている。

ただ、ギリギリまで締め込むとこのレバーが下がらないので、
ある程度締めたところでレバーを操作し、テコの原理で引き締めるわけだが、
その機構に頼り切っていると逆に緩みやすくなってしまいそう。
ここは「ある程度キツ目」に締めた方が良いように思う。

というところで紙幅も尽きた。
使ってみたら目から鱗の事実が発覚(あくまでも私のウロコですが)した
インプレの話はまた明日。
  

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ

2019.02.19 | コメント(0) | トラックバック(0) | スノーボード

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Author:埼玉のへそ曲がり
オートバイと
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近ごろ波乗り。

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